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2019/07/18 23:18

地震の時代の「頂点」が近づいている? 今、地球では「通常の3倍の数の地震」が発生し続けている

2019年7月15日の米国メディアの記事
quakes-three-times2019.jpg

世界の地震の回数がさらに極大化

今年の 6月くらいから地震に関しての記事が多くなっていますが、その理由は単純でして、

「かつてないほど地震が増え続けている」

からでした。

そのような中で、 7月15日までの 1週間は、地震の「数」として、ものすごいことになっていたことを知りました。

今年 2019年の現在までの地震の発生回数の平均は、マグニチュード 1.5以上の地震に関して、

・1日に平均 193回、発生

していました。

小さな地震も含めますと、世界では毎日こんなに地震が起きているわけですけれど、7月9日から 7月15日までの 1週間は、マグニチュード 1.5以上の地震が、

・ 1日に平均 677回、発生

していたのです。

実に、通常の 3倍以上。

この地震事象が一過性のものなのかどうかはわからないですが、特徴として、超巨大地震こそないものの、マグニチュード 6以上の地震の発生がとても多いのです。

まず、現段階での世界での地震の状況について、各報道の情報をまとめた冒頭のアメリカのメディア記事をご紹介します。

オリジナルは文字だけの記事ですので、写真等をこちらで付け加えています。

The Number Of Global Earthquakes Is 3 Times Above Normal - 6.1, 6.6, 7.3 + Dozens More Hit The Ring Of Fire Over The Last 48 Hours
Economic Collapse Blog 2019/07/14

世界の地震の発生数が通常の3倍になっている。過去48時間では、M6.1、M6.6、M7.3を含む地震が環太平洋火山帯で発生

2019年7月15日までの 48時間で、マグニチュード 6.1の地震が日本で発生し、マグニチュード 6.6の地震が、ふだんは地震がほぼないオーストラリアで発生、そして、マグニチュード 7.3の大地震がインドネシアを襲った。

これらの地震はすべて、米カリフォルニア州南部で過去 20年で最大の2つの地震に見舞われたちょうど 1週間後に起きた。

現在の地震の状況は、通常と比べて、どのようなものなのだろうと、世界の地震の最新データを調べてみたが、やや憂慮すべき状態となっていることがわかった。

地球全体で見ると、2019年は、これまでのところ( 7月15日まで)マグニチュード 1.5以上の地震が「 1日平均で 193回」で発生している。

この数自体も非常に多いが、ところが、この 1週間の地震の発生数を調べてみると、地震発生数が驚くべき状況となっていることがわかるのだ。

何と、この 1週間 (7/9 - 7/15)は、地球全体で、マグニチュード 1.5以上の地震が、「 1日平均で 677回」起きていた。

この 1週間は、「通常の 3倍以上の数の地震が発生している」ということになる。

この 1週間は、小さな地震だけではなく、大きな地震の数も同様に驚くほど高いレベルにあった。アメリカ地質調査所(USGS)によると、過去 7日間に、世界中で少なくともマグニチュード 4.5以上の地震が 121回発生しており、それには日本を襲ったマグニチュード 6.1の地震も含まれる。

この日本の地震は、2019年に、世界で発生したマグニチュード 6.0以上の地震の 84番目のものとなる。つまり、信じられないことに、今年はマグニチュード 6.0以上の地震の数が、すでに 80回を超えているのだ。

この 84回の地震のうち、実に 77回の地震が、環太平洋火山帯で発生している。

翌日 7月14日には、マグニチュード 6.0以上の地震がさらに 2つ起きた。しかも、そのうちのひとつは、ほぼ地震が発生したことがない西オーストラリアだった。

英国ガーディアンは以下のように報じている。

7月14日午後3時39分、西オーストラリアのキンバリー海岸沖合で、マグニチュード 6.6の海底地震が発生した。これは、オーストラリアで発生した地震としては、過去最大規模となる。
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キンバリーの海岸の家や商店では、棚から物が落ちたりし、地震を経験したことのない地元住民たちを驚かせた。

オーストラリアの歴史で最大の地震は、1988年にノーザン・テリトリーで起きたマグニチュード 6.9の地震だった。


地震直後のオーストラリア・ブルームのショップ内
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この日、オーストラリアの地震の次に発生した地震はさらに規模が大きかった。マグニチュード 7.3の地震がインドネシアを襲ったのだ。

英デイリーメールは以下のように伝えた。

7月14日、インドネシア東部マルク島の離島を震源としたマグニチュード 7.3の大地震が発生し、人々にパニックを引き起こした。
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地震の発生時には、津波警報は出されなかったが、津波を恐れる住民たちは、町から高台へと走った。


