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2019/03/30 17:38

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恐竜と同じ時期に絶滅したと考えられているアンモナイト。
「恐竜の絶滅原因論争に終止符か」という事でアメリカ研究チームが小惑星と火山が原因であると発表しています。

中生代(ちゅうせいだい)の三畳紀(さんじょうき)後半(約2億3000万年前)に出現し、約6500万年前に地球上から姿を消したとされる恐竜。
その絶滅原因についてはこれまで、地球への大規模な「小惑星衝突説」と激しい「火山噴火説」が有力とされ、どちらの学説が正しいか30年以上にわたって論争が繰り広げられてきました。
そんな中、米大学の研究チームが、小惑星衝突か火山噴火の一方ではなく、両方が原因で密接に関連し合っているとする研究結果を発表しました。
研究チームのリーダーは「人類誕生への道筋を開いた恐竜絶滅の原因をめぐる論争は、これで終わりにする時が来た」と話しました。
新学説を発表したのは、米カリフォルニア大学バークレー校の研究チームで、米科学誌サイエンスに掲載されました。
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小惑星衝突説は、約6600万年に直径15キロほどの小惑星が現在のメキシコのユカタン半島近くに衝突、衝撃で吹き上げられた大量の粉塵が大気中に漂い、地球全体が闇に包まれて気温が下がったことで多くの生物種が生存できなくなり、恐竜も絶滅したとする学説です。
衝突の衝撃は広島に落とされた原爆の約10億倍だったと考えられています。

一方火山噴火説は現在のインドが位置する場所で連続的に激しい火山噴火が起こり、地球を塵と有毒ガスで覆い尽くした結果、劇的な気候変動によって多くの生物種とともに恐竜も絶滅したとする説です。
噴火の時期は細かく特定されておらず、少なくとも小惑星の衝突とは「同じ時代ではない」とされてきました。

ポール・レニー教授=地球惑星科学=が率いた研究チームは、これまでで最も精度の高い年代測定方法によって、小惑星の衝突が起きたのは6604万年前(誤差前後3万年)だったと特定しました。
さらに、インド・ムンバイの東郊にある火成活動の痕跡「デカントラップ」の溶岩流を調査したところ、6604万年前から5万年後までの間に、溶岩の噴出量が加速度的に増えていたことがわかりました。

レニー教授によれば、誕生から46億年に及ぶ地球の歴史の中で「5万年」とは、「ほとんど同時と見てよい時差」だといいます。
このため、「衝突と噴火のどちらか一方だけが恐竜の絶滅に作用したと考えるのは不自然で、両方は明らかに同時期に作用したとみられる」とレニー教授は断定しました。

さらに、「インドの火山の大噴火も、小惑星の地球衝突によって誘発されたとみられる。
あれだけの大噴火が『同時期』に起きていれば、衝突に影響されたと考えるのが自然だ。関連性は明白である」と説明しています。

恐竜が絶滅した壊滅的状況から、地球上でまず海の生物が再生するまで、約40万年を要したと推定されています。
そこから、種の多様性が徐々に進み、人類誕生へとつながっていくのです。
(産経ニュース2015.10.15 16:00)
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小惑星が衝突したことにより大量のすすが地下から放出され、成層圏を数年間浮遊した結果、太陽光が地上に到達しづらくなったようです。
また、その衝撃でインドの火山が噴火。
これらにより地上の温度が急激の下がり、降水量が砂漠並みに減ったことで植物が枯れ、食物連鎖のピラミッドが崩壊しました。
その影響はもちろん海中の生態系にもおよびます。
地上と同様に海水の温度が低下し、その結果アンモナイトも絶滅に追い込まれてしまったようです。

しかし、現在でもオウムガイは海を泳いでいます。
何故なんだろうと調べてみると興味深い事がわかりました。

太古の昔、アンモナイトとオウムガイは同じ時代を生きた同じような生物です。
ただし、アンモナイトは機敏でエサを思い通りに捕れたのに対しオウムガイは動きが鈍く、うまくエサを捕ることができなかったようです。

そのため オウムガイはライバルの少ない深海で生きる道を選びます。
深海は餌も少なく気圧が非常に高いので決していい環境ではありませんでしたが自分たちの生命をつないでいくには深海しか選択肢がなかったようです。
地上では火山の噴火、気温の低下で恐竜や海の浅瀬に暮らしていたアンモナイトが息絶えていきますが深海は地上の温度の影響をほとんど受けなかったため現在も生き残ったと考えられています。

