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2019/08/21 20:30

ブラジルで過去3ヵ月だけで「5億匹」のミツバチの大量死が起きていたことが判明

2019年8月19日の米CBSニュースより
brazil-bees-deaths.jpg

今年は、世界中で、ミツバチの大量死と大量失踪が大規模に起きていまして、以下の記事では、この夏のミツバチの異常についてまとめさせていただいています。

世界中で進行するミツバチの「大消失」

ミツバチの大量死と、突如として消滅する現象の問題は、もうずいぶんと以前からの問題となっていますけれど、実は、

「現在、それらがクライマックスを迎えつつある様相を呈している」

ことをご存じでしょうか。

ロシアでは、今年の 6月から、かつてない規模のミツバチの大量死が発生していることが報じられていて、以下の記事で取りあげさせていただいたことがありますが、この後、ロシアのミツバチの大量死と大量失踪の状況はさらに深刻になっていることが、この数日報じられています。

ria.ru 2019/07/09

ロシア農業省が、国内各地でのミツバチの大量死について声明を発表

ロシア連邦農業省は、声明で、ロシアのいくつかの地域で大量のミツバチが死に続けており、養蜂に重大な損害を与えていると述べた。

この夏、ロシアの様々な地域でミツバチの大規模な大量死が記録されている。

ロシア各地で大量死は見られるが、特に顕著な事例は、アルタイ地方のウドムチア、マリエル、リペツク、サラトフ、ウリヤノフスク、クルスクなどで観察されたものだ。

専門家は、このミツバチのコロニーの大量消失は、農薬や作物を処理するために使われる化学薬品などと関連付けられている可能性があるという。

ロシア農業省は、国の多くの地域でミツバチが大量に死んだために、畜産業のサブセクターとしてのロシアの養蜂業は、今年、重大な物的損害を受けていると述べた。

ミツバチの大量死が起きた各地域では、状況を分析する作業が進行中であり、その結果はロシア農業省に報告される。

当局は、以下のように述べる。

「さらには、将来的に、同様のミツバチの大量死状況が発生することを回避するために、農産に関わる地域当局は、農薬規制の遵守に関してロシア連邦の現在の法律を農家の方々とそして養蜂家に習熟させる説明および助言的な作業を行っている」

ロシア農業省はまた、認定試験所の助けを借りて、影響を受けた養蜂家がミツバチの大量死の特定の各事例において、養蜂場の被害の原因を正確に特定することが必要であるとも考えている。

原因が、農薬や化学薬品以外である可能性も考慮しなければならないとして、当局は以下のように声明で述べた。

「農薬や化学薬品の使用だけでなく、他の要因にもミツバチの生命活動を侵害する原因となる可能性があると考えている」


そして、アメリカやカナダ、そして、ヨーロッパの各国でも、非常に大規模なミツバチの大量死と大量失踪が発生し続けていることが、たびたび報じられています。

最近の報道でわかるのは、ミツバチの大量死や大量失踪の原因は、これまでよく言われていたような単純な問題ではない可能性が高いということです。

たとえば、「ネオニコチノイド系」と呼ばれる農薬があり、これは実験によって、ミツバチ(あるいは多くの昆虫)の遺伝子に異常を引き起こすことがわかり、確かにミツバチを含めた昆虫に対して大きな悪影響はあります。そのため、こネオニコチノイドがミツバチの大量死の原因ではないかとされることが多くありました。

そのような中、世界に先駆け、フランス政府は、昨年 2018年9月に、

「すべてのネオニコチノイド系農薬の使用を禁止する」

という法案を施行しました。

以下は、その時の AFP の報道からの抜粋です。

仏、ネオニコ系農薬5種を使用禁止に ハチ大量死との関連指摘
AFP 2018/09/03

農業大国フランスで、ミツバチの個体数激減の一因と指摘されるネオニコチノイド系農薬5種の作物への使用を禁止する法律が施行された。対象となるのはクロチアニジン、イミダクロプリド、チアメトキサム、チアクロプリド、アセタミプリドの5種で、屋外と温室の両方で使用を禁じる。