このように立て続けに地震が発生するということは、「普通」とはいえないが、この世界的な不安定状態は、アメリカも例外ではない。

南カリフォルニアの 2つの地震以降、他のアメリカ各地でも地震が発生しており、7月13日には、モンタナ州でマグニチュード 4.0の地震が起きたことが報じられた。

また、ワシントン州のシアトルでは、7月12日に、マグニチュード4.6の地震に襲われた。アメリカ地質調査所の地球物理学者は、この地震は「シアトル全域で広く揺れを感じた」と述べている。

もちろん、カリフォルニア州の地震も、激しく継続している。

7月5日のマグニチュード 7.1の地震以降、南カリフォルニアでの揺れは止まることを知らない。データによると、過去 7日間にカリフォルニア州とネバダ州で発生した、すべてのマグニチュードの地震の回数は「 10,303 回」に達している。

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なお、7月5日のカリフォルニア南部のマグニチュード 7.1の地震は、震源地が非常に人里から離れた場所だったために、大きな被害を受けることはなかった。

しかし、マグニチュード 7.1のエネルギーは巨大であり、この地震による影響を軽く考えるべきではない。マグニチュード 7.1のエネルギーは、ロサンゼルスタイムズによると、「 45個の広島型原爆の爆発と同等」のエネルギーだという。

このマグニチュード 7.5の大地震は、カリフォルニア南部で発生したが、私たちは、カリフォルニア州の北西部に注意しなければならない。そこは、超巨大地震が発生する可能性がある地質である上に、複数の火山が存在する。

マグニチュード 9.0の地震のエネルギーは、マグニチュード 7.1の地震より 707倍強力なのだ。

いつの日か、このような地震が、カリフォルニアを襲ったとすれば、あるいは、このような超巨大地震が、たとえば、ロサンゼルスの街中のような場所で起こったとするとどうなるのかは想像もつかない。

もちろん、今後長いあいだ、そのような地震が起きることはないかもしれない。しかし、7月15日までの過去 24時間に、このカリフォルニアでは新たな地震が発生している。英エクスプレスは以下のように伝えている。

7月15日までの過去 24時間の間に、南カリフォルニアは、余震とみられる多くの群発地震が発生している。

過去 24時間の間に、カリフォルニア州では 762回の地震が起きた。そのうち 29回の地震は、マグニチュード 2.5以上だった。


現在起きている多くの地震は、それぞれが単なる地域的な現象ではない。

冒頭で示したように、地球規模で、地震の数は通常の 3倍となっているのだから。

今、地球は大きく揺れている。

ここまでです。

こういうような感じで、小さな地震も含めて地震が増え続けている状態ですが、「このような状態が今後どのようなことになるかを示唆しているか」は、「誰にもわからない」のです。

もちろん、地震学者にもわかりません。

地震学者は、発生した地震の分析と研究を行う方々ですので、先のことを予測することはできません。なぜなら、「群発地震と巨大地震の関係性について、統一された見解が存在しない」ためです。

過去にも、急激に地震が増加した時期もありましたが、その後の展開は「いろいろパターン」が存在していまして、大小含めた地震が急激に増えてきたからといって、次に壊滅的な地震が来るのかどうかはわかりません。来ないこともあったし、来たこともありました。地震の増加と、その後の大地震の関係性はいまだに不明です。

ただ、最近の1ヶ月くらいの流れを見ていますと、「今は関係している場合が多い」かもしれないとも思います。

たとえば、最近の一連の地震の記事の最初となったのは、6月11日に書かせていただきました以下の記事でした。

世界の地震発生状況の奇妙さが進行し、カリフォルニアでの群発地震が警報レベルに達した今、日本やニュージーランドを含めた環太平洋火山帯の各地で囁かれる「次の巨大地震」。それはいつなのか

2019年6月11日カリフォルニアの群発地震への懸念を報じる米ロサンゼルス・タイムズ
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世界各地で高まる巨大地震への懸念

1週間ほど前に、以下の記事で、地球全域で「謎の地震波」が観測されることが継続していることと、アメリカのカリフォルニア州において、激しい回数の群発地震が続いていることをご紹介しました。

