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日別記事一覧

2019/07/22 23:37

米ノースカロライナ州沿岸の海底の広い範囲からメタンガスが噴出していることがアメリカ海洋大気庁により確認される

2019年7月22日NOAA (アメリカ海洋大気庁)のウェブサイトより
methan-bodie-island02.jpg

アメリカ東部ノースカロライナ州の沖で、「メタンガスが海底から噴出し続けている広い場所」があることが、NOAA (アメリカ海洋大気庁)の海洋の探査によって明らかとなりました。

NOAA のウェブサイトによれば、メタンガスの噴出が発見されたのは、ノースカロライナ州沿岸のボディー島付近の沖合で、約 400メートルの深さの海底からの噴出がわかったのだそうです。

ボディー島の場所
bodie-island-map2019.jpg

NOAA によれば、このように 400メートルなどの深い海底からのメタンガスの噴出が地上に影響や危険を与える可能性はないということです。

海底からメタンが噴出している場所の様子
bubbles-bodie-island.jpg

ただ、気になるのは、この数年のアメリカ周辺では、メタンガスの噴出事象や、あるいは、メタンガスの噴出だと予想される現象が相次いでいまして、地下でメタンと関係する何らかの活発な動きがあるようにも考えられます。

それらについては、たとえばも以下のような記事で取り上げさせていただいたことがあります。

アメリカ全土で発生源不明の「悪臭や異臭」の事例が立て続けに発生中。その原因はもしかすると、本格的な変化と関係するものかもしれない

2019年3月5日の米メディアの記事より
mysterious-odors-everwhere.jpg

発生源不明の異臭悪臭に包まれている今のアメリカ

数日前に、冒頭にあります、

「原因不明の不思議な匂いが、世界中に現れている」

というアメリカのブログ記事を目にしました。

そのようなことが、2月の中旬から集中的に報じられていたことが記されていたものでした。

しかし、記事を読んでみますと、世界中とタイトルにあるわりには、取り上げられていましたのは、アメリカの 4例とイギリスの 1例で、「世界中という表現はちょっと大げさだな」とは思います。

それにしても、そんなようなことが起きていたのだなあと思いまして、それ以外にも起きていないかどうか自分でも調べてみましたら、

「 2月の中旬を中心に、ほぼアメリカだけで、集中的に発生源不明の異臭悪臭騒動が起きている」

ことがわかりました。

そんなわけで、「世界中で」というより、

現在、アメリカの各地が、謎の異臭や悪臭に包まれている

ということになりそうです。

ニュースで「謎の悪臭が漂う」ということが報じられていたものとしては、以下のような場所でした。もちろん、他にもあるかもしれないですが、自分で見つけられたものは以下の事例です。

番号は、その下の地図と対応するための便宜上のものです。

1. フロリダ州ケープコーラル
2. バーモント州エセックス
3. ミネソタ州ミネアポリス
4. サウスカロライナ州モンクス・コーナー
5. ペンシルベニア州シャルティエズ・バレー
6. カリフォルニア州インペリアル・ビーチ
7. ウェストバージニア州ロスト・クリーク
8. テキサス州オースティン


2019年2月に謎の異臭が報告された場所
odors-map-2019us.jpg

記録として、それぞれの報道のタイトルと概要をご紹介させていただきます。
日付は報道された日です。

2019年2月にアメリカで報じられた発生源不明の異臭・悪臭の報道
cape-coral-odors.jpg

2019年2月18日 フロリダ州ケープコーラル

ケープコーラルに謎の臭いが漂い、家族の健康を心配する住民たち
NBC News
フロリダ州ケープコーラル市の南東部で、謎の異臭に住民が悩まされている。

異臭は、目や喉に刺激を感じるもので、不快感のある匂いは化学物質を連想させるという。発生源は特定できておらず、住人たちは健康に影響がないかどうかを懸念している。


2019年2月18日 バーモント州エセックス

エセックスの小学校で謎のにおいにより、生徒たちが登校できなくなっている
WCAX
エセックス市にある小学校で、「非常に強い悪臭」が発生した。

当局は、悪臭の発生源を突き止めるために、水質調査をおこなったが、問題は見つからなかった。エセックスの他の学校でも、同じ悪臭に見舞われたが、そちらも原因も発生源もわかっていない。


