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記事詳細

2020/02/07 19:02

さまざまに展開する新型コロナウイルスの治療方法。西洋医学界は「抗HIV薬+タミフル」の臨床を進め、インド政府はアーユルベーダとホメオパシーを公式に推奨

2020年2月5日
hiv-drug-coronavirus.jpg
・2020年1月20日頃、中国で患者にHIV薬を投与する試験を行う医師たち 

HIV薬+抗ウイルス薬の混合投与は救世主となり得るか

新型コロナウイルスの患者数は、中国国内でも中国以外でも増加を続けていますが、この加速度的な感染者数の増加の原因のひとつに、以下の記事で取りあげましたように、

「このウイルスの感染経路は飛沫や直接接触だけではない可能性が極めて高い」

というところにありそうです。

Transmission ways of nCoV spark concern
Global Times 2020/02/03

新型コロナウイルスの感染経路に対しての懸念が広がる

新型コロナウイルスの感染のルートに関して新しい経路が報告された。

ウイルスの核酸が人体の体内ではない場所で検出されており、このウイルスがこれまで知られていない未知の経路で感染する可能性があるという中国国民の懸念を引き起こしている。

中国の科学者たちは、広州在住の感染が確認されている患者の家のドアノブでコロナウイルスの核酸を発見した。これは人体外において新型コロナウイルスが検出された最初の事例となる。広州日報が 2月3日に報じた。

ドアノブからウイルスの核酸が検出されたという事実は、他にも、携帯電話やスマートフォンの画面やコンピュータのキーボード、あるいは蛇口、その他の家庭用品から間接的にウイルスが感染する可能性があることを示すと専門家たちは言う。

2月3日に新型コロナウイルスの感染が確認された中国東北部の吉林省出身の男性は、1月の会議中に新型ウイルスへの感染が確認されていた他の患者と同じマイクを使用したという経験を語った。

感染が呼吸器からの飛沫や接触感染以外からもあり得ることを示す例は他にもある。

たとえば、感染が確認された患者が暮らしていた 2階に住んでいた内モンゴル自治区出身の 40歳の男性は新型コロナウイルス感染と 2月1日に診断されたが、2月2日の内モンゴル自治区の保健当局によると、この男性は他の都市には行っておらず、患者との接触もなく、また、いかなる野生動物とも接触していない。そのような市場にも行ったことがないという。

これを受けてネットでは、この内モンゴルの患者が、トイレの配管や換気装置を介して感染している可能性があることを懸念する書き込みが相次いだ。

専門家たちは、患者の便および肛門からの分泌物から、この新型コロナウイルスの核酸が見つかっているため、このコロナウイルスが消化器系を介して伝染する可能性があると警告している。

このため、新型コロナウイルス患者が見つかった場合、保健当局は、中央空調システムを停止することを提案している。

このような提案が示された理由としては、2003年の SARS の流行の際に、香港アモイの住宅団地で、エアロゾル化した糞便が配管を介してフロアからフロアに広がったことにより 300人以上が SARS に感染したという事件があったためだ。


これは中国の科学者たちが、新型コロナウイルスが、日常品からの感染の可能性や、あるいは飛沫や糞便等がエアロゾル化して大気中に循環する、いわば事実上の「空気感染化」の可能性を警告したことを取り上げたものです。そのような可能性があるのだとしたなら、今後も感染は患者数の増加と共に(生活環境の中のウイルスの絶対量が増加していくために)指数関数的に感染者は増えていくと思われます。

このような感染経路を持つウイルスに対しての効果的な予防は難しいものかもしれません。

そして、世界中に感染が拡大していく中で、非常に早い速度で「治療方法と治療薬剤」に関しての医学的報道も出てきていまして、その中で現実として、限定的である可能性があるとはいえ、実際に効果が出たものに、以下の日本経済新聞の報道にある治療薬があります。

