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2009/03/19 18:50

ヨーヨーの遊び方の1つにダブルハンド(競技名:2A)があります。
2つのヨーヨーをひゅんひゅんと振り回すスタイルです。見栄えもするのですが圧倒的な練習量が必要です。
またノウハウが知識として共有するものよりは”感覚系”と呼ばれるような体で覚えていくタイプのスタイルのため、ハードルは他のスタイルに比べると高いです。

はじめての人が2Aをこれからはじめようとネットで調べてるとわからなくなる呪文の言葉があります

”ナイスペレイダー”

実はヨーヨー世界チャンピオンをはじめ、2Aという競技で争っているプレイヤーの99%までがナイスペレイダーというヨーヨーを使っているようです。

実はこのナイスペレイダー、市販されていません。


正確には市販しているヨーヨーを改造して使っているんですが、使い心地は市販とは比べ物にならないんです。

多くのダブルハンドに挑戦しようとする人が最初に当たる壁が機種選択の悩みで、売っていないヨーヨーが主流の中どうすればよいんだろう?とよく質問も受けます。

このナイスペレイダー、上級者の人にはこれ以外選択肢が無いというくらいのヨーヨーですが、初めての人には使いこなすことが難しく、また改造の過程も過去に何人も知識化を試みてきましたが、ヨーヨーを改造するという過程にも関わらず、感覚、に頼る部分が多く説明が難しいです。

じゃあメーカーがなぜ使いやすい状態で商品化しないの?という疑問もわいてきますが、ナイスペレイダーが普及して以降の2Aヨーヨー開発の歴史はナイスペレイダーを越える機種を作るという開発の歴史でもあります。
しかし本家のヨメガですらナイスペレイダーを越えるレイダーを作り出すことができず、競技者はいまだにナイスペレイダーを愛用し続けています。

改造なのか、メンテナンスの延長なのか区切りが難しい部分も多く、人によって好みが違うため、チャンピオンのヨーヨーでも他の上級者の人は好みと違う、というくらいバラバラなのもこれ!というものが無い理由となっています。

また改造方法が広まりにくい原因のひとつに改造過程でヨーヨーに無理な力をかけるところがあり、新品のヨーヨーを使っていても一瞬で壊れることがあるというのもあります。2Aというスタイルはヨーヨーの練習も他のスタイルよりも大変な上に、ヨーヨーを改造する練習も必要です。使いやすいヨーヨーを作れるようになるころにはヨーヨーも上達しているというわけです。ヨーヨーを壊した数がヨーヨー上達の証。という言われ方もします。

ここまで書いておいてナイスペの作り方に行く前にこの文章を読んでいただいている2Aを練習中、もしくはこれから始めようという方に結論を先に書きます。

2Aの入門ヨーヨーですが市販品で十分です。まずは普通のルーピングヨーヨーでダブルハンド、ミルクザカウ、ループシュート、ライドザホースなどの基本中の基本をマスターして、パンチングの上げ下げくらいができるようにしたほうがよいそうです。(中野スタッフ談)
先日紹介したサンセットトラジェクトリーのメンテナンスも参考にしてみてください

それができてからナイスペの制作にチャレンジでも十分に間に合うそうです。
うまい人はどんなヨーヨーを使ってもうまい、というのがあります。競技として戦う上での使いやすさだったり求めているパフォーマンスの最高値がナイスペレイダー(改造)によって引き出されるだけで、普通に両手でヨーヨーをして遊ぶのにナイスペレイダーは必要ないということです。

ナイスペレイダーの作り方はまとめきらないので基本だけ書いておきます。

作り方を”紹介”するだけでコレを読んでも作れるようにはならないと思います。目の前で作ってもらいましたが自分が欲しい状態に合わせて調整をするので、自分が何をしたいかがわからないとどう調整したらよいかわからないです。
またスリープさせたいときは○○とかループのときは○○など基本はあるようですが、それを聞いても好きか嫌いかの感覚はあるにしても、自分でこうしたいからこうして、と言えるところまでの好みを持たないと難しそうです。
結局自分でやらないと身につかないし、一般論を読んでも役に立たないからです。

とはいえ知識的な興味とコレを元に試行錯誤をすればいいのかな?という”一例”を紹介させていただきます。

ストリングアーティスト、ヨーヨーパフォーマーの金子隆也さんのやり方です。

必要なもの


ファイヤーボール

ナイロンスペーサー

ブラウンアクセル

コレに紙やすりとメンテナンス用のオイル




ナイスペ改造のミソ(と思われること。間違えていたらご指摘ください)

・ヨーヨーを締めこむことで溝幅を変えてヨーヨーの戻りを調整
・ナイスペの削る幅でヨーヨーのスリープ具合が変化



では実際の制作に取り掛かります。
まずはファイヤーボールのアクセルを交換します
DSC06104.jpg
バイスプライヤーという道具で軸をつかみ、きゅっと力を入れるとアクセルが外れます。
レイダー用の軸に交換します(レイダーのときは必要ないです)



