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2013/12/22 18:54

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最初に。スピンギアは楽天市場でヨーヨーショップを10年やってきました。また私TAKAは1997年から国内で唯一、一貫してヨーヨービジネスに関わり続けています。先駆者としてまた一過性のものだったヨーヨーブームを継続的にヨーヨー文化を発展させる責任と自負を持って活動しています。
私自身もヨーヨーショップスピンギアもまだまだ至らないところもありこれから改善して行きたいという気持ちと日々の仕事との戦いをしています。

そんな中、楽天市場店の位置づけについて再度考える機会がありました。



食品偽装

海外産を国産と偽ってだしたり、紛らわしい表示で消費者の間違いを誘導したり。これは楽天市場だけ問題ではないですが、商売をしている人全体の信用問題だと思います。

2重価格表示、77%OFFセール問題

よく元の値段をわからない人を騙すために最初から売りたい値段が割引後になるように無駄に高い定価をつけての販売。特に自分たちで定価を決めることのできる商品でそれをするのはひどいと思います。楽天市場に出店している人全員がダメージを受けた出来事でした。



普段タダどうぜんで配ってるものに高い定価を設定してセットに組み込むことで、割引率を高く見せたり、商品をよく知らない人に自社の都合でオススメをしてセット販売をしたり、検索ワードを工夫したり同じ商品でも必ずいくらか安くして検索上位に来る工夫をしたりすることが一つの様式美になっています。自社製品を販売するメーカーではない、ショップである限り、そのようなスタイルをして行くことを否定はできませんが共感もできません。


全員が同じものを同じような条件で仕入れられるインターネットにおいてはいかにお客様を錯誤させ、競合店を出し抜いていくかという焼畑農法のような刈り取るような勝負の方が短期的に見ると売上をあげやすかったりします。一期一会で一人一人のお客様に全力で面白いものを届けて行くというよりは、いかに効率良く集客してシステム化した出荷体制を作ってミスなく毎日捌いて、出荷して行くか、というアマゾンのようなスタイルを楽天市場でも求められるようになりました。元々個人商店の集まりで特徴がある店長が集まって変わったサイトがたくさんあった頃とは違っていまの楽天はちょっと残念な感じになってます。新しい時代についていけない負け惜しみ見たくはなりたくないのですが、それでいいの?と思ってしまいます。もちろんミスが多かったりお客様に不便をかけるのはよくありませんが、運営の美学、みたいなもののセンスを考えてしまいます。

二重価格の問題や紛らわしい表示、楽天市場最安値に挑戦!などの売上至上のマーケティング理論実践の結果がユーザーにとっては違和感を覚える原因になっています。

楽天最安値という表現は自分たちの持っている価値で勝負をするのではなく、他の人と比べてどうかという相対的な価値でしか戦えないということです。そうならば10円でも安いほうが努力をしているという捉えられかたになりかねません。新しいものを見つけてくる努力もブランドを広めていこうという努力も関係なく、隣で売れているものを見つけてきて10円安くすれば良いというのが正解となりかねません。


スーパーセールについて

商品に対して真摯に向き合わないで短絡的に売上を上げるコツは簡単です。セールというドーピングで一度ハイになると成功しているように見えます。薬が切れると一気に落ち込み、それを避けるためにまたより過激になって行きます。セールも最初はインパクトがあり、お祭りでしたが気がついたら年に1回が2回になり、理由をいろいろつけて結局1年を通じて途切れなくセールをしているようなイメージになっています。価格競争は市場を萎縮させ、衰退させるという原則を無視してドーピングし続けるを得ないのです。小さなマーケットで市場が衰退するということはすなわち、手に入る環境が貧しくなる、若しくは一時的な値下げ競争の後、競合が撤退し、独占により競争が失われ、逆に価格が上昇するということになりかねません。迷惑を被るのは消費者の皆さんです。

そろはむの運営理念でもある継続して紐、ヨーヨーが適切な価格で手に入る環境、という理念に対する挑戦的な脅威とも取れます。楽天では当初安易なセールは価格破壊になって成長できないから個人商店ならではのこだわりや細かいサービスがプレミアムを生み、価値になるというスタンスがありました。自分たちにしかできないことを尖らせてエッジの効いた店舗運営をすれば良いという考えがあったと思います。

楽天に出店していると毎回セールへの参加依頼が来ますが意味のないセールは正直したくないです。
お買い得感を出してセールという付加価値を作り出して売る、という成功しているビジネスモデルを否定すると経営者としては成長を否定しているのかもしれませんが生活必需品ではないヨーヨーの値段には意味があってヨーヨーの普及も、有名プレイヤーのサポートも大会のスポンサー費用もそこから出るのに意味もなく値段を下げて売上を作ることはヨーヨー界に対する冒涜にしかなりません。定価で買った人を悲しませてヨーヨーを拘って作ったメーカーを悲しませて、他のヨーヨー店舗に迷惑をかけて。セール企画のためのセールをするというのはスピンギアのスタイルではありません。やるなら思いっきりやる、セールではなくイベント、普段手にとって貰う機会のないものに偶然出会い、楽しんでもらう機会で在りたいです。なので安直なセールのためのセール企画はしてきませんでした。セールは日常化したらもはやイベントではなく、ただの投げ売りです。

