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2019/07/12 21:21

2019年の夏、ロシアの広範囲で異常な数のミツバチの大量死が起きている

ロシア各地の大規模なミツバチの大量死を伝えるロシアの報道
be-deaths-russia2019.jpg

世界中でミツバチに関しての問題が本格化して久しいですが、今年 2019年は、ロシアにおいても、ミツバチの大量死と大量失踪(蜂群崩壊症候群)が発生し続けていることが、報道でわかりました。

これまで、ロシアのミツバチの大量死はあまり聞かれたことがなかったですが、ここに来て、ついにロシアでも、それが始まったということのようです。

まずは、ロシアの通信社 RIA ノーボスチの報道をご紹介します。

ria.ru 2019/07/09

ロシア農業省が、国内各地でのミツバチの大量死について声明を発表

ロシア連邦農業省は、声明で、ロシアのいくつかの地域で大量のミツバチが死に続けており、養蜂に重大な損害を与えていると述べた。

この夏、ロシアの様々な地域でミツバチの大規模な大量死が記録されている。

ロシア各地で大量死は見られるが、特に顕著な事例は、アルタイ地方のウドムチア、マリエル、リペツク、サラトフ、ウリヤノフスク、クルスクなどで観察されたものだ。

専門家は、このミツバチのコロニーの大量消失は、農薬や作物を処理するために使われる化学薬品などと関連付けられている可能性があるという。

ロシア農業省は、国の多くの地域でミツバチが大量に死んだために、畜産業のサブセクターとしてのロシアの養蜂業は、今年、重大な物的損害を受けていると述べた。

ミツバチの大量死が起きた各地域では、状況を分析する作業が進行中であり、その結果はロシア農業省に報告される。

当局は、以下のように述べる。

「さらには、将来的に、同様のミツバチの大量死状況が発生することを回避するために、農産に関わる地域当局は、農薬規制の遵守に関してロシア連邦の現在の法律を農家の方々とそして養蜂家に習熟させる説明および助言的な作業を行っている」

ロシア農業省はまた、認定試験所の助けを借りて、影響を受けた養蜂家がミツバチの大量死の特定の各事例において、養蜂場の被害の原因を正確に特定することが必要であるとも考えている。

原因が、農薬や化学薬品以外である可能性も考慮しなければならないとして、当局は以下のように声明で述べた。

「農薬や化学薬品の使用だけでなく、他の要因にもミツバチの生命活動を侵害する原因となる可能性があると考えている」

ここまでです。

この記事の中では、原因について、農薬などの化学薬品によるものである可能性について強く述べられていますけれど、しかし、農薬は今年から突然使われ始めたというものではないでしょうし、その影響が主要因だとすれば、もっと以前から同じ現象が起きていたと思われます。

ちなみに、アメリカでも現在非常に大規模なミツバチの大量死と大量失踪が続いています。以下の記事は、今年 6月のアメリカの科学メディアのものですが、昨年の秋から春までの冬期だけで、

「アメリカ全体のミツバチのコロニーの 40%が失われた」

ということが報じられています。

アメリカでの記録的なミツバチの消失を伝える科学メディア
bee-lost-record.jpg

しかし、アメリカの場合は、ミツバチの大量死の主要な要因は、異常に暖かかった冬の気温ではないかとされていまして、つまり、気候の異常がミツバチの大量死と関係していると推測されているようです。

昨年の春には、アルゼンチンで 7000万以上のミツバチが突如として死亡するという事象が発生したことを以下の記事で取りあげさせていただいたことがあります。

アルゼンチンのコルドバで7200万匹にのぼるミツバチたちの「突然の大量死」が発生。現時点で原因は不明

2018年3月27日の報道より
bees-dieoff-argentina.jpg

アルゼンチン中部のコルドバで、ミツバチの「突然の大量死」が発生したことが報じられています。

死亡したミツバチの数は「 7200万匹」という大変な数です。

3月27日のコルドバの養蜂場の風景
cordoba-dth-bees.jpg

bees-2018march-007.jpg

cordoba-map0327.jpg

最初、ソーシャルネット等に投稿されたものが、アルゼンチンの全国的な報道で取りあげられ、その規模の大きさから、現在世界的な関心を集めているようです。

dth-bees-03.jpg

どの地域でのミツバチの大量死でもそうですが、このアルゼンチン・コルドバの大量死においても、確定した原因はわかっていません。原因の「推定」に関しましてはさまざまに出ていまして、その中には、「農薬が原因では」というものもあります。おそらく、ネオニコチノイド系農薬のことを言っているのだと思います。

