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日別記事一覧

2019/07/08 21:08

ヨーロッパの「夏の超寒波」が拡大。ドイツでは7月として観測史上最も低い気温が全土的に記録される

2019年7月6日のドイツの報道より
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記事で、オランダで 7月としては観測史上で最も低い「 -1.6℃」が観測されたことを取り上げさせていただきました。

狂った気候と気温の中で、世界の食糧生産地帯を見てみれば

気象庁が発表した2019年7月6から8月5日までの日本の1ヵ月間の気温予想
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その後、ドイツにおいても、ほぼ全土で、7月としては記録的な寒波に見舞われていたことが、報道でわかりました。

最も低い気温が記録されたのは、ドイツ・ニーダーザクセン州のローテンブルクという場所で、7月4日に 2.8℃が記録されました。

これは、ドイツでは 1946年に観測された 7月としての観測史上最低の気温を更新するものだそうで、他にも、以下のようなドイツの街で観測史上の最低気温より低い気温が観測されました。

2019年7月4日にドイツで観測史上の最低気温を更新した観測地点
・クヴィックボルン 4℃ - 1999年7月の最低気温を更新

・ゲッティンゲン 4℃ -  1996年7月の最低気温を更新

・ゾルタウ 4.1℃ -     1986年7月の最低気温を更新

・フリーゾイテ 4.7℃ -  1971年7月の最低気温を更新

・リップシュタット 4.8℃ - 1990年7月の最低気温を更新

・ディープホルツ 5.1℃ -  1971年7月の最低気温を更新


この日のヨーロッパの気温の状況を見てみますと、北極方面からの大気と思われる強力な寒気が、ドイツやオランダなどにかかっていたようで、以下のように、ヨーロッパでは、暑い場所と寒い場所がはっきりとわかれていたようです。

2019年7月4日のヨーロッパの気温の平年との差異
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この気温分布を見ますと、ドイツやオランダ、ポーランドでは、平年より 10℃以上も気温が低い場所が多くなっていたようです。

また、北欧でも、氷点下の場所が続出していることが、気温分布でわかります。

2019年7月3日の北欧の気温分布
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一方、スペインやイタリアでは、平年より 5℃以上、気温が高い場所が多いと見られ、ヨーロッパの気象状況が混沌としていることが伺えます。

このように冷たい寒気と暖かい大気が混在している状況では、悪天候も起きやすくなっているようで、イタリアなどでは各地で雹嵐の報道がなされ、ドイツなど寒い場所では、「 7月の霜」が報告されています。

しかし、全体として現在のヨーロッパは、熱波から一転して「夏の寒波」に見舞われている場所が多くなっているようです。

今後どうなるかはわからないですが、寒気がヨーロッパに流れ込む状況が存在していることは確認できますので、地域的には、この夏の寒さが続く可能性があります。

しかし、先日の極端な熱波を生み出すような大気の流れもまたいつ起きるかわからないですので、ヨーロッパは、極端に書きますと、「今日は 40℃で、明日は -1℃」というような非常に安定しない気温状況が続くのかもしれません。

最終更新:2019/07/08 21:08

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2019/07/08 21:01

マグニチュード6.4の地震が発生したカリフォルニア州のサンアンドレアス断層上で、今度はマグニチュード 7.1の大地震が発生。過去20年で最大の地震

2019年7月6日 米カリフォルニアでの地震についての速報
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震源
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北米でマグニチュード 6級の地震が立て続けに起きたことを以下の記事で知り上げさせていただきました。

アメリカのサンアンドレアス断層と、カナダのカスケード沈み込み帯で1日のうちにマグニチュード6級の地震が連続して発生

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そのうちのカリフォルニア州での地震と同じ震源で、日本時間の 7月6日の午後12時20分頃、今度はマグニチュード 7.1の大地震が発生したことが、速報で伝えられています。