タイ政府「新型肺炎、エイズ・インフル薬で症状改善」

日本経済新聞 2020/02/02
タイ保健省は、新型コロナウイルスによる肺炎の治療で、症状が劇的に改善した事例を見つけたと発表した。

バンコクにある国立病院の医師が、中国人旅行客の重症患者に、抗エイズウイルス(HIV)薬とインフルエンザ薬を併用して投与したところ、病状が回復しウイルス検査で陰性になったのを確認した。

使ったのは抗HIV薬の「ロピナビル」と「リトナビル」、インフル薬の「オセルタミビル」(商品名タミフル)。

中国湖北省武漢市から訪れた70代の中国人女性に投薬した。女性はウイルス検査で10日間にわたって陽性反応を示していたが、投与後48時間以内に陰性になったという。

抗HIV薬は新型肺炎への有効性が指摘されており、中国当局も採用を検討している。


この部分だけを読むと、「その治療法の根拠がわからない」と思われるかもしれないですが、実は、抗 HIV 薬(抗レトロウイルス薬)は、SARS に関する 2004年の研究で「実質的な臨床的利益を示した」と中国の専門家が述べていまして、おそらく今後、中国でも臨床で試されていくと思われます。

今年 1月24日に、医学誌ランセットにも、コロナウイルス患者 41人を対象とした抗 HIV 薬のランダム試験の結果が掲載されていました。ただ、その発表では「効果は限定的」だとされています。

いろいろな面で、これが絶対的な治療薬とはなるというわけではないかもしれないですが、タイの女性患者のように、場合によっては効果が出る可能性があります。

今後の中国やタイなどでの臨床で効果的だった場合、そして他の手段が見つからない場合、他の国でも試されるかもしれません。

ただし、抗 HIV 薬は副作用も強い場合があり、際どい選択となる可能性もあります。

この治療法についての医学記事をご紹介します。

HIV drugs touted as weapon in war on coronavirus
medicalxpress.com 2020/02/04

新型コロナウイルスとの戦争の武器としての抗HIV薬

世界中の医師たちが、急速に拡大を続ける新型コロナウイルスを封じ込めようとしている中、抗レトロウイルス薬とインフルエンザ薬の組み合わせが、これまで数百人の命を奪っているこの感染症に対する可能な防御として浮上している。

しかし現段階では、医学的に、それらが実際に効果的であるのかどうかに関して決定的ではなく、専門家たちは実際的な特定の治療法が開発されるまでには、まだ何年もかかるかもしれないと述べている。

新型コロナウイルスに対してのこれらの薬の組合せについて、これまでにわかっていることを記す。

なぜ抗レトロウイルス薬なのか?

一般的な季節性インフルエンザと診断された患者たちには、タミフルとして広く知られている抗ウイルス薬が処方されることがある。

これまでのところ、新型コロナウイルスは世界中で数万人に感染し、主に中国本土で 400人以上を死に至らしめている。

その中で、2週間前、中国の医師たちは、北京で新型コロナウイルス患者に抗 HIV 薬を投与していることが確認された。(※冒頭の写真)

抗レトロウイルス薬である「ロピナビル」と「リトナビル」を併用すると、患者の血液中の HIV 細胞の量が減少し、免疫系を複製して攻撃するウイルスの能力が低下することがわかっている。

医師たちはまた、一般的にタミフルと呼ばれている抗インフルエンザ薬「オセルタミビル」を、それらの抗レトロウイルス薬と組み合わせて治療することで、新型コロナウイルスへの強力な武器となることの希望を持っている。

