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2018/09/12 21:18


日本の秋の風物詩「十五夜」。「中秋の名月」や、地域によっては「芋の名月」といった呼び方もあります。
十五夜とは、具体的には、旧暦の8月15日、現在の新暦の9月15日前後に訪れる満月の日のことです。
今年の十五夜は、9月24日ですので、もうすぐですね。今回は「十五夜」についてご紹介いたします。


■「十五夜」の由来

毎月満月の日は来ますが、秋の満月の日が、「十五夜」として特別な日になったのはなぜなのでしょう。

秋になると、農作物の収穫が始まりますね。大忙しのこの時期、収穫が夜になることもあります。電気がなかった時代では、月明かりが収穫の頼りでした。農家の人々は、月の明かりにどれだけ感謝したことでしょう。
また、秋は、様々な農作物の収穫の時期です。特に米の収穫量は、その年の生活を大きく左右するものでした。そこで、月に、農作物の豊作祈願と収穫への感謝をしたようです。
こうしたことに加え、古来から日本人は月を眺め、愛でる習慣がありました。和歌などに、月、特に秋の月がよく詠まれていることからもうかがい知ることができます。
秋の月は、空気が乾燥していて、空気中の水蒸気量が少ないので、空気が澄み、月明かりがはっきりと夜空に映ります。1年の中で最も美しい月ともいわれています。
この美しい月を眺めながら、亡くなった自分の祖先に思いを馳せてもいたようです。

これらが相まって、感謝と祈りをささげる「十五夜」という風習に繋がったといわれています。

少し余談なのですが、十五夜といっても、必ずしも満月というわけではないのです。肉眼では、まん丸お月様に見えますよね。
むしろ十五夜と満月は、1日前後ずれていることのほうが多く、このずれは、月の満月になる周期が14日〜16日と振れ幅があるため、毎年変わります。ちなみに、今年は、十五夜は、9月24日ですが、満月は、9月25日です。


■童謡「うさぎ」


十五夜には、童謡のうさぎを歌いながら、お団子を食べて月を眺めたりした幼少期の思い出がおありの方も多いと思います。
「うさぎうさぎ、何見て跳ねる、十五夜お月様、見て跳ねる」と口についてすぐ出てくるのではないでしょうか。
この童謡は、江戸時代より歌い継がれているわらべ歌(子どもたちが、遊びの中で歌い、作り変えられ伝えられる歌)ですが、満月を見ると、月の表面の影が、まるでウサギが餅つきをしているように見えるために、『月にはうさぎが住んでいる』と言い伝えられてきました。
日本では、餅をついているウサギに見えますが、ヨーロッパではカニ、またアメリカでは、女の人の横顔に見えるといいます。国によってこんなに違うのは面白いですね。
このように見えている月の表面の影は、実は、溶岩(ようがん)の固まりです。大昔、月の火山が爆発(ばくはつ)して、黒い溶岩が流れ出しました。低く平らな所に広がって固まり、様々な形に見えているというわけです。

この月のうさぎには、ある伝説があります。インドのジャータカ神話の仏教説話から来ている伝説のようですが、ご紹介いたします。

昔々あるところに、きつね、うさぎ、猿の3匹が住んでいました。
3匹は「自分達が獣なのは、前世で何か悪いことをしからではないか。それなら人の役に立つことをしてみよう」と話し合っていました。
話を聞いた帝釈天(仏教の守護神の一つ)は、3匹に機会を与えてあげようと、自らお腹を空かせた老人に変身し、3匹の前に現れます。
その老人に出会い、3匹はそれぞれ考えました。
さるは木に登って木の実を集め、きつねは魚を獲って戻ってきましたが、うさぎは何も持ってくることができませんでした。
何もあげることができないと思ったうさぎは、老人に向かって「私を食べて下さい」と言い、自ら火の中に入って死んでしまったのです。
老人から元の姿に戻った帝釈天は、そんなうさぎを見て「その姿を月に残して後世まで語り継がれるようにしてあげよう」と、うさぎの亡骸を月に送ったと言われています。

このもの悲しさが、月の美しさと調和し、本当に後世まで語り継がれるようになったに違いありません。


■お供え物

「十五夜」のお月見では、団子と一緒に、すすきと萩を飾りますね。正式には、収穫物も一緒にお供えします。

すすきは、稲穂に似ていることから、お米の豊作を願って飾られます。
萩は、神様の箸の意味合いがあるそうです。神様が萩を使って団子を召し上がるということのようです。
また、すすきも萩も、邪気を避けるとも言われていますので、団子と一緒に飾るものとして使われるようになりました。

また、米の収穫はとても重要なことだったので、米の収穫の感謝と豊作の祈願のため、米粉で月に見立てたまん丸の団子をお供えします。

かつては、貴族の間で月見は楽しまれていましたが、江戸時代からは、庶民の間でも広がり始めました。
月神である月読命(つくよみのみこと)は農耕の神さまといわれていましたので、農作物の収穫に感謝し、秋に収穫したものをお月さまにお供えするようになりました。
十五夜を「芋名月」という地域は、里芋やさつまいもなどイモ類をお供えしたり、祝い膳として、里芋を使ったけんちん汁が食卓に並ぶこともあります。


今年も、もう少しで「十五夜」です。毎日の食卓の実りに感謝し、人のためになりたかったウサギを月に見つけてあげながら、秋の夜、美しい「十五夜」をお楽しみ下さい。


最終更新:2018/09/12 21:18

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