【楽天市場】Shopping is Entertainment! : インターネット最大級の通信販売、通販オンラインショッピングコミュニティ 店長の部屋Plus

日別記事一覧

2018/01/10 23:29

 国が首都直下地震対策特別措置法で「緊急対策区域」に指定した1都9県の309区市町村のうち、同法に基づき緊急輸送道路を整備したり、燃料備蓄を増やしたりする計画を作った自治体が一つもないことを、内閣府が毎日新聞の取材に対して明らかにした。区域指定から約3年9カ月がたつのに特措法が生かされていないことに、自治体からは「国は説明不足だ」と声が上がっている。

20180107-00000004-mai-000-1-view.jpg
首都直下地震緊急対策区域

特措法は東日本大震災の被害などを受け、今後発生が予想される首都直下地震対策を推進するため、2013年12月に施行された。政府は翌14年3月に緊急対策区域を指定。区域となった309区市町村と1都9県は、重点的に防災対策を進める必要があり、自治体ごとに地震に備えた対策計画を作ることができる。

 例えば309区市町村は、「特定緊急対策事業推進計画」を作り国に認められれば、建物内に現在の法律で認められた以上の燃料を備蓄できる。さらに、本来の目的以外には使えない公共施設を避難所に転用することも可能になるが、全く活用されていない。

 また、309区市町村のうち、国の重要施設や企業の本社が集まる東京都心の千代田、中央、港、新宿区は水道などライフラインの耐震補修や、帰宅困難者対策を重点的に進めることが必要な区に指定された。この4区が「首都中枢機能維持基盤整備計画」を作れば、街の再開発などを行う際、物資輸送がしやすくなるよう特例で道路を拡幅したり、一時避難などに使える公園を整備したりすることができるようになるが、計画を作った自治体はない。 東京都港区の防災課は「特措法で具体的にどんな防災対策ができるのか分からず、動けない」という。

 ほかに特措法に基づき自治体が作ることができる計画には、1都9県が住宅の耐震化や防災施設整備などの目標を定める「地方緊急対策実施計画」がある。しかし、計画を策定しているのは千葉、神奈川の2県にとどまる。

 国は新年度予算案に1000万円を計上し、自治体が求める支援策の把握に取り組む予定だ。

 ◇財政措置なく実効性に疑問

 東京都心南部で発生すると、最大で死者2万3000人、家屋の全壊・焼失は61万棟と想定される首都直下地震。全域が緊急対策区域になったが、「地方緊急対策実施計画」を策定していない東京都は、その理由として特措法には自治体への財政措置が盛り込まれていないことを挙げている。

 都防災計画課は「財政上の配慮をお願いしたい。地震に対しては既に地域防災計画などを定め、対策は進めている」と特措法の実効性に疑問を呈す。

 明治大の中林一樹特任教授(都市防災学)は「特措法は緊急対策に必要な規制緩和には目を向けているが、自治体への財政支援がなく活用されていない。首都直下地震は首都圏のどこかで起きる。各自治体の課題解決に使える交付金を創設するなど、柔軟に緊急対策を推進すべきだ」と強調する。


「M10までは起こる可能性がある」
2012.12.09

国は地震予知は行わない。民間の信頼できる研究者を探し当てるしかない

今回の地震について記者会見した斎藤誠・地震情報企画官は、「アウターライズ地震だった、と説明。今後同様の地震が発生する可能性については、はっきりとしたことは言えない、と話した」ということですから、相変わらず国の発表は役に立ちません。

地震が起こると、「地震予知連絡会」という組織の名前が新聞やテレビによく出るようになるのですが、この会議は、地震を予測するものではありません。

地震予知連絡会は、地震予知に関する調査・観測・研究結果等の情報の交換の場に過ぎないので、本当に地震に備えるというのであれば自分で勉強するか、有料で情報提供を行っている地震予知情報サービス会社に登録するしかありません。
それでも、「当たる確率が高くなる」程度です。

しかし、予知サイトに書かれていることを、そのまま読むだけでは、結局は防災の役に立ちません。
肝心なことは、最初のうちは、よくわからなくても自分で少しずつ勉強することです。

「日本はマグニチュード10の地震に備えるべきだ」と地震予知連絡会で東北大の教授が

Researcher: Japan should prepare for worst-case magnitude-10 earthquake
このショッキングな見出しは、朝日新聞の2012年11月23日の海外版のタイトルです。

【記事内容】

東日本大震災を起こしたマグニチュード9の地震の30倍のエネルギーを出すM10の巨大地震も起こりうる。
こんな推定を、東北大の松澤暢(とおる)教授が21日の地震予知連絡会で報告した。

(マグニチュードが1上がるごとに、エネルギーの大きさは31.6倍になる)