これまで欧州で使用を認められたネオニコチノイド系農薬はこの5種のみ。

クロチアニジン、イミダクロプリド、チアメトキサムの3種については、既に欧州連合(EU)が農地での使用を禁止する採択を行っているが、フランスはさらに一歩踏み込んだ措置を取り、ハチ大量死の一因とみられる農薬の使用反対運動の先陣に立った。


このように、ネオニコチノイド系農薬の使用を世界に先駆けて「完全に禁止」としたフランスのその後はどうなったかといいますと、冒頭にもありますが、

「現在、フランスは、世界で最もひどいミツバチの大量死にさらされている」

のです。

ネオニコチノイド系農薬を許可している国々よりも、ひどい状況となっているようで、今のフランスは「養蜂という産業そのものが消滅しかねない」ということになっているようなのです。

まずは、冒頭のフランスの報道について、ご紹介したいと思います。

なお、ミツバチの消滅の異常には、大量死と「ある日、突然巣にいたミツバチすべてが消滅してしまう」という「蜂群崩壊症候群」という事象がありますが、どちらも、

「生きたミツバチが消える」

という意味では同じですので、あまり厳密に区分してはいません。

ここから、冒頭のフランスの報道です。

French honey at risk as dying bees put industry in danger
france24 2019/06/27

ミツバチの大量死が続く中、フランスの養蜂産業そのものが危機に直面している

フランスの養蜂家たちは、ミツバチのコロニーの崩壊によって、今年のフランスのハチミツの収穫は完全な不作となる恐れがあると述べた。フランス各地の養蜂家たちが全国各地で同じ警鐘を鳴らし続けている。

フランス農業組合 MODEF の会長は、取材に対して以下のように述べた。

「ハチミツはいっさい収穫できていません。このシーズンの始まりは、過去にないほど壊滅的なものでした」

このようなフランスのハチミツの収穫の不作は新しいことではない。 2017年には、フランスのハチミツ収穫量としては過去最低の不作を記録した。その前年の 2016年にも、通常は 20,000トンほど収穫できるハチミツが、9,000トンしか収穫できなかった。

フランスは欧州連合(EU)で 5番目に大きなハチミツの生産国だが、他のハチミツの大生産国であるスペイン、ルーマニア、ポーランド、ハンガリー、ギリシャ、そしてイタリアのような国々でも、ハチミツの生産量の大幅な減少を経験している。

気候変動が原因なのか

フランスのミツバチの大量失踪は、1990年代には、年間平均でミツバチのコロニーの 5%ほどで起きていた。ところが今では毎年、コロニーの 30%ほどで大量死が起きる。

フランス養蜂家連合(SNA)の会長は、以下のように言う。

「私たちは、気候変動の影響について懸念しています。養蜂家にとって最大の関心事でもあります。今年の初めは、北半球では霜や悪天候により、植物が枯れたり、花が乾かなくなってしまっていました。これでは蜜は収穫できません」

「花や蜜がなければ、ミツバチは生きられず、コロニーは急速に崩壊します」

今年、フランスでは、5月になっても寒波が続き、霜が下り続けたことで、多くの植物が枯れたり、花が咲かなかった。

ミツバチの個体数が減少するもう 1つの主な原因は、農薬の普及だと言われる。

ネオニコチノイド、またはその化学組成がニコチンの構造を模倣している農薬は、ミツバチの中枢神経系を直接攻撃するため、特に危険なものだ。

EUは、ミツバチを標的とする農薬の使用を徐々に制限してきており、昨年フランスは主要 5種すべてのネオニコチノイドを禁止する最初のヨーロッパの国となった。

しかし、状況は改善していない。

養蜂家連合の会長は、ネオニコチノイド以外のあらゆる農薬や殺虫剤もミツバチに脅威をもたらしている可能性が高いと述べる。養蜂家連合は、伝統的な農業方法など、持続可能な方法を模索していかなければならないと考えている。

