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2019/01/31 20:25

唯物論支配のこの地球で「人類の滅亡あるいは消滅」は数十年以内だと知り、その中で思い出すタラビッチの言葉

2019年1月25日 ノルウェーで撮影されたピンクと緑のオーロラ
auroras-jan-2019.jpg

現在、地球は、巨大なコロナホールによる「黒い太陽」からの影響で磁気嵐の中にいます。

決して強い磁気嵐ではないですが、冒頭のような色彩の強いオーロラが極地に出現し続けています。

先日、以下の記事で取りあげましたように、このようなピンク色のオーロラが出現することはかなり珍しいことでもあります。

「オーロラが人間を狂気に導く」という話から思う「太陽が地球に放ち続けるものとその影響の真実」

ロシアのメディアより
auroras-link-mental.jpg

ロシアの報道メディアで、ちょっと面白い記事を見かけました。

それは、

「オーロラが人に精神的な異常をもたらす」

ということについての記事でした。

まずは最初にその記事をご紹介したいと思います。

meteovesti.ru 2019/01/19

オーロラは精神的な疾患にかかりやすい人にとっては危険

他の北部諸国と同様に、ロシアにもまたオーロラの時期がある。

オーロラを見るために、世界中から観光客やカメラマンたちがロシアへとやって来るが、しかし、オーロラを見にやってくる人たちは、その前に知っておいたほうがいいことがある。

オーロラの発生原理は、ロシア地理学会のウェブサイトによれば、太陽から太陽風と呼ばれる荷電粒子の流れが地球に吹きつける。その太陽風が地球に到達し、地球の大気層へと降下した際に、大気中の粒子とプラズマが衝突しすることによって発光が起きる。これがオーロラだ。

通常、オーロラは、高度 100Km から 300 kmの高層圏で発生する。

オーロラの輝きは、当然、天候に強く依存する。湾岸の暖流により、コラ半島の上空にオーロラが出ることもあるし、それはムルマンスク地方やカレリア地方に出現することもある。

オーロラを見にロシアを訪れる場合は、いつでもどこにでもオーロラが出るというわけではないことを知っておく必要がある。場合によっては、オーロラを求めて、一晩中、あるいは、数日間も、車で遠距離を移動しなければならないこともある。

もうひとつ、オーロラには以下のような事実が存在する。

昔からオーロラと近い暮らしをしていた人たちは、そのことに気づいており、このように言う。

「オーロラは心を奪い去る」

そして、これは何かのオカルト話やホラーストーリーではないのだ。

極地のエスキモーの人々はこのオーロラの特性を「北極の星の声」と呼んでいる。

エスキモーの人たちがこのように呼ぶのは、オーロラがあらわれた下で、複数の人々が同時に異常な精神状態に陥るという事象が起きるためだ。

極地に挑んだ探検家として知られるノルウェーの探検家ロアール・アムンセン(1872 - 1928年)も、南極大陸の探検の際にこの奇妙な現象に遭遇している。

アムンセンは南極大陸沖の海上の船の中で、何度もこの現象と遭遇した。

探検隊の何人のメンバーが「北極の星の声」を聞いた。探検隊のひとりは、船から雪に覆われた外へと逃げだし、そして、もう1人の探検隊員は、斧でアムンセンに襲いかかり、彼を殺そうとした。

そして、たびたび、このように隊員たちの精神状態が異常になる事例が続いた。

極探検には医師が同行していたが、その医師は、彼らが異常行動を起こす規則性を調査しているうちに、以下のような事実を発見した。

「極地で異常な精神状態になった事例すべてが、オーロラの活動と一致している」

最も精神状態がひどいときは、オーロラの光が赤い場合と一致した。

このような遠征隊の精神的異常による攻撃的な事件の数は、明るいオーロラが発生する機会が多くなるにつれて深刻になっていった。その時期は、太陽活動の最大期であり、オーロラ活動が激しくなった頃でもあった。

もちろん、全員がそうなるわけではなく、一部の人たちだけであった。

その後、この現象について、ソビエト時代の科学者たちが一連の調査と研究を始めた結果、科学者たちは以下のことを見出した。

「ある形態のオーロラは、人間の脳の基本的なリズムに近い周波数で脈動する」

緋色(黄色みのある鮮やかな赤)の明るいオーロラの光の点滅は、脳のリズムに近い周波数と一致し、それらはてんかん等と同様の精神的な疾患や発作の悪化を引き起こすことがわかった。

