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2020/04/18 00:30

アメリカ政府と米メジャーメディアが「新型ウイルスは中国の武漢ウイルス研究所から流出した」という方向に姿勢を転換。さらに、武漢の研究所の出資者は「アメリカ自身」であることが判明

2020年4月16日
coronavirus-china-lab2020.jpg

舞台は中国武漢だが、そこに中国政府は介在していない

思えば、早いもので、このブログで、最初に、「コロナウイルスの起源の可能性として中国武漢のウイルス研究所がある」とした以下の記事を記したのが、1月29日のことでした。

自然界に免疫が存在しない悪夢のコロナウイルス
2020年1月29日

その研究は、エボラウイルスとコロナウイルスを感染させた状態のコウモリの研究でしたが、その中には「コロナウイルスを無毒化して保存する方法」の研究も含まれていました。

もう少し正確にいうと、「ウイルスに感染させたコウモリが、病気を発症することなく、体内に長期間保存できる方法を分子構造から研究する」ということを模索していたと考えられます。

「コロナウイルスを生体の中で保存しておく」という手段を獲得するものだと思われます。

それと共に、「遺伝子操作により、ウイルスの免疫性を改変する」ということもおこなっていたことが、武漢ウイルス学研究所のウェブサイトから伺えます。

研究を率いているのは、中国科学院に属する武漢ウイルス学研究所の「周鵬」という名の科学者で、ウイルス研究の世界では中国のトップクラスの人のようです。

ゼロヘッジは「新型コロナウイルスが動物から人間に感染したというのは茶番だ」として、この中国の科学者である周鵬氏の研究が、現在の爆発的流行を見せるウイルスの背後にあると述べています。

ゼロヘッジは、武漢ウイルス学研究所の中国語のウェブサイトを要約し、研究所がおこなってきた研究について、次のようにまとめています。

周鵬氏のコロナウイルスの研究の目的
1. 武漢ウイルス研究所は、中国の最高のウイルス学および免疫学の専門施設のひとつであり、中国の最高のバイオハザード研究所である。

2. その施設の科学者である周鵬氏は、致命的なウイルスを運び伝達するコウモリの免疫機構を2009年から研究している中国の著名な科学者のひとりだ。

3. 周氏の主な研究分野は、エボラ、SARS、コロナウイルスなど、この世で最も病原性の高いタイプのウイルスをコウモリに感染させる方法とそのメカニズムを研究することだ。

4. 周氏はさまざまな免疫経路を遺伝子工学的に操作して、コウモリが感染しやすくなるようにし、その過程で潜在的に超耐性の病原体を作成した。その研究の中には、ウイルスの感染に対する生体防御機構において重要な役割をはたすタンパク質である STING 経路などの免疫経路の遺伝子操作も含まれる。

5. 周氏は、研究の一環として、自然免疫を克服したコウモリの変異したコロナウイルス株を研究した。これは「スーパー病原体」としてのコロナウイルス株であり、つまり、これらのコロナウイルスには、自然免疫の経路に耐性がない。これは現在世界に拡大しているコロナウイルスとよく似ている。

6. 11月中旬の時点で、周氏の研究室は、スーパーコロナウイルスとコウモリの感染症に関する研究の実施を支援するために、経験のない研究員たちを積極的に採用していた。

7. 周氏のウイルス学およびコウモリの免疫学に関する研究は、国立優秀青年基金、中国科学院、科学技術省の主要プロジェクトから資金援助を受けている。

vwuhan-irus-labs.jpg
・武漢ウイルス研究所


今は、4月16日ですから、3ヶ月弱ですかね。月日は、早いものです。

その 1月29日の地球の記録の記事「武漢ウイルス最新情報 2020-01-29」のタイトルは、「中国での新型コロナウイルスの患者数はSARSを超えた」というものでしたが、それは以下のような数値でした。

