【楽天市場】Shopping is Entertainment! : インターネット最大級の通信販売、通販オンラインショッピングコミュニティ 店長の部屋Plus

日別記事一覧

2018/10/04 21:05

地球の上層大気層「熱圏」が異常な寒冷化により、さらなる「崩壊」の傾向を見せていることをNASAが確認。過去に例のないこの大規模な異変は何を引き起こす?

9月28日のスペースウェザーより
chill-solar-minimum.jpg

聞き慣れないかもしれないですが、熱圏というものがあります。

あ違った。熱圏です。

この熱圏というのは、上層の大気構造のことで、いわゆる大気圏と宇宙空間の境目に位置しています。

熱圏の位置
thermo-sphere-1001.jpg

地球の大気圏は、たとえば上の図では区切りが入っていますが、実際には(当たり前ですが)厳密に区分けがなされているわけではなく、高度が上がれば上がるほど大気は希薄になり、そして大気のない宇宙空間となっていきます。

過去記事でも「高層大気の崩壊」について、ご紹介させていただいたことがありましたが、この熱圏については、今から 8年くらい前から「熱圏の崩壊」ということで、話題になっていたことがあります。

たとえば、下は 2010年7月の GIZMODO 日本語版の記事からの抜粋です。

NASAが記録的な上層大気の崩壊を発表

GIZMODO 2010/07/21

不吉なニュース...。

NASAが上層大気の熱圏崩壊を発表しました。「少なくとも過去43年間で最大の熱圏収縮」だと、発見報告書をまとめた主筆の米海軍研究所のジョン・エマート氏は話しています。

熱圏の収縮は今に始まったことではなく、太陽の動きが活発でない時期は大気も冷え込んで縮むものなので、2008年から2009年の太陽活動極小期にこのような現象が起こっていたこと自体は驚きでもなんでもないんですが、問題はその半端ない規模。「太陽の活動が活発でない」ということで説明のつく範囲を余裕で2~3倍超えちゃってるんだそうです。

「我々に理解できない何かが起こっている」(ジョン・エマート氏)

ひとつ原因として考えられるのはCO2排出で大気圏は温まってるんだけど上層は冷却されている、ということです。でも仮にそうだとしても、「それを勘定に入れてもまだ説明が追いつかないレベルだ」と氏は話してます。なんなんでしょうね。


このように、今から 8年ほど前に、米海軍研究所の方が、「我々に理解できない何かが起こっている」と言うほどの「熱圏の縮小」が起きていたのでした。

それは、上の記事によれば、

> 過去43年間で最大の熱圏収縮

ということになっていたようなのです。

そして、それから 8年後の今、その時の記録も上回るような熱圏の収縮が発生する可能性が高まっています。これは過去最大の記録となり得るものです。

熱圏というのは、非常に気温の高い領域なのですが、現在その熱圏の「劇的な冷却化(寒冷化)」が進行しており、そして、熱圏というものは、冷却化によって「縮小していく」ものなのです。

今回は、NASA のラングレー研究所という施設の科学者が「熱圏の冷却化が過去のすべての記録を上回る(それは熱圏の記録的な崩壊を意味する)」ことについて言及したことについての記事をご紹介したいと思います。

ちなみに、このラングレー研究所というのは、Wikipedia から抜粋しますと、以下のようなもので、NASA の象徴的な施設でもあります。

ラングレー研究所 - Wikipedia

ラングレー研究所は、NASAの最古の研究施設。

同研究所は多くの航空の歴史を生み出した。そこには超音速を導く航空機研究、世界初の遷音速の風洞の開発、月の引力と月面着陸のシミュレーション、火星探索機ヴァイキングの計画などを含んでいる。

これらのいくつかは科学上、航空機史上に名を残す程度の大進歩だった。


このようなラングレー研究所の科学者たちが、NASA の地球観測衛星のデータから導いたのが、「熱圏の過去最大の冷却化」だったのでした。

まずは、その記事をご紹介します。

ここからです。

THE CHILL OF SOLAR MINIMUM
spaceweather.com 2018/09/28

太陽活動極小期の寒冷化

太陽は、宇宙時代に入って以来、最も深い太陽活動極小期に入ろうとしている。2018年はその大半が黒点のない状態であり、また、太陽からの紫外線出力は急激に低下した。

そして、最近の新しい研究は、地球の「上層大気」が太陽活動に反応していることを示している。

NASAの研究施設「ラングレー研究所」のマーティン・ミリンザック(Martin Mlynczak)氏は以下のように述べている。

「地球の高層大気に冷却化の傾向を見ることができます。 宇宙空間に近い地球の高層上空にある大気が熱エネルギーを失っているのです。現在のこの傾向が続くなら、上層大気はまもなく宇宙時代に入って以来の気温の低い状態の記録を立てるだろうと思われます」