しかし、パリに拠点を置くパスツール研究所のシルビー・ファン・デル・ワーフ氏は、「季節性インフルエンザは、中国のコロナウイルスとは非常に異なる」と述べてもいる。

現在 25人の確定症例があるタイでは、71歳の中国人女性患者が この 3種類の薬を投与されてから 48時間以内にウイルスに対して陰性を示した。

しかし、タイの医師たちは、この 3種類の薬の投与には副作用が出る可能性があるため、薬は厳重な監督下で投与する必要があると警告している。

この組合せは実際に機能するのか

それについては、簡単にいえば、今のところ誰にも確かなことは言えない。

2004年の研究では、SARS 患者に抗レトロウイルス薬を投与した場合に「実質的な臨床的利益」を示したと中国の専門家は述べた。

しかし、今年 1月24日にランセットで発表された研究によると、コロナウイルス患者 41人を対象としたランダム試験では「限界」があったことが示された。

24件の新型ウイルスの症例が確認されているシンガポールの医療専門家のタン・チョル・チュアン氏は、抗レトロウイルス治療で対応しているが、その結果については詳しく説明していない。

他のいくつかの研究は、この治療法は「有望」に見え、中国武漢で臨床試験が開始されている。

チュアン氏は、「これらの薬剤を使った方法は、効果があるようには感じるが、現時点では確実ではありません」と 2月4日に語っている。

製薬企業の動向

複数のバイオテクノロジー企業が新型コロナウイルスに対しての治療法開発に取り組んでいる。

カリフォルニアに本拠を置くギリアド・サイエンシズ社は、SARS の治療に使用される薬物である抗ウイルス薬「レムデシビル」が有効かどうかを判断するために、中国当局と臨床試験に取り組んでいると述べた。

まったく新しい治療法の開発も進行中だ。アメリカ保健福祉部は、製薬企業リジェネロン社と提携し、エボラ患者の生存率を高めるために同社が成功裏に使用した感染症と戦うモノクローナル抗体(単一の抗体産生細胞に由来するクローンから得られた抗体)を開発している。

一方、世界の 3つのチーム(中国、オーストラリア、フランスのパスツール研究所)は、実験室でコロナウイルスを培養することに成功した。これは、新型コロナウイルスが、ヒトの細胞内でどのように複製されるかを理解する研究のために重要だ。

市販薬や民間療法に効果はあるか

新型コロナウイルスの感染拡大が伝えられて以来、民間療法や伝統的な治療法についての誤った情報がオンラインで広まっている。

中国では、スイカズラなどの植物が成分の、中医学の伝統薬「双黄連」が新型ウイルスに効果があるという話が広まり、全土で人々が双黄連を購入しに薬局に並んだ。

しかし、研究者たちは「双黄連」の潜在的な副作用について警告しており、中国の国営メディアも注意を呼びかけた。

インドでは、中央政府の厚生省管轄下にあるアヤシュ(AYUSH)省が、新型コロナウイルスに対して、古代ホメオパシーとアーユルヴェーダ療法を推奨した。

しかし、これに対し、インドの医師会を初めとする医師や科学者たちは、有効性に疑問を示しており、感染者は速やかに病院で治療を行うべきだと反論している。

オーストラリアでは、インターネット上で、生理食塩水がコロナウイルスを死滅させるという誤った情報が広まり、タイのソーシャルメディアには消毒剤(ベタジン)を口にスプレーするという方法が示されているが、消毒剤ベタジンを製造する企業は、それに効果はないと反論している。

ここまでです。

この記事にあります、現在試されている方法は、

・抗 HIV 薬であるロピナビル
・抗 HIV 薬であるリトナビル
・抗ウイルス薬であるタミフル


を3種合わせて投与するという方法で、場合によっては効果があるようですが、シンガポールの医師の言うように、不安定な効果でもあるようです。

特に、抗 HIV 薬は副作用も強いようで、また、抗 HIV 薬「リトナビル」の説明書の「次の薬剤を服用中の患者には禁忌」という項目の薬の種類の量に驚きます。
kinki-ritonavir.jpg

他にも、Wikipedia には「ジアゼパムとの併用も禁忌」とあるのが注目されるところです。

ジアゼパムというのは、代表的なベンゾジアゼピン系の薬剤で、パニック障害や不安障害の人たちに抗不安薬として処方されたり睡眠薬として処方されたりしますので、服用している方は多い思います。