2019年2月28日 ミネソタ州ミネアポリス

旅客機が謎の臭気により乗員乗客が気分を悪くする
WGEM
シカゴからシアトルへ飛行していたアラスカ航空 51便は、飛行中、機内に発生源不明の悪臭が漂い、複数の乗客と乗務員が気分を悪くしため、航空機は、ミネアポリスのセントポール国際空港に緊急着陸した。

乗務員によると、「焦げたプラスチックのような匂い」だったというが、発生源は特定されていない。複数の人たちが呼吸困難を訴え、4人が病院に搬送された。


2019年2月14日 サウスカロライナ州モンクス・コーナー

モンクス・コーナーの悪臭は新しいパイプ掘削による可能性
NEWS2
サウスカロライナ州モンクス・コーナーで、断続的に悪臭が漂う事態が続いているため、当局が調査にあたっている。

現在同地では、地面からガスを吸うためのパイプの掘削がおこなわれており、これが悪臭と関係している可能性があると考えている。


2019年2月26日 ペンシルベニア州シャルティエズ・バレー

謎の悪臭のためにシャルティエズ・バレーで緊急避難
CBS News
シャルティエズ・バレーで、不可解な異臭が発生し、シャルティエズ高校の生徒たちに対して、非難命令が出された。

原因や発生源はわかっていない。現在、警察と消防が、異臭の原因を見つけようとしている。


2019年2月13日 カリフォルニア州インペリアル・ビーチ

インペリアルビーチの住民たちが悪臭と対峙している。ビーチは閉鎖された
CBS News
カリフォルニア州のインペリアル・ビーチが、悪臭と大雨のために閉鎖された。

国境警備隊は、水質検査の結果、多数の使用禁止物を含む化学物質が検出されたと発表した。

メキシコのティファナにある川への不法投棄が原因と見られ、大雨によって、それがカリフォルニア州の川に流れこんだと見られる。


2019年2月25日 ウェストバージニア州ロスト・クリーク

ロスト・クリークの悪臭の原因を探す住民たち
WBOY
ウェストバージニア州ロスト・クリークの住民たちは、この地で起きている奇妙な現象の原因を探している。

その現象とは、ロスト・クリークを流れる小川の表面から強い悪臭が沸き上がっているのだ。

現在、当局やガス会社が原因を突き止めようとしているが、今のところ正式な発表はない。


2019年2月7日 テキサス州オースティン

オースティンの奇妙な匂いは、ゼブラ貝によって引き起こされた
テキサス州オースティンの南部から中央にかけて、異常な匂いが漂った。

当局の調査により、上下水道パイプライン内部にゼブラ貝という貝が繁殖したことで、パイプが詰まり、それにより悪臭が漂った可能性が高いことがわかった、

当局は、水道水を飲むことへの脅威はないと語り、悪臭への対策を早急におこなうと述べている。


ここまでです。

異臭・悪臭といいましても、「それがどのようなものか」ということについては、事例により、まちまちで、おおむね下のようになっていました。

・フロリダ州ケープコーラル → 化学物質を連想させる刺激臭

・バーモント州エセックス → 強い悪臭(種類不明)

・ミネソタ州ミネアポリス → 焦げたプラスチックのような匂い

・サウスカロライナ州モンクス・コーナー → 強い悪臭(種類不明)

・ペンシルベニア州シャルティエズ・バレー → 強い悪臭(種類不明)

・カリフォルニア州インペリアル・ビーチ → 強い悪臭(種類不明)

・ウェストバージニア州ロスト・クリーク → 強い悪臭(種類不明)

・テキサス州オースティン → 強い悪臭(種類不明)