スピンギアでは実質的な内容は福袋でさえ内容的には福袋だけどそうは言わないで色々理由をつけています。理由をつけているというと変ですが、福袋を作るのにも頭を捻って苦しんで行かないと申し訳ないと思っています。意味のない、商品に愛のない在庫処分のような露骨なセールはしたくないからです。



定価ってなんだろう

成功している一つのスタイルの二重価格をうまく利用してお得感だけで売り抜けるのもやりたくありません。それが本当の定価で価値があって何かの理由で値段が下がっているならいいですが今回の楽天市場の二重価格の問題は最初につけたい値段があってそれに対して逆算して割引率を設定しているものが多かったです。セールをするために高い価格を設定するという本末転倒になってます。それが二重価格の問題で黒ではないとしてもグレーだったり信義則的におかしいのであれば一緒にされたくないとおもいます。

そもそもヨーヨーは輸入品なので小売価格や定価という概念があまりありません。輸入して自分たちで価格をつけることが出来るのにそれに対しての割引を恒常化させることはいくら法的に問題がなくとも二重価格と捉えられても仕方ありません。お客様に対しても真摯ではありませんし自分たちがそれをやられたらどうなんだろう?と思うと通常のセール・イベントですら申し訳なく思います。スピンギアのセール企画が一瞬で終るのもそういう理由です。イベントとして行いたいのであってセールのためのセールは美学に反します。



嘘じゃないけど本当でもないこと。

元々ネットの世界は次を考えなければ、知らない人を引っ掛けたものがちです。引っ掛けるというと言葉が悪いですがよい言い方をするならいわゆるSEO対策や魅力的なキャッチコピーです。

極端な例だと、有名な芸能人がドラマで使ったものがあれば誰それ着用モデル風など商品をよく知らないけど有名なブランドイメージに便乗して商品を販売するのや有名バ○バリー風マフラーなどよく見かけますね。

そんなことあるのか、と思いますが見てみると関係ない名前を検索対策で商品名に入れている例が他ではあってびっくりします。商品に直接関係ないブランド名を混ぜて売っていますが引っかかったらかわいそうだと思います。

魅力的な言葉で検索に引っ掛けて誘導して購入まで行き着いても、それで2回目の購入があるとは思いません。ユーザーは欲しいと思った時点で冷静さを失っているのでいつもであればそんなバカなと思うような説明でもカートに入れる興奮が勝って購入に至ります。

楽天のように多くの人が集まる場所でそれがまかり通ってしまうと結果人が来なくなり兼ねません。そういう可能性のある場所で同じ土俵で勝負はしたくないというのが本音です。




スピンギア楽天市場支店がけん玉店舗化しているというお問い合わせを頂きました。

以前リニューアルのお知らせの時にも書きましたが楽天市場店の位置づけを変えていく過程です。楽天市場店はスキルトイを中心にした新しい遊びを楽しむ価値を提供する店舗になります。

自分たちは商品に対する愛着があってヨーヨーやスキルトイが好きでその楽しさを共有したいと思い日々運営しています。最近はけん玉にも力を入れていますがスタッフ全員がはまり、ヨーヨーの世界にも通ずるものがあったのでけん玉の人たちとも交流をしながら求められている価値をお届けしています。

多くの方がすでに知識をお持ちのヨーヨーのお客様とは異なり、けん玉を検索して初めて買われる方が多い楽天市場という場所ではけん玉もきちんと取り扱っていく必要が有ると考え商品を充実させてきました。

けん玉がきっかけでヨーヨーを始める人がいたり、けん玉の世界にインスパイアされてヨーヨーの世界が変わるきっかけができたり、とヨーヨーだけを見ているよりもより広い視野が結果、ヨーヨーの世界を楽しくしていくきっかけをつくると信じています。なのでコマもディアボロも、ジターリングもスピンギアではスキルトイとして紹介をして行きます。

売れるから売ってるのはなく楽しいから紹介したいんです。いくら売れるものでも自分やスタッフの間で価値がわからないものは売りません。秋葉原に店がありこれだけ中国に行き来してると商売的にはすぐに換金できるものもありますが面白くなければお金になってもやりたくないというのが本音です。

会社存続の危機になれば毎日がセールでも、在庫の投げ売りでも愛着のないものでも店舗運営のこだわりは捨てて、売れるものは売るといったスタンスも必要で、そんなこともいってられませんがいまもところはこだわりを優先できる状況です。



Shopping is Entertainment!

