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2016/10/06 15:27

※昨日のお話 ⇒ 「疾風の如く 掠火の如く」☆ 9-9-5「禁句」(前編) の 続きです。
 できれば前編から続けて読んでいただけるとありがたいです。m(_ _)m


☆Report of Yukimura Sanada / by Shizuoka Chaho 1000

《疾風の如く 掠火の如く》



◇Chapter:9 【豊臣の世】◇


9-9-5 「禁句」(後編)


※自分設定の秀次事件です。ご承知おきください。まだ事件の前段階です。
やたら長くなってしまったので分けました。毎度スミマセン;<(_ _*)>





 興奮の冷めやらぬ秀吉の後を 信繁はただ黙々と歩いていたが、


「左衛門佐。」

秀吉は屋敷から大分離れたところで足を止め、振り向いた。


「はっ。」

「おぬしは聞こえたであろう。」

「……はい……。」

「……つい興奮してしもうたわ。他の者にも聞こえたと思うか?」

「いえ……奥の間は離れておりますので、
 あの場にいた治部殿と対馬守のみが耳にしたものと存じます。

 各部屋に居られた皆様の様子に不自然は無いように見えました。」



しばしの沈黙の後、秀吉は低い声でつぶやいた。

「……孫七郎は間違っている。」

「……はい。関白殿下も後悔しておいでです。
 太閤殿下に謝りたいと、何度も仰っておられるようでした……。」


「……本心だと思うか?」

「……謝りたいと仰せなのは本心だと思います。」

「そっちの方ではない。」


「……魔が……さした……ようです。」

「魔か……。」

「……はい。」


「他の者が同じことを言っているのを おぬしは今までに聞いた事があるか。」

「いえ。某は耳にしておりません。」


「……ふん。口に出すほどの愚か者は孫七郎くらいのものか……。」

「…………」


秀吉はそのまま黙って庭を横切り、宇治川が見えるところまで来ると またゆっくりと振り向いた。

「左衛門佐。」

「はい。」

「拾は賢い子じゃ。」

「はい。」

「儂の跡継ぎは拾でなければならぬ。その意味は分かっておろう。

 そしてよいか、おぬしは……何も知ってはならぬ。
 この事、誰にも言うてはならぬ。 深く考える事も許さぬ。ありのまま受け止めよ。

 そして全て治部に従え。よいな? 儂はおぬしを気に入っておるのじゃ。」


「……はい、かしこまりました。」


秀吉は信繁の返事を聞き、ゆっくりと頷いた。


信繁 停止命令



「よし。左衛門佐、この川は何処につながっておるか知っていような?」

秀吉は川を渡る風に吹かれながら、遠くを眺めて 今度は穏やかに話しかけてきた。

「はい、大阪です。」

「うむ。ここから大阪へ川を下ったら 街道を行くよりも早いであろう?」

「はい。」


「この伏見城の天守もようやく形が整い、あとは外郭が出来れば完成じゃ。

 大阪城と伏見城で 儂は拾とともに 強く平和な日の本を築きたいと思うておる。

 伏見城と大阪城はつながっておるのじゃ。……どうじゃ、楽しみであろう? のう?」


「はい。」


すっかり落ちつきを取り戻した秀吉は、体の向きを変えると、今一度ちらりと信繁を見遣ってから
またゆっくりと城へ戻っていった。



 信繁は馬廻りの詰所で警護役を交替して、
仲間から、太閤殿下と何を話していたのかを聞かれたが、

「宇治川は伏見城と大阪城を繋ぐ道だと、教えていただきました。」

と、答えたのみであった。


秀吉が信繁を思い付きで連れまわすのはよくある事であった為、
同僚も特に気にする風でもなく、ふぅ~んと興味なさげに去っていった。



 信繁は、詰所の自分の定位置に戻って座り込み、目を閉じると、

(では、伏見城と聚楽第を結ぶ道は……)

