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2020/04/14 21:56

緑茶の効用 コロナウイルス感染予防策として浮上した緑茶は、抗ガン作用、抗肥満作用、抗不安作用を含む多くの「驚異的な効用」を持っていることを数々の論文から知る

2020年4月12日
ウイルス感染予防の他にも数々の驚きの効果

海藻と免疫の関係につきましては、過去記事「…「抗ウイルス策あるいはサイトカインストーム防御策」。それは海藻とフコイダンに」などをご参考いただければと思いますが、少し前に、緑茶に含まれているカテキン成分のうちのエピガロカテキンガレートの新型コロナウイルスへの抗ウイルス作用について、以下の記事を書かせていただいたことがあります。

・Identification of Dietary Molecules as Therapeutic Agents to Combat COVID-19 Using Molecular Docking Studies
分子ドッキング研究を使用してCOVID-19と戦うための治療薬としての食物分子の同定


これは、インドのERA医科大学という医学系大学の研究者たちが、知られている 18種類の食品成分について「分子ドッキング」という方法で探査したものです。

その結果、「エピガロカテキンガレートという物質に最も高い抗ウイルス作用があった」というものだったのです。

この「エピガロカテキンガレート」というのは、「カテキン」の一種なんですが、つまり「緑茶」に含まれているものです。

ところが、普通のカテキンは、紅茶とかウーロン茶とか、さまざまなお茶に含まれているのですけれど、「エピガロカテキンガレート」というのは、少なくとも手軽に手に入るものとして、

「緑茶にしか含まれていない」

のです(後に「テトウストレ」というものにも含まれていると知りました)。

この「緑茶」というのも、日本以外では、世界中の人が日常的に飲んでいるとはいえないものでして、2015年9月6日の日本経済新聞の記事に「世界で飲まれ始めた日本の緑茶 」というものもありましたので、以前ほど「日本人オンリー」ではないかもしれないですけれど、でも、海外では緑茶は一般的なお茶とはいえないです。

海外では、缶飲料の「グリーンティー」などは、「緑茶にどっさり砂糖が入れられていること」もあり、驚きの「甘い緑茶」を購入してしまうこともあると思います。

ともかく、そういう「日本人だけが日常的に飲んでいる緑茶」というものが、現在わかっている分には、「この世の食品成分の中で最も新型コロナウイルスに有効」だと知りまして、海藻の存在と共に、何とも感慨深く思った次第です。

先ほどの論文には、18種類の食品成分がすべて数値として比較されているのですが、参考として、新型コロナウイルスの治療薬として期待されている「クロロキン」とか「レムデシビル」との数値を比較しますと、ウイルスの受容体によっては、

「緑茶の成分は、抗ウイルス薬の最高で 2倍ほどの抗ウイルス活性がある」のです。

副作用が強いとされる抗ウイルス薬より、医薬品関係の方などがいらっしゃいましたら、この緑茶の成分エピガロカテキンガレートをベースにした治療薬なり、他の何かなりの考察を持たれていただければ幸いです。

しかし、私たち一般人としては、とにかく、

「日常で緑茶をたくさん飲んで、海藻類をたくさん食べましょう」というようなことでよろしいのではないかと思います。

論文には、すべての数値が書かれていますが、名称だけを書かせていただきます。
新型コロナウイルスに有効な成分(効果の高い順)

1. エピガロカテキンガレート
2. クルクミン
3. アピゲニン
4. ベータグルカン
5. ミリセチン
6. ケルセチン
7. ピペリン
8. ゲニステイン
9. ジアゼイン
10. フェルラ酸
11. アリイン
12. リポ酸
13. レスベラトロール
14. グルコサミン
15. ジンゲロール
16. スルフォラフリン
17. アリシン

「エピガロカテキンガレート」というのが、ダントツの一位ですが、これだと何だかわからないと思われますので、成分の後ろに「主にどんな食品に含まれているか」を加えます

新型コロナウイルスに有効な成分(効果の高い順)
1. エピガロカテキンガレート (緑茶)
2. クルクミン (ウコン)
3. アピゲニン (パセリ、セロリ、グァバ)
4. ベータグルカン (きのこ類、最も多いのは、ハナビラタケ)
5. ミリセチン (クルミ、ブドウ、ベリー類)
6. ケルセチン (たまねぎ、そば、りんご)
7. ピペリン (黒コショウ)
8. ゲニステイン (大豆)
9. ジアゼイン (大豆)
10. フェルラ酸 (コメ、大麦、小麦)
11. アリイン (ニンニク)
12. リポ酸 (牛・豚のレバー、腎臓、心臓)
13. レスベラトロール (ぶどう、赤ワイン)
14. グルコサミン (カニ、エビ)
15. ジンゲロール (生姜)
16. スルフォラフリン (ブロッコリー)
17. アリシン (ニンニク、玉ネギ)
(参考までに)
18. レムデシビル (抗ウイルス薬)
19. クロロキン (抗ウイルス薬)

