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2018/12/14 20:59

地球温暖化による海面の急激な上昇というストーリーは「完全な神話」というより「架空の世界の話」であることを示すアメリカ海洋大気庁の数多くのデータ

2018年12月6日の米メディア記事より
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世界は証拠のない疑似科学に踊らされている

人為的な原因による地球温暖化という概念も、すでにアレな感じですが、今回はその中でも、特に温暖化主張派たちから強く脅威として言われる、「 CO2の増加に伴う海面上昇の脅威」について、

「そんなものはデータにはまったく示されていない」

ということを検証・主張している冒頭の記事をご紹介したいと思います。

記事を書いたのは、米イリノイ州にあるハートランド研究所(The Heartland Institute)の科学部門の代表ジェイ・レール(Jay Lehr)博士という方と、カナダのオタワにある国際気候科学連合(International Climate Science Coalition)のエグゼクティブ・ディレクターであるトム・ハリス(Tom Harris)博士という方のおふたりです。

記事の内容は、一言で書けば、

「 CO2レベルの上昇と、海面上昇の間には何の相関関係もない」

ということです。

そして、私はあまり知らなかったのですが、「気温と関係なく、地球の海面は多くの場所で過去 100年、一定して少しずつ増加している」ということは興味深いことでした。

わりと長い記事ですので、早めにご紹介しようと思いますが、この「海面上昇」ということに関しては、「地球の気温と関係なく進行している」ということについて、以下の記事などで書かせていだいたことがあります。

海面上昇は「地球の気温と関係なく」本格化していく 南極で最も氷の融解が進むパインアイランド氷河の下で火山が「現在活動している」ことが判明。そして、その熱源が氷を溶かしている

2018年7月2日
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ミニ氷河期と海面上昇が同時にやってくる可能性さえ

「海面上昇」ということについては、これまで何度も報道などでも取りあげられてきたのですが、その原因となると、いろいろと曖昧な部分が多いのが現実でした。

最も言われてきたのが、南極や北極での極地での氷の融解によるものというもので、そして、その理由が「地球が温暖化しているから」という、あまりにも曖昧な上にも、事実関係がほとんど含まれない説がゴリ押しされ続けてきました。

私自身はもうずーっと、人為的な原因での地球温暖化説というのは、信じることができなくて、生まれる前から信じていませんでした(ウソつけ)。まあ、地球温暖化のウソに比べればカワイイものですが、しかし、南極では、「地球温暖化による氷の崩壊」ということで、象徴的に取りあげられる場所がたまに出てきます。

その中でも、南極のパインアイランド氷床という場所は、氷の融解が非常に速く進んでいるということで、よく取りあげられることがある場所です。

たとえば、下は 2014年1月の報道の冒頭の部分ですが、このような感じで、さまざまなメディアで取りあげられる場所でした。

南極巨大氷河の融解進む、20年で1センチの海面上昇も 研究
AFP 2014/01/13

世界の海面上昇の最大要因の1つ、南極のパインアイランド氷河の融解が取り返しがつかないほど進行しており、今後20年以内に海面が今より最大1センチ上昇する恐れがあるとの研究報告が、英科学誌「ネイチャー・クライメート・チェンジ」に掲載された。

この研究報告で、仏ジョセフ・フーリエ大学のガエル・デュラン氏は、パインアイランド氷河は「自律的後退の段階に突入しており、今後も氷河の縮小が取り返しがつかないほど続くだろう」と指摘している。


ここに、

> パインアイランド氷河は、自律的後退の段階に突入しており

とありますが、今回ご紹介するのは、

「どうやら、それは自律的ではなかった」

ということがわかったというものです。

つまり、パインアイランド氷河の下に火山活動が見つかり、「その熱源が氷を溶かしている」ということがわかったのです。

これは、アメリカのロードアイランド大学の研究者を含めた国際チームでの大規模調査によるもので、2014年からの研究をまとめたものです。

米ロードアイランド大学のニュースリリースより
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ちなみに、もともと南極の氷床の下の火山活動については、いろいろと議論があり、たとえば、下のような記事でもご紹介したことがありました。

「南極の氷床がイエローストーン級巨大火山の熱によって内側から溶かされている」とNASAが発表。なお、南極の氷が全部溶けた場合、世界の海水面は今より60メートル上昇

南極の氷床の崩壊に気温は関係ないことがわかり、そして「南極の氷はいつでも全溶解する」可能性が浮上
2017年11月10日のロシアRTの報道より
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やはり南極は地球の環境を牛耳っているのかもしれないと実感させてくれた発見