このうち、ミネソタ州ミネアポリスの事例は航空機内ということで、普通に考えれば、機内での何らかの問題と思いますので、除外するとしまして、フロリダ州の「刺激臭」とミネソタ州の「焦げたプラスチックのような匂い」というふたつに関しては、化学的なものであるというような感じです。

そして、他の事例に共通しているのが、種類のわからない、

「強い悪臭」

となっています。

「種類のわからない悪臭」とはいいましても、一般的に「強い悪臭」というものから想像できるタイプの匂いは、ある程度は想像できます。

硫黄系というのか、そちらか、いわゆる「腐敗臭」的なものなどのそういう系統なのではないかと。

そして、これで思い出すのことが、2012月9月にカリフォルニアで起きた事例でした。

同時多発テロの追悼日の 9月11日の前日に、カリフォルニア州で大規模に「卵の腐ったような匂い」が漂ったのでした。

以下は、2012年9月の AFP の報道からの抜粋です。

地震の予兆? カリフォルニアの異臭騒ぎ、原因は…
AFP 2012.09.12

米カリフォルニア州で(2012年9月)10日、卵の腐ったような臭いが約240キロメートルに及ぶ広い範囲で確認され、専門家による調査の結果、付近の湖で死んだ魚や藻類が原因であることが判明した。

10日に強烈な刺激臭を当局に通報した人は200人に上り、同州で長く発生が懸念されている巨大地震の予兆となる何らかの地熱現象ではないか、との憶測がインターネット上を駆け巡った。

だが、南海岸大気質管理地区の専門家らが行った発表によれば、臭いの元は同州南部サンディエゴから東に数時間の距離にあるソルトン湖にほぼ間違いないことが分かった。


記事では、「ソルトン湖」という湖が原因の可能性とありますけれど、当時、私の感想としては、地理的な意味を含めて、

「この悪臭の原因はソルトン湖からのものではない」

と結論しています。

それについては、以下のふたつの記事などで記させていただいています。

地震の予兆? カリフォルニアの異臭騒ぎ、原因は…
AFP 2012.09.12

Map_CA.png

米カリフォルニア州で10日、卵の腐ったような臭いが約240キロメートルに及ぶ広い範囲で確認され、専門家による調査の結果、付近の湖で死んだ魚や藻類が原因であることが判明した。

10日に強烈な刺激臭を当局に通報した人は200人に上り、同州で長く発生が懸念されている巨大地震の予兆となる何らかの地熱現象ではないか、との憶測がインターネット上を駆け巡った。

だが、南海岸大気質管理地区の専門家らが翌11日に行った発表によれば、臭いの元は同州南部サンディエゴから東に数時間の距離にあるソルトン湖にほぼ間違いないことが分かった。


Rotten smell reeks havoc across Southern California
LA Times 2012.09.10

南カリフォルニア全域が「腐った匂い」により混乱している

匂いの正体は、ソルトン湖での魚の大量死ではないかと見られているが、この匂いをすぐに消すことはできないという。

9月9日の朝、サンタクラリタ・メゾジスト教会周辺に漂う「卵の腐った匂い」を、周辺の人びとは教会の下水管が破裂したのかと思ったという。

そして、この教会から東へ 110キロの場所に住むクリス・テイタムさんも、同じ時に強烈な匂いに参っていた。クリスさんによると、「何かがドロドロに腐った匂いがしたんです」と言う。

その朝、結局、南カリフォルニアの多くの地域にこの「腐った匂い」が充満していることがその日のうちにわかった。

保健当局には、緊急電話の下水道調査の依頼のコールが大量に押し寄せた。

当局によると、匂いの原因の有力な説は 160キロ離れたロサンゼルスにある。ソルトン湖の魚の大量死によって引き起こされている可能性が高いという。

しかし、州の大気管理の当局者たちは、これまでこのような悪臭を経験したことがないという。
通常のソルトン湖での魚の大量死では、この地域まで匂いが来ることはない。

ソルトン湖では前日、非常に強い風が吹いており、ソルトン湖の管理担当者によれば、「風によって水が巻き上げられたのかもしれない」という。そして、ソルトン湖は浅い湖なので、湖の湖底にある腐った材質のものが水と共に巻き上げられ、風で運ばれた可能性があるという。