こうなるのでした。新型コロナウイルスに対して、最も高い薬理活性を示したのは、「エピガロカテキンガレート」という緑茶の成分だったのです。

最近、抗ウイルス薬などの、
レムデシビルという薬や、クロロキンという薬が、
新型コロナウイルスの治療薬として効果についてが報じられることがありますが、
論文には以下のようにありました。
(論文より)
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
EGCG(エピガロカテキンガレート)
の計算された活性は、両方の参照薬で
あるレンデシビルとクロロキンよりも
高いことが判明した。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(ここまで)
つまり、緑茶に含まれている、このエピガロカテキンガレートという物質は、「抗ウイルス薬より新型コロナウイルスに有効である可能性」があるのです。

そして、重要なことは、「このエピガロカテキンガレートは、この世で緑茶にしか含まれていない」のです。

紅茶にもウーロン茶にも含まれてはおらず、「緑茶だけ」なのです。

カテキンそのものは、他のお茶類にも含まれますが、エピガロカテキンガレートは、緑茶だけにしか見出されていないのだそうです。

ちなみに、緑茶のカテキンは、以下の化学構造の違いから、
以下の4つに分類されています。
1.エピガロカテキンガレート(EGCG)
2.エピガロカテキン(EGC)
3.エピカテキンガレート(ECG)
4.エピカテキン(EC)

すべて体にいいのだと思いますが、この中の「エピガロカテキンガレート」が、新型コロナウイルスに対して、特に良いようなのですね。

エピガロカテキンガレートには、もともと、抗炎症作用など免疫抑制作用があるとされていましたが、今回の新型コロナウイルスに対しての研究でも、それが示されたと思われます。

なお、エピガロカテキンガレートを最もよく抽出するには、80℃ほどのお湯でお茶をいれるのがいいようです。こちらのサイトにそう書かれてありました。

まあしかし、先ほどの一覧を見ますと、緑茶以外にも、ウコン(ターメリック)、きのこ、たまねぎ、大豆、コメなどから、ニンニク、ブドウ、生姜など、一般的に体に良いと言われているものが多く、これらは、抗ウイルス作用も保持している食べ物のようです。

考えれば、海外ではアジアの一部の地域を除けば、緑茶というのは日常では一般的なお茶ではない場合が多く、ここまで徹底的に緑茶が日常の習慣となっているのは、日本くらいかもしれません。

世界的には、一般的に、発酵させた茶色いお茶(ウーロン茶とか紅茶など)を日常のお茶として飲む国や地域が圧倒的です。
ですので、海外の人たちのほうが、日常ではない視点を持って緑茶に対峙しているのではないかなと、海外の医学系のウェブサイトを見ていましたら、

「緑茶を摂取する 400 の理由」

という英語のサイトがありまして、その冒頭は以下のように始まっていました。

「お茶は薬として始まり、飲料に成長した」と、日本の岡倉角三は『茶の本』で述べている。

「へえ、お茶って最初、薬だったん。ってか、岡倉角三さんって誰?」と調べましたら、これは、日本の思想家である岡倉天心の本名だそうです。この『茶の本』というのは、Wikipedia の項目にもなっていまして、以下のように書かれてあります。

茶の本 - Wikipedia
日本の茶道を欧米に紹介する目的で、1906年(明治39年)、米国ボストン美術館で中国・日本美術部長を務めていた天心が、ニューヨークの出版社から刊行した。茶道を仏教(禅)、道教、華道との関わりから広く捉え、日本人の美意識や文化を解説している。
新渡戸稲造の『武士道』と並んで、明治期に日本人が英語で書いた著書として重要である。
岡倉天心にとって「茶の本」は、現在を永遠とするための美の教典である。


こういうように、「現在を永遠とするための美の教典」というようなオオゴトになっている本のようですが、この著作は、英語で書かれたもののようで、ヨーロッパ各国の言葉でも当時翻訳され、その後、日本語へも「翻訳されて」出版されたようです。

海外でも大変に著名な本のようで、そのために、海外の人でも読まれていた方がいたということのようです。

それで、この『茶の本』の」「かつてお茶は薬であった」という引用から始まる「緑茶を摂取する 400 の理由」というサイトですが、これは医学系サイトでして、ページには、おびただしい数の「薬としての緑茶の効能」を研究した数々の医学論文が載せられています。

それをご紹介したいと思います。

そういえば、先ほどリンクしましたエピガロカテキンガレートについての記事について調べていた際、大塚製薬の「免疫を高める方法」というページに、「緑茶を飲んだ場合と、飲まない場合のインフルエンザの罹患率」を調べたデータがグラフになっていまして、以下のように、かなり明らかでした。

green-tea-flu2011.jpg

緑茶を飲んだグループでは、インフルエンザの罹患率が 4%程度で、飲まないグループでは、13%くらいが罹患していますので、「罹患率が 3分の 1くらい」になっていまして、ここまで顕著な差ですと、緑茶の抗ウイルス性作用は、かなり明らかな感じがします(手洗い、うがい、予防接種の奨励より、「お茶を毎日飲みましょう」という予防法のほうがインフルエンザ予防には効果があるのでは?)。