以下のふたつの地震のうちのカリフォルニアの方となります。
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これを書いている現在は、地震発生からまだ 1時間も経っていない状態でして、被害等を含めて、どのような状況かわかりません。

しかし、マグニチュード 7を超える地震となりますと、2019年の熊本地震と同じレベルの規模となり、基本的には大地震といえるものだと思われます。

アメリカ地質調査所のリアルタイムデータを見ますと、震源の深さが、1キロ未満となっていまして、かなりの揺れが予測されます。

M7.1の地震の詳細
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また、昨日の地震の後、マグニチュード 2.5以上の地震だけで、100回以上の余震が記録されていて、非常に活発な地震活動が継続しているようです。

現段階では、これ以上のことはわからないですが、「最初の地震より規模の大きさ地震が次に起きた」ということをどう考えるのかというあたりも含めて、やや複雑な地震というようなことになるかもしれません。

前回の記事でも書かせていただきましたが、この場所は、巨大地震が想定されているサンアンドレアス断層上であり、そして、カスケード沈み込み帯というやはり超巨大地震が想定されている場所ともつながります。

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マグニチュード 7.1の地震は確かに巨大ですが、しかし、ここからさらに連動するようなことがあった場合、事態は多少深刻なものとなるかもしれません。

最終更新:2019/07/08 21:01

2019/07/08 20:48

アメリカのサンアンドレアス断層と、カナダのカスケード沈み込み帯で1日のうちにマグニチュード6級の地震が連続して発生

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毎年 7月4日は、アメリカの独立記念日ですが、その 7月4日に、北米でやや不吉な感じの場所において、マグニチュード 6クラスの地震が立て続けに発生しました。

まず発生したのは、カナダ・ブリティッシュコロンビア州のハイダ・グワイという群島を震源にしたマグニチュード 6.2の地震でした。そして、同じ日に、アメリカ・カリフォルニア州のロサンゼルスから北に 200キロメートルの場所を震源とするマグニチュード 6.4の地震が起きたのです。

これらの地震は、地震の規模としても、そこそこ大きいものですが、それよりも「起きた場所」が懸念されています。

カナダの方は、「カスケード沈み込み帯」と呼ばれる場所で、西暦 1700年に、マグニチュード9クラスの壊滅的な地震が発生した場所です。

米カリフォルニアのほうは、サンアンドレアス断層といって、マグニチュード 7クラスの大地震が歴史的に繰り返されている断層なのです。

その位置は以下のようになっていまして、それぞれの震源アイコンの場所で、今回の地震が発生しています。

カスケード沈み込み帯とサンアンドレアス断層
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なかなか緊張をもたらす場所での地震となっているのですが、それに加えて、特にこの 7月4日は、北米から南米の西海岸の「全域」で地震が多数発生していたことがわかります。

以下は、この日の世界のマグニチュード 3以上の地震です。

2019年7月4日に発生したM3.0以上の地震
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ふだんは、特に北米では、マグニチュード 3以上の地震がこれほど起きることは、ほとんどないですので、この日は特別に地震が連動していたのかもしれません。

関係ない話ではありますが、上のデータを見ますと、この 7月4日の 24時間は「日本の領域では M3以上の地震が一切起きていなかった」こともわかります。日本において、M3ほどの小さな地震が 24時間発生しないというのも、これはこれで珍しいことです。

それはともかく、この 1年ほどの間、このカスケード沈み込み帯からサンアンドレアス断層までの地層帯では様々な地質活動が報じられていました。そのあたりについて書かせていただいてものとして、比較的最近の記事では、以下のようなものがあります。

そこで何かが進行しているのか? : アメリカのサンアンドレアス断層上で「1日に39回連続した地震」が発生。同時に「断層上を移動するシンクホール」という不思議な事象が出現中

2018年11月4日
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2018年は、このブログを始めてからのどの年よりも「サンアンドレアス断層とカスケード沈み込み帯」での地質的な事象が多い年です。