ジアゼパムの商品名はむちゃくちゃ多いですが、有名なところでは、ソラナックスとかワイパックスとかメイラックスとかリーゼとかグランダキシンとか、いろいろとあります。

いずれにしても、抗 HIV 薬は、副作用が強い上に、先ほどのように、併用できない薬がものすごく多いですので、基礎疾患のある人には、難しい部分があるのかもしれません。
なお、この抗 HIV 薬は、「抗レトロウイルス薬」とも呼ばれますが、「レトロウイルス」とは、先日のこちらの記事「周博士の異常な愛情…」で書きました RNA ウイルスのことです。

周博士の異常な愛情 または私はいかにして心配するのを止めてSTINGを愛するようになった

2020年2月3日
ウイルスに対応する細胞の驚くべき対応メカニズムを知った日

2月2日の中国グローバルタイムズは、武漢の新型コロナウイルスが、「コウモリが媒介するコロナウイルスと 96%一致した」ことを伝えました。

これを読んで、「そういえば、武漢ウイルス研究所は、一貫してコウモリに感染させたコロナウイルスを研究していたなあ」と思い出しました。

以下の記事に、武漢の研究所の周鵬研究員を始めとする科学者たちによるコウモリでのコロナウイルスの研究に関しての論文をリンクしています。


次々と積み上がる中国の新型ウイルスが「生物兵器」である証拠。そして、武漢のバイオ研究所で研究されていた可能性のある「あらゆる人が免疫を持たない悪夢のコロナウイルス」

2020年1月29日のアメリカ司法省の発表を報じるメディア記事
china-agent-viruses.jpg

新型ウイルスは武漢のバイオ研究所から広がった可能性が高まる

昨日から今日にかけて、アメリカのメディアではさまざまな報道が出されていまして、今まで私たちが知らなかった「生物兵器をめぐる地下活動」があからさまになってきています。

それと共に、現在流行している新型コロナウイルスが、とんでもない凶悪なものである可能性も示され始めました。

冒頭に示しました「ハーバード大学の教授が、ウイルスの密輸で起訴された」というのは、1月28日にアメリカ司法省の広報室ウェブサイトで公表されていたものを報じたものです。

以下はアメリカ司法省の報道ページです。
ht●●●tps://●●●www.justice.gov/opa/pr/harvard-university-professor-and-two-chinese-nationals-charged-three-separate-china-related

・Harvard University Professor and Two Chinese Nationals Charged in Three Separate China Related Cases
(ハーバード大学教授と2人の中国人を3つの別個の中国関連事件で起訴)

これは、ハーバード大学のチャールズ・リーバー博士という教授が、ボストンのローガン国際空港で 2019年12月10日に逮捕され、その後、「 21種類の生物学的研究を中国に密輸しようとした罪」で起訴されたというものです。

簡単にいえば、アメリカで厳重に保管されていたウイルスを「中国に密輸しようとした」のです。

ht●●●tps:●●//greatgameindia.com/chinese-biowarfare-agents-at-harvard-university-caught-smuggling-viruses/

アメリカのメディアは、このハーバード大学の教授は中国の生物兵器スパイであると断じています。

リーバー博士は、ハーバード大学と共に、中国の大学でも研究をおこなっていました。

中国のどの大学かというと「武漢理工大学」なのでした。つまり、武漢にある大学です。ここで、ウイルスの研究をしていました。

そのような科学者であるリーバー博士が、「武漢にウイルスを密輸しようとして逮捕・起訴」されていたのでした。

さらに、別の記事では、カナダの国立微生物学研究所からも、中国のエージェントがウイルスを持ち出し、中国の以下の4つのバイオ研究施設に運んだと報じられています。そのようなことが何年も続けられていたと。
ht●●●tps:●●//greatgameindia.com/coronavirus-bioweapon/