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アンモナイトの化石

上記の写真はアンモナイトではありませんが三葉虫のノジュール化石です。
(アンモナイトのノジュールがなかったので三葉虫にさせて頂きました)

ノジュールとは、アンモナイトの殻を核として、炭酸カルシウムを主成分とした硬い岩石の塊です。
ノジュールがあるために浸食を受けずほぼ完全な殻のままで保存されています。
そのいい例が下記のパイライトアンモナイトです。
ノジュールのおかげで腐食を受けることがなかったためパイライトのゴールドが確認できます。

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写真を見てもらえばわかりますが「ネガ」と「ポジ」と書いています。
ポジネガと聞いて「何なんだ」と思われる方もいらっしゃると思いますがポジはアンモナイト本体の化石で、ネガは本体の写しになります。
写しと言いましてもパイライト化もしっかりと写されているので美しい黄金色が輝きます。
ただし、価値の点ではポジの方が上になります。
アンモナイトのノジュールを上手く割るとポジ一体にネガ2体が出現する可能性もあります。

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縫合線(ほうごうせん)

上の写真をご覧ください。
通常、縫合線は見えませんが殻が溶けたり、はがれたりすると表面に現れます。
縫合線は、アンモナイトの内部を仕切る隔壁(かくへき)と呼ばれる骨格の外部が表面に現れたものです。
アンモナイトの殻の内部には部屋が多数ありそれをしきる壁が縫合線です。
隔壁は、らかん(管状に巻いたもの)の中央部付近ではゆるい曲面となっているだけですが、外殻に近くなるにつれ、シワ状におれ曲がり複雑になります。
外殻に接する部分がもっとも複雑で、この部分の断面を縫合線とよんでいます。
(写真に写るギザギザの模様です)
これらの部屋を通して空気や海水の出し入れをすることで沈んだり浮いたりすることができました。
縫合線はすべてのアンモナイトで同じ模様を描くわけではありません。
種類によって模様は変わり、時代により縫合線は変化します。
一般に原始的なアンモナイトの縫合線はオウムガイと同様に単純ですが時代を経るごとに、より複雑な縫合線を持つものが出現する傾向にあります。

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パイライトアンモナイトの産地  ドイツ バイエルン州 カルヒロイト産

フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』カルヒロイトより

この自治体は、ニュルンベルクの北東約10km、エアランゲンの南東約10kmのゼーバルダー・ライヒスヴァルトの高台に位置する。この村には、多くのキルシュ(サクランボ)の木が栽培されているため、キルシュドルフ(サクランボの村)とも呼ばれる。カルヒロイトは、長く延びた黒ジュラ紀(リアス期)の地層上に位置しており、南西ドイツのケスタ地形の一部をなしている。村の西部および南部に広がるカルヒロイトの森は、日帰り行楽地となっている。地名は、土壌に由来するKalch(=Kalk=石灰)と、ゼーバルダー・ライヒスヴァルトを拓いた開墾地を示すRuth(=Rodung=開墾地)が合成されたもの。
眺望に恵まれたことや、ニュルンベルクから近いことから、特に週末や夏の夕方には、ハイキングや食事を楽しみに多くの人が訪れる。

地図を見ますとどう見ても海とは関係のない場所でパイライトアンモナイトが発見されるようです。
ジュラ紀の地層があるのですから太古の昔は海の底だったのでしょう。

北海道もアンモナイトの有名な産地ですがアンモナイトが採れる場所は陸地で約7千5百万年前から5千万年前までの地層群です。
太古の昔は海だったことがわかります。
地層が陸上に上がっているのだからこそ採掘できるのであって現在も海の底にあったのならば発見できるわけがないですね。

最終更新:2019/03/30 17:38

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2019/03/19 18:44

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スイスブルートパーズとモリオンの鑑別書です。
トパーズには「照射処理が行われています」
モリオンには「通常、色の変化を目的とした人為的な照射処理が行われています。」と書かれています。

この2つの文章の違いですがトパーズの方は照射処理を断定しています。
モリオンは「通常」という言葉を使い照射処理をされている可能性があります、との文言となっています。

