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2020/06/03 22:35

粛々と扇動される内戦 暴動を鎮圧するための米連邦法である「反乱法」がアメリカで28年ぶりに発令される可能性がある中、全米で見出される不可解なこと

2020年6月2日
lady-phil-0531.jpg
・5月31日 ロサンゼルス。

アメリカ中の街に誰かが「配置」したレンガの山

philadelphia-riot-0601.jpg
・5月31日 ペンシルベニア州フィラデルフィア市庁舎前にて。

アメリカの暴動については、以下の記事のタイトルにありますように「内戦」という表現を使わせていたただきましたが、今回もいくつかの点をご紹介させていただこうと思います。

世界の出来1459 アメリカで始まった内戦

このアメリカの暴動は、日本のメディアでは「黒人男性の暴行死を巡る抗議デモ」と説明されますが、アメリカのトランプ大統領が「鎮圧に軍隊を投入する」と、日本時間 6月2日の緊急演説で表明し、その直後、アメリカ国防総省は、首都ワシントン近郊で「アメリカ軍部隊が待機している」と声明を出しまして、さらにトランプ大統領は、213年前の 1807年に制定されて以降、ほとんど発令されたことのないアメリカ連邦法のひとつである「反乱法」を適用する用意があると宣言しました。

この反乱法については後で述べますが、抗議デモといったレベルのものに発動されるような法律ではないです。

現在、全米 25以上の都市で夜間外出禁止令が発令されると共に、「各地で警官が襲われている」ということも、いくつかのローカルメディアで報じられています。

ニューヨーク州バッファローでは、数十人で暴動鎮圧にあたっていた軍と警察の集団に「暴走車が故意に突入」したことが報じられています。兵士 1名が重傷となっているとされています。

全米各地のカオスは今のところは収まっていないようです。

chaos-cities-0602.jpg

ところで、この「抗議デモ」について、各地から投稿される SNS などを見ますと、いくつかの奇妙な様子が浮かび上がります。
そのひとつが、暴徒が使用している「レンガ」です。

暴動では、参加者たちが治安部隊にレンガを投げつけたり、レンガで警察車両を破壊したりする様子が示されているのですが、しかし、「レンガというのは、都市部の場合、どこでも転がっているものではないよなあ」とは思っていました。たとえばロサンゼルスやニューヨークの街の中を歩いても、道のいたるところにレンガが転がっているというようなことはないはずです。

そうしましたら、ちょっと苦笑したのですが、「何者かがアメリカ中の都市のあちこちにレンガを配送して配置している」という可能性があることを知ったのです。

暴動参加者たちは、ストリートを歩いているだけで、レンガを手に入れられるということのようなんですね。それが全米の実に広い範囲で起きている。

以下の写真は、各地のストリートに積まれたレンガの光景の一部です。他にも数多くあります。投稿者たちは、「誰がこのようなものを?」と述べていますが、それは今のところわかりません。

アメリカ中の歩道になぜか積まれるレンガ

5月31日 ミネソタ州ミネアポリス
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6月1日 テキサス州フリスコ
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6月1日 メリーランド州ボルティモア
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5月30日 テキサス州ダラス
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6月1日 テキサス州フリスコ
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この件について興味深かったのは、以下のようなツイートが投稿された後、「すぐに閲覧不能となった」ことでした。
リンク先は表示不能ですので、リンクしません。

「いったい全体、誰がアメリカ中のさまざまな都市のストリートにレンガを積んだのか? 暴動は本当に自然発生したものなのか? それとも裏で何かが導いているのか?」
Still think these riots are fluid? Still think they weren't coordinated ? Who the heck left pallets of bricks throughout different cities Across the Nation on sidewalks? @JInfanteGroup) May 31, 2020


なお、このようなこととは別に、いろいろと焦臭くなっている光景も SNS の投稿からは見られます。

たとえば、「ミリシア(民兵)たちが武装して表舞台に出ようとしている」ような可能性があることです。

アメリカには白人層中心のホワイト・ミリシアと共に、「ブラック・ミリシア」という存在もあり、どちらも武装して街頭に立つ姿の写真が見られます。

5月30日 ミネアポリス。全員が自動小銃やセミオートライフルで武装したホワイト・ミリシア。
militia-white-us0601.jpg

5月29日 ミネアポリス。自動小銃で武装して屋外に立つブラック・ミリシア。
black-armed-0601.jpg

今回の暴動の場合、その「原因」が黒人男性への不当な暴力に対しての抗議だとしても、あるいは、それとは関係のない「社会に混乱をもたらすことが目的」であったとしても、ブラック・ミリシアにもホワイト・ミリシアにも、どちらにも「行動を起こす意味がある」というあたりは厄介かもしれません。

なお、トランプ大統領が発動を行うと述べている「反乱法」は、英語版 Wikipedia では以下のように説明されています。

反乱法
反乱法は、1807年に制定されたアメリカ連邦法で、反乱が発生した場合に、アメリカの陸海軍の出動を許可し、アメリカ合衆国大統領が米国内に軍隊を配備することで、市民の暴動、反乱を鎮圧する権限を規定する法律となる。(Insurrection Act)


つまり、「反乱する市民に対して軍事力行使を可能とする」連邦法のようで、そのようなものだけに、近年で発令されたことはなく、最後に発令されたのは、28年前の 1992年に発生したロサンゼルス暴動の鎮圧に対してでした。

このロサンゼルス暴動は、資料によれば、以下の流れでした。

発端は今回のものとやや似ています。

反乱法が適用された1992年のロサンゼルス暴動の際の推移
・1991年03月03日 黒人男性が白人警官から暴行を受ける
・1992年04月29日 事件の約1年後のこの日、白人警官に無罪評決
・04月29日 無罪判決直後に暴動発生
・04月30日 警察署と韓国人街(コリアンタウン)への襲撃が始まる
・04月30日 ロサンゼルス市長が非常事態宣言を発令
・05月01日 カリフォルニア州国家警備隊 第40歩兵師団の4000人が派兵
・05月01日 同日、歩兵師団の派兵数を10000人に増強
・05月02日 アメリカ陸軍 第7歩兵師団の2000人の兵士が出動
・05月02日 アメリカ海兵隊 第1海兵師団の1500人が出動
・05月03日 暴動はほぼ鎮圧される
・05月27日 国家警備隊の出動が完全に終了
・死者 63名
・負傷者 2383名
・逮捕者 1万2000名


海外の資料には「反乱法が適用された日付け」が掲載されていないのですが、おそらく非常事態宣言が出された 4月30日だと思われます。だとすると、この暴動は、「反乱法が発令されて、3日で鎮圧された」ことになります。

やはり軍隊の力は大きいのかもしれないですね。

実際に発令されるかどうかはともかく、トランプ大統領が「反乱法」について述べたということは、平和的ではない解決手段も検討の中にはあるということのようです。

ただ、仮に今後、反乱法が適用されたとしても、1992年のロサンゼルス暴動と大きく異なるのは、1992年の事例ではおおむねロサンゼルスに集中していた暴動が、今回の暴動発生は「アメリカ全土の規模」ですので、鎮圧の状況も、1992年とは異なるものとなるのかもしれません。

ミネアポリスで暴動が発生した後のたった数日間で、暴動はアメリカのほとんどの州に拡大し、半数くらいの州で国家警備隊が配備されています。

6月2日までに暴動が発生した街(140都市)と国家警備隊が出動した州
protest-map-j2020.jpg

いろいろと不可解な点があるミネアポリス発の暴動ですが、そのあたりはまた今後ご紹介させていただくこともあるかもしれません。


最終更新:2020/06/03 22:35

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