カナダからウイルスが運搬されたとされる中国の施設
1. 長春軍医科学院
2. 成都軍事地域疾病管理予防センター
3. 武漢ウイルス学研究所
4. 北京中国科学院微生物学研究所


ここにも武漢が出てきます。中国のバイオ研究の最高峰の施設が武漢にあるのですから、当然とはいえそうですが。
このように、中国の細菌兵器エージェントたちが激しく活動し続けていたことが示されたと共に、米ゼロヘッジは、中国の武漢でコロナウイルスに改変を加える研究をおこなっていた武漢ウイルス学研究所の中国人科学者を特定し、その論文を公開しました。
ht●●●tps:●●//www.zerohedge.com/health/man-behind-global-coronavirus-pandemic

自然界に免疫が存在しない悪夢のコロナウイルス

その研究は、エボラウイルスとコロナウイルスを感染させた状態のコウモリの研究でしたが、その中には「コロナウイルスを無毒化して保存する方法」の研究も含まれていました。

もう少し正確にいうと、「ウイルスに感染させたコウモリが、病気を発症することなく、体内に長期間保存できる方法を分子構造から研究する」ということを模索していたと考えられます。

「コロナウイルスを生体の中で保存しておく」という手段を獲得するものだと思われます。

それと共に、「遺伝子操作により、ウイルスの免疫性を改変する」ということもおこなっていたことが、武漢ウイルス学研究所のウェブサイトから伺えます。

研究を率いているのは、中国科学院に属する武漢ウイルス学研究所の「周鵬」という名の科学者で、ウイルス研究の世界では中国のトップクラスの人のようです。

ゼロヘッジは「新型コロナウイルスが動物から人間に感染したというのは茶番だ」として、この中国の科学者である周鵬氏の研究が、現在の爆発的流行を見せるウイルスの背後にあると述べています。

ゼロヘッジは、武漢ウイルス学研究所の中国語のウェブサイトを要約し、研究所がおこなってきた研究について、次のようにまとめています。

周鵬氏のコロナウイルスの研究の目的

1. 武漢ウイルス研究所は、中国の最高のウイルス学および免疫学の専門施設のひとつであり、中国の最高のバイオハザード研究所である。

2. その施設の科学者である周鵬氏は、致命的なウイルスを運び伝達するコウモリの免疫機構を2009年から研究している中国の著名な科学者のひとりだ。

3. 周氏の主な研究分野は、エボラ、SARS、コロナウイルスなど、この世で最も病原性の高いタイプのウイルスをコウモリに感染させる方法とそのメカニズムを研究することだ。

4. 周氏はさまざまな免疫経路を遺伝子工学的に操作して、コウモリが感染しやすくなるようにし、その過程で潜在的に超耐性の病原体を作成した。その研究の中には、ウイルスの感染に対する生体防御機構において重要な役割をはたすタンパク質である STING 経路などの免疫経路の遺伝子操作も含まれる。

5. 周氏は、研究の一環として、自然免疫を克服したコウモリの変異したコロナウイルス株を研究した。これは「スーパー病原体」としてのコロナウイルス株であり、つまり、これらのコロナウイルスには、自然免疫の経路に耐性がない。これは現在世界に拡大しているコロナウイルスとよく似ている。

6. 11月中旬の時点で、周氏の研究室は、スーパーコロナウイルスとコウモリの感染症に関する研究の実施を支援するために、経験のない研究員たちを積極的に採用していた。

7. 周氏のウイルス学およびコウモリの免疫学に関する研究は、国立優秀青年基金、中国科学院、科学技術省の主要プロジェクトから資金援助を受けている。


これを読んだ時には、「まじかよ」と思わず声を出してしまいました。

以下の部分です。

> これらのコロナウイルスには、自然免疫の経路に耐性がない。

これは、このウイルスには、自然の状態には免疫が存在しないため、「世界中のどんな人でも、あるいは、あらゆる人々が感染する」ことを示します。確かに、現在の異様ともいえる拡大と感染力の強さは、このようなウイルスの姿そのままともいえます。

