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2020/06/15 22:12

アメリカの内戦は進む ワシントン州シアトルに出現した武装を伴う独立ゾーン「自治区チャズ」の行方

2020年6月13日
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カオスの中のアメリカに広がる「自治区」

アメリカで 5月の下旬から始まった混乱は、一般的には「抗議デモ」という報道がなされていますが、アメリカにおいては、以下のどれかであるか、あるいは、その始まりの一部だと思われています。

・内戦
・革命
・反乱

いずれにしても、混乱は続いており、すでにアメリカでの逮捕者は 1万人規模となっていて、1992年の暴動と変わらない混乱ぶりとなっているようです。

今の時点では、この混乱が、抗議デモなのか、内戦の始まりなのか、革命なのか、それとも目的のない反乱なのかはわからないですが、「方向性」のひとつを示すような事態が起きています。

アメリカのワシントン州にあるシアトルにおいて、「市民が一帯を占拠して《自治区を宣言》」したのです。

日本でも以下のように報じられていました。6月12日の日本経済新聞の報道です。

米シアトル、デモ隊が「自治区」 大統領は強硬策示唆

米西部ワシントン州シアトル市で、黒人差別に抗議するデモ隊が警察署周辺を取り囲み「自治区」の設立を宣言した。11日までに警察が占拠された地域での業務を一時中断する一方、トランプ米大統領がデモ隊を「無政府主義者」と呼んで州知事や市長に「即時奪還」を求めるなど混乱が続いている。

米メディアによると、警察署周辺に数百人のデモ隊が集まり、6ブロックを自治区に設定した。この地区に通じる道路をバリケードでふさいでいる。ただ、略奪行為などはなく、平和的な抗議活動が中心となっているとの指摘がある。

トランプ氏は11日、ツイッターを通じて「無政府主義者がシアトルを乗っ取った」と述べ、州知事や市長に「市を直ちに取り戻せ。さもなくば自分がやる」と主張した。(日本経済新聞 2020/06/12)


この報道にはないですが、自治区には、占拠早々に「名称」がつけられました。

占拠した場所が、シアトルの「キャピトルヒル」という場所を中心としていたために、この自治区(自治ゾーン)は、「キャピトルヒル自治区(Capitol Hill Autonomous Zone)」と名づけられ、この英語の Capitol Hill Autonomous Zone の頭文字をとって、「 CHAZ (チャズ)」と呼ばれるようになっています。

chaz-road-0610.jpg

アメリカの報道によれば、シアトルのある一帯を占拠したチャズのメンバーは、以下のような要求を当局に掲げたとのことです。要求は 30項目に及びますが、その最初の 7つをご紹介しておきます。

CHAZ の要求

tampadispatch.com
1. シアトル警察と裁判所制度の廃止を要求する。我々は、警察制度と司法制度の改革を求めるのではなく、完全な廃止を求める。
2. シアトル警察の解体までの移行期には、武力の使用を全面的に禁止することを要求する。
3. シアトルの人々が黒人所有のビジネスを探し、サポートすることを要求する。
4. シアトル市政府やワシントン州政府ではなく、アメリカの連邦政府がシアトルとワシントンで過去および現在の警察による残虐行為の事件について全面的な調査を開始することを要求する。
5. 警察の残虐行為による犠牲者への補償の具体的な決定を要求する。
6. 暴力犯罪のために現在刑務所に服役しているすべての有色人種に対して、我々のコミュニティ内の仲間の陪審員による再審理を要求する。
7. 現在の刑事司法制度、刑務所の代わりに、復帰/変革的説明責任プログラムを作り出す。


また、「経済的要求」というものの中には、

「かつて豊かだったシアトルの地元の文化的アイデンティティを再確立するために、芸術と文化に対するシアトル市からの資金の回復を要求する」

というものもありました。

まだ、この「チャズ」が誕生して 2日目なのですけれど、アメリカでの報道などでは、「チャズはどこにあるのか」という問い合わせが多く寄せられているようですが、チャズの位置は、SNS などの情報から照らし合わせると、以下のようになるようです。

キャピトルヒル自治区 (CHAZ)の場所

まず、シアトルの位置は以下のようになります。

seattle-map-chaz001.jpg

そのシアトルの中央部に、カール・アンダーソン公園と、シアトル中央大学という大学がありまして、その一帯が「自治区チャズ」です。

chaz-map-002.jpg

さらに拡大しますと、 6月12日時点で、以下の区分が「自治区チャズ」となっているようです。

chaz-map-003.jpg

この自治区チャズの面積ですが、SNS の投稿での推定では、「バチカン市国の3分の1程度」だとしています。

バチカン市国は世界で最も小さな国で、その面積は、0.44キロ平方メートルということですので、自治区チャズの面積はその3分の1程度ということで、

「面積は大体 0.15平方キロメートル」

ということになりそうです。

少し広い公園くらいの広さですかね。

この面積から考えると、トランプ大統領が「無政府主義者を許すな」と騒ぐほどのことでもないような気もしますが、しかし、トランプ大統領がそう言うには理由もありそうです。

