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2016-10-11 00:20

こんばんは!佐竹です。

世間は三連休という事で「どこに行っても渋滞してるんだろうなぁ・・・」なんて思いながら仕事をこなしております。
今日は横浜市青葉区まで走りマンション用エコジョーズ熱源機の相談の現地調査と横浜市神奈川区のエステサロンにてトイレのリフォームの相談の現地調査に行ってきました。

すっかり肌寒い季節になってきましたね。
私の所にも暖房機に関する相談が増えてきました。
FF式暖房機は11月12月あたりから急激に手に入りにくくなってしまう商品ですから相談はお早めにお願いしますね。
無いものは売れないんですから・・・・。


それとここでビッグなニュースがございます。
現在制作中の株式会社サタケのWEBページなんですがあと少しで完成・・・・の予定です。↓

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まぁ、これはボツにしたんですけどね・・・・パチンコの演出みたいだから・・・・w
ご存知の方も多いと思いますが本来なら2016年夏に完成予定でした・・・出来なかったんです。
実は今制作中の株式会社サタケWEBページですが私が求めている技術的な要求があまりにも高かった為に先送りになっていたんです。

主にLPガス供給会社としての窓口となるような目的で作っておりますが私が求めた「ある仕掛け」は全国的にも誰もやっていないとんでもない仕掛けを用意しました。

まだ内緒なんですけどね・・・。
このWEBページをきっかけに多くの方と株式会社サタケを繋げる出会いの場として機能してくれたら最高だなぁ・・・と思ってます。
本当にとてつもない仕掛けを用意して作ってますからご期待下さいね!

こんなロゴマークも作りました。↓

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結構気に入ってます。


さて、本題に入りましょう。
今日は「器具屋」と「ガス屋」の違いについてをテーマに1本書いてみようと思います。


インターネットでガス器具を検索すると様々な「器具屋」がヒットすると思います。
しきりに「○○年の実績!」とかをアピールして主に「取替え施工」を行っている業者さんだと思いますけど私から見たら「んじゃ見せてみろよ!」と一喝する程度の存在でしかありません。

冒頭に先に書いておきますけど「インターネットの器具屋なんかでガス器具なんか買うな!」という結論だけ先に書いておきます。
今回は「ガス屋」である私の持論を展開したいと考えてます。


先日、世田谷区砧で「給湯器が壊れたけどとてもじゃないけどこんな変態な機種はサタケさんじゃないとどうにもならないんでお願いします。」と頼まれました。あらかじめ写真を送ってもらったんですが私でも絶対に手を出したくない類の給湯器だったんですね。↓


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2階のキッチンに設置された40年は経過しているであろう巨大な給湯器でした。
日立製作所が販売していたGD−180Bと言う給湯器のようです。
なんでこんな変態なのしか依頼が来ないんだよ!ゴルァ!↓

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この機種は私も初めて見ますね・・・・。
ラベルを見てみると・・・・。↓

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薄っすらとですが74.7-00797と書いてあります。
1974年7月製造の給湯器・・・・私が1974年5月生まれなので私とほぼ同年だったんですね。
「都市ガス用 6B・6C・7C」と書いてありますね。
これは大昔に東京ガスが供給していた都市ガスのガス種を意味します。
今は13Aというガス種の物が供給されています。
当然この給湯器も13Aに合わせて改造を施されております。

配管の接続部です。↓

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まぁ、必要なものは全てここに揃ってる訳です。


しかし私はこの場所に新しい給湯器を設置する事を拒否しました。


「今時キッチンに燃焼機を設置するなんてとんでもねぇ話だ!そんなものはサタケでは売ってません!」

といういつもの流れ・・・。
器具屋であればここに似たような給湯器を設置しておしまい・・・という流れになります。
水道・給湯・ガス・電気がすでにここに揃ってるのですから交換施工でおしまい・・・となります。

私はガス屋ですから器具屋とは違うんですね。
そもそも「器具を売って利益を得る」事を前提としたネットの器具屋とは最初っから目的が違うのです。

「ガス屋は顧客の命と財産を守る為に最善を尽くすのが仕事なんです。」

器具屋にはそんな志は最初から存在してません。
ガスの供給に関わる責任の重さについては知ったこっちゃないのです。

この差は非常に大きいのですよ。

さて、1階のお風呂はどうなってるのでしょうか・・・・。↓


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これは東京ガスが設置した壁掛けタイプの風呂釜です。
風呂釜ですので給湯機能は付いてません。(追い焚き専用です。)


電気なんかもこんな感じで「転がしかよ!」とツッコミを入れたくなるレベルでした。↓

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これでアースが取れるのか?↓

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とまぁ・・・冒頭から「ガス屋」と「器具屋」の違いを見せつけてやるぜ!と言い張った割には「ガス屋」でもある東京ガスがこのレベルなんですから「おいおい・・・もうちっとしっかりしてくれよ!カッコつかないじゃないか!」と言うしかないですね。


しかもこんなに曲がってるし・・・。↓

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四角い箱くらい真っ直ぐ付けなさい・・・・。


今回、私はこの壁掛け式の風呂釜を撤去してこの場所にエコジョーズ熱源機を設置する事にしました。↓

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戸建て住宅用のエコジョーズ熱源機としては最適なリンナイのRVD-Eシリーズをチョイス。
単に将来の為にも拡張性の高い機種を付けた方が後々お得だからなんですね。

ところが風呂釜を撤去したのはいいのですが必要なものがガスだけしか無かったんですね。
電気も転がしで接続されていたのでお話にならない訳です・・・・。
水だってどこからか配管を持ってこなければならなかったし・・・・給湯の配管だって無いんですから・・・・。
実はこの日、台風16号の接近により外は大雨だったんですね・・・・。
そしてこれだけのボリュームのある施工をしなければならない訳ですから1日で終わるようなレベルでは無かったんです・・・。


まずは電気工事から着手しました。
外壁面に不思議なコンセントが存在してました。
ん?これは屋内用のコンセントじゃないか!なんでこんなのが外壁面に設置されてんだ?↓

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「死んでるのかな?」と思って充電器を挿してみるとなんと現役バリバリで通電してる!
ラッキー!ここから電源取ろう!と言う訳で電線管を使いエコジョーズ側まで100Vを引きなおす事にしました。↓

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簡単に見えますがキチンと丁寧に施工してる訳ですから大変な手間をかけてます。↓

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まぁ、これは「ガス屋」と言うよりは電気工事士としての施工ですけどね。
ガス屋じゃここまでやりません・・・電気屋の仕事ですから・・・。


続いて給湯管の施工に移りました・・・・。↓

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浴室のシャワーに飛び込んでいる配管を切断し熱源機側まで配管を引っ張りました・・・・。


しかし・・・この日はここまでが精一杯だったんですね・・・・。
台風16号接近の大雨の中・・・・びしょ濡れの状態で施工がはかどらなかったんです。

仕方がないので先ほど外した壁掛け式の風呂釜を「とりあえずお風呂には入れるように・・・」と仮設施工。↓

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初日はこの状態で帰りました。


翌日の2日目・・・相変わらずの天候・・・しかし今日は何としても気持ちのいいシャワーを浴びさせたい。

2日目の施工は水道工事から開始・・・・。
ところが外壁面に水道の配管がどこにも無かったんですね・・・・。
無いものはある所からどうにかして引っ張ってこないと話にならない。

ここから分岐して水道を引っ張るしか無いか・・・・。↓


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んじゃ・・・やりますかね・・・。↓

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銅管溶接による配管はパズルです。
火を使う為に非常に危険な施工なんですね。
手順を間違えると火事を起こしてしまう恐れがあるからなんです。
今回はこのようにAパーツとBパーツを安全な場所で作りました。↓

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最終の接続を最も危険性の少ない場所で行うのが鉄則なのです。
これは過去に行った施工の際の相当な数の「怖い経験」を積んできたからこその知恵なんですね。

こちらにも注目していただきたいと思います。
水道の分岐の方法なんですが多くの施工者はこのような施工法を取ります。↓

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この施工法ですと施工が非常に楽なんです。
パッキン接続なのですから分解が簡単・・・・すなわち組み立ても簡単と言う事なんです。
しかし分解が簡単な故、ウォーターハンマーのような振動によっていつかは接続部が緩み・・・漏水事故を起こす危険性があります。


今回私が選択した分岐方法はこちら!↓

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こちらはネジ接続という方法ですね。
一度組んだらサンダーでぶった斬らない限り分解が出来ません。
組み立てに関しても極めて正確な寸法採りで配管を作らないと見た目が非常に不細工になります。
ちなみにこの方法ですとパッキン接続のような漏水事故は起きません。
今回はこっちの難しい施工法を選択しました。


AパーツBパーツの最終接続は赤い丸を付けた所で行いました。↓

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外壁面はこちらになります。↓

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うん・・・なかなかいい位置に出ましたね・・・・。
えぇ・・・適当にやったんですけどねw

水道の配管についてはこのような経路でエコジョーズ側まで何とか引っ張ってきました。↓


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この日も台風の影響による雨だったので全然仕事がはかどらなかったんですね・・・・。
それでも約束どおり気持ちのいいシャワーを浴びれる状態にはしました。↓

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日も落ちて真っ暗になってきたので2日の施工はここまで・・・・。


施工3日目・・・・。
この日も雨・・・・・ったく・・・勘弁してくれよ・・・・。
実は2階のキッチンの給湯器はまだ撤去してないのです。
このような創作的な施工というのはそれなりに手間と時間がかかりますから撤去なんてのは一番最後でいいのです。

この日は主に配管の化粧を行いました。↓

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実はこの配管の化粧という作業は最も手間がかかります。↓

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配管の仕上がりを左右するのがこの化粧なのです。
ビニールテープを巻いて化粧を施すのですが・・・・。↓

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そんなに簡単に巻けないんですよ・・・・。↓

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外壁面が干渉しますから素直に巻けないんですね。
これだけでも相当な根気のいる作業となります。↓

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中の方もキチンとね・・・・。↓

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3日目は細部の仕上げで帰ってるんですね・・・・。↓

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本来であればとっとと仕上げて終わりにすればいいんですが・・・・それは出来ないという決断に至る事情があったのです。

こんなものを発見してしまったからなんですね・・・・。↓

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これは40年ほど前から設置されていたガス栓なのですがさすがにこれを放置する訳には行きませんでした。
私は「ガス屋」なのですからこのような老朽化した設備の危険性を熟知しているのです。
したがってお客さんには「これを見てしまった以上このまま放置する訳にはいきません!」と新しいガス栓への交換を勧めました。