トパーズの強い青色は天然に存在しないため照射処理が施されていると考えられています。

トパーズだけではないですが宝石と呼ばれる貴石の鑑別書で一番重要な項目は鉱物名と宝石名です。

下の鑑別書をご覧ください。

鉱物名:  天然トパーズ

宝石名:  ブルー・トパーズ

と書かれています。
宝石質の貴石はこちらが最重要項目でこの石が本物であるか偽物であるかがわかります。
照射処理・加熱処理に関しましては宝石質の貴石にはよく行われると思って下さい。

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九州長崎のハウステンボスにミャンマー モゴック鉱山産 天然ルビーが展示されていました。
それも無処理のルビーで重さが6.03ct。
グラムで言えば1.206gと豆粒のような大きさですが価格は何と「6億6000万円」です。
如何に無処理の貴石が高価であるかがわかっていただけるかと思います。

トパーズも然りでこんな色の天然ブルートパーズがもし現れたなら幾らになるか想像もつきません!
宝石質の貴石(ダイヤモンド・サファイア・ルビー・エメラルド・トパーズ・アクアマリン等)は通常、照射処理や加熱処理が行わることが多々ありますが、これで偽物だと決めつけないで下さい。
決めつけてしまえばこれらの宝石は一切購入出来なくると思います。
宝石質の貴石に関しての偽物とはその宝石が別の鉱物であったりガラス等で作られていた場合が偽物にあたると私は考えています。
色々と書かせてもらいましたが鑑別書がどれほど重要かがわかっていただけたかと思っています。
もし、本当に信頼出来る天然石をご希望であれば鑑別書を別途で付けた天然石をご購入する事をお薦め致します。

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照射処理
宝石の色を変えるため電子照射の人工光源をあてることを言います。
これにより発色が良くなるのですがさらにその後、加熱処理を行うこともあります。

照射処理が施された最も一般的に見られる宝石

ダイヤモンド 
中性子と電子放射が人工照射の最も一般的な形態で黒、緑、青緑、濃黄、オレンジ、ピンク、赤色のダイヤモンドを作り出すことが可能です。
(多くの場合特定の色を発色させるため、加熱処理と組み合わせます)

サファイア・ルビー(コランダム)
ルビーやサファイアは加熱処理が有名ですが加熱処理前に照射処理をしている可能性が非常に高くこれをすることで単純にルビーはより赤く、サファイアはより青くする事ができます。
その後、加熱する事によって黒みや青みを取り除き、ルビーはさらに赤く、サファイアもされに青くする事ができます。
コランダムの原石に含まれる色の元となる成分は針状の結晶になっている事が多く、1600~1900度以上の高温炉で熱する事で、成分を溶かし石の内部全体に広げる事で、美しく発色し輝きを増す効果が期待できます。

照射処理は一般的な鑑別方法では見分けが付かないためコランダムに関しましては「通常、照射処理がしてあります」の文言は鑑別書では見られません。
ただし、加熱に関しましては鑑別で加熱処理されているか、されていないかがわかりますので必ず、鑑別書に表記されます。

耐久性
照射を受けた宝石の色は強い光にさらされ続けると色が褪せる場合がありますが、ブルートパーズ、ダイヤモンド、クォーツは高温にさらされない限り非常に安定した色を半永久的に維持し続けます。

処理した宝石を見抜く(鑑別書)
グリーン、ピンク、レッドダイヤモンドの強い色も照射処理が考えられます。
カラーダイヤモンドが天然の色であるか処理された色であるかの判断には、経験豊富な宝石鑑別ラボラトリーでの検査が必要です。

照射処理された宝石の色の変化
アクアマリン・エメラルド等は照射され変化した色は短命である傾向があり明るい光に曝されると色が褪せていきますので注意が必要です。
それ以外(ルビー、サファイア、トパーズ等)は、色褪せがなく特別お手入れの必要がありません。

【照射処理(エレクトロン)とは】
電子照射(コバルト)のことで、放射能を帯びている事はありませんので安心してお買い求め下さい。

【通常、照射処理がしてあります】とは
普通、照射処理がされている可能性があるだけで、本当は全くされていない可能性もあると言う事です。
この文はお客様に少しでも本来の鑑別を真摯に行っている事の証明でありお客様に少しの疑念、誤解や不安を与えてはいけないと言うお客様本位で書かれた文言で如何に分かりやすくお客様を保護しようとする姿勢が伺える一文だと思います。