フランス養蜂家連合会長は以下のように言う。

「ミツバチは約 8000万年前に地球に現れたことを覚えておく必要があります。 300万年前には最初の人類が登場しました。そして、 8万年前から 1万年前くらいの間に、すでに農業は存在していました。現在の集中農業が始まったのは、ほんの 70年前なのです。わずか70年で、私たちは環境と生態系を大きく変えてしまいました」

「ミツバチを失うと、私たちの食糧である果物、野菜、さらには穀物さえも失うのです。それらがなければ、鳥や哺乳類なども地上から消えていくのです。ミツバチは、生物の多様性の基盤を作っている存在なのです」

そして、今度は、南米のブラジルでも大規模なミツバチの大量死が発生していることが報じられていまして、過去 3ヵ月だけで「 5億匹」のミツバチの死亡が報告されているそうです。

明確な原因はわかっていませんが、専門家は、農薬が主要な原因ではないかと考えているようです。

冒頭のアメリカ NBC ニュースの記事をご紹介します。

More than half a billion bees dropped dead in Brazil within 3 months
CBS News 2019/08/19

ブラジルでは過去3ヵ月間で5億匹のミツバチが死んだ

米ブルームバーグによれば、ブラジルで、この夏のたったの 3か月間で、5億匹以上のミツバチが死亡した。研究者たちによると、このミツバチの大量死の主な原因は農薬であると考えられるという。

ミツバチは、この自然界で最も重要な花粉の媒介者の一部として、さまざまな植物の繁殖に貢献している。国連食糧農業機関(FAO)の報告によると、世界の作物の約 75%がミツバチによる受粉に依存している。

そのため、FAOは、ミツバチを保護することにより、食料の安全を確保することの重要性について警告している。しかし、ブラジルでは、この3ヵ月で 5億匹のミツバチが死亡し、食糧の未来への持続性に懸念が生じ始めている。

ブラジルでのミツバチの大量死は、4つの州の養蜂家によって報告された。

最も被害が大きかったのは、リオグランデ・ド・スル州で、同州だけで 4億匹以上の死んだミツバチが見つかった。

bees-deaths-2019.jpg

リオグランデ・ド・スル州の養蜂協会の副会長であるアルド・マチャド氏は、ミツバチの一部が最初に疾病の兆候を示してから 48時間以内にコロニーが崩壊したとブルームバーグに語っている。

「健康なミツバチが、死んだミツバチをコロニーから片付け始めた後、すぐに、健康なミツバチたちも汚染され死んでいきました。そして、彼らは一斉に死に始めたのです」とマチャド氏は言った。

研究室での研究では、ブラジルのほとんどのミツバチの主な死因として、ネオニコチノイドとフィプロニルを含む農薬が挙げられている。これらの農薬はヨーロッパでは禁止されている。

環境保護団体によれば、ブラジルでのこれらの農薬の使用は、元ミシェル・テマー大統領と現大統領のジェイル・ボルソナロ氏の政権下で急増している。

わずか 3年で、欧州連合で禁止されている化学物質を含む 193の除草剤と殺虫剤がブラジルで認可・登録されたと環境保護団体は述べる。現在、ブラジルは世界の農薬の最大の買い手になっている。

ブラジルでは、ミツバチの大量死が今年になって発生したが、農薬とミツバチの個体数の減少との関係は長い間研究されてきた。米ハーバード大学で調査が行われた 2014年には、農薬が米国のミツバチの個体数を減少させるのに重要な役割を果たしていることがわかった。

蜂群崩壊症候群(CCD)は、2006年からアメリカの蜂の個体数に影響を与え続けている。CCDでは、ミツバチは巣箱から消失する。CCD の根本的な原因はいまだにわかっていないが、多くの専門家たちは、農薬、特にネオニコチノイド系農薬の要因の組み合わせが主な要因となっていると考えている。

ここまでです。

確かに、農薬は「原因のひとつ」ではあるのかもしれないですが、この記事にある養蜂協会の副会長の言う「ミツバチの死に方」からは、本当にそうなのかなと思います。たとえば、以下の部分です。

