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2018/03/20 21:19

季節はすでに春の3月下旬に完全に凍結したデンマークのバルト海沿岸の街

2018年3月18日 バルト海のデンマーク側の沿岸にて
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日本は寒暖ありながらも、春めいた日々も多くなってきましたが、この冬、非常に激しい寒波に見舞われ続けているヨーロッパでは、特に東欧や北欧などで、いまだに度重なる超寒波に繰り返し襲われています。

それを象徴しているひとつとして、この 3月中旬から北欧付近にかけてやってきた超絶寒波でした。

下は、3月16日の北欧諸国からバルト海周辺の気温ですが、フィンランドやスウェーデンでは、-30℃以下の場所なども散見され、いくら何でも、3月としては異様な気温状況となっていました。

neu-temperature-0316.jpg

そんな中で、3月18日から 19日、北欧とデンマークなどに囲まれているバルト海の沿岸各地で凍結した状況が出現し、中でも、平年は沿岸が凍結するというようなことにはならないデンマークの沿岸も各地で「氷の光景」に覆われました。

3月19日 デンマーク沿岸
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バルト海は下の位置となります。

バルト海と海岸が凍結したデンマークの位置
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3月19日 デンマーク沿岸の光景
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ヨーロッパの寒波も、さすがにもうそろそろ終わりに向かうとは思いますが、現状は、いまだにそれなりの広い地域で、春の気配とは遠い状況となっているヨーロッパではあります。

最終更新:2018/03/20 21:19

このお店で1週間以内に売れた人気アイテム

2018/03/20 20:02

私たちは毎日プラスチックを飲んでいる : 世界保健機構(WHO)が「ペットボトル入りミネラルウォーターの90%以上にプラスチックが混入している」という調査結果に対し声明を発表

2018年3月15日の英国ガーディアンの報道より
plastic-news-guardian.jpg

食物連鎖からペットボトルまで、あらゆるものから人体に入ってくるプラスチック

最近、ふたつの調査期間がそれぞれ、各国で一般的に消費されているブランドのミネラルウォーター中に「どのくらいのプラスチック片」が含まれているかを検証する調査をおこない、その結果を発表しました。

その結果が、先日、欧米のメディアで大々的に報じられていまして、冒頭のガーディアンの記事もそのひとつです。

今日はこの記事をまず、ご紹介したいと思います。

以前から「現在の海のプラスチックの状況」について、たまに記事にすることはありましたけれど、現在の海の状況というのは、微細なものから大きなものので、大変な数のプラスチックに満たされています。

そして、小さなプラスチックは小さな海洋生物に影響し、大きなものは大きな海洋生物に影響するということが現実があります。

それについては、以下の記事などに記したことがあります。

microfiber-plankton-01-300x169.jpg
「マイクロファイバーがプランクトンを殺しながら食物循環に入る様子」が初めて撮影される。そして、魚、微生物、クジラ、海鳥などあらゆる海の生物たちがプラスチック大好きな状況から想像する「海の終焉の日」

2017年3月11日の英国BBCの報道より ・BBC 「海が廃プラスチックで汚染されている」という響きは、今までかなり頻繁に聞いていることではあります。 たとえば、その廃プラスチックによって魚類や大型 … 続きを読む

この記事では、魚もですが、「プランクトンまでがマイクロファイバーを食べて死んでいる」という現実などにもふれています。

マイクロファイバーが体内で詰まった状態のプランクトン
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今は「海はプラスチックでいっぱい」の状況ですから、それが私たち人間に回ってくるのは、食物の連鎖的な部分で当然なのですが、今回は、「ミネラルウォーターのペットボトルからも」ということで、海以外からも、私たちの体内には日々プラスチックが入ってきているといえるのかもしれません。

今回のタイトルの「私たちは毎日プラスチックを飲んでいる」というフレーズは、同じ報道を扱っていたアメリカのタイムの動画ニュースに、以下のような文字での説明があったことによるものです。

3月15日の米国タイムの動画ニュースより
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今は、どこの国でも飲料水をペットボトルのミネラルウォーターで摂取するのは、かなり普通のことだと思われます。ミネラルウォーターは確かに衛生的で、細菌や寄生虫は混入していはいません。しかし、プラスチックの含有量もまた豊富なようです。