最終更新:2020/06/19 21:33

2019/02/25 09:57







地上で最も硬くそして強い輝きを持つダイヤモンド。
この輝くダイヤモンドが形成される場所は、地底の奥深く「地殻マントル」と呼ばれる場所です。
数百万年にわたる長い時間をかけてマントル中のすさまじい高温と圧力がかかることであの輝くダイヤモンドは形成されます。
しかし現在はダイヤモンドが研究室で作られる時代となりました。
最新の鑑定機器を駆使しても、天然ダイヤモンドと判別されてしまうほどのハイクオリティの合成ダイヤモンドの生産が可能となっています。

現在の合成ダイヤモンドのクオリティは天然ダイヤモンドと全く見た目は同じ、鑑定も困難というレベルに達しています。
合成ダイヤとの鑑別により天然ダイヤの価値は変わらないとは思いますが間違いなく今後合成ダイヤは想像以上のスピードで普及すると思われます。
「エンゲージリングは天然ダイヤモンド、ファッションとして楽しむには合成ダイヤモンド」というような使い分けで購入されるかもしれません。
これらのため今後ダイヤモンドの相場が相当荒れそうな予感が致します。

今回のご紹介は合成水晶です。
水晶クラスターも人工的に生成することが出来ます。
合成水晶は小さな水晶クラスターを人工的に育てて大きくした水晶です。
感じとしてはマダガスカル産のグリーンファントムクラスターという感じです。







なぜこのクラスターが合成とわかったかと言いますと数年前にあまりにも美しいクラスターが入荷したので鑑別依頼しました。
下記の写真がその時の物です。













鑑別書には何も書かれてなくただ「合成クォーツ」だけ書かれています。
日本彩珠宝石研究所の飯田先生にも色々と質問されたことを覚えています。

ただし、合成クォーツと言いましても水晶ですので偽物ではありません。
天然と同じ環境を再現して人工的に育てた水晶で、天然水晶と同じクォーツです。
着色処理、染色処理、熱処理、含浸処理など行われていない正真正銘の水晶なのです。
天然クォーツでしたら下記の写真になります。






天然の場合は鉱物名と宝石名が書かれますが合成クォーツの場合は何も書けないという事でしょうね。
でも、この美しさは半端ではありません。
透き通った水晶内に山形のグリーンのインクルージョンが内包します。
どのように養殖???すればこんなグリーンファントムが内包するのでしょうか。
もしかすると自然界と同じように水晶の結晶が生成していく上で、一旦成長を止めさせ、錐面の境目に他の物質を取り込むことで、山の幻影を思わせる模様を人工的に再現しているのでしょう。
(自然界での形成と全く同じ手法を使うと思われます)
凝った作りの大変美しい水晶クラスターであると言えると思います。
大きなポイントからは無数の小さなポイントが張り付いています。







合成ダイヤモンドの存在は業界を揺るがし兼ねないですがこちらのクラスターはそんな心配もないようです。
なぜならばこんなに鮮やかな色合いで美しい天然水晶クラスターは存在しない(現時点の話で今後発見されるかもしれません)ので天然物と見間違える事は少ないと思います。
合成クォーツでも天然クォーツと同じ水晶で偽物ではありません。
美しさでは天然以上とも思います。
お値段もそれほど高くはありませんので石好きさんでしたら1つ持たれるのもいいかと思いますよ。






最終更新:2019/02/25 17:07

2019/02/23 12:33





ネパール ガネーシュヒマール産フロータークォーツペンダントトップとカンチェンジュンガ産ファーデンクォーツペンダントトップのご紹介です。

どちらも初めて見るものでこんな水晶がネパールにあったのかと驚いた次第です。

ガネーシュヒマール産水晶とカンチェンジュンガ産ファーデンクォーツも※フロータークォーツのようで中には目視で確認できる太古の水入り水晶もありました。

そのため、どちらが上で下でやファセットの概念もなくレコードレコードキーパーなのかトライゴーニックになるのかもわかりません。

ガネーシュヒマール産フロータークォーツにはレコードレコードキーパーやトライゴーニックが入ったものやレインボーも確認できる水晶が多いのでお写真や説明文でご確認下さい。



※フロータークォーツはすべての面が完全に結晶し、母岩に接していた部分が見られない結晶のことです。

水晶が成長する熱水の中に浮かびながら結晶した水晶のようです。













カンチェンジュンガ産ファーデンクォーツは日本採珠宝石研究所にて鑑別依頼をしました。

鑑別をしても産地等はわからいのですがそれが一体何の鉱物なのか等に関しましては正確な情報が記載されます。







鉱物名   天然クォーツ



宝石名   パラレル・グロース・クォーツ



カット形状 結晶原石(亜平行結晶集合体)