地球で何が起きようとしているのか? 世界規模で継続する「謎の地震波」、そして規模的にも地理的にも拡大し続けている地震と火山活動

2019年5月21日の米ナショナルジオグラフィックより
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カリフォルニアの群発地震を伝える5月31日の報道
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「カリフォルニアの群発地震」については、このタイトルにあります「 100万回」というのは、2008年から 2017年までのデータを最新の解析によって分析し直すことにより、180万回の地震が記録されていたというものですが、しかし、実はこの 10日間くらいの間に、このカリフォルニアの群発地震が激化していまして、たとえば、6月4日の CNN は以下のように報じています。

400回超す小規模地震、カリフォルニア南部で集中発生
CNN 2019/06/04

米カリフォルニア州南部のジュルーパバレーで小さな地震が集中的に発生している。米地質調査所は3日、同地で観測された地震が5月25日以来、432回に上ったと伝えた。

地質調査所の専門家、ロバート・グレーブズ氏によると、地震の規模を表すマグニチュード(M)は0.8~3.2の範囲内で、揺れを感じる大きさの地震は数回程度だった。


さらにはですね、少し前の 5月21日には、カリフォルニアのサンディエゴでは、

「地震ではない揺れ」

が報じられています。以下のような報道でした。

Not an earthquake: San Diegans report strange shaking

地震ではない奇妙な揺れがサンディエゴで報告される
5月21日、サンディエゴで、多くの人たちから激しい揺れが報告された。しかし、アメリカ地質調査所(USGS)によれば、現地ではその時、地震は記録されていないという。

USGSの地震の専門家たちは、サンディエゴで人びとが揺れを感じた時間に地震の発生はなかったことを確認した。

この揺れの原因を突き止めるために、当局は米軍とも連絡を取った。しかし、現時点で、米軍の当局者たちは、サンディエゴで広範囲にわたって揺れを引き起こした原因についてはわからないと述べている。


ここにある、

「地震ではない揺れ」

ということで、思い出したのが、冒頭のナショナルジオグラフィックの記事にあります、

「現在、地球を駆け巡っている謎の地震波」

のことでした。

この「謎の地震波」が最初に報じられたのは、昨年 12月のことでした。

これは、日本語版のナショナルジオグラフィックにも記事があり、そこから一部を抜粋しますと、以下のような事象です。

謎の地震が世界を駆け巡る、20分超継続、原因不明
ナショナルジオグラフィックニュース 2018/12/05

2018年11月11日の朝、世界時 9:30になる直前に、謎の地震が世界を駆け巡った。

その地震は、アフリカ大陸の東海岸とマダガスカルの北端とに挟まれる、仏領マヨット島の24キロメートルほど沖で発生した。

震動はザンビア、ケニア、エチオピアといったアフリカ諸国のみならず、チリ、ニュージーランド、カナダ、そして1万8000キロメートル近くも離れたハワイにまで到達した。

加えて、地震は20分以上続いた。にもかかわらず、揺れを感じた人間は誰もいなかったようなのだ。

異変に気づいたのは、米国地質調査所のリアルタイム地震観測モニターを見ていた、ある人物だった。その人物が、この奇妙なジグザグの波形の画像をツイッターにアップロードした。このちょっとした行動は、世界中の研究者たちがこの震動の原因を探ろうとするという別の波紋を広げた。

隕石が衝突したのか? 海底火山の噴火なのか? 海の底から古代の怪物が現れたのか?

「似たものは今までに見たことがありません」と、米国コロンビア大学の地震学者で珍しい地震を専門とするヨラン・エクストローム氏は話す。

「必ずしも、原因まで変わったものだ、ということではありません」と同氏は言う。とはいえ今回の地震波は、そのあまりの単調さといい、低い周波数や地球全体への広がりといい、様々な点でとても妙だ。そして、研究者たちはいまだに、この地質学上の難題を解きかねている。


全文は上のリンクからお読みになることができます。

冒頭に貼りました最近のナショナルジオグラフィックの記事には、「その原因がわかったかもしれない」とあるのですけれど、これは決定した項目ではないですけれど、その原因と考えられることを簡単に書きますと、

「インド洋の海底に新しい海底火山が誕生した」

ことがわかったというものなのです。

新しい火山の誕生を報じる科学メディア

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この「誕生した」と思われる火山は、謎の地震が広がった震源地付近であるマヨット島から東に約 50キロ離れた海域の水深 3200メートルに「出現した」のです。