(※ 訳者注 / 宇宙時代とは、米ソが宇宙有人飛行を開始した 1960年代くらいから現在までのおよそ 60年間くらいです)

これらの結果は、 NASAの地球観測衛星タイムド(TIMED)に搭載された観測機器サーベル(SABRE)から得られた。 サーベルは、地球の表面から 100 〜300キロメートル上空の大気のエネルギーバランスにおいて重要な役割を果たす 2つの物質である二酸化炭素(CO2)と酸化窒素(NO)からの赤外放射を監視している。

これらの分子の赤外線の状態を測定することにより、サーベルは大気最上部のガスの熱状態を測定することができる。

この高層大気層は「熱圏」と呼ばれている。

サーベル観測の調査責任者であるミリンザック氏は、「太陽活動極小期の間には、熱圏は常に冷却されます。これは、約 11年間の太陽サイクルが地球に与える影響の中で最も重要な変化のひとつなのです」と述べる。

熱圏が冷却すると、熱圏は「縮小」する。そして、文字通りその大気の半径を減少させるのだ。

この熱圏の収縮は、低地球軌道の人工衛星の空力抵抗を減少させて、その寿命を延ばすことが知られており、これは良いニュースだと言える。悪いニュースは、スペースジャンク(宇宙ゴミ)の自然崩壊を遅らせ、地球の周りにさらに混乱した環境をもたらすことだ。

熱圏で何が起こっているのかを把握するため、ミリンザック氏たちの研究グループは最近、「熱圏気候指標」(TCI)という概念を導入した。太陽活動最大期には、この熱圏気候指標は「高い」と示され、太陽活動極小期の間は、それは冷却され、指標は「低い」と示される。

「今は非常に低いです」と、ミリンザック氏は言う。

「サーベルは現在、33億ワットの赤外線を測定していますが、これは、太陽活動が活発な時より 10倍も小さなものです」

サーベルが宇宙空間の軌道から観測を続けている期間はまだ 17年間だが、ミリンザック氏たちのグループは、この「熱圏気候指標」を 1940年代まで計算した。

また、熱圏の状態が、地磁気活動や太陽の紫外線など過去何十年も観測されてきたさまざまな変数にどのくらい影響を受けているかを、サーベルは明らかにし、その過去の記録は、熱圏気候指標と太陽活動サイクルの間に強い相関関係を示していることもわかった。

2018年の終わりに向かって、熱圏の状態は「冷却」に関して、宇宙時代の記録(※ 観測が始まって以来の記録)を更新する可能性が高くなっている。

ミリンザック氏は次のように言った。

「その記録的な寒冷状態には今はまだ達していませんが、今後数カ月の間に達する可能性があります」

ここまでです。

つまり、8年前に話題となっていた「熱圏の崩壊」を上回る冷却化、そして、それが意味する「過去にないほどの熱圏の崩壊」が、これから起きるということになります。

記事では、それは、かつてないほど弱い太陽活動に起因しているということも書かれてあります。

それにしても、実際には、

「熱圏が崩壊すると何が問題なのか」

ということに関しては、具体的にはわからないのです。

いろいろな説もあり、主張もあるでしょうけれど、何か統一した「影響への見解」が存在するというわけでもないと思われます。

しかし、具体的な影響はともかく、今、地球の上層大気圏は、さまざまなところで「かつてない状態」が見られています。

たとえば、熱圏より低い高層大気圏である「中間層」という場所でも、これまでにないような異様な状態が起きていることを以下の記事でご紹介しました。

大気層「中間圏」がかつてない奇妙な状態になっていることがNASAの衛星データにより判明。そこは「電離層の電子を刺激する場所」であることから個人的に思うことは

スペースウェザーの特集記事より
mystery-mesosphere-2018.jpg

高層大気の「状態の変化」が結果的にもたらすものは?

スペースウェザーの特集記事で、地球の大気圏の最も外側にある「中間圏」という大気空間で「異常が起きている」と報じられていました。

その異常というのは、この中間圏で発生する「夜光雲」というものの出現期間が変化してきているということでした。

夜光雲というのは、「雲」とはいっても、普通の雲とは形成される高さも見た目の状態もまったく違う現象ですが、それは時に本当に美しく夜の空で光り輝きます。

2013年6月にスコットランドで観測された夜光雲
noctilucent-clouds-2013jun.jpg

この夜光雲の形成される中間圏というのは、下の図で赤で囲んだ位置です。

「中間圏」の位置
what-is-mesosphere.jpg

50キロメートルから 80キロメートルの高さにあり、その上は「宇宙空間」ということになります。

そこで今起きていること自体がものすごく異常かどうかはともかくとして、そもそも、この夜光雲というのは以前はあまり見られなかった上に、今ほど明るいものではありませんでした。