摘要    結晶の一部が、愛称で「ファーデン・クォーツ」と呼ばれる状態にあります。



拡大検査  液体インクルージョンを認む



パラレル・グロース・クォーツとは、平行連晶水晶の事です。

2個以上の結晶が結晶軸を互いに平行にして集合する(くっつきあっている)場合に平行連晶と言います。

このような結晶はファーデンクォーツと呼ばれています。



驚いたのは、拡大検査で「液体インクルージョンを認む」です。

これは、太古の水入り水晶の事ですが10倍ルーペ位では確認出来ないのですが業務用の電子顕微鏡でわかるとのことです。



カンチェンジュンガ産ファーデンクォーツは他の地域で採掘されるファーデンクォーツと何ら形の違いは見られませんが採れた場所が標高世界第3位の希少なネパール カンチェンジュンガなのです。

これが最大の違いになることでしょう。







鑑別書は通常の省略された簡易なものではなく細かな検査項目が追加された本鑑別書となります。



お客様に天然石を少しでも安心してお買い物をして頂くためにこれからも色々な天然石を鑑別していきたいと思っています。



最終更新:2019/02/23 12:33

2019/02/23 12:01

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ネパール ガネーシュヒマール産のクローライトインクォーツ(緑泥石水晶)はネパールの中でも特に標高が高い所でしか採掘出来ません。

また、他の地域ではこのようなモス・クォーツは存在しません。

言わば、ガネーシュヒマール産独特のクローライトインクォーツ集合体クラスターです。



初めて見る方でしたら「えっ、これが水晶?」と思われる形をしています。

母岩の形跡は無し。

大量のダブルポイントが集合体となり1つの結晶と化しています。

だとすると、水溶液中の中で浮かびながら結晶され成長していったと考えられます。









このクローライトインクォーツの表面は、少し透明な水晶が混ざり、裏面は、全てクローライトで埋め尽くされています。









見た感じはどう思われたでしょうか。

私が見た印象はドラゴンに似ているなと思いました。

今にも火を吹き出すような姿をしているように見えます。



当店ではネパール ガネッシュヒマール産水晶を大量に扱っていますので一度鑑別に出してみようといつもお世話になっている日本採珠宝石研究所に鑑別依頼を致しました。

(原石の鑑別は時価になり高額になる可能性が高いのであまりお薦めは致しません)









鉱物名   天然クォーツ



宝石名   モス・クォーツ



摘要欄   結晶内部に「クローライト」が含有し、表面外部もクローライトで覆われています。



水晶に見えないでしょうかやはり「天然クォーツ」でした。



モスクォーツは、「苔水晶」といわれ、水晶の中に苔が入ったように見えるから付けられたものです。

この水晶に内包される緑色のものは、クローライト(緑泥石)ですのでモス・クォーツとなっています。



摘要欄にはモス・クォーツの事が詳しく書かれています。









こちらの拡大検査には「液体インクルージョンを認む」と書かれていますがこれは、太古の水が入っていると言うことです。

ただし、私が使う10倍ルーペでは全く確認出来ませんので業務用電子顕微鏡で確認する必要があります。



しかし、こんな変わった水晶の中にも水が入っているのですから大変興味深い標本には間違いありません。



この水晶の生い立ちは海底の奥深くで形成され、そこがプレートとプレートがぶつかりあうことで盛り上がり現在のヒマラヤ山脈となりました。
この地域でしか採れないクローライトインクォーツですのでその希少さがわかっていただけるかと思います。




一種独特の形でクローライトインクォーツポイントだけが固まってできたクラスターです。

これは、ガネーシュヒマールを代表するクラスターで他の地域では、この形状の水晶は出ません。

それにこのタイプは、ガネーシュヒマールの中でも一番標高の高い所でとれる水晶です。

初めて見る方でしたらこれが水晶かと思われるでしょうがよ~く見てみると先端部分が透明度があって少し透けていたりしますのでれっきとした水晶である事がわかります。


鑑別書は通常の省略された簡易なものではなく細かな検査項目が追加された本鑑別書です。

原石はほとんど鑑別される事がありませんので希少な標本の1つです。


最終更新:2019/02/23 12:01

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