この火山の現在の高さは 800メートルほどで、火山の直径は広い所で 4.8キロと計測されまして、これは「観測史上最大級の海底火山活動」なのだそうです。

現段階では、「地球を駆け巡っている謎の地震波」は、この誕生した海底火山の活動によるものではないかとされているのです。

それに異を唱える気はないにしても、ただ・・・先ほどの記事には、謎の地震波が、

> 1万8000キロメートル近くも離れたハワイにまで到達した

とあるのですね。

つまり、文字通り、この地震波は「地球全域を走り巡った」のです。

仮に地震波の発信源はその海底火山だったとしても、なぜ、「地震波が地球全体を走り巡るのか」については、どうも疑問が残ります。どれだけ大規模な地震でも、地震波がそんなに大規模に地球全域を駆け巡るということはないと思うのですが・・・。

そういうところからも、

「この謎の地震波の問題は、その海底火山に限定されたものではなく、もっと何か地球単位での地質活動と関係している可能性はないのだろうか」

というようなことを思ったりもします。

また、記事には、

> 今回の地震波は、そのあまりの単調さといい、低い周波数や地球全体への広がりといい、様々な点でとても妙だ。

ともあり、火山性の地震なら、そんな「まるで自然ではないような地震波」を出すことはないのではとも思います。

いろいろとある不思議な感じは、海底火山説ではあまり解消していない感じはしないでもないのですね。

なお、この、地球を駆け巡る謎の地震波が出現したのは、データからは 2018年5月で、それ以前に、このような「謎の地震波」は地球では観測されていません。

ということは、この最近の1年ほどの間に、急速に「何かが変化してきた」ということは言えるのかもしれません。

まあ、この謎の地震波については、推測してもわからないですが、何だかこう、他のことにしても、地質的にいろいろなことがリンクしてきている感じはするのです。

たとえば、通常の火山の活動。

これも、ペルーの大地震以来、大変に活発になり続けていまして、「近年最大級の噴火」となっている火山が多いのです。

昨日(6月3日)は、メキシコのポポカテペトル山が、噴煙の高さが 11.3キロメートルに及ぶ近年最大の噴火を起こしました。

写真では、雲の上へ噴煙が突き抜けている様子がわかります。

2019年6月3日 メキシコ・ポポカテペトル山
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各地で大きな噴火が発生していますが、5月には以下のような噴火を記事にしています。

イタリアのエトナ火山が溶岩流を伴った噴火を起こし、活動を激化
2019年5月31日 噴火するイタリアのエトナ火山
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インドネシアのシナブン火山が2018年4月からの13ヵ月の沈黙を破り再び大噴火
2019年5月7日 13ヵ月ぶりに噴火したシナブン山
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インドネシア・バリ島のアグン火山がまたも噴火。その爆発の瞬間の壮絶な光景
2019年5月18日 噴火したアグン火山
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地震にしても噴火にしても、現時点では、壊滅的な被害を与えるような事象は起きていませんので、あまり気にすることではないのかもしれないですが、どうも最近は、一般的な地質の概念からは想定しにくい事象が多くなっているようです。

そういえば。

先ほどナショナルジオグラフィックの記事をご紹介しましたけれど、同じナショナルジオグラフィックで、以下のような報道があったのも 5月でした。

大西洋沖の怪現象に新説、プレートが剥離中?
ナショナルジオグラフィック 2019/05/10

新たな沈み込み帯誕生の可能性も、ポルトガル沖の大地震から50年越し

大西洋のポルトガル沖で1969年、大きな地震が起こり、津波が発生した。この謎の現象は、ジョアン・ドゥアルテ氏を長年にわたり悩ませてきた。震源地の周辺には、何の変哲もない平らな海底が続いているだけなのだ。

こんなところでなぜ地震が起こったのか。ポルトガル、リスボン大学ドン・ルイス研究所の海洋地質学者として、ドゥアルテ氏はこの海底で何が起こっているのかを突き止めようとした。地震発生から50年後の今年、ようやくその解答にたどり着いたかもしれない。

ポルトガル沖のプレートの下層が剥離し始めているようだ、というのが氏の説だ。

さらにここは、あるプレートが別のプレートの下に潜り込む、いわゆる沈み込み帯が新たに形成される場所になるかもしれない。ドゥアルテ氏は、この現象を示したコンピューターシミュレーションを、今年4月の欧州地球科学連合(EGU)の学会で発表した。

もしこれが本当ならば、海洋プレートが剥離しているところをとらえた初の研究になる。地質活動により、将来的に大西洋が縮小し、欧州がカナダに接近するという説があるが、これはその始まりとなりうるだろうか。


これは「地震が起きるはずのないところで地震が起きた」ことについて、どのように考えるかということについての仮説ですけれど、注目したのは、「地震が発生する可能性がない場所でも大きな地震は起きる」という事実であり、地球そのものが変化していっているのだとすれば、こういう従来の科学では理解が難しいこともさらに起きていくのかもしれません。