2020年1月29日の状況(感染確認数 6052人 / 死者 132人)
wuhan-coronawirus-0129c.jpg

ヨーロッパ全体の感染者が「 4人」という頃でした。

そして、現在がこちらです。

2020年4月16日の状況(感染確認数 205万9908人 / 死者 13万4165人)
wuhan-2020-0416.jpg

たった2ヶ月半でこれですからね。

それで、この 1月の終わりなどから最近に至るまで、「新型コロナウイルスが人為的に作られたものである可能性がある」ということについては、ずっと、「単なる陰謀論」として片付けられてきました。

アメリカで最初にこのことを報じたゼロヘッジは、翌日、ツイッターのアカウントを永久凍結されたりしていました。

私自身も、特に何があったというわけではないですが、陰謀論者と同じにされるのもどうかなと思い、3月以降は「ウイルス人為説」はあまりブログではふれず、メルマガでたまに書くくらいでした。

ところが、最近、フォックスニュースや、ワシントン・ポストなど、アメリカのメジャーメディアがこぞって「新型コロナウイルスと中国の研究所の関係」について報じ始めました。

このことは日本でも以下のように軽くふれられています。

米当局、中国・武漢の研究に警鐘 コウモリのコロナウイルス

米紙ワシントン・ポストは14日、米当局者が2018年に中国湖北省武漢市の中国科学院武漢ウイルス研究所を訪問後、同研究所が行っていたコウモリのコロナウイルス研究の危険性に警鐘を鳴らす公電を米国務省に送っていたと伝えた。

新型コロナウイルスが同研究所から漏えいした証拠はないが、トランプ政権内でこの公電が再び注目を集めているという。

同紙によると、在中国米大使館員らは18年1月に研究所を数回視察。公電には研究内容に関し「コウモリのコロナウイルスが人に感染し、SARSのような病気を引き起こす可能性を強く示唆している」と明記していたという。 (共同通信 2020/04/15)


この報道にはないですが、この公式文書には、「コウモリ由来のコロナウイルスが武漢の研究所から流出した場合、 SARS 感染症のようなパンデミックを引き起こす懸念がある」と明確に記されています。

まずは、最近のアメリカでの一連の流れを記事にしていました冒頭の米経済誌フォーブスの記事をご紹介します。

事態を複雑にしているのは、「武漢ウイルス研究所を設立し、そこに資金を提供したのは実はアメリカ政府」だったということにもあります。つまり、武漢ウイルス研究所は、中国政府の施設というより「アメリカ政府の施設」なのです。

コロナウイルスの発生について中国の研究所に焦点が当てられている
China Lab In Focus Of Coronavirus Outbreak
Forbes 2020/04/14

新型コロナウイルスのアウトブレイクが始まって以来、このウイルスが、中国武漢のウイルス研究所から流出した可能性があると述べていた人たちは、この数カ月間、陰謀論者あるいは、右傾の差別主義者として非難され続けた。

たとえば、アメリカで最初にこの説を取り上げたのは金融サイトのゼロヘッジだが、同サイトが「新型ウイルスは、中国武漢のウイルス研究所から流出した可能性がある」という記事を最初にツイッターに投稿した直後、ツイッター側は、ゼロヘッジのアカウントを永久凍結した。

しかし 4月14日になって、この「ウイルスが中国で作られたというのは陰謀論」というストーリーが反転した。もはや、これは中国の指導者とトランプ氏が罵り合うだけの感情的な話ではなくなった。

4月14日、米ワシントン・ポストのコラムニストであるジョシュ・ロギン(Josh Rogin)氏は、アメリカ政府が武漢ウイルス研究所の安全基準について懸念していたことを明らかとする文書の存在を公表した。

その懸念は具体的であり、「ある日、これらのコウモリでのコロナウイルスの実験によるウイルスが、外部に流出し、それが人に感染することで SARS のような病気が世界的な悪夢を引き起こす」ことをアメリカ政府が本気で懸念していたことがわかったのだ。

ロギン氏の描く最良のシナリオでは、最終的には、中国がウイルスの起源に関して協力するようになり、致命的な COVID-19 を緩和または治療するためのより優れた薬物の準備が整う。