それでは、英国ガーディアンの記事です。

WHO launches health review after microplastics found in 90% of bottled water
theguardian.com 2018/03/15

90パーセント以上のボトル入りミネラルウォーターからプラスチックが検出されたことを受けて、WHOは声明を発表した

研究者たちは、一般的なボトル入り飲料水ブランドから発売されている製品から検出されるプラスチック・ファイバーの含有レベルは、水道水で見られるものの 2倍になる可能性があることを見出した

世界保健機関(WHO)は、世界で最も人気のあるボトル入りミネラルウォーター・ブランドのいくつかのペットボトル製品を新たに分析した結果、それらの 90%以上に微細なプラスチックが含まれていることが判明した。以前の同様の研究では、水道水の中に高レベルのマイクロ・プラスチックが発見されている。

この新しい調査では、11カ国の異なるブランドから出されている 259本のミネラルウォーターのペットボトルを分析した。

その結果、ミネラルウオーター 1リットルあたり 325個のブラスチック粒子が検出された。

分析されたそれぞれのボトルは、アメリカ、中国、ブラジル、インド、インドネシア、メキシコ、レバノン、ケニア、タイで購入されたものだ。

試験した 259本のボトルのうち、プラスチック粒子が含まれていなかったのは、17本だけだった。

その中で最も高かったのは、Nestle Pure Life (海外のミネラルウォーター)で、1本のボトルから、水 1リットルあたり 10,000個という高濃度のプラスチック粒子が検出された。

調査をした科学者たちは、以前報告された水道水の研究と比較し、「ペットボトル入りのミネラルウォーターの中には、水道水の約 2倍のプラスチック粒子が発見された」と記している。

この新しい調査によると、見つかった最も一般的な種類のプラスチック断片は「ポリプロピレン」で、これはボトルのキャップを作るのに使われるのと同じ種類のプラスチックだ。

世界保健機関(WHO)のスポークスマンは、この調査に関して、ガーディアンに、この問題が人体の健康に影響にする可能性についての証拠はまだ出ていないが、新たな懸念事項ではあると認識しているとした。

また、この調査と関連がないもうひとつの分析もなされていた。これは、消費に関するキャンペーン団体「ストーリー・オブ・スタッフ( Story of Stuff )」に委託されたもので、アメリカの 19種類のペットボトル入りミネラルウォーター・ブランドを調査した。その結果、アメリカのミネラルウォーターにも、プラスチック・マイクロファイバーの含有が広範囲に広がっていることが判明した。

この研究を行ったうちのひとり、アビガイル・バロウズ(Abigail Barrows)氏は、プラスチックがボトルに入る可能性のあるルートはいくつかあると語った。

「プラスチックのマイクロファイバーは容易に浮遊します。それは外部だけでなく、明らかに工場内でも起きています」と言う。

そして、科学者たちは、海洋のマイクロプラスチックによる汚染は恐らく懸念されているよりも悪いと述べる。

キャンペーン団体のジャクリーン・サヴィツ(Jacqueline Savitz)氏は次のように述べている。

「プラスチックが海洋動物の体内に蓄積し続けていることは広く知られています。水中のマイクロプラスチックは、それ自体、そして、そのプラスチックの中の有毒化学物質、および食物連鎖の最終的な位置にいる海洋動物へのそれらの暴露の影響という三重の被害を及ぼしていると考えられます」

しかし、一方で(調査でプラスチックが検出された)ネスレ社は、この研究の方法を批判し、今回使用されていた「ナイルレッド色素」というものを使用する技術は、「誤った検出結果を生成する可能性がある」と主張している。

また、コカ・コーラ社は BBC の取材に対し、製造過程には厳格な濾過方法があると語った。つまり、現在の環境中に普遍的に偏在するプラスチックは、その微細なファイバーが 「より高度に処理された製品の中でさえも細かいレベルで見られる」ことを意味している。

ここまでです。

今回調査された製品には、日本のもの、あるいは日本で一般的によく売られているものに関しては、リストにありませんでしたので、日本で販売されているミネラルウォーターの詳細についてはわかりません。しかし、世界的なブランド商品の研究の結果として「 90% 含まれていた」ということなら、日本のものも、ある程度は含まれているのがむしろ自然な感じがします。