> ミツバチの一部が最初に疾病の兆候を示してから 48時間以内にコロニーが崩壊した。

> 「健康なミツバチが、死んだミツバチをコロニーから片付け始めた後、すぐに、健康なミツバチたちも汚染され死んでいきました。彼らは一斉に死に始めたのです」


これは「突然の大量死」の様相と近く、むしろ病気や感染症的なイメージが強いものです。

そもそも、ブラジルでネオニコチノイド系農薬が使用されているのは、この夏だけの話ではないわけで、しかし、この途方もない大量死はこの夏に起きた、と。

「フランス政府が、ネオニコチノイド系農薬を世界に先駆けて全面的に禁止した」ことにふれていますが、しかし、

「そのフランスは、最も激しいミツバチの大量死が続いている国のひとつ」となっています。

農薬というものが、どのくらいの期間、残留したり、影響が続くのかは私にはわからないですが、少なくとも現時点では、農薬使用を禁止した効果がまったく出ていないどころか、フランスでは、むしろ大量死の規模が大きくなっています。

今年の夏だけで、これだけ世界各地においてミツバチの大量死が起きているという理由は、もちろん農薬の影響は大きいのかもしれないですが、

「他に主要な原因がある」と思わざるを得ません。

それが判明することがあるのかどうかはわからないですが、 CBS ニュースの記事にもありますように、世界の食糧作物のうちの 75%は、ミツバチの受粉に支えられているということもあり、今後も世界中でのミツバチの大量死の拡大が続くと、かなり懸念材料になっていく可能性が高いです。

最終更新:2019/08/21 20:30

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2019/08/21 20:15

トルコの巨大都市イスタンブールが「90分で4ヵ月分の雨が降る」という経験したことのないような豪雨に見舞われる

2019年8月17日 豪雨の後のトルコのイスタンブールの道路にて
istanbul-flood-0817a.jpg

8月17日、巨大都市イスタンブールを含むトルコ北西部の各地が、非常に激しい雨に見舞われました。

日本でいえば「、記録的短時間大雨」に該当するものとなるものでしょうけれど、その雨量はまさに壮絶で、雨が降った時間は、たった 90分間ほどだったのですが、その間に、イスタンブールでは 113ミリメートルの雨が記録されました。

イスタンブールの 8月の平年の 1ヵ月雨量は 32ミリメートルとなっていまして、ここから考えますと、この日は、

「 90分間で、平年の 1ヵ月分の約 4倍の量の雨が降った」ということになります。

下の動画は、その雨が降っている中での撮影された光景です。

https:●//youtu.be/uHkHRo5aG7I

トルコは、普通ですと、6月から 8月にかけてが 1年で最も雨が少ない季節ですが、その中でこのような大雨に見舞われたのでした。

turkey-track-rain002.jpg

どの季節であろうと、ここまでの集中豪雨はトルコでは珍しく、今回の雨では、降っている時間が 2時間もなかったにも関わらず、すぐに洪水と鉄砲水が発生し、イスタンブール市内を襲いました。

turkey-floods-road005.jpg

イスタンブール名物でもあるグランドバザールの場所も鉄砲水に襲われ、大きな被害が出ました。

イスタンブールのグランドバザールは、15世紀に建設された由緒あるもので、普段は以下のような様相を見せている場所です。

普段のイスタンブールのグランドバザール
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それが、8月17日の豪雨の直後は以下のような状態となってしまいました。

2019年8月17日 豪雨の後のイスタンブールのグランドバザール
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gb-rain-003.jpg

基本的には砂漠であるアフリカのスーダンで、1日で 3ヵ月分の雨が降ったということを以下の記事で取りあげさせていただきましたが、本来の気候とはずいぶんと違う気象が各地で相次いでいるようです。

sudan-flooding-0815.jpg

経験したことのないような豪雨や、それに伴う洪水は、今は世界のどこでも起きるようになってきていますが、その本格的なシーズンは、多くの地域で、これからです。

最終更新:2019/08/21 20:15

2019/08/21 19:41

異常気象が続くアフリカのスーダンで「1日に3ヵ月分の雨」が降り大洪水に。少なくとも50人が死亡

2019年8月16日 スーダン西部のエルファッシャー市
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アフリカのスーダンで、過去 2週間ほど、前例のないような悪天候が続いており、各地で激しい雨が降り続けています。