「南極の氷の下には、全部で 138個の火山があるということが発見された」

ということをご紹介しました。この発見により、南極の西部は「世界で最も火山が密集した場所」だということになりました。

この記事を書いた数日後、NASA が驚くべき発見を記事に載せました。

「南極大陸の下からイエローストーンと同等の地熱が発生し、それが南極の氷床を溶かしている」

という初めてとなる発見をウェブサイトで発表したのです。

そして、人工衛星の解析などで得られた「南極大陸の氷の下の現在の真実」は、以下のようになっているのでした。

何と、南極大陸の氷床の下を、おびただしい川や湖が走っているのです。

11月8日にNASAが発表したニュースリリースより
https:●//www.nasa.gov/feature/jpl/hot-news-from-the-antarctic-underground

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ここ最近、南極で「観測史上最大規模の氷の崩落や消失」が相次いでいますが、どうやら、その原因はこれだったようです。

まずは最初に、その NASA の発表をわかりやすく説明していました冒頭のロシア・トゥディの記事をご紹介します。

なお、このタイトルにある「これは狂っている」('This is crazy')といいうのは、NASA の科学者が記事中で述べた言葉です。

'This is crazy': Antarctic supervolcano melting ice sheet from within
RT 2017/11/10

「これは狂っている」:南極のスーパーボルケーノが大陸の内側から氷床を溶かしている
NASAジェット推進研究所(JPL)の科学者たちは、南極の氷床に関しての新しい理論を支持する新たな証拠を発見した。

それは、南極大陸で起きている氷の崩壊は、巨大な地熱源、つまり内部からの熱によって引き起こされているというものだ。

その熱の出力は、アメリカのイエローストーン国立公園の規模に近い出力を伴っていることが考えられるという。

地球の地殻を上昇する大変高い熱を持つ溶融した岩の上昇流を「マントルプルーム」と呼ぶが、この地熱の熱源によって、南極大陸の西部にあるマリーバードランド(Marie Byrd Land)など大規模な氷床に沿って見える南極の氷の崩壊を説明できる可能性があるのだ。

このマントルプルームは新しい発見ではないが、最近の研究により、11,000年前の急速な気候変動で氷河期から温暖な気候になるより「以前」の時代に、なぜ大規模な氷床の崩壊が発生したのか、そして、なぜ今、大規模な氷床の崩壊が起きているのかを説明できることになりそうだ。

NASAのジェット推進研究所の科学者ヘレーネ・セロウッシ(Helene Seroussi)博士は、以下のように述べる。

「これは狂っている、と私は思いました。その熱量がどのくらいで、そして、どのくらいの量の氷がいまだに残っているのかはわかりません」

今回の調査で JPL の科学者たちは、カリフォルニア大学アーバイン校で開発された氷床を物理学的・数学的に描写できる「氷床システムモデル(ISSM)」を使用した。セロウッシ博士は ISSM を調整し、溶けている鉱床を探した。地熱によって溶けている温かい水は氷床を下から潤滑しやすくしてているため、南極の氷河を海中に滑り落ちさせることに関係している(南極大陸の氷床の崩落と関係しているということ)。

南極西部の融解水の研究は、将来的に南極からどのくらいの氷が失われるかを見積もることに寄与する可能性がある。

南極の氷床の下にある、溶けた水の湖と川の水中システムは急速に満たされ、そして排水されることにより南極表面の氷を 6メートルも上昇または下降させることができる。この動きにより、科学者たちは、南極の地下の地形をより良く理解し、地下の水源の濃度をより正確に推定することができる。

南極の氷の平均の厚さは 2.6キロメートルだが、氷床の一部では 4.7キロメートルに達している場所もある。

JPLの科学者たちは、南極の氷床の表面の高さの変動を観測する NASA の地球観測衛星アイスサット(IceSat)によりこの研究内容を確証した。

チームは、南極のマントルプルームから放出される地熱は、1平方メートル当たり最大で 150ミリワットであることを発見た。

この地熱を他と比較すると、たとえばアメリカのイエローストーン国立公園では、全体にわたり地熱は 1平方メートル当たり平均して 200ミリワットだ。

研究者の計算によれば、この南極の地域で今回観察されたものと一致する溶けた水の流れを作り出すためには、少なくとも150 から 180 ミリワットの熱が必要であることが示された。現在の南極のマントルプルームの熱量がこの値を上回っているために氷床の溶解が起きていると考えられそうだ。