そこにはもうひとつの事実がある。実は、アメリカ政府は、問題の武漢ウイルス研究所に多額の資金提供の支援をしていたという事実があるのだ。

ワシントン・ポストは以下のように述べる。

中国で初めて最高レベル(BSL-4)の国際的な生物研究の安全性を達成した研究所として知られる武漢ウイルス研究所は 2015年に設立されたが、2018年1月になり、北京にあるアメリカ大使館は、その武漢の研究所に、アメリカの科学外交官を繰り返し送るという異例の措置をとった。

アメリカの科学外交官の最後の訪問は、2018年3月27日で、その後、武漢ウイルス研究所は、英語でニュースリリースを発行した。アメリカ代表団は、武漢総領事館のジェイミソン・フース氏と、アメリカ大使館の環境、科学、テクノロジー担当顧問であるリック・スウィッツァー氏が主導した。

武漢ウイルス研究所は、その 2018年の声明文をウェブサイトから消去したが、インターネット上にはアーカイブされたままだ。


注目に値するのは、「世界で最初の新型コロナウイルス感染者」と噂されている武漢ウイルス研究室の 1人の若手研究者であるヒュアン・ヤンリン (Huang Yanling)が、武漢研究室のウェブサイトの紹介ページから削除されたことだ。

2019年12月30日に武漢ウイルス研究所に、新型コロナウイルスに感染した個人からのウイルス・サンプルが到着した。このサンプルの由来は不可解なままだ。

米科学誌サイエンティフィック・アメリカンによると、中国の著名な女性コウモリ科学者であるシー・ツェンリ(Shi Zhengli)氏は、武漢ウイルス研究所の所長から、「武漢疾病管理予防センターが 2人の入院患者から新型コロナウイルスを検出した」ことを伝えられた。

入院患者たちは奇妙な肺炎に苦しんでいた。

研究所は、このウイルスが SARS を引き起こしたコウモリが媒介したウイルスと同じファミリーに属していたため、調査したいと考えていた。SARS は、新型コロナウイルスと比較すると、2002年から 2003年の 8か月間に 8,100人に感染して、800人弱が犠牲になった疾患だった。一方、新型コロナウイルスは、すでに 200万人に感染し、13万人以上が亡くなっている。

シー・ツェンリ氏は、3月11日、サイエンティフィック・アメリカンに以下のように述べている。

「中国の中心部である武漢において、このようなことが起こるとは思っていませんでした」

ツェンリ氏の研究は広東省、広西省、雲南省の南部亜熱帯地域に最も多く生息している種類のコウモリが保菌しているコロナウイルスが、動物に、そして人間に伝染するリスクが大きいと述べた。

そして、ツェンリ氏は、サイエンティフィック・アメリカンに、

「新型コロナウイルスが私たちの研究所(武漢ウイルス研究所)に由来する可能性があるのだろうか」と思い起こした。

ツェンリ氏は、新型コロナウイルスが自分たちの研究室から来たものではないことを世界に保証したが、彼女が、そのようなことをどうやって知ることができるのかは不明だ。現在、シー・ツェンリ氏の所在は不明だ。

シー・ツェンリ氏のコウモリに由来するコロナウイルスに関する研究は 2015年に遡る。以下は 2015年に科学誌ネイチャー(Nature)に掲載された論文だ。

A SARS-like cluster of circulating bat coronaviruses shows potential for human emergence
(コウモリに蔓延しているコロナウイルスによる SARS のような集団感染が、ヒトに出現する可能性がある)
ht●●tps://www.nature.com/articles/nm.3985

新型コロナウイルスについては、現在、多くの情報があるが、それでも世界はこの未知のウイルスを前にして、行きづまっているようだ。

アメリカ政府は、武漢ウイルス研究所の構築と資金提供を支援している。その理由は、中国が世界の生命科学に並ぶことが重要であるということだった。

そこに投資し、国際的な安全基準について教育することは、アメリカにとっての予防医学でもあった。

ワシントン・ポストの報告は、アメリカ政府当局者は、中国の研究室でおこなわれていたコウモリ・コロナウイルスに関する研究をよく知っており、そして、武漢の研究室の安全基準が標準以下であることを懸念していたことを示唆している。
ワシントン・ポストは次のように書いている。