この

・サンアンドレアス断層
・カスケード沈み込み帯

は、どちらも、過去に巨大地震あるいは超巨大地震を周期的に発生させていたことがわかっており、その意味では、将来的にどちらの断層でも巨大地震は起こり得るわけですが、今年はそのどちらについても、話題が多いです。

カスケード沈み込み帯とサンアンドレアス断層
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そして、2018年の 8月には、このカスケード沈み込み帯で、「マントルが上昇している」ことを、アメリカの大学が突き止めたことを以下の記事でご紹介しました。

カスケード沈み込み帯で「マントルが上昇している」ことが米オレゴン大学の調査により判明

マントルが上昇していることがわかった場所
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Geologists Find Anomalies, Pieces of Mantle Found Rising Under Cascadia Fault
scitechdaily.com 2018/07/25

地質学者たちは、カスケード沈み込み帯の下にあるマントルが上昇しているという異常を発見した

研究者たちは、海底に設置された 268個の地震計と、陸地に設置されている数百に上る地震計から得られた 4年間のデータを分析する中で、北アメリ大陸の西海岸に位置するカスケード沈み込み帯の南北両方の端に異常を見出した。

彼らが発見した異常は、アメリカ太平洋北西部で発生する可能性のある地震事象の起きる位置、頻度、強さに影響を与える可能性がある。

これは、断層の下の他の場所より地震波の速度が遅い地帯があることを見出したことによるものであり、そこは岩石が溶けて温度が上昇している可能性があるため、地球の上部マントルが浮上していることを示しているというものだ。

この研究は、米国オレゴン大学の博士課程の学生であるマイルズ・ボマー(Miles Bodmer)氏により、地質学の専門誌「ジオフィジカル・リサーチ・レターズ (Geophysical Research Letters)」に発表された。

このカスケード沈み込み帯では、西暦 1700年に超巨大地震が発生したことが判明しているが、それ以来、大規模な地震を経験していない。

この場所は、北米大陸プレートの下にファンデフカ・プレート(Juan de Fuca)が沈み込む場所だ。この断層帯は、カナダのバンクーバー北部からカリフォルニア北部のメンドシノ岬までの沖合に広がっており、その南北の長さは、620マイル(約 1,000キロメートル)におよぶ巨大な地層帯だ。

今回の研究で判明した「マントルの浮上」の位置は、サンアンドレアス断層の南端にあるゴルダ変形帯の下と、そして、オリンピック半島から南バンクーバー島の下で、それぞれで浮上が起きている。

ボマー氏は、以下のように言う。

「カスケード沈み込み帯の北と南の沈み込み断層の二カ所で異常が見出せます。これらの地域は、他のカスケード沈み込み帯全体と同じ状態となっていません。独自の地質的特性を持ちます。そして、この北と南の部分では、断層の緊張(locking)が高まり、震動の密度も増加しているのです」

断層の緊張とは、2つのプレートがどれだけ強く張っているかを指す。

「この北と南の部分でこのように見られるようなことが緊密につながっていれば、この地帯はストレスを溜めており、大きな地震の発生により、そのストレスやエネルギーを解放する可能性があります」とボマー氏は語る。

ただ、そのような状態で起きる地震は、それなりの規模とはなる可能性はあるにしても、カスケード沈み込み帯のすべてが一度に崩壊して起きると想定されているマグニチュード 9以上のクラスの超巨大地震のようなものにはならないとボマー氏は言う。

プレート同士の緊張状態は、カスケード沈み込み帯の中央部ではかなり弱い。

今回の調査結果は、地震発生の予測に役立つものではないが、地震についての探査や測地解析のリアルタイム性の必要性を指摘するものともいえる。

カスケード沈み込み帯とサンアンドレアス断層の交差する場所は複雑性が高く、北米で最も地震活動の活発な連続した場所だ。これらの地域では、最終的には、大きな地震として、そのエネルギー放出されるような蓄積がある。