ここまでです。

南極の氷床の崩壊がさらに続いていく場合の可能性

今年は「過去最大級の氷山が南極から分離した(BBC)」ということがあるなど、南極の氷の崩壊は加速しています。

最近、ナショナルジオグラフィックが「南極 崩壊する氷の大陸」という特集を組んだことがありましたが、とにかく、やたらと南極の氷のシステムが崩壊し続けています。

しかし、その理由は科学者たちにも、よくわからなかったのですね。

地球温暖化というような言葉もありましたけれど、それによって南極の氷床の崩壊が進んでいると本気で考える科学者はほとんどいなかったはずで、圧倒的な量を誇る南極の氷が崩壊し続けている理由は、一種の「謎」でした。

それが、今回の NASA の発見で、おそらくは解決したと。

しかしながら、この発見は厄介な「予測」も含んでいるはずで、つまり、最近相次いで起きている南極の氷システムの崩壊は、

「今現在、南極大陸の氷床の下にある超巨大火山の地熱の発出が進んでいる可能性をあらわしている」

かもしれないからです。

それがどんどん進んでしまえば、どんどん南極の氷床や氷の維持システムは崩壊して、海に流れ込む。

そうなってくると、「海水面の上昇」ということが起きざるを得ない。

この「海水面が上昇」に関しては、かねてから、やはり地球温暖化という謎キーワードによって海水面が上昇するという概念が流布されていたこともありましたが、しかし今回の発見で、そのようなレトリックは消えていくと思われます。

今後、さらなる海水面が上昇があるするならば、その原因は今回のこと、つまり、「南極の地下に現実として存在するイエローストーン・レベルの火山の熱」だと思われます。

しかし、一般的には、「南極の氷床の下の火山活動は 2200年以上前から活動していない」というのが科学的な定説となっていました。

その中で、今回の発表は、

「現在、南極の下で火山活動が起きていて、南極の氷を溶かす熱源が存在する」

ということが発見された衝撃はなかなかのものだと思います。

まあ最近、南極で「地球の観測史上で最も低い気温」が記録されたというようなことを下の記事で取りあげましたが、このようなことが多く、気温などの要因で氷が溶けるというのは難しい状況になっていました。少なくとも、氷床が溶けるような温暖化は南極では起きていないからです。

地球での「観測史上の最低気温」が南極において更新される。その気温は何と「マイナス97.8℃」。これは深呼吸をすれば死に至るレベル

2018年6月30日の米国の経済誌フォーブスの記事より
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この 6月25日、国際的な地質学の専門誌「ジオフィジカル・リサーチ・レターズ (Geophysical Research Letters)」に、

「地球の観測史上で最も低い気温を記録した」

という論文が発表されました。

これは、衛星データを解析したことによって得られたもので、これまで観測された南極での最低気温 -89.2℃を更新し、「 -97.8℃(華氏 -144度)」という記録が作られたのでした。

このニュースは、冒頭に載せましたアメリカの経済誌フォーブスで取りあげられていたことでもわかるように、科学系メディアだけではなく、さまざまな媒体で大きく報じられていました。

なお、これまでの記録だった -89.2℃が観測されたのは、ロシアのボストーク南極基地で、それは 1983年のことでしたので、35年ぶりに新しい記録が発表されたということになります。

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ちなみに、ナショナルジオグラフィックなどによれば、この -97.8℃、あるいは、-89.2℃でも同じでしょうけれど、このレベルの気温になりますと、

「数回呼吸するだけで肺出血を起こしてしまう」

しかし「下に熱源がある」というのなら、話は別です。

どれだけ気温が低くなろうが、南極の氷床はどんどん溶けていくはずです。

仮に、地球が寒冷化の時代に入ったとしても、それは変わらないわけで、つまりは、場合によっては「ミニ氷河期と海面上昇が同時にやってくる」という可能性があることにもなるのかもしれません。

南極の火山活動がどのくらいの年数をかけて海面上昇に本格的な影響を与えるのかはわからないですが、今後、世界中の火山活動が活溌化していく中で、南極の下の火山も次々と活動していく可能性もあるのかもしれません。

ちなみに、地球で最大の重力異常の場を持ち、地球で最も火山が密集する地帯であることがわかった南極。そして最近そこに地球で最も大きな氷の穴が誕生

2017年11月2日 米国クォーツの記事より
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南極にある直径480kmにおよぶ極めて大きな重力異常
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という過去記事で取りあげたことがありますけれど、