届くまではドキドキで、そのエンターテイメントが期待したものでなければがっかりした人はその店では二度と買わないと思うしそもそもその商品に対する興味そのものを失ってしまい兼ねません。

買い物はエンターテイメントだという楽天市場の標語はまさにその通りです。カートに入れた結果が期待とは違う後悔するものでもショップの説明はグレーだけど落ち度はないし自分がバカだったと多くの日本人は反省します。アメリカだったらこうはいかないのではと思います。

特に初めての人が新しいジャンルに飛び込むとき、最初のお店が微妙だともしかすると二度とヨーヨーをしよう、という気にならないかもしれません。そんなことにはならないようにしていきたいものです。特に実際の店舗の役割はとても重要だと思っています。



続けていくための変革

なぜ今回楽天市場支店をリニューアルをして商品点数を絞り込み、本店に競技用ヨーヨーの販売を切り替えたか、というのはヨーヨーという自分たちの愛着のあるものを紹介する場所として楽天で戦うことに、違和感を感じたからです。
ハイパーヨーヨーのブームの時、商品検索でヨーヨーを探していた人たちの多くは値段やキャッチコピーで選び、よりお買い得感あふれる方に流れていったはずです。

それは商売の中では当たり前ですが検索結果には僕らのヨーヨーに対する真摯な思いは乗せられず、ネットの商売の自分たちの美的感覚に反するやり方をしていかないといけないわけです。

ハイパーヨーヨーも引越しイベント前までは頑なに定価販売をしてきました。自分の愛着のあるものによくある楽天最安値あす楽で即日出荷、なんて意味のない馬鹿げたキャッチコピーをつけるほどセンスを殺したくありません。

スピンギアはご存知の通りたわけた企画ばかりするし、見にくかったし、ふざけてばかりいましたが、自分たちの超えてはいけない一線は守ってきたつもりです。当時は2人というヒューマンパワーの限界もありできないところに目をつぶりつつとにかく走り続ける努力をしていました。競合が増え、会社化してスタッフが増えてきたところでこの違和感のまま続けて良いのだろうかと思うに至りました。



だれでも同じものを売っているならどう差別化するのか

ならば検索に関係ないオンリーワンを探してくれば良い、その通りだと思います。でもそのオンリーワンを見つけて来た時には時すでに遅しで楽天市場にいるメリットがなくなってしまいます。楽天は出店料だけではなくて販売に対するロイヤリティもかかります。新しくヨーヨーをする人たちではなく常連の皆様の売り上げが半分以上を占めている現状ではロイヤリティにかかる分を皆さんに還元をしたり、サービスの向上、よりコミュニティへのサポートを強化していく方向にしたいと思うのは自然な流れだと思います。

従来楽天市場に居るメリットは新規層の獲得、より買い物しやすいサイト、信頼してもらえるサイトという位置づけでスピンギアは運営していました。

スピンギアではこのように考えています。


これからヨーヨーの世界に触れる方に向けての楽天市場支店

楽天市場支店では楽天市場を普段からショッピングサイトとして利用されているお客様でヨーヨーをしてみようという人へ向けて、選択の幅をあえて絞り、間違いないものだけをオススメしていきます。

プレゼントによいものを探してる人にはもらった人がコレジャナイにならないように定番のコカコーラや、ハイパーヨーヨーを紹介して行きたいと思います


プレイヤーの皆さんへ

魑魅魍魎ひしめく中国のカオス軍団から高額な競技ヨーヨーまでどれを選ぶかはショップとお客様の駆け引きになる真剣勝負。これは様々な選択のための予備情報も合わせて紹介できる本店でして行きたいと思います。商品を選ぶ際の補完する情報としての動画への外部リンクなども自由に貼れるメリットは大きいです。



楽天市場店からの完全撤退はしばらく考えていません。スピンギアが成長するきっかけを与えてくれたのも楽天市場ですし、これからヨーヨーを始めようという人にとって楽天市場での安心感あるお買い物はとても大切なことだと思います。

これからヨーヨー界は3度目の冬の時代が訪れます。このままではヨーヨー人口は先細り、マスの力に頼らない草の根レベルでの活動をどこまで盛り上げていくかが大切になってきます。

2回の冬を乗り越えて生き残ってるサバイバーとしては次の春が来て改めて楽天市場でヨーヨーをたくさん紹介することに意味が出てくるまではしばらくスタンスを変えて楽天市場支店を運営していきたいと考えています。

15年やってみての感想は、続かなければ意味が無いですし、調子がいい時だけ運営しているのではヨーヨー界に対する還元としては不完全です。継続こそ力なりという言葉は継続して初めて力を持つ言葉です。
時代の流れにあわせて経営者として自分たちの理念を遂行するためにこれからも色々と仕掛けていきます。


今年の楽天市場支店では福袋中止も、クリスマス中止のお知らせもやりません。

恒例の福袋会議は”スピンギアJP”ブログで行います。そちらでご意見を募集しております。

ついに楽天市場店ではほんとうの意味での福袋中止のお知らせ!となりそうです。

記念すべき福袋中止のお知らせを楽天さよなら箱で祝いたいと思います。ただ楽天市場店はスピンギア四天王の中でも最弱、他の店舗の動きにも注意してください!

秋葉原店、西八王子店、本店と楽天市場支店とチャンネルを増やし、これからも最新競技用ヨーヨーから初心者向けのヨーヨー、スキルトイを扱う楽しいショップとして運営していきたいと思います。どうぞよろしくお願いします。



                                          株式会社そろはむ 代表取締役 長谷川貴彦

2013年にさようなら!2014年を新しい気持ちで迎える楽天さよなら箱はこちら!

最終更新:2013/12/27 19:46

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