炭を食べて命を救われた方がおります。

中越地震の翌年頃だと思います。　池で鯉を飼っていた方（Aさん）です。ちょうどその時、

鯉ヘルペスが流行りました。　そのAさんの友達に、錦鯉を飼育されている方がおられ

その鯉ヘルペスの薬を持っていたので、分けてもらって来たそうです。Aさんは、リポビタン？が

好きな方で、その空き瓶に入れてもらってきました。家に着くと、テーブルの上にその瓶を

置いたまま、外に出てしまったのです。その後、奥さんはそんなこととは知らずにそのまま

冷蔵庫にしまってしまいました。Aさんは、帰宅後冷蔵庫を開けて、なんとそれを飲んで

しまったのです！　Aさんは、その気持ち悪さで、すぐに窓の外へ吐き出しました。

その吐き出された液がかかった草は黄色に変色したそうです。すぐにうがいをしましたが

時間が経ってくると何だか気分が悪くなり、すぐに病院に駆け込みました。

病院では、すぐに処置をしましたが、なかなか回復しません。そこでその先生は

あの松本サリン事件を思い出して、長野の病院ならいい方法を知っているかもしれないと

電話をすると、すぐに連れて来てくださいとのこと、救急車を飛ばして長野の病院へ向かいました。

そして到着して、とった処置がなんと炭を水に溶かして飲ませたのです。あと少し遅かったら

命はなかったそうです。（でもひとつ、便秘という副作用がありました）Aさんは、そのお陰で、

今ではぴんぴんと仕事をしています。

どうですか、炭ってすごいでしょう！　びっくりしました。