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記事詳細

2020/07/29 22:05

世界各地に設置される「人間消毒トンネル」を見て思う真の終末。

2020年7月25日アメリカとの国境の街メキシコ・ノガレスでは全員「消毒トンネル」を通る義務が
mexico-disinfect-people2020.jpg

いろいろなところに設営されている「直接人体消毒トンネル」

冒頭の写真は、英ガーディアンが「メキシコの国境の町は、新型コロナウイルス感染対策のためにアメリカからの訪問者を消毒する《消毒トンネル》を使用している」という記事にあったもので、この記事を知ったのは、リープスマッグというウェブサイトの記事でしたが、そのタイトルは以下のようなものでした。

「誤った情報と恐怖に後押しされて《消毒トンネル》が世界中に出現している」

そういうことは知らなかったので、「へえ」と思って、少し読んでみました。この記事そのものは大変に長いもので、その冒頭をご紹介しますと、以下のようなものでした。

誤った情報と恐怖に後押しされて「消毒トンネル」が世界中に出現している

“Disinfection Tunnels” Are Popping Up Around the World, Fueled By Misinformation and Fear
leapsmag 2020/07/07

3月下旬、北インドのウッタルプラデーシュ州の当局が、新型コロナウイルス感染拡大への対策として、女性や子どもを含む何百人もの移民労働者たちに、彼らを「消毒」するとして化学剤を強制的に彼らに直接噴霧した。この出来事は、インド全土で人々の怒りを巻き起こした。

この際には、北インドの保健当局は、次亜塩素酸ナトリウムの希釈された混合物(人体に有害とされる漂白剤)をこのグループに使用し、多くの人たちが、皮膚の発疹と目の炎症を引き起こしたと報告されている。

このインドの事件は、化学物質を個人に直接噴霧することは、人体の危険が生じる可能性があることから人々の怒りを買った。

しかし現実には、その後、世界中の混雑した公共の場所、つまり、ショッピングモール、オフィス、空港、駅、市場など人が集まる場所に各地で「消毒トンネル」が出現しているのだ。

大量の消毒剤を人体に噴射して殺菌すると喧伝されているこれらのトンネルは、化学剤である消毒液を噴霧あるいは霧吹き状に数秒間ノズルから噴射して、人体の表面を消毒するという。使用されるのは、漂白剤として一般に知られている塩素化合物である「次亜塩素酸ナトリウム」の希釈された混合液が主流となっているようだ。

多くの保健衛生の専門家たちはこのような方法を強く非難しているが、消毒トンネルは 7月上旬の現在までに、インド、マレーシア、スコットランド、アルバニア、アルゼンチン、コロンビア、シンガポール、中国、パキスタン、フランス、ベトナム、ボスニア・ヘルツェゴビナ、チリ、メキシコ、スリランカ、インドネシアの少なくとも 16か国に登場している。

伝えられるところによれば、ロシアのプーチン大統領は彼自身の住居に自分用の消毒トンネルを持っていると言われている。


こんな感じになっているらしいのですね。

全世界の 16カ国で「人間消毒トンネル」がいろいろなところに設置されているようなのです。


「中に入って、いったん両手を横に広げて、全身に消毒剤が噴霧されるようにしてから出る」

というようなもののようです。

「からだに悪そう〜」と心底思いますが、調べてみると、確かにいろいろな国のいろいろな場所に設営されているのです。

世界の「人間消毒トンネル」

バングラデシュのAB銀行は、すべての支店に消毒トンネルを設置。ここを通らないと銀行に入ることができない
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映画「ショーシャンクの空に」のように中国重慶市の消毒トンネルを通る人。
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イタリア・ローマのテルミニ駅の消毒トンネル
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ケニア・モンバサ市のフェリー乗り場。ここを通らないと乗ることも降りることもできない。
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インド・ティルプル市の市場の入口。トンネルというより周辺一帯に消毒剤の霧が。
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真面目な話として、これらのちょっと恐いところは、

「自由意志で選択できるものはない」

という部分と、たとえば、銀行なら銀行、市場なら市場、駅なら駅というように、

「そこを通らないと、目的の場所に入ることができない」

ということです。

この「人間消毒」については、多くの専門家たちが「メリットよりも人体へのリスクのほうがはるかに高い」と述べていまして、それでも、このような「人間直接消毒」は広がっているようです。