アメリカ当局者が、武漢の研究所の訪問中に学んだことのひとつは、アメリカの当局者たちは、コウモリ・コロナウイルスが人へ感染する可能性について大変懸念していたことを示し、そして、それに関する中国の研究室の研究が新しい SARS のようなパンデミックのリスクを表すことを警告していた。

先週末にかけて、中国政府は、学術機関やその他の中国国内の研究機関が、コロナウイルスに関する研究をウェブサイトに公開することを禁止した。

ワシントン・ポストの記事は、新型コロナウイルスが、中国の研究所から流出した可能性があることを示した。それはこのウイルスの起源をより明確に理解するための行動につながることでもある。

あるいは、このような事態が再び起こらないようにするために、アメリカと中国が協力し合う局面が訪れる可能性もある。

ここまでです。

アメリカ政府が、武漢ウイルス研究所に投資した金額は、370万ドル(約 4億円)だそうで、4月12日の英デイリーメールは以下のように報じています。

新型コロナウイルスが発生したと考えられているコウモリにウイルス移植実験を行っていた武漢研究所は、アメリカ政府から 370万ドル(4億円)の助成金を受けていた

パンデミックの発生源とされる場所にある研究所はコウモリの研究を行っており、何人かの科学者たちは壊滅的な流行の原因がこの研究所にあると確信している。

4月12日に明らかになった文書は、武漢ウイルス研究所から 雲南省で捕獲されたコウモリに対してコロナウイルス実験を行ったことを示している。

この武漢の研究所は、アメリカ政府からの 370万ドル(4億円)の助成金によって資金を供給された。

Covid-19 遺伝子の配列分析により、このウイルスが、雲南省の洞窟で見つかったコウモリまで追跡されている。

これを受けて、英国政府高官は、科学的には依然としてウイルスは武漢の海鮮市場から人間に伝染したと考えられるが、しかし、中国武漢の研究所での事故による流出という可能性を「もはや無視できなくなった」と述べた。 (dailymail.co.uk)


この武漢ウイルス研究所をめぐる背景は、とても複雑なものなのだと思います。

しかし、その背景はともかくとして、今回のフォーブスの記事を少し過去記事から補足しておきます。

上のフォーブスの記事に、

米科学誌サイエンティフィック・アメリカンによると、中国の著名な女性コウモリ科学者であるシー・ツェンリ氏は

という部分がありますが、この女性科学者シー・ツェンリ氏は、以下の過去記事に登場します。

人民解放軍・生物化学兵器部門の最高責任者 陳薇少将
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まずは、その陳薇少将が、武漢ウイルス研究所の最高責任者になったことを報じる台湾の自由時報の報道をご紹介します。本日 2月11日の報道です。

漢字が読みにくいですので、チェン・ウェイ少将とカタカナで表記させていただきます。

武漢肺炎》解放軍女少將進駐 武漢P4實驗室形同軍管
自由時報 2020/02/11

武漢ウイルス:武漢の P4 実験室に進駐する人民解放軍の女性少将
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・武漢ウイルス研究所に派遣されたチェン・ウェイ少将。

中国武漢での新型コロナウイルスによる肺炎の流行は深刻だ。最近、湖北省の常任委員会として中国国家保健委員会の副局長である王和生氏が任命されたほか、中国政府は武漢 P4 研究所(武漢ウイルス研究所)の研究員たちを率いる責任者に、特別なウイルス研究と生物学的保護の専門知識を持つ中国軍のチェン・ウェイ少将を割り当てた。武漢ウイルス研究所は軍の管理下状態にある。

チェン・ウェイ少将は生物学的保護の分野で国際的な評価を得ており、 SARS の流行期間中に SARS を予防するための鼻スプレーを開発したほか、 SARS のコントロールのために 14,000人以上の医療スタッフを予防措置に際して大胆に展開させた。

