時計ベルトの交換方法 | ||
![]() 取り外し方は二種類となります。 【時計ケースに穴があいているタイプ】 こちらはとても簡単です。その穴の箇所に棒を突き刺せば、棒(「バネ棒」と言います)が引っ込みますので、それでベルトが取り外せます。(写真左) 時計のベルト交換ですが、実はみなさんが日頃から慣れているトイレットペーパーを交換する作業と仕組みは同じなんです。 【時計ケースに穴があいていないタイプ】 ここでは「バネ棒はずし」といった工具を使用します。 この工具が無くても精密ドライバーのマイナスを使ってやることもありますが、やはり専用工具。 このバネ棒はずしがあれば、かんたんに脱着が出来ます。 専用工具といってもさほど高価なものでもありません。(525円からご用意しております) まずは「バネ棒はずし」の先端が「Y」の形をベルトと時計ケースの隙間に差し込みます。
ここで、「バネ棒」の仕組みをわかって頂くのが良いかと思いますので説明いたします。 さきほど、トイレットペーパーを交換する例えをあげましたが、各ご家庭のおトイレ事情は 様々ですので、これでピンと来られた方は問題ありませんが、わかりづらい方もお見えかと思います。 「バネ棒」はこのようなものです。 ![]() 端の先端にひっかかる部分があり、この部分をバネ棒はずしで押し下げる事に よってベルトがはずれます。 ![]() 押し下げる為にバネ棒にはひっかかる部分があり、バネ棒はずしの先端は 「Y」の形になっているのです。 これでバネ棒の仕組みはわかって頂けたかと思います。 この「ひっかかり部分」をしっかりバネ棒はずしで引っかけてください。 そうすればいともかんたんに、ベルトが外れます。 説明は以上です。 頭で考えるよりもまずは実践です! 意外とかんたんですので、拍子抜けしてしまうかも。。。 がんばってみてください! |
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【番外編】 なんじゃ、このバネ棒は! | ||
さきほどの説明でベルトの交換は完璧!ですよね。 しかし、こんなバネ棒もあります。 ![]() 「引っかかりが無い」 そうです。こんなバネ棒もあるんです。 このバネ棒は時計ケースに穴があいているタイプ用のバネ棒です。 まずは時計ケースに穴があいていないか確認してください。 「穴が無い。。。」 そんな時はどうするか? 「・・・」 無いんです。 本当に困ります。 でもたまにこういった非常事態があるんです! しかしベルト交換をしないといけない! もう、「チカラワザ」です。 先ほどの「バネ棒はずし」のY型先端をバネ棒に押し当てて、無理矢理押し下げます。 ですが、あまりオススメ出来ませんので、困った時は時計屋さんに持ち込む事をオススメいたします。 時計屋さんも頑張って押し下げるまたは、バネ棒を切断するでしょう。 荒技は時計屋さんに任せましょう。(^_^) |