さて、ここから「緑茶を摂取する 400 の理由」というページにありました中から、抗ウイルス以外の効用と、医学論文へのリンクをいくつか示してみたいと思います。

おおむね、緑茶には以下のような作用あることがが医学研究で認められているようです。

・抗ガン作用
・脳機能と認知能力の低下を抑制する(認知症の進行の抑制)
・コレステロールの低下
・抗酸化ストレス作用
・抗肥満作用
などです。

なお、論文はすべて英語ですが、ここでは日本語で記しています。

緑茶の効用

◎緑茶の天然ポリフェノールに「抗ガン作用」が認められる
・論文「癌疾患における酸化ストレスのモジュレーターとしてのポリフェノール:新しい治療戦略」
(Oxid Med Cell Longev 2015年)ht●●tps://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26649142

◎緑茶は細胞死を抑制する
・論文「抗酸化メカニズムによるキナーゼ経路の活性化の阻害によるベータアミロイド誘発PC12細胞死に対する緑茶抽出物の阻害効果」
(Brain Res Mol Brain Resr 2005年)ht●●tps://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/16153742

◎緑茶は、炎症誘発性サイトカインの生成を低減する
・論文「緑茶ポリフェノールは、肥満および痩せたラットのリンパ球からの炎症性サイトカイン放出のプロファイルを変化させ、酸化的損傷から保護する」
(Int Immunopharmacol 2015年)ht●●tps://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26299975

◎緑茶の抽出物は、筋ジストロフィーの動物モデルにおける壊死を軽減または遅延させる
・論文「緑茶抽出物は、筋ジストロフィーマウスの筋壊死を減少させ、活性酸素種から保護する」
(Am J Clin Nutr 2002年)ht●●tps://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/11916763

◎緑茶からの抽出物は、大幅な体重減少と、さまざまな生化学的パラメーターの数値を改善する
・論文「肥満の治療のための低カロリー食の補助としてのグリーンセレクト・ファイトソーム(※緑茶からの抽出物):臨床試験」
(Altern Med Rev 2009年)ht●●tps://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19594224

◎緑茶のエピガロカテキンガレートが男性の脂肪酸化を高め、抗肥満効果を持つ可能性
・論文「エピガロカテキンガレートが肥満男性の熱産生と脂肪酸化に及ぼす影響」
(J Biol Chem 2007年)ht●●tps://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19594224

◎緑茶に含まれるカテキンに、記憶退行を遅らせる作用がある
・論文「緑茶カテキンの毎日の消費は、高齢マウスの記憶退行を遅らせる」
(Biogerontology 2007年)ht●●tps://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/16957869

◎緑茶カテキンの毎日の摂取が、老齢マウスの脳機能障害を抑制した
・論文「緑茶カテキンの毎日の摂取は、老齢マウスの脳機能障害を抑制した」
(Biofactors 2008年)ht●●tps://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19850981

◎緑茶とリンゴの抽出物を組み合わせた飲料がアルツハイマー病患者の酸化ストレスを低下させる
・論文「アルツハイマー病患者の酸化ストレスのバイオマーカーに対する抗酸化飲料の影響」
(Eur J Nutr 2016年)ht●●tps://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/26298312

◎緑茶は腎臓の損傷を改善する
・論文「緑茶は、ゲンタマイシン(※抗生物質の一種)によってラットに誘発された腎臓の酸化的損傷を改善する」
(Aging Clin Exp Res 2010年)ht●●tps://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/20067862

◎緑茶が「お肌の若返り」に強力に作用
・「緑茶と赤い光 - 肌の若返りに強力なデュオ」
(Photomed Laser Surg 2009)ht●●tps://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/19817517

このあたりまでとさせていただきます。

緑茶は、特に「肥満を抑制する作用が強い」ようで、緑茶と抗肥満に関する論文が非常に多かったですので、そのようなことに悩まれている方は、緑茶はいいものかもしれません。

また、緑茶を粉末にしたものが抹茶ですが、「抹茶は、不安とストレスを軽減する」という論文が、かなりあることも知りました。

以下はそのうちの 2つの論文です。
抹茶と不安の削減に関しての論文

◎抹茶は、ドーパミンとセロトニンを通して不安を減少させる
・論文「マウスにおける抹茶の粉末と抽出物による抗不安作用:ドーパミンD1受容体およびセロトニン5-HT 1A受容体を介したメカニズムの寄与」
(Journal of Functional Foods 2019
ht●●tps://www.sciencedirect.com/science/article/abs/pii/S1756464619303093

◎抹茶に含まれる「テアニン」は脳の海馬に作用し、不安を軽減する
・論文「ヒトの予測不安に対するテアニンの急性効果」 (PJ 2004年)
ht●●tps://onlinelibrary.wiley.com/doi/abs/10.1002/hup.611

なんかこう、抹茶を用いる「茶道」というものが、戦乱の荒れた時代であった戦国時代に最も栄えたというのも、抹茶に「強い抗不安作用」があったことも関係しているのかもしれないですね。

抹茶を飲むことで不安が解消されることを経験的に知り、それで茶の湯が栄えたという面もありそうです。

あと、抹茶には、「コルチゾール」というホルモンを低下させる作用もあるようなのですが、このコルチゾールというのは、感染症と関係しているようです。

以下は、免疫学の第一人者である宮坂昌之教授が、インタビューの中で述べていた「新型コロナウイルスにかからないために」という記事からの抜粋です。

「最後にストレスを避けることです。ストレスにより副腎からコルチゾールというホルモンが作られ、これにより免疫細胞の機能が低下します。ストレスのある時に風邪を引いたり、ヘルペスになるのは、このためです」 (news.yahoo.co.jp)