この周氏の研究が「成功」したかどうかの記載はないですので何ともいえないですが、「そんなもの作ったら人類滅ぼすぞ」とは思いました。

なお、上の 4番目にある「 STING 」というのは、2019年3月のネイチャーの記事によれば、

STINGは、細胞質中のDNAに対する自然免疫応答に重要な役割を担うタンパク質

だそうで、RNA ウイルスおよび DNA ウイルスの感染に対する生体防御機構に重要な機能を与えるものだそうです。

こういうものを「遺伝子操作で改変していた」ようなのですね。

なお、現在の新型ウイルスが、仮にこの研究所から漏洩したものだとしても、それは故意ではなく事故だったと思われます。
おそらく上の、

> 経験のない研究員たちを積極的に採用

あたりがキッカケではなかったかと。

バイオセーフティレベルの高い病原体を扱うには、どれだけ慎重にならなければならないのかという点で、経験の少ない研究員たちによって何か起きてしまったのかもしれません。

この周氏の細菌の研究論文は以下のようなのがあるようです。タイトルからでは、単語そのものが難解で、私には意味があまりよくわからないですが、理解できる方や、興味のある方に読まれていただきたいと思いまして、すべての論文をリンクしておきます。論文はすべて英語です。

武漢ウイルス学研究所の周氏の論文

・コウモリのSTING依存インターフェロンの活性化
ht●●●tps:●●●//www.cell.com/cell-host-microbe/comments/S1931-3128(18)30041-6

・コウモリ起源のコロナウイルスによって引き起こされる致命的なブタ急性下痢症候群
ht●●●tps:●●●//www.researchgate.net/publication/324212190_Fatal_swine_acute_diarrhoea_syndrome_caused_by_an_HKU2-related_coronavirus_of_bat_origin

・オオコウモリ細胞のインターフェロンαによって誘導されるIFNAR2依存性遺伝子発現とウイルス感染に対するIFNAR2遺伝子操作の影響※ IFNAR2 とは、インターフェロンアルファ/ベータ受容体だそうです。
ht●●●tps:●●●//www.researchgate.net/publication/322560671_Correction_IFNAR2-dependent_gene_expression_profile_induced_by_IFN-a_in_Pteropus_alecto_bat_cells_and_impact_of_IFNAR2_knockout_on_virus_infection

・コウモリによるSARS様コロナウイルスのスパイク・タンパク質の免疫原性
ht●●●tps:●●●//link.springer.com/article/10.1007/s12250-010-3096-2

・コウモリによるSARS様コロナウイルスのORF3b相同体は、異なるインターフェロン拮抗薬活性を示す(※ ORF3bはタンパク質のことのようです)
ht●●●tps:●●●//www.microbiologyresearch.org/content/journal/jgv/10.1099/vir.0.033589-0

周氏の研究がどこまで進んでいて、どの程度成功しているのかはわからないのですが、これらの研究が「一般の疫学的研究ではない」ことは明らかです。

普通の疫学的研究の場合、たとえばウイルスを開発することなどもそうですが、「人間がその病原体に免疫を獲得する方法」を研究するわけですが、周氏の研究は「その逆」です。

「治りにくいようにする」とか、「免疫のメカニズムを改変する」とか、そういう方向への研究のようにも思われまして、ここから考えられるのは、単純に、生物兵器としてのコロナウイルスの作成も、研究目的の中に含まれているか、あるいは、それが主要な目的であるという感じもいたします。

ただ、仮にですが、この新型ウイルスがそのようなものであったとした場合、当然ながら、生物兵器を開発する場合、「同時にウイルスや治療薬の開発もする」わけで、つまり、自国の兵士や自国民まで感染して致命的になってしまうというのは、単なる自爆兵器であるわけで、「自国民を感染から守ることができるワクチンや治療薬など」も研究していたと思うのですが、そういうものがあるのかどうか。