ところで、このプラスチックが「人間の体にどういう影響を与えるかの」ということについては、大きな結論が出ているものではないですが、いくつか出ているものとして、研究から以下のようなものが強く示されています。

プラスチックの人体に対して影響の可能性の強いもの

・腎臓、および脳の損傷との関係(プラスチック成分のビスフェノールA)

・子供の問題行動と関係している(プラスチック成分のフタル酸エステル類)

・男子の生殖機能を低下させる(ビスフェノールA、フタル酸エステルどちらも)


「男性の精子の減少」は著しいもので、以下のグラフでわかるように、40年で半分以下となっています。

イスラエル・ヘブライ大学の研究による男性の精子の減少の推移
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これはイスラエルでの研究ですが、「西洋ではどこでも減少している」というのが特徴で、西洋以外でも日本などでも近年大きく減少しています。

もはや一種の「異常事態」でもあるのですが、こういうことにはいろいろな原因があるであろうにしても、プラスチックの成分のいくつかには男子の生殖機能を低下させる作用があることもわかってきています。

もちろん、プラスチックのこれらの影響は、人間の男性に対してだけではなく、かなり広い範囲での生物の繁殖の阻害に関わっている可能性があります。

2016年のアメリカの報道で、海のプラスチック汚染と人体への影響の可能性を記した記事があるのですが、その中から抜粋して、今回は締めたいと思います。

思っている以上に、海のプラスチックは「極めて厄介な存在となりつつ」あることがわかります。

魚を経由して私たち自身も相当なプラスチックをすでに摂取していると思いますが、今それに加えて、場合によっては私たちの日常にありふれているペットボトル飲料からも、「プラスチックを飲んでいる日々」となっているようです。

では、ここから 2016年のエポックタイムズの記事です。

How Tiny Pieces of Plastic in Our Oceans Are ‘Terrifying’
theepochtimes.com 2016/08/02

海におけるプラスチックの小さな粒子は「いかに恐ろしいものか」

もうずいぶんと長い間、魚は海洋中の小さなプラスチックの粒子を食べ物と誤って食べ続けている。

英国プリマス大学の海洋生物学教授リチャード・トンプソン(Richard Thompson)氏は、人の髪の毛よりも細いこともある「マイクロ・プラスチック」が現在、魚の集団 の 85 - 90% の体内にあると述べる。

そして、私たち人間はその魚たちを食べている。

2014年、研究者たちは、米国のカリフォルニアとインドネシアの市場から数十種類の魚を購入した。その魚たちを調査した結果もカリフォルニアの市場の魚では 10匹に 1匹の割合で体内にプラスチックがあった。インドネシアでは、その割合は 4匹に 1匹だった。

海洋のプラスチック廃棄物の人間への直接的な影響はまだ詳細には分かっていないが、それを示唆するいくつかの研究はある。

最近、科学者たちは、プラスチックの人体への悪影響について、プラスチック成分のビスフェノールAが、人間の腎臓、肺、および脳の損傷と関係していることを見出した。

また、フタル酸エステル類が、脳の損傷と子供の問題行動と関係していることなどがわかってきている他、男性の生殖機能を低下させることにも関係している可能性が見出されている。

しかし、研究は難航している。たとえば科学的な調査では、通常、何らかの健康への影響を測定するためには「対照群(その影響に曝露していない人たち)」が必要だ。しかし、プラスチックの場合、現在すでにプラスチック汚染に曝されていない人たちを見つけることがますます困難になってきているからだ。

ブラスチックを含む化学汚染に関する研究の最前線の 1つは、米アリゾナ州の環境保全センターがおこなっているものだ。ここでは、プラスチック汚染に付随する化学物質が、最終的にどこにまで至るかを正確に調べようとしている。

研究はまだ途上だが、動物や生態系へのすでに知られているプラスチックによる影響は、私たち人間への影響をも示唆しているかもしれないという。

「この問題の未知数であり、本当に恐ろしいものだと感じます」と、環境保全センターの研究者は述べる。

2013年には、海洋環境から採取したマイクロ・プラスチックを含む食物をメダカに与える実験をしたが、それらのメダカで病変や肝障害の症状を呈するものがあった。

しかし、それより 1つの影響が最も顕著だった。 それは「飢餓」だ。プラスチックを食べた魚たちは、胃の中のそのプラスチックにより満腹感を得てしまっており、完全な栄養失調を引き起こしていたのだ。