被験者たちの中には、そのようなオーロラ発生の影響下で、頭痛および前庭(内耳の器官)の機能不全を経験した者もいた。

オーロラは、その発生の際には実際には「音」を伴っているが、これは超低周波音であるため、人間の耳には聞こえない。

この超低周波音が、人間の脳や心血管系にどのような変化をもたらすのかはわかっていないが、オーロラを目撃することは、自分自身を未知の身体の危険にさらしているということもあるかもしれない。こ

たとえば、超低周波音の効果のひとつとして、乗り物酔いのような感覚に陥ることがあり、あるいは、時に視力の喪失や聴覚の喪失と関係したり、脳の機能障害を引き起こす可能性もある。

特に 7Hzの超低周波音は人間にとって致命的であると考えられている。内臓への振動の干渉により、心停止につながる可能性があるのだ。

そして、事実かどうかはよくわからないですが、上の記事でご紹介したロシアの記事では、

「ピンクのオーロラの下では精神に異常を来す人たちが出る」

というようにされていましたので、この 1月25日あたりのノルウェーでは、たくさんの人たちの気がおかしくなっていたかもしれません(短絡的かよ)。

ところで、この磁気嵐を作りだしている太陽ですけれど、今現在は、下のように、それほど黒いコロナホールは拡大していません。

何だかちょっとこう穏やかな表情となっていたりもします。

2019年1月25日の太陽
coronalhole-sdo-0125.jpg

現世人類の16万年間の歴史の向かう先は

「ジャック・アタリ氏がもしかすると実際に見たかもしれない2030年の世界と「人類の最後」というもので、ジャック・アタリという人は、フランスの知識人というかエリート階級の人ですが、Google などで検索して下さってもいろいろと出てきます。

まあ、この人そのものはともかくとして、この方が 2006年に出版した『未来の歴史の概要』というものを取りあげていた海外のサイトを知りまして、その内容が、少なくとも私個人にはとても興味深いもので、その内容をご紹介したものでした。

それは「 2030年から先の世界」の社会の予測を描いたものなのですが、それは「予測とは思えない」という部分があるもので、どうしてそのようなことを書くことができるのかはわからないにしても、それを読んで、私は、私たちの地球と、そして人類の未来像について、何となく納得したのでした。

以下のセクションからなっているもので、前半は陰謀論的な社会観に近いことが描かれます。

《移民》
《性》
《監視》
《アメリカの未来》
《未来の戦争》
《麻薬の合法化》
《超民主主義と女性》
《ブレインチップ》
《この社会は誰のものか》

ところが、後半の未来像は、私個人が「ああ、そんな感じだと思っていた」というような部分と接触する部分が少しあるものだったのです。

少し抜粋しますと、たとえば、「超民主主義と女性」という部分は、以下のようになっています。

《超民主主義と女性》

2060年までに、超民主主義(世界がひとつとなった集権主義政府)が
現実のものとなる。

このシステムの先駆者の人々は「トランスヒューマン」と呼ばれる。

トランスヒューマンは、
地域社会の他の人々に奉仕することに喜びを感じる人たちであろう。

その人たちは、利他主義、相互奉仕、公共の自由なサービス
と共に、新しい経済の到来を告げるだろう。

女性は男性よりもトランスヒューマンになりやすくなる。

他者に喜びを与えることで
自分の中に喜びを見つけることは、母性に特有のものといえる。

経済や社会のあらゆる側面における女性の進歩は、
トランスヒューマンの数を大幅に増やすだろう。


究極の管理社会化や、「若者の性の放棄」などの社会を過ぎた頃、このような「他者のために生きる人たち」であるトランスヒューマンと呼ばれる女性が社会に出てくる。

ここだけを見ると、「社会は良くなる」ように感じます。

そして、その後、地球のテクノロジーはさらに進み、人間は脳へ直接装着するマイクロチップにより、人と人との直接の「心のコミュニケーション」をとることができるまでになっていく。

そして・・・どうなると思われますか?

