【楽天市場】Shopping is Entertainment! : インターネット最大級の通信販売、通販オンラインショッピングコミュニティ 店長の部屋Plus

日別記事一覧

2019/05/20 16:46

ホルムズ海峡のイラン側に「血の海」が出現。そして聖書の災いの光景が着実に出現し続ける中東の各地。このような中で次には何が起きる?

2019年5月16日 ホルムズ海峡にあるイランのホルムズ島の海域の水が真っ赤に
iran-hormuz-red0516.jpg

原因は不明

5月16日に、イランのホルムズ島という島周辺の海域の水が「赤く染まる」という出来事が起きていたことが、複数の SNS などへの投稿でわかりました。

どの投稿も、非常に驚きが込められた表現となっています。

5月16日のイランからの投稿より
iran-bloodsea-tweet.jpg

このホルムズ島は、その名称が示すように、「ホルムズ海峡」のイラン側にある島です。ホルムズ海峡は、世界全体の原油の海上輸送の 3分の 1が通過する場所でもあります。

イラン・ホルムズ島の場所
hormuz-island-iran.jpg

この「赤の状態」はかなり濃いもののようで、以下は、ホルムズ島の海岸で、海水を手でかき混ぜている様子ですが、「手に付着する」ほど濃いようなのです。

ホルムズ島の海岸の赤い水の状態
blood-sea-hand.gif

下の動画は、5月16日のホルムズ島の海岸を遠くから撮影したもののようで、かなり広い範囲で海が赤く染まっていたようです。

https:●//youtu.be/1FaQwzIuvM0

原因は今のところ不明だそう。

このことを今日知りまして、「今、ホルムズ海峡あたりって何か起きてるんだっけ?」と思い、ニュースで「ホルムズ海峡」を検索してみますと、ズラッと物々しい報道が並んでいました。この数日のニュースの見出しを少し並べますと、以下のような感じでホルムズ海峡という名称が出てきます。

・ホルムズ海峡の米商船に警戒呼びかけ、イランから攻撃の可能性 (ロイター 2019/05/11)

[ロンドン/ドバイ 10日 ロイター] - 中東地域を管轄するアメリカ中央軍(CENTCOM)は10日、米軍の戦略爆撃機「B─52ストラトフォートレス」 がカタールにある米軍基地に到着したと発表した。

シャナハン米国防長官代行は6日、「イラン政府による軍事的脅威」の兆しがあるとして、中東への空母打撃群と爆撃部隊の派遣を承認したと明らかにしていた。

こうした中、米連邦海事局(MARAD)は中東周辺の海域を航行する石油タンカーを含む米船籍の商業船舶がイランによる攻撃を受ける可能性があるとして警戒を呼び掛けた。

MARADは9日に公表したアドバイザリーで、5月初旬以降、イラン、もしくはイランに同調する近隣の勢力が米国や米同盟国に対し何らかの行動を起こす可能性があると警告。「石油タンカーを含む米国の商業船や、米軍の艦艇が、紅海、バブ・エル・マンデブ海峡、ペルシャ湾で標的になる恐れがある」とし、米船籍の船舶に対しホルムズ海峡を航行する2日前までに米海軍の第5艦隊に通知するよう呼び掛けた。



・ホルムズ海峡のそばで石油タンカーに攻撃 (Newsweek 2019/05/14)

<アメリカとイランの緊張が高まるなか、要衝・ホルムズ海峡のそばでアメリカの同盟国サウジアラビアなどのタンカーが損傷を受けた。イランがやったのか?>

サウジアラビアの石油タンカー2隻が5月12日、アラブ首長国連邦(UAE)の沖合で妨害を受ける事件が起きた。こうした行為が横行すれば、世界全体への石油供給が危うくなる可能性があるとサウジアラビアは警告した。

アメリカおよびその同盟国とイランとの対立によって中東地域の緊張が高まるなか、UAE東部のフジャイラ首長国の沖合で2隻のタンカーが損傷を負ったことを、サウジアラビア外務省が5月13日に発表した。

サウジアラビアのエネルギー相、ハリド・ファリハは、2隻のタンカーが「妨害を目的とした攻撃」の標的となり、「船の構造に深刻な打撃を受けた」と述べた。2隻のうち1隻は、サウジアラビアの港に向けて航行中で、そこで原油を積んでアメリカに輸送する予定だったという。「幸い、死傷者はおらず、原油流出も起こらなかった」