南極はで地球上で最も火山が密集している場所です。

2017年に衛星によ葉発見された南極の火山(全部で138)
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これらが一斉に活動を始めて、南極の氷を融解させ始めたら、一気に数メートルとか数十メートル海面が上昇してもおかしくないですからね。

ちなみに、「南極の氷が全部溶けた場合、地球の海面は 60メートル上昇」すると計算されています。

そこまで考えるのは極端な話ですが、遠い未来に「類似した未来」が訪れないとは誰にも丹下左膳……じゃない、断言できないはずです。

というわけで、今回の米ロードアイランド大学による論文を取りあげていた記事をご紹介したいと思います。

ちなみに、論文を書いた教授は非常にこの影響を控え目に語っていて、「火山の熱源が南極の氷の溶ける主要な原因ではないでしょう」と述べていますが、おそらく、それは「本心ではない」と思われます。

では、どうしてそう言わなければならないかというと、「地球温暖化による海面上昇という概念を否定すること」は、今の世の中では、科学者としてのキャリアに致命的なダメージを与える可能性があるので、そのあたりは斟酌していただきたいと思います。

みんなこの世の中で生きるために必死なのです。

Active volcano heat source discovered under fastest-moving and melting glacier in Antarctica
watchers.news 2018/06/22

南極で最も動きが激しく最も融解が早い巨大氷河の下に活発な火山の「熱源」があることが発見される
米ロードアイランド大学の海洋学研究科(GSO)の研究者たちと他の 5人の科学者たちは、南極のパインアイランド氷河の下に活発な火山の熱源があることを発見した。

パインアイランド氷河は、南極大陸で最も早く氷の融解が進んでいる場所として知られるが、その氷河の下に活動している火山の熱源があるというこの驚くべき発見についての論文は科学誌ネイチャー・コミュニケーションズに発表された。この発見は、パインアイランド氷河の動きと氷の融解についての新しい洞察を提供することになりそうだ。

研究者たちは 2007年にこの場所に火山活動が存在する可能性を最初に指摘しており、2014年に再びその存在を確認した。

ロードアイランド大学・海洋学研究科の化学海洋学者であり、論文の主任著者でもあるブライス・ルース(Brice Loose)教授は、この論文は、英国の科学者が率いる南極大陸の 2014年の大規模探検中に行われた研究に基づいていると述べた。

「私たちは、南極の氷棚を溶かす海洋の役割を、よりよく理解することを目指して研究を始めました。南極の海洋水からヘリウムとキセノンを含む 5種類の希ガスをサンプリングする作業から始められたものです」

「しかし、当初、私たちは火山活動を探しているわけではなかかったですので、これらのガスを使って他の活動を追跡していたのです。 そして、最初の調査の中で、高濃度のヘリウム- 3 が検出され始めたとき、私たちは何か疑わしいデータが集まっていると考えていました」

南極の西側にある氷床は、南極大陸の氷床の下にある主要な火山群の裂け目の上に位置している。しかし、それらの火山群に、現在マグマ活動が存在している証拠はなかったと研究者たちは述べる。

それまでの調査では、南極の氷床の下の火山が最後に活動したのは 2200年前だったと考えられていたとルース教授は述べる。

しかし、今回、科学者たちが、パインアイランド氷河で見出したものは、過去の火山活動ではなく、「新しい火山活動の証拠」だった。

南極において、熱や煙のような火山活動の通常の指標を直接測定することはできない。なぜなら、南極の火山の裂け目は数キロメートル下にあるからだ。

しかし、研究を進めていった結果、チームは、水中から大量のヘリウム同位体を発見したのだ。これはほとんどがマントルで専有されているものだという。つまり、これが火山が活動している証拠となるものだ。

「ヘリウム-3は、火山活動の指標のようなものですが、それが、パインアイランド氷河の氷床の海水に豊富に含まれていたのです」と教授は言う。

現在、パインアイランド氷河から海に滑り込んでいる氷の量は、ギガトン単位または数十億トン単位と測定されている。

今回の発見で、その氷の融解が火山活動によるものではないかと考えられる可能性が出ているようにも思えるが、ルース教授は、「そういうわけではないと思われます」と言う。

教授は、今回発見された火山活動がパインアイランドの氷の大量損失の主要な原因であることを意味するものではないと強く警告する。

「海流からの熱がパインアイランド氷河の状態を不安定にしていることを証明する過去数十年の研究があります。つまり、パインアイランド氷河の氷の融解は、あくまで南極周辺の気候変動と関連しているといえるのだと思われます」

