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記事詳細

2020/10/08 21:35

世界各国が「意図的に社会を崩壊させようとしている理由」は何なのか。

2020年10月4日
madrid-lockdown-1002.jpg
・再びロックダウンされたスペインのマドリッド。

アメリカのイヨッ大統領が感染して未承認の薬を投与されているというのはご同情申し上げますけれど、それはともかく、今日、ニュースを見ましたら、スペインとフランスで「再度のロックダウン」というような以下の報道を見ました。

スペイン首都マドリードがロックダウンへ コロナ感染対策を強化

スペイン政府は30日、首都マドリードの新型コロナウイルス感染拡大抑制策を強化すると発表した。全ての住民に対しマドリードから出ないよう要請すると同時に、市外から入ることも禁止する。

強化策は向こう数日で施行。マドリード市内ではレストランやバーが午後11時に営業を終えるほか、公園なども閉鎖される。 (Newsweek 2020/10/03)



フランス・パリの感染状況が悪化、来週初めにも全面封鎖の恐れ

フランス政府は、首都パリで新型コロナウイルスの感染状況が悪化しているとの認識を示した。来週初めにも再びロックダウン(都市封鎖)の措置が講じられる可能性がある。

フランスのベラン保健相は同日夕、パリの感染状況が過去24時間で一定の目安を超え、警戒レベルを最高に引き上げる見通しになったと述べた。

フランスで「最高警戒レベル」に達したとみなされるのは、感染者が10万人当たり250人の割合に達し、集中治療室における新型コロナ患者の病床占有率が少なくとも30%に上り、高齢者10万人当たりの感染者が100人を超えた場合となる。 (CNN 2020/10/03)


またも、ヨーロッパの大都市で次々とロックダウンが行われたか、行われる可能性が高くなっているのですけれど、こういう記事を読んでいて、ニュースによっては、Yahoo に引用されるものには「コメント欄」なんかがありまして、ふと、以下のようなものを目にしました。

どういう方かはともかく、フランス在住の知識人かなにかの方です。

フランスでは、毎週70万人から120万人がコロナウイルスの検査を受けています。

国の体制がしっかり整っているので、患者数や死者数は信用でき、ほとんど正確なデータに基づいて国は判断を下しているのに疑いはありません。


このようにあったのです。

> 毎週70万人から120万人がコロナウイルスの検査

これはもう、「偽陽性率」(誤検査結果)の率から考えると、これだけ徹底的に検査すれば、毎週数万人の「感染していない感染者」が出ることは当然です。

この偽陽性の率はいろいろな主張がありまして、先日の記事「コロナ検査の全国民強制施行計画であるイギリスの「ムーンショット作戦」…」で引用した WIRED の記事に出てくる英バーミンガム大学の生物統計学教授の数値では「 2.3%」となっています。

ムーンショット計画 (Operation Moonshot)

ムーンショット作戦は、イギリスにおいて、新型コロナウイルスの大量同時検査を導入し、ウイルスの制御を維持しながら、イギリスにおいての大規模な集まりを可能にする方法として、英国政府のプログラムに与えられた名称だ。

ブリティッシュ・メディカル・ジャーナルによると、このプログラムは 2021年までに 1日あたり 1000万件のテストを実施することを目指している。

リークされた政府文書によると、ムーンショット作戦に予想される費用が 1000億ポンド (約 13兆 4000億円)であるため、このプログラムは懸念を引き起こしている。この額は、NHS (イギリス国民保健サービス)の年間総費用の約 4分の 3 にあたる。

統計学者たちはさらに、あらゆる検査で生じ得る不正確さを考えると、この規模での大規模検査は 1日に数十万の誤検知(偽陽性)を引き起こす可能性があり、非常に多くの人々が、感染していないのにも関わらず感染しているという結果になることを警告している。 (Wikipedia)