CNNの報道によれば、この妨害行為は、「航行の自由と全世界への石油の安全供給を妨げる」ことが目的だとファリハは主張している。

サウジアラビア外務省は国営サウジ通信社(SPA)を通じた声明で、この事件を「犯罪行為」と呼び、「海上交通の安全と安心に深刻な脅威をもたらすものであり、中東地域ならびに国際的な平和と安全にマイナスの影響を与える」と述べた。さらにサウジアラビアは、UAEが自国の安全と国益を守るために講じるあらゆる手段を支持することを表明した。

米軍が追加配備したばかり

サウジアラビアの発表に先立ち、UAE当局は5月12日、合計4隻の船舶が攻撃を受けたと発表していた。関与したのが誰なのかという詳細は明らかにしなかった。また、レバノンの衛星放送局アルマヤディーンは、5月12日午前にフジャイラ港で爆発が発生して石油タンカー7隻が被害を受けたと報じたが、UAE側はこれを否定。UAEの国営首長国通信は、「港は通常どおりに操業している」と述べた。

https:●//youtu.be/pxPjdMaRJP4
UAE沖で何らかの攻撃を受けたタンカー。船体に穴が開いているのが見える

これらの事件の直前にはアメリカが、中東を航行する船舶に対してイランとその代理組織が攻撃を計画している可能性があると警告を発していた。5月5日には、トランプ大統領補佐官のジョン・ボルトン(国家安全保障問題担当)が、アメリカとその同盟国の国益を脅かさないようイランをけん制して、空母打撃群と戦略爆撃機B-52を中東に配備すると発表していた。

5月12日の報道を受け、アメリカの連邦海事局は船舶に対し、フジャイラ沖を航行する際には注意するよう呼びかけた。ただし、妨害行為の報道についてはまだ確認が取れていないと述べた。

一方、イラン外務省は、妨害行為と思われる事件について懸念を表明したものの、事件への関与は否定した。

イラン外務省のアッバス・ムーサヴィ報道官は13日、中東地域の海上輸送の安全はきわめて重要であると述べ、今回の事態は「憂慮すべきものであり、遺憾だ」と述べた。国営イラン通信(IRNA)によれば、ムーサヴィはさらに、「良からぬ意図をもった人々が画策する策略」や「外国人による冒険主義」によって地域の安定を揺るがす行為は一切許されないと釘を刺した。

フジャイラは、アラビア海からペルシャ湾へとつながる海上交通の要所、ホルムズ海峡の近くに位置する。この輸送路は、世界の石油業界にとっての大動脈であり、世界で取引される全石油のほぼ20%がこの海峡を通っているとCNNは指摘する。海峡の最も狭いところは幅が33kmほどしかない。

イランは、アメリカと軍事衝突した場合には、国際船舶の通行を止めるためにホルムズ海峡を封鎖すると警告している。そうなれば、石油の世界供給に問題が起こる恐れがある。



・イラン情勢 河野外相 「ホルムズ海峡封鎖も想定し対応検討」 (NHK 2019/05/14)

中東のイラン情勢が緊迫する中、河野外務大臣は、日本のエネルギー供給の生命線であるホルムズ海峡周辺での対立は極めてゆゆしき事態だとしたうえで、海峡が封鎖される事態も想定して対応を検討する考えを示しました。

中東のイラン情勢をめぐっては、アメリカが原子力空母を派遣するなどけん制を強めているほか、サウジアラビアもイランとの対立を深めており、緊張が高まっています。

これについて河野外務大臣は、記者会見で「日本のエネルギー供給の生命線ともいうべきホルムズ海峡の周辺であり、極めてゆゆしき事態だ」と述べました。

そのうえで「現実にホルムズ海峡が封鎖されるような事態が起きた場合に、どのように対応したらよいのか政府としても真剣に考え、対応を検討していきたい。影響がダイレクトに日本経済や世界経済に跳ね返ることがないよう、考えていく必要がある」と述べ、海峡が封鎖される事態も想定し、対応を検討する考えを示しました。