スーダンの場所
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8月15日には、首都ハルツームで、24時間雨量が 155ミリメートルに達したと報じられています。ハルツームの平年の 8月の月間雨量は 60〜 70ミリ程度ですので、1日で、実に、その月間雨量の 3倍ほどもある雨が降ったことになります。

スーダンでは経験したことのない、このような大雨により、スーダン各地で次々と洪水が発生したことが報道や SNS で伝えられています。

洪水が拡大する2019年8月中旬のスーダン各地の様子
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この一連の大雨により、過去 10日間で、少なくとも 50人が死亡したと伝えられています。また、約 1万にのぼる家屋が破壊され、学校やモスクなどの数多くの公共の施設も影響を受けたようです。

今年の異常気象は、このアフリカ東部や北部でも拡大していまして、スーダンでは、今年 7月にも大雨による鉄砲水洪水で大きな被害を受けています。

また、このような大雨が続いている状態の中で懸念されているのが、「衛生状態」で、スーダンでは、2016年から 2017年にかけて、大規模なコレラの流行が発生しています。

そして、この流行では、少なくとも 900人以上が死亡したと、当時報じられていました。

今回のような、スーダンではあまり例のない洪水の連続の中で、また感染症の流行が起きるのではないかと懸念されています。

最終更新:2019/08/21 19:41

2019/08/21 19:34

千島列島のパラムシル島にあるエベコ火山が大噴火

2019年8月18日千島列島での火山の噴火を伝える米国の報道
paramushir-volcano-erupts.jpg

環太平洋火山帯では、相変わらず活発な火山活動が続いていますが、千島列島(クリル諸島)のパラムシル島という島にあるエベコ山という火山が、8月13日に大噴火したことが報じられていました。

ebeko-start-eruotions.jpg

パラムシル島というのは、日本語表記では「幌筵島」とするのだそうですが、この島の存在は、正直知りませんでした。

千島列島・パラムシル島の場所
paramushir-russia-volcano.jpg

このパラムシル島には、Wikipedia によれば、 5つの火山があり、そのうちのエベコ山が今回噴火した火山です。

千島列島のパラムシル島にある火山

・チクラチキ山 (日本名:千倉岳)
・フス山 (日本名:後鏃岳 / しりやじりだけ)
・ロモノソフ山 (日本名:冠岳)
・カルピンスキー山 (日本名:白煙山 / しろけむりやま)
・エベコ山 (日本名:千島硫黄山)


ebeko-erupts-002.jpg

なお、このパラムシル島の人口は約 5000人だそうですが、最近は、島を去る人が多くなっていて、人口が減り続けているようです。

千島列島では、今年 6月にも、ライコーク山という火山が 95年ぶりに噴火したということを以下の記事でご紹介しました。

千島列島のライコーク火山が95年ぶりに大噴火。噴煙の高さは1万3000メートルに達する。そして、これは「まったく前兆のない」噴火だった

千島列島の火山の大噴火を伝える2019年6月22日のロシアの報道
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環太平洋火山帯での火山活動が活溌化していますが、千島列島(ロシア名:クリル列島)にあるライコーク山という火山が、大噴火を起こしたことが、ロシアの報道で伝えられました。