ここに「最後に」とありますが、他に宮坂教授が述べていた、免疫反応を強くして、新型コロナウイルスにかからないための方法は、以下のようなことでした。

・体内時計を正す
・積極的に体を動かす(白血球内のリンパ球が増加する)
・バランスの良い食事
・ストレスを避ける

などでした。

ストレスのない社会であるべきなのに、現在の世界は、人々にストレスがかかりやすい社会を政策として実行してしまっていますので、いかにして個人としてストレスを避けるかということは、健康上の最大のポイントかもしれません。

こういうご時世の中では「不安によるストレス」が強くなりやすいと思われますので、緑茶は、その不安も解消してくれる作用もある点で素晴らしいと思います。

今後さらにストレスにさらされたり、環境が過度に消毒されることなどにより、免疫が落ちやすい状況が続くと見られますので、緑茶と海藻と、適度なダジャレで(聞かされるほうがストレスになるわ)、この難局を乗り切りたいものです。

それにしても、身近な緑茶の素晴らしさをこんなに見直すことができたのも、新型コロナウイルスのお陰でもあり、相変わらずありがたいです。

最終更新:2020/04/14 21:56

2020/04/14 21:28

新型コロナウイルスは「人間の免疫機能の中心であるT細胞を攻撃」し、免疫系を完全に破壊する「HIV / エイズウイルスと同じ特徴を持っている」ことが米中の研究者により確認される

2020年4月13日
今回ご紹介するものはどんなお話かといいますと、

「新型コロナウイルスが、エイズウイルスの特性を持っていることが確認された」のです。

4月12日に、香港の信頼できる報道メディア「サウスチャイナ・モーニングポスト」が報じたものです。

ただ、以前から「その気配」はたびたび科学の世界に出てきていました。

以下の記事でもご紹介したことがありましたが、1月下旬という早い段階で、インドの科学者たちが、遺伝子解析で、

「新型コロナウイルスに HIV (エイズウイルス)のタンパク質が挿入している」ことを見出していました。

インド工科大学の論文より

新型コロナウイルスのタンパク質は、 SARS と最も近い祖先を共有しているため、その2つのウイルスのタンパク質をコードする配列を比較した。そうしたところ、新型コロナウイルスから、SARS ウイルスにはない、以下の 4種類のタンパク質の挿入が見つかった。

解析図。黒い四角で囲まれた4カ所が挿入されているタンパク質
inserts-04-gag.jpg

「GTNGTKR」(挿入1)
「HKNNKS」(挿入2)
「GDSSSG」(挿入3)
「QTNSPRRA」(挿入4)

驚いたことに、挿入しているこれらの配列は SARS ウイルスのタンパク質に存在しなかっただけではなく、コロナウイルスの他の種にも見られないものだった。

ウイルスがこのような独自な挿入を短時間で自然に獲得することはほとんどあり得ないため、これは驚くべきことだった。
この 4種のタンパク質の挿入は、最近の臨床患者の分離株から入手可能な新型コロナウイルスのすべてのゲノム配列に存在することが観察された。

これらの挿入源を知るために、さらに解析を進めると、予想外に、すべての挿入がヒト免疫不全ウイルス-1(HIV-1)と一致した。


ここから先は専門用語の嵐で翻訳しきれないですが、ここまでのところで、内容的にはおわかりではないでしょうか。

この新型ウイルスには「エイズウイルス」の性質が含まれているのです。

この論文は、なぜか世界中の科学者たちの非難の的となり、結局、インドの科学者たちは、論文を取り下げる事態になりましたが、今回は、感染後の細胞の観察により、このことが裏付けられた形となったということなのかもしれません。

その特性を簡単に書きますと、新型コロナウイルスは、「人間をウイルスから防御している T細胞を攻撃して死滅させる」のです。

つまりは、新型コロナウイルスは、エイズウイルスのように、「人間の免疫機能を奪う」のです。

T細胞とは以下のようなものです。

感染症にかかったとき、いろいろな免疫細胞が出動して病原体と戦ってくれます。

その免疫反応の司令塔の役割をしているのが、T細胞です。ひとつひとつのT細胞は、実はごく限られた相手しか攻撃できないのですが、体内には膨大な数のT細胞があり、全体としてはどんな病原体でも対応できるのです。

T細胞は、病原体が侵入してからつくられるのではありません。

会ったこともないような病原体に対してでも、それを見分けて攻撃できるT細胞はすでにつくられていて、待ち受けているのです。 (京都大学 再生医科学研究所)


見知らぬウイルスに対しても攻撃ができる優れた人間の防御機能を司る T細胞。

新型コロナウイルスは、免疫に最も重要なひとつであるこの T細胞を「殺す」のです。

まずは、サウスチャイナ・モーニングポストの記事をご紹介します。

新型コロナウイルスは免疫細胞を標的にすることで HIV のように免疫系を攻撃する可能性があると科学者たちが警告
Coronavirus could attack immune system like HIV by targeting protective cells, warn scientists
South China Morning Post 2020/04/12