この研究では、遠方の地震から来る様々な形態の地震波を使用した深いイメージングが行われている。

今回の研究は、カスケード沈み込み帯の過去の地震記録を理解するのに役立つだけでなく、プレートの結合力を調査することにも役立つことを示唆しているとボマー氏は言う。


何らかの活動が少しずつ(あるいは急激なのかもしれないですが)始まっているという感じを強くする2018年のさまざまな話題ですが、そのサンアンドレアス断層上で、11月2日に、

「 39回の地震が連続して発生した」

ということが起きました。

39回連続した地といっても、最大の地震の規模がマグニチュード 4.1ですので、それほど大きな地震というわけではないですが、このサンアンドレアス断層上で、このような「群発地震」が起きることは、かなり珍しいことではあります。

そして、これらの地震の震源が、「サンアンドレアス断層に沿って移動している」ということが注目されているところでもあります。

また、10月の終わり頃から、カリフォルニアのソルトン湖という湖の近くで、

「腐った卵の匂いを排出しながら《移動する》シンクホールが出現した」

という、ちょっと聞いたことのないような事象が起きており、これはさらに大きく報道されています。下は、それを報じたロサンゼルス・タイムズの記事です。

カリフォルニアに出現した「移動する泥火山」についての報道
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「移動するシンクホールって何だ?」とは思いますが、よくわからないだけに、上のロサンゼルス・タイムズの記事のタイトルにも「ミステリー」という単語が使われていて、これもまた、

「サンアンドレアス断層に沿って動いている」

のだそうです。

この夏あたりからこれらの場所で起きていたことを地図に書き出すと、以下のようになります。

2018年にその断層上で起きた出来事
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これらのことが、ただちに巨大地震につながるということでもないでしょうが、しかし、インドネシアなどの例を見るまでもなく、今、地球は大変に地震活動が活発な時期に入っています。

そういうものが発生しても「不思議ではない」とはいえます。

今回は、最近のカリフォルニアで起きていることについてまとめていた、冒頭のアメリカのブログ記事を翻訳してご紹介します。


California Hit By 39 Earthquakes Within 24 Hours As Scientists Warn Of “Movement Along The San Andreas Fault”
Economic Collapse Blog 2018/11/03

カリフォルニアで24時間のうちに39回の地震が発生した事象について、科学者たちは「サンアンドレアス断層に沿って動いている」と警告する

一連の地震が過去 24時間にわたってカリフォルニアで発生しているが、科学者たちは、この揺れが「サンアンドレアス断層に沿った動き」の結果であると伝えている。

ここ数ヶ月のあいだ、「環太平洋火山帯」に沿って驚くほど多くの地震活動が起きている。また、世界の地震の数が通常より極端に多くなった時期もあった。

この異常な地震活動のすべてが何かにつながっている可能性はあるのだろうか?

アメリカの専門家たちの中には、「次の巨大地震」がカリフォルニア州に発生するのが遅れていると話す人たちがおり、その直撃があった場合、被害は想定よりも、はるかに悪くなる可能性がある。

過去 24時間以内にカリフォルニアを襲った 39回の地震の大部分は、サンアンドレアス断層に沿って起きている。以下は CBS ニュースからの抜粋だ。

サンアンドレアス断層に沿った群発地震は、最大の規模がマグニチュード 4.1で、11月2日の午前中にホリスター地区とサリナス渓谷を横断した。CBSサンフランシスコは、地震での揺れはあったが、大きな被害はないと報告している。

アメリカ地質調査所(USGS)によると、11月2日の午後5時58分(米国時間)に、トレス・ピノスの南西 19キロメートルの場所を震源とするマグニチュード 4.1の地震が発生した。その後、M 3.6、M 3.2、M 3.0 の地震が続いた。