私は、自分の関心のある報道以外は、あまり見ないほうなので、今、イランとアメリカで何か起きているのかよく知りませんでした。

というより、中東には昔も今もとても興味があるのですが、私個人は最近、「アメリカに興味がなくなっている」部分が強いです。コブフェフェ大統領の存在に疲れている部分もあるのかもしれません。

そのイランとアメリカの今の状況は、今日のニューズウィークの以下の報道のタイトルで大体見当がつきます。下はその冒頭部分からの抜粋です。

イランも臨戦態勢に──戦争を避ける最後のチャンス
Newsweeek 2019/05/17

アメリカとイラン、どちらも「戦争は避けたい」と言うが、準備は着々と進んでいる

イランの精鋭部隊「革命防衛隊」のトップが、アメリカとの軍事衝突が迫っている、と警鐘を鳴らした。同時に、どのような展開になってもイランが最終的に勝利すると鼓舞した。

イラン政権に近いタスニム通信の報道によると、革命防衛隊の副司令官から新司令官に先月任命されたばかりのホセイン・サラミは、5月15日に出席した式典でイランが「敵国との全面対決」に近づいていると警告した。

今月アメリカは、イランの脅威が高まっているとして空母エイブラハム・リンカーンを中心とする打撃群と、核搭載可能な戦略爆撃機による部隊を中東に派遣した。さらに、イランの隣国イラクから、緊急要員以外の大使館職員らの退避を命じた。


いろいろと緊迫しているようですが、まあしかし、イランの最高指導者ハメネイ師は、「戦争にはならない」と述べているようですので、回避される可能性も高いのかもしれませんけれど、何とも言えない状況のようでもあります。

広大な面積の水が赤くなるというのは、とにかく心象的に大きく響く部分があるものなのですよ。

事例の中には、「本当に血のような色に染まる」ことも多く、川や湖が「血の池のようになる」という光景は、印象に強く残ります。

血のような色に染まったガーナの川 2017年10月
river-blood-ghana2017.jpg

私がブログを書き始めてから 10年くらい経ちますけれど、「水が赤くなる」という現象は、2012年頃から比較的頻繁に出現し始めたと記憶しています。

特に、2012年は、ユーラシア大陸で最も長い河川である中国の「長江」が広大な範囲で赤く染まったという出来事があり、これは当時、「ミステリー」として各国で大きく報じられました。

2012年9月7日 中国の長江が赤く染まったことを伝える米ABCニュース
yangtze-river-red2012.jpg

このことは、以下の記事などで取りあげていますが、水が赤くなった原因は不明です。

・赤く染まるユーラシア大陸最大の川と、カリフォルニアの周囲 100キロに漂う「 9月11日の腐臭」
2012年09月12日
red-river-01.jpg
2012年 9月6日に真っ赤に染まった中国の長江。原因は不明。中国の長江はユーラシア大陸のなかで最も長い河で、世界では水量と全長で第3位。

最近は時事ではない記事をたくさん書いていましたが、世の中ではいろいろなことがたくさん起きているのも事実で、その中でも気になっているふたつのニュースをご紹介しておきます。

ふたつともタイトルの通りのニュースですが、「カリフォルニアの腐臭」というのは比喩とかの話ではなく、本当の「腐臭がするニュース」で、何かが腐ったような匂いが南カリフォルニアの100キロくらいの距離の範囲に漂っているというニュースです。

もうひとつが、中国の長江という大変に大きな川が真っ赤に変色したというニュースで、日本でも報道されていたようですので、ご存じの方もいらっしゃると思いますが、「赤く変色したいろいろな光景」というものを掲載し続けていたので、流れとして記しておきます。

過去記事の「赤いシリーズ」は、

2012年7月に赤く染まったウクライナのアゾフ海。
azov-002.jpg 再び現れた赤い海と赤い雨

2012年2月に赤く染まったベイルートのフルン・アル・シュバク地区の川。
river-blood-01.jpg

などがありました。

まずは、その「赤いニュース」の流れとして、中国の大河の話題です。
報道は米国の ABC ニュースより。
写真は英国のデイリーメールからです。

Yangtze River Turns Red and Turns Up a Mystery
ABC (米国) 2012.09.07

中国の長江が赤に変色。原因は謎のまま

red-02.jpg

絶景として観光的にも知られる中国の長江が奇妙な意味での「絶景」を見せている。

赤く染まってしまったのだ。

長江が赤くなってしまった理由については、中国当局も現在のところわからないという。長江はユーラシア大陸のなかで最も長い川で、世界の中でも、水量と全長で第3位という非常に大きな川だ。