中国とアメリカの研究者たちは、Covid-19 を引き起こすウイルスは、本来なら有害な侵入者から体を保護するはずの T細胞を破壊する可能性があることを発見した。中国の一人の医師は、HIVと同様の影響を懸念する医療関係者たちが増えていると述べた。

中国とアメリカの科学者たちが、Covid-19 を引き起こす新型コロナウイルスは、体内のウイルスを殺すための強力な免疫細胞を攻撃する可能性があると警告した。

上海とニューヨークの研究者チームによって行われたこの驚きの発見は、新型コロナウイルスが人間の免疫システムを攻撃し、HIV (エイズ)患者に見られるものと同様の損傷を引き起こす可能性があるという最前線の医師の観察と一致した。

上海復旦大学のル・ル(Lu Lu)博士とニューヨーク血液センターのジャン・シボー(Jang Shibo)氏は、実験室で増殖させた Tリンパ球細胞株に、新型コロナウイルス Sars-CoV-2 を結合させる実験をおこなった。

T細胞として知られている Tリンパ球は、体内に外部から侵入した病原体など異物を特定して排除する上で中心的な役割を果たしている。

Tリンパ球は、ウイルスに感染した細胞を捕獲し、その膜に穴を開け、有毒な化学物質を細胞に注入することによってこれを行う。これらの化学物質は、ウイルスと感染細胞の両方を殺し、それらをバラバラに引き裂く。

ところが、今回の実験で科学者たちが驚いたのは、本来はウイルスを排除する役割を持つ T細胞が、実験ではコロナウイルスの餌食となったのだ。また、研究者たちは、ウイルスのスパイクタンパク質に独特の構造を発見した。それらが接触すると、ウイルスのエンベロープと細胞膜の融合を引き起こすと思われる。

その後、コロナウイルスの遺伝子は T細胞に入り、 T細胞の保護機能を無効にしてしまった。

研究者たちは、同じコロナウイルスの SARS ウイルスでも同じ実験をおこなったが、SARS ウイルスには、T細胞に感染する能力がないことを見出した。

つまり、新型コロナウイルスだけが、T細胞を攻撃する能力を持っているのだ。

2003年の大流行で数百人が死亡した SARS は、ACE2 と呼ばれる特定の受容体タンパク質を運ぶ細胞にのみ感染する能力を持つが、この ACE2 タンパク質は T細胞には非常に低いレベルでしか存在しない (※ T細胞には SARS の受容体がないために、SARS は T細胞に感染できないが、新型コロナウイルスは受容できる能力を持つということ)。

T細胞への新型コロナウイルス感染をさらに調査した後、研究者たちは、「病原性メカニズムと治療的介入についての新しい考え方」が喚起されるだろうと査読付き科学誌(Cellular&Molecular Immunology)に掲載された論文で述べた。

中国北京の公立病院で Covid-19 の患者たちを治療している一人の医師は、この発見により、新型コロナウイルスが人間の免疫システムを直接攻撃する最も悪名高いウイルスのいくつかのように振る舞う可能性があるという医学界の懸念の高まりに対する新しい証拠が追加されたと述べた。

センシティブな問題であるため、医師は匿名を条件に以下のように述べている。

「新型コロナウイルスを HIV と比較する医療関係者たちがますます増えているのです」

中国人民解放軍・免疫学研究所の科学者であるチェン・ヨングェン(Chen Yongwen)氏たちは、 Covid-19 の患者たちのうち、特に高齢者あるいは集中治療室での治療を必要とする患者たちでは、T細胞数が著しく減少する可能性があることを警告する臨床報告を 2月に発表した。T細胞数が少ないほど、死亡のリスクは高くなる。

数々の遺体を見た医師たちは、死亡者の内臓の損傷が「 SARSとエイズの組み合わせと似ている」と語っている。

新型コロナウイルス Sars-CoV-2 の結合機能の背後にある遺伝子は、他のコロナウイルスでは見つかっていない。新型コロナウイルスだけのものだ。

しかし、エイズやエボラなどのいくつかの致命的なウイルスが同様の遺伝子配列を持っているため、今回のパンデミックが起きる前に、新型コロナウイルスは、長い期間、人間の社会で静かに広がっていたのではないかという憶測を促している。

しかし、新しい研究によると、新型コロナウイルス Sars-CoV-2と HIV (エイズウイルス)の間には 1つの大きな違いがあった。

エイズウイルスは T細胞内で複製し、 T細胞を複製工場に変えて、他の細胞に感染するためのより多くのコピーを生成することができる。

しかし、この実験では、 T細胞に入った後の新型コロナウイルスの成長を観察することはなかった。

これは、T細胞に入った後、新型コロナウイルスが T細胞が一緒に死滅してしまう可能性を示唆している。

この研究はいくつかの新しい疑問を引き起こす。

たとえば、新型コロナウイルスでは、多くの人々が、何週間もの間、症状を引き起こさずに体内に存在している可能性がある。

症状がない場合、新型コロナウイルスは、これらの患者の中の T細胞とどのように相互作用するかは不明のままだ。

一部の重症患者では、免疫システムが過剰反応して健康な細胞を攻撃する「サイトカインストーム」も引き起こされている。

しかし、なぜ、新型コロナウイルスがサイトカインストームを誘発するのかはよくわかっていないままであり、そのメカニズムもわかっていない。

ここまでです。

記事の中に「このエイズウイルスのような特徴は、同じコロナウイルスである SARS にはなく、新型コロナウイルスにだけある」とありますが、これについては、インドの科学者たちの解析でもわかっていたことでした。