CBS News


サンフランシスコの報道によれば、当局は、この揺れが「サンアンドレアス断層に沿った動き」によって引き起こされたと述べ、最初のマグニチュード 4.1の地震に続いて、20回以上の余震が続いたという。

幸い、大きな被害は報告されていないが、揺れは感じられたようだ。英国エクスプレスのインタビューに答えた住民は以下のように述べている。

ホリスターに住む住民の 1人はこのように述べた。「地震の時は眠っていたのですが、誰かがベッドをゆさぶっているかのように感じました」

モントレーベイに住む 1人の住民は、今回の一連の地震が、巨大地震の前に起きる地震である可能性に懸念を抱いていると語った。

そして、住民たちは次のように語る。

「私たちは、過去数ヶ月の間に、多くの地震の揺れを感じていました」


今回のような連続した地震の後に何もなく過ぎる可能性はあるだろうが、しかし、専門家たちは、カリフォルニアでの巨大地震は、「間違いなくある時点で起きる」と、以下のようにエクスプレスに述べている。

専門家たちは、カリフォルニア州での巨大地震は、その発生が遅れており、今後 30年以内に、マグニチュード 7.0の規模の地震が予想されると警告している。

アメリカ地質調査所の 2008年の報告では、サンフランシスコの東に走っているヘイワード断層について、サンフランシスコに住む 700万人の住民たちを脅かす可能性のある時限爆弾的な断層として説明している。


そして、「次の巨大地震」が発生した場合、その被害は、ほとんどの人々が想像しているよりも悪化する可能性がある。

以前ご紹介した記事では、カリフォルニアでの巨大地震は、「カリフォルニア州の大部分を、ほぼ即座に海に沈める可能性がある」と結論づけた最近の研究についての次のようなニュースを引用した。

カリフォルニア州の巨大地震は、発生が遅くなる可能性もあるが、しかし、ロサンゼルスの科学者たちは、巨大地震の発生時に、この地域に生じる新たなリスクを見出した。

巨大地震がこの地域を直撃した場合は、カリフォルニアの大部分をほぼ即座に海に沈める可能性があると彼らは主張しているのだ。

これは、南カリフォルニアの危険地帯の一つであると長い間信じられているニューポート・イングルウッド断層についての研究の中で発見された。


この話は、カリフォルニアの住民ではなくとも誰でも驚くだろうと思うが、専門家によると、これはいつか実際に起こる可能性が非常に高いという。

下は、それが取りあげられた記事からの抜粋だ。

この研究にあたったひとりであるカリフォルニア州立大学の教授、マット・カービー(Matt Kirby)氏は、巨大地震の発生の際、大地の沈没は迅速に起こり、それによりカリフォルニア州の一部が海に覆われる可能性が高いと述べている。

カービー教授は、「それは比較的、瞬時に起こるものです」と言う。

「おそらく、地震が発生した瞬間に、海水が急上昇しているのを見ることになるでしょう」


ちょうど数週間前、カスケード沈み込み帯に沿って、この地では珍しい複数の地震が発生した。

また、カリフォルニア州南部では、「動くシンクホール」が 1日 1.8メートルずつ移動している。それはその通り道にある「すべての道を破壊している」という。

下は報道からの抜粋だ。

この「動くシンクホール」が移動している場所は、サンアンドレアス断層の始まりの場所となる。今回の群発化した地震と共に、専門家たちが「次の巨大地震」を懸念する理由がここにある。

また、ソルトン湖の近くの場所において、「腐っている卵の臭い」を放出させている小さな泡立つ泥のプールが発生したことも懸念されている。

この現象を研究している専門家たちは、この現象は「シンクホールの移動」という表現が合うと言い、現在は移動の速度をスピードアップさせており、その経路にあるものすべてを破壊している。