実は東京ガス・・・・全くと言っていいほど「保安」という一番大事な業務がおそろかになっています。
このような老朽化した設備によるガス漏れはLPガスの比ではないくらいたくさん起こっているのです。
毎日のようにそこら中でガス漏れが起こっていると言っても過言ではありません。
株式会社サタケはLPガスの供給会社です・・・・もし私の顧客にこのような老朽化した設備がいまだに付いていたら担当行政からこっぴどく叱られますよ・・・。


ではLPガス会社はそんなに優秀なのか?と言ったらそうでもないんですw
でかい会社ほど駄目なんですよね・・・・。

「LPガス業界のダニ」と私が称してる安値勧誘で顧客を騙すことで有名なニチガスなんかも予想通りの爆発事故を先日起こした模様です。
これはその証拠となる経済産業省発表のニュースです。↓

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新規の顧客ばかり獲得する事に夢中になって一番大事な保安をやってないからこのようなありえない爆発事故を起こすんですよね・・・・。


流石だよ・・・日本一の素人集団。

そしてもう一つ、見てはならない物を見てしまったんですね・・・・。↓

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これも40年ほど前から使い続けてる3口のキャビネットコンロでした。
私が大問題にしたのはこちらです。↓

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最も基本的な安全装置でもある「立ち消え安全装置」すら付いてなかったんですね・・・・。
すなわちこのコンロで煮こぼれを起こして失火させてしまうと生ガスが止まる事なく出続ける・・・・という代物だったのです。
流石にこれは危険すぎますね。
お客さんには最低限の設備としてガス漏れ警報機の設置を勧めました。


えぇ・・・東京ガスはガス漏れ警報機の設置すら行ってなかったんです。


老朽化したガス栓・・・そして安全装置が何一つ付いていないガスコンロ・・・これを見てしまった以上、今出来る最大の事をやるのが「ガス屋の仕事」なんですね。

供給会社としての責任を背負い顧客の「命と財産を守る」事を最も重要視するのが「ガス屋」なのです。

インターネットにごまんと存在してる「器具屋」にはその概念はありません。
供給なんてした事がないんだから・・・あるわけがないでしょ?

だからこそインターネットの器具屋なんかでガス器具を買うべきではないのです。
このような1度変えたら10年は誰も関わらないであろうライフサイクルの長い商品は商品よりも責任を売る我々のような真面目なガス会社から買うべきなのです。
もし、今回の現場で私が関わる事がなくそこらへんの適当な器具屋でガス器具を購入した場合、ここまで目を光らせる事はないはずです。

頼まれてないんだから関係ないですしね。

私は「ガス屋」なのですから見逃すわけにはいかないんですね。
多くの皆さんが「東京ガスという会社はでかいから優秀なんだ。」と錯覚しています。
もし彼らが本当に優秀なガス事業者であれば「なんでそこら中で老朽化した設備からガスが漏れてんだよ!」と私は強く訴えたいと思ってます。


という訳で今回は私が適切な対応をとる事にしました。
材料は持ってません・・・取り寄せました。
だから3日で施工を終える事が出来なかったのです。

なんで・・・LPガス業者が東京ガスの背負うべき保安業務を代行してんだよw

施工4日目・・・・まだまだやらなけらばならない事がありました・・・。
2階のキッチンへ台所リモコンを新設しなければなりませんでした。↓


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無いものは作らなければならないんですから仕方がないんですね。
器具屋じゃここまでやりませんよ。
手間がかかりすぎて割に合わないからです。


えーい!↓

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どーん!↓

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(だんだん書くのがめんどくさくなってる・・・)↓

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台所リモコンの新設も電線管を使ってキッチリと施工しているのでそれなりに時間をかけてやってます。↓

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簡単に見えますが物凄い手間をかけてるんですね・・・・。↓

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そして恒例の大事件がこの時に起こりました。↓


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リモコンの線をエコジョーズ熱源機側まで引いた時に熱源機内部からの非常に微量な水漏れを発見してしまったんですね。
だからこの写真では基盤を外しているんですw

実はこの時、この事件がとんでもない結末を生む事をこの時点の私は知りませんでした。

赤い丸を付けた所に注目してください。↓

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ほんの僅かな量ですが熱源機内部からの水漏れが確認出来ますね。
早速熱源機内部の何処から漏れているのかを確認しました。↓

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あぁ・・・ここからか・・・こりゃOリング変えないと駄目だな・・・・。
しかしそんなものは持ってないんですね。


早速担当者に電話しました。


「こないだ貰った熱源機・・・内部から水漏れしてんぞ!」と報告。


まさかの事態に焦る担当者・・・・。


「えっ!んじゃ早速新しいのを手配しましょうか?」という回答でしたが私はこう言い放ちました。


「新しいのって言ったって誰が付けに来るんだよ・・・・リンナイのサービスか?お客さんは俺の施工を買ってんだよ!俺が付けなきゃ意味がないだろ?そもそもそんなに大袈裟な漏水ではないからOリングの交換程度で何とかなる・・・・今日は俺が1日現場にいるからリンナイのサービスが今日走れるならこの現場まで来ればそれで解決するだろ?」と提案。


「わかりました!走れる人がいるか聞いてみます。」との回答で電話を切りました。


よっしゃ!んじゃ40年前の馬鹿でかい給湯器でも下ろすかな・・・・。↓

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これがですねぇ・・・・もう最悪な給湯器でしてね・・・・。
簡単に外せるような代物では無かったんです・・・・。
とにかく分解出来ない。
給排気トップのフードを分解するだけでも1時間を要しました。


意地になってオリャ!とフルパワーで抱きかかえて下ろす事に成功はしたんですが推定ですが70キロ以上の重量だったのです。
抱きかかえてそのまま下に降ろすのが精一杯・・・・・。↓


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こんなのどーやって1階に降ろすんだよ・・・・。
一人じゃ無理じゃん・・・・。


まっ、そのうち何とかなるだろうから続きの施工をやっとくべ・・・・。と黙々と施工を続けてたんですね。


15時過ぎ・・・・奇跡が起こりました。
先ほどの漏水のトラブルを改善するべく・・・リンナイのサービスマンが現場に来てくれたのです。


「Oリング変えて様子を見るしかないね・・・これでまた漏れたら熱交換器レベルになるから全部取り替えたほうが早いよね・・・。」なんて話しながら10分程度でOリングの交換が完了。


「んじゃ後の組み立てはお願いしてもいいですか?」とリンナイのサービスマン・・・・。


「そうだ!悪いんだけどさぁ・・・・ちょっと手を貸してくれないか?」と閃いたんですね・・・・。


「2階のキッチンに付いていた給湯器がやたら重くて一人じゃ1階まで運べないから手を貸してくれ・・・・。」とお願いをしたんです。


「あっ、いいっすよ!」と快く応じてくれました・・・・ラッキー!


というわけで厄介な螺旋階段を突破し私の車まで運ぶ事に成功したんですね。↓


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あの僅かな漏水がなければ彼はここには来ませんでした。
すなわち外した給湯器を自分の車まで運ぶ事すら出来なかった筈なのです。
流石にこの「引きの強さ」には自分でも驚きました。


そしてこの日はここまでで帰りました。


まだガス栓と警報機が入荷してませんでしたし先ほどの滲むような漏水は時間を置いてから確認をしないと完全に直ったか?の判別が出来なかったからなんですね・・・・。


施工5日目・・・・いよいよ最後の日です。
今日で全てを完了させないと・・・・と言ってもですね・・・・エコジョーズ熱源機を新設するだけで5日も費やしてたら利益なんてあるわけがないんですよ・・・・こーなるともうガス屋としての意地なんですね。

まずはガス栓を交換。↓

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40年も経って初めて「マトモなガス屋」に出会えて良かったですね!


キッチンに警報機も設置!↓

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鳴ってもガスメーターと連動している訳ではないのでその辺の注意も説明しました。(東京ガスがやるべき仕事ですよ。)

外した給排気トップも規格外の大きさだったので化粧カバーも自作です。↓

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色々と大変な現場でした・・・・。↓

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外側もキチンと化粧を施します。↓

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これだけの高所作業は一歩間違えたら死ぬ高さです。↓

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だからこそ雨の日には出来なかったんです・・・・。
滑って落ちたら死にますからねw


Oリングからの漏水もない事を確認できましたのでこれで完成です!↓


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施工も大変だったけどこれを記事にまとめるほうが大変だって事に今気がつきました・・・・。↓

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今回のような施工は電気・ガス・水道工事を自分の手で行なっている株式会社サタケだからこそこのような施工が可能になります。
取り替え施工を前提とした「器具屋」にはここまで手のかかった施工はまず無理だと思います。


最後に今回私が最も訴えたかった事を書きますね。

「奥さん・・・ガス器具ってのはガス屋から買うもんなんだぜ?」


あっ・・・「ガス屋」でもこんなの無理だね・・・・。


このお店で1週間以内に売れた人気アイテム

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2016-09-23 22:30

こんばんは!佐竹です。

すっかり肌寒くなってきましたね。
私は今日から上着を着用して仕事するようにしました。
嫌な天気が続く中、連日殺到する様々な依頼をこなし続けてましたが今日は事務仕事に設定しました。(さすがにこの雨じゃ仕事にならないです。)
先日の台風16号が接近する豪雨の日は世田谷区砧にてエコジョーズ熱源機の施工をずぶ濡れになりながら行っていたんですがあの雨の中だと仕事の効率が非常に悪く・・・とりあえずお風呂は使えるようにしたのですがまだ完成には至ってません。
この時の施工は大変メッセージ性の強い記事になると思いますので完成後に記事にまとめてみたいと思います。
その日の私のズボンです、泥だらけでしょ?↓

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最近やたらとガス衣類乾燥機「乾太くん」の相談が激増しております。
昨日も大田区と新宿区で乾太くんをご希望の方からの依頼を受けて現地調査に行ってまいりました。
こちらにつきましても10月に入ったらの施工を考えてますのでご期待ください!

今日はひさしぶりに本社に行ったのですが偶然にもリンナイからカタログが届いてました。↓

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こちらは10月1日発売の業務用乾太くんなのですがなかなか素晴らしいデザインですよね!

実はちょっと前に「業務用乾太くん」の発表がありまして私もカタログがメーカーから届く前にある美容師のお客さんに営業をかけました。↓


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サタケ名物・・・恫喝営業です。


興味津々なお客さんから早速質問がきました。↓

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だってその時は何にも知らないんだし・・・。
私は正直者なんですから。


そんなやり取りがあったんですが届いたカタログを見てみると・・・・。↓


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まず驚いたのが価格!
家庭用のモデルよりも5000円ほどしか高くない。
しかも機能的にも変わらない!
そしてたった5000円のアップで耐久性は家庭用のモデルと比べても3倍アップ!