それから・・・人類はこの地球から消えるのです。

《この社会は誰のものか》

将来的には、私たち人間は、
次第に技術的進歩により私たち自身を消滅させることになるだろう。

最後には、進化の究極の段階で、
私たちは「生きている超知性」を目の当たりにするかもしれない。

あるいは私たちはすでに目撃しているのかもしれない。

その中で人類は、わずかな要素となっていくだろう。

そして、私たち人類、
つまりホモサピエンスの特異な歴史は、
ここで完成に至ることになるだろう。

これら新しい「生きている超知性」たちは、
代用のシステムを提案しない。


そのテクノロジーが地球を完全に支配した時に、私たち人類は、消滅あるいは滅亡を、おそらく一種「自分での選択」として、おこなっていくのかもしれないなあというように思った次第です。

今の物質的社会は 2000年くらい前に始まったものですが、その始まりの頃から、たとえばイエス・キリストだとかが、いろいろなことを世界の終り・福音言い続けていました。

今現在もうすでに黙示録の世界に入っています。

そういえば、 6年も前の記事になりますが、19世紀のセルビアの予言者であるミタール・タラビッチ( 1829 - 1899年)という人が「第一次、第二次世界大戦後が終わった後の終末へ向かう世界」を予言したものをご紹介したことがありました。

ミタール・タラビッチ
tara-photo03.jpg

今読み直すと、「これは間違いなく今の時代」だということがわかります。

たとえば、以下のような下りがあります。

人間はさまざまなイメージが見える箱のような装置を作る。このイメージの箱は、向こう側の世界にとても近いところにある。それは、髪の毛と頭皮との距離くらいに接近している。

このイメージ装置のおかげで人々は世界中で起こっていることを見ることができるようになる。


せっかくですので、先ほど少しふれましたセルビアの予言者ミタール・タラビッチのその予言を掲載しておたきいと思います。

これは「この世の終末の頃」を描いたものだと思われますが、現在の私たちの社会そのものであることがおわかりかと思います。

ここからです。(注)聖書見ながら読んで下さい。

Prophecy from Kremna - Mitar Tarabich

クレムナの予言 ミタール・タラビッチ

父よ、ふたつの大きな戦争の後、世界が平和になり人々が豊かに暮らすようになると、それがすべて幻想であることがはっきりするだろう。

なぜなら、人々は神を忘れ、人間の知性のみを崇拝するようになるからだ。
しかし、神の意志からみると人間の知性などはとるにたらないものだ。
神が海なら、人間の知性など一滴の海水にもならない。

人間はさまざまなイメージが見える箱のような装置を作る。このイメージの箱は、向こう側の世界にとても近いところにある。それは、髪の毛と頭皮との距離くらいに接近している。

このイメージ装置のおかげで人々は世界中で起こっていることを見ることができるようになる。

人間は地中深くに井戸を堀り、彼らに光とスピードと動力を与える黄金を掘り出す。

そして、地球は悲しみの涙を流すのだ。

なぜなら、地中ではなく地球の表面にこそ光と黄金が存在するからだ。
地球は、自らに開けられたこの傷口のために苦しむだろう。

人々は畑で働くことをやめ、あらゆる場所を掘削する。

だが、本物のエネルギー源は地中ではなく自らの周囲にあるのだ。そのエネルギー源は人間に話しかけてくれるわけではないので、人間がこのエネルギー源の存在を思い出し、地中に多くの穴を開けたことがいかに馬鹿げていたのか後悔するようになるまでには大変な時間がかかる。

そして実はこのエネルギー源は人間の中にも存在しているのだ。

しかし、人間がそれを発見し取り出す術を獲得するには長い歳月がかかる。なので人間は自分自身の本来の姿を知ることなく長い年月を生きることになる。

高い教育を受けた人々が現れる。彼らは本を通して多くのことを知り、考え、そして自分たちが何でもできると思い込んでしまう。これらの人間の存在は、人間が自分自身の真の姿に気づくことの大きな障壁になる。