現在の真実は、このように、私たちの周りに差し迫った変化の兆しが見えるということだ。

もちろん、これは単なるアメリカの西海岸だけの話ではない。

私たちは世界中で異常な地震活動を目撃し続けており、地球がますます不安定になっていることは非常に明白だといえる。

世界には、巨大地震が発生する可能性が指摘されているいくつかの場所があり、この北米のカスケード沈み込み帯と、サンアンドレアス断層も、まさにそのような地質の場所となります。

世界全体として地震は増加傾向にありますが、この場所でも、このような規模の地震が続くようですと、いよいよ北米の西海岸の地質活動も本格化してきているというように考えられる面も出てくるのかもしれません。

最終更新:2019/07/08 20:48

2019/07/08 16:20

狂った気候と気温の中で、世界の食糧生産地帯を見てみれば

気象庁が発表した2019年7月6から8月5日までの日本の1ヵ月間の気温予想
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気象の「狂気」を示唆するヨーロッパの気温の推移

昨年の日本は、関東では 6月の終わりに梅雨が明けていまして、それと同時に 33℃だの 35℃だの、とんでもない猛暑が 7月の最初から続きまして、今頃の時期はもう本当に暑い日々でした。

私は暑いのが苦手ですので、昨年の今ごろは呆然として過ごしていましたが、今年は、梅雨がまだ明けていないということはあるにしても、今日などは最高気温も 20℃に届くかどうかといった涼しさで、これはこれでいろいろと問題があるとはいえ、個人的には楽に過ごせています。

昨日、気象庁は、冒頭のように「 7月6日からの 1ヵ月の気温の予測」を発表しましたが、今後 1ヵ月の気温は、ご覧の通り、

「日本全国で平年より低い」

と予測されていまして、特に東北から関東、西日本などは、かなり低い気温の推移となりそうです。

こういう日本の気温の予想を見ていまして、ふと、「そういえば、ヨーロッパはどうなったんだろう」と思いました。

今年のヨーロッパは、6月の終わり頃にすさまじい熱波に見舞われていまして、フランスなどでは、以下の記事などで示しましたように、「熱で作物が焼けてしまった」というような、途方もなく高い気温に覆われていました。

フランス南部のモンペリエで気温が46℃を記録した後、「作物が熱で焼け焦げる」現象が確認される
2019年6月29日 焼け焦げたフランス・モンペリエのブドウ畑の木々
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フランスの報道などを見ますと、雨が多かったり気温の低い夏よりは、熱波のほうがブドウなどの収穫には良いらしいですが、しかし、熱波も度を過ぎますと、このように、作物自体が焼けてしまうということになってしまうようです。

なお、以下の気温分布は、このモンペリエ周辺の 6月28日の気温ですが、ほとんどが 40℃を超えていまして、44℃を超える地点もとても多くなっています。

黄色で囲んである場所がモンペリエです。

2019年6月28日のモンペリエ周辺の最高気温
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このフランスとスペインでは、45℃などという信じられない最高気温を記録したりしていましたが、それから1週間ほど経ちました現在、ヨーロッパはどうなっているのだろうか? ・・・ と現地の報道などを見ていまして、

「ああ、やっぱりムチャクチャだ」

と呟くのでした。

たとえば、以下は 7月4日のオランダの気温についての報道です。

観測史上最も低い気温を記録したオランダについての報道
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報道は、以下のような内容です。

Record low temperature set in the Netherlands, July noticeably colder across Europe

オランダで7月の最低気温の記録が更新される

2019年7月4日の夜、オランダ東部の旧トウェンテ空軍基地で -1.6°Cの気温が記録された。これは、7月としては、観測史上最低の気温で、涼しい中で住民たちは夏を迎えている。オランダでのこれまでの 7月の最低気温の記録は、1984年 7月1日に観測された -1.5°Cだった。

6月の下旬、ヨーロッパは激しい熱波に見舞われたが、その後、北ヨーロッパでは、平年より気温が低い状態が続いている。今後しばらく、北ヨーロッパの気温は、著しく低くなることが予測されている。