業務用とはうたってますが・・・これ・・・家庭用でも全然使えるじゃん!

と言う印象です。

なので昨日現地調査に行った2名のお客さんは家庭用の5キロタイプで決まったのですが発注を急遽取りやめにして「この選択肢もありなんじゃない?」と先ほどこのカタログを送付いたしました。


優しいな・・・・俺。


実は私は過去に何度も乾太くんを販売し施工経験もそこらの業者さんとは比較にならないほどこなしておりました・・・・。
しかし、あんまり記事にしたくなかったんですよね。

その理由は非常にシンプルなものでした。

「施工がめんどい!」

と言う理由です。
私の所に相談に来る方の大半が必要なものがそこにない「新設施工」です。
しかもその大半がガス会社が嫌がって話にならないから・・・という理由の方が多いのです。

そりゃガス会社もこんな面倒くさい施工・・・やりたがらないよねーと私も思いますね。

必要なものがないんですからどこからか持ってきてどーにかしないと施工を完了できない訳です。
だからガス会社は乾太くんの施工を嫌がる傾向が強いのです。

しかし主婦からの支持は圧倒的な商品でして一度これを使ったら電気の乾燥機なんて馬鹿馬鹿しくなります。
仕上がりもふんわり仕上がるのが特徴で乾燥時間も非常に短時間。
子供が多い家庭では必須アイテムの一つと言っても過言ではないでしょう。


こちらについても現在進めている商談が成立して施工が完了したら「なぜガス会社が施工を嫌がるのか?」をテーマに記事にまとめてみたいと思います。


前置きが長くなりました。
そろそろ本題に入りたいと思います。


冒頭より汚れたズボンの写真を掲載したし・・・その後は乾太くんの話へと続きました。
そうだ!今日は先日我が家で施工した洗濯機を主役に記事を書いてみようと思います。

実は先日、我が家で使ってた洗濯機が壊れてしまいました。↓

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この洗濯機は2000年に私が購入したもので当時としては非常に画期的な機能を搭載した洗濯機でした。

パナソニックブランドに統一される前のナショナル NA-FD8000と言う洗濯機です↓

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これは日本初の乾燥機能付き洗濯機だったんですね。

私もちょっと期待してこの洗濯機を買って使ってみたのですが非常に残念な結果でした。
期待していた乾燥機能が全く使い物にならなかったんですね。

5時間か6時間かけて乾燥させるのですが乾燥が終わったと思ったら蓋が開かないんです。
熱いから冷めるまで蓋がロックされる仕組みでした。

「おいおいおい・・・急いでるから乾燥かけたのに乾燥終わっても蓋が開かないのかよ!」と呆れちゃったんですね。

やっとロックが解除されたと思ったら取り出した洗濯物は乾燥どころか湿ってる・・・・。
当時からガスの衣類乾燥機の仕上がりの良さを知っていた私はこの電気乾燥機能付きの洗濯機を買ってしまった事を物凄く後悔してしまったんですね。


その後、2回くらい乾燥機能を使って馬鹿馬鹿しくなったので乾燥を使うのは辞めました。


今回壊れたのは内蓋のヒンジの劣化でした。
何度か自分で修理をしたのですがその都度内蓋が外れて物凄い騒音が発生したので新しい洗濯機を購入する事にしました。


このブログで洗濯機が主役になった記事はあまりありませんが2015年11月26日に公開したこの記事はかなりの衝撃だったようです。↓

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今読み返しても「うわぁ・・・何これ・・・馬鹿じゃね?」とやった自分でも感心してしまうような鬼畜施工でした。↓

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メーカーも「ここには設置できない!」と断言しちゃったマンションだったんですが・・・・。


俺には出来るんだよ!


というのは結果論でして施工を成功させた後の充実感は格別だったんですがまた挑戦するか?と聞かれたら「もうやりたくない!」と答えるだろうなぁ・・・と当時思いました。

しかし美しいなぁ・・・・。
クソ重たいんだけどボディのデザインの美しさが際立つ洗濯機です。


そんな過去の思い出を振り返りながら今回自分の家に設置する洗濯機を何にしようかなぁ・・・・と考えたんですが・・・・。


「よっしゃ!俺もミーレ買っちゃお!」となってしまったのです。


これが地獄の入り口になる事はじゅうぶん承知の上です・・・・。


早速取引先に「ミーレのカタログ持ってこいや!」と伝えました。↓

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去年お客さんに売った洗濯機はこちら。↓

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こちらは乾燥機能付き最高級モデルでして総額50万円は覚悟しないと買えません。


そんなお金はありません!


乾燥はガス乾燥機があるからこのモデルはなしです!


となると乾燥機能が付いてない全自動洗濯機のラインナップからどれにするかを決めなければなりません。↓

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おやっ?↓

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このステンレスのやつ・・・かっこいいじゃん!
よし!これにすんべ!


という訳でステンレスボディが気に入ったのでW5820WPSを発注しました。

実は我が家も・・・洗濯機用の100Vのコンセントは単独1回路ではなかったのです。
洗面化粧台の所のコンセントに送り配線を施されてしまっていた為に修羅場になる事は覚悟してました。↓

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最近は100Vの国産メーカーの洗濯機にも乾燥機能が搭載されているのが当たり前の時代です。
乾燥機能は非常に電気を食いますから洗濯機用のコンセントは絶対に単独1回路にしておくべきなのです。

が!多くのマンションでは単独1回路の洗濯機用コンセントではなく送り配線による電気工事が施されているケースが大半です。

これが単相200Vの電源を必要とするミーレの洗濯機がマンションに設置できない・・・と諦めるケースが多い原因なのです。

まず、分電盤から新規の配線を完全隠蔽施工で洗濯機まで引っ張れる業者が存在しません。
おそらくどこの電気屋さんもやりたがらないと思います。

本来であればミーレのような高級な洗濯機を発注する前にこれから皆さんに紹介する鬼畜的不可能施工を成功させてからミーレの洗濯機を発注するべきでした。


「それじゃぁ・・・燃えないだろ!」


私は今まで様々な不可能と言われる施工を可能にしてきました。
その根本的な成功要因は「追い詰められて発揮する発想」に尽きると思います。


だから先に発注をかけてしまいました。


買っちゃったんだから絶対に成功させないと・・・・ね!ってなるでしょう?


発注をかけてから10日後くらい経って担当者から電話が鳴りました。


「ミーレが入荷しましたのでこれから横浜の事務所に入れておきますね!」との連絡でしたが・・・・。


「馬鹿!横浜の事務所にそんな馬鹿でかいのが入るわけがないだろ!入ったとしてもどーやって出すんだよ!」と答える私。


「よっしゃ!んじゃ横浜の事務所で待ち合わせしてその足で俺の家に3人で搬入だけしちゃおうぜ!」といいアイデアが閃きました。


3人でよっこらせしながら自宅への搬入が完了!↓

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毛布の上に置いたのは一人でも何とか引きずって設置しようと考えたからです。


「おっ!そうだ!お前らついでだからさぁ・・・壊れた洗濯機も3人で出しちゃって俺のトラックに積んじゃおうぜ!」とどこまでも人使いの荒い私・・・・。


「あっ、いいっすよ!」という返事・・・そりゃ断れる訳ねーだろ!

ここで大事件が発生します。
壊れた洗濯機を防水パンから下ろしたその瞬間にとんでもない事件が発生してしまいました。↓


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ん?なんだこの物体は!
俺のじゃないぞ!


な・・・・なにぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!↓

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どこのGカップだ!


と洗濯機の下から謎のブラジャーが発見されるというアクシデントが発生。


まっ・・・・別にいいか・・・・。

「お前ら見なかった事にしとけよ!」


と・・・何言ってんだこのおっさん・・・と彼らは思ったでしょう。


ううん・・・怖いから言えないけど・・・きっと・・・そう。


そして16年間頑張ってくれた洗濯機に別れを告げました。↓

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ご苦労さん!↓

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搬入を手伝ってくれた二人にも「いいか?Gカップのことは内緒だぞ?せっかく作り上げた俺のダーティーなイメージが壊れちまうからな。」と感謝と口止めを意味する「城ヶ島ラーメン」をプレゼントしました。↓

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その日は搬入と撤去だけして終わりました。


実はこの頃、毎日のようにエアコンの施工をこなしていてとても自分の家の事などやってるゆとりが無かったのです。
連日の激しい死闘を繰り返し施工に明け暮れてましたが実は私、作業着を2着しか持ってません。
あれだけ激しい施工を繰り返してたらそりゃ洗濯機がないと話にならないでしょう・・・・。


8月18日・・・・・ついに!


俺、動く!


梱包を外し気合を入れます。↓


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問題のコンセント・・・・。↓


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ほらね・・・わかってはいたけど・・・送り配線。↓

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ちなみに私はリフォームの際は必ず洗濯機用のコンセントは単独1回路にしてます。
自分が苦労したからこその経験からの発想です。


実は問題は電源だけではないのです。
ミーレの洗濯機は洗濯機用の防水パンを使ってはいけない仕様になってます。↓

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排水の際は内蔵されたポンプで強制的に排出される仕組みなので正しい施工法は排水管を切り回して立ち上げてから本体のホースを排水管に直結させるのです。施工書にもその事が記載されています。↓


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よって元々付いていた防水パンは撤去します。
ではどうするのか?


基本的にミーレの洗濯機は直置きなんですね。
今回は写真のようにコップを置いた辺りをターゲットに排水管を切り回して立ち上げたいと思います。↓


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よく通販のカタログで防水パンの上に設置されたミーレの洗濯機の写真を見かけますが・・・・ありえない事なのです。
まぁ、見栄えがいいからとりあえず置いて写真を撮っただけだと思いますけどね。

さて・・・施工を開始しますかね・・・。

我が家の分電盤は玄関横の下駄箱の上に存在しております。↓


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目標となる洗面所はその対面に位置してます。↓


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当然まっすぐ分電盤から洗濯機まで電気の配線を引っ張る事など不可能な位置関係なんですね。↓

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唯一の天井へのアクセスは浴室の点検口からとなるのですが・・・・・。↓

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ダメだこりゃ・・・・。↓

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うーん・・・・無理・・・・。
分電盤の裏から配線を入れてみたけど見えません。


ではどうすればこの難局を乗り切れるか・・・・・。


浴室の点検口からまっすぐに見てみると奥にトイレの照明の明かりが漏れているのが確認できます。


という訳で・・・・。↓


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トイレの換気扇を一旦外しそこから配線を入れてみました。


とりあえずトイレをくさびとしてまっすぐ配線を浴室側に引っ張ろうという作戦です!↓


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あったま・・・・E!!