今、地球ではいろいろなことが進行していますからね。

進行している中で最も重大だと思うのは、以下の記事などを含めて、何度か取り上げさせていただいている「地球の磁場の崩壊」についてです。

The Weakening Of Earth’s Magnetic Field Has Greatly Accelerated, And That Could Have Apocalyptic Implications For All Of Us
theeconomiccollapseblog.com

地球の磁場の弱体化は非常に加速しており、それは人類全員にとって黙示録的な意味を持つ可能性がある

地球の磁場が著しく弱まっており、北磁極の位置は過去と大きく変化しており、その上、磁極の移動の速度はどんどん加速している。

科学者たちの中には、突然発生するポールシフトが、潜在的に「数兆ドル (数百兆円)」の損害を引き起こす可能性があることを認めている人たちもいる。

現在の私たちは、地球の磁場によって保護されていることを、まったく当然だと考えている。この地球の磁場という存在は、本質的に私たちの地球を囲み生命を生存可能にしている巨大な力の場だ。

そして、そのような磁場の保護があっても、巨大な太陽嵐は依然として地球を襲うことがあり、私たちの電力網に影響を与えるときもある。しかし、現在、地球の磁場がどんどんと弱くなっている中では、非常に弱い太陽嵐でさえも、今後は地球に強い影響を与えるようになる可能性がある。

さらに地球の磁場が弱くなると、私たちはさまざまな問題に直面するだろう。

磁場の保護が消えていくにつれて、これまでよりも膨大な太陽放射が地球に到達し始めることになり、それは地球の生命存在そのものを脅かすものとなり得る。

地球の磁場の弱体化については、以前は、「地球の磁場は 100年ごとに約 5%弱まっている」というのが科学的な基本状況であった。

しかし今、私たちは、SWARM衛星(欧州宇宙機関の地磁気観測衛星)から収集されたデータにより、地球の磁場の崩壊率が、「 10年あたり 5パーセント」であることを示していることを知ったのだ。

これについて、米フォーブスは以下のように説明する。

地球の主要な磁場の軸方向双極子成分が 1世紀あたり約5%減少していることは現代の科学ではよく知られている。

ところが、最近、SWARM 衛星を用いてデータを収集している科学者たちは、そのデータがかつての 10倍速い崩壊の速度、すなわち 10年ごとに 5%の磁場の弱体化を示すと発表した。(Forbes)


これは簡単に書けば、地球の磁場の崩壊が、かつての 10倍の速度で進んでいるということを意味する。

今後も、地球の磁場の崩壊が、このペースで継続するとした場合、または、それがさらに速くなるとした場合、それは将来的な「大量絶滅」と関係する事象へと結びつく可能性がある。

たとえば、より多くの太陽放射が地球に届くにつれて、私たちのガンの発生率は上昇していくだろう。このことは、ナショナルジオグラフィックでさえ以下のように認めているのだ。

地球の磁場がかなり弱くなり、かなりの期間、そのままの状態が続いた場合、地球は宇宙を飛び回る高エネルギー粒子からあまり保護されないことになるだろう。

これは、地球上のすべてのものが、現在より高いレベルの放射線にさらされることを意味する。それは時間の経過とともに、ガンのような病気の増加を引き起こすだけでなく、地球上の繊細な宇宙船や電力網にも悪い影響を及ぼすことになる。(National Geographic)


しかし、私たちは、現在すでに世界中でガンの発生率が上昇していることを知っている。たとえば、アメリカの場合は、一生のうちにガンになる確率は3分の1だ。

磁場が弱まり続けるにつれて、さらに事態は悪化するだろう。

地球の磁場が弱くなればなるほど、私たちに届く放射量は増え、最終的には人類全体が危険にさらされるほど悪くなる可能性さえある。これについて、最近の米メディアは以下のように伝えている。

長期間の宇宙飛行に関しては、その放射線レベルと宇宙線レベルについてが NASAにとって重要な関心事になっている。

たとえば、火星探査の任務を行う宇宙飛行士たちは、その宇宙飛行の過程で、地球に到達するであろう放射線と宇宙線への曝露の最大 1000倍の被ばくを経験する可能性がある。

そして、仮に地球の磁場が消滅した場合にもまた同じような状況が出現することになり、人類全体、そして地球の生命全体が深刻な危険にさらされる。

宇宙線は私たちの DNA を損傷する可能性があり、ガンやさまざまな疾患の世界的な危険性を増加させるだろう。 (Futurism)