だが、人間が一度この「人間の真の姿への気づき」を得ると、こうした教育ある人々の言葉に聞き入っていた自分自身がいかに大きな錯覚に陥っていたのか自覚するようになる。

この人間の本来の姿の真の知識はあまりにも単純なことで、なぜこんなことをもっと早く発見しなかったのかと後悔するだろう。

それまで、人間は、何も知りもしないのに自分を全能だと思い込み、あらゆる馬鹿げたことをおこなうだろう。

東洋に賢者が現れる。

この人物の偉大な教えは海を越え、国境を越えて世界に広がる。しかし、人々はこの真実の教えを虚偽と決めてしまい、長い間信じることはない。

人間の魂は悪魔にのっとられるのではない。
もっと悪いものにのっとられるのだ。

その頃の人間の信じているものには真実などいっさいないのに、自分たちの信じる幻想こそが真実だと思い込むのである。

ここ(セルビア)でも世界の他の地域と同様だ。人々はきれいな空気を嫌い、神々しいさわやかさと美しさは、人間が作った上下関係の階層関係の中で見えなくなってしまう。

しかも、これは誰かから強制されてこのようになるわけではないのだ。

人間は自分の自由意思からこうしたことを行うのだ。

世界中で奇妙な伝染病が蔓延する。だれもその治療法は分からない。

知識のあると言う者たちが「私には高い知識があるのでこの治療法は分かっている」と言い張るが、実は誰も何も知らない。人々はいくら考えても正しい治療法を見つけることはできない。

だが、治療のカギとなるものは人間自身の中や周辺にあるのである。

人間は月や他の星に旅行する。「衛星探索」
そこでは生命が存在しない砂漠を発見するだけである。

しかし、おお神よ、許したまえ。
その人間たちは自分たちが神よりも全知全能であると信じているのです。

その星には神が創造した静けさだけがある。

そして、人は神の美と力をそこに見るだろう。

月や星では人々は馬車のようなものを運転する。彼らは生物を探すが、われわれと似た生物が見つかることはない。生命はそこに存在しているが、彼らはそれが生命であることを理解しないし、知ることもない。

他の星に行ったものたちは、その時代の常識的な考えとして神をまったく信じていないが、地球に戻ってきたあと、

「みなさんは神の存在を疑っているだろうが、私の行ってきた星に行ってごらんなさい。誰しもそこに神の意志と力を見ることになる」

と言うだろう。

知識が増大するにつれて、この世の人間たちは互いを愛したり心配したりすることはなくなる。

彼ら相互の憎しみはあまりに大きく、彼らは自分の親戚のことよりも、自分たちのもっている所有物や小物のことを気にかける。

人々は、自分の隣人の人間よりも、自分がもっているいろいろな機械や装置のほうを信頼する。

北方の国の国民で、愛と慈悲を人々に説いてまわる小男が現れる。
しかし、彼の周囲には多くの偽善者がいる。

こうした偽善者は誰も人間の真の偉大さとはなにかを知ろうとはしない。だが、この北方の小男の書いた文章と話した言葉は残るので、人々は自分たちがいかに自己欺瞞に陥っていたのか気づくようになる。

その時代には、多くの数字が書かれた本を読んだり、あるいは書いたりする者たちが、もっともよく物事を知っていると考えられる。これらの教育のある者たちは、自分の人生を計算に基づいて送ろうとし、数値の命ずるままに行動する。

こうした人々の中にも悪人と善人が存在する。

悪人は悪行を平気で行う。たとえば、空気や水、そして河川や土地を汚染し、このため人々はさまざまな病気で死ぬようになる。

善人で賢いものたちは、数字から導かれた努力にはなんの価値もなく、それはただ世界を破壊するだけであることを悟るようになり、数字に答えを見いだすのではなく、瞑想を通して真実を発見しようとする。

人は瞑想すると神の知恵に近付いていく。

しかし、時はすでに遅い。悪意をもつものたちが全世界を荒らし回っており、巨大な数の人々が死に始めるからである。

人々は都市から逃げ出し、田舎に避難する。

人々は十字が三つ並んだ山を探す。

その中では人々は生きていくことができる。
その中に逃げ込んだものたちは、自分も家族も救うことができる。

しかし、それも長くは続かない。

なぜなら、次にものすごい飢饉が世界を襲うからだ。

この飢饉は通常の飢饉ではない。
町や村には十分に食べ物がある、だが、それらは汚染されている。
飢えた人々はそれを食べるが、食べると死んでしまう。

怒りくるったものたちによる攻撃が始まる。

戦争が始まるのだ。

この戦争を戦う者たちは、科学者に命じて奇妙な大砲の弾を作らせる。それが爆発すると、人を殺すのではなく、まるで人間や動物に呪いをかけるようになる。その呪いで人々は戦うかわりに眠りに眠りこむ。