ところで、先ほどご紹介した記事に、

> 伝えられるところによれば、ロシアのプーチン大統領は彼自身の住居に自分用の消毒トンネルを持っていると言われている。

という下りがありましたが、「ホンマかいな」と探してみましたら、AP 通信のモスクワ支局の報道によれば、「本当」だそうです。

以下がその写真です。頭上の真上から直接消毒剤をかけていますね(笑)。

ウラジミール・プーチン氏の住居に設営されたとされる消毒トンネル
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以下のような報道でした。

プーチン大統領のために設置された特別な消毒トンネル

ロシアのプーチン大統領は、モスクワ郊外とクレムリンの 2か所に特別な消毒トンネルを設置したことをプーチン大統領の報道官であるドミトリー・ペスコフ氏がAP通信に確認した。

ロシアのリア通信社によれば、この消毒トンネルは、モスクワ近郊のペンザ市に拠点を置くロシア企業によって製造されたと報告されている。(WVLT 2020/06/17)


しかし、プーチン大統領はともかく、先ほど書きましたように、消毒トンネルの多くが、「ほとんど強制」である上に、健康上のメリットがほぼ「ない」というより「多くの人たちには、健康への悪影響のほうがはるかに高い」ことが問題だと思います。

今の日本での「施設や店舗や飲食店に入る時の消毒」が「ほぼ強制である」場合がよくあることなどを見ても、この

「意味のない消毒の強要」

というのは、特に主要国では、世界的に広がっていると思われる上に、まだまだこの先も続くことなのかもしれません。

これまで、このブログでは「過剰な殺菌」がいかに身体にダメージを与えるかということについては、何度も取りあげていました。

いろいろありますけれど、以下の2つの記事がわりと具体的に書いているものだと思います。

WHO「COVID-19 に係る環境表面の洗浄・消毒」(2020 年5月15日)

WHO

屋内空間では、噴霧や霧化(燻蒸、ミスト散布とも)による環境表面への消毒剤の日常的な適用は、COVID-19 については推奨されない。

ある研究では、初期消毒戦略としての噴霧は、直接噴霧域外の汚染物質の除去には効果がないことが示されている。さらに、消毒剤の噴霧は、目、呼吸器または皮膚への刺激、及びそれに伴う健康への影響を引き起こすリスクをもたらす可能性がある。

ホルムアルデヒド、塩素系薬剤、又は第4級アンモニウム化合物など、特定の化学物質の噴霧や霧化は、それが実施された施設の労働者の健康に悪影響を及ぼすため、推奨されていない。

また、屋外であっても、消毒剤を散布することは人の健康を害する可能性がある。

消毒剤を(トンネル内、ロッカー内、チャンバー内などで)人体に噴霧することは、いかなる状況であっても推奨されない。

これは、肉体的にも精神的にも有害である可能性があり、感染者の飛沫や接触によるウイルス感染力を低下させることにはならないからである。

さらに、塩素や他の有毒化学物質を人体に噴霧すると、目や皮膚への刺激、吸入による気管支けいれん、吐き気 や嘔吐などの消化器系への影響が生じる可能性がある。


次亜塩素酸というのは、要するに「ハイター」とか、そのたぐいの塩素系漂白剤の成分ですけれど、

「それは人体に使っちゃダメだ」

と。

以下の記事に書きましたような、「第四級アンモニウム塩」も同様ですけれど、これらは結局、「全部同じたぐいのもの」なんです。

Regularly using bleach linked to higher risk of fatal lung disease
Guardian 2017/09/11

定期的な漂白剤の使用が致命的な肺疾患のリスクにつながる

週に1回以上、消毒剤(漂白剤)を使用した場合、慢性閉塞性肺疾患を発症するリスクが最大32%増加する可能性があることがわかった

漂白剤やその他の一般的な消毒剤の定期的な使用は、致命的な肺疾患を発症するリスクが著しく高まることを研究者たちは発見した。

アメリカの 5万5000人以上の看護師たちの病気の発生率を調べた研究によれば、消毒剤の使用が、慢性閉塞性肺疾患(COPD)の発症リスクを高めることと関連していることが示されたのだ。