流石・・・・俺!


浴室から目標のトイレを見ると大した距離には見えませんが・・・・。↓


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狭い天井からだと物凄い距離を感じるんですね。↓

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ターゲットが直線上ならばケーブルキャッチャーで引っ張れると判断したんですね。


とは言っても暗くて正確な位置までは見えない中での格闘になるのですから簡単ではありません。
首の皮一枚の状態で引っ張ってきたことがこの写真からもわかると思います。↓

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このような施工を成功させる上で最も重要な要素は「運の良さ」です。
古い洗濯機を撤去したらGカップのブラジャーがなぜか落ちてた・・・というくらいのラッキーマンでなければこのような施工は成功出来ません。


私は運だけは最強クラスなのです。


とりあえず、トイレから浴室の天井までは配線を引っ張ってくることが出来ました。


次はトイレから分電盤までどうやって引っ張るか・・・・なんですね。
今度は分電盤の近くにあった照明を一旦外し、そこから緑の導線を入れて適当にトイレ側に行くように仕掛けました。↓


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そしてトイレの換気扇が設置されてた穴から思いっきり腕の入れて先ほど仕掛けた緑の導線を手探りで探し・・・掴みます。↓


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そして緑の導線に主役の電線をくくりつけて・・・・↓


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なんとかここまで引っ張ることに成功しました。↓


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ゴールの分電盤まであと少し!
簡単に見えますけど簡単じゃないですよ?


今度は分電盤の裏から先ほどの緑の導線を入れて照明側まで持ってきます。↓


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よし来い!↓


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ざまぁみやがれ!↓


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これだけの作業で何時間を費やしたかは忘れてしまいましたが相当な根気を要する非常に難易度の高い施工となりこの日はここまでやって力尽きました。
夜中にたった一人でやるような施工ではないですね。
時計は夜中の2時を回ってました。


そして翌朝5時に起床!
あーよく寝たぜ!
んじゃ昨日の続きをチャチャッとやっちまうか!

という感じで施工を開始。


浴室天井上まで引っ張った配線を今度は既設の100Vコンセント側まで引っ張りたいと考えました。↓


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ここが今回の私の最もこだわった所なんですね。
この面に新設するからこそ「かっこいいんじゃねぇか!」となったのです。
別の面にコンセントを新設するならもっと楽だったんですよ。
浴室の天井裏まで配線は引けたのですから・・・・。

でもね・・・男ならやってやれ!の世界で生き抜いてきた私としてはここで安易で楽な選択肢を選ぶ事はプライドが許さなかったようです。


だって・・・こんな狭いんだよ?↓


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絶対に無理だよねーーーと言う感じの隙間しかないんですね。

昨日使ったケーブルキャッチャーはでかすぎてこの狭いスペースには不向き・・・というか無理。


だったら・・・・自作するしかないだろう!↓

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ちょうど良さそうな長さの棒があったのでそれにどっかに転がってたフックをビニールテープでぐるぐる巻きに巻きつけて簡易的なケーブルキャッチャーを自作しました。


早朝から何やってるんでしょうかね・・・・このおっさん。


決して諦めない心が・・・・奇跡を起こしちゃったようです。↓


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やったぁ!こんな狭いスペースでよく掴めたなぁ・・・・。


どーん!↓


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ちなみに浴室の天井から僅かな距離のこのコンセントまで配線を引っ張るのに要した時間は2時間です。
たったこれだけの距離で2時間も費やしているのです。

馬鹿でしょ?


でもね・・・・ここじゃなきゃやる意味がないんだよ!


電気の問題についてはこれで解決出来ました。


さて・・・まだ終わりじゃないんですね・・・・。
排水の切り回し工事が残ってるんですな・・・・。


見てるだけでこの洗濯機のマンションでの施工がいかにめんどくさいかがわかるんではないでしょうか?↓

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排水管を切り落としましたが重大な事に気がつきました。↓

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あっ!こりゃ・・・材料足りないや・・・・。


という訳で数ヶ月ぶりに乗る愛車を車庫から出して材料を買いに行く事になりました。↓


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あれ?ヨーロッパは売っちゃったの?と思われる方も多いと思いますので断っておきますけど「エリーゼも持ってんの!」

明らかにカビが発生している愛車のシートに座り・・・久しぶりのドライブを楽しみながら材料を買いに行ったのですが・・・・・・。
ここでも大事件が発生!


つ・・・・・積めねぇじゃん!↓


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だいたいこんな車で材料を買いに来る方がおかしいんですよね。
お店の人にノコギリを借りて適当にカットしてなんとか積み込んで帰宅しました。


特に必要だったのはこの材料でした。↓


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ヤリトリと呼んでいるソケットなんですがスライドさせて接続できる特殊なソケットです。
洗濯機の防水パン下のような非常に限られたスペースの切り回し施工というのは非常に難しいんですよね。

排水も何とか当初から狙ってた通りの形になりました。↓


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分電盤側のブレーカーは100Vから200Vの変換が非常に簡単なパナソニックのコンパクトブレーカーだったのでこれはラッキーですね。↓


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押してスライドさせれば200Vに変換できるんだから最高です。↓


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電源も引き直せたし・・・・排水の切り回しも綺麗に決まった!
あとはクソ重たいミーレの洗濯機を乗せて給水と排水を接続すればこの非常に難しかった施工も完成となります。↓

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排水も狙った通りのベストな位置でしたね。↓

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ステンレスのボディがかっこいいでしょ?↓

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ミーレの洗濯機には非常に多彩なプログラムが用意されています。↓

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私が買ったW5820WPSというモデルは12種類のプログラムが用意されているんですね。

んで試しにコットンというプログラムで作業着のズボンを洗ってみたら・・・・。↓


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おいおい・・・嘘だろ?ってくらい物凄く汚れが落ちたんですね。(汚く見えますけど・・・作業ズボンですから)
なんでこんなに落ちるんだ?と思ってたらミーレの洗濯機は中にヒーターのような物が内蔵されているのか「お湯+ドラム式で叩き洗い」をしているようなんですね。
洗濯機には水しか繋げてないのに洗ってる最中の水は水ではなくお湯でした。
あー、なるほど!
だからこんなに落ちるのか!


ただし、ミーレの洗濯機というのは使い方にコツがあるみたいなんですね。
作業着をコットンと言うプログラムで洗う分には目的が一致してるので物凄く落ちます。

しかし、デリケートな素材の衣類をコットンのような強烈なプログラムで洗うとボロボロになります。

洗う素材に適したプログラムで使用しないと服をボロボロにしてしまう洗濯機なのです。
使い方さえ間違えなければデザインも最高だし汚れもよく落ちるし非常に良い洗濯機だとは思いますよ!


ただし、マンションでの施工はちょっと難しい洗濯機だと思います。
この洗濯機の施工を正しい施工手順を踏んで完璧に施工できる業者は非常に限られるのではないでしょうか?


でもあのブラジャー・・・・誰のだったんだろ?

2016-09-19 01:01

こんばんは!佐竹です。

前回の更新が7月5日でしたから久しぶりの更新となりますね。

えぇ、私はね・・・・死んだふりをしていただけで毎日元気でやってますよ。
実は、今年の夏・・・過去最高のエアコンの売上を記録してしまいました。

ですがっ!

忙しすぎて請求書を書く時間すら作れないという負の連鎖に見舞われて「こんなに忙しいのに・・・なんで月末にカネねぇんだよ・・・。」と言う自業自得状態になってしまいまして・・・・。

その結果、「おし!ブログ休んで働くのやめよっ!」となったのですが時すでに遅し・・・・。

状況は何も変わりませんでした。

現在も様々な依頼が殺到しています。
安心してください。

そろそろ涼しくなると思うので活動は活発になると思いますよ!

さて、本題に入りたいと思います。

少し前にリフォームチームの仲間から私の携帯に1枚の写真が送られてきました。
この写真です。↓

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写真だけでメッセージが何もなかったのですが私はこの写真を見て彼が何を言いたかったのかを感じました。

そして彼に電話・・・・。

「何だ?どうした?」と言うと予想通りの回答。

「失敗しちゃいました。」

実はこの写真を送ってきた彼は前回のブログの記事「針先からの奇跡 三菱エアコン 霧ヶ峰Zシリーズについて書いてみました。」のタイトルの記事の現場に遊びに来たのです。
この写真の現場にきました。↓

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この現場は横須賀市安針台と言う所にあるマンションでの施工だったのですが彼はたまたま別件で横須賀市久里浜方面でリフォームの仕事を行ってました。

「今、俺も横須賀で施工してるんだよ。良かったらそっちの現場終わったら見に来いよ!なかなか面白い施工に挑戦中なんだ。」と彼に電話で伝え帰りがけに私の現場に来ました。


「凄い・・・こんな発想の施工・・・今まで見たことないです!」と言い私の仕事をじっくりと見学してその日は帰ったんですね。


その彼から数ヶ月後に送られた1枚の写真・・・・。

結果的には失敗だったけどそれでいいのです。
「失敗」を繰り返してこそ得る経験が彼の技術的なスキルを高めるのだから「まずは挑戦しなさい!上手くなったら俺の代わりにやってくれ!」と伝え電話を切りました。

さて、ここで彼の失敗例から検証してみましょう。

まず、彼の失敗の最大の原因は「施工の手順」でした。

本来、MDダクト施工と言うのは「出口側から施工を開始する」事が鉄則です。
配管をどのようなルートでカッコよく決めていくか・・・は出口側から室内機側への施工を開始しないと失敗します。
彼の失敗は「室内機側から施工を開始してしまった」事が原因ですね。

最後の出口にカバーがかからなくなってしまったのです。

ここでどのように施工すれば彼は失敗することなく美しいMDダクト施工を成功できたか?を私なりに考えてみました。

例えば・・・これなんかどうかな?↓

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出口の直上には電気のコンセントが存在してるので一旦右に振って立ち上げて逃げる・・・という施工手順です。
彼は左に振ってしまった為にカーテンレールの干渉を避けました。そして最後にカバーがかからない事に気がついたのです。
出口側から施工を開始していれば早い段階でカーテンレールの干渉に気が付いたと思います。

先ほど私が提案した迂回ルートは「ちょっと大げさだなぁ・・・・。」と思ったらこんな手法もあります。↓

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おそらく私ならこの方法を選択したと思いますね・・・。
邪魔な電気のコンセントを「お前ちょっとドケ!」と左側に移設し直上にMDダクトを立ち上げてたと思います。
この状況であればこれがベストな施工法で「最も美しい」のではないかと思います。