世界の果てにあり、大海原に囲まれてヨーロッパほどの大きさの国だけが何の問題もなく平和に生き残ることができるだろう。この国では大砲の弾はひとつも爆発しない。

三つの十字のある山に逃げ込んだ者たちだけが避難場所を見つけ、愛と幸福に満たされ、豊かに暮らすことができる。

そして、その後はもう戦争は起こらない。

最終更新:2019/01/31 20:25

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2019/01/31 19:40

北極からの旋風「極渦」のメカニズムが「崩壊」している。その中でアメリカは歴史的な寒波となり、北極より寒い気温の場所が続出

-50℃にまで気温が下がったイリノイ州では「5分で凍傷になる気温」なので外出には注意をという勧告も

2019年1月29日の報道より
breaking-cold-us2019.jpg

少し前に、以下の記事で、アメリカに北極からの強力な寒気「極渦」がやってきていることをお伝えしました。

アメリカとカナダが史上最悪の北極からの旋風「極渦」に見舞われている。氷点下50℃近くの場所も
史上最悪の「極渦」を報じるアメリカのニュース
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その極渦の影響は、予想されている以上に厳しいもので、すでに、-40℃、あるいは -50℃といった気温を記録する地域が、カナダやアメリカにで出てきています。

us-cold-0129.jpg

少し見づらいかもしれないですが、1月29日の北米大陸全域の気温分布は以下のようになっています。

1月29日の北米大陸全域の気温分布
us-tp-1229.jpg

アメリカの幅広い地域で、気温がとても低くなっていることがおわかりになるのではないかと思います。

通常は温暖なアメリカ南部も、氷点下にまで下がっている場所も見られます。メキシコなどもかなり気温が低いこともわかります。

この寒波は、アメリカの3分の2の地域に氷点下より低い気温をもたらしているとのことで、今後、2億1200万人のアメリカ人が氷点下を経験することになるだろうと報じられています。

この極端な寒波により、シカゴで 2700便の航空機の運航が取り消された他、各地で凍結などによる交通の混乱も起きています。

1月29日 凍結したニューヨークの運河。貨物船が航行できない状態
ny-river-0129.jpg

また、寒さが原因と見られる死者も 3人確認されていると報じられています。

気温が -50℃近くにまで下がっているイリノイ州では、知事が「 5分で凍傷になる気温なので外出には注意して下さい」というように発表しているほどです。

なぜ、現在のアメリカがこのようなことになっているのかということが、NOAA (アメリカ海洋大気庁)のウェブサイトで解説されていました。

下の図の左が通常の極渦の状態で、右が現在の状態です。

極渦が現在のアメリカに極端な寒波をもたらしている仕組み
polar-voltex-2019jan.jpg

本来的には、北極の上空にとどまっている極渦が、非常に広い範囲で南方へと拡大しているということになるようです。

かつては、こんなことは頻繁には起きなかったわけで、やはり地球の大きな大気の流れの変化が関係しているのだと思われます。

そして、この極渦が北米やヨーロッパにもたらしているこの寒波は、決して一過性のものではないという事実があります。ルーマニアの気象局は、この極渦による極端な寒波は、2月にも、そして 3月上旬にも同じような凍結状態をもたらすと予測しています。

どうやら、従来の極渦のメカニズムが崩壊してしまったという面もあるのかもしれません。

そして、このような状態が繰り返し起きることは、その地域の気温や気象の状態を根本から変えてしまうものとなるかもしれません。

最終更新:2019/01/31 19:40

2019/01/31 19:30

サウジアラビアの砂漠がまたも黙示録的な大洪水に襲われている

2019年1月26日のサウジアラビアの報道
saudi-arabia-floods0126.jpg

2019年1月27日 サウジアラビア・メディナ
sa-flood-river02.jpg

現在、サウジアラビアの砂漠が、またも激しい大雨と洪水に見舞われています。

この2年間くらいで、アラビア半島の気候はすっすりその様相を変えていまして、本来は雨の降らない砂漠の国であるアラビア半島各地に頻繁に洪水が発生し続けています。

過去 2年間くらいの間にサウジアラビアの砂漠に起きた大雨と洪水については、こちらのページにリンクがありますが、サウジアラビアでは、比較的最近の 2018年11月に「過去最悪レベルの洪水」が発生したばかりで、それは以下の記事でご紹介させていただいたことがあります。