この新型ウイルスに関しては、あまりの強力な感染力に日々驚いていますけれど、もしかすると、これもまた周氏の手によって「改変されてこのような感染力になった」部分もあるのかもしれないと思ったりもします。以下の部分などにもそれを感じます。

遺伝子工学的に操作して、コウモリが感染しやすくなるようにし

何しろ、2003年の SARS では、中国の患者数が約 5000人に達するのに 9ヵ月かかったのに対して、新型コロナウイルスは「感染の爆発的拡大から数日で 5000例を超えた」のです。見たことのないような感染力の病気だと思っていましたが、今回ご紹介したようないくつかの現実を知り、それと関係しているのかなと感じなくもないです。

そして、これらのことを知り、事態はますます厄介なことになっていくのかもしれないという不安がさすがにあります。

この記事では、論文のリンクは紹介はさせていただきましたけれど、論文の内容自体は、概要以外は読んでいなかったのですね。さすがに難しくて。

しかし、そのグローバルタイムズの「新型ウイルスが、コウモリが媒介するコロナウイルスと、ほぼ一致した」というニュースを見まして、「周さんたちはどんなことを研究していたのだろうなあ」と興味が湧きました。

大ざっぱに読んでいる中で、私は、初めて「ウイルス感染した時の人間の細胞の反応」のメカニズムを知ったのでした。

それはもう精緻であり、奇跡であり、私は、人間という生物が持つ細胞のものすごい作用を知ることができたのです。

これまでの私は、ウイルスや病原体に対しての細胞の反応というものについては、白血球だとか、免疫細胞だとか、ナチュラルキラー細胞だとか、そういう大ざっぱな仕組みしか知らなかったのです。

しかし、そもそも調べてみますと、この「ウイルスに対しての細胞の反応の正確なメカニズム」が研究でわかってきたのは、ほんのこの数年のようなのです。

そして、ウイルスに対しての免疫反応の初期段階で、最も重要な役割を果たすものが、

「STING」

と呼ばれるタンパク質であることが、最近わかってきているのです。

STING は、「 Stimulator of interferon genes (インターフェロン遺伝子の刺激剤)」という英語の略で、つまり、この STING が、インターフェロンを活性化させるのです。

インターフェロンは、Wikipedia の説明では以下のようにあります。

インターフェロンとは動物体内で病原体(特にウイルス)や腫瘍細胞などの異物の侵入に反応して細胞が分泌するタンパク質のこと。 ウイルス増殖の阻止や細胞増殖の抑制、免疫系および炎症の調節などの働きをするサイトカインの一種である。

インターフェロンというものは、強い「抗ウイルス作用」を持つもので、私たちがウイルスに感染した後、このインターフェロンが細胞内で増殖するにしたがって、ウイルスは次第に「増殖できなくなっていく」のです。

そして、インターフェロンの働きにより、ついには細胞内でのウイルスの増殖が止まり、「病気の症状も消えていく」つまり治るという理解でいいのだと思います。

たとえば、学校などではインフルエンザに感染した生徒は 5日間から 7日間くらいの自宅待機となりますが、そういう「全治の目安」は、ウイルスに感染した後、インターフェロンなどの働きにより、ウイルスが細胞内から一掃される目安の期間だということになります。

そして、このインターフェロンは「 STING によって起動する」ことがわかってきているのです。スイッチの役割ですね。

調べてみますと、この STING の活性化のメカニズムを世界で最初に発見したのは、日本の東京大学で、2016年6月30日に、科学誌ネイチャー・コミュニケーションに発表されていました。