地球の磁場があるからこそ、地球に生命が存在できているということについて、ライブサイエンスは以下のように述べる。

地球の磁場がなければ、 太陽から流れ出る荷電粒子の流れである「太陽風」 が、地球の大気と海洋を消してしまう。

つまり、地球の磁場があるからこそ、私たちの地球上に生命が存在することが可能となっていると研究者たちは語る。
(Livescience)


しかし、このような悪夢のシナリオは実際に起こり得るのだろうか。

科学者の発言を引用した米メディアは以下のように報じている。

科学者たちの中には、地球の磁場は「今後 500年以内に消滅する可能性がある」と述べる人たちがいる。しかし、その場合は、地球の磁極が「反転」するものの、その後、また元に戻るので心配する必要はないという。 (PRI)

地球を取り巻く磁場は弱まっており、そして、科学者の中は、磁場が 500年以内に消えるかもしれないと主張する人たちもいるということのようだ。

そして、磁場が消えた時には、地球の北と南の磁極が「反転」するのだ。

もちろん、ほとんどの科学者たちは、このような地球の磁場の反転が起こるのには数百年から数千年かかると考えているが、しかし、実際に地球の磁場の反転の発生を知っている人はこの地球にはいない。

そして、科学者たちの中にはまた、そのような磁場の反転が発生した場合には、送電網や電気インフラなどを含めた「数兆ドルの被害」をもたらす可能性があると考える人たちが多い。

以下は、磁場の反転の際に起きうる被害について科学者の説を引用したライブサイエンスの記事からの抜粋だ。

オーストラリア国立大学の科学者アンドリュー・ロバーツ氏によると、地球の磁場が逆転している最中に、太陽風などの磁気嵐が地球に直撃した場合は、それがさほど大きな太陽嵐でないものであったとしても、地球に大きな損害を与える可能性があるという。

磁場が逆転の際にそのようなことが起きた場合、私たちの電気インフラに何兆ドル(何百兆円)もの損害が発生する可能性があるが、今のところ、そのような事象に対処できる方法はない。

ロバーツ氏は以下のように述べる。

「うまくいけば、そのような事象は、遠い未来にしか起こらないものであるとは思います。それまでに、このような被害に対応できる技術を開発していけば、地球はこの大きな厄災に対処できるようになるかもしれません」 (Livescience)


ほとんどの専門家たちは、こような地球の磁極の反転という事象は、まだ遠い先のことであると確信している。

しかし、それでも科学者たち誰もが同意せざるを得ない事実は、北磁極がペースを加速させながら、北極点からロシアに向かって移動し続けているということだ。

本当の問題は、「加速していること」だと、スペース・ドットコムは以下のように記事で述べている。

しかしながら、本当に注目を集めているのは動きの加速だ。

かつては磁極の移動のペースは、1年間で 15キロメートルだった。ところが、1990年代の半ばごろに、突然その移動速度が、年間 55キロメートルに急激に上昇したのだ。

2018年の時点で、北極点は、国際日付変更線を超えて、ロシアに向かっている。 (SPACE.com)


そして今年 2019年の初めに、当局は「磁場が急速に変化している」ために全地球測位システムに緊急の最新情報を適用したと発表しなければならなくなった。

以下は、今年 1月の科学誌「ネイチャー」の記事からの抜粋だ。

この磁気モデルの最新版は 2015年に発表され、その際には、西暦 2020年まではこのモデルの状態が続くと考えられていた。 しかし、地球の磁場が急速に変化しているために、専門家たちは地球の磁気モデルを早急に修正しなければならなくなった。

米コロラド大学の教授であり、アメリカ海洋大気庁(NOAA)の国立環境情報センターの地磁気学者であるアーノード・チュリアット氏は「エラーは常に増え続けています」と述べる。 (nature)


地球の磁場が急速に弱まっていることは、すべての科学者が同意している。

しかし、多くの専門家たちは、それは差し迫った脅威とは関係しないと述べる傾向にある。

本当に今の地球に差し迫った脅威は存在しないのだろうか。

以前は、「磁場の弱体化」という言い方をしていたのですけれど、上の記事でご紹介した内容などを考えますと、「地球の磁場は崩壊しつつある」と表現して構わないのではないかと考えています。そして、何ともいえないとはいえ、「磁場が地質にまったく影響を与えていない」とは、どうしても考えられないわけで、どういう作用かは別にしても、磁場の弱体化、あるいは崩壊は、地球の地質に何らかの影響を与えているような気はします。