そして、結果として、その 14,000人の感染予防医療スタッフたちは、ひとりも SARS に感染しなかったため、チェン少将は、この SARS での最初の戦いで世界で最も著名な人物のひとりとなり、また、軍事科学アカデミーの医学研究メンバーから高い敬意を受けている。

武漢 P4 研究室の正式名称は、「中国科学院 武漢国家生物安全研究所」であり、これは、中国科学院と武漢市政府との共同建設であり、中国初のセーフティレベル 4 (最高レベル)の病原体を扱うことのできる研究所であり、セーフティレベル 4の施設はアジアでは、日本と台湾に次ぐものとなる。

中国新華社の公式レポートによると、チェン少将は、旧正月の 2日目(1月26日)に武漢の研究チームを率いるように命じられた。チェン少将が責任者となって以来、ウイルスの核酸検査の効率化により、検査時間が大幅に短縮され、診断件数は加速した。

現在流行している肺炎が、武漢 P4 研究所で研究されたウイルス流出に関連しているのではないかと疑う専門家たちが国際的に数多くいるが、中国当局はまだ反論するための強力な証拠を発行していない。

そのような中で、ウイルス研究のスペシャリストであるチェン・ウェイ少将の存在と、その着任は、両者の関係についての国際社会の疑念と、さまざまな推測を深めているようだ。

武漢ウイルス研究所のワン・ヤンイ所長
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ワン・ヤンイさんについての中国語 Wikipedia の冒頭は以下のようなものです。

ワン・ヤンイ(1981 - )は、中国人民共和国の生物学者。武漢大学のウイルス学者であり、中国科学院の研究者でありディレクター 、そして、武漢政協委員のメンバーであり、武漢市委員会の副所長を努める。
(Wikipedia)


という華麗な肩書きを持ちます。学歴としては、北京大学で学士号を取得した後、アメリカのコロラド大学で修士号を取得したという中国でのエリート中のエリート中のようです。

その後、武漢大学生命科学部の准教授にまで昇進した後、ワン・ヤンイさんは、2012年3月、武漢ウイルス研究所に異動となり、2018年10月に所長に就任したと書かれてあります。

この年齢で、バイオセーフティレベル 4の研究室の所長になるというあたり、本当に優秀なウイルス学者なのだと思います。

しかし、こちらの報道では、国際的に存在する疑惑(武漢研究所からウイルスが流出したのではないかという疑惑)と関係しているのかどうかわからないですが、中国科学アカデミーの判断としては、ワン・ヤンイ所長を辞任させるのではないかとあります。

人民解放軍のチェン・ウェイ少将が研究所を率いることが報じられている時期とリンクしていますので、そういうこともあるのかもしれません。

ところで、2月8日の世界日報には、この武漢ウイルス研究所が設立される経緯が記事となっています。

真偽はわからないですが、おおむね以下のような経緯だと述べられています。

武漢ウイルス研究所について世界日報の報道より

2月7日に放送されたメディア「燕銘時評」の報道によると、中国科学アカデミーの中の「上海生命科学アカデミー」についての知識を持つ某氏の話が伝えられた。

某氏によると、1989年6月に江沢民が中国の政権を握った後、彼の息子の江綿恒は中国科学院に入学した(後に、中国科学院副院長に就任)。

江綿恒は、ハイテクノロジー研究所の研究開発を担当し、再編成を主導し、上海生命科学院(上海生物科学院)を設立した。

これにより、中国科学院、上海生物科学院、上海大学、上海病院、軍事病院研究所で構成される上海のヘルパーシステムの輪を確立した。

その後、操作生物学の分野での主要な研究プロジェクトの設立と莫大な資金の配分により、医療バイオテクノロジーの分野で上海政府と企業の利益団体が形成された。

それは、江綿恒により武漢大学に組入れられ、軍事、産業、および化学兵器を含む重要な施設である中国科学アカデミー武漢ウイルス研究所を間接的にコントロールした。


よくはわからないですが、ずいぶん以前から、この武漢の研究所は、医療においても軍事においても、重要な施設だったということなのかもしれません。

この武漢ウイルス研究所には、「 SARS ウイルスとコウモリウイルスを組み合わせることによって、最初に、ヒトの気道に感染する新しいタイプのコロナウイルスを作成した科学者」の存在があるということをアメリカのニューヨークに拠点を持つ中国語専門の報道メディアの「新唐人テレビ(NTD)」が報じていたのです。