それでは、これらの「卵の腐ったような匂い」は何が原因である可能性が高いかといいますと、

「地下や海底から噴出しているメタンガス」

であるように思うのです。

実際、翌年の 2013年3月にも、カリフォルニア州で異臭が広がったことがありますが、この時には、当局の調査によって、「海中から噴出しているメタンガスである可能性が高い」と発表されています。

以下は、2013年3月のアメリカの報道からの抜粋です。

サンタモニカの悪臭の原因は海底から噴出しているメタンが原因の可能性
KTLA 2013.03.04

ロサンゼルス当局は、サンタモニカに漂う悪臭の原因は、海からのメタンの大量放出によって引き起こされたと推定している。

サンタモニカの火災防護チームがサンビセンテ近くの沖で測定した結果、海中に大量のメタンを発見した。

当局は、最近の水温の変化は、海面の下でメタンが放出されたことによってプランクトンや藻類の大量発生が引き起こされたものによるかもしれないと語った。

メタンガスは地殻プレートが移動したことによる地質現象によって噴出されている可能性も考えられるという。


この記事には、

> メタンガスは地殻プレートが移動したことによる地質現象によって噴出されている可能性

とありますけれど、今回のアメリカの異臭も、これらと同じような「卵の腐ったような匂い」の系統であるならば、メタンである可能性もあるのかもしれません。

今、アメリカで起きているような「悪臭騒ぎ」も、その原因は、巨大な地殻の異変が進行している証拠になる可能性がある事例を含んでいるかもしれないと少し思います。

もし今後も、アメリカに異臭や悪臭報道が相次ぐとすれば、それは個別の要因がわかるものはともかくとして、

「発生源不明」

最近のアメリカは、全土的に地震が増えているという事実もあり、この数年単位で、何か地質の状況の変化が進行しているのかもしれないことを感じさせます。

最終更新:2019/07/22 23:39

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2019/07/22 22:57

ペルーのウビナス火山が噴火。当局は火山灰と有毒ガスの拡大に対して警報を発令

2019年7月19日 噴火したペルーのウビナス山
ubinas-peru-0719.jpg

アンデス山脈に連なるペルーのウビナス火山が、7月18日、噴火しました。

この噴火により、周辺地域に火山灰と有毒な火山ガスが広がる可能性があり、ペルー当局は、警報段階を上から2番目に上げ、注意を呼びかけています。

噴火するウビナス山
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ウビナス山の位置
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ペルーの国立民間防衛研究所は、噴火は今後の数日間で、さらに強くなる可能性があり、火山灰による被害と、有毒ガスに注意するように述べています。

また、このあたりはアルパカなど飼育動物が多い場所で、火山灰によって、動物たちのエサである植物が埋もれてしまう可能性に言及していまして、対応が求められています。

住民たちに警戒を呼びかけるペルー警察
peru-policia-0719.jpg

この日の中米から南米では、10の火山が噴火しています。

いっときよりは、世界の火山活動はやや落ち着いていますが、環太平洋火山帯においては、今なお断続的に活動が続いているようです。

最終更新:2019/07/22 22:57

2019/07/22 22:48

ソドム化する地球 その中でイスラエルは同時多発放火テロが疑われる業火に包まれる

2019年7月17日のイスラエルの報道より
israel-now-sodom.jpg

ソドムとゴモラ - Wikipedia

ソドムとゴモラは、旧約聖書の『創世記』19章に登場する都市。天からの硫黄と火によって滅ぼされたとされ、後代の預言者たちが言及している部分では、例外なくヤハウェの裁きによる滅びの象徴として用いられている。また、悪徳や頽廃の代名詞としても知られる。