いやぁ・・・深いですねぇ・・・。

こんな偉そうな事を言ってますが・・・MDダクト施工経験たったの2年の私です。w

でもね、私が1台のエアコンの施工にかける時間は最低でも5時間を費やしてます。
それだけミリ単位の美学にこだわってるんだから適当な施工を10年やってきた人と神経質な施工を2年やって来た人とは仕上がりに雲泥の差が出て当然なんですね。

経験は年数ではなく施工の精度・・・すなわち質の違いが最も重要だと思いますよ。どんな仕事でもね。

時を遡ること7月6日の出来事でした。
私に一通のメールが届きました。↓

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ちょうどこの時期は連日殺到するエアコンを施工しまくっていた時期でして正直な話・・・もうやりたくねーと思ってたんですね。
事務所に山積みのエアコンをとっとと片付けてスッキリした状態に戻したかったのです。↓

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添付された資料に目を通すのですが・・・・↓

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おいおい・・・屋根裏部屋かよ・・・・という感じの印象でした。


設置希望の絵も見て・・・↓


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うーん・・・こりゃ無理だろ・・・という判定です。

唯一のスリムタイプエアコンの霧ヶ峰BXVシリーズですら据付寸法は最低でも295mmと書かれてます。↓

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すなわち現状で257mmしかない状況下でエアコンを掛けるなど不可能だって事はファーストメールに添付された絵で理解できました。

私の判定は「うーん・・・無理・・・こんな場所にエアコン付れる奴はよっぽどの馬鹿か天才のどっちかだろ・・・。」でした。


奇跡でも起きない限りこんな無茶な設置状況は成功出来ないだろうと踏んでました。
この時点で見るまでもなく断る方向・・・。


そんな中一人の女性が「その知人は私です!」と手を挙げてきたのです。↓

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断りのメールを送ろうと思った直前に名乗り出てきたんですね。
しかもこの女性(Fさんというのですが)私が唯一パロマを販売したと言うことで巷では「奇跡の女」と呼ばれている女性でした。

のちに「なんでパロマを施工してくれたんですか?」と聞かれましたがその答えは簡単でした。

「住んでる住所が面白かったから」

「あぁ、豊玉?」

80年代に青春を謳歌した世代にはグッとくる文字だっただけの話です。

奇跡の女の紹介かぁ・・・んじゃ見るだけ見てやろうかな・・・と断りのメールを送るのを辞めました。

ちょうどその頃、新宿区新大久保駅近くのマンションでZシリーズの施工を予定していたのです。(この方も非常に熱心なサタケ信者で2年間もの間・・・私がやる気になるまで待ち続けたというツワモノです。)

中野区と新宿区は近かったので「その施工を終えたら見に行きますよ。」と伝えました。
その時の新宿区でのZシリーズの施工についてはまた後日書いてみようと思いますが20時頃に現地調査に走ったと記憶しています。

その時に撮った写真がこれ。↓

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うーん・・・参ったなぁ・・・。
貰った絵よりも・・・さらに絶望的じゃないか・・・。

「13年間ここにエアコンを施工できる人を探してました・・・Fさんが不可能を可能にする凄い人がいるって言ってたのでお願いしたんです。」との事。


なんで俺がこんな奇人変人扱いなんだよ・・・・。
言っとくけど俺のエアコン施工の経験はたったの2年!


でもまぁ・・・面白そうじゃねぇか!上等だ!


となった訳です。
「奇跡の女の紹介じゃしょうがねぇ・・・でも多少窓にかかるよ?そもそもこのスペースにキッチリ収まるエアコンはこの世に存在しないんだから・・・」と伝えると「それでも構いません!お願いします!」という回答で正直やりたくもない施工の依頼を受けることになってしまいました。


やると言った以上は・・・やり抜くしかない・・・。
多少窓にかかっても構わないとは言うけれど・・・それには窓の枠と壁の12mmの段差をどうにかしないとフラットにならないなぁ・・・。


ここでちょっと前に富士宮市で行った施工法がキュピーンと閃いたわけです。

そうだ!エコカラットを使って段差を解決できるんじゃないか?↓

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一番厚みのあるエコカラットでも10mmかぁ・・・・。

まぁそれは仕方がないとしても足りない2mmを補う下地材が必要だなぁ・・・。
なんて考えてたら・・・事務所にこいつが転がってました。↓

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おぉ!これも富士宮市の施工の時に買った板じゃないか!
残念ながら富士宮市では出番がなかったがあの時の俺の出費は決して無駄ではなかったぞ!
しかもこの板、厚みがちょうど2mmだ!

これを下地にしてその上にエコカラットを貼れば強度的にも希望する強度が確保出来る!


という訳でエコカラットを発注!↓

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これで施工に必要な材料は揃った!


あとは私のやる気がMAXになるタイミングを待ちましょう!


9月10日・・・時は来ました。
この日の私は何かが違う・・・・。
そんな予感がしてました。↓

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たかだか6畳用の22タイプのエアコンの施工にこれだけの重装備をイヌに積み込み・・・中野区へ走ります。


んじゃやってみますかね・・・。↓

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「息子が帰ってきたら驚くぞぉ!」と大喜びな依頼主。

「おいおいおい・・・まだ終わってねぇし・・・息子さん、今日エアコン付く事知らないの?」と聞き返しました。

「えぇ!言ってません!びっくりさせてやろうと思って・・・・。」との回答を聞いた途端私の背後にたまーに降りてきてくれる「施工の神」が降臨してくれました。


「なにぃぃぃぃぃ!サプライズか?こら!上等じゃねぇかよ!んじゃ今日は誰も出来ないような奇跡的な施工を見せつけてやろうじゃねぇかよ!」


という流れになってしまったんですね・・・・。

ではまずは富士宮市で買った下地材をカットしちゃいましょう。↓


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よっしゃ!↓

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下地材を貼る前に・・・・コア抜きチェックをしておきましょう。↓

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いつもならドリルでオリャ!って開けちゃうんですが真下にコンセントや電話線やLAN等が存在してましたから一気に開けるのは非常に怖いのです・・・したがいまして・・・廻し引きによる手動開口で探ります。

おし!何にもいないぞ!↓

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下地材を貼ります。↓

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実はこの時点で私が相当な覚悟を決めている事は誰も知りません。


エコカラットを張る為に接着剤を塗ります。↓

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今回のエコカラットはあくまでも段差解消の為の手段として選択しました。
このような発想は富士宮市での経験があってこその事だと思います。
もし、あの時に富士宮市で付けた1台目のエアコンの仕上がりを「納得いかねぇ!」とならなかったらエコカラットを使う事もしてなかったでしょうし・・・今回のような段差解消の手段としてエコカラットを思い付く事も無かったでしょう・・・。


エコカラットを貼り金具も付けて準備は整いました。↓

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この写真を見て・・・奇妙な光景に気がついた方は相当なもんです。
実はこの金具の位置・・・・相当ヤバい挑戦を試みてます。

最初にあけたコアの位置が基準となるのですが・・・あの位置に穴を開けたのは全て計算の上で開けているんです。
その計算の答えがこの金具の位置となります。

エアコンというのは穴の位置が基準となります。

なぜ、この施工が相当ヤバいのかはこの写真をご覧ください。↓

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穴を基準とすると金具の設置場所もある程度限定されます。
すなわちエアコンの室内機本体の下限がこの時点で決定されるのです。
この写真のこの金具の位置から私が今回とんでもない事をやらかそうと企んでる事を察知した方は相当なサタケマニア・・・すなわち変態です!褒めてつかわそう。


注目していただきたいのは金具上部の3つの爪の部分・・・・。


エアコンの室内機というのはこの爪に引っ掛けて設置するのですがどう見ても爪にひっかりそうに見えません。
高さが足りなさ過ぎるんですよ・・・。
これを私は「攻める」と言ってるんですが私も過去にここまで攻めた事はありませんでした。

メーカーのカタログにも据付可能寸法は295mmでも設置可能!と自信満々に書かれてましたよね?(295mmでも物凄い事なんです。)


でもこの状況はたったの257mmしか無いんです。
そもそも最初に開けた穴の位置はとんでもない自殺行為にしか見えないんですよね・・・プロにはw

「掛かるわけ無いじゃん!」と思われるのは正常な感覚だと思いますよ・・・。


でもな・・・・。↓

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俺には出来るんだよ!


側から見たら・・・おいおい冗談だろ?と思われても仕方がないレベルです。↓

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なんでこんな隙間で金具に掛けれたんですか?という質問が殺到しそうな感じ・・・。

ここまで果敢に攻めた馬鹿が過去に存在したのでしょうか?↓

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これが俺からのサプライズだぜ!↓


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窓への干渉は・・・・辞めといた。


どーん!↓

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最大の難関を突破しましたがまだ終わってないんですね。
外側の施工が終わってませんから・・・・。

ここで私がコア開けした外側の写真を見てください。↓

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相当際どいというか・・・アホだと言うか・・・。
かなり危ない位置だったんです。
でもそれも全て計算の上でやってます・・・という事にしておいてください。


ここからの施工も熾烈な死闘の修羅場となりました。
今回エアコンを設置した部屋は3階部分にあたる屋根裏部屋だったのですから相当な高さでした。↓

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外側はもちろんダクト施工な訳ですが・・・・。↓

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足場がない状況下でのトルクレンチ接続を強いられるんですね・・・。↓

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当然、適切な力をかけられるような状況ではないので施工は苦戦が続きます。
足場がないんだから・・・。
しかもダクト施工は全部指先の感覚だけで行いました。
ネジを打ち込む穴が目視確認出来ない状況なんだから指先の感覚だけを頼りに施工を続けるしか他に選択肢がなかったのです。

よって・・・完成は・・・。↓

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いつものように夜でした。↓

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試運転も順調・・・。↓

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予想外の仕上がりに感動する依頼主とクタクタに干からびて死にそうな私が非常に対照的なシーンでした。


帰宅する途中に今回の施工を冒頭に紹介した仲間に送りました。↓

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彼は一流のプロなんです。(エアコンはそんなに経験がないけど)
だからこの2枚の写真を見ただけで「信じられないです!」と絶句するしかなかったんですね。

そしてこう続きます。↓

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「怖いです。」と言ってます。


そうなんです。
今回の施工はエアコンの施工をやったことがある人にはとても信じられないくらいの際どいラインを攻めました。

限界点を極める・・・という点については最高傑作だと思いますがこんな施工ばかりやってたら死んじゃいますよ・・・。


紹介者の奇跡の女には文句を言っておきました。↓

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次回からは簡単なのをお願いします。
言っておきますが株式会社サタケは「難しいの専門」ではございませんので・・・。

2016-07-05 01:15

こんばんは!佐竹です。

いやぁ・・・物凄く暑い夏になりそうですね。
そんな予感がしてたので先月は必死になって殺到していたエアコンの依頼を涼しい内に片付けてしまいたい・・・と思ってたんですが・・・現在も依頼が殺到しており今日だけで3台も売れちゃいました。
このクソ暑い中・・・・やれやれだぜ・・・。

商品が売れると言う事は商人にとっては大変ありがたいんですけどね・・・・ただ・・・・私の施工法だとエアコン1台に対して家電量販店の施工を1台1時間とすると5倍の5時間と言うとてつもない時間を要しますから肉体的にも精神的にも1日2台が限界なんです。

それほど時間をかける必要があるのか?とよく言われますが私にとってはエアコンにしてもエコジョーズにしてもリフォームにしても全て全力で仕事をさせていただきたいと思っていますので「ほっとけ!」と答えるしか出来ません。

よくあることなのですが「エコジョーズ熱源機の施工時間はどれくらい見ておけばいいですか?」とお客さんに聞かれるのですがこう答えてます。

「開けてみなけりゃわからないのに何時間で終わりますとは約束出来ません。ダメなところがあったら全力で対策を打つしそれが嫌なら他所で買ってください。」と言ってます。


10年以上使用するライフサイクルの比較的長い商品を売っているのですから手は抜きたくないのです。
そもそもあなたは商品を買うのではなく・・・・私の経験と技術と知識を買うのでしょう?
だったらあなたの1日を私に預けてください、私の1日もあなたの為に全力でくれてやりますよ!