それがまた・・・その方も女性で。

その方は、武漢ウイルス研究所の研究員である石正麗(シー・ツェンリ)という名の方なのでした。

2018年11月 上海でコロナウイルスについて講演を行うシー・ツェンリ研究員
shi-zhengli.jpg
この「 SARS とコウモリウイルスを組み合わせる研究」は、アメリカ人研究者と共に行ったもので、2015年の科学誌ネイチャーに論文が掲載されています。

この記事では、武漢のウイルス研究をめぐる「3人の優れた女性科学者」を取り上げていました。
ここでご紹介した3人の女性科学者は、

・中国人民解放軍 生物化学兵器部門最高責任者のチェン・ウェイ(陳薇)氏
・武漢ウイルス研究所の所長ワン・ヤンイ(王延軼)氏
・武漢ウイルス研究所の研究員であるシー・ツェンリ(石正麗)氏
でした。

ぞれぞれが、中国ウイルス学研究のトップに君臨する方々ですが、武漢ウイルス研究所のシー・ツェンリ氏は、この中で、「新型コロナウイルス作成に関与した最前線の方」と見なされていました。

というのも、このシー・ツェンリさんこそが、

「コウモリだけに感染するコロナウイルスを、ヒトの気道に感染させられるメカニズムを見出した」人で、その実験を繰り返していたのですね。

もうすぐ3ヶ月になろうとしていますが、予想を上回る速度で世界の文明を滅ぼしてしまったこのウイルスが、人為的なものだった可能性が、ますます高くなっています。

それが中国かアメリカかということはともかくとしても、現状ではすでに、これが人為的かどうかということはどうでもよく、最も大きな問題は、「誰が、何の意図で、コロナウイルスに HIV のタンパク質を挿入したのか」ということです。

以下の記事などにありますように、このことが、この新型コロナウイルスへの態度と、そして「人類の未来」に暗い影を落としてしまっているのです。

新型コロナウイルスは免疫細胞を標的にすることで HIV のように免疫系を攻撃する可能性があると科学者たちが警告
Coronavirus could attack immune system like HIV by targeting protective cells, warn scientists
South China Morning Post 2020/04/12

中国とアメリカの研究者たちは、Covid-19 を引き起こすウイルスは、本来なら有害な侵入者から体を保護するはずの T細胞を破壊する可能性があることを発見した。中国の一人の医師は、HIVと同様の影響を懸念する医療関係者たちが増えていると述べた。

中国とアメリカの科学者たちが、Covid-19 を引き起こす新型コロナウイルスは、体内のウイルスを殺すための強力な免疫細胞を攻撃する可能性があると警告した。

上海とニューヨークの研究者チームによって行われたこの驚きの発見は、新型コロナウイルスが人間の免疫システムを攻撃し、HIV (エイズ)患者に見られるものと同様の損傷を引き起こす可能性があるという最前線の医師の観察と一致した。

上海復旦大学のル・ル(Lu Lu)博士とニューヨーク血液センターのジャン・シボー(Jang Shibo)氏は、実験室で増殖させた Tリンパ球細胞株に、新型コロナウイルス Sars-CoV-2 を結合させる実験をおこなった。

T細胞として知られている Tリンパ球は、体内に外部から侵入した病原体など異物を特定して排除する上で中心的な役割を果たしている。

Tリンパ球は、ウイルスに感染した細胞を捕獲し、その膜に穴を開け、有毒な化学物質を細胞に注入することによってこれを行う。これらの化学物質は、ウイルスと感染細胞の両方を殺し、それらをバラバラに引き裂く。

ところが、今回の実験で科学者たちが驚いたのは、本来はウイルスを排除する役割を持つ T細胞が、実験ではコロナウイルスの餌食となったのだ。また、研究者たちは、ウイルスのスパイクタンパク質に独特の構造を発見した。それらが接触すると、ウイルスのエンベロープと細胞膜の融合を引き起こすと思われる。