今年も、そのような「歴史的な洪水」と「歴史的な山火事」が同時に発生している状況が続いています。

そのような山火事の報道の中で、最も目立っていたのが、「ソドム」という言葉が報道に使われていたイスラエルでの山火事でした。

これは、ほぼ 50℃というような熱波に見舞われているイスラエルで「複数」から山火事が発生しているというものです。

2019年7月19日 イスラエルの山火事で燃えた車
israel-fire-cars.jpg

火災が発生した 7月17日のイスラエルの気温の状況は以下のようなものでした。

Israel bakes as temperature climbs to near-record 49.9°C at biblical Sodom
Times of Israel 2019/07/17

イスラエルが、気温が49.9℃という記録的な高温に達した熱の中で聖書に登場するソドムの市のように炎で焼かれた

7月17日にイスラエルを襲った熱波は、観測史上で最高の記録に近い気温が観測された。

この日のイスラエルで最も高い気温は、死海の沿岸の聖書に出てくるソドムの遺跡近くで記録された。

その気温は、49.9℃に達していた。

イスラエルでの観測史上最高の気温は、1942年6月にヨルダン渓谷北部のティラ・ツヴィ(Tirat Tzvi)で記録された 54℃とされている。

テルアビブでも、午前 11時に最高気温が 40°Cに達したが、湿度は 20%と非常に低かった。

午後の気温は 33℃にまで下がったが、湿度が 75%に上昇したせいで、40℃を記録した午前中より体感温度は高くなった。

エルサレムの気温は 38℃に達した。

救急隊によると、この日、少なくとも 140人が熱中症などの症状で搬送された。

この熱波は、イスラエル全土で大規模な火災の波を引き起こし、イスラエル中央部では家屋を焼き尽くし、何百人ものイスラエル人が避難を余儀なくさせられた。

気象学者たちは、イスラエルの気温は、今週末までには通常の気温に戻ると予測している。

ここまでです。

このような気温の中で、イスラエル国内のさまざまな場所から山林火災が発生したのですけれど、イスラエルの一部のメディアは、この山火事には、

「放火の可能性がある」

と報じています。

まだ、放火かどうかを当局が断定しているものではないですので、何ともいえないですけれど、もし放火だとした場合、

「ああ、またか」

と思ってしまいます。

というのも、イスラエルは、2016年にも「同時多発放火テロ」により複数の場所から火災が発生し、広範囲が炎に包まれたことがあったのです。このことは以下の記事で取りあげさせていただきました。

火の夢で目覚めた現実の世の中は「イスラエルが同時多発火災テロの炎に包まれて3日目の朝」だった : 世界で激増する野火が示唆する近い未来

2016年11月25日のイスラエルの英字メディアより
israel-arson-2016.jpg

炎に包まれてから3日目に突入したイスラエル各地

いやいやどうも、かぜを引いているせいもあるのかもしれないですが、何だか特別に時間が早くてですね。ちょっと気を抜きますと、「1日が8時間くらいしかない感じ」ということで、どうも時間配分がうまくいきません。昨日も記事を書くことができませんでした。

先日、うちの子ども(11歳)なども、「なんか今年はすごく早い気がする」と言っていまして、早く過ぎる感じのする人もわりと多いのかなと思ったり。

私個人の感覚では今はまだ3月くらいですが、もうすぐ 8月ですものね(違うわ)。もうすぐ 9月ですものね(まだ違うわ)。もうすぐ・・・まあいいや。

さて、そんな日々ですが、昨日というか、今朝、「火」系とか「地震」系の夢で目覚めまして、どちらも大層なものだったんですが、地震はともかく、最近、たまにですが、「火」の夢を見るのです。

私はその日に見た夢でニュース検索することもあるんですが、「火災……火災……」と検索していましたら、イスラエルで大規模な森林火災(山林火災,野火)が進行していることを知りました。

2016年11月23日 イスラエル北部ハイファ
haifa-fire-1125.jpg

しかも、この森林火災は単一の発生ではなく、「イスラエルのほうぼうから火の手が上がっている」ようなのです。

下のような状況です。

イスラエルで大規模な山火事、6万人避難 首相「放火ならテロ」
AFP 2016/11/25

イスラエル北部ハイファで大規模な山火事が発生し、地元当局によると24日までに6万人が避難を余儀なくされている。火災はエルサレムなどでも起きており、ベンヤミン・ネタニヤフ首相は放火の証拠が見つかれば「テロ」とみなすと述べた。