この問題は、魚の繁殖を妨げる可能性がある。少なくとも、ウミガメへの影響は知られている。25年間海ウミガメを研究してきた海洋生物学者のウォーレン・J・ニコルス氏によれば、ウミガメは、プラスチックを食べると、栄養失調を引き起こし、まったく繁殖できなくなるという。

最終更新:2018/03/20 20:02

2018/03/20 19:52

またも大地溝帯の上でアフリカのケニアで全長3キロメートルを越える巨大な亀裂が発生

2018年3月15日 ケニヤ・ナロクにて
kenya-crack-0315.jpg

亀裂を報じるケニアのニュースより

https●://youtu.be/srEeuG14dpI

アフリカのケニアのナロクという場所で、突如とした巨大な亀裂が発生するという出来事が報じられています。

発生した巨大な亀裂
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ナロクというのは、下の位置にありまして、ケニアの首都ナイロビとも近い場所です。

ケニア・ナロクの場所
kenya-narok-map.jpg

ケニアの報道によれば、このナロクを含めた地域は、相当な悪天候に見舞われていて、大雨による洪水なども発生していたとのことで、その大雨の後に、この亀裂が発生したそうです。

当局は、「大雨との関連を調べている」とのことですが、これだけの亀裂が一回の大雨だけで突如として発生することは考えにくいことです。

おそらくは、地盤そのものがもともと脆くなっていたところに、「洪水というトリガー」がきっかけとなり、このような大規模亀裂に結びついたのかもしれません。

現場に視察に訪れたケニアの地元当局者たち
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この場所を見て思いだしたのは、2月の終わりに書きました以下の過去記事で取りあげました出来事です。

・サウジアラビアの「大地溝帯」に巨大な亀裂が発生
saudi-crack-0226.jpg

サウジアラビアで、やはり巨大な亀裂が突如として発生したことをご紹介したものですが、この場所は、「将来、ここからアフリカ大陸が分断されるとされている」大地溝帯という地質的な場所の上でもありました。

そして、今回のケニアの亀裂の場所も、やはり大地溝帯の上なのです。

下は、サウジアラビアの亀裂の場所と、今回のケニアの亀裂の場所を☆徴で示したものです。

2018年2月に亀裂が発生したサウジアラビアと、今回のケニアの場所
saudi-kenya-crackmap.jpg

どちらも見事に大地溝帯の上であることがわかります。

大地溝帯は巨大な地質構造ですので、サウジアラビアと今回のケニアではあまりにも距離か遠く、その関係性を述べるには難しいような位置関係なのかもしれないですが、「全然関係ないのか」というと、それもまたわからないことです。

これから、この大地溝帯上で他にも何か地質的事象が起きていくとするならば、もしかすると地球で最大規模の変動を起こす可能性のある地質構造に何か動きが出ているということを示している部分もあるのかもしれません。

最終更新:2018/03/20 19:52

2018/03/20 19:44

南米ウルグアイのリゾートを一晩中照らし続けた壮絶な落雷の連続

2018年3月14日 ウルグアイのプンタ・デル・エステにて
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夏の終わりを迎えている南半球での天候の激しさについて、最近ご紹介することが多くなっていますが、南米ウルグアイのプンタ・デル・エステで、3月14日、非常に激しい雷雨に見舞われて、その様子は数多く報道され、SNS にも写真などが投稿されました。

3月14日 プンタ・デル・エステでの落雷
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プンタ・デル・エステというのは、緯度でいえば、地理のサンティアゴや、アルゼンチンのブエノスアイレスと平行に並んだ「南緯 33度線上」にある街で、ウルグアイ有数のビーチリゾートでもあります。

プンタ・デル・エステの場所
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観光地であるだけに、人も多く、それだけたくさんの人たちによりこの日の落雷の様子が撮影されたようです。

悪天候の記録ではありながら、ここまで見事な落雷となりますと、稀少な美しさをも醸し出している感もあり、これが一晩続くという体験はそうできるものではなさそうです。

プンタ・デル・エステのその日の落雷の様子をご紹介します。

2018年3月14日 プンタ・デル・エステ(ウルグアイ)の夜

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最終更新:2018/03/20 19:44

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