【楽天市場】Shopping is Entertainment! : インターネット最大級の通信販売、通販オンラインショッピングコミュニティ 店長の部屋Plus

日別記事一覧

2013/10/18 16:25

寒くなってきて起きるときに布団から出にくくなった3F岡本です、こんにちは日本茶

1okamoto_icon.jpg

おかげさまで店頭、通信販売共に大いに盛り上がったヤナギサワ・フェアも残すところあと3日。
ウイブロ渾身のヤナギサワ特集も今回が最終回です。
最後の締めくくりとして『楽器本体資料室』の様子をレポしたいと思います。




こちらですと案内された工場の一角にある20畳くらいの部屋。




そこに入ると・・・・。





yana_2013_42.jpg



うおおおおおおぉおおぉぉぉぉ!!1!!!


ハイテンション過ぎて写真に撮り忘れてしまったのですが(笑)反対側の壁一面にも同じように本体が並んでおります。
あとヤナギサワのむかーしのカタログもびっくり
これは激レア!

yana_2013_43.jpg



資料室には歴代のヤナギサワサックスだけでなく限定の特殊フィニッシュ、プロトタイプ、はたまた研究用として手に
入れた他メーカーの楽器(今では立派なヴィンテージも!)までマニア垂涎モノがズラリ。某メーカーのヴィンテージ
バスサックスなんてのも置いてあり、渥美と2人で舐めまわすように見てしまいましたうっしっし

ただこれらはあくまで資料なので演奏可能な状態をキープしているわけではないとのこと。しかしいずれも演奏で
使われていなかったので素晴らしいコンディションを保っており調整すればバッチリ演奏可能な雰囲気でした。

1954年に完成したヤナギサワ初めてのサックスT-3ももちろん展示されておりました。極稀に当店中古フロアにも
並んだりしますね。
ヤナギサワは当初アメリカのC.G.コーン社から技術指導を受けたのでこのT-3は「このパーツの形がコーンだよね」
といった箇所がいくつか見られて面白いです。
余談ですが、初号機がアルトではなくてテナーというのがちょっと意外な感じがしませんか??
1950年代は今ではレジェンドとして崇められている数々のプレイヤーが現役で燦然と輝いていた時代。当時の日本も
空前ジャズブーム。「サックスでジャズと言ったらテナーだろ!」ということで初号機はテナーとなり、アルトは2年ほど
後れて登場することとなったようです。



説明はこのあたりにして資料室の楽器を見ていきましょう!



これなーんだ??

yana_2013_44.jpg
後ろで写真撮りまくってる渥美の姿が(笑)


・・・・ん??何やらすごい違和感が。

これはA-2というモデルです。型番的にヤナギサワ初のアルトA-3のプロトタイプみたく思えますが、モデルと
しての登場はA-3より遅く、初心者向けサックスとして実際にラインナップされていた練習用サックスです。ベルが
短かったりサイドキィが無かったりと不思議、というか失礼ながら不気味な形をしていますがちゃんとアルトの音が
してくれるらしいです。



これなーんだ??第2段(笑)

yana_2013_45.jpg



答えはLow-Aキィ&High-Gキィ付きテナーサックス(爆)

yana_2013_46.jpg yana_2013_47.jpg

ネックギリギリのところに見慣れないトーンホールが空いてますね。そして一部ソプラノの様にHigh-F#キィが
分割されてます。一体どんな音がするのでしょうか…?
一般的に木管楽器はトーンホールの数を増やすとその分、音色が明るくなると言われております(ですからHigh-F#キィ
無しという選択が一部プレイヤーに重宝されるんですね)。でもLow-Aまでの管体の長さがあれば暗くなりそうな・・・。

そしてベル支柱がベ○ツのエンブレムみたいでカッコいい!

yana_2013_48.jpg

ヴィンテージ・ファンの方でしたらLow-Aキィ付きと言えばMarkVIの存在をご存知かと思います。しかしあれは確か
アルトだけだったと思いますし、ヤナギサワのこれは特注品ですらなく完全にプロトタイプとなりますので市場には
出回ってないそうです。