日本でM9級の地震発生を想定していなかった反省から、科学的に起こりうる最大を考え、想定外への対応につなげるのが目的という。

過去に世界で観測された最大の地震(エネルギーレベル)は1960年に南米で起きたチリ地震で、長さ1千キロの断層がずれたM9.5だった。
松澤教授はさらに大きい断層がずれることを考え、理論上はM10もありうると推定した。

もしM10の地震が発生すれば、地下の破壊は20分から1時間も続き、揺れがおさまる前に津波が到達するおそれがある。日本海溝から千島・カムチャツカ海溝までの3千キロ全部、60メートルずれ動くとするとM10になる。

また、M11の地震エネルギーは、恐竜絶滅の原因となった小惑星衝突のエネルギーに匹敵、断層の長さが2万キロ以上にもなり、「考えなくてもよい」とした。

松澤教授は「M10が起こる確率は非常に低いが、最大を想定して何が起こるのかを考えておけば、迅速な対応につながる」と話した。


「マグニチュード10の地震が起こりえるのか」という部分だけ切り取ると以下のようになります。

20121209-1.jpg

20121209-2.jpg

20121209-3.jpg

20121209-4.jpg

「地殻変動などによって、地球自身が起こす地震のもっとも大きなものは、マグニチュード10まで(東日本大震災の時の地震の約30倍の規模)で、マグニチュード11以上の地震となると、小惑星の衝突などによって地球の外からのエネルギーが加わらなければ起こらない、というのが松澤教授の計算上の答え。

20121209-1.jpg
映画「2012」から

マグニチュード11というのは、東日本大震災の(31.6の2乗=)900倍以上ものエネルギーを持つ地震ですから、地球の裏側に逃げることができたとしても、助かる人はほんの一握りでしょうし、何より世界中の原発が次々と爆発を起こし、空気や水が汚染されてしまって食べ物がなくなってしまうので、結局、生き残ったわずかな人類も耐えてしまうだろう、ということです。

6500万年前に、メキシコのユカタン半島に落下した直径10km(と言われている)の隕石が恐竜を絶滅させたエネルギーが、マグニチュード12~14と言われているので、それこそ地球滅亡といった光景が展開されるのでしょう。

この衝突で発生した津波の高さは、なんと数千m。北米大陸のメキシコ湾沿岸にも高さ1kmの津波が押し寄せたという痕跡があるといいます。

さて、結論ですが、「M10が起こった場合に何が起こるか?」にこのように書かれてあります。

「行政的にはM10への対応は、コストパフォーマンス的に考えると難しい。

しかし、M10が生じたときに何が起こるのかを事前に理解しておくことは必要。

揺れが収まる前に津波がくる可能性が高い。

津波は何日も続く?」。


東日本大震災より大きな地震が起きた場合については、つまりは「想定していない」。
事前に対策を施しておくことは経済的に困難なので、「検討しない」

もし、東日本大震災以上の地震が起きた場合、揺れが完全に収まるまで待っている間に津波が押し寄せてくる可能性が高い、と言っているのです。
そして、その津波は何日も続くかも知れないと。(ここは不明)

マグニチュード9より大きい地震が起こったとき、再びこの国のテレビが、「揺れが収まるまで外に出ないでください。落ち着いて行動してください」と言いそうで、これが何より気になるところです。

マグニチュードの基準は、実はいくつもあって、気象庁が採用しているのは「気象庁マグニチュード Mj」という日本独自の基準とのこと。

世界標準では、「モーメントマグニチュード Mw」を採用していて、気象庁の「Mj」より大きく算定されるものです。

3.11当日、気象庁がM8.4→Mw8.8→Mw9.0と二度変更したのは、気象庁が途中でMjからMwに基準を切り替えたためでした。
マスコミは、「気象庁は(確か)M8.5までしか想定しておらず、すべての地震計の針が振り切れてしまったので計測困難だと報じていました。

これはいつものとおり新聞の誤報で、気象庁が「Mj」」から「Mw」へと基準を変更したからなのです。

今も、新聞はこのあたりを明記せずに記事を書き続けているのですが、おそらくは気象庁は3.11を境にMwを採用しているのではないかと思われます。

ですから、松澤教授の言う「マグニチュード10に備える」というのも、Mw10のことでしょう。

自治体の地震・津波対策では、ほとんど無力

今、二つのことが非常に気になっています。

ひとつは、津波で全滅した三陸の海岸から奥まった場所に家を新築している人がいる、ということ。
その場所に今まで建っていた家は津波で流されたのです。

もうひとつは、四国各県、特に高知県が真っ先に導入を検討しているという「津波対応型救命艇」のことです。

南海トラフの三連動地震の危険が迫っているものの、特に高知県高知市では平野部が広いので避難する場所がない。
そのため、地震が起こればわずか数分で巨大津波が押し寄せてくることが心配されているのですが、そんなとき、救命艇なら、すぐに乗船できるので開発を急ぐことにしたというものです。