DSC06106.jpg
紙やすりでナイスペを削っていきます。ノーマルの状態は厚いので多くの人がナイロンスペーサーを削り調整します。
ここの削り方や削る場所は十人十色ですが、よく聞く話をまとめてみます。

ナイロンスペーサーの削る量はノギスでコンマ単位で計る人や慣れている人はヤスリの上で何往復させるかで決めている。細かい調整は実際につけてみて。(ということは使いやすいナイスペをパーツとしてほかのヨーヨーに付け替えてもそれだけでは使いやすい状態にはならないようです。ヨーヨー一つ一つの組み合わせごとに調整しています。ボディーを組み替えたりしても使用感がまったく変わってしまいます)

スペーサーの削り方のヒント
・回す感じで削らないと斜めに削れてしまい使いにくくなるそうです。
・ナイスペの表と裏を削る場合があって、削るバランスでスリープよりになったりループよりになったりするそうです(どちらかしか削らない人もいるそうです
・スターバースト(ぎざぎざ部分)とナイスペの高さのバランスが大事な様子

このナイロンスペーサーの幅を数値化して、表と裏のバランスを調整したのがレイダーEXです。

レイダーEX

スペーサーをかえるだけでヨーヨーを壊す危険性無くコンディションコントロールができます。チームヨメガのメンバーも練習用はこれで十分と太鼓判を押す性能です。お試しアレ。




ナイスペを削り終わり、いよいよヨーヨーにつけます。これだけでナイスペレイダーが作れるならばナイスペを規格化して量産すれば済むこと。

しかしもっとも伝わりにくく、知識化(文章化)できない過程が待っています。

いよいよ佳境の”締め込み”を行います。

具体的にはヨーヨーが壊れないぎりぎりの力でヨーヨーのねじを締め込みます。

そうすることでヨーヨーの溝幅が狭くなり、ストリングが干渉してヨーヨーの戻りがよくなります。

しかしこの過程、ネジを締めすぎるとぱきっという不吉な音とともにヨーヨーが壊れます。未使用のヨーヨーが改造中に壊れてしまうのでとても注意が必要です。



DSC06108.jpg
上がノーマル、下がナイスペ装着後、締めこんだ状態です。

締め込み具合ですが簡単にできるギャップ調整といえばヨーヨージャム

サンセットトラジェクトリーNXG




都市伝説のようですが実際色によって使用感が変わったり、オイルやストリングによってナイスペの削り方や締め込み具合も変わるそうです。

ここらへんもナイロンスペーサーを使ったヨーヨー改造の知識をまとめるのが難しいゆえんかもしれません

過去のプレイヤーの蓄積を分析し、現在販売されている中で最新の2Aヨーヨーはこちらです。

S.O.S.レスポンス搭載!ループ720/LOOP720
SOSレスポンスという新テクノロジー搭載。レイダーよりもやや軽めなので手が小さい人や重いループヨーヨーが苦手、という人にもお勧めです。ノーマルでもビックリするくらい使いやすいですが、またメンテナンス方法もさらに使いやすくするための方策が開発されていないので未知の可能性を秘めています。




実際には片方10分くらいで作っていました。もちろん10年間ヨーヨーをやりこんでいる熟練の技術がなせる技ですが自分の欲しい状態がわかっていれば想像よりは時間をかけずに作ることができるようです。

ヨーヨーを練習する時間が必要なのか、使いやすいヨーヨーを作る改造の練習が必要なのか。

ヨーヨーを継続的に競技として取り組むということが始まったのは実はここ10年の文化です。なのでほとんどの人が先人がいないところでいろいろ試行錯誤して取り組んできました。

これからヨーヨーを下の世代に伝えていくという中でもしかするとヨーヨーのメンテナンスや細かい知識も誰かの手でまとめられていくかもしれません。

最後に、パフォーマーにも人気の光るループヨーヨーはパルス!で決まりです。ダブルハンドの基本技はパルスで全部できます。性能もお墨付き。

最終更新:2010/03/01 20:24

このお店で1週間以内に売れた人気アイテム

コメント 6件

2009/03/20 06:36:08

ナイスぺ

ページさん

作ろうとして、さっき一個FBがお亡くなりになりました(涙)
本当に難しいです。

2010/04/09 02:30:08

ナイスぺ?

シンさん

初代ハイパーヨーヨーブームの頃、ファルホーク株式会社(東京都西新宿)という会社が出していたヨメガのレイダーはスペーサーがナイロン製でした。この当時のヨメガのレイダーはナイロンスペーサーだったのでしょうか?

2010/05/05 03:44:26

あれ!

あれさん

私が当時買った海外版レイダーはメタルスペーサーでしたよ。

2011/07/28 18:29:11

紙やすり

むらおさん

山下諒くんによると紙やすりは300番~400番がいいそうです!

2012/01/21 00:48:30

質問

なおきさん

ナイスぺを削るときは最初は凹のある方からけずるんですか?逆にベアリングに接さない部分を先に削るのですか?

2012/11/02 21:09:48

なおきさんへ

すんさん

ベアリングに接しない面をメインに削って、接する面は仕上げ程度に削るのが一般的とされています。
自分はベアリングに接しない面だけを削ったものの感触が好きです。

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