このように、1週間前までは、30℃だ、40℃だと言っていたヨーロッパが、今は「氷点下の 7月」というようなことになっています。

そういえば、つい数日前、フィンランドで「雪が降った」ことが、フィランド国営放送のニュースで報じられていたことを以下の記事でご紹介しています。

中央ヨーロッパが歴史的な熱波に見舞われる中、フィンランドでは、気温が氷点下まで下がり「雪が降る」という異常事態

2019年6月30日のフィンランド国営放送の報道
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フランスやスペインなどが 45℃というような、かつて経験したことのない熱波の渦中にある中、北欧のフィンランドでは、何と、

「氷点下の気温の中、雪が降った」

のでした。

雪が降ったのは、高地でだったとはいえ、ヨーロッパ全体が異様な熱波に包まれている時のことだけに、非常に目立つ報道となっています。

以下は、6月29日のフィンランドの気温で、各地で氷点下になっていたようです。

6月29日のフィンランドの気温
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すなわち、この 6月29日から 30日というのは、ヨーロッパは、以下のような気温の構図となっていたようなのです。

2019年6月30日のヨーロッパの気温
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ここまでとなりますと、もう無軌道すぎて、ちょっと微笑ましくさえ感じますが、では、北欧の周辺の国はどうなんだろうと、たとえばフィンランドのお隣のスウェーデンのニュースを見てみますと、

「スウェーデンは、6月30日に観測史上の最高気温を更新した」

そうです。

東海岸にあるオスカルスハムンという街で 33.7℃を記録したそう。

つまり、スウェーデンは熱波に見舞われているのですね。

6月として過去最も高い気温を記録したことを報じるスウェーデンのメディア

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下は、その前日のフィンランドの光景です。

6月29日のフィンランドの雪
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45℃の夏も困りますが、夏に雪が降るようなのもちょっと困ります。

ヨーロッパ全体としては今、気温はどういう状態なのかと、「平年との差」を見てみますと、これが、「全体的に平年より気温が低い」のです。

以下は、7月6日からの 5日間のヨーロッパの平均気温の平年との差異です。茶色の部分が「平年より高い」場所で、青や水色は「平年より低い」場所です。

2019年7月6日-10日の平均気温の平年との差異
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全土的に「茶色」、つまり平年より気温が高いのは、ヨーロッパではフランスとイタリアとギリシャくらいで、あとは、ヨーロッパの多くの国々が、「平年より気温が低くなる」と予想されているのです。「あの熱波は何だったんだ?」ということもさらに強く思います。

しかし、今とても寒い夏となっているオランダにしても、先日まではある程度の熱波に見舞われていたと思われるのですけれど、こういう異常な気温の変化のもとでは、やはり「農業」というものが、さらに気になってきます。

農作物として育てられる多くの植物というのは、一般的には、45℃も苦手でしょうし、氷点下にもあまり耐えられないような気がします。

そういえぱ、先日、日本農業新聞の記事で、「過去27年間で干ばつにより収穫量が減少した国や地域」の地図が載せられていました。

その中の小麦は以下のようになっていました。

過去27年間で干ばつにより小麦の収穫量が減少した地域とその率

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ヨーロッパから中東にかけてと、アメリカでは全土的に真っ赤になっていまして、農業生産というのは、実はずいぶんと自然環境の中で減り続けていることを知りました。

上の地図では、中国やインドに関しては、干ばつによる収穫量の減少はあまりないということが示されていますが、今は以下のような報道が並んでいます。

それぞれ、海外の報道の概要です。

インド

インドは5年来最大の干ばつの中で、農業被害が懸念されている
tw.news.yahoo.com 2019/07/01

インド気象局は、雨季の遅れにより今年は 5年ぶりの最も乾燥した6月であると述べ、農業収穫と経済全体への影響を懸念している。

モンスーンの雨は平均の約 3分の1で、北部ウッタルプラデーシュ州を含むいくつかの州では、降雨量はさらに 61%減少した。

インドはアジアで 3番目に大きな経済力を持ち、その耕地の約 55%が雨で灌漑されている。そして、農作物が経済の約 15%を占めている。インド農業省のデータによると、6月28日現在、耕地面積は 1,470万ヘクタールで、前年同期比で 10%近く減少した。