これだと、1週間に 120万人検査すれば、それでも、2〜3万人みたいな数となると思います。

現在の医学界での PCR 検査の偽陽性率として言われている最も中心的な数字の「検査の 99パーセントは正確」だとする主張をとったとしても、

「 120万人検査すれば、1万2000人の感染していない感染者が検知される」

ことになるわけですよ。

もちろん偽陽性率はもっと低いという主張もあるでしょうけれど、どんな医学者でも、「検査による偽陽性率がゼロと言える人はいない」はずです。

どれだけ主張する数値に幅があっても(上は 8%なんてのもありますけれど)、仮に 0.1パーセントでも 120万人対象なら、1200人です。

そんな根拠性に乏しい検査により、ロックダウンなどを行う。

しかも、60歳以下の重症率はほとんどの感染症より低い。

でも、学校も閉鎖する。飲食店にも自粛させる。

ロックダウンが、個人や小さな企業にどれだけ大きな影響を与えたのかは、すでに現実でも数値の面でもわかっているはずです。

どこのどんな国の支配層でも。

先月、以下の記事で、ニューヨークでレストランを経営していて、閉店することになったオーナーの手記をご紹介したことがありました。

世界の出来1558 ニューヨークからすべてのレストランが消える日

これは、飲食店の話で、飲食店や観光業はどの国でも苦しめられていますけれど、ニューヨークなどは、すでに、そういう業種だけの話ではないです。

9月29日の米ウォールストリート・ジャーナルは「マンハッタンのオフィスは、ほとんど空の状態」というタイトルの記事を掲載しています。

manhattan-almost-empty2020.jpg

パンデミックが宣言されて 6ヶ月経った 9月18日の時点で、ニューヨークで働くビジネスマンが「 10%しか戻ってきていない」のだそうです。オフィスビルが無人のままですかから、その周囲の多くの飲食店にしても他の業種にしても「崩壊した」と報じられています。

こういうことが、すでに数字としてあらわれているのに、スペインやフランスは、再度のロックダウンに向かおうとしている。

再度のロックダウンの導入が見込まれているフランスの死者数の推移は以下のようなものです。

france-ds-0926.jpg

このような推移が、公衆衛生上の危機だというのもいいでしょうが、しかし、ロックダウンでこれまで起きている本当の健康の問題がさらに拡大するだけです。

それほど厳しいロックダウンを施さなかった日本でも以下のようなニュースが出ているほどです。

10代女性の自殺、8月は去年の約4倍 コロナ禍で何が

コロナ禍が続く中、若い女性の自殺者が増えている。30代以下の女性の8月の自殺者数は193人と前年8月に比べ74%も増え、とくに10代では去年の3・6倍にも上る。何が起きているのか。

厚生労働省によると、今年8月の自殺者は1854人と、昨年8月に比べて251人増えた。男性は5%増だったのに対し、女性は40%増だった。とくに若い女性が増えており、20歳未満が40人(前年11人)、20代が79人(同56人)、30代が74人(同44人)だった。

自殺の問題に詳しい国立精神・神経医療研究センター薬物依存研究部の松本俊彦さんは「パンデミックや自然災害がメンタルに影響するまでには通常、タイムラグがある。しかし今回はその影響が出るペースが早い」と話す。

なかでも「特に問題」とあげるのが、若い女性の自殺だ。

松本さんの外来診療では、5月の大型連休ごろから10代や20代前半といった若年層や、リストカットをする女性の患者が増えた。「自殺未遂や自傷行為がこの数カ月で多くなった」(朝日新聞デジタル 2020/10/03)


仕事を奪われ、人とのコミュニケーションを断たれた社会で、このようなことになっていくのは当然のことでもあります。

また、以前もふれましたけれど、この記事の医師の方も、

> パンデミックや自然災害がメンタルに影響するまでには通常、タイムラグがある。

とおっしゃっていますように、メンタルヘルスに関しては「これから」が問題となります。

それは短いスパンではなく、何年も何十年も続く話です。

こういうことは、以下の記事でもふれましたけれど、アメリカでも顕著で、ロックダウンを行えば行うほど同じようなことが拡大することは間違いないのです。

世界の出来1452 アメリカで爆発する自死の波

こうなってくると、

「わざと?」

というように思わざるを得ません。

誰かが何かを面白がっている。

検査数を増やせば増やすほど、偽陽性数が途方もなく増えることは誰にでもわかることで、また重度の基礎疾患のある高齢者の中にも偽陽性が出るわけで、実は死因が何かなんてわからない。

しかし、それを理由としてロックダウンをする。

中小企業はさらに破壊され、若者たちも高齢者たちも、その心はさらに破壊される。

今回は、偽陽性なんて概念を使わなくても、PCR でなら「いくらでも作り出せる」ことを想起させる文章を掲載させていただいて締めたいと思います。

以下の記事で、PCR の発明者であるキャリー・マリスさんの本について少し書かせていただきました。

ロシアンルーレットの世界で

マリスさんは、以下のような主張を持ち続けていた方でしたので、医学界や科学界そして製薬企業などからは、あまり好意的には見られていなかったようです。

マリスは、学界の主流から外れた主張を繰り返すことが多く、本人曰くコッホの三原則に反しているという論拠に依るエイズの原因はHIVではないというエイズ否認論者であると共に、フロンガスによるオゾン層破壊や地球温暖化を否定することなどでも知られる。(Wikipedia)