私がブログを始めた頃から観測例が増えてきたという意味では「新しい現象」とも言えるもので、そして、過去のことなどを思い出しまして、いろいろと思うところもあるのですが、まずは、冒頭のスペースウェザーの記事をご紹介します。

A Mystery in the Mmesosphere
spaceweatherarchive.com 2018/08/15

中間圏で起きている謎

この夏、中間圏で何か奇妙なことが起きている。

中間圏は、地球の大気の層であり、大気圏にほぼ触れている場所だ。

地球表面から 83km上空までに広がる穏やかな大気の中で、中間圏の夏の水蒸気は流星の煙の周囲を包み込む。その結果、得られる氷の結晶の群は、高緯度の夜空で輝くように見える「夜光雲(NLC)」と呼ばれる現象を形成する。

夜間雲そのものは奇妙な現象ではない。

北方の空を観測している人たちは、近年では毎年夏に夜光雲を見るようになり、そのこと自体は最近では珍しいことでもなくなっている。

夜光雲は 5月頃から出現し、6月に最も多く観測され、最終的に 7月から 8月に出現しなくなる。

ところが、今年 2018年の夏は何かがおかしいのだ。

7月下旬に夜光雲は消滅していくどころか、珍しいほどの光度で出現し続けた。

下の写真は、7月26日にエストニアで写真家のカイロ・キッサク(Kairo Kiitsak)氏が撮影したものだ。珍しい明るさで空で輝き続けた。
kairo-kiitsak-0726.jpg

キッサク氏は、「心に響く光景でした。この夜光雲は、夜間の大半の時間でその姿が見えました。その中の 3時間ほどは強烈な波紋が出ていました」と述べる。

他の多くの観測者の方々も、7月に同様の夜光雲を観測しており、さらには、8月になっても夜光雲は観測され続けた。

2018年8月の上半期、スペースウェザーへの夜光雲の観測報告は、2017年の同期と比較すると 3倍もの数だった。

8月には消滅していた夜光雲が今年は消えなかったのだ。

この理由について、米コロラド大学の研究者たちが、原因を突き止めた可能性がある。

コロラド州大気・宇宙物理研究所(LASP)のリン・ハーヴェイ(Lynn Harvey)氏は次のように述べる。

「中間圏に予期しなかった水蒸気の急増が起きていることがわかったのです」

ハーヴェイ氏が NASA の人口衛星に搭載されているマイクロウェーブ・リム・サウンダー(Microwave Limb Sounder / MLS)という装置が取得したデータを使用して作成した下のグラフを見ると、今年の 7月下旬から 8月の中間圏は、過去 11年間の中で最も水蒸気に多く湿気に満ちていることが示されている。
water-vapor-2018.jpg

いつもより水蒸気が多く湿気が多いことに加えて、マイクロウェーブ・リム・サウンダー装置のデータによると、今の中間圏は通常より気温が少し低くなっていることもわかった。

湿った状態と低い気温の組み合わせは、氷結した夜間雲に適した条件を作り出していたと考えられる。

ハーヴェイ氏と研究チームは、なぜ、今の中間圏にいつもより多い水蒸気があるという状況が発生しているのかという謎について理解しようと努力している。

1つの可能性は、地球の南半球における惑星波(プラネタリー波)活動だ。この惑星波は、南半球で起きたものであっても、数千キロ離れた北半球の水蒸気を高層へ押し上げる可能性がある。

  (※訳者注) 惑星波とは、大陸や海洋の温度差や地形の高低差などによって大気が揺すぶられて生じる地球の大気の波の一つだと思われます。

この現象は現在進行中の太陽活動極小期とも関係している可能性がある。2018年以前の中間圏で最も寒冷で湿った年は、2008年から 2009年の太陽活動極小期だったことは注目に値する。

ここまでです。

先ほど、「過去記事で思い出すこと」があるようなことを書かせていただいたのですけれど、2012年6月に以下の記事で「夜光雲の異変」についてご紹介したことがあるのです。

謎の「光る雲」がどんどん高度を落としてきている
2012年06月26日
blue-clouds.jpg
スペースウェザーの記事「ELECTRIC-BLUE CLOUDS」より2012年6月24日にスコットランドで観測された夜光雲。以前なら高緯度でしか見られなかった夜光雲が、今では各地で見られていて、米国でも、コロラド州、ヴァージニア州、カンザス州、それと南部であるユタ州でも観測されていることが説明されています。

(訳者注) タイトルでは「謎の」としたのですが、これまでも通常に観測されていて、名称もある「夜光雲」(やこううん)というものに関しての記事です。

夜光雲は Wikipedia では、

夜光雲

中間圏にできる特殊な雲で、日の出前や日没後に観測される気象現象である。通常の雲が地上~10km付近にできるのに対し、夜光雲は地上約75~85 kmの中間圏界面付近にできる。高度の高い位置に発生するため、太陽が地平線付近にあるとき下から日が当たり、青白く輝いて見える。