これは、正確には「火山島」ですが、ここでは火山と表記します。

ライコーク火山の位置
volcano-raikoke-russia.jpg

この火山の名前は、日本の Wikipedia では「ライコケ島」となっていまして、漢字では「雷公計島」という表記もなされるようです。

また、ウェザーニュースの速報では、「ライコーク」と記載されていますので、ここでは、その響きのいいライコークを使わせていただいています。

下は、日本の気象衛星ひまわりからの映像で、茶色い部分がライコーク火山の噴煙となります。

2019年6月22日のひまわりの衛星画像より
himawari-plume-0622.jpg

冒頭に示しましたロシアの報道によれば、噴煙の高さは、瞬く間に 1万3000キロに達した壮絶な噴火のようです。

人工衛星が撮影したライコーク火山の噴煙
plume-russia-0622.jpg

ロシアの別のメディアの記事によれば、このライコーク火山が最後に噴火したのは、1924年のことだったそうで、実に 95年ぶりに目覚めたということになります。

今後、このライコーク火山の噴煙の高さは 1万5000メートルにまで達すると予測されていまして、ウェザーニュースによれば、国際線の航空機は、高度 1万 〜1万3000メートルのあたりを巡航しているため、航空便の航路に変更が出る可能性があるとのこと。

また、ロシアの報道では、この噴火に対して、ロシアの地質学者たちとても驚いていることにふれられています。

その理由は、この火山には「噴火する徴候がまったくなかった」からだそう。

熱異常などの噴火の前兆となるようなことも一切観測されていなかったようで、このライコーク火山は、文字通り、

「突如噴火した」ようです。

日本と比較的近い場所での環太平洋火山帯の火山活動は、相変わらず活発で、これが日本列島のほうにも関係してくるのかどうかが気になります。

最終更新:2019/08/21 19:34

2019/08/21 19:23

メキシコのポポカテペトル火山の活動がさらに激化。「24時間で16回の噴火」を起こす

2019年8月14日 メキシコ・ポポカテペトル火山
popocatepetl-erupts-0814.jpg

メキシコのポポカテペトル山は、今年の 6月以降、大変に活発な活動を繰り返していまして、大規模な噴火をたびたび起こしていることは、以下のような記事で、取り上げさせていただいていました。

メキシコのポポカテペトル火山で新たな大噴火が発生

2019年6月14日 噴火したポポカテペトル火山
popocatepetl-erupts-0614.jpg

メキシコのポポカテペトル火山が、最近の噴火の中では最大級の噴火を起こしたことを以下の記事でお伝えしたことがあります。

メキシコのポポカテペトル山が近年最高レベルの高さの噴煙を上げる噴火を起こす

2019年5月22日 大噴火を起こしたポポカテペトル火山
ptl-mexico-002.jpg

ポポカテペトル山の場所
popocatepetl-map-0614.jpg

このポポカテペトル火山が、6月14日、新たな大噴火を起こしました。

まだ噴火したばかりで、噴煙の高さなどの当局からの発表数値は出ていないようですけれど、写真を見る限りは、前回の噴火に迫るか、あるいは上回るほどの噴火にも見えます。

2019年6月14日 ポポカテペトル山
popocatepetl-e0614-002.jpg

mp-e0614-003.jpg

7月には、24時間で 14回の噴火を発生させるという劇的な活動となったことを、こちらの記事などでもご紹介しましたが、その活動がさらに激しくなってきているようです。

8月14日、ポポカテペトル山は、以下のような活動を見せたのでした。

2019年8月14日のポポカテペトル山の活動状況

・24時間で 160回の蒸気とガスの噴出

・24時間で 16回の噴火

・9時間におよぶ火山性微動


ppc-0814-005.jpg

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噴煙は、最大で 7キロメートルにまで昇ったと報告されています。

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メキシコ当局は、ポポカテペトル山への入山規制を続けていますが、登山、あるいは、撮影の目的を含めて、多くの人が、ポポカテペトル山へと入山しているようで、この日の噴火の際にも、噴火の間近で撮影している人の投稿もありました。

8月14日 噴火のすぐ近くを通行する登山者たち
ppc-tozan-007.jpg

下は、その様子が撮影された動画です。

https:●//youtu.be/pRb2dIjQQAg

こういう噴火中の火山に近づいていく人々がたくさんいると報じられていました。

まあ・・・一般的には、活動中の火山に登るのはやめたほうがいいですね。

いずれにしましても、ポポカテペトル山の活動は、いまだに活発なままと言えそうです。

最終更新:2019/08/21 19:23

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