「今回発見された火山活動の証拠は、氷床を監視する際に考慮すべき新しい要素ではありますが、氷の融解の主要な要素ではありません」

科学者たちは、発見された火山と熱水噴出口から放出されている熱エネルギーは、パインアイランド氷河の下の個々の休眠中の火山からの熱流束の約 25倍であることを示唆している。

とはいえ、研究者たちは、南極の火山の熱が氷床の底に沿ってどのように分布しているのかをまだ知らないために、今後、新たに発見された活動が氷河にどのように影響していくかは不明だ。

しかし、研究者たちは、この火山からの熱により氷床の下の部分が融解していることを見出している。

その融解した水は、氷棚が海洋と接する地上線を横切って噴出しているという。

南極の氷床に対する火山の熱の影響の研究はこれまでも議論されていたが、今回の研究は、過去ではなく、現在の南極で火山の熱源が発生しているという地球化学的証拠を提供した最初の研究となる。

これはまた、今後、南極の氷床損失のメカニズムに関する科学者たちの認識を変えていく可能性があるものともいえる。

今回ご紹介する記事では、「 CO2 の増加や温暖化による海面レベルの上昇はこれまでの長期間のデータでは示されていない」として、今後 100年でも、海面レベルの上昇はわずかにとどまるとしています。ただ、地球温暖化とは関係ない原因により海面が急激に上昇していく可能性は残されているように個人的には思います。

しかし、仮に海面上昇があったとしても、それは決して CO2 濃度と関係があるとか、地球温暖化というものと関係があるというものではないです。

基本的には、人為的な原因による温暖化という概念そのものが科学的とは言えないものですけれど、しかし、気温に関しては近年実際に上昇してきた事実があり(人為的な要因で上昇してきたわけではないですが)、その点では「データを利用した科学」とはいえるかもしません。

しかし、「急激な海面上昇」というストーリーに至っては、「証拠がひとつもない」のです。科学でなく、「疑似科学」といえるものです。

そういう疑似科学に世界の国々やそこに住む人々が踊らされているというのは、あまり賢明な感じはしないです。

というわけで、やや長いですので、本記事をご紹介させていただきます。

The clever ruse of rising sea levels
Jay Lehr and Tom Harris 2018/12/06

海面上昇に関しての巧妙な策略

過去 50年の間、科学者たちは、氷の融解や海洋の温暖化に伴う気候変動や海面変動の可能性を研究してきた。

現在の科学界には、大気中の二酸化炭素(CO2)のレベルが上昇すると海面上昇が激しくなる可能性があるという共通の確信があるが、しかし、このような脅威を裏付ける証拠は存在しない。

この存在しない問題を解決しようとするために税金が注がれてきたということは、実に完全な無駄ともいえる。

世界のすべての海洋が同じ海水面レベルの水準にあるという概念が広く認識されているが、これは誤解であり、現実には、世界中の海面の高さの測定値は、通常は数センチから十数センチ程度のばらつきがある。

風や大地の状態の不安定さが正確な測定を困難にする変数のひとつだが、海面上昇のさまざまな測定結果は非常に正確に出される。

アメリカ海洋大気庁(NOAA)は、以前の管理行政当局の要請により、2016年に沿岸海面標高データを更新した。

しかし、これらの 2016年に更新された測定値は、海面上昇が加速しているという証拠を示さないままとなっている。

測定には、アメリカ西海岸、アメリカ東海岸、湾岸、太平洋、大西洋、メキシコ湾沿岸の沿岸地域の潮位計データ、そして、200以上の測定ステーションを含む 7つの太平洋の島々と 6つの大西洋の島々の潮位計データが含まれる。

アメリカで最も長く続いている沿岸海面の NOAA の潮位記録は、ニューヨーク市のバッテリーパークにある。そこでは 160年前から記録がとられており、記録では 1世紀あたり 28センチの安定した海面上昇を示している。

そこから十数キロ離れたニューヨークのキングスポイントにある潮位計データも 80年の歴史を持つ観測ステーションだ。

このどちらの地域も、気温が上昇しているか下降しているかに関係なく、安定した変わらない海面上昇率を示している(下図参照)。

1850年代からのバッテリーパークの潮位の変化
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1930年代からのキングスポイントの潮位の変化
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バッテリーパークの海面レベルの測定値は、アメリカが石炭発電をおこなっていた時から続いているが、ニューヨークの街中に SUV が走っている現在と、海水レベルの上昇率は変わらないのだ。