普通の雲は、そのずーっと下の高度10キロメートル以下で発生するものがほとんどです。夜光雲の発生する場所はほとんど空気もなく、どちらかというと、宇宙空間ですので、「雲」というよりは宇宙現象に近いものかもしれません。

風船にカメラをつけて宇宙に飛ばして宇宙から地球を撮影することに成功した親子の話をご紹介したことがありますが、その時はその風船は最大で 30キロメートル付近の上空にまでのぼったのですが、その写真が下のものです。

19feet.jpg

上空 30キロでこの状態ですので、高層 70キロとか80キロとかは「ほぼ完全な宇宙空間」だということがおわかりだと思います。

夜光雲というのはそういう場所で発生する現象なんです。

上の Wikipedia では夜光雲の発生原因などについてもふれていますが、実際には、今でも確実な発生原因は特定されていないです。

しかし、タイトルの「謎」とはその発生原因のことではないのです。

現在の最大の謎は、

・以前に比べて異常に頻繁に、かつ広範囲で発生している。

・高度が下がってきている。

・輝きが増してきている


の3点です。

つまり「状態が変化してきている」ということが謎といえるようです。

今回の記事は、米国のユニバース・トゥディに「国際宇宙ステーションから撮影された夜光雲」の記事があり、それをご紹介します。

ところで、この夜光雲とは違うのかもしれないですが、「高層大気圏でのみ観測される雲」として有名なものに「銀雲」というものがあります。高層大気圏というより、「宇宙空間からのみ観測できる雲」ということなんですが、この銀雲は、昔から宇宙飛行士たちの間では「地上の自然災害と関係あるのでは」と言われてきていたものです。

ロシアの宇宙飛行士たちが確信した「銀雲」と地球上の災害の関連

かつてロシア(旧ソ連)には、宇宙ステーション「ミール」というものがありましたが、その宇宙ステーション・ミールで 1994年から 1995年にかけて、実に 438日におよぶ長期のスペース・ミッションをおこなったロシアのワレリー・ポリャコフという宇宙飛行士がいます。

このポリャコフさんには 1999年に記した『地球を離れた2年間』という名著の誉れの高い著作があるのですが、そこに「銀雲」についての記述があります。

銀雲(silvery clouds)というページに、その部分が書き出されていますので、一部抜粋します。

ワレリー・ポリャコフ『地球を離れた2年間』より。

それからもうひとつ忘れられない現象がある。それは"銀色の雲"のことで、地上で起きる災害と関連があると言われている。

それは不思議な雲だ。銀色の雲という、まことにロマンチックの名前は、地表が円形になる地平線上の60キロメートルから70キロメートルの上空にしか現れないところからきている。(中略)

その後、仕事の忙しさもあってこのエピソードは忘れられていた。ところがその晩、地上との定期無線交信のときに、アルメニアで大地震があり、膨大な数の犠牲者が出て、街は壊滅状態だという連絡があった。(中略)

2回目のフライトの際には、ロケットが打ち上げられ、安定飛行状態にはいるやいなや、巨大な銀色の雲を目にし、不吉な感情に襲われた。(中略)

管制センターとの無線交信によって、アメリカ合衆国のロサンジェルス市か、あるいはその近郊地域に大型の地震が発生し、大きな被害が出ているというニュースが伝えられた。

そして、地上に戻った後に、他の飛行士や、ロシアの学者たちとの話の中で、この銀色の雲が災害と結びついているのではないかという考えを強くしたというようなことなのですが、まあ、どうしてこのことを書いたかというと、夜光雲の出る高度と大体同じなんです。高層 70キロ程度の場所にできる。

silver.jpg
▲ 宇宙空間で撮影された「銀雲」の映像。

銀雲と夜光雲が同じものかどうかはわからないですが、宇宙空間からのみ観測できたような雲が今では地上からどこでも観測できるようになっているという変化が現在存在しているということは確かなことかもしれません。

Mysterious Noctilucent Clouds as Seen from the International Space Station
Universe Today 2012.06.25

ミステリアスな夜光雲が国際宇宙ステーションから観測される
noctilucent-clouds-iss.jpg

ナイト・シャイニングと呼ばれたり、あるいは、夜光雲と呼ばれるミステリアスな現象は見るぶんにはとても美しい自然現象だ。この夜光雲は、国際宇宙ステーションの宇宙飛行士たちからは地上から見るものとは違った見応えのある光景となる。

古来から夜光雲はその存在自体、珍しいものといわれていたが、最近になって、それらの光る雲の輝きは明るさを増していて、また、以前よりも頻繁に観測されるようになっている。