> ウイルスがこのような独自な挿入を短時間で自然に獲得することはほとんどあり得ない

と記されていまして、この部分が、世界中の科学者たちの反感を買ったのです。

つまり、「自然に獲得したのではないなら、人為的に挿入されたことになってしまう」

ということに世界中の科学者たちが反対意見を述べ、そのことにより、インドの科学者たちは論文を取り下げたのですが、今回の中国とアメリカの研究者による実験は、この「新型コロナウイルスは、ヒトの免疫を破壊するエイズの性質を持っている」ということを証明した形になるのかもしれません。

そして、このインドの科学者たちの「 ウイルスがこのような独自な挿入を短時間で自然に獲得することはほとんどあり得ない」という言葉から、このウイルスの起源を今再び思います。

しかし、それについては今回はふれません。

ただ、中国武漢にあるウイルス研究所とアメリカ政府の間に「面白い関係がある」ことが最近わかっていまして、次回ご紹介できるかもしれません。

それにしても、新型コロナウイルスがエイズウイルスの性質を持っているということが確定的になったわけですが、今後、パンデミックの状態がどのようになっていくのかということは気になります。

というのも、「エイズ」とはどんなものかといいますと、「感染してから発症までの時間が非常に長い」のです。

たとえば、以下は、財団法人エイズ予防財団のページからのものです。

HIV感染とエイズ

ほとんどのウイルスの場合、感染による症状は数日から数週間で現れる。たとえば、インフルエンザ・ウイルスなら、1日から5日でインフルエンザを引き起こす。A型肝炎の場合は、発病までの期間は感染後約4週間だ。

HIVはそうではない。このウイルスに感染して数週間後に、感染者の70%が経験する概して軽い病気(発熱や喉のはれ、発疹)を除けば、ほとんどのHIV感染者には、最初の5年間ほどの間は何の症状も現れない。

感染者たちは健康そうに見えるし、気分が悪くなることもない-ただし、感染直後から他人に感染する可能性はある。一度感染すると、生涯感染したままである。

科学者たちは、感染者を治療する方法も、他人に対する感染力をなくす方法もまだ発見していない。

現在明らかになっているのは、一部の例外を除き、HIV感染者のほとんどすべてが最終的にはエイズで死ぬということである。


こういうのを読みますと、現在の新型コロナウイルスについて言われることの多い、「若い人たちは感染しても症状が軽いか無症状」という「事実」に愕然とする部分もあるのですが……。

さらに、上の記述で気になります部分は、

> 一度感染すると、生涯感染したままである。

という部分でしょうか。

もし、新型コロナウイルスがこのような特徴を持っているとすれば……。

パンデミックの先行きを予測するのは、大変に難しくなりましたが、エイズのように、何年もかけて「発症と日和見感染が続いていく」というようなことになってしまう可能性もあるのでしょうか。

このあたりは、医学的な概念にお詳しい方々に検討していただきたい部分です。

それにしても、私はこの新型コロナウイルスを「史上最強」だと言い続けていましたが、もはや常軌を逸した強さであり「悪魔のウイルス」という呼び方でもいいのかもしれないです。

以下の記事にありますように、人類史上で見たことのないような強い感染力を持つにも関わらず、多くの人で即時の発症力が弱いので、誰が感染しているのかわからないまま感染が拡大していく。

SARS-CoV-2 ウイルスは332個のヒトタンパク質を標的とし、さまざまな結合部位を持っている。そして40の新薬候補が特定された
COVID-19 Research: SARS-CoV-2 Virus Can Target 332 Human Proteins, Have Variety Of Binding Sites! 40 New Prospective Drug Candidates Identified
Thailand Medical News 2020/04/03

医学、ゲノム、生物学分野の国際的専門家たちの主要な共同研究により、SARS-Cov-2 新型コロナウイルスは、すでに見出されていた ACE-2 受容体を含む 4つの結合方法だけではなく、 332 のヒトタンパク質を標的とすることができることが判明した。

新しい研究は、新型コロナウイルスが、人類がこれまでに経験した中で最も強力なウイルスのひとつとして説明できることを示している。ウイルスのゲノムの構造と、これがヒトのさまざまなタンパク質と相互作用する方法の分析により、研究者たちは、COVID-19 の治療に使用するために再利用できる 40 の新薬も特定した。

研究の結果は、複雑な数学、物理学、およびコンピューティングを利用するネットワークサイエンスに基づく感染ダイナミクスのモデリングツールに由来している。

新しいツールセットは、COVID-19 を引き起こす新型コロナウイルスが細胞に侵入した後の、ヒト細胞内のタンパク質の動作をマッピングした。

研究者たちが、他のヒトウイルスを研究するために 2012年に最初に研究グループと共同で開発した AI モデルは、SARS-CoV-2 が脳内の細胞を攻撃する可能性があることも予測した。