ただ、今年になって急にコルドバ周辺でネオニコチノイド系を大量に使い出したのならともかく、実際には周辺農家の栽培方法などの状況がほとんど変わっていない中で、突然の 7200万匹の大量死という出来事が起きたわけでして、原因を農薬だけに絞るのは少し無理がありそうです。

原因についてのアルゼンチン当局の調査は続いているようですが、いずれにしても、前代未聞の出来事だったようで、コルドバの養蜂家のひとりは取材に対して以下のように述べています。

「私は現在 62歳で、生涯この地で養蜂家として暮らしていますが、こんな大量のハチの突然死は見たことがありません」

原因はともかく、数十年起きたことのなかったことが起きたということは事実のようです。

これも原因がまったくわかっていないようで、ミツバチの大量死や大量の失踪については、その原因は複雑だということはいえるのかもしれません。

もちろん、農薬も異常気象もそれぞれの要因のひとつなのかもしれないですが、それほど単純化できることでもないのかもしれないな、という気もします。

ミツバチが減少していくという事態の本質的な問題は、「ミツバチは植物の受粉に大きな役割を果たしている」というところにあります。

他にも、鳥や風や他の昆虫など、受粉に貢献している自然は数多くありますが、その中でも、ミツバチは最大級のものだと思われます。

今のペースで世界的にミツバチが減少し続ければ、将来的に食糧生産にも影響が出てくるのかもしれません。

最終更新:2019/07/12 21:21

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2019/07/12 20:55

台湾南部の農村地帯で「泥火山」が突如噴火。地質活動の活溌化の予兆か

2019年7月8日の台湾の報道より
taiwan-mud-volcano2019b.jpg

台湾南部にある屏東県(へいとうけん/ピントンけん)に「万丹」という場所があります。英語表は Wandan ですので、ワンダンと読むらしいですが、畑と水田が広がるこの地で、7月8日、「泥火山」が突然噴火したことが報じられています。

台湾・万丹の場所
wandan-taiwan-map2019.jpg

噴火する泥火山
mud-volcano-peopde.jpg

mud-volcano-t002.jpg

wandan-003.jpg

下は動画です。

https:●//youtu.be/OY_1t-fYShE

泥火山は水田の中から噴出したようです。

なお、冒頭のニュースに「経済への影響」という表現がありますが、どういうことかと言いますと、この場所では昨年も泥火山が噴火したそうで、その時には農作物に大きな被害が出たのだそうで、今回の噴火ではどうなるのかという意味だと思われます。

前回の噴火では、水田のコメと共に、道路も損傷するような噴火となったようですが、今回の噴火がこれからどのようになるかはわかりません。

なお、泥火山はいわゆる火山の噴火と同じ現象ではないですが、地下からの噴出現象ではありまして、過去のいくつかの例を見ていますと、「その後の地震や火山活動とまったく無縁とは言えないかもしれない」とは思います。

たとえば、ブログでは、過去に以下のようなイタリアとニュージーランドの泥火山についてご紹介したことがありますが、どちらも、その後、地質活動が激しくなっていき、それぞれの場所や周辺地域では、大きな地震や噴火などが発生しています。

連続した地震に見舞われているイタリア中部の村に謎の「泥火山」が形成され、泥の噴火が続く

2016年11月4日の報道より
italy-mud-volcano.jpg

イタリア中部では、8月24日にマグニチュード 6.2の地震が発生した後、10月26日にはマグニチュード 6.1の地震、そして、10月30日には、イタリアの近代史でも最大級のマグニチュード 6.6の地震が発生し、その後も非常に多くの余震が続き、連続する地震におさまる気配が今のところは見えていない状態です。

そのイタリア中部のサンタ・ヴィットーリア・イン・マテナーノという場所で、「泥火山が形成されつつある」という報道がなされていました。

形成されつつある泥火山
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サンタ・ヴィットーリア・イン・マテナーノの場所
santa-vittoria-in-matenano-map.gif

サンタ・ヴィットーリア・イン・マテナーノというのはイタリア中部の小さな村で、人口 1400人の閑静な場所らしいのですが、そこに突如として泥火山が出現したことで、ちょっとした騒動となっているようです。

mv-03.jpg

最近のイタリア中部地震との位置関係は下のようになっています。

sug-today3-map.gif

この泥火山が発生した原因が地震によるものかどうかはわからないですが、報道では「奇妙な現象」と位置づけられていて、この地で通常起きるような現象とは言えないようです。