赤くなってしまった長江を、住民たちは立ち止まって見つめる。

red-03.jpg

中には、赤い水を瓶に入れて保存する人たちもいる。

red-04.jpg

川が変色したにも関わらず、漁師たちは漁を続けているという。

当局は現在、原因を調査している。

もうひとつは、とても興味深いニュースですが、カリフォルニアの「匂い」についての報道をロサンゼルスタイムスからご紹介します。「9月11日直前に腐臭がする」というのも何だかアレなんですが、すぐ本記事に入ります。

ただ、原因を魚の大量死としているのですが、どういう理由であるにしても、「160キロ」も匂いが運ばれるものなのですかね。

そのあたりはやや不思議です。
当日の天候と風向きなどを調べてみたい衝動に駆られます。


Rotten smell reeks havoc across Southern California
LA Times 2012.09.10

南カリフォルニア全域が「腐った匂い」により混乱している

匂いの正体は、ソルトン湖での魚の大量死ではないかと見られているが、この匂いをすぐに消すことはできないという。
sme-01.jpg
米国KTLA5のテレビ報道。下には「謎の匂い」と書かれてあります。

9月9日の朝、サンタクラリタ・メゾジスト教会周辺に漂う「卵の腐った匂い」を、周辺の人びとは教会の下水管が破裂したのかと思ったという。

そして、この教会から東へ 110キロの場所に住むクリス・テイタムさんも、同じ時に強烈な匂いに参っていた。クリスさんによると、「何かがドロドロに腐った匂いがしたんです」と言う。

その朝、結局、南カリフォルニアの多くの地域にこの「腐った匂い」が充満していることがその日のうちにわかった。

保健当局には、緊急電話の下水道調査の依頼のコールが大量に押し寄せた。

当局によると、匂いの原因の有力な説は 160キロ離れたロサンゼルスにある。ソルトン湖の魚の大量死によって引き起こされている可能性が高いという。

しかし、州の大気管理の当局者たちは、これまでこのような悪臭を経験したことがないという。
通常のソルトン湖での魚の大量死では、この地域まで匂いが来ることはない。

ソルトン湖では前日、非常に強い風が吹いており、ソルトン湖の管理担当者によれば、「風によって水が巻き上げられたのかもしれない」という。そして、ソルトン湖は浅い湖なので、湖の湖底にある腐った材質のものが水と共に巻き上げられ、風で運ばれた可能性があるという。

その後、水が赤くなる事例は、2017年から一気に増えました。

ただ、今回のホルムズ海峡は海で起きた事象ですが、実は、

「海の水が赤くなったという事象を聞いたのは、私自身これが初めて」

なのです。

これまでは、川、湖などの淡水で起きたものばかりで、「ついに海か」と、今回の出来事で思った次第です。

この「水が赤く染まる」というのは、新約聖書[口語訳]のヨハネ黙示録 第16章-3節~6節 印象を強くしている部分です。

第二の者が、その鉢を海に傾けた。
すると、海は死人の血のようになって、その中の生き物がみな死んでしまった。

第三の者がその鉢を川と水の源とに傾けた。
すると、みな血になった。
それから、水をつかさどる御使がこう言うのを、聞いた、「今いまし、昔いませる聖なる者よ。
このようにお定めになったあなたは、正しいかたであります。
聖徒と預言者との血を流した者たちに、血をお飲ませになりましたが、それは当然のことであります。」


「今の時期を語っているなあ」という風に思います。

あと、「家畜に疫病を流行らせる」なんてのは、今の豚コレラの状況のすさまじさは、おそらく、近代文明史上で最悪なのではないでしょうか。

これまでに、すでに 100万頭を大きく超える豚が殺処分になっています。

しかし、昨日のビジネス・インサイダーの以下の記事では、今年、中国で、「 2億頭の豚が殺処分されるだろう」と、オランダの銀行が予測していることについてなどを掲載していました。