インドの干ばつの状況(黄色の部分はすべて干ばつの状態)

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中国

中国の深刻な干ばつは、山東省で 120万ヘクタールの作物を破損している
新華社 2019/06/29

中国東部の山東省で深刻な干ばつが進んでいる。最新の統計によると、干ばつは約 119万ヘクタールの作物に被害を与え、これは山東省の畑の全作物面積の 21.9%を占めている。

山東省当局は干ばつに対する緊急対応を開始した。


他にも、いろいろと農業についてのニュースは見られていまして、少し並べてみたいと思います。

アメリカ・ミネソタ州

雹嵐によってミネソタ州の数千エーカーの畑の作物が破損した
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・雹嵐で全滅したトウモロコシ畑

6月20日、ミネソタ州を襲った雹(ひょう)嵐は、数千エーカーのトウモロコシと大豆を破壊した。

今年は、春の洪水の影響で植え付けが大幅に遅れていたが、地元の農家の人たちは、「やっと植え付けが始まったと思ったら、雹でやられてしまった」と嘆いている。トウモロコシは 7月の最初の週までは植え付けが可能だが、天気予報では雨が多い予測となっている。



ブラジル

7月最初の週にブラジル全土が寒波に見舞われる予測。農業被害の懸念
riotimesonline.com 2019/07/01

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強力な寒気が、ブラジルに近づいている。

7月3日頃から、ブラジルのこの季節としては、前代未聞の寒さを感じることになるだろう。

地域的には、気温が氷点下にまで下がる場所もあり、南部などでは農業への影響が非常に心配される。


このように、いろいろなところで、気象の異変と共に農作状況への影響が伝えられています。

今回の場合は、異常な気温状況が世界の広範囲に広がっているのが特徴のような気もしますが、日本も、春から気温も気候も通常とは違った感じだった上に、今後の予想も冒頭にありますように、平年とは異なる状況となりそうで、夏がどのように過ぎていくのかが気になります。

今年、世界は食糧問題を乗り切ることができますでしょうかね。

マタイによる福音書(口語訳)第24章 3-13
24:3
またオリブ山ですわっておられると、弟子たちが、ひそかにみもとにきて言った、「どうぞお話しください。いつ、そんなことが起るのでしょうか。あなたがまたおいでになる時や、世の終りには、どんな前兆がありますか」。

24:4
そこでイエスは答えて言われた、「人に惑わされないように気をつけなさい。

24:5
多くの者がわたしの名を名のって現れ、自分がキリストだと言って、多くの人を惑わすであろう。

24:6
また、戦争と戦争のうわさとを聞くであろう。注意していなさい、あわててはいけない。それは起らねばならないが、まだ終りではない。

24:7
民は民に、国は国に敵対して立ち上がるであろう。またあちこちに、ききんが起り、また地震があるであろう。

24:8
しかし、すべてこれらは産みの苦しみの初めである。

24:9
そのとき人々は、あなたがたを苦しみにあわせ、また殺すであろう。またあなたがたは、わたしの名のゆえにすべての民に憎まれるであろう。

24:10
そのとき、多くの人がつまずき、また互に裏切り、憎み合うであろう。

24:11
また多くのにせ預言者が起って、多くの人を惑わすであろう。

24:12
また不法がはびこるので、多くの人の愛が冷えるであろう。

24:13
しかし、最後まで耐え忍ぶ者は救われる。

最終更新:2019/07/08 21:43

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