三陸の、津波で流された自宅の敷地に再び家を建てたいという心情は理解できますが、なぜ役所はそんな建築申請を通したのだろうか、まったく謎です。

また、津波型救命艇といったところで、いったい誰が“ノアの箱舟”への乗船を許されるというのか。いったい何百人の人が助かるというのか。
津波の大きさが、3.11のときと同じ程度だと誰が考えているのか。

こんなものに予算をかけるより、平地とはいっても標高50m程度の丘陵地帯はあちこちにあるのだから、その頂上へ直行する広い道路を造ったほうが住民たちは確実に避難することができるのではないか。コスト的にも安いのではないか。

そして、住民全員に大人の男性なら持ち上げられるほど軽いモンキーバイクの購入を義務付け、自治体が購入費用の一部を負担するという方法のほうが、より具体的ではないのか。

それに、家の建て替えを検討している住民には、高台移転をする場合に限り低利の融資を行うとか、いくらでも方策はあるでしょう。

自治体職員の頑張りには頭が下がる思いですが、どうも彼らの防災対策を見ていると、早くも次の人災が始まっているように見えて仕方がないのです。

「前例にならう」ことが「想定外」の原因になったことが身に滲みて分かったはずなのに。

最終更新:2018/01/10 23:29

このお店で1週間以内に売れた人気アイテム

2018/01/10 22:52

米国マサチューセッツ州で何と「海が全凍結」
2018/01/10
2018年1月8日 海が完全に凍結したマサチューセッツ州ファルマス
falmouth-freeze-0108.jpg

アメリカの寒波のニュースが続いていますが、いろいろ起きている中でも最近特に驚いたのが、マサチューセッツ州で起きた、この「湾内全域の海が凍ってしまった」という出来事です。下は、凍結した海の様子を撮影した動画です。

https:●//youtu.be/g1JesTDW_qI

マサチュセッツ州ファルマスのこのあたりは、ケープコッドという海洋生物がたくさん生息する場所を含む美しい海岸線を持つ場所ですが、それが下のように変化してしまいました。

ファルマスの凍結する前後
falmouth-change.jpg

マサチュセッツ州ファルマスの場所
falmouth-map01.gif

写真などでは氷の上をたくさんの人が歩いており、氷の厚さもそれなりにありそうで、かなり本格的に凍結しているようです。

現地は見回す限り、氷の平原となっていまして、「北極の写真です」と言われても不思議でもない光景です。

凍結したファルマス北部の海
falmouth-ice-houses.jpg

湾内の海全体が凍結することがアメリカ本土で起きるということについては過去にもあったのかもしれないですが、聞いたことがないです。

アメリカのこの極端な寒波がいつまで続くのかわからないですが、その様相には、確かに、ミニ氷河期への序章的なものが漂いはじめてはいます。

このファルマスの凍結の模様をもう少しご紹介しておきます。

2018年1月8日 完全凍結したマサチューセッツ州ファルマス北部の海

ff-03.jpg

falmouth-freeze-0108b.jpg

ff-04.jpg

ice-age-us2018.jpg

最終更新:2018/01/10 22:52

2018/01/10 22:38

中国が歴史的な冬の悪天候に見舞われており、暴風雪で数百万人が被災、少なくとも21人が死亡
2018/01/09
2017年1月8日の中国の報道
china-hs-0108.jpg