その高度も以前より低くなってきており、その明るさのため、今では日中でさえ観測できることもあるほどだ。

下の写真は 2012年 6月 5日に、国際宇宙ステーションから撮影されたものだ。
白い円弧のような輝きが夜光雲だ。
nasa-clouds.jpg

西アジアの上空で撮影された。

夜光雲の発生の原因については、これまでいろいろな議論がされてきた。

流星の塵、地球の温暖化、ロケットの排気などが原因としてあげられたこともあるが、最近の研究では、大気の気体組成や温度の変化が、夜光雲が明るくなってきている原因であることを示唆している。

(訳者注) 原因がどうであれ、以前は見えなかった「光る雲」がアメリカ大陸の中央部付近までも観測できることがあるということは、場合によっては、日本でも見られることがあるのかもしれないです。

このように、2012年の記事で、

「夜光雲は以前より明るくなっており、また高度も低くなってきている」

と記されていたのでした。

そして、今回のスペースウェザーの記事では、その理由がある程度は推測できるようなことになっています。

それは簡単にいえば、高層の中間圏の「湿気が非常に高い」ということです。

どうして、そのようなことになっているのかは、推測以上には今のところわからないですが、

・夜光雲の変化は高層大気圏の変化をあらわしている

とするなら、その影響は地上にも及ぶのでは、と、ふと思ったのです。

たとえば、先ほどの記事に、「地球の南半球における惑星波活動の影響」というものが出てきますが、「惑星波」というものの詳細な定義を私は知らないですが、つまりは、地球の「大気の波」のことだと思われますが、これが変化していることを意味している可能性がある。

地球の大気の波が大きく変化しているのなら、それは地上の気象やさまざまに影響するはずだと思われます。

しかし、それよりもうひとつ、とても気になったのは、やはり先ほどの記事に、

「今年の中間圏は気温が低い」

ということが書かれてあったことです。

何しろ、この中間圏というのは、元々「マイナス 100℃」とかの壮絶に低い気温の場所なのです。

それで、ちょっと、やややこしい話になるかもしれなくて恐縮なのですが、この中間圏というのは、

「電離層の電子」

に影響を与えているのです。

に影響を与えているのです。

下は Wikipdeia からの抜粋です。

中間圏の特徴 - Wikipedia
中間圏界面付近から上では大気に含まれる原子・分子が太陽からの紫外線によって電離し自由電子が増加する。

このような大気が電離している層を電離層といい、この最下層にあたる層は中間圏界面付近に位置し中間圏上層は電子密度が比較的多い状態となっている。


何が言いたいのかといいますと、「電離層での電子」というものが何と関係しているかという話なんです。

それは、

「大地震」です。

このことを最初に知ったのは、2011年3月11日の東北大震災の後でしたが、その時に下の記事を書かせていただいています。

衝撃のデータ 3月11日の地震の前に観測された日本上空の赤外線と電子量の急激な変化

個人的にかなり強烈な報道記事で、日本の地震と関係した海外の報道記事としては、今まで見たものの中で個人的に最も興味深いものです。

米国の科学技術系サイトのテクノロジー・レビューの5月18日の記事として掲載されていたもので、その内容は、

「マグニチュード9の地震があった前日までに日本上空の赤外線量と電離層の電子量が増大したことがデータ上で確かめられた」

という記事です。

今回紹介するのはその報道記事ですが、元となったカーネル大学のライブラリーにある学術論文(英語)はこちらにあります。


私はずいぶん以前から「地震の直前に地球の高層圏(地上から非常に高くて宇宙から観測するような場所)で発生事象の数々が起きる」ことに興味を持っていました。


下の図は今回の報道のもととなった研究発表文書にある図の中の「3月10日から3月12日」までのOLRと呼ばれる赤外線のエネルギー量の変化です。

・3月10日から3月12日までの赤外線のエネルギー量の変化
3-11-orl.gif

また、下の図は、3月8日の TEC値と呼ばれる、GPSでの解析による「電離層全電子数」の分布です。

・3月8日の電離層全電子数
3-11-tec.gif

赤い部分が電離層中の電子の数の多い場所です。日本周辺の真っ赤ぶりがおわかりでしょうか。これと、上の赤外線のエネルギー量の変化を見ると、ここから地震に関しての何らかの研究が導き出される可能性は「非常に高い」と感じます。

ところで、翻訳記事に出てくる DEMETER衛星観測 とは、こちらのサイトによると、

DEMETERは地震電磁気観測と地球電磁環境観測を目的としたフランス宇宙研究センター(CNES)の小型衛星プロジェクトで、2004年6月29日に打上げられ、マグニチュード4.8以上の地震 9000回との統計解析の結果、地震4時間前に夜間VLF帯電波強度が顕著に減少することを報告しています。

ところで、ずいぶんと昔ですが、こちらのブログの記事で、銀雲というものについてふれたことがありました。

これは「地球の表面の地平線の上の高度およそ60kmないし70kmでしか見ることができない雲」で、つまり宇宙からしか見えないのですが、ロシアの宇宙飛行士たちは「これが見えると必ず地上で地震が起きる」と言っていて、宇宙飛行士たちはこの高高度にある雲と地震の関係を確信していたという話があります。