アメリカの中では、このシアトルという街が最も気になり続けていた街でして、アメリカで最も自由な表現が作り出されてきた素敵な街でもあります。

「アメリカで何か起きる時は、ここで最初になんか起きそうだよなあ」

というようなことを思うこともありました。

それはともかく、この「自治区チャズ」について調べていますと、いろいろな背景がありそうであることもわかります。
そこに漂うキーワードは、
・極左
・ヴィーガン(完全菜食主義)
・博愛
・相互救済
・無政府主義
という、それぞれが「まるで相反する」かのような概念に包まれているのです。

自治区チャズの精神的リーダーは誰か

この自治区チャズがシアトルに出現した際、多くの報道は、ラズ・シモーネ(Raz Simone)というシアトル在住の黒人男性ラッパーが、主導者の一人と報じていました。

ラズ・シモーネ
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確かに、このラズ・シモーネという人は、メディアの表に出てきており、自動小銃で武装した姿を見せるなど「印象に残る」姿を出していますが、しかし、いろいろと調べていくと、

「もっと後ろのほうに何かある気配がある」

ようにうつるのです。

そして、そこにいる中心人物のひとりかもしれない人は、「アナーキストの十代の白人女性(あるいはトランスジェンダー)」なのです。

アメリカの SNS の投稿には、真偽はわかりようがないものの、以下のような投稿がありました。

投稿「内戦」より
Twitterアカウントの「ローラクーク (lauracouc)」が、自治区チャズの参加者たちの間で、ややリーダー的な存在となっている。
彼女は、トランスジェンダー活動家で、自らを「同性愛者アナーキスト」と呼び、「白人中心主義の解消」、「資本主義の消滅」、「現代文明の破棄」を求めている。
彼女たちは、自治区において寄付を集め、物資を調達しており、自治区都市が建設され現在暴徒たちが住むカール・アンダーソン公園に銃を持ち込むことを提唱している。


以下は、そのローラクークというアカウントの SNS からで、丸い中の写真の人がその人のようです。

lauracouc-18.jpg

このローラクークというアカウントは、ツイッターにもフェイスブックにもありますが、「承認した人にしか表示されない」設定ですので、見ることはできません。

ここにある表記が真実ならば、2001年7月10日生まれということで、「 19歳の女性」ということになります。

見た感じには、白人に見えますけれど、それもはっきりとはわかりません。

これらを見ていて、「 19歳のアナーキストかよ…」と、ややクラクラとするものを感じましたけれど、このローラクークというような人を含めて、「表面に出てこない人たちがたくさんいる」ことが伺えます。

ウェブボットの2009年4月に配信されたものから抜粋して、今回は締めさせていただこうと思います。

「扇動する女性」

が登場するくだりです。

2009年4月11日のウェブボットより

・夏から秋にかけて、ある女性の象徴的なキャラクターが出現する。彼女は内部告発者との関連で出現するキャラクターだ。さらにこの人物は、覚醒を目標とするスピリチュアリティーとの関連が深い人物でもある。

・ 彼女は身体の一部を「傷跡」のように形に塗っているか、または実際に「傷痕」があるのが特徴だ。

・ この女性は、ある犠牲的な行い、ないしは「暴露」に向けて彼女の属するグループを扇動する役割を果たす人物だ。

・彼女は監禁されていた過去を持つ。この「監禁」というキーワードは、地方や国家の刑務所、そして精神病院、あるいはロシアなどと関係している。

・この女性は中国とアメリカで発生する社会不安や社会的な災難とも関係が深い。

・この人物は次の段階の世界経済の危機が始まるちょうど一週間前に姿を表す。なぜ彼女の出現が重要なのかというと、彼女は次の全世界的な金融崩壊が発生する少し前から影響力をもつようになるからである。

・彼女の存在が公になるとほぼ同じ時期に、渡り鳥の災難や、トウモロコシや米作の問題、さらには、新たな金融危機が発生する。それは、夏の終わりから秋にかけての時期に起こる。


ここまでです。
そういえば、6月13日には、米テネシー州のナッシュビルにおいても、「チャズのような自治区の設立を目指す行動」が始まったことが報じられています。
なお、現在のアメリカは、ロックダウン以降、「都市部から地方へと移住を考える人の数が飛躍的に増えている」ことが、最近の世論調査で判明しています。

その調査によれば、何と、「都市に住むうちの 40%が都市部からの撤退を考えている」と答えたのだそうです。

こういうシアトルやナッシュビルで起きているような動きと、都市部からの撤退が加速していく中で、このような「自治的」な動きのアメリカ全土への拡大や、あるいは「中央政府と分離した生活」が加速していくのかもしれません。

そして、それは、今回のパンデミックやロックダウンの影響を大きく受けたあらゆる国や地域に言えることなのかもしれません。

最終更新:2020/06/15 22:12

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