いったい地球に何が起きているのか、あるいは何が起きようとしているのかは結局わからないのですけれど、現状を見ていますと、今は世界中で地震活動あるいは火山の活動が「増加している渦中にある」と考えられなくもないわけで、心構え的なことは持ち合わせていてもいいのかもしれません。

これから夏に向けて気象も地質も「一気に走り始める」ような気配も感じないではありません。

カリフォルニア州の群発地震については、収まるどころか、さらに激しい状態となってきていまして、たとえば、アメリカ地質調査所(USGS)のデータを見ますと、どの地震も規模は大変に小さなものとはいえ、この1週間で「ほぼひとつの地震帯から 300回以上の地震が観測されている」ということになっています。

場所は、フォンタナという町がある場所で、「フォンタナ地震帯」と呼ばれているようですが、以下のように、大都市ロサンゼルスのすぐ近くにあります。

カリフォルニア州フォンタナの場所と最近1週間の地震
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この群発地震について、まさに本社がこのロサンゼルスにある米ロサンゼルス・タイムズは、「この群発地震が大地震に結びつく可能性」について論じる記事を掲載しました。

まずはその記事をご紹介したいと思います。

ここからです。

Southern California earthquake swarm takes an unexpected turn, and that’s reason to worry
LA Times 2019/06/08

南カリフォルニアの群発地震は誰も予測しなかった変化を遂げている。そして、この群発地震が懸念される理由

フォンタナ地震帯を中心として発生している群発地震が、南カリフォルニアの街々の周辺地域で著しい持続力を示している。あなたがフォンタナ近辺の住民ならば、現在のこの群発地震の状況に神経質になっても仕方ない面はあるだろう。

幸い、多くの地震学者は、このような群発地震が、破壊的な巨大地震に結びつく可能性は高くはないと語っている。

しかし一方で、長期間にわたって続いている地震の発生数を考えると、より大きな地震が発生する可能性は通常より高いことも事実だと、カリフォルニア工科大学の地震学者であるエギル・ホークソン (Egill Hauksson)氏は述べる。

ホークソン氏は、以下のように語る。

「この群発地震に対して、住民の方々は懸念を抱くべきかもしれません。現在、フォンタナで起きている群発地震は、過去 30年間にこの地震帯で起きた群発地震の中で最多の数となっていると思われます」

同じカリフォルニア工科大学の地震学者であるジェン・アンドリューズ (Jen Andrews)氏によると、フォンタナ地震帯では 5月25日以来、700回以上の地震が記録されている。地震の規模は、マグニチュード 0.7からマグニチュード 3.2までだった。マグニチュード3以上の地震が 3回記録されている。

その期間の中で、異常なことが起きている。

群発地震は、最初、北の方角へと移動していた。ところが、その後、群発地震は、方向を転換して南に移動し始めたのだ。

この異常な出来事は、6月7日に始まった。

ホークソン氏は、「これはやや予想外の群発地震の進化でした」と述べた。

そして、ホークソン氏は以下のように語る。

「群発地震は、少なくとも数週間は続くと考えられますが、しかし期間を正確に判断することはできません。私たち地震学者は現在、フォンタナ地震帯に何が起きているのかを監視しており、そして、その活動を追跡してようとしています」

「もし重大な新たな地震活動が発生するとすれば、おそらく新しい地震系列からのものでしょう」

さらに、ホークソン氏は、南カリフォルニアの住民の人たちに対して、不測の事態に備えて、飲料水の準備や、家具などが転倒しないような措置をおこなうなど準備を行うべきだと述べた。

具体的には、南カリフォルニアのすべての家において、ベッドの周囲に重い物や転落するようなものを置かない、本棚やドレッサー、液晶テレビは壁に固定するなどの対策を講じてほしいという。

カリフォルニアの地震での最後に死亡した人の死因は、地震により壊れたテレビが頭部に当たったことによるものだった。

また、群発地震が続く場合の懸念としては、群発地震が巨大な断層の近くで発生している場合、断層で発生する巨大地震を誘発する可能性があることだ。

たとえば、3年近く前の 2016年9月26日、サンアンドレアス断層の近くで、規模の小さな群発地震が 24時間以上続いたことがある。そのうち、3つの地震は、マグニチュード 4.0を超えていた。この際、専門家たちによる「マグニチュード 7以上の地震が発生する確率」の予測は、従来の 6000分の 1から「 100分の 1」に上昇した。