この発見は、報告書が述べているように、初期の COVID-19 の症状には、嗅覚や味覚の喪失が含まれているという最近の報告を説明するのに役立つ可能性がある。

新型コロナウイルスがは、体内に入った直後にヒト細胞を乗っ取り、ウイルス複製マシンを再構築する。これは、コロナウイルスのすべての株が持ち、太陽のコロナの形状をしたスパイクタンパク質に依存している。

これらのウイルスのタンパク質が、健康なヒトの細胞のタンパク質と結合すると、ヒト細胞内の基本的な機能を破壊し、何百万ものウイルスのバージョンの複製を始める。

ウイルス感染のモデリングの最初のステップは、SARS-CoV-2 がどのタンパク質を攻撃してヒト細胞を乗っ取るかを理解することだった。

その結果、研究者たちは、これらのタンパク質が 332 あると報告した。

研究者たちのツールセットは、コロナウイルスが標的とする 332 のタンパク質のそれぞれの働きをモデル化し、これらのタンパク質が細胞内で発動して、新型コロナウイルスの症状を引き起こす可能性があるメカニズムを予測した。

そして研究者たちは、最良の治療薬剤の候補は、 SARS-CoV-2 が最初に攻撃するタンパク質を標的とするものではなく、おそらく、同じ細胞内近傍で機能するものだろうと述べている。

「現在市場に出ているほとんどの薬剤は、細胞のタンパク質自体を直接ターゲットにしていません。
ウイルスが標的とするタンパク質がわからないため、阻害するための薬剤を見つける知識が今のところ十分ではないため、細胞内ネットワークの近傍のネットワークを十分に理解する必要があると考えられます 」

ハーバード大学医学部の生物医学情報学の助教授であるMarinka Zitnik博士は、機械学習を使用して、すでに市場に出回っている薬物やCovid-19の治療に転用できる臨床試験で利用可能なデータをバラバシのグループが調査するのを支援しました。

研究筆頭者バラバシ博士は次のように述べる。

「他のすべての研究者が、すぐに候補となる薬剤を構築して研究できることを可能とするために、新たな結果が出た場合には、すぐに研究を公開します。新しい薬剤候補の分野で進歩を遂げることが差し迫って必要となっており、今は、既存の学問や既存のビジネスに妨げられている場合ではないのです」

もともとがそのように厄介なウイルスなのに、今回明らかになったように、そんな強い伝染力のあるウイルスが、エイズウイルスの性質である「 T細胞を攻撃する能力を持っている」と。

しかも、それは「変異」し続けている。

パンデミックの事態は、笑い飛ばしたくても、なかなかそうもいかない深刻な事態が含まれる可能性に進展してきているのかもしれません。

最終更新:2020/04/14 21:28

2020/04/14 21:10

世界で100を超える天文台と天体観測所が「パンデミックの影響により運用を完全に停止」していた。現在、宇宙観測がほぼできない状態に

2020年4月13日
pan-starrs-maui.jpg
・運用を停止されていない数少ない観測所であるパンスターズ天文台。

新型コロナウイルスの影響は、社会のさまざまなジャンルに広がっていますが、実は、天体観測や小惑星検出のほうにも深刻な問題を生じさせています。

4月10日の天体学の専門誌「アストロノミー」によれば、この数週間の間に、世界中で、「各地域の最大の天体観測所」が次々と運用が停止に追い込まれているということが明らかになりました。

多くが再開の目処が立っていないようで、つまり、宇宙時代が始まって以来、はじめて、「宇宙観測がまったくできない状態に」なっているのです。

現在、運営しているのは、地球に接近する天体や小惑星を監視するためのハワイと米アリゾナ州の天体観測所ですが、これらの地球近傍天体観測所も、今後のウイルス流行状況によっては、運用が停止される可能性もあるとしています。

移動の制限などにより、機器の保守が難しくなっていることもあり、パンデミックが長引くと、観測そのものができなくなることもでてきそうです。

何より、現在、各国の経済に大きな亀裂が生じていることが明らかになっている中で、天体観測や宇宙開発に、これまでのように国家や企業が予算を計上できるのかどうかという問題もあります。

新型コロナウイルスの感染拡大と社会への影響は、小惑星検出を含む「宇宙観測の停止」という問題に発展していく可能性が出ています。

天文専門誌アストロノーの記事をご紹介します。

地球最大級の天体望遠鏡を持つ天文台の数々が閉鎖されているが、危険な小惑星の捜索をする観測所の運行は続いている
Earth's best telescopes have closed, but the hunt for dangerous asteroids continues
Astronomy 2020/04/10

新型コロナウイルスの感染拡大の中、最近の数週間で 100を超える天文所が閉鎖された。地球近傍小惑星の検出活動は運行が続けられているが、その状況は厳しく、いつまで小惑星の観察を続けることができるかは不明だ。

新型コロナウイルス COVID-19 の危機が地球のあちこちで続いており、多くの人が、パンデミックの推移を気にかけている。
この流行の中で、天体学上の大きな問題が起きている。

過去数週間で 100を超える地球最大級の天体研究用の観測望遠鏡施設の数々が運用を停止せざるを得なくなっているのだ。

天体観測の中には、地球に接近して被害を与える可能性のある小惑星の観測も含まれている。しかし、この小惑星の観測については継続して運行されており、今のところ心配する必要はない。