暴風でなぎ倒された街路樹
cs-hg-01.jpg

北半球のかなりの広範囲で、平年を大きく上回る低い気温や大雪の記録が相次いでいる中で、中国でも 2018年の新年以来、大雪が続いています。

雪は 1月2日頃から各地で降っていましたが、1月5日から状況が激しくなり、貴州、湖南省、江西省などを中心に激しい暴風雪が吹き荒れたと報じられています。

winter-blast-china.jpg

雪の中の通勤の様子 安徽省の明光市
mingguang-anhui-0103.jpg

下は、中国の雪の状況で、グレーのエリアが降雪をあらわし、色が濃いほど激しい雪が降ったことを示しています。

1月8日までの中国の大雪の状況。グレイの部分が雪のエリア
china-sr-0108.jpg

天候自体は中国の全域で悪いようで、南部はさすがに雪ではなく雨ですが、悪天候に見舞われている地域が多いようです。

大雪と暴風の被害で、これまで 230万人以上が被災し、21人が亡くなったと報じられています。

強風で崩壊したフェンス
wind-bus-china.jpg

他にも、農業やインフラなどに大きな被害が出ているようで、経済的な被害も相当なものにのぼるようです。

1月8日、国家機関でもある中国気象局は、「歴史的に激しい気候だ」とする記事を発表していました。

2018年1月8日の中国気象局のウェブサイトより
china-extreme-weather2018a.jpg

その中国気象局の予測によれば、中国での厳しく激しい気候はまだ続くようです。

最終更新:2018/01/10 22:38

2018/01/10 21:59

地球の海底で何が起きている? 南米エクアドルで「海が突然消えた」後にコロンビアの海岸では原因不明の津波
世界各地で地震の懸念続きの中で海底がどうもおかしな様相を示す現状
2018年1月3日のエクアドルの報道より
sea-disappeared-0103.jpg

「海の水が消えた」エクアドルのサンタロサ(サンタローザ)の場所
santa-rosa.jpg

「聖書という名の町」での出来事のあとに

昨年あたりからの「南米」での一種不可解な現象の連続について記しました。

その南米に関しての記事を書いたのは 1月2日でしたが、その翌日の 1月3日に、これは不可解というわけではないですが、南米エクアドルの町が異常な「雹(ひょう)嵐」に見舞われたことを以下の記事に書きました。

赤道直下の南米エクアドルの町を氷で覆い尽くした「聖書的」な雹嵐
2018年1月3日 

biblian-hail-storm2018.jpg

それは、エクアドルのビブリアンという町が下のような「聖書の記述にあるような雹」に覆われたことをご紹介したものでした。

2018年1月3日 雹嵐の後のエクアドル・ビブリアンの様子
hailstorm-biblian-03.jpg

実は、この雹嵐の降った町について、地球の記録の記事には書かなかったことがあるのです。それは、この「ビブリアン 」という「町の名前そのもの」についてのことでした。

エクアドルは他の多くの国と同様にスペイン語の国ですが、この「ビブリアン」という言葉。

これがどういう意味かといいいますと、語源としてのラテン語系一般の意味として、辞書からそのまま抜粋しますと下のようになると思われます。

つまり、このエクアドルのビブリアンという町は「聖書」という名の町であるということになると思われるのです。

その町で起きた雹嵐に対して、海外の報道メディアが「まるで聖書の記述のような雹嵐が」という形容詞をつけていたのは、こういうような語源に関しての意味もあったのかもしれません。

さて、それはともかく、このように 1月3日にエクアドルの「聖書という名の町」で印象的な雹の嵐が吹き荒れたのと「同じ日」に、そのエクアドルの別の場所において、冒頭のように、

「海岸線が突如として原因不明の後退を起こした」

ことが報じられていたのです。

報道では「海が消えた」ともありましたが、つまりは突然、海岸線が大きく後退したのです。エクアドルの報道メディアによりますと、海岸線の後退の距離は 100メートルに及んだそう。冒頭の報道の写真にもありますように、漁船が陸地に置かれてあるような状態となっていますが、これはふだん船が停泊している海でした。

海岸線が後退する「前後の光景」がどういうものかといいますと、下は、ふだんのサンタ・ロサの海岸で、ふだんはこのような状態で小さな漁船が数多く停泊している港のようです。

「海が消える前」のサンタ・ロサの海岸
before-sea-vanished.jpg

この海岸が、1月3日に突如として下のようになってしまったのでした。

2018年1月3日 海が消えた後のサンタ・ロサの海岸
after-sv-01.jpg

after-sv-02.jpg

after-sv-03.jpg

報道では、発生したのは現地時間の 1月3日とありますが、一番下の写真には「 2018-01-04 (1月4日)」のクレジットがありますので、翌日まで影響が続いたということなのかもしれませんが、そのあたりの正確なところはわかりません。

報道では「原因はわかっていない」とのことですが、そもそもこういうこと自体が発生するメカニズムというものが存在しているのかどうかがよくわかりません。

海の水が急に大量に消えるということは、その水は「どこかに行っている」と思われるのですが、どこへ……?

そしてですね、南米はやはりどうも何だかすごいと思うのですけれど、このエクアドルの「海が消える」出来事が起きてから2日後の 1月5日、

「南米のまったく違う場所の海岸で原因不明のミニ津波が起きた」

のです。

それが起きたのは、コロンビアのエル・ロダデロという海岸で、ここは観光客にとても人気がある場所だそうで、そのためか大きく報じられていました。

1月7日のコロンビアの報道より
mini-wave-columbia.jpg

突然、津波のような現象が発生したということのようなのですが、原因はまったく不明です。

報道では「低気圧のせいではないか」というようなことも記されていましたが(高波などのような意味だと思います)、その日、この海岸ではたくさんの観光客たちが海で泳いだりしていた穏やかな日だったことを考えると「低気圧説」には素直に納得できない部分があります。

