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2014/11/11 14:01


レーザーディスク(LD)は、再生ヘッドや針に直接触れるため劣化のリスクのあるテープメディアやレコードと違い、再生時に記録面に直接接触しない、世界ではじめての普及型光ディスクということで、「半永久的に劣化しない」と謳われたこともあったそうです(1978年には製品化がなされたLDは、1982年に生産が開始されたCDよりも先に商品化されました)。

レーザーディスク

LDの記録面はアクリル樹脂(保護層)にアルミ蒸着を施していて、アクリル樹脂が吸湿すると反りやすく、そのため片面ディスクでも基本的に両面張り合わせているのだそうで、重さの原因はここにあるようです。・・・えっ、LDの素材って吸湿するの!?

アクリル樹脂は吸湿性が高く、空気中の水分を吸着・透過させる性質があり、また初期のものでは蒸着技術の精度の低さや二面を接着する際の接着剤の品質が原因ともなって、内側のアルミ(映像が記録されている層)の劣化現象が起こりやすいことが80年代から指摘されています。蒸着技術の向上や酸化を防止する対策により92年ごろ以降のLDは劣化が抑えられているようですが、それ以前のディスクは劣化が起きる可能性がより高いそうです。また錆びなどの目に見える劣化だけでなく、見た目は新品同様なのに実際に再生するとノイズが発生しているという事例も、ネットで散見されます。(ちなみに、CDやDVD,ブルーレイディスクの保護層はアクリルではなく、主にポリカーボネートです。)

つまるところ、LDは「半永久的に」保存可能ではなかったのです。プレイヤーの生産も2009年に終了してしまいましたので、LDの映像を再生する、あるいは別のメディアに記録するのは、ある意味時間との勝負となっています。

当社では、レーザーディスクからDVDダビングも承っております。いずれは・・・とお思いのLDがございましたら、ぜひお早目にご注文ください。


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最終更新:2014/11/11 14:01

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