サウジアラビアで過去最悪レベルとなる洪水が発生。少なくとも19人が死亡

2018年11月1日 サウジアラビア・メディナの光景
saudi-arabia-car1101.jpg

昨年10月の終わりには、サウジアラビアの砂漠で「洪水にラクダたちが流される」という事態が起きていました。下の動画です。

2018年10月25日 洪水に流される砂漠のラクダたち
https:●//youtu.be/A8hZ92NwmQI

このように、ちょっとアラビア半島では考えられないような気象が続いているサウジアラビアですが、このような雨が続いたために、昨年 12月から今年 1月にかけて、

「砂漠が花畑になった」

という事象さえ起きていました。

それは以下の記事でご紹介させていただきました。

繰り返される大雨の中で、サウジアラビアの砂漠がまたしても花と緑に覆われる

2019年1月1日 花に覆われたサウジアラビアの砂漠
flower-saudi-arabia0101.jpg

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そして、またもこのサウジアラビアの砂漠の土地が大雨と洪水に見舞われています。

1月27日 サウジアラビア・ベジャ
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1月28日 サウジアラビア・メディナ
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sf-2019-0126.jpg

下の動画は、上の写真の場所のものです。

https:●//youtu.be/sfdLoVHBHUA

サウジアラビアの報道によれば、1月26日から少なくとも 4日間は大雨が続くと予想されており、おさらく現在も大雨は継続していると考えられます。

それにしても、ここまで洪水が頻繁になると、すでに「異常気象」という言い方も合わなくなってきているような感じでして、むしろ、

「サウジアラビアの砂漠は、とても雨が多い場所である」

というような認識になっていくのかもしれません。

そして、またも、砂漠が緑に覆われることになるのかもしれません。

ちなみに、現在、北アフリカのアルジェリアやモロッコも大雨や雹による洪水に見舞われていて、中東の一部も洪水となっています。

最終更新:2019/01/31 19:30

2019/01/31 00:13

アメリカとカナダが史上最悪の北極からの旋風「極渦」に見舞われている。氷点下50℃近くの場所も

2019年1月28日史上最悪の「極渦」を報じるアメリカのニュース
worst-vortex-2019.jpg

ただでさえ、すでに非常に気温が低くなっている地域が多くなっている北米に、「極渦」と呼ばれる、北極からの旋風がやってきていることが報じられています。

極渦とは下のようなものです。

極渦 - Wikipedia

極渦(きょくうず、きょくか)とは、北極および南極の上空にできる、大規模な気流の渦のこと。


図で示しますと、以下のように北極から旋風がやって来ます。
arctic-vortex-2015b.jpg

これが現在、アメリカとカナダの一部にかかっているのですが、たとえば、USA トゥディは、見出しに「全米の 2億人が命を脅かされる寒さと対峙する」というように報じるほど、激しいものとなっているようです。

極渦の位置はおよそ下のようになっていまして、紫色の部分は、平年よりも異常なほど気温が低くなっています。

2019年1月25日時点の極渦の位置
vortex-map-2019jan.jpg

上の地域での気温も、北米の気温としては大変なことになっていまして、1月27日には、以下のような気温分布となっていました。

2019年1月27日のアメリカ北東部とカナダ東部の最低気温
tp-us-canada0127.jpg

カナダでは、オンタリオ州とケベック州で、-40℃以下の気温となる場所が続出し、オンタリオ州にあるランズダウン空港では、気温が -47.5℃にまで下がりました。

ケベック州の気象ステーションでも -43℃を記録。

アメリカでも、今週は週の半ばにかけて、シカゴやデトロイトにおいて、気温が -30℃以下になると見られています。

ミネソタ州ミネアポリスの 1月28日の最低気温の予測は -34℃となっていて、極めて厳しい寒さとなるようです。

なお、冒頭にご紹介していますアメリカの報道のタイトルに「 2014年を思い出させる」というようにありますが、これは、2014年の暮れから 2015年にかけて、やはり北米を極渦が襲い続けた時のことを述べています。