ハイファの山火事は22日から続いている。ヨナ・ヤハブ市長は記者団に、市の全人口およそ25万人のうち6万人が避難したと説明し、火事の規模は「前代未聞だ」と語った。

警察の広報官によると、別々の火事6件の発生を受けて市内8地区の住民に避難指示が出された。医療関係者によれば、これまでに65人前後が軽傷で病院に搬送されている。

ギラド・エルダン警察相は一連の火事について、最大で半数は「放火テロ」だと断定している。

家屋に取り残された住民も多数いる中、軍は予備役を招集して消火活動を支援しているが、鎮火は難航している。


ここにありますように、

> 別々の火事6件の発生

> 火事の規模は「前代未聞だ」

> 「放火テロ」だと断定

という火災となっているようです。

冒頭のイスラエルの報道の見出しに「放火テロ」とあるのも、そのためです。

動画などを見ますと、このイスラエルの森林火災は、都市部へと拡大してして、いろいろと燃やし尽くそうとしている感じがいたします。

野火は地獄の風景の代名詞
「業火に焼かれる」なんて表現もありますけれど、思えば、火で焼きつくされる世界というのは、何となく地獄の光景のイメージそのものですが、最近は、そういう光景がとても多くなっています。

今年も大規模な森林火災は数多く発生しましたが、カナダやアメリカ、オーストラリアのものなどは印象的な光景をつくり出していて、記憶に強く残っています。

2016年5月のカナダの火災(写真はフォートマクマレー)
catastrophic-canada-wildfire02.jpg

2016年1月のオーストラリアの森林火災
bushfire-australia.jpg

カリフォルニアの火災の煙で真っ赤にうつる太陽 2016年6月
california-red-sun.jpg

どれも見事に「この世の終わりのよう」と思えると同時に、どこか美しさを放つのが森林火災の特徴でもありそうですので、人はあるいは、「終末に美しさを感じやすい」性質があるのかもしれません。

それはともかく、では、このような山林火災は「増えているのか」といいますと、数そのものも、そして「人間生活への影響」という意味でも、すごいペースで増えています。

下はアメリカの例ですが、過去数十年間では、何倍とかのペースではない尋常ではない増加を示していることがわかります。

アメリカでの過去50年間での森林火災(野火)による建造物被害の推移
us-wild-fire.png

上のグラフにありますように、森林火災というのは、「昔からある自然災害ではなく、最近になって増加した自然災害」であるという事実があります。

水害は昔からありましたてじょうが、森林火災というものは、もともとは人類文明では珍しい自然災害でした。

それが「最近になって唐突に増えている」ということになります。

これには、土地開発などに関係した合理的な理由もありますでしょうし、しかし、合理的な理由で説明できないほど増えているという感じは強く、あるいは、「地球が地獄に近づいているから」という理由のほうが的を射ている気もします。

今回もまた「同時多発」で火災が発生していることから、放火が疑われているようなのです。

まあしかし、前回 2016年のイスラエルの山火事は「 11月の下旬」という山火事の発生にはふさわしくない時期に起きたために放火が疑われたのですが、今回のように 50℃などの気温下では、自然の山火事が各地で発生することは不思議ではないです。

NASA に「人口衛星から確認された世界中の山火事をリアルタイムで表示する」サイトがあります。そこでイスラエル周辺の山火事の状況を確認してみますと、イスラエル国内の複数の山火事が確認できます。

2019年7月19日のイスラエル周辺の山火事マップ
israel-fire-map0819.jpg

それにしても、イランとかウクライナの山火事もすごいですね。特にウクライナは、これは非常事態レベルの火災発生状況にも見えるのですが、何が起きているんですかね。

まあ、ウクライナのことはちょっとわからないですが、この山火事マップを見ていますと、ほとんどの国や地域で山火事が起きていることがわかります。

東アジアでも、日本では函館で 1件、山火事が起きているようで、韓国や中国でも複数の山火事が発生していることがわかります。中国は、広範囲で洪水が発生しているはずなんですけれど、山火事もすさまじいですね。