もう、調べる事も考える事も禁じられた信繁は、ひたすら沈黙を守るしかなかった。






-------------------------------------------------------------------------




 伏見城内の距離感が……なんか普通の武家屋敷程度の広さのように描いてしまって
ちょっと失敗だったかも……??(;^_^A


この時にはもう天守閣が出来ていたかもしれませんが、

秀吉と秀次の会話は天守閣の中ではなくて、
天守が出来る前に秀吉が仮で住んでいた隠居屋敷の奥の間(平屋建て?)でのことで、

家臣たちがそれぞれ政務をしている部屋とは廊下でつながっており、
その部屋の前をぐるっと通って 馬廻り衆の詰所まで来て庭に降りた……みたいなそんな感じです。



それにしても、なんだかこの部分だけ取り出すと、マヌケですねぇ。ww (;´Д`A ``` 

本当は前・後編に分けないで一つに繋げたかったのですけれど……いかんせん長かったので……。





大河ドラマの「真田丸」にとっくに追い越されてしまっているので、

似たようなシチュエーションが、「真田丸」の真似みたいになってしまいましたけれど……


……すみません。一ヶ所、そうなんです。……実は (;^_^A

「臣として拾に尽くさなければならない立場でありながら、先んじて死ぬなど怪しからぬ!」

というセリフに関しては、思いっきり「真田丸」で秀吉が言っていたことを借用させていただきました。

なるほど、確かにそれも この時の秀吉が言いそうだなと。(笑)
はじめは「拾に感染ったらどうする!?」だけで考えていたのですけれど。


ストーリー展開としては、何かのマネをしたつもりはなく、

私自身が 様々な文書や書物を読んで 脳内増幅させた
“秀次が秀吉を激怒させたきっかけ”として考えていたものです。


時期的に考えて、秀保が死んだ頃に 秀次は何かやらかしたのではないかと……。
(秀次が謀反を疑われ、詰問使が派遣されたのが、秀保の死から1~2ヶ月後の事です。)


秀保殿の死に関して伝わっている話は、

秀次殿同様“悪人”らしく捏造されて書かれているのではないかと私には思えました。

「秀保はあまりに酷い振る舞いが多かったので、家臣がむりやり抱きかかえて川に入水した」とか、
「無茶振りをされた小姓が秀保に飛びかかって共に川に落ちた」とか

それまでの秀保の印象とかなり食い違っていたり、

重篤な病人がそんなことするかい!?っていうものもあるんです。


秀次事件は、(秀吉によって)

秀次が関白を辞職せざるを得ないような状況を意図的に作り、政治的に失脚させ、
必然的に何があっても 拾が関白の座を継承できるような状況をつくる計画が立てられ、


はじめはそれだけで済ませようとされていたのではないかと思うのですが、

何か予定外の事がきっかけで、
秀次切腹&一族家臣皆殺し(処刑)になってしまったのではないか……
と私には思えました。


……だって、秀吉がいくら拾のことが可愛くても、

血の繋がった甥っ子を あれほど無残な目に合わせて死に追いやるとは 
正常な精神状態の秀吉であれば さすがに有り得ないと思うのです。><;

だから 何かで“逆上した勢い”が働いたのではないかと……。



「真田丸」では精神的に追い込まれた秀次が、一人先走って自害してしまったので、
秀吉が温情を裏切られたと激怒して、

秀次の存在を消すが如くに一族すべてを悉く処刑したという設定で、

確かにそれもあるように思えますが、(なにしろ聚楽第まで破却しましたしね)他にも、


皆殺しって、“口封じ”の常套手段だと私には感じられます。


やっぱり秀次殿は 自分で勝手に先走って自害したのではなくて、
「命じられて」理不尽だと思いながらも、家族を守る為に自分を諦めて切腹したのに、

何かを恐れた(?)秀吉によって、結局、妻も子も 親しかった家臣もみんな 
処刑されてしまった……としか私には思えません。




 左衛門佐信繁をはじめ、真田家は、史料的には秀次事件には全くかかわっていない感じです。

上司と思われる石田治部があれほど全面的に関わっているのですけれどね。


なので「治部から関わりを持たないように 事前に忠告された」
そして「表に出ない」範囲で動いていた、という事にしていましたが、

ここで秀吉からも直接、完全に封じられたことにしてみました。(一応ね。ww)


秀吉は信繁には全く警戒感を抱いていません。


そして、ただひたすら自分の事を大好きでいて欲しいし、
そういう信繁が常に自分の傍にいて、ただひたむきに自分の身を守ってもらいたい……


というような“安心感”を得るための存在なので、むしろ、政の黒い部分を見せまいと思っています。
(少なくとも「疾風掠火」では。)


三成に対する信頼感とはちょっと違うんです。

秀吉は、三成には良いところも悪いところも全て見せて、泥被り役すら担わせています。


実は、信繁はもう、秀吉が思っているほど少年の頃のままではないのですが、
命令に絶対服従である事は変わりません。

そもそも信繁の性格では、上の人からの命令に逆らえるはずもありませんし、
大阪城で母が人質になっていますしね。





この後、まだ事件の前段階の状況が少し続きます。結局くどくなってしまってスミマセン。(´▽`;)ゝ

続きは早くても週末になりますが、よろしかったらまたお付き合いくださいませ。m(_ _)m






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最終更新:2016/10/06 15:27

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