先日の事なんですが同業者(と言うか電気屋さん)に「なんで最高級のZシリーズばかり売れるんですか?」と率直に質問されました。


「そんなこたぁ・・・知らないよ・・・ただ俺が自宅でZシリーズを使ってるからじゃない?自分で使ってみてその良さを体験してるからこそ俺の話にリアリティが加わって・・・その結果そーなったんじゃないか?」と答えました。

よくある商談のケースなのですが「佐竹さんのオススメのエアコンを付けてください!」と言われるので「んじゃZで!予算はこれくらい見ておけば収まるよ!」と言いますと「んじゃZでお願いします!」で商談成立なんですね・・・。

もちろんZシリーズのような最高級の環境にまでする必要がない場合は率直に「この部屋には下から2番目のモデルで十分ですよ!」とも言ってますし先日も書いたように設置状況が限定される場合は「ここにはスリムタイプしか付きませんよ!」とも言ってます。

エアコンは使用頻度が高い商品ですがその部屋の用途によって必要な機能や必要ではない機能・・・様々ありますから適材適所で商談の際は自分の経験を元に提案させてもらってます。


今日はその霧ヶ峰Zシリーズについて書いてみたいと思います。

6月18日の土曜日に全身が攣ってしまい体が動かなくなりました。
その日のスケジュールは非常に過酷でして午前中に目黒区にてFFD給湯器の交換に走ったんです・・・。↓

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午前中から非常に暑い日でしたが今までも数多く販売・施工してきたFFD給湯器でしたから交換そのものは1時間以内で終わりました。
こちらが施工前。↓

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外してみると毎度のことながらいい加減な東京ガスの施工でした。↓

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このマンションのダクトに対して正しい寸法は25cmのはずなんですが・・・・外した給湯器の給排気筒を測ってみると31cmだったんですね。毎度の事でビックリさえしなくなりましたが東京ガスの施工は極めていい加減すぎるんですよ・・・・。


今回も私が用意した機種はリンナイの正規品番の給湯器でRUX-V1315FFDA-Eとなりますが本体に付いているリモコンを外してキッチンに付ける事になりました。↓

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リモコンを外した所には化粧板を付けました。↓

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外したリモコンはキッチンに移設。↓

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問題だった給排気筒の寸法も正しく施工しいつものように完璧な仕上がりとなったんです。↓

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10時半頃に施工を開始し11時半には終わってました。
ここまでは別にどーってこと無かったんですよ・・・。

そしてエアコンの施工を行う為に世田谷区へ走りました・・・・。
依頼されてたエアコンは計3台・・・リビングに1台・寝室に1台・子供部屋に1台でした。
新築のマンションですから撤去さえもありません。
しかし私の施工法は1台に対して最低でも5時間はかけますから午後からだと1台が限界でした。
その日はリビングに1台施工して残りの2台は翌日施工するつもりだったんです・・・・。

では・・・やるか・・・。↓

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リビングに付けるエアコンは三菱 霧ヶ峰の最高級クラスのZシリーズ MSZ−ZXV6316S と言う20畳クラスに対応する非常に大きな能力のエアコンでした。

いつものようにミリ単位の非常に神経質な施工を開始したのですが・・・・。↓

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最初の難関はこの馬鹿でかい室内機をたった一人でどーやって壁に掛けるか?でした。
ただ幸いな事に今回は右出し配管でしたので配管類を右側に逃がして頑張ってよっこらせすれば後は何とかなるだろう・・・・と踏んでたんです。
「うぉぉぉぉぉぉぉ・・・・流石に重たいぜ・・・。」なんて言ってたらドンピシャで「カシャ!」と掛かってくれたんで拍子抜けしました。↓


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「あれ?掛かっちゃった・・・。」

ここまでは順調だったんですよ・・・。
この後ダメになっちゃうんですけどね・・・・・。


今回リビングに設置するエアコンは20畳クラスのMSZ−ZXV6316Sですがこのクラスになると通常の配管サイズとはちょっとだけ異なります。家庭用のエアコンだと通常だと配管のサイズは2分3分(液6.35パイ・ガス9.52パイ)というサイズが一般的なのですが今回は2分4分(液6.35パイ・ガス12.7パイ)というサイズの物を使うんですね。↓

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ガスの配管だけちょっと太いんです。↓

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そんな事も気にせずにいつものように神経質な配管加工技術を必要とするMDダクト施工に挑戦したんですが手の感覚からしてもどーもしっくりこない・・・・。

4分の配管をうまく曲げることが出来た感じがしなかったんですね・・・・。

「ダメだ・・・こりゃ・・・このまま誤魔化しの施工は出来ない・・・。」

そうかぁ・・・・4分の配管は手曲げによるMDダクト施工は無理だ・・・。
スプリングベンダーを配管内に挿入しないと曲げ加工が出来ない・・・。
しまった・・・俺・・・4分のスプリングベンダーなんて持ってないじゃん!

という結論に達し・・・その日の完成を諦めました。↓

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いや、多少の配管の潰れを覚悟すればその日に完成させる事も出来たんですがそんな適当な施工を売ってしまったら非常に後味が悪い・・・。どうせやるならしかるべき施工法でキッチリとした配管を決めて自分自身「やって良かった!」という気持ちにならなければ売る意味がない・・・・。


という訳でリビングのエアコンの完成は翌日に完璧に仕上げる・・・という約束をして次の予定として組んでいた横須賀市での大規模なリフォームの打ち合わせに走りました・・・・。


横須賀市へ車を走らせている車中の出来事・・・・。

「あれ?手が攣っちゃうなぁ・・・・足も攣ってきたぞ・・・。」と徐々に体に異変が起こりました。

横須賀市内へ入る途中に本町山中有料道路という短い有料道路があるんですがそこはETCが使えないので料金所で210円を払う必要があるんですが料金を払おうと小銭入れに手を出すと指が変な形で固まってしまい小銭を掴むことさえ出来ない状態になってしまってたんですね・・・・。


料金所の方には「悪いんだけど指が動かないからポケットの中に1000円入ってると思うので取ってくれませんか?」とお願いしました。
全く指が自由にならなかったんですね・・・・。


それでもなんとか打ち合わせの場所には行ったんです・・・フラフラな状態だったんですけどね・・・。
嫌な予感がしたので自動販売機でアクエリアスを買ってがぶ飲み・・・。
意識はしっかりしてたんですが体が言う事を聞いてくれませんでした。
打ち合わせも終わり本社のある三浦市まで走ろうと車に乗り込んだ瞬間・・・・。


「ピキーーーーーーーーン!」と一瞬にして全身が攣ってしまったんです・・・・。

一瞬「あっ、俺死んだな・・・。」と思ってしまうくらいの衝撃でした。

車の中でうずくまり1時間ほど動けませんでしたが少し回復したのを見計らって何とか三浦市まで走ったんです。
本社でやるべき事務仕事をこなしたんですがいかんせん体が思うように動いてくれない・・・・。
アクエリアスをがぶ飲みし・・・本社でも2時間くらい休みました。

よっしゃ・・・明日も仕事だし横浜の事務所へ帰るべ・・・・。

今思えばとても車なんて運転していいような状態ではないのですが私の頭の中には明日の施工をいかに完璧に極めるか?しか考えてなかったようです。

横浜の事務所に到着した時には日付が変わってました。

「ハイボールが飲みたいなぁ・・・。」なんて考えながら帰ったんですが実際に飲んでみると3分の1しか飲めませんでした。↓

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事務所から自宅までは歩いて10分・・・・でもこの時にはすでにそんな体力も気力も残ってませんでした・・・。
そのまま事務所に置いてある硬い折りたたみベッドで寝てしまったようです・・・・。


6月19日・・・・朝5時起床。
普段は3時間ほどしか寝ない私ですが4時間半は寝たはず・・・・。

しかし・・・体のあちこちが痛くて大丈夫かよ・・・これ。という状態でした。
6時に自宅へ戻り風呂に入って体を温めたら少しは楽に動けるようになりました。

よっしゃ!昨日やり抜けなかったリビングのエアコン・・・・今日はちゃんと仕上げてやるぜ!と闘志を燃やし・・・・再び世田谷区へ・・・。


向かう途中に4分配管用のスプリングベンダーとトルクレンチを購入。
そもそも4分の配管の加工なんて普段やったことがないのでこれらの施工に必要な道具すら持ってなかった故に昨日の施工を断念したんです。

スプリングベンダーさえあればこっちのもんだ!かかってこい!↓

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よっしゃ!↓

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リビングはバッチリ!↓

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決まったぜ!↓

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とは言ってもこの1台を仕上げるのにも非常に神経質なミリ単位の細かな調整を繰り返した為に5時間以上の時間をかけてしまいました。