・世界の豚肉価格が跳ね上がる? 中国、アフリカ豚コレラの影響で約2億頭を処分へ
 Business Insider 2019/05/17

中国は2019年、アフリカ豚コレラの大流行により、国内で飼育されている豚の3分の1を殺処分すると見られていて、世界の豚肉価格を跳ね上がらせそうだ。

農業農村部が2018年8月に遼寧省北部での最初の流行を確認して以来、アフリカ豚コレラは中国本土のほぼ全ての地域に拡大している。

豚にとっては致命的だが、人に感染することはないこの家畜伝染病は、国連食糧農業機関(FAO)によると、モンゴルやベトナム、カンボジアでも確認されている。

感染拡大を防ぐため、中国ではこれまでに約102万頭の豚が処分されたと、農業農村部は4月に報告している。

オランダのラボバンクは4月、2019年の中国の豚肉の生産量は、アフリカ豚コレラの影響により、25~35%減になるだろうとの見方を示した。これは頭数にして、1億5000万~2億頭だ。

中国は世界最大の豚肉の生産国で、最大の消費国でもある。そして、中国の生産量の30%はヨーロッパの年間供給量に等しいと、ラボバンクは言う。

国内の生産量の減少は、世界の豚肉の需要を押し上げ、供給不足と国際価格の上昇につながるだろう。

中国政府はすでに、生産量の減少に備えて冷凍の豚肉を備蓄していると、ニューヨーク・タイムズは報じている。

ゴールドマン・サックスは4月、アフリカ豚コレラによって中国の供給量が減少すれば、アメリカの豚肉輸入価格が下がる可能性があると指摘している。

症状:発熱、下痢、元気消失、流産

アフリカ豚コレラが豚に及ぼす影響は恐ろしいものだ。

国際獣疫事務局(OIE)によると、感染した動物には、高熱、下痢、元気消失、食欲不振、皮下出血といった症状が出る。妊娠中のメスの場合、流産の可能性もある。

感染から数日で死亡するケースもあり、今のところワクチンや治療法はない。

中国の農業農村部を引用したロイターの報道によると、中国で発生したアフリカ豚コレラの初めのケースの大半は、厨芥(炊事場から出る野菜のくずや食べ物の残り)を与えられた豚だった。

厨芥を豚に与える飼育方法は、専用の飼料を買うよりも安いことから、多くの地方の農家の間で一般的だと、ロイターは報じた。この飼育方法は過去、世界各地で多くの家畜伝染病の流行の原因となっている。2001年にイギリスで流行した口蹄疫もその1つだ。

政府は事態の収束に努めるが

中国政府は、食肉処理場の検査を強化したり、感染地域の周辺に緩衝地帯を設定したり、生きている豚の移動を制限することで、感染拡大を必死に食い止めようとしていると、FAOは農業農村部を引用、報告している。

政府はまた、感染を報告しなかった農家に対して、何らかの法的罰則を与えると、1月に通知している。

しかし、多くの省で農家や生産者が感染を見落とし、正しい安全対策も取っていないと、タイムズやCNNは報じている。

どちらのメディアも、複数の農家が感染の可能性を当局に報告しなかったと話していると報じ、当局の対応にも時間がかかり過ぎているという。

死亡した豚が川や水路に積まれているとの複数の目撃情報もあると、ニューヨーク・タイムズは報じた。

ラボバンクのアナリスト、クリスティーン・マクラケン(Christine McCracken)氏は「わずか1切れの感染した肉が出回るだけで、全てが再び台無しになる」と、同紙に語っている。


2億頭という数字は、ものすごいものだと思います。

ちなみに、アメリカでの 1年間の豚肉の生産量は 1億3000万頭ほどだそうですので、アメリカ一国での生産数をはるかに上回る数が「殺処分」されるようです(それにしても、通常はこんなにたくさんの豚が食用になっているのですね)。

ちなみに、AGARA の報道によれば、

> アフリカ豚コレラに、承認済みのワクチンはなく

とのことで、打つ手なしという状況のようです。

日本でも、NHKによれば、これまでに 10万頭の豚が殺処分されているのだそう。今日も愛知県で 4200頭の豚が殺処分されたことが報じられていました。

その NHK の報道のタイトルは「豚コレラで殺処分の対象 50施設に拡大」というものでして、つまり今現在も「拡大している」ということになりそうです。

そして、これは「世界的に拡大している」ということを意味していることにもなりそうです。

こういう状況を見ていますと、「家畜に疫病を流行らせる」という災いも、ここまでの規模となりますと、本当に大きな厄災だなと感じます。

これは確実に「黙示録なりつつ災い」となっています。

新約聖書[口語訳]のヨハネ黙示録 16章 21節
また、一タラント「約30Kg~35Kg」の重さほどの大きな雹が、天から人々の上に降ってきた。
人々は、この雹の災害のゆえに神をのろった。
その災害が、非常に大きかったからである。