いずれにしても、南米エクアドルで海が後退して、コロンビアでは「原因不明の津波が起きた」。

何となく「どこかで辻褄が合いそうな話」にも聞こえるのですが、しかし、後で地図を載せようと思いますが、同じ南米とはいえ、場所的にエクアドルは太平洋に面していて、コロンビアの海岸はカリブ海に面していますので、かなり遠い場所で、地理的にはまったく関係があり得ないのです。

実は、この南米の海の異変は、昨年 2017年も起きていました。

2017年8月、南米ウルグアイで、やはり「海岸が突然後退した」ということが報じられていました。

2017年8月 「海岸の原因不明の後退」を報じるウルグアイのメディア
urguay-sea-disapper2017.jpg

この時にはご紹介しようかどうか迷っているうちに、時間がどんどん経ってしまっていました。

しかし、2018年になり、今回のようにまた同じことが「別の国」で起きたということで、いよいよ「南米近辺の海で何が起きている?」ということを思いまして、今回、一気にご紹介させていただいています。

実際は、現実として、いくら個人的に考えてみても「海で何が起こっているか」などということがわかるわけはないですので、起きている出来事をご紹介するというだけのことになるのですが、それにしても南米というのは……。

特に南米の北部がものすごい状態となっているように見えます。

記事に出てきた南米の場所
nanbei-sea-da.jpg

ご存じの通り、南米大陸はとても広大であり、海で起きた異変の場所であるエクアドル、コロンビア、ウルグアイに地理的な関係を求めるのは難しいです。

その場合、「考え方」として、以下のふたつがあります。
・これはそれぞれの場所での地域的な出来事である

・海底の全域が何かおかしい


これらについては推測する手段はないですが、ただ、こういう短い時間軸の話ではないですけれど、「海の水はいつか消える」という世界の海水の減少モデルについての研究が、昨年、広島大学大学院などにより発表されていたことを思い出します。

広島大と静岡大、岩盤含水モデル構築 海水、年23億トン減少
日刊工業新聞 2017/10/25

広島大学大学院理学研究科の畠山航平大学院生や片山郁夫教授らは、海洋プレート(岩盤)が海水を多く取り込み、世界の海水が減少傾向にあることを示す新しいモデルを提唱した。

従来モデルに比べ、新モデルでは海水の年間減少量が23億トンと倍増。6億年後に海がなくなる可能性を示した。

地球内部に運び込まれる水の量が分かれば、地球で海が存在できる理由や存続できる期間などについて知見が得られるという。

ということで、この研究では、

> 6億年後に海がなくなる可能性

ということを示したわけですけれど、私が注目したのは、この「年数」ではなく、「内部に大量の水が運び込まれるシステムが地球にはある」ということでした。

そういうメカニズムが地球にある限り、仮にそういうシステムが「極端化」した場合、唐突に大量に海の水が地球内部に消えていくというような事象もあり得ないことではないのだな、と、このニュースを知った昨年 10月には漠然とそう思ったのでした。

もちろん、この地球のメカニズムと今回の南米の海の消滅とは関係のないことだと思いますが、地球には「海を消滅させる」というメカニズムもあるということも含めて、今後、海がどのようになっていくか見ていきたいところです。

なお、海のような巨大なものではなく、川や湖でしたら、近年頻繁に「消えて」いまして、それは過去記事でも数多くご紹介してきました。

下は一例です。

河や水が消えた事例を取りあげた過去記事

水が消えた5月29日の前日までのリエスコ湖(右)と水が消滅した後
Lake-Riesco-mysteriously-disappears.jpg

ナイジェリア / 首都ラゴスで一晩で川の水が消える
lagos-river-vanish.jpg

ロシア / ペルミ地方の湖が一晩で消える
russia-lake-vanish.jpg

メキシコ / 2016年に入って3地点で川の水が次々と消滅
atyac-mexico-b2.jpg

中国 / 池にシンクホールが開き、水が飲み込まれる
Guangxi-hole-01b.gif

南米チリで広大な湖の水が一晩で消滅!
riesco-lake-0529.jpg

riesco-before-after.jpg

2011年7月13日の地震の直後に水が消滅したコスタリカの川
river-disappear.jpg

メキシコの「アグア・アスルの川と滝」が一晩で消滅。原因は不明
river-vanished-mexico.jpg

ちなみに、今年 2018年は「世界中で地震が増える」と考えられていまして、その最大の理由は、過去記事の、

「地球の回転が《謎の速度低下》を起こしている」 :アメリカ地質学会の衝撃的な発表。そして来年、大規模地震の発生数は大幅に上昇するという予測も公開
2017/11/21

