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2016/04/15 21:11

ウインドブロス近くに桜並木がキレイな坂道があり、毎年多くの人々が写真を撮っていますカメラ
そんな桜ももうすっかり緑色。季節の移り変わりを実感している3F岡本です、こんばんは。

1okamoto_icon.jpg

個人的には緑の方がフレッシュな感じがして好きだったりします。



新製品レビューもまだ完成していなくてやること盛りだくさんなのですが、今回は意外と説明されない
「サックスマウスピース初めの一歩」。


物事を新しく始めるにふさわしいこの時期にとても増えるお客さまからの質問がコチラ↓



「アルトでジャズやるならメイヤーって聞いたんですけどここにある3種類、何が違うんですが?」







meyer3_1.jpg



そう、アルトのメイヤーには3種類のモデルがあるのです。

左から『(ノーマル)メイヤー』・『G byメイヤー』・『リッチー・コール・モデル』です。

厳密にはもうちょいあるのですがそれは後述。

順に説明しましょう。



【メイヤーとは?】


ジャズ/ポップス系アルト定番と言うかむしろ義務!アルトサックス用マウスピース メイヤー ラバー

単にメイヤーと言えばズバリ、コレを指します。他の2種類を指すことは絶対にありません。
このメイヤーの特徴はと言いますと、息が効率よく音に変換されて、音の粒立ちも良くて、素早いパッセージも
大得意で…ってアルトジャズそのものですよね。定番マウスピースとして半世紀以上君臨しており、アルトの
多くのハイエンドマウスピースがメイヤータイプに属します。古いヴィンテージメイヤー、通称“ニューヨーク・
メイヤー”は当時の素材や作りの違いにより人気があり、鬼高い値段で取り引きされています。

余談ですが、普通メイヤーと言えば5MM、6MMなど「MM」を指しますが他にMS、SMなどのバリエーションが
あります。これは左のアルファベットはフェイシングカーブの長さ(※1)、右のアルファベットはチェンバー
サイズ(※2)を指します。ですのでメイヤーは3種類以上あるのですが今回は省略。詳しく説明しているブログ
ありますのでそちらをご覧ください。

※1…マウスピースからリードが離れて開き切る先端までの距離。
※2…マウスピース内部の空間の大きさ。



【G byメイヤーとは?】


漂うウエストコーストの香り。アルトサックス用マウスピース G by メイヤー

アメリカ西海岸にあったマウスピース工房、M・C・グレゴリーのあるモデルをイメージしたものです。つまりGは
グレゴリーのGです。ポール・デスモンド、アート・ペッパー(バリトンではジェリー・マリガン)の使用によって
有名です。オリジナルはマイナーマウスピースなものの希少価値が高いためモデルによってはニューヨーク・
メイヤーに匹敵する鬼高い値段で取り引きされています。このG byはかなり後期のグレゴリーが参考にされて
いると思われます。
実は当店でもグレゴリーの復刻版を作っているので詳しくはコチラ。グレゴリーの良い時期とされる初期を参考に
しています。



【リッチー・コール・モデルとは?】


軽くて明るいメイヤーサウンド!アルトサックス用マウスピース メイヤー リッチーコールモデル

リッチー・コールが使っているニューヨーク・メイヤーをコピーしたものです。しかしなんでまたリッチー・コール
なのでしょうか?メイヤー使いと言えばそれこそ先日お亡くなりになられたフィル・ウッズの方がネームバリュー
あるような。アメリカでは人気だったりするのでしょうか。
日本では音が薄っぺらいとか、ビバップを超絶テクニックでパラパラやるだけ、などの微妙な評判ですが個人的に
こっそり好きでレコード(なぜかCDは見かけない)をいくつか持っています。ジャズは深い音色でメッセージが込め
られたものでなければならないのでしょうか。ちょっとオフザケなチャラチャラしたものも清涼剤としてハッピーな
気分にさせてくれます。そんな歳でもないのに最近ウワサを聞かないのでもしや…と思って調べてみたところ
ちゃんとご存命のよう。




早速、一番上の写真と同じ様に並べてみました。左からノーマル、G by、リッチー・コールです。



meyer3_2.jpg



meyer3_3.jpg



meyer3_4.jpg

当たり前ですがノーマルとリッチー・コールは似てますね。内部が絞ってあるようです。あと先ほども出てきた
フェイシングカーブですがこれはリッチー・コールの方が短いかもです。
スモールチェンバーでショートフェイシングのマウスピースと言えばアルトだとレイキーが有名ですが、そう思えば
なるほど、レイキーのエッセンスがある…?

G byは全然違いますね。入り口の大きさが明らかに小さいのです。少しですが内部も更に小さい。バッフル(入り
口の坂)は先端はちょっと盛り上がってますがグッと落ち込みます。リンクベースなのか仕上げの感じも違います。





改めて吹いてみた。


meyer3_5.jpg


【メイヤー】
小気味よくジャジーに鳴ります。音も全音域太いので安定感がありますし、音色やダイナミクスの変化も付け
やすい。改めて良く出来たマウスピースだと思います。セルマーのS80 C*などのクラシック向けモデルと比べる
と息が入りやすいので体力的に自信ない…って人は一般的におすすめされる5MMより1段階狭いオープニング、
4MMを使うといいと思います。


【G by】
派手に鳴らなくて、カサカサしやすいサウンドってところがグレゴリーのようです。同じオープニングだと
普通のメイヤーよりも息が入らなくて音量がかせげないのでそこらへん配慮した方がいいかもです。
全体的にメイヤーっぽさは残っているものの、お手軽に西海岸の雰囲気が味わえます。


【リッチー・コール】
G byと違ってパーソナルモデルなのですから5MMのみの設定。5MSとか6MMとかはありません。
よーし、パラパラ明るく吹きまくるぜー!・・・・って勢いで吹くと意外にヌケない。試奏ではいつも使ってる
ロイヤル3番を使いましたが、2-1/2番などの柔らかいリードの方が良さそうです。音色的にもリッチー・コールは
きっと柔らかいリードを使っているはずです。ボトムが浅くてシュッと鋭い音色のメイヤーとなっております。



ジャズ、もしくはサックス初めての人はノーマルがいいと思います。音色や音量の幅が広くて色々出来るので。
でもこういう音楽がやりたいんだ!という強い信念がある人は最初から他のを使って理想のサウンドを目指して
アレコレ練習してみるのも決して悪いことではないと思います。

いや、実はもっとこんなサウンドが欲しくて…という場合はご相談頂ければと思います。

以上、3F岡本でした~。

最終更新:2016/04/16 16:57

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