NASA は、ほとんどの主要な小惑星の探査活動に資金を提供している。宇宙機関は議会の使命を持ち、直径 460フィート(140メートル)を超える地球近傍天体(NEO)の約 90%を見つける必要がある。

その取り組みの主力施設は、ハワイにある二機のパンスターズ望遠鏡、およびアリゾナ州の三機のカタリナスカイサーベイ(CSS)望遠鏡となっているが、これらの観測所は、すべて運行が継続されている。

パンスターズは、ハワイのマウイ島ハレアカラ山の頂上にある望遠鏡で、アリゾナ州のカタリナスカイサーベイ望遠鏡と同様に、詳細な検出望遠鏡であり、毎日、小惑星の検出をおこなっている。これらの観測所は、時に、一晩で数十の新しい小惑星を見つける。

通常、世界中の観測所のデータと照らし合わせて、小惑星の探査のデータが集められるが、現在、世界中のほとんどの望遠鏡が運用を停止しているため、天体の発見に関する詳細を確認して収集するために残されている機器が少なくなっている。

そのため、パンスターズとカタリナスカイサーベイは、どちらも独自の調査作業に取り組むことを余儀なくされており、ここ数週間、新しい小惑星の発見をする能力が低下している。

もう 1つの長期的な問題は、社会的距離の制限により保守作業が停止したことだ

それと共に、仮に、これらの運営している天文台のスタッフが新型コロナウイルスのに感染した場合は、その天文台は閉鎖されることが決定している。

そのため、天文台の完全な停止を避けるために、パンスターズでは、2人以上のメンバーが建物に同時に入らないという措置を取っている。

しかし、機器とスタッフを保護するための運用停止は、いつでもあり得ると、パンスターズのスタッフは述べる。

小惑星の地球への衝突は歴史上で何度も起きているが、いつの日か、地球への衝突が再び起きることは間違いない。

だからこそ、パンデミックの時であっても、天体の監視の継続は重要だ。

最終更新:2020/04/14 21:10

2020/04/14 21:04

パンデミック最新情報 2020-04-11 ロックダウン政策が招く地獄

2020年4月11日
フランスの感染者数の推移
france-lockdown-0410.jpg

2020年04月11日の新型コロナウイルスの感染状況
世界全体の感染確認数 169万6284人 (前日比 +9万2590人)
世界全体の死者数  10万2596人(前日比 +6903人)
世界全体の致死率 6.0%
アメリカの感染確認数 50万1272人 (前日比 +3万2706人)
イタリアの致死率 12.7%


世紀の大人災となっている新型コロナウイルスのパンデミックですが、1週間ほど前のデータ(下のデータ)と比較しますと、世界の感染者が約 1.5倍に増え、アメリカの感染者数は約 2倍となっていることがわかります。致死率もかなり上昇しています。

2020年04月04日の新型コロナウイルスの感染状況
世界全体の感染確認数 109万6446人 (前日比 +8万1381人)
世界全体の死者数  5万9120人(前日比 +5952人)
世界全体の致死率 5.39%
アメリカの感染確認数 27万6037人 (前日比 +3万1160人)


4月11日時点で、感染者数が多い国や地域の状況は以下のようになっています。

4月11日の世界の感染確認数の状況
p0411a.jpg

世界の多くの国々で、国家封鎖が続けられていますが、グラフを見ますと、ロックダウン政策が始まってから、むしろ感染者数の増加が激しいことがわかります。

冒頭のフランスはその一例ですが、アメリカ、イタリア、スペインをはじめとして、封鎖対策をおこなっているほとんどの国で同じ状態です。

結果として、全世界の感染状況の曲線が、以下のようになっています。

cs-world-0410.jpg

封鎖対策が始まってから、棒上げ状態となっていることがわかると思います。

個人的に封鎖対策の危険性を感じ続けていますが、「もう止まらない」ということになっていまして、世界はこの政策の中で滅亡していくのだと実感します。

多くの政府が、封鎖対策が始まった頃に、「今後2週間が勝負」というようなことを述べていましたが、1ヶ月経って事態が悪化している現実を無視するというのはすごいことだと思います。

以下が封鎖の効果の現実です。

4月10日のニューズウィークの報道です。

イタリア、新型コロナウイルス死者・新規感染がペース再加速
newsweekjapan.jp 2020/04/10

イタリア保健当局は9日、新型コロナウイルス感染症による死者が610人増加し、前日の542人から増加ペースが加速したと明らかにした。新規感染者数も4204人と、前日の3836人から増加し、1日の増加としては5日以来最多となった。

このところ、感染拡大防止に向けた全国的なロックダウン(都市封鎖)措置で新型コロナ危機が安定化しつつある兆しが見られていただけに、死者と新規感染者数双方の増加は失望を誘う内容となった。

イタリアの死者は累計1万8279人で世界最多。感染者は計14万3626人と、米国、スペインに次いで世界で3番目に高い。

ここまでです。

多くの人たちが社会免疫を獲得することができない封鎖対策を続ける国や地域は、今後も事態を悪化させることは確実です。

最終更新:2020/04/14 21:04

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