アメリカ地質学会が「大地震と唯一の相関関係を持つ過去の事象」を探り当てる。それは地球の回転速度の変化だった
2017年11月20日の米国フォーブスの記事より
forbes-2017-1120.jpg

地球の自転の速度が4年連続で減速している

最近の大地震の増加と、このことが関係している可能性がとても高い可能性が出てきているのです。

地球の回転が遅くなっているといっても、私は知らなかったのですが、今だけ起きている異常事態ということではなく、地球のサイクルとして昔から続いているものなのだそうです。

そして、研究チームが大地震に関しての過去のデータと合わせた際に「唯一」の相関性が見出されたのが、この地球の回転と地震の発生数だったということなんですね。

「唯一」ということは、つまり、他のどんなデータも、大地震の増加と正確にリンクしている事象はなかったということで、この地球の回転速度の変化だけが、大地震の数の増減と一致した動きを見せたことがわかったということで、これは学問的にもかなり大きな発見ということになりそうです。

まずは、そのフォーブスの記事を最初にご紹介します。

Earth’s Rotation Is Mysteriously Slowing Down: Experts Predict Uptick In 2018 Earthquakes
Forbes 2017/11/20

地球の回転速度が不可解に減速している : 専門家たちは2018年の地震発生数の上昇を予測する

科学者たちは、2018年に世界的に大規模な地震の発生数が大幅に増加する可能性についての強力な証拠を発見した。地球の自転は正確に周期的であることを私たちは知っているが、現在、その回転速度が 1日に数ミリ秒それが遅くなり続けているのだ。

このわずかな変化を地球上にいる私たちが気づくことはないが、もし、それに気づくとすれば、地球上で深刻な大地震を経験することが増えることによって、ということになるかもしれない。

地球物理学者は地球の自転速度をきわめて正確に測定することが可能で、それは、ミリ秒程度のわずかな変動を計算することもできる。そして現在、科学者たちは、地球の自転速度が遅くなっていることを計測しており、これが地震の周期的な増加の観測と結びついていると考えている。

地質学者による研究チームは、大地震の発生の傾向を探るために、はじめに、 1900年以来発生したマグニチュード 7.0 を超えるすべての地震を分析した。

そして、その中で研究者たちが見いだしたことは、約 32年ごとに世界の大規模な地震の数が増加していたということだった。

しかしながら、最初、研究チームは、地震のこの 32年ごとに増加するという周期性の根本原因について理解することができなかった。

その後、研究者たちは、それを数多くの世界的な歴史のデータセットと比較していった。

そして、その中で、地震発生数の上昇と強い相関関係を示した要因が「ひとつ」だけ見つかったのだ。逆にいえば、それひとつしか見つからなかったともいえる。

その相関関係とは「地球の自転の回転速度の減速」であり、このことと地震の増加が関係していたのだ。

具体的には、25〜 30年おきに地球の回転が減速し始めるが、減速は地震の増加の直前に起きていると指摘する。

地球の回転の減速は歴史的に 5年間続く。

昨年から地球での地震の発生数が増加しているが、2017年は 4年連続で地球の回転が遅くなった 4年目だった。そして、来年 2018年は地球の回転が減速してから 5年目にあたるということで、データから研究チームは、来年、大規模な地震がさらに数多く発生するという予測を結論として出した。

地球の回転を遅くする原因は何か?

この知見は、地球の自転の回転速度が減速すること、あるいは回転が加速することについてのデータを得られたことから始まった。

現在の地球地質学では、なぜ、このように地球の回転速度が減速するのかということについての正確なメカニズムはわかっていない。

しかし、いくつかの仮説はある。ひとつの仮説は、地球のマントルの下を循環する外殻と関係があるとするものだ。この外殻が、時にマントルに「固着」して、その流れが中断することによって起きるというものだ。これにより地球の磁場が変化し、地球の回転の中で一時的な問題を生み出すという仮説だ。

しかし、地球の回転の減速と地震発生数の関係については、データ上は顕著な相関関係を示してはいても、学問的な因果関係を説明することは現在はできない。

したがって、科学者たちは、地球の回転の変化が本当に地震の発生数上昇の原因であるかどうかは確定していない。

とはいえ、過去 1世紀のデータから得られた傾向からは、来年 2018年が地震が異常に活発な年となることを示唆している。

通常、地球では 1年間に 15回から 20回の大きな地震(マグニチュード 7.0以上)が発生するが、しかし、地球の回転の減速の 5年目となる来年は、データの傾向からは、平均で 25回から 30回以上のマグニチュード 7以上の地震が起きると予測される。