全世界で一斉に激しい雹が降り落ちた黙示録的な三日間から知る「雹被害は21世紀になってから始まった災害」だということ

2019年5月10日 雹で埋め尽くされたロシアのエカテリンブルグ
hail-ekaterinburg-0510.jpg

2019年5月10日 メキシコのモンテレイに降った雹のサイズ
hail-monterrey-0510.jpg

5月9日 メキシコのヌエボ・レオンに降った雹の大きさ
hail-ball-003.jpg

Are hailstorms getting worse in U.S.? Why 2019 could produce record damage
CBS 2019/04/19

アメリカでの雹嵐が悪化している? 2019年は記録的な雹の被害が生じる可能性がある理由
2017年は、アメリカの歴史で最悪の雹(ひょう)が発生した年だったが、2019年は、すでに「それを越えてきている」と保険の専門家は言う。

雹は現在のアメリカで、住宅、車、作物、人的被害などへの損害で、年間 220億ドル (2兆4000億円)もの損害を与えている。

降る雹は、野球ボールのサイズが一般的だが、今年、アメリカで降った最大のものはグレープフルーツほどの大きさだった。雹はサイズが大きいほど、スピードも速くなり、野球ボールサイズの雹は最大で 170kmほどの速度で落ちてくる。

アメリカ南部では今年、複数の激しい天気の中で幾度となく雹が発生し、すでに 23人が死亡している。

雹では、物的な損害が壊滅的なものになる場合がある。雹の被害において、これまでの最悪の年である 2017年では、米国ビジネス&ホームセーフティ保険協会(IBHS)によると、米国は 220億ドル (2兆4000億円)の損害を被った。

これは平均的なハリケーンの被害のコストを上回っているが、雹は一度に大きな被害を出すのではなく、アメリカ国内のさまざまな地域で個別に発生するために、雹がこれほどまでに大きな被害を出していることは知られていない。