このことは、当時の以下のような記事でもご紹介しています。

北極からの大寒波の下のアメリカ 全米で1億人以上が氷点下17度以下の気温を経験することに

2015年2月15日のボストン
Blowing-Snow.jpg
▲ ここ数日のボストンの気温は最低も最高もマイナス 20℃台。Mashable より。

今シーズンの冬は、「北極からの爆風」が、極渦(きょくか)と呼ばれる北極の気流を北米にもたらすことが何度も起きています。

最近では、2014年11月と2015年1月にも同じことがありました。

・アメリカに北極からの超寒波が到達し、「全米の全50州が氷点下」に陥る。寒波による死者も17名に
 2014年11月19日
usa-fleeze-vol2.gif

2015年1月には、アメリカだけで 5000万人が寒波と大雪の影響を受けました。

・北極からの旋風「極渦」が氷点下50℃超えとなる前代未聞の寒波をアメリカにもたらす見込み
 2015年01月06日
us-cold-2015.gif

この北極からの爆風は、下のような形で寒波をもたらしますが、それがまたアメリカに到来していて、この1週間ほどの間、前回よりもさらに激しい寒波をもたらす予測が出されています。
arctic-vortex-2015b.jpg

今回は、特にアメリカの北東部、つまり地図でいうと「アメリカの右上」のあたりが、とんでもない寒波に見舞われています。

2015年2月15日のボストン市内
boston-0215.jpg

下は、2月17日から 2月23日までの、「平年との気温差」の予測です。
us-anomaly-2015.gif

ボストンやニューヨークなどのある東部を含めて、アメリカの大半が大変な寒波で、華氏表示で平年より 20度も低い場所もあるなど、想像を絶する寒波に見舞われています。

その一方では、史上最悪の干ばつに見舞われているカリフォルニアなどの西部は、「平年よりもかなり気温が高い」という、何とも皮肉なことにもなっています。

雪や寒波に見舞われている国は他にも多いですが、現在のアメリカは、世界で最も「様々な環境災害に見舞われている国」のひとつではあると思います。

気温の状況について、Mashable からご紹介します。

Arctic blast across U.S. will make the 'polar vortex' winter look tame
Mashable 2015.02.15

北極からの爆風がアメリカに極渦の寒波をもたらすだろう

フロリダ南部を除くアメリカの多くの地域が今週、冷蔵庫の中のような状態に陥る可能性がある。これは、北極からの極渦が北米大陸を包み込むためで、2014年1月に経験した時よりも厳しい寒さになると思われる。

今回の寒波は、アメリカ各地に過去数十年で最も厳しい寒さをもたらすことになるかもしれない。

たとえば、ニューヨーク市は 2月16日の朝に華氏0度(氷点下 17℃)になると予測されているが、ニューヨークで華氏0度以下の気温が記録されるのは 1994年1月27日以来だ。

ボストンでは、日中でも気温がマイナス 12℃を上回ることはないと見られ、ニューイングランドでは、積雪が 2メートル50センチを越える場所があると予測される。

2月16日から 2月21日の間で、アメリカ 48州の 35%で、華氏0度(氷点下 17℃)より低い気温が記録されると見られている。

この時も、アメリカの各地で、気温が氷点下 20℃近くまで下がりました。

しかし、今年の極渦は、その 2014年から 2015年の時よりもさらに厳しい寒波をもたらすと予測されていまして、場所によっては、-50℃近くにまで気温が下がる場所も出てくるとされています。

北極から来る冷たい空気ではあるのですが、アメリカとカナダでは北極よりも気温が低くなる場所も出てくると思われまして、「ミニ氷河期そのもの」という光景が広がりそうです。

このような激しい極渦による寒波は、以前はほとんど見られなかったもので、地球の大気の循環が完全に変わったことを示しているのかもしれません。

最終更新:2019/01/31 00:13

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