この時は、結果として大きな地震は起きなかった。しかし、この際には、カリフォルニアの住民たちには、地震への備えをする警告が出された。

なお、今回のフォンタナ地震帯は、サンアンドレアス断層などの巨大な断層の近くではないので、それらの断層が刺激されることはないと専門家は述べている。

ここまでです。

この群発地震の回数事態もすさまじいですが、ここで注目したのは、「群発地震の震源がいろいろな方向へ移動している」というところでした。

この「カリフォルニアの移動する地質事象」ということで思い出しますのは、昨年 10月から 11月にかけて、

「クレーターあるいはシンクホールがカリフォルニアを移動し続けた」

という奇妙な地質の報道がありました。

カリフォルニアに出現した「移動する泥火山」についての報道
slow-moving-volcano.jpg

この時の「移動するクレーター」は、サンアンドレアス断層に沿うように移動していたと報じられていました。

また、このサンアンドレアス断層とつながっている場所にあるカスケード沈み込み帯という巨大地震発生の可能性のある場所では、昨年の夏、米オレゴン大学の科学者たちによって、「マントルが上昇している」ことが突き止められたことがあります。

マントルが上昇していることがわかった場所
mantle-san-andreas2018f.jpg

このように、昨年あたりから、アメリカの西海岸では、いろいろと地質的な異常・・・といっていいのかどうかはわからないですが、通常とは異なる事象が発生し続けている感じで、そのような中で、今回のカリフォルニア州の群発地震が発生したということになります。

このサンアンドレアス断層などがある太平洋の海域は、かつて非常に大きな地震が繰り返し発生している場所でもあり、そして、過去の記録からは、経過年数から考えて、「次の巨大地震がいつ起きても不思議ではない」ことになっています。



また、このアメリカ西海岸の場所は、環太平洋火山帯にあるのですけれど、アメリカから遠く離れてはいても、同じ環太平洋火山帯に位置しているニュージーランドでも、実は今、

「巨大な地震が懸念される地震」

が起きたことが報じられていました。

地震が起きたのは、ニュージーランドのアルパイン断層と呼ばれる長さ 500キロメートルに及ぶ断層で、この断層では、1717年にマグニチュード 8.1の地震が起きており、そのため、以下のように「マグニチュード 8級の地震が近づいている」という報道が億なされています。

2019年6月11日のニュージーランドの報道より
alpine-fault-2019.jpg

このアルパイン断層は、過去 8000年のデータから、平均 330年ごとに巨大地震が発生していることがわかっていまして、最後の地震から 300年が経過している現在、いつそのような地震が起きても不思議ではないという内容の報道でした。

> カリフォルニアでの群発地震が警報レベルに達した今

とありますが、その後、7月5日に、カリフォルニア州では、マグニチュード 6.4と、マグニチュード 7.1の大地震が続けて発生するということになりました。

このうちのマグニチュード 7.1の地震というのは、アメリカで発生した地震としては、非常に大きな地震となりますが、幸いにも、震源が人里から遠く離れた砂漠であったために、この規模の地震としては、奇跡的にほとんど大きな被害はありませんでした。

しかし、先ほどご紹介した記事でも、その後の余震の数が壮絶なことになっている上に、これらの地震が「カリフォルニアでの新たな地震」に結びつかないかどうかが懸念されてはいます。また、以下の記事で書きましたけれど、このカリフォルニアの余震は、南北に細長い領域を描きながら発生していまして、何となく、サンアンドレアス断層沿いに震源域が拡大しているように見えなくもない感じです。

2019年7月4日-6日のカリフォルニア地震の余震の分布
aftershock-around-epicventer0706.jpg

また、先ほどの記事にありましたが、地震が発生すること自体が珍しいオーストラリアでマグニチュード 6.6の地震が起きたりと、環太平洋火山帯でもなく、プレート境界上でもないような場所での地震が、結構頻繁に起きているのも注目されるところです。

以下は、この 7月に起きた「マグニチュード 5以上」の地震ですが、今月は、まだ 16日だと考えますと、結構発生していると思います。日本列島は、地震のアイコンで消されてしまっているほどです。

2019年7月1日-15日までの地震
quakes-16july-2019.jpg

なお、この期間の地震の内訳は以下の通りです。

2019年7月1日-15日までの地震の内訳

・マグニチュード 2-3の地震 4395回

・マグニチュード 3-4の地震 1466回

・マグニチュード 4-5の地震 590回

・マグニチュード 5-6の地震 89回

・マグニチュード 7-8の地震 2回

・マグニチュード 8の地震  0回

この 7月は、マグニチュード 5以上の地震が「 1日に 6回のペース」で発生していることになるようで、これは確かに多いです。

最終更新:2019/07/18 23:18

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