これは、米ハーバード大学とフランス国立衛生医学研究所(Inserm)により 30年間にわたって続けられた調査の解析で判明したことで、週に 1度、漂白剤や消毒剤製品を使用した人たちは、COPD を発症する可能性が 32%も高いことがわかった。

イギリスでは COPD 患者は、推定 120万人いると見られている。COPD は、気道が狭くなるために肺に空気を出し入れすることが困難になる肺気腫や慢性気管支炎などの肺疾患と関係する疾患だ。

イギリスでは、年間約 2万5000人が、この疾患で死亡しており、ヨーロッパで 3番目に高い死亡率となっている。

消毒薬の使用は、以前から、ぜんそくなどの呼吸器系の問題のリスクの増加と関連していることがわかっていたが、今回の新しい研究は、COPD と「第四級アンモニウム塩」(消毒剤に使われる成分)として知られる特定の洗浄化学物質との関連を特定した最初の研究と考えられている。

フランス国立衛生医学研究所のオリアーネ・デュマ(Orianne Dumas)博士は、今回の結果について以下のように述べる。

「消毒剤への暴露が COPD に及ぼす潜在的な悪影響はあまり注目されていませんが、ヨーロッパでの最近の 2つの研究では、消毒剤を多く使用する清掃の仕事に従事する人々に COPD のリスクが高いことが示されています」

「消毒剤と COPD の関連性を報告し、この関連の根底にある特定の化学物質を調査したのは今回の研究が初めてとなります」

漂白剤は一般家庭でもありふれたものだが、漂白剤の日常使用に特定の健康ガイドラインはない。しかし研究者たちは、漂白剤/消毒剤使用の健康ガイドラインが検討されることを望んでいる。

デュマ博士は以下のように言う。

「第四級アンモニウム塩が含まれる漂白剤や消毒剤の一部は、一般家庭でも頻繁に使用されていますが、 COPD の発生に対する消毒剤の過程での使用の潜在的な影響は、今のところ不明です」

「以前の研究では、ぜんそくと、家庭での漂白剤やスプレーなどの洗浄剤や消毒剤への曝露との関連が発見されたため、これをさらに調査することが重要です」

研究者たちは、1989年にハーバード大学で開始されたアメリカの女性看護師たちに関する大量調査のデータを分析した。2009年に COPD の病歴がない看護師としてまだ働いている人々を調査し、2017年年 5月まで追跡した。その期間中に 663 人が COPD と診断された。

看護師たちの消毒剤への暴露はアンケートによって評価され、被験者の年齢、体重、民族など、調査結果に影響を及ぼす可能性のある他の要因が考慮された。

デュマ博士は、ミラノで開催された欧州呼吸器学会国際会議の会議で、消毒剤に含まれる特定の化学物質だけでなく、表面の洗浄などの消毒剤への頻繁な曝露を伴う特定の作業が COPDの発症リスクと関係すると述べた。

デュマ博士は次のように述べた。

「消毒剤を使用して定期的に(少なくとも 1週間に 1回以上)殺菌作業をおこなう看護師たちは、 COPD を発症するリスクが 22%増加することがわかりました」

「調査対象の集団では、看護師の 37%が消毒剤を使用して毎週清掃し、19%が消毒剤を使用して医療機器を毎週清掃していました」

デュマ博士は、この調査結果は、病院などの医療施設における清掃と消毒のガイドラインが、職業上の健康リスクを考慮に入れるために更新される必要があることを強調していると述べている。