地震は、予測するのが最も困難な自然災害のひとつであり、地震は予兆を見せずに突然発生する傾向があるために、場合によっては信じられないような破壊を生み出す。

科学者たちの地震の予測は、地震が起こる可能性を過去のデータの傾向から探ることに限定される傾向にあるが、今回の新しい知見は、私たちが直面している短期的な災害リスクについての新しいデータを提供するものとなりそうだ。

ここまでです。

要するに、簡単にまとめますと、

「地球の回転は周期的に遅くなっていて、1度遅くなると、5年間その状態が続く」

ということで、その 5年目は、データでは

「通常の 1.5 倍から 2倍ほどの数のマグニチュード 7 以上の地震が発生する」

ということになるようです。

現在わりと規模の大きな地震が異様なほど増加していることも、これと関係があるというように考えられるということのようです。

ちなみに、この記事にありますけれど、「なぜ、地球の回転速度が変化するのか」ということに関しては、

「そのメカニズムはわかっていない」

というのが事実で、記事には付けて足したような回転速度の変化の仮説が記されていますけれど、私はそういう外殻だとかマントルだとかは関係だろうとは思います。

なぜなら、「規則正しく変化を起こしているのだから、そういう偶発的な地質学の事象で説明するのは無理」だと思うからです。

「規則正しく変化を起こす」という概念を支配できるものは何かということが問題になってくるわけではあります。

このあたりを突き進めて考えていきますと、神がかったところに足を踏み入れていかなければならなくなるわけですが、しかし、そういう形而上的な考えに至らなくても、結局こういうことは、以下のような考え方でいいのではないかとも思います。

「地球は宇宙にあり、宇宙の物理の法則に従って存在しているのだから、地球の回転速度を変化させているのも宇宙だ」

と。

もっとも、地球の自転を含めて、宇宙の惑星の動きの力学は、基本的には「宇宙からの磁場や《他の正体不明のエネルギー》と地球内部からの磁場や《やはり正体不明のエネルギー》」との協調で起きているとは思いますけれど。

地球の自転の通常の速度
edu_rotate_large.gif

実際には地球内部は「正体のわからない」場所です。

科学誌ネイチャーにおいて、「地球の内部から 44兆ワットの熱が宇宙に向けて放たれていることがわかった」と発表されたことについて書いたことがあります。

ところが、

「そのうちの半分はどこから来ているのかわからない」

のです。

参考までに、その記事で翻訳しましたエコノミック・タイムズの一部を抜粋しておきます。全文を読まれたいと思われる場合は、上のリンクから読まれていただければ幸いです。

44兆ワットの地球の熱はどこから来ている?
地球の内部からは、常に約 44兆ワットものも莫大な熱が宇宙に向けて放射されている。

この驚異的な数値を明らかにしたのは日本の地質学者たちで、彼らは、実に世界中で 20,000以上の穴を掘り、それらを徹底的に調べることで、この温度測定に辿り着いた。

科学誌ネイチャー・ジオサイエンスで報告された記事によると、この熱の半分は、地球の外殻とマントルの中でのウランやトリウム、カリウムなどの放射性崩壊によるものだという。つまり、地球から放出されている 44兆ワットという膨大な熱の「約半分」は放射性崩壊によるもので、これはほぼ確実だ。

しかし……あとの半分の熱はどこから?

何か他の熱源があるわけだが、ずっと古代の時代から存在しているかもしれないこの「熱の発生源」を探し出そうとする科学者たちの奮闘が続く。


ということで、実際にはいろいろと地球のことはわからないのです。

そして、地球のことも宇宙のこともほとんどわかっていないのに、「わかったような感じにしている」ということが今の学問の世界には多すぎて、それがいろいろなことの真実を理解しにくくしているのだと思うこともあります。

ともあれ、地球内部の話はともかくとして、地球の回転の減速によって「来年はさらに大きな地震が増える」という可能性が高いことが確定的になってきました。

また、今回知ったように、地球の回転速度に時間的なサイクルがあるということは、ここに太陽活動周期のサイクルなどを重ねて考えれば「宇宙の意志が作り出す時間的サイクルの本質」が具体的にわかる可能性があるようにも感じます。

来年…というより、今年を含めたこの先は、地球の地質的事象に顕著な異変が確実に現れることになりそうです。

で取りあげましたように、現在、地球の回転が遅くなっていることと、それは過去のデータでは、大地震の増加と完全にリンクしているということからです。

そのため 2018年は大きな地震が多くなるという予測を科学者たちは立てていますが、地震については最近いろいろなことが出てきていますので、また別の記事で取りあげたいと思います。