私は地震の発生の原則についての推測に関しては今後も含めて書くつもりはないですが、地球で起こる多くのことに関して、宇宙線の関与が大きいとは考えています。書くとしたら日記で「娯楽として」書くと思います。

それでは、ここから記事の翻訳です。

Atmosphere Above Japan Heated Rapidly Before M9 Earthquake
Technology Review 2011.05.18

マグニチュード9の地震の前に急速に加熱された日本上空の大気

震源地上空の赤外線放出が東北大地震の前に急激に増加していたことを科学者が突き止めた
japan4.jpg

地質学者たちは、これまで、大地震の前に報告され続けていた奇妙な大気の現象についての理解に戸惑っていた。これらには確証がなく、また、これらの大気の状態と地震の関係を物語る上での裏付けとなるデータを手に入れることも難しかった。

しかし、近年、世界中の様々な研究チームが、地震地帯に監視ポイントをを建設し続けており、そして、そのいくつかの監視ステーションからは、すでに地震が発生した前後の高層大気の状態と電離層のデータを衛星に送っており、そこからのデータを入手することが可能となってきている。

2010年1月にハイチで発生したマグニチュード7の地震の前に、DEMETER宇宙船から得られたデータでは、超低周波無線信号の大きな増加を示していた。

そして、今回、 NASA のゴダード宇宙飛行センターが 3月11日に日本を荒廃に追い込んだ超巨大地震に関してのデータを提示した。

このデータの結果には多くの人々が驚くと思われる。

日本の東北でのマグニチュード9の地震の数日前より、電離層全体の電子量が劇的に増加したことがわかったとゴダード宇宙飛行センターの研究スタッフは言う。そして、この電子量は地震の3日前に最大限に達した。

同時に、衛星は巨大な赤外線放出を観測した。この赤外線の放出は、地震直前にピークに達した。

これは言い換えると、空気が加熱していたということになる。


これらの観測は Lithosphere-Atmosphere-Ionosphere Coupling メカニズムと呼ばれる考え方と一致している。

この考え方は、地震の前日には、実際には与えようとしている断層の大きなストレスがラドンの大量の放出を引き起こすという考えだ。

(訳者注) この「Lithosphere-Atmosphere-Ionosphere Coupling メカニズム」は「地圏 -大気圏-電離圏結合」という日本語になるようです。下に説明ページのリンクを示してありますので、ご参照ください。


このガスからの放射能は大規模に空気をイオン化し、いくつかの影響を与えると思われる。水分子が空中でイオンに引きつけられるので、イオン化が水の大規模な凝結を誘発するのだ。

しかし、結露のプロセスも熱を放つ、そして、赤外線放出を引き起こしている理由はこれだ。

NASA の研究チームは、 「3月8日赤外線の急速な増加が衛星データから観察されたことを、我々の最初のデータが示している」と言う。

これら赤外線の放出は、電離層とその全体の電子の含有量を増加させる。
そして、これは確かに、岩石圏、大気と電離層がひとつの方向として不安定にさせられるという意味を持つと思われる。

問題は、今回得られたこの証拠が、どの程度まで一般化した意見となり得るかだ。

日本で発生した大地震は、世界で起きた地震の中で最も大きなもののひとつであり、今後においても研究されるべきトップクラスの現象であり続ける。

今回のデータを最大限に活かすチャンスを作らなければ、地震研究に明日はないかもしれない。

(訳者注)

Lithosphere-Atmosphere-Ionosphere Coupling(地圏 -大気圏-電離圏結合)

について。

地震に関連する地圏 -大気圏-電離圏結合より。

大地震や津波が大気重力波等を通して電離圏まで影響を与えることはよく知られています。。一方、地震時・後のみならず地震前においても電離圏擾乱が見られるという指摘が80年代ぐらいからされており議論が盛んです。現在は、メカニズムが仮説の段階であること、統計的解析が不十分な場合も多いため現象の存否については決着がついていません。しかし、近年のいくつかの論文では、統計的に有意なものがあり、さらに研究する必要があります。これらの大気圏・電離圏擾乱と地震の因果性については、地震による影響のみならず、これら擾乱が他の地震発生要因の副産物として観測されている可能性もあります。


要するに、以前より地震の前には電離圏に何らかの異常等が起きることが確認されていたということのようです。

最近では、下のような「中国が高層電離層の攪乱システムを開発している」というようなことを記事にしたこともあります。

気象コントロール戦争レースの行く末は… : 世界最大級の「高層電離層の攪乱システム」を建設している中国政府。そして「2025年までに気象を手にする」と宣言したアメリカ政府。「地球の気象を牛耳る」のはどちらか

2018年6月28日
香港の英字紙サウスチャイナ・モーニングポストの記事より
china-play-god.jpg

カナダのメディア「グローバル・リサーチ」の記事より
weapnized-weather-usm.jpg

Could this new Chinese radar system really be used to play God with the weather?
South China Morning Post 2018/06/07

新しい中国のレーダーシステムは本当に天気に介入して、神を演じるために使用することができるのだろうか?