2019年7月19日の東アジアの山火事マップ
japan-china-wildfire0719.jpg

なお、世界の山火事の状況を見ていましたら、「なんだかすごい場所」を発見してしまいました。

アフリカです。

見れば、そのすごさはわかります。

2019年7月19日のアフリカの山火事マップ
congo-wildfire-map0719.jpg

場所としては、コンゴ民主共和国のほぼ全域、コンゴ、アンゴラ、モザンビークの一部などが真っ赤になっていて、島国のマダガスカルも全域が赤いです。

「何だこれは?」

と思いますが、これもちょっと理由と状況がわかりません。

そういえば、コンゴ民主共和国といえば、7月17日に、エボラ出血熱の流行に対して、WHOが「緊急事態宣言」を出しましたけれど、山火事とは関係ないですしね。

コンゴのエボラ流行で「緊急事態宣言」、史上5度目 WHO
BBC 2019/07/18

世界保健機関(WHO)は17日、コンゴ民主共和国で流行が続くエボラ出血熱について、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」を宣言した。PHEICが宣言されるのは史上5度目。コンゴでは、これまでに1600人以上が死亡している。


しかし、エボラの流行としては、史上2番目に深刻だとされているコンゴ共和国の流行の現地が「真っ赤になっている」というのは、象徴的といえば、象徴的でもあります。

大規模な洪水は、農地や畜産を含めた食糧生産に大きな影響を与えますけれど、山火事は木々を焼いてしまうものでありまして、大規模に消失した森林は、そう簡単には再現されないものです。

昨年の夏には、異様な熱波に見舞われる中で、歴史上最悪級の山火事がヨーロッパ各地で発生しました。そして、ヨーロッパの多くの森林が「焼き尽くされた」ことを以下の記事で取りあげさせていただいたことがあります。

wildfire-europe-risk2018id.jpg

ふだんのヨーロッパ周辺の衛星写真
europe-satellite-itsumo.jpg

2018年8月6日 宇宙ステーションより撮影されたヨーロッパ

ドイツを中心とした中央ヨーロッパの光景
germeny-2018-0806.jpg

ライン川周辺と思われる中央ヨーロッパの光景
germeny-drought-02.jpg

下の写真は、国際宇宙ステーションから撮影された昨年夏のポルトガルの火災の後の様子で、広い範囲から「緑が消失」しました。
ほぼ全体が茶色となっているポルトガル
poltugal-2018-0806.jpg

こんなようなことになっているのです。

「砂漠化している」という表現が出ても不思議ではない光景です。

2018年のヨーロッパは、あらゆる地域で森林火災が発生し、このポルトガルと同じような「焼き尽くされた大地」が広がりました。

それからまだ1年ほどしか経っていませんし、ヨーロッパ各地に「それ以前の」緑の風景が回復しているということはないと思われます。

こういうようなことが地球の広範囲で続いていくと、やはり少しずつ「緑が消えていく」という現実に結びつくでしょうし、最近のように、大規模な山火事が毎年のように継続して発生する状況が続きますと、いろいろ影響は出てくるようにも思います。あるいは、「もうその影響が出ている」のかもしれません。

21世紀に入って以来、このようなことが毎年繰り返されるようになっています。以前は山火事などあまり起きなかった場所で、大規模な山火事が発生し続けているのです。

以下は、アメリカでの山火事による被害の推移ですが、21世紀からの山火事による被害の増え方にはものすごいものがあります。

us-wild-fire.png

しかし、これは、2010年までのデータであり、その後のアメリカでは、さらに毎年のように「史上最悪の山火事」と報じられる事例が相次いでいますので、さらに急激に増えていると思われます。

洪水も 21世紀に入ってから増えたもので、「水の災厄」と「火の災厄」は、どちらも 21世紀に急増した自然災害だと言えます。

最終更新:2019/07/22 22:48

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