2016年に更新された NOAA の潮位記録には、サンディエゴ、ラホーヤ、ロサンゼルス、サンフランシスコなどカリフォルニア州沿岸地域のデータが含まれている。

これらの場所において測定された海面上昇の速度は、1世紀あたり 10センチから 23センチの間で変化していた。

これらの安定した、しかし控えめな現実の海面水準の上昇とは対照的に、気候変動に関する国連政府間パネル(IPCC)は、世界中の海面水位は、直ちにはるかに速く上昇するだろうと主張している。

しかし、先ほど提示した NOAA のアメリカ、あるいは島々の沿岸観測データは、そのような「海面が急速に上昇する」という主張をまったく示していない。

それだけではなく、 CO2の上昇と地球全体の平均気温の変動にもかかわらず、このような定常的で穏やかな海面上昇のパターンは世界中で観測されている。

国連政府間パネルとその支持者たちは、現在存在するデータでは、温暖化による「危険な海面上昇」についての懸念を裏付ける説得力のある証拠を提供することはできないはずだ。

過去に遡っても、気温の上昇によって海面レベルが 1世紀あたり 1フィート (30センチ)を超える上昇を起こすことは滅多にない。

現在の海面上昇傾向は、小氷期が終了した後からは、過去 90年間、本質的に一定なのだ。現代の産業の時代が始まってから、大気中のCO2レベルは、300ppm から今日の 410ppmまで上昇したが、海面レベルは一定の上昇率のままだ。

数十年前に、「極地の氷の喪失が劇的に加速し、北極海の氷が消失する」という、ひどい予測が立てられたが、その予測はまったく実現していない。

元オバマ政権の科学担当次官であったスティーブン・E・クーニン(Steven E. Koonin)博士は、2014年9月19日のウォールストリート・ジャーナルに次のように述べている。

「かつて気候への人間の影響は、現在よりはるかに小さかったにも関わらず、気象モデルによれば、今から 70年前の世界的な海面上昇率は、今日の観測値と同じくらい大きかったのだ」

私たちは、先ほど列挙したデータに加えて、長い期間の信頼できる海面記録を持つ 10の沿岸都市から収集された実際のデータを用いて、「 CO2の増加による海面の上昇」についての仮説を検証することができる。

それらの都市は下の地図に示されている。
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これらの都市のそれぞれは、文書化された長期的な海面上昇データを有しており、そのデータからは、次の 100年間のグラフを描くことができる。NOAA のウェブサイトで入手可能な次の 3つのサンプルがある。

スペイン・セウタの海面上昇率データと今後100年の上昇予測
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スペインのセウタのデータは、ほぼ平行な線を描く傾向を示している。このデータは CO2濃度と海面上昇との間に何の相関性も示していない。

現在のこの傾向が次の世紀にも続く場合、セウタの海面はわずか 7センチほど上昇すると予測できる。この 7センチという数値は、 NASA の元科学者ジェームズ・ハンセン(James Hansen)氏が最近予測した「世界的な海面水位の上昇は 3メートルに及ぶ」とした予測内容とは対照的だ。

ハワイ・ホノルルの海面上昇率データと今後100年の上昇予測
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ハワイでは、海洋の世界的な流れや地形的なプレート構造の動きのために、海面の変動が年々大きくなる可能性がある。しかし、ホノルルでは、1900年以来、平均14センチの海面上昇しか起きていない。

ホノルル周辺の海面は、今後 100年間でも 14センチの上昇にとどまり、ハワイのデータもまた CO2レベルとの相関は示さない。

アラスカ・シトカの海面上昇率データと今後100年の上昇予測
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アラスカのシトカの海面の傾向は、先ほどの場所とは対照的に、「下降」の傾向にあり、海面が上昇していない。

この変化の割合が続く場合、アラスカ・シトカの海面レベルは今後 100年間に 22センチ低下する。

シトカは氷河湾からわずか 160キロメートルで、ハバード氷河から 320キロメートルに位置する。氷河湾やハバード氷河は氷の融解を起こしているが、氷河の融解が海面上昇を引き起こしているというのなら、アラスカのシトカでも、それが見られるはずだ。しかし、現実は海面は「低下」している。

ただし、このシトカの異常は、世界の他にいくつかある地域の場合と同様に、海底の大地に原因がある可能性がある。バージニア州ノーフォーク地方などのような場所では、地下の岩石形成からの地下水が消失する結果、一部の土地が上昇し、他の地点は低下していくという変化が起こりやすい。