本来ならこの後に寝室と子供部屋のエアコンの施工に着手したかったのですが・・・・体は想像以上に満身創痍・・・・。
とてもこれ以上の施工は無理・・・と判断しました。

「このまま施工を続けてたら・・・きっと取り返しのつかない事になるな・・・。」

という訳で・・・残りの2台は26日の日曜日に延期させてもらいました。

この施工の最中にたくさんの友人や仲間から「そんなことやってないで早く医者の所に行け!」とfacebook上で言われましたが・・・・。


「うるせぇな・・・医者の所へ行けだと?今回の依頼主はなぁ・・・・夫婦揃って医者だ!」


残りの2台の施工は26日に延期してその場を離れて・・・・世田谷区池尻まで走りトイレのリフォームの現地調査に向かいました。↓


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この狭いトイレにどのような魔法をかけるか・・・・なんて考えたんですが・・・・それどころじゃないよね。
依頼主の方へ・・・もう少し時間ください・・・必ず最高のトイレに仕上げますので。


そのまま横浜の事務所へ向かいました。
事務所に着いたのが18時頃だったと思いますがその後の2時間の記憶がありません。

どうやら事務所に到着した瞬間に気を失ってしまったみたいなんですね。
気がついたのが20時でした。
デスクにうつ伏せになったまま意識を回復しました。


ここで何故こんな最悪な状況になってしまったのかを考えました。

●6月16日辺りから酷い騒音で3日ほど熟睡出来なかった。(元々睡眠時間3時間ほどのショートスリーパーなので熟睡できないのが痛かった)
●施工のことばかり考えていてまる2日間何も食べていなかった。(普段から1日1食しか食べれない体なので・・・・)
●暑かった

以上の3点が今回の体調不良の原因だったと思われます。


幸いにも20日と21日は事務仕事の日として施工を入れてなかったので休息するには丁度いい感じのスケジュールでした。
しかし22日にZシリーズの施工を予定してたんですね。
依頼主の方は私の体調を心配してくださって「急がなくてもいいですよ!」と言ってくれたんですがそーゆー訳にもいかない相手だったのです。

「いや・・・やる気満々ですよ!」とだけ伝え施工を強行・・・・。


22日、戦闘開始!↓

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なぜ「そーゆー訳にもいかない相手」だったのか?

品番をご覧ください。↓

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実はこの依頼主・・・・私にエアコンを依頼したのは1年以上前だったのです。
品番からもこのZシリーズが2015年のモデルであることが証明されてます。
末尾が5ですから・・・2016年モデルだと末尾が6になるのです。

このエアコンの発注をかけたのが2015年の7月24日でした。↓
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現地調査をした上で重い腰を上げて発注をかけた記憶があります・・・。

ではなぜ重い腰だったのか・・・・。


「どーやって施工すればいいかがわからなかった・・・・・。」


この写真を見てその意味が理解できた方は相当なもんだと思います。↓

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現地調査の際に私はこの状況を見て固まってしまいました。
「こりゃ・・・参ったなぁ・・・どーやればMDダクト施工ができるんだろ?」と・・・・。


赤い線を引いた所に注目してください・・・・。↓

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この微妙な角度に対してMDダクトで対抗するにはちょっと手強いなぁ・・・と思ったんですね。

「こりゃ・・・テープ巻きでしか対抗できないんじゃないか?」とも思いました。

エアコンというのは室内機の底辺がある程度限定されるんですね。
室内機の底辺に対して配管を突入させる穴の角度が狭すぎる・・・・。

「使えないわけじゃないから急ぎませんよ!」とも言われてたんで焦ることはない・・・と最適な施工法を模索する時間を頂いたんですが答えが見つからない状態で1年の時を経ました・・・・。

実は6月22日の朝の段階でもその答えは見つかってなかったのですが・・・・ここでまたしても奇跡が起こったんですね・・・。
何気なくMDダクトの材料を買いに材料屋へ車を走らせたんですが私の頭の中にあるフレーズがキュピーン!と降りてきたんです。


「困った時の・・・45度・・・・」

実は6月21日に書いた記事「針先の一点!ブレない施工について書いてみました。」と言う記事の中でガス配管を自由自在に45度エルボで角度変更をした記事を書いてたんですね・・・・。


「おぉ!これだ!MDダクト施工だって45度エルボを使えば今回のようなタイトな状況でも角度変更でなんとかできるかもしれない!」

と閃いたんですね・・・・。
前日にその事をガス配管を例題に無意識で書いてたんですよ。

よっしゃ!んじゃやってみるか!↓

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なんかいけそーな気がする・・・。

MDダクト施工というのは施工前に完璧に頭の中で完成後の絵が見えてないと施工に着手出来ません。
ボードアンカーでダクトを固定しながら形を作っていくのですから手当たり次第でなんとかなるような甘っちょろい施工ではないのです。
絶対に失敗は許されない施工法なのですから仕上がった時の絵がまず頭の中に出来上がってないと怖くて手が出せないのです。
なので今回のような「なんかいけそーな気がする・・・。」は完全な見切り発車で本来ならば絶対に行ってはいけないのです。
完成の絵がこの時点で不完全で見えてすらいないのですから・・・。

そしてこの時点で・・・一旦施工を辞めました。↓

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赤い丸を付けた所に適した材料を持ってなかったんですね・・・・。
なので片道1時間かけて新横浜まで車を走らせます。
往復2時間・・・そんなの関係ない!最高の仕上がりが見えてきたんだからここで諦めてたまるかよ!

よっしゃ!↓

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完璧じゃないか!↓


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実はここに至るまでの間にお客さんからは「難しかったらテープ巻きでもいいのよ。」と言われてたんですが断固としてそれを拒否したんです。


「だってZだよ?Zシリーズ売るのにテープ巻き施工でハイ出来ました!なんて死んでも言いたくない・・・最高級のエアコンにふさわしいバッチリとした施工をしなきゃ売る意味がないし俺の積み重ねてきたヒストリーに後味のよくないものを残すわけにはいかん!」とw

どこまでワガママなんでしょうかwww

でもね、それがサタケの最大の商品なんです。


「悪いけど・・・今日は何時に終わるかわかんねーぜ!」

と施工前に言いました。
この日は事務所を後にしたのが朝の9時でした・・・・。
そして施工が終わったのが21時でした・・・。

1台のエアコンに12時間もの時間を掛けたのです。
それでも1年以上も待たせたお客さんに対しての約束はキチンと果たしました・・・。

体はまだ回復してなかったけれど・・・今回の施工を通じて今まで使ったことのない45度エルボ等の新しい施工の手法をマスター出来た事が一番の収穫でした。


結論から書くと1年以上も考えて手が出せなかったのは「経験不足」によるものです。
そりゃそうですよ・・・私がMDダクト施工を初めて行ったのは今から2年ほど前なのですからガスの配管や水道の配管ほどの経験はないのです。

しかし、経験不足だからこそ新しい施工のヒントは自分の頭で考えて行動することにより蓄積されるものなのだから今回の施工は本当にいい勉強になりました。

経験不足だからって逃げる必要はありません。
いつも全力で全身全霊を込めて施工を続ければ・・・・必ずや「あなたから買いたいから!」と言ってくれるお客さんに恵まれるはず・・・。


もう眠いので26日に行った2台のエアコンについてはまた後日書きます。(付けたのはZじゃないし・・・)


えっ?Zの施工については書いたけどZの機能については書いてないだって?


そんなもんは・・・私からZを買えばわかるでしょう!


という訳でZシリーズについて書いてみましたがいかがでしたでしょうか?


最後にこれだけは言っておきます。

「Z使っちゃうと・・・他のエアコンが物足りなくなるほど凄いんですよ。」


2016-06-21 20:54

こんばんは!佐竹です。

6月18日の午前中に目黒区で唯一のFFD給湯器でもあるRUX-V1315FFDA-Eの施工と午後に世田谷区でエアコンの施工を予定していました。
6月18日の朝のやる気満々な様子をまず・・・ご覧下さい。↓

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FFD給湯器の他にエアコンを3台積んでおります。↓

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完全にどっかの問屋の車みたいな私の愛車・・・通称サタケの犬と呼ばれています。(顔が犬みたいだから・・・)↓

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6月18日は午前中に目黒区でFFD給湯器の施工を・・・そして午後にエアコンを1台だけ施工して残りの2台は翌日の19日に施工を完了させるつもりでした・・・がっ!

この後・・・予想外の展開を迎えることになってしまいました。

6月18日・・・午前は目黒区・・・午後は世田谷区・・・の後・・・夜に横須賀市で非常に大規模なリフォームの打ち合わせを予定してたんです・・・。


横須賀での打ち合わせに向かう車中で私の体が突然動かなくなってしまい・・・気合いで打ち合わせの現場に着いた後に倒れました。

翌日の19日・・・全身ボロボロの状態で1台だけエアコンの施工を完了させて残りの2台は26日に施工させてもらう事になりましたのでその時の様子は26日の施工が完了した後に書いてみようと思います。

昨日まで歩くのがやっとの状態でしたがなんとか回復しつつありますのでアンチサタケのボンクラ同業者の皆さん!


誠に・・・・残念でした!


私はね・・・不死身なのです。


と・・・いう訳で昨日今日と休むことなく事務仕事をしております。
普段忙しすぎて請求書を書く暇すらないので丁度いい休息と言えばそーなのかもしれませんね・・・って全然休んでませんけどね。


倒れたのが18日・・・その前の日は株式会社サタケを影で支えるメンバーたちによる「株式会社黒サタケ従業員の会」と言う集まりがありました。↓

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黒サタケという字から想像できると思いますが普段から極めてブラックな環境での仕事を好む私を支える友人達とただ単純に安い中華屋で呑んだくれて終電には間に合うようにキチンと家へ帰る・・・と言う極めて健全な飲み会であって間違っても我が社の従業員ではございません。

普段は様々な分野で活躍されている友人達がたくさん集まるのですがこの日は私を含めて3人だけでした。

「なんで今日集まったの?」とメンバーのYさんに聞くと彼は私にこう答えました。

「石田さんに娘の部活で使う為の譜面を頼んでて今日その譜面を受け取る為に集めた・・・・。」との事。

「んじゃ、俺・・・全然関係ないじゃん」なんて言ってるとYさんは「ほら、社長無視すると後で面倒くさいじゃん。」と答えました。

よく知ってますね・・・・私の事。

彼の言う石田さんとは音楽家で私の親友でもある石田ショーキチ君の事。
その彼がYさんの娘の為に「20th Century Boy」という有名な曲のストリングスアレンジの譜面を書いてくれてその譜面が完成したので集まっただけでした。

1軒目は安い中華屋でビールと紹興酒で炒めたモツ料理をつつきながら料理を満喫し・・・2軒目は私のイメージにピッタリな渋いバーで飲んだくれた訳ですが・・・こーゆー異業種の仲間で集まって酒を飲むというのは非常に価値があると思ってます。いつも写真を撮られると変顔をする私と石田ショーキチ君・・・この2人で撮った写真でまともな顔で写ってる写真は1枚もございません。↓


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この日も以前私がタクシーに乗った時にタクシーの運転手から聞いた話をきっかけに非常に面白い展開となりました。
タクシーの運転手の方に「横浜で美味しいラーメン屋さん知ってますか?」と何年か前に聞いた事があったのですがその時にタクシーの運転手からこんな答えが返ってきたんです。

「杉田にあった頃の吉村家のラーメンは別格だった!あの親父が作ってた頃のラーメンは信じられないくらい美味かったけど今は駄目だね・・・弟子が作るようになってからはまるで別の味になってしまった。」

こんな他愛もない話をバーでしてたんですね。

そしたら石田ショーキチ君が非常に面白い事を話しだしました。

「針先の一点」

なんのこっちゃ?と思われがちですが意味は非常に深くてですね・・・・。

全く同じ材料を使っても「あらゆる要素がびしっとあつまった針先のような一点」の違いで店員にまかせるとその一点がだんだんぼやけて大きな玉になってぶれる・・・だから弟子が師匠と同じように作っても同じ味にはならないんだ・・・という話。

なるほど・・・深いなぁ・・・と一同感心!