コロナウイルスを不活性化するとか何とかという以前に、これらは、「人の身体の機能も不活性化してしまう」のですよ。

例えば、以下は、2019年2月に、富山大学名誉教授の大谷 修氏が書かれた、「危険な次亜塩素酸ナトリウムと適切な消毒」という論文からの抜粋です。

「危険な次亜塩素酸ナトリウムと適切な消毒」より

消毒や漂白のために用いられる塩素系製剤は、しばしば健康被害をもたらす。

塩素系製剤である次亜塩素酸ナトリウム(ハイター)は水溶液中で加水分解して次亜塩素酸を生じる。この次亜塩素酸が殺菌効果を発揮する。

次亜塩素酸は排水管などの金属を腐食させる。

次亜塩素酸ナトリウムはトイレ掃除に使う塩酸や酸性洗剤と反応して有毒な塩素ガスを生じる。塩素ガスを吸引すると、肺水腫などの重篤な呼吸器障害を生じる。

塩素処理したスイミングプールにおいても喘息等を発症するリスクが高まり、アレルギー疾患を増悪する。


この「次亜塩素酸」というものを含む成分は、人体に対して、

・肺疾患などの呼吸器障害を引き起こす可能性

・アレルギー疾患を増悪させる可能性

があるのですね。

実際、例えば、最近の中国での出来事の報道として、以下のようなものがありました。

これは、中国河南省の病院に入院した女性2人が、CTスキャンにより、「肺の異常(肺にすりガラス状の白い影)」が見つかり、しかし、新型コロナウイルス肺炎ではなかったのです。

調べてみますと、以下のようなことがわかったのでした。

《「肺に白い影」医師も驚愕…原因はまさかの過剰コロナ対策》

医師がさらに詳しく事情を聞いたところ、実は患者は新型コロナウイルスを恐れ、毎日「84消毒液」という消毒剤を使って家じゅうを消毒していたことが判明した。

「84消毒液」とは次亜塩素酸ナトリウムを主要成分とする、中国ではスーパーなどで売られている一般的な商品だ。

日本でも、ウイルス対策として、厚生労働省や自治体などのHPに、ハイターやブリーチなど塩素系漂白剤を水で希釈して次亜塩素酸ナトリウム消毒液を作る方法が紹介されている。

中国当局は「84消毒液」について「説明書では100倍に希釈するよう求めている。つまり、消毒液1に対し、水99の割合だ。原液のまま直接使ってはならない」と注意を呼びかけている。

医師が患者に希釈の割合を聞いたところ、よく知らず、少し水を入れて高濃度のまま使用を続けていたことがわかった。(FNN)


要するに、この女性たちは、次亜塩素酸ナトリウム(ハイターとかブリーチと同様)を使った消毒剤によって、

「常に家じゅうを消毒していた」

という生活の中で、

「肺炎を起こしてしまった」

のでした。

この報道だけですと、「肺炎」と書いてありますので、何となく「一過性の症状」と思われるかもしれないですが、この事例でどうだったかはわからないですが、消毒剤のもたらす肺疾患は、たとえば、

「慢性閉塞性肺疾患(COPD)が不可逆性の病気」

つまり、元に戻ることはない病気であるように、この肺炎も、

「完全に元に戻ることはない損傷となっている可能性」

があります。

この FNN の記事では、まるで、この女性たちが「薄めて使わなかったのが悪い」というニュアンスで描かれていますが、しかしです。

中国の武漢で新型コロナウイルスの流行の感染拡大が始まったのは、2月であり、そして、

「新型コロナウイルスに次亜塩素酸ナトリウムが効果がある」

というようなことが言われたのは、さらにその後です。

ということは、この中国人の女性たちが、「過度な消毒を始めて」から、まだ1ヶ月とか長くて2ヶ月とか、その程度しか経っていない可能性があるのです。

薄めているとか薄めていないとかの問題を超えて、単に、おそらく布やぞうきんなどで、家中を消毒剤で消毒していただけで、

「たった1ヶ月程度で肺に不可逆性の障害を負ってしまった」

ということになるわけです。

もちろん、ちゃんとした保健衛生の専門家のたちの中にも、現在の過剰な消毒はいけないと述べられている方々がたくさんいらっしゃるのですけれど、なぜか主流の報道にはならない。そういう記事や報道も、専門家の方が書かれているものであっても、インターネットでの検索上位には表示されにくくなっています。

今年の 3月頃まではまだあったのですよ。たとえば、以下は 3月23日のナショナルジオグラフィックの記事の冒頭です。

消毒はせっけんでOK、漂白剤よりいい理由とは、新型コロナ対策

人類は5000年近くにわたり、様々な洗浄剤を発明してきた。しかし、感染症を予防するには、せっけんと水という単純な組み合わせが最も強力な手段の1つであることはずっと変わりない。

それなのに、昨今の新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のような集団感染が発生すると、人々はあらゆる種類の化学洗浄剤を買いに走る。だがその多くは、新型コロナウイルス対策には不要または無効だ。

新型コロナウイルスの被害が甚大な国々では、防護服に身を包んだ作業員が、公共の通路やオフィスビル内に漂白剤の溶液を散布している。しかし、専門家に言わせれば、感染拡大の予防に必要かどうかは疑わしい。