3つの観測地点のデータと、次の100年のグラフを示したが、観測データがある他の 7つの都市について、次の 1世紀で予測される海面上昇は次のようになる。

・米ニュージャージー州アトランティックシティ - 40センチ

・米テキサス州ポートイザベル - 39センチ

・米フロリダ州セントピーターバーグ - 27センチ

・米フロリダ州フェルナンディナビーチ - 21センチ

・インド・ムンバイ - 8センチ

・オーストラリア・シドニー - 7センチ

・デンマーク・スリプシャブ - 9センチ

この 10の沿岸都市の観測データと、今後 1世紀で予測される海面水準の傾向は、次の 3つの明白な結論につながるだろう。

1. 過去 1世紀には地球では劇的な海面上昇はなく、データからの証拠に基づいた予測でも、次の 1世紀に有意で危険な海面上昇は起こりそうもないことを示している。

2. これらの地域の海面上昇率(または下降率)が過去数十年またはそれ以上の世紀の場合とは大きく異なることを示す証拠はない。

3. 大気中の CO2 濃度と海面上昇率との間に相関はない。海面水位は CO2 濃度と関係なく、安定して穏やかな上昇であり、大気中の CO2 濃度が、過去の 280ppmから現在の 410ppmに上昇しても、上昇率は同じペースで継続している。


人類の化石燃料や人工的な地球温暖化の結果として、危機的に上昇する海面や島々の国が水没しているという主張は、恐ろしいエネルギー政策を要求したり受け入れることを脅かすように設計された賢い策略にすぎない。

これらの政策は、世界中の国々に対して手頃な価格の石炭や天然ガスを放棄させるもので、そして、これらの燃料を信頼性のない天候依存型の高価な風力、太陽光、バイオ燃料エネルギーに置き換えようとするものだ。

それらがもたらす結果は、経済、雇用、製造、食糧生産、貧困世帯に対して、そして地球の環境そのものに対して壊滅的なものになるだろう。

最終更新:2018/12/14 20:59

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2018/12/14 20:10

神話ではなかったソドムとゴモラの滅亡 かつて中東の上空で巨大天体が爆発し、死海周辺の古代文明が「4000℃の熱で一掃」されていたことが判明。回復にかかった時間は600年

科学メディア「ライブサイエンス」の報道より
3700-years-wipeout.jpg

今回ご紹介させていただくのは、中東の死海の北側で、

中東の死海の北側の上空で、「 3700年前に、500平方キロメートルに渡って、土地も人類も完全に一掃された爆発があった」という証拠が得られた

ことについての記事です。

冒頭のライブサイエンスなどの科学系メディアで、その研究について最近報じられていました。

500平方キロメートルというと、東京都の面積の 4分の1くらいで、地図を見てみますと、

「東京23区がそっくり消える」

というような規模の災害だったようです。

中東で天体の爆発で「消滅した」面積を東京にあてはめると

tokyo-compare-3700.jpg

その 3700年前の爆発時の地上の温度は、一瞬とはいえ、「場所により 4000℃を超えていた」ことが今回の調査でわかっています。

この空中の大爆発で地上が影響を受けるというのは、有名なところでは、1908年にロシアのシベリアで起きた「ツングースカの大爆発」と同じような事象だったと思われます。

このツングースカ系の爆発について、ホイル博士は以下のように記しています。

フレッド・ホイル著『生命はどこから来たか』より

ツングースカ型の爆発は過去1万3000年ほどのあいだに時折起こったに違いない。この時期の最初の頃は、元の彗星の分裂が激しく起こっていただろう。

彗星がまき散らした塵が太陽光を錯乱するために、何年間も黄道帯全体が輝いたのが見られただろう。彗星の分裂や、彗星が長く美しい尾を引く姿は、古代の空ではごく普通に見られたことに違いない。

神話、伝説、宗教がこのような経験を基にしていることは間違いない。そしてその経験は、地球上あちこちに分布した遊牧民の共通した経験であった。

実際、彗星の分裂は神々が争った様子として神話のなかに自然に取り込まれただろう。現在まで残ったほとんどの宗教にも、それぞれ別々の場所にもかかわらず、共通性が見られるものである。