さすが・・・石田ショーキチ・・・・伊達に麺ばっかり食ってねぇな・・・・。

そんな深い話を聞きながら酒を飲み・・・やがてその矛先は私へ向かうわけですよ。


「社長!なんでいつもあんなに効率の悪い仕事してんの?」


と・・・・馬鹿野郎!
効率が悪いからこそ・・・・いい作品になるんじゃねーか!えーこらぁ!

これこそまさに「針先の一点」でござるよ!

(一同呆れた様子で違う違う・・・)

という訳でそろそろ本題に入りたいと思います。

今日はその「針先の一点」の話に似ている話で「ブレない施工」をテーマに記事を書いてみたいと思います。

今回の施工の舞台は4月まで遡ります。
このブログでも度々登場する「緑のアパート」が今回の舞台となります。↓

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お話を頂いたのは1月くらいでした。
1月といえばちょうどこのブログでも紹介した中華料理店「牡丹」のリニューアルリフォームを行ってた時期です。
依頼主の大家さんから「5月に入居者が決まりそうだから4月末までにいつものようにやってくれないか?」との依頼でした。

今回はアパートの2階の部屋で浴室はハーフユニット・シャワー付き風呂釜はタイヘイのFF式の昔ながらの風呂釜が付いてました。↓

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FF式の風呂釜を撤去して外にエコジョーズ給湯風呂釜を設置。↓

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キッチン側にも給湯管を引いてシングルレバーの混合栓を付けて欲しいとの依頼でした。↓

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まぁ、普段から大変お世話になってる方からの依頼ですから断る理由はありません。
喜んで引き受けたんですがとにかく忙しくて集中して施工できるような状況ではありませんでした。

普段なら2日か3日あれば出来てしまうような内容なのですがこの時期はマンション用エコジョーズの依頼やらリフォームの依頼やら・・・様々な依頼が殺到してたんですね・・・だから空いてる時間を利用してチマチマ施工する事にしました。

まずは撤去ですね。↓

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ん?この水道の配管のやり方は・・・俺の施工じゃないなぁ・・・。
三浦配管の施工でもない・・・これはきっと文化興業による施工だね・・・なんて言いながら撤去を開始しました。↓


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でもこのタイヘイのFF式シャワー付き風呂釜 TH−DPS−550は俺が売ったものだね・・・。↓

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見ただけで解るんだ・・・。↓

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今回もいつものように「どうやって施工するか?」なんてなーーーーーんも考えてません。
全て私のアドリブで思いついた事をやればいいだけなのです・・・・。↓


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今回のように必要な物が全く存在しないケースの施工の世界に「効率よく」なんて概念は存在しません。
自らの経験を糧に「どーすれば美しく施工できるか?」は追求するべきですがその中に「効率よく」と言う概念は最初っから存在してはいけないものだと私は思ってます。

今回の施工でまず一番最初に「どーしようかなぁ?」と悩んだのがこれです。↓

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水の起点をどーするか?でした。
撤去前はここを起点として外側に水の配管を分岐し洗濯機用の水道を分岐・・・そしてFF式の風呂釜まで水道を回り込ませて接続された形でした。

しかし、完成の絵にはここにシャワー混合栓が付いている絵だけは想像してたのでここを起点としての水道配管は美しくないと判断しました。


ではどーするか?


うーん・・・どっかに水道の配管ないかなぁ?と探してみると・・・・。↓

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トイレに繋がっている水道の配管を発見!


よし!ここから分岐しよう!↓

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水道があって良かったぜ!↓


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ラッキー!↓


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いつものように柔管と硬管をうまく使い分けての取り回し施工となります。↓

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一つ一つの施工がカチッと決まった完璧な美しさを追求したサタケワールドを今回も展開したいと考えながら施工を続けます。↓

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エコジョーズの横で立ち上がってる水道配管は洗濯機用の配管です。↓


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次の問題はキッチン側への給湯管の新設です・・・。↓

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2階なので梯子をかけないと施工できない訳ですよ・・・。↓


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実は私・・・この手の施工では一切メジャーは使ってません。
全て目分量の適当な寸法取りで施工を行っております。↓


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それはなぜか?


その答えは・・・・私も知らん!


でもね・・・。
ほら!見て!↓


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ドンピシャでしょ?↓


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それはなぜか?


たまたまだろ・・・・。


だってこんな高さで寸法なんて測れる訳ないじゃん!↓


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しかも1人でやってるんだぜ?↓


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1人より2人がいいさ♪
2人より3人がいい♪

なんて歌が昔あったなぁ・・・。


どーでもいいか・・・・。


さて、施工を続けましょう。↓


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キッチンに向かって給湯管を新設する訳ですが・・・・。↓


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はい・・・完全に失敗しました。


原因はこれです。↓

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下から覗いたら配管がよっこらせ状態になっていて全然美しくない・・・・。


という訳でここは柔管を使って修正します。↓


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ここでもワンポイントで柔管を使い硬管と組み合わせて使う事で問題点を解決させる作戦をとりました。↓

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よし!↓


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これでまっすぐ落とせた!↓


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あらゆる難所をその都度思いついた非常に適当な施工で乗り切り・・・ゴールまでひたすら配管を作っていくわけですが・・・。↓


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キッチンにもシングルレバー式の混合栓を付けました。↓


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うーん・・・駄目だこりゃ・・・。↓


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以前私が施工した1階の配管の洗礼された美しさに対し・・・今回の2階の配管は完全に負けてます。

それはこれです!↓


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赤い線を引いた配管・・・・すなわちガス管が給湯管に対して交差してるのが気にいらねぇ!となってしまったんですね・・・。


まぁ・・・ガス管は・・・やり直せばいいか・・・・ガス屋なんだし・・・。


その他にもやらなければならない事がたくさんあるんですよ・・・。
電気の配線とかリモコン線の新設とか・・・・色々です。↓

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うーん・・・これも仕上がりが気に入らなかったのでボツにしました。

という訳でやり直し・・・。↓


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私の場合、電線管の施工ではノーマルベンドというカーブの緩やかな材料は使いません!
常にタイトに美しく決めたいので普通にエルボを使ってますから配線通すだけでも非常に大変な手間がかかるんです。↓

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あーでもないこーでもない・・・と何度も何度もやり直してこの形で納得しました。↓


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プロの電気工事士の方が見ても驚くと思います。
ここまでキッチリ決めるのにこれだけの微調整をやってるのですから。↓


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キッチリとした施工の仕上げを演出する為に切り直した電線管の端材です。
その都度・・・苦労して通したエルボを外さないとこの形にはならないんですね。


そして気に入らないガス管を全部撤去してしまいました。↓

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私はガス屋なんだから・・・一番の楽しみは最後にとっておきました。


さぁ・・・やるぜ!↓


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皆さんご存知の通り・・・私はLPガス屋な訳ですから当然一番好きな仕事はガス配管の仕事なんですね・・・。↓


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ほんと・・・これだけで飯食えたらどんだけ幸せか・・・・。↓


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キッチン側のガス配管のテーマは1階の配管と「兄弟のような感じ」を作ってみたかった訳です。
当然、ガス配管もメジャーなんて使ってません。
全て目分量の適当な寸法取りで作ってます。


残るはエコジョーズ本体側へのガス配管です。
こちらも自分の経験からなる絶対の自信を持って極めて適当に配管を作っていきます。
例えばこの45度エルボを使った角度変更のテクニックなんて計算しても出来ませんよ、こんなの。↓

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あそこで角度変更したからこそ・・・この形になるのです。↓


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ここまで様々な配管が犇めき合ってるとガスの配管なんか自由に施工できるようなゆとりなんて何一つないんですね・・・・。↓


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だからこそ私の必殺テクニックの45度エルボによる角度変更が生きてくる。

でないと・・・・この形にはならないのですよ。↓


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電気も水道管も給湯管もガス管も全て1人の男が行ったからこそ「ブレない施工」が可能になるのです。
これが個々に電気は電気屋さん・水道と給湯は水道屋さん・ガスはガス屋さんとやる人が3人いたら仕上がりは全部バラバラになってしまいます。それぞれに施工の癖が違いますし目指している方向性は大きくブレるのが当たり前だと思います。


すなわち・・・ここまで頑なにブレない施工を行えるのは私だけなんですよ。


最初悩んだ水の起点の問題もこのような形でカバーしました。↓

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一部だけ架橋ポリエチレン管を使いコストを抑えながらも最大限に美しさを引き出します。↓


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キッチン側にも一手間かけてキチンとリモコンを新設してるんですよ。↓


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しかし・・・よくこの狭いスペースに収まったなぁ・・・。↓

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今回も長編となりましたが・・・・。↓


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実際には1日2時間とか3時間とかの非常に短い空き時間を使って施工したので完成までには非常に時間がかかりました。(1ヶ月ほどかかりました。)
非常にタイトなスケジュールの合間にもこのような創作的な施工のチャンスを毎回くれる大家さんには非常に感謝してます。↓


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今回はブレない施工をテーマに記事を書いてみましたがいかがでしたでしょうか?
このようなブレない施工というのはブレた人間には絶対に出来ません。↓


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実は今回の緑のアパートの施工については以前もこのアパートの施工について書いていた為にここまで長編を書くつもりはありませんでしたが親友の石田ショーキチ君から聞いた「針先の一点」の話で物凄くインスパイアされました。

そうか・・・俺の仕事も常に「針先の一点」なんだ・・・・。


ラーメン作るもの配管作るのも基本は一緒なんだ!という事をここに記したいと思い長々とダラダラと・・・書かせていただきましたがいかがでしたでしょうか?


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