中国は南シナ海で通信システムを完全に遮断できるシステムを構築しているが、これらのシステムは、たとえばハリケーンのような自然災害を引き起こすこことが可能だと確信する科学者も多い。

サイエンスフィクションのように聞こえるこのシステムは、パルス状のエネルギービームを用いて、高層大気の荷電粒子を操作する。

これには民間および軍事的な用途があり、両方の分野でアメリカの優位性に挑戦するものである可能性がある。

アメリカ軍はすでに同様の技術に取り組んでいるが、ハリケーン、台風、津波などの災害を引き起こすことは、政府が神を惑わす可能性があるようなものだとして、批判され論争を呼んだことがある。

しかし、アメリカ空軍と海軍、そして大学の資金提供を受けているアメリカ政府のプログラムは、予算削減のためにその継続に対して不確実な未来に直面しているが、中国はこの分野でその仕事をスピードアップする用意があるのだ。

当紙は、中国政府が海南島のリゾートである三亜で強力なシステムを建設する準備を整えている情報を入手している。

ハイパワー・インコヒーレント・スキャッタ・レーダー(High-powered Incoherent Scatter Radar,)と呼ばれるこの装置は、シンガポールから 2,000キロメートル以上離れたところにある原子核粒子の流れに影響を与えることができるとされている。

この施設は、南シナ海で最も強力なレーダーであり、このシステムが極端な気象事象を発生させるために使用できるかものかどうかはともかくとしても、現実的に、中国の潜水艦戦闘能力を向上させたり、他国の通信ネットワークを混乱させたりするような「 大気中にブラックホールを作り出す」ことができるものではあるのだ。

この装置は、電磁エネルギーの急速なパルスを生成することによって働き、地球の高層大気圏である電離層にそれらを伝播させることができる。

要するに、電離層の電子への刺激は、

「何かになる」

ようなのです。

だから、中国政府も莫大な予算をかけて、その研究をおこない、おそらく設備建設に着手している。

その「何か」が「何なのか」はわかりません。つまり、正確には「どんな影響なのか」はわからないです。

しかし、電離層の電子と「大地震」が関係しているという事実が明らかになっている今、電離層の電子を刺激する「中間圏の異変」というのは、なかなか刺激的な事実なのかもしれないと思ったのでした。

もはや、今の時代は、

「空で起きることは空だけの問題ではなく」

「地上で起きることは地上だけの問題ではない」


というような下手な詩のような世界であり、そういうことが次々と明らかになりつつあるからこそ、今回の中間圏の変化という本来なら「空だけのニュース」から奇妙なことに思いを抱いてしまいました。

最近は、中間圏を含めた高層大気でいろいろな異変があり、さまざまなことをご紹介してきました。

下のように、規則正しく続いてきた成層圏の気流の巨大サイクルが「崩壊」していることがわかったりしています。

気流の崩壊は続く 規則正しく続いてきた成層圏の気流のサイクル「準2年周期振動」の規則性が2015年に崩壊したことがアメリカ地球物理学連合の研究で明らかに

2016年9月4日
stratospheric-wind-anomaly.jpg

Mysterious anomaly interrupts stratospheric wind pattern
THE WATCHERS 2016/09/02

不可解な異常が成層圏の大気の流れの規則性を遮断している

科学者たちは現在、赤道成層圏においての東風と西風の典型的な交互の流れの規則の偏差を観察している。これは、これまでおこなわれたことがなかった観測だ。

私たちが地球上で経験する気象は、一般的に対流圏で発生する。対流圏は高層大気の最も下にあたる場所だ。

troposphere-a.jpg

しかし、地球の対流圏の上にある成層圏は、彼ら独自の風を生み出している。

今回の観測による新しい研究で、科学者たちは、信頼性の高い成層圏の風の規則に異常な妨害が起きていることを報告した。

この成層圏の風の規則は「準2年振動」として知られている。

これは、赤道上空の成層圏では赤道を中心とする南北対称な東風と西風が約1年交代で交互に現れる大気の規則で、強い西風で始まる準2年振動は、約1年かけて、これらの西風が徐々に弱まると、今度は西風と交代するように、東風が下部成層圏に高度に落としてくる。