このような方で、実は私も 3つとも同じ意見ですけれど、マリスさんは本当の天才であり、それだけに重みがあります。

今回ご紹介する下りは『マリス博士の奇想天外な人生』 12章からの抜粋で、この章のタイトルは、

「マリス博士の講演を阻止せよ」

というものです。

マリスさんがノーベル賞を受賞した後、製薬企業グラクソ社(現グラクソ・スミスクライン)から「講演の依頼」を受けるのですが、当時のグラクソ社の主力商品のひとつに、AZT というエイズ治療薬がありました。

マリスさんは、このようなタイプの薬に反対していましたので、グラクソ社で「エイズ治療薬に反対する講演を行う旨」を手紙で出したところ、社から、

「講演の依頼は撤回させていただきます」

と断わられたというもので、その後のマリスさんの「戦争」を描いたものです。

この人は、人生を楽しむことを重視していた人ですけれど、好戦的な人でもあるのです。

その中の一部を抜粋します。

マリス博士の奇想天外な人生 - 12章「マリス博士の講演を阻止せよ」より

グラクソ社のエイズ治療薬 AZT は、ちょうどガンの化学療法薬(抗ガン剤)と同じで、両刀の剣として細胞に働く。 DNA の複製を阻害することによって HIV を殺すが、同時に身体の細胞も殺す。

私個人としては、ガンであろうとなかろうと、抗ガン剤を飲む気にはなれないが、しかし、ふつうは、ガンの場合抗ガン剤を使う合理性はそれなりにあるので、多少の副作用は仕方ないと説明されて、これらの薬が使用されている。

この話を聞くと、私は、昔行われていた梅毒の治療法のことを思い出す。ヒ素による治療法である。梅毒は人を死に至らしめる。ヒ素もまた人を死に至らしめる。

しかし、ヒ素を服用すれば、うまくするとヒ素はまず梅毒を殺し、人はなんとか生きながらえることができるかもしれない。そういう治療法だ。

細胞に対する毒素を使ってガンを治療しようとする化学療法はまったくこれと同じ原理である。ガンは人を死に至らしめる。抗ガン剤も人を死に至らしめる。しかしひょっとすると抗ガン剤は人が死ぬ前にガンを殺し、人は、からくも生きながらえるかもしれない。

まったくのギャンブルである。

ガンを殺すために投与される抗ガン剤の量は、十分、人を死に至らしめるに足る量である。それくらい投与しないとガン細胞は死なない。だから、私はこんな治療は受けたくはない。

だいたい、飲んだら毛が抜けるような薬など、絶対にいやである。

しかし、世の中では、このギャンブルの論理がまかり通って、抗ガン剤に賭ける人々がいることも事実なのだ。恐ろしいことである。生死を賭けたギャンブルなのだ。

まだ幼い子どもがいるような患者にとっては、このギャンブルに賭けざるを得ないこともあるだろう。そして化学療法に耐えて、生存するガン患者がいることも確かなことである。

エイズの場合、このギャンブルはさらに恐ろしい様相を呈する。エイズは人を死に至らしめる。治療薬AZTもまた人を死に至らしめる。AZTには激しい副作用がある。

AZTは、身体の中で盛んに成長している細胞の増殖を止める。たとえば、CD4 免疫細胞である。CD4 免疫細胞は、エイズ患者にとってもっとも必要な細胞なのだ。

CD4 免疫細胞には、HIV を殺す能力がある。実験では証明されているが、実際の働きはわかっていない。そもそもエイズは CD4 免疫細胞にもっともダメージを与える病気なのだ。

たとえ HIV が完全に身体から除去できたとしても、エイズが治るかどうかは分からない。 HIV の感染量を低下させることができた患者はいても、ひとりとしてエイズが治った患者はいないのだ。

ガンに対する化学療法の場合、同じギャンブルをするにせよ、できるだけガンだけに作用して、身体への副作用を抑えるために、抗ガン剤の量がコントロールされる。

エイズの場合それはない。

AZT はギャンブルですらないのだ。誰ひとりエイズから生還できた患者はいない。だから AZT がエイズだけに作用して、患者が生きのびる可能性を期待すること自体が無理なのである。