その後、コロナウイルスの遺伝子は T細胞に入り、 T細胞の保護機能を無効にしてしまった。

研究者たちは、同じコロナウイルスの SARS ウイルスでも同じ実験をおこなったが、SARS ウイルスには、T細胞に感染する能力がないことを見出した。

つまり、新型コロナウイルスだけが、T細胞を攻撃する能力を持っているのだ。

2003年の大流行で数百人が死亡した SARS は、ACE2 と呼ばれる特定の受容体タンパク質を運ぶ細胞にのみ感染する能力を持つが、この ACE2 タンパク質は T細胞には非常に低いレベルでしか存在しない (※ T細胞には SARS の受容体がないために、SARS は T細胞に感染できないが、新型コロナウイルスは受容できる能力を持つということ)。

T細胞への新型コロナウイルス感染をさらに調査した後、研究者たちは、「病原性メカニズムと治療的介入についての新しい考え方」が喚起されるだろうと査読付き科学誌(Cellular&Molecular Immunology)に掲載された論文で述べた。

中国北京の公立病院で Covid-19 の患者たちを治療している一人の医師は、この発見により、新型コロナウイルスが人間の免疫システムを直接攻撃する最も悪名高いウイルスのいくつかのように振る舞う可能性があるという医学界の懸念の高まりに対する新しい証拠が追加されたと述べた。

センシティブな問題であるため、医師は匿名を条件に以下のように述べている。

「新型コロナウイルスを HIV と比較する医療関係者たちがますます増えているのです」

中国人民解放軍・免疫学研究所の科学者であるチェン・ヨングェン(Chen Yongwen)氏たちは、 Covid-19 の患者たちのうち、特に高齢者あるいは集中治療室での治療を必要とする患者たちでは、T細胞数が著しく減少する可能性があることを警告する臨床報告を 2月に発表した。T細胞数が少ないほど、死亡のリスクは高くなる。

数々の遺体を見た医師たちは、死亡者の内臓の損傷が「 SARSとエイズの組み合わせと似ている」と語っている。

新型コロナウイルス Sars-CoV-2 の結合機能の背後にある遺伝子は、他のコロナウイルスでは見つかっていない。新型コロナウイルスだけのものだ。

しかし、エイズやエボラなどのいくつかの致命的なウイルスが同様の遺伝子配列を持っているため、今回のパンデミックが起きる前に、新型コロナウイルスは、長い期間、人間の社会で静かに広がっていたのではないかという憶測を促している。

しかし、新しい研究によると、新型コロナウイルス Sars-CoV-2と HIV (エイズウイルス)の間には 1つの大きな違いがあった。

エイズウイルスは T細胞内で複製し、 T細胞を複製工場に変えて、他の細胞に感染するためのより多くのコピーを生成することができる。

しかし、この実験では、 T細胞に入った後の新型コロナウイルスの成長を観察することはなかった。

これは、T細胞に入った後、新型コロナウイルスが T細胞が一緒に死滅してしまう可能性を示唆している。

この研究はいくつかの新しい疑問を引き起こす。

たとえば、新型コロナウイルスでは、多くの人々が、何週間もの間、症状を引き起こさずに体内に存在している可能性がある。

症状がない場合、新型コロナウイルスは、これらの患者の中の T細胞とどのように相互作用するかは不明のままだ。

一部の重症患者では、免疫システムが過剰反応して健康な細胞を攻撃する「サイトカインストーム」も引き起こされている。

しかし、なぜ、新型コロナウイルスがサイトカインストームを誘発するのかはよくわかっていないままであり、そのメカニズムもわかっていない。

なにかこう、人為的とか細菌兵器とかの「単純な話」とはクロスしない、どこかおどろおどろしい背景(それはたとえば人類滅亡のようなキーワードと結びつくもの)が次から次へと出てくる。

このウイルスはいったい何なの?

最終更新:2020/04/18 00:30

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