このように書いていて、空中での天体の大爆発が、さまざまな神話や宗教の逸話の中に取り入れられているだろうと書かれていました。

1908年のツングースカ大爆発の想像図
tunguska-1908.jpg

そして今回ご紹介する 3700年前の「都市の消滅」の場所は、実は、聖書に出てくる都市「ソドムとゴモラ」があったとされている場所の一帯でもあるのです。

ソドムとゴモラ - Wikipedia

ソドムとゴモラは、旧約聖書の『創世記』19章に登場する都市。

天からの硫黄と火によって滅ぼされたとされ、後代の預言者たちが言及している部分では、例外なくヤハウェ(聖書における唯一神)の裁きによる滅びの象徴として用いられている。また、悪徳や頽廃の代名詞としても知られる。


こういうものであり、「なぜ滅ぼされてしまったのか」ということについては新約聖書にあるユダの手紙に以下のようにあります。

「ソドムやゴモラ、またその周辺の町は、この天使たちと同じく、みだらな行いにふけり、不自然な肉の欲の満足を追い求めたので、永遠の火の刑罰を受け、見せしめにされています 」

こんなような聖書の逸話が現実なら、現代社会の私たちのこの世は、もはや猶予ナシの状態なのかもしれないですが、いずれにしても、「滅ぼされた理由」はともかく、ソドムとゴモラの場所は死海周辺とされていることから、「かつて、死海周辺の都市が天体の爆発で消滅した」という出来事は、確かに聖書に書かれた「現実」ということだったのかもしれません。

なお、今回ご紹介する調査がおこなわれた場所は、タル・エル・ハマムという遺跡で、場所は死海北部の下の位置にあります。国家としての領域は、昼でも夜でも「夜だん」と言われて日本人旅行者たちが嘆くとされて久しいヨルダンに属します。

タル・エル・ハマム遺跡の場所
tall-el-hammam.jpg

では、ライブサイエンスの記事をご紹介します。

Cosmic Airburst May Have Wiped Out Part of the Middle East 3,700 Years Ago
livescience.com 2018/11/28

3700年前に空中での大爆発が中東の一部を消滅させた可能性がある

tall-el-hammam02.jpg
・タル・エル・ハマム遺跡

約 3,700年前、中東において、空中で大爆発が発生し、その熱と爆風が死海北側のミドル・ゴールと呼ばれる広大な土地を横切った。そして、それにより多くの人命が滅ぼされた証拠を発見したと考古学者たちが発表した。

この空中での巨大な爆発は、そこにあった都市を 100パーセント一掃しただけではなく、それまで肥沃であった土地から農業土壌を奪い去り、その地は、死海の無水塩水が広がることにより長く荒廃することになった。無水塩とは、塩と硫酸塩の混合物だ。

大地が一掃された面積は、死海北部の 500平方キロメートルに及ぶことが調査で判明している。

この研究結果は、アメリカ東洋研究所(American Schools of Oriental Research)において 11月14日から 17日にかけて行われた会合で発表された。

その論文で研究者は以下のように記している。

「考古学的な証拠に基づいて、この土地で一掃された文明が再び確立され、土壌の破壊と汚染から十分に回復するのに、少なくとも 600年かかったと考えられる」

破壊された場所の中には、古代都市タル・エル・ハマム(Tall el-Hammam)があった。

科学者たちが空中での天体の爆発を明らかにした証拠のひとつには、この古代都市タル・エル・ハマムの遺跡で見つかった 3,700年前の陶器があった。

この陶器には珍しい外観があった。

陶器の表面が「ガラス化」していたのだ。

陶器の表面が、ガラスに変化するためには、4000℃以上の熱が必要であり、そのような熱が発生していたとみられる。このような「4000℃の熱を撒き散らす」ような奇妙な破壊を引き起こす可能性のある唯一の自然発生的な出来事は、空中での大爆発で、それはたとえば、1908年にロシア・シベリアのツングースカで起きた大爆発のような現象だ。

また、影響を受けたこの地域内の他の古代都市の考古学的な発掘調査によると、約 3,700年前に、急激に「人口が消滅している」ことが示唆されていた。

この地域の異常な人口の消滅が起きた理由もまた、空中で爆発した流星か彗星によるものかどうかは不明だが、今のところ、この地域の近くでは天体衝突によるクレーターは発見されていない。

500平方キロメートルにわたって、土地が完全に破壊されたという事実は、その爆発が上空の非常に低いところで起きたということを示している。おそらくは、地上 1キロメートルより低い場所で爆発が発生したと考えられる。これと比較すると、ツングースカの大爆発の破壊の面積はさらに広く、2150平方キロメートルに及んだ。

最終更新:2018/12/14 20:10

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