現在行われているのは、患者が死ぬまで、この毒物を投与しつづけているということなのだ。

ここまでです。

このようなことを、このエイズ治療薬 AZT を主力商品としている会社の講演会で述べようとしていたということで、断られるのも無理はないですが、この中にある、抗ガン剤は、

> まったくのギャンブルである。

であるという状況は今でも基本的には同じだと思われます。

仮にどなたかが、人生で抗ガン剤治療を受けるようなことになった場合、このことを念頭において覚悟しなければならないのだと思われます。

つまり、「ガンという毒素と、抗ガン剤という毒素が同時に体内に存在する」ことになるわけで、どちらが勝つかはわからないけれども、あるいは、自分の身体が勝つかもしれない。

なお、最近わかった抗ガン剤の大きな副次的な作用として、「腸内細菌環境を悪化させる」ということもあります。

そのマリスさんの著作『マリス博士の奇想天外な人生』からの抜粋です。

これは、新型コロナとはちがいますが、「レトロウイルスである HIV は、もともと人間が進化の過程で持っているものだ」ということを記した部分です。

つまりは、精密な検査をすればするほど、「誰からでも検出される可能性がある」ということになりそうです。

私は新型コロナがそうだと言っているわけではありません。しかし、エイズに関しては、そういう部分があり、そして新型コロナと HIV は似ています。

ここからです。

『マリス博士の奇想天外な人生』 エイズの真相より抜粋

われわれは無数のレトロウイルスとともに生活をしている。レトロウイルスはどこにでもいるのだ。レトロウイルスは人類と同じくらい長く、この地球上に存在している。われわれは自分たちのゲノムの中にもレトロウイルスをもっている。

われわれはレトロウイルスを母親から受け取ることもある。つまりそれは、母親から胎児へ移ることのできる感染性のウイルス粒子ということである。両親からウイルスを介して別の遺伝子をもらい受けることになる。

われわれはゲノムの中にもレトロウイルス固有の配列を保持している。ゲノムの中に存在するレトロウイルスの遺伝子は、レトロウイルス粒子を作り出せる可能性がある。

そして、それは実際に起こっていることでもある。

レトロウイルスのあるものは、HIV のような構造をしている。しかし、これまでのところ、レトロウイルスが人間を死に至らしめる証拠はなにもない。

レトロウイルスがヒトのゲノム中に潜んでいるのはそれなりの理由があるはずだ。

われわれのゲノムのかなりの部分がレトロウイルスの配列から構成されている。

ゲノム中に無用の配列があると主張する人々もいるが、それは間違っている。もし、われわれの遺伝子の中に何か特別な配列があるのなら、それはそれなりの理由があるのだ。生物はそう簡単にムダなことはしない。

私はかつてある遺伝子配列をバクテリアの中に入れこもうとした。ところが、その配列がバクテリアにとって不必要ならば、バクテリアはただちにそれを取り除く。ヒトの遺伝子も、バクテリアと同じくらい賢く振る舞うはずである。(略)

HIVがずっと昔からこの地球上に存在し、母親から子供にも移行することが分かっている以上は、HIV陽性の子供の母親に対して抗体検査をすることにどんな意味があるだろうか。特に母親が病気の兆候をまったく示していない場合、なおさら不必要である。

ここまでです。

しかし、その後、現実には、エイズの検査は「拡大」し、病気の症状のない人たちに対してさえ、治療薬が処方されていくことが記されています。

この

> われわれのゲノムのかなりの部分がレトロウイルスの配列から構成されている。

というあたりを読みまして、「今も同じことなのかもな」と思った次第です。

検査すれば、一定の割合で必ず陽性反応が出る「もの」は何か。

私たちの現在の世界の様相は、そこに狙いを定められてしまった結果だと思われます。

画策したのが「ほんの一握りの存在」でも、日本を含めて、多くの国の為政者たちは、そんなことを考える余裕もなく、また理解もできずに、よくわからないまま大きな流れに乗らされる。

さきほどニューヨークのひどい状態にふれましたけれど、今日のある記事では、専門家の方が日本の飲食店の今後について、以下のように書かれていました。

うまくお伝えすることが難しいのですが、要するに新型コロナの影響でこれから閉店するであろう飲食店の数は、このままの政策が続いた場合、皆さんが想像しているよりもはるかに大規模になりそうなのです。

コロナの影響の問題は、まだ始まってもいないのかもしれません。

最終更新:2020/10/08 21:35

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