当時の東京大学のニュースリリースには以下のようにあります。

自然免疫応答の新しい活性化の機構を解明

東京大学 薬学部 2016/06/30

タンパク質STINGはゴルジ体で活性化する

東京大学大学院薬学系研究科の新井洋由教授らの研究グループは、病原体の感染を察知し1型インターフェロン応答を誘導する自然免疫分子STINGの活性化機構を世界で初めて明らかにしました。

本成果は、将来的に感染症、炎症関連疾患の治療法の開発につながると期待されます。

DNAウイルスやバクテリアなどの異物が細胞に感染した際に細胞内に持ち込まれるDNAは、小胞体の膜に埋め込まれたタンパク質STINGによって感知され、異物を排除するためのI型インターフェロンおよび炎症応答を引き起こします。

この反応は、私たちの体が異物を認識し排除する自然免疫と呼ばれる基本的な反応です。しかしながら、なぜ細胞内のDNAに対する応答が膜タンパク質STINGを利用して起きるのかは不明でした。またSTINGは細胞内のDNAを感知したのちに、小胞体から核に近い場所に移動することも示されていましたが、その意義も不明でした。

今回、研究グループは、細胞生物学的な手法を用いた解析により、(i)タンパク質STINGの活性化の場が、細胞内のDNAを感知する小胞体ではなくゴルジ体であること、(ii)タンパク質 STINGの活性化にゴルジ体で起きる翻訳後の修飾であるパルミトイル化とゴルジ体のユニークな脂質環境の二つが必要であることを明らかにしました。


全体の意味は簡単なものではないですが、

> DNAは、小胞体の膜に埋め込まれたタンパク質STINGによって感知され、異物を排除するためのI型インターフェロンおよび炎症応答を引き起こします。

という部分をご紹介したいために少し長く引用しました。

ウイルスが細胞内に侵入した際、「まず最初に STING が感知」し、それがトリガーとなって、インターフェロンが反応し、「ウイルスとインターフェロンの攻防が細胞内で始まる」のです。そして多くの場合は、インターフェロンがウイルスの増殖の停止に成功し、ヒトは病気から解放されます。

以下は、上の東京大学のニュースリリースにあったイラストです。パルミトイル化とは Wikipediaには「パルミチン酸などの脂肪酸を膜タンパク質のシステイン残基に共有結合させる反応のことである」とありますが、私には何のことだかわかりません。

sting-tokyo-univercity.jpg

「 STING 」と書いてあるのが、その STING です。

この図では、最初に「病原体を認識するのが STING 」であることがわかり、また、その後、インターフェロンを誘導する受容体(TBK1 とか IRF3 と書かれているもの)を起動させる様子もわかります。

つまり「最初にウイルスとの戦いの合図を送る」のが STING なのです。騎兵隊のラッパみたいなものですかね(ちょっと違うだろ)。

上の図にはいろいろと記号がありますが、私にわかるものでは、以下のようになります。

・TBK1 → 活性型キナーゼ → キナーゼとは高エネルギーリン酸結合を有する分子からリン酸基を分子に転移する酵素だそう。よくわからないですが。
・IRF3 → インターフェロン調節因子3 → インターフェロンを誘導する受容体。


そして、これらの発見はつい最近のことであり、つまり「 21世紀になってからの知見」なのです。

このウイルスに対しての細胞内での反応のメカニズムの研究は、その後もさまざな研究機関によって続けられていて、武漢ウイルス研究所のコウモリを使ったコロナウイルスの研究も、この視点からのものとなっています。

昨晩に読んだ武漢ウイルス研究所の論文は、2018年1月に学術誌セル・ホスト・アンド・マイクローブ(Cell Host & Microbe)に発表された以下のタイトルの論文です。
・Dampened STING-Dependent Interferon Activation in Bats
 (コウモリのSTING依存インターフェロン活性化の減衰)

「STING依存インターフェロン活性化の減衰」とありますが、武漢での研究は、

「免疫システムに最も重要な STING の機能を阻害する」

という研究だったようです。

最終更新:2020/02/07 19:06

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