雹によってダメージを受けた住宅の修理も高価なものとなることが多く、家の修復が完了するまでには平均 5か月かかる。

気象学者によると、大気中の水の量が増えると雹の量が増える可能性が高いとのことだが、雹が降る量や、被害の程度を予測することは難しい。

世界最大の再保険会社の1つ、ミュンヘン再保険社によれば、世界全体として雹嵐をもたらす「対流性暴風雨」が数多く発生し始めたのは 21世紀初頭からだという。

2017年と 2018年は、世界的に大規模な暴風雨による被害が続いたが、21世紀に入ってから 2014年までに雹による被害は着実に上昇し続けていたという。

2日ほど前には、砂漠の国サウジアラビアで、これまで同国では起きたことがないであろう雹嵐が発生

サウジアラビア中部で同国では前例のないような激しい雹嵐が発生

2019年5月17日 激しい雹嵐に見舞われたサウジアラビア・シーファの光景
shifa-hail-0517.jpg

砂漠の国で続く異常な気象

中東では、異常な気象の状況が続いていますが、5月17日、サウジアラビアのシーファという場所で、

「サウジアラビアでは経験したことのないような雹(ひょう)が降る」

という出来事が起きたことが SNS への投稿で判明しました。
saudi-hail-men02.jpg

サウジアラビア・シーファの場所
rijeka-croatia-map2019.jpg

下は、動画ですが、車が動けなくなっているところを見ますと、あっという間に、このように雹が降り積もったものと思われます。

https:●//youtu.be/C0Gk77Mg6h8

他にも多くの車両などが影響を受けていたようです。

hail-track-005.jpg

hail-car-007.jpg

サウジアラビアは、今年、「 4月に雪が降る」という出来事が起きていたことを、以下の記事でご紹介したことがあります。

同国では雪が降ること自体が極めて珍しいのですが、4月の雪となると、珍しさも極めつけだと思われます。

サウジアラビアで「4月に雪が降る」という事象が発生

2019年4月2日のアラブ首長国連邦の英字報道より
saudi-april-snow2019.jpg

最近の中東全域の気象の異様さは、かなりのものですが、4月1日、サウジアラビア北部で、「雪が降り積もる」という出来事があったことが報じられていました。

冒頭の報道の本文の最初には、

「これはエイプリルフールのジョークではない」

と書かれていまして、確かにこうでも書かないと、さすがに「アラビア半島に 4月に雪が降る」などという報道は、ジョークにしか聞こえません。

日本でも、少なくとも関東以西で 4月に雪が降るようなことがあれば、それなりに異常な感じですが、そもそも真冬でも雪など何十年に 1度の割合でしか降らないサウジアラビアで、4月の雪というのはなかなかの衝撃です。

当日の様子は以下のようなものでした。最も雪が積もったのは、北部のタブークという街でした。タブークは以下の場所にあります。

タブークの場所
tabuk-map-2019.jpg

2019年4月1日 雪に覆われたサウジアラビアのタブークとその周辺の光景
saudiarabia-snow-cars03.jpg

tabuk-green-005.jpg

今の中東は、豪雨に洪水、雪に雹と、かつてのイメージとは、やや違う気象が繰り返されていますが、このような気象が続いているためか、中東では、各地でイナゴが大発生しているということも続いています。

もはや、この砂漠の大地では、洪水も雹嵐も珍しいものではなくなってきていまして、この傾向は今後も続いていく可能性が高いと思われます。

地球の気象は確実に大きく変化しています。

上の記事に乗せました動画では、雹が成人男性の膝くらいの高さにまで降り積もっていることがわかります。

なお、これまで降った雹の中で、計測された中で「史上最大の雹」もまた 21世紀に降ったもので、2010年7月23日に、米サウスダコタ州のビビアンという街に降った「直径 20.5センチメートル」のものです。

もちろん、計測されていないもので、もっと大きな雹はあるでしょうけれど、実際には、この位の大きさが「自然の中で形成される雹の大きさの限界」のようです。

最近は、荒れた天候の状態によるものなのか、一般的な雹のサイズが大きくなっている傾向がありますので、サウスダコタの雹の大きさを超える雹が空から落ちてくることもあり得るかもしれません。

先ほどリンクしました記事で、アメリカでの1年間の雹による経済敵な被害(保険会社が支払った額)が、

> 220億ドル (2兆4000億円)

だという事実を考えても、雹は十分に大きな災いだと思われます。

今年の春の中東は、ずっとイナゴの大群に選挙される報道が続いていまして、イラン、サウジアラビア、イスラエルなど、広い範囲で、平年では見られないようなイナゴの被害に遭っています。

2019年5月2日のイスラエルの報道
sudi-arabia-locudt0502.jpg
今年の中東の異様な数のイナゴは、中東の各地で大雨や洪水が繰り返されたことと関係していまして、雨は土壌に潤いをもたらす一方で、イナゴが繁殖しやすい環境となっているようです。

私自身は、「アメリカに興味がなくなっている」というように書いたのですけれど、アメリカが発端の場所のひとつとなるかもしれない「食糧危機の予兆」には興味が多少あります。アメリカ中西部で、洪水の状況が収まっていない状態で、ある意味でアメリカはすでに黙示録的な渦中に入ろうとしている気配を持っているのです。

先ほどの「中国のすさまじい数の殺処分」と、アメリカやヨーロッパの気象による農作の極端な不振は、数カ月先には、食糧の価格と、そして食糧の供給そのものに反映されてくるかもしれません。肉なら食べなければいいだけかもしれないですが、穀物等に及ぶと厳しいものがあります。

そもそも、先ほどご紹介した報道に「ホルムズ海峡封鎖も想定し対応検討」などとあるように、問題の根と葉は拾いです。ホルムズ海峡が閉鎖されると、世界の石油の輸送量が極端に下がるわけですし、そのあたりも加えて、いろいろです。

食糧危機という言葉にも含まれますけれど、この「危機」という言葉が、今後いろいろなところから出てくるのではないでしょう。

最終更新:2019/06/02 14:56

このお店で1週間以内に売れた人気アイテム

ページ上部へ

カレンダー

2019年5月
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

今月

このお店で1週間以内に売れた
人気アイテム