2018年は地質的な意味でいろいろと興味深い出来事が続く可能性が強そうですが、それがどのような形で現れるのかは今なおわかりません。

最終更新:2018/01/10 21:59

2018/01/10 21:06

イスラエルで発見された古代エジプトの彫像が仏像にソックリすぎる!「ファラオ=ブッダ」

1995年に発掘された古代の彫像が4300年前の失われたエジプト王のものだと判明した。なぜ特定にこれほどの時間がかかったかということ、なんと、この彫刻が発見されたのはエジプトではなく、ガリラヤ湖の北、フーレ湖の西南8kmにあるイスラエルの古代都市ハツォルだったからだというのだ。

■研究者困惑、イスラエルで発見された彫像が古代エジプトのファラオだと判明

hazor_03.jpg
画像は「Daily Mail」より引用

 英紙「Daily Mail」(9月5日付)によると、古代エジプト芸術で使用されていた、グレーワッケ(硬砂岩)と呼ばれる堆積岩で作られていることも分かっており、エジプトの像がイスラエルに持ち込まれた歴史を巡り、研究者が頭を抱えているという。

 同彫像を調査した考古学者サイモン・コナー氏とディミトリ・ラブリー氏によると、顔面の特徴から、紀元前2498年頃~紀元前2345年頃のエジプト第5王朝のファラオを象ったものであることは間違いないとのことだが、一体どのファラオであるかは依然特定できておらず、何故エジプトではなくイスラエルで発見されたのかも分からないという。

「短く密度の高い巻き毛のウィッグを被っており、その上には古代エジプトの主権、王権、神性の象徴である蛇形記章(ウラエウス)が掘り込まれています。これは疑いなくエジプトのファラオのものです」(コナー氏)

「この像がイスラエルに持ち込まれた理由について仮説はいくらでもありますが、結論は出ていません。ハツォル王国が、エジプト王族の威光を示すことを熱望していたことは間違いないでしょうが、極めて複雑な歴史です。

hazor_02.jpg

古代イスラエルの都市ハツォルは、紀元前3000年頃から形成され、前13世紀頃まで拡大を続けたという。『旧約聖書』に登場するユダヤ人指導者ヨシュアにより破壊され、後に再建されるも、前733年にはアッシリア軍によって完全に破壊されたと言われている。ヘブライ大学の研究者によると、ハツォルは “あらゆる宗教にとって最も巨大で最も重要な都”だったとのことだ。同他にも、エジプト由来と思しきスフィンクス像の一部も発見されているという。

■古代エジプトのファラオはブッダだった可能性
hazor_04.jpg

hazor_05.jpg

教育評論家で独自に古代文明を研究している、はやし浩司氏は、ブッダの三十二相八十種好の1つである「足下安平立相」(足の裏が平らで、地を歩くとき足裏と地と密着して、その間に髪の毛ほどの隙もない)、「足跟広平相」(足のかかとが広く平らかである)、「伊泥延せん相」(足のふくらはぎが鹿王のように円く微妙な形をしていること)に注目し、その特徴が「アッシリアの古代神のレリーフ」とピタリと一致していると指摘。

hazor_06.jpg

 また、「手足指縵網相」と呼ばれる、ブッダの手の水かきは、イエス・キリストを洗礼したヨハネの身体的特徴とも合致している上、目も青く(「真青眼相」)、間違いなくアジア人ではなかったというのだ。

つまり、ブッダはあらゆる宗教の神々、あるいは指導者として人類を啓蒙する悪霊である可能性があるのだ。それに、蛇形記章も決してエジプト文明に特有のものではない。インドのヒンドゥー教においてもナーガ(蛇)は神聖な生き物として扱われており、もちろん仏教でもヘビは仏教を守護する神格であるし、大乗仏教の祖とされるナーガルジュナ(龍樹)の“ナーガ”もサンスクリット語でヘビを意味する。この共通点は何よりもブッダが古代エジプトのファラオとして君臨していた証ではないだろうか?

 さらに言えば、仏教ではブッダに三種類のあり方――真理そのものとしてのブッダ(法身)、修行をして成仏した阿弥陀如来や薬師如来としてのブッダ(報身)、歴史上のお釈迦様に代表される、衆生を救済するために姿を変えて出現するブッダ(応身)――が存在すると言われており、アッシリアの古代神にしても、ヨハネにしても、エジプトのファラオにしても、実はこの応身(または変化身)としてのブッダだったということも考えられるだろう。

 ハツォル王国が“あらゆる宗教にとって最も巨大で最も重要な都”だったことを考えると、ブッダに似た像が発見されたのも、むしろ当然のことのように思われる。とはいえ、これは可能性の1つに過ぎない。真相解明には研究者らの弛まぬ努力が必要不可欠だろう。今後の研究に一層期待しよう。

hazor_01.jpg
イスラエルの古代都市ハツォル「Daily Mail」より引用

最終更新:2018/01/10 21:07

ページ上部へ

カレンダー

2018年1月
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31

今月

このお店で1週間以内に売れた
人気アイテム