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2010/03/06 16:41

みなさん、こんにちは!!!
秀岳荘NETSHOPの小野でございます。
今年の自分は長い冬眠生活から目覚めた動物のように活発にアウトドアをEnjoyしています。
先日ですが山仲間の鈴木さんの誘いもあり、久々に冬山アタックです!!!
目指す山は昨年の夏に大型遭難を起こしてしまったトムラウシ山です。
夏の時期に3回ほど行った経験があり、地理感を含めある程度ですが理解し計画しました。

準備、計画のポイントは社長が口癖のように言っている・・・
「装備が多くて遭難した事はないが、装備が足りなくて遭難する事はある」でした。
確かに必要な物が無く事故を起こすことがあっても、必要装備をちゃんと持っていればなんとかなるものです。
今回の装備のポイントは前回登頂しているGPSデータログと衛星電話です。
登頂ログにより出発から登頂までの時間配分を細かく計算し心の余裕を保ち、また
なにか不祥事があり雪崩や骨折などが起きても衛星電話さえあれば警察への連絡が可能になります。
また自宅、会社、新得警察署地域課には登山届けを出し下山報告もキチンといたしました。
夏であれだけの事故のため今までで一番注意をしながら計画を立てたと思います。(^^;

さて湯治パックで東大雪荘にお安く泊まり4時50分に出発です。
CIMG0003a.JPG

なぜか野生のエゾクロテンが4、5匹お出迎えをしてくれました。
やっぱり北海道は良いですね!!!
CIMG0010a.JPG

まだ5時前なので真っ暗な中を進みます。
途中、川を渡渉するのですが、やはりイヤですね!!!
絶対に落ちたくないと思いながら皆、必死に渡渉をします。

CIMG0011a.JPG
さすがに北海道の屋根である大雪山です。山深い感じの中を一歩一歩距離を稼ぎます。

CIMG0015a.JPG

今回、自分のスキーはファットスキーのため大変重くつらかったですね!!!
やはり持ってはいないが軽量で短めな山岳競技スキーがアプローチに最適だと思いました。
ミズノのブレスサーモEXPとフリース、マムートのソフトシェルだけでしたが「熱い!!!」と感じましたね
汗でビショビシヨになりながら高度を稼ぎました。
温度がマイナス12度なので、なかなかフリースを脱ぐ決心がつかなかったのが実情でしたが・・・・。
やはり勇気を持って脱いでパックに入れておけば良かったと思うぐらい汗をかいてしまった。
ちなみに前髪とフリースの首まわりはバリバリに凍っています。
CIMG0026a.JPG
途中で十勝連邦の秀峰オプタテシケがきれいに見え力がみなぎります。


CIMG0020a.JPG

今回のルートコースは片道が10キロで獲得標高数は1500メートル!!!
羊蹄山を登る標高で長く歩くイメージです。
このため、ある一定の基礎体力を必要とします。
自分が41歳、同行のお二人は60歳前後でしたが一度もトップを取れずトボトボついていきました。(^^;

CIMG0031a.JPG

さて今回のヤマ場「コマドリ沢」が近づいてきました。コースの中間地点になります。
頂いた写真資料では雪崩の跡があり人間の倍くらいデブリが多数転がっていたのですが・・・・・
「無い・・・?」
雪崩チェックのためクラスト状態をチェックします。
非常に安定しており、逆に凍って堅くなっているため滑落が心配でした。
ドキドキしながら1キロ以上あるトラバースに突入します。
CIMG0039a.JPG

当然ですがちょっと積もっているところは雪崩の危険があるため一人ひとり距離をあけて進みます。
でもやっぱりドキドキしましたね!!!
上をみるとクラクラ・・・、下を見るとすり鉢状なので吸い込まれていく感じがして!!!
とにかく前と足元だけ必死に見て前進をしました。(^^;