これなーんだ??第3段(笑)

yana_2013_49.jpg

脳内が色々混乱するこの形、大きさの3本のサックス。

右がソプラノ、真ん中がストレートアルト、左がストレートテナー(!)です。
ストレートアルトにはペグ(スタンド)も付いていて構えるとこんな感じ下矢印

yana_2013_50.jpg

なんかもうサックスっぽくない(笑)

yana_2013_51.jpg

見慣れないヤナギサワのロゴがいいですねきらきら

しかしLow-A&High-Gキィ付きテナーとかストレートアルトとか商品化出来なさそうな楽器をなぜ作ったのかと言いますと、
実際に作ってみたらどうなるか?という完全な実験のようです。
現在のヤナギサワは設計、製造共に非常に洗練されており現代サックスの最先端を走っている印象を受けますが、実は
その陰でかなりの試行錯誤をしていたようですね!

そんなサックスネタ満載の資料室も工場とはまた違った楽しさがありまして、本当はあと数時間は居たかったです(笑)



以上で2013ヤナギサワ工場見学レポ第2弾を終らせて頂きます。

いかがでしたでしょうか。



yana_2013_52.jpg


今回の工場見学で思ったことはやはり前回同様、ヤナギサワサックスには人の手が相当かけられているなということ。
岡本は物心付いて間もなくウインドウズ95ブームが到来し、コンピュータを駆使することが技術という世代です。金属
加工で使う旋盤という機械があるのですが、旋盤と言えばレバーを手動でガチャガチャ動かす方ではなくコンピュータと
連動させて全自動で複雑な形を削り上げるCNC旋盤をイメージします。
以前の工場見学の際に柳澤社長が「プレス工場の方は効率を重視している」とおっしゃっていたので、人がいなくて機械が
ズラっとならんでいて金属棒があっという間にパーツに…というのを想像していました。確かに一台だけありましたが
(ちなみにこれが工場見学唯一の撮影禁止箇所)、それ以外では人が機械に向き合っていました。

今回も工場で働いている方から色々とお話を伺うことが出来ましてその中で思ったことは、非常に硬くて形が変わりにくい
とはいえ金属もやはり“生もの”ということです。木材のような感覚というのでしょうか。
曲げたり削ったりあぶったりという工程でどうしてもバラツキが出てしまいそれを修正する、いや修正出来るのは結局
人間だけなのかなと。


そんなヤナギサワを毎日フルラインナップの中から選べる私たち。


先日こんなことが店頭でありました。

お父様に頼まれてということでヤナギサワの99シリーズのソプラノをお買い求め頂きました北欧からのお客様。
お会計の際におっしゃられたのが、
お客様「私の国だとヤナギサワのこのモデルは、オールモスト・ダブル・プライス」
岡本「そうなんすね・・・って、えっ!!オールモスト・ダブル・プライス!?!?」
お客様「そう。お店にもないし。だから税金とか送料とか考えても日本で買った方が安いし確実なんだよ」
(以上岡本のやや怪しい訳)

もし現地で買うとしてS-991だったら60万円弱、S-9937だと余裕の100万円越えということでしょうか。S-901IIとしても
30万円後半になってしまいます。岡本も以前ドイツに行ったときに寄ったそれなりに大きい管楽器店でもヤナギサワが
高くてアルトでもモデル数がかなり少ない印象がありました。

A-901IIA-902どっちにしようかなー、あ、どっちも選定品あるなー」なんていう状況は海外のサックス吹きからすれば
夢の様な環境であることは間違いないでしょう。日本に住んでいるからこそ気付かない点です。

そんな日本に住んでいることを感謝しつつヤナギサワ・フェアをご利用頂ければと思います。

以上、3F岡本でした~バイバイ


img61212437.jpg

最終更新:2013/10/18 16:28

このお店で1週間以内に売れた人気アイテム

ページ上部へ

つぶやき

カレンダー

2013年10月
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

今月

過去の日記

2019年
2018年
2017年

このお店で1週間以内に売れた
人気アイテム