漂白剤の使用は「ハエを叩くのにこん棒を使うようなものです」と英ケンブリッジ大学のウイルス学者ジェーン・グレートレクス氏は話す。そのうえ、漂白剤は金属を腐食するし、吸い込み続ければ呼吸器系の健康問題につながる恐れもある。 (ナショナルジオグラフィック 2020/03/23)


ここに書いてあることは特別なことではなく、「ごく普通の当然のこと」が書かれてあるのですけれど、それが今は消えてしまい、マッド・サイエンス的な常軌を逸した衛生の価値観が主流となってしまった。

そして、この記事にありますような、

> 吸い込み続ければ呼吸器系の健康問題につながる恐れもある

ような物質を、世界 16カ国では「人体に直接噴霧」し、噴霧していない日本などの国でも「ほぼ強制的に消毒剤を使用させられている」のが現状です。

影響が出る時間が早い可能性と、妊婦さんと胎児への大きな影響

ところで、この消毒剤は、ものによっては、「予想以上に早く影響が出る」ことを最近知りました。

オープンジャーナルの科学誌ブロスワンに 2019年に発表された論文に「ゼブラフィッシュへの化学物質投与による腸内細菌叢の変化」の研究があったのです。

・トリクロサン曝露はゼブラフィッシュにおけるマイクロバイオームの急速な再構築に関連した
 Triclosan Exposure Is Associated with Rapid Restructuring of the Microbiome in Adult Zebrafish
ht●●tps://journals.plos.org/plosone/article?id=10.1371/journal.pone.0154632

使われた化学物質は消毒剤の「トリクロサン」というもので、これは今は日本でもアメリカでも使用が禁止となっていますが、ほんの少し前までは、日本でも「ごく普通の抗菌石けん」にいくらでも使われていたものでした。

その研究では、消毒剤トリクロサンを含む餌を与えられたゼブラフィッシュは、「たった 4日で腸内細菌叢の構成が変化した」のでした。

投与量とかの問題もあるでしょうけれど、4日間で腸内細菌環境が変化してしまうというのは、実に驚いた結果です。

まあ、過剰な身体の消毒の問題は、過去記事でもたまに書きましたけれど、最も心配なのは「小さな子どもたち」なんですね。

小さな子どもは、腸内細菌環境にしても、身体のさまざまな微生物環境にしても「発達途上」であるわけで、そのような状態で、今のような過剰な殺菌と、国によっては、「消毒剤のシャワーを日々浴びている」ということになっている可能性が高いのです。

やっぱり、いかんですよ。

そして、それまであまり考えたことがなかったのですが、最近、ある研究論文を目にしまして、それは、

「化学物質がお腹の赤ちゃんの肺機能に影響する」

ことを示すものでした。

これは、イギリスの国民保健サービスが発表したその研究で、ブリストルの 1万4541人の妊婦さんを対象とした大規模な研究であり、その結論は、

「妊娠中の母親が、家庭用の化学物質を使用しているクリーニング製品を使用すると、赤ちゃんのぜんそくの発症リスクを高める可能性がある」

というものでした。

調査した化学物質には、漂白剤や芳香剤そして化学物質を使用するあらゆる洗剤が含まれますが、お母さんが妊娠中にそれらを使用した場合、生まれた子どもがぜんそくになるリスクが、最大 41%増加するとのことでした。

この 41%というのは低い数値ではないです。

掃除用の洗剤でこのような結果となっているわけで、今の「新しい生活様式」では、消毒剤を使用する頻度が普通ではないですし、場合によっては空中に散布されているわけで、どうなのかなと。

今の時期は特に、妊娠されている女性はそれほど外出したりはしていないのかもしれないですけれど、それでも、買い物もあれば、銀行や何らかの公共施設に行くこともあると思うのですが、それらの場所で消毒剤の曝露に遭うたびに、

「少しずつ化学物質の体内の蓄積量が高まっている方もいらっしゃるのではないだろうか」

と思うのです。

それはあまり胎児に良いことではないようなのですよ。

新型コロナウイルスに関しての問題がそう簡単に沈静化しないと思われる今、このような衛生上の懸念は拡大するばかりです。

最終更新:2020/07/29 22:05

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