CIMG0040a.JPG

さて動揺していて写真はありませんが・・・・
大事件が発生です。
堅く長いクラストした雪面地帯に突入したときの事です。(^^;
自分の太めのオリジナルシールのエッジが非常に効きづらくなってしまったのです。
シールの横ぶれ防止の横テープですがエッジで切れないようにとの配慮でゴムバンド補強していたのです!!!
このためエッジが雪面に対しフラットにのらず、力いっぱいに踏み込んでエッジをつけてながら前進。
このため進行スピードが極端に落ち疲労が溜まります。
でも気を抜くとエッジがすべり・・・・・・
谷底に落ちそうになりながらも「グッ」と力をいれてなんとか前進していたのですが・・・・・(^^;
やってしまいました!!!
人生、初の滑落!!!
スキーアイゼンはつけていたのですがジグを切るために片足を方向転換するため
片方を90度垂直に雪面に置いたのです。やや傾斜がゆるいポイントのためもう片方も揃えて直登と思った瞬間!!!!
ズリ!!!   (^^;
「まずい」!!!  と思った瞬間!!!
必死にストックで耐えたのですが力尽き頭から滑落してしまったんです!!!
コマドリ沢の深い谷底を頭から滑落し何も出来ない状態だったので非常に恐怖でした。
(コマ送り状態ですべてが流れていく感じでした。)
しかし滑落ポイントから20メートルほどのところに小さいブッシュと木が生えており
近づきながらもつかめそうな微妙な枝を発見、動転していながらもナイスキャッチ!!!
グッと足を振り回されながらも奇跡的に停止できたんです。
正直なところ放心状態でしたね!!!
(クライミングをしていてよかったと思います。掴むタイミングは1チャンスだったと思います。)
下を見ると岩は出ていないのですが200メートルはあり、最後は見えない感じでコマドリ沢に落ちていく感じだったので
どうなっていたかわからないです!!!!
少しの休憩と仲間のサポートで再度、気を引き締めてなんとかトラバースを通過できました。

CIMG0043a.JPG

トムラウシ公園にて休憩しましたが、ちょっとおかしかったですね(自分が・・・)
後で聞いたのですがみなさんのアイゼンはロングタイプだったので、さらに効きがよくシールも貼り付けいっぱいタイプ
なので普通に通過できたそうです!!!   (^^;

さて稜線にでたのでここからは氷の世界が待っていました!!!
今年は雪が少ないらしくガリガリの氷と岩が露出しています。
斜度がほとんどないのでアイゼンを効かせ前進!!!
残り時間を気にしながら必死の前進でした!!!

CIMG0049a.JPG

CIMG0050a.JPG

なんとか頂上直下に到着しスキーをデポ!!!
絶対に次来るときはアイゼンとピッケルと思いながら・・・・
ルートの弱点を見つけて最後の登りにアタック!!!
写真上部に見える氷の塊ですがビルぐらいある巨岩です。
30分以上をかけて登った頂上は本当に感動でした。
数年ぶりの積雪期登山!!!
それもトムラウシ山!!!
晴天無風の条件の中、9時間かけてピークに到着でき感動しましたね!!!
すばらしくきれいに見える十勝連邦や旭岳、忠別岳、化雲岳、石狩岳やニペソツが迎えてくれていました。 \(^o^)/
CIMG0059a.JPG

人生の中でも3本指に入る山旅だと思います。CIMG0060a.JPG

お互い登頂を喜び慎重に下山をしました。
頂上直下は本当にキックステップが効かず苦労しながら慎重に降りましたね!!!
正直、2回目の滑落は絶対にイヤでしたね!!!

スキーを装着し下山を開始!!!
早いはやい、あっという間にトラバース地帯に到着!!!
今度はエッジがあるのでプルークボーゲンで楽に滑走です。(*^_^*)CIMG0064a.JPG
引き続き雪崩を注意しながらトラバースを行い、わずか2時間ほどでホテルに到着!!!

「生きてて良かった」と噛み締めながら温泉に入り宿にて就寝しました。
今回の反省はシールの選択とアイゼン、ピッケルですね!!!
(なかなか社長の言っている事が守れず宿題になってしまいました。)
時期に合わした選択が出来なかったことで危ない目にあっています。
再度、同じ間違いを起こさぬよう登山を続けたいと思います。
皆さんも十分注意して安全登山をしてくださいね!!!

「生きてて良かった。」(^-^)p

最終更新:2010/11/27 14:38

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