ニュージーランドのタウポ火山帯にあるワイオタプで「泥噴火」が発生。近くでは同国最大級のシンクホール事象が起きたばかり

2018年7月22日のニュージーランドの報道より
wai-o-tapu2018.jpg

ニュージーランドの北島にある「ワイオタプ」という地温地帯で、突如「泥噴火」が発生したことが報じられています。

泥噴火というのは、間欠泉の泥バージョンのようなものですが、泥噴火が続いている場所で起きるならともかく、そうではない場所での発生はとても珍しいことだと思います。

2018年7月21日 ワイオタプでの泥噴火
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ワイオタプの場所
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冒頭のニュージーランドの報道では動画で紹介されていまして、下のような感じで噴火しています。

https:●//youtu.be/wpuhC1G7_bQ

この泥噴火自体も珍しい現象ではあるのですが、気になるのは、この「場所」です。

2018年 5月に以下の記事を書かせていただきました。

ニュージーランド北島の「超巨大火山」の近くで同国としては過去最大級の巨大なシンクホールが発生。直径は約200メートル

2018年5月2日のニュージーランドの報道
new-zealans-sinkhole.jpg

ニュージーランドの北島で、4月30日、ニュージーランドの科学者たちによれば、「ニュージーランドの歴史の中で最も巨大なシンクホール」が発生しました。

その直径は約 200メートルで、深さは下剤判明している部分では 20メートルというこのシンクホールですが、数字よりも、写真のほうがその巨大さがわかりやすいかもしれません。

2018年4月30日 ニュージーランド・ロトルアで発生したシンクホール
nz-giant-sinhole01.jpg

nz-giant-sinhole02.jpg

地質学者たちは、シンクホール発生後に無人のドローンを送り込んで、内部の調査を始めていますが、科学者の1人は、メディアに対して、

「このシンクホールの底に見えるのは、60,000年前に噴火した火山の鉱床です」

と述べています。

実は、今回シンクホールが発生したニュージーランドの北島というのは、「世界最大級の超巨大火山」があるところで、そして過去 7万年で最大級の火山噴火があったとされめている場所なのです。

その超巨大火山タウポは、今では噴火口としてのカルデラだけが残っていますが、今回のシンクホールの発生場所と合わせて地図に示しますと下のようになります。

シンクホールが発生したロトルアと、地球最大の超巨大火山のひとつ「タウポ」の位置
rotorua-nz-map2018.jpg

シンクホール事象が、地震活動や火山活動と関係しているかどうかについては科学者たちは述べていません。

ちなみに、ニュージーランドのタウポが噴火したのは、2万6500年前とされていまして、この時の噴火指数は、現在の地質学で定められている最大値の「 VEI 8 」という壊滅的なものだったと考えられています。

もちろん、このような噴火はそう起きるものではないですが、しかし、何万年、何十万年という単位でいえば、アメリカのイエローストーンなどと同じように「繰り返している」こともまた事実ではあります。私たちの文明はそういうものの上に築き上げられてきているということを、たまに思い出すのもいいのかもしれません。

これは、「ニュージーランドのロトルアという場所で同国としては最大級のシンクホール事象が発生した」ということをご紹介したものですが、今回の出来事の場所とほぼ同じなのです。

今回、泥噴火が発生したワイオタプという場所は、地域としては、ロトルア地区そのものなのですが、ここはかつて「地球で最大級の噴火のひとつ」を発生させたと考えられる「タウポ火山地帯」と呼ばれる場所でもあるのです。

それぞれの場所をもう少し正確に書けば、下のようになります。

ロトルア、ワイオタプ、そしてタウポの場所
wot-nz-map2018.gif

タウポ火山地帯での珍しい地殻活動が多くなっていることは事実で、それが火山活動と関係しているとは思いませんが、「何らかの地殻活動が活性化している」という可能性は高いといえるのかもしれません。

ですので、泥火山の事象が発生したということは、「地質活動が活発になっているかもしれない」という徴候のひとつだと考えることは、それほど的外れではないと思われます。

台湾も環太平洋火山帯であると同時に、比較的大きな地震が多い場所ですが、日本から台湾あたりでの地質活動の推移が注目されるところかもしれません。

最終更新:2019/07/12 20:55

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