このサイクルは、平均的に 28ヵ月周期で繰り返されるている。

1953年以来、科学者たちは、ラジオゾンデとして知られている機器によって赤道風を観察している。ラジオゾンデはゴム気球により上空に運ばれる。

(訳者注)ラジオゾンデ とは、地上から上空の高層気象観測の気象データ(気温、湿度、気圧)を随時観測するために、主にゴム気球で飛ばされる無線機付き気象観測機器のこと。写真は、気象庁のラジオゾンデ。
radiosondes.jpg

その観測の中で、準2年振動は、1960年代初頭に発見された。

準2年振動の各サイクルの時間的推移は、数か月程度の幅で変化することはあるが、全体としての規則性はこれまでの観測の中で、途切れることなくこのサイクルは推移していた。

ところが、今回の観測では、世界中のいくつかの赤道地点でラジオゾンデを用いたデータから科学者たちが発見したことは、今まで一度も途切れることなく続いていたこの準2年振動が、2015年に通常のパターンから逸脱し始めたことだった。

通常なら、西風の高度が下がり、それとシンクロするように風邪は弱くなり、東風が置き換わる必要があるが、2015年には、そのようにはならず、西風の高度が上に変化し、高高度の東風の下降を妨害しているような動きを見せたのだ。

これは、準2年振動の通常の動きとは違うものだった。

研究者たちは、この異常の原因を特定するために、風や温度のデータの分析を続行することを予定している。そして、これらの異常が、何らかの影響につながるかもしれない可能性についても検討する。

彼らのこの調査は 2015年から 2016年まで続いたエルニーニョ現象と、気候変動との関連についての調査も含まれる。

ここまでです。

ちなみに、「準2年振動」とか、あるいはエルニーニョも「南方振動」というような日本語名称となっていますが、この「振動」というのは、一般的な日本語の感覚での、ガタガタとかいう振動のイメージのものではなく、気象学でいえば、

「振動とは周期性をもって繰り返される現象のこと」

を言うそうです。

このような発生する「サイクル」を持っている大気現象が、地球にはいくつもあり、なぜ、そして、どういうメカニズムでそれらのサイクルが存在しているのかはいまだに「ひとつも」わかっていませんが、そういう中のサイクルのひとつが、「今、壊れた」ということになりそうです。

・中間層は電離層と関係している

ということと、

・電離層の変化は大地震と関係している

というようなことも少し書きました。

そして、今回の「熱圏」もまた、Wikipedia には下のようにあり、電離層を持っています。

熱圏の大気の分子は太陽からの電磁波や磁気圏で加速された電子のエネルギーを吸収して一部が電離している。

この電離したイオンと電子が層になっているのが電離層である。 (熱圏 - Wikipedia)


ちなみに、オーロラが発生するのも熱圏です。

オーロラというのは、熱圏の大気の分子に衝突して作られるものであり、あの輝きを見るだけで、それが「どれだけ高いエネルギーによって作られているか」が想像できるかと思われます。この熱圏で起きているさまざまなことには、大変なエネルギーが関与しているようなのです。

下の写真は、つい最近のオーロラの光景ですが、これも熱圏で作られるのです。

9月29日 アラスカで撮影された白鳥のごときオーロラ
fairbanks-alaska-0929.jpg

この2、3年、オーロラの様相がちょっとものすごくなっていまして、太陽活動の問題だけではなさそうな感じがあったのですが、激しいオーロラが増えた理由も、「熱圏の崩壊と関係があるかもしれない」と考えると、何となく納得できます。

しかし、オーロラはともかくとして、熱圏や中間層の異変や崩壊は、「空で起きることだけに影響を与えるのではない」と私は思っています。

・気象
・地震
・噴火

などを含めた地上への直接的な影響と関係があると考えてはいます。

しかし、その具体的なメカニズムは私にはわかりません。

わかりませんけれど、結局、「地球の環境がおかしくなる」ということについては、「すべての相乗作用」なのだろうとは思うのです。

気象が異常だとか、気温がおかしいとか、地震が増えたとか、いろいろと個別に考えているようなことは、すべて「何か」と関係していて、すべてがその「何か」の作用の中で、このようになっている……というように思ったりするのです。

今回の話でいえば、太陽がとても大きな役割をしていますけれど、「太陽が絶対的な存在」というようなことでもないでしょうし。

具体的なことはいろいろとわからないですけれど、地球は今、宇宙大気圏も含めて「全体として奇妙な状態に突入している」ということなのだと私は理解して生きています。

最終更新:2018/10/04 21:05

このお店で1週間以内に売れた人気アイテム

2018/10/04 19:49

10/4メーカーのピートモス5-20mm在庫40袋です。

日々変動してます。

在庫が切れたら多分

1ヶ月か2ヶ月かかる場合もあります。

日本に向かっていますが到着の日程決まっていません。

なので、ピートモス5-20mmの使用するお客様は、

問い合わせお願いします。

メルマガを購読

最終更新:2018/10/04 19:52

ページ上部へ

カレンダー

2018年10月
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

今月