記事詳細
2019/09/20 23:07
スペインを襲った黙示録的な豪雨と洪水による被害は、過去140年間で最悪に。30万ヘクタール以上の畑が洪水で壊滅し、農作被害も深刻な状態
2019年9月16日のスペインの報道より
スペイン各地が、同地としては異例といえる豪雨により発生した洪水で被害を受けたことを以下の記事でご紹介させていただきました。
スペインで過去100年で最大の豪雨。鉄砲水洪水などで甚大な被害
2019年9月12日 鉄砲水に襲われたバレンシア州オンティニェント市
9月12日、スペイン南東部が、同国としては歴史的な豪雨に見舞われ、各地で洪水や鉄砲水が発生したことによる深刻な被害が出ていることが報じられています。
雨量として、スペインで観測が開始された 1917年以来、最大の豪雨を記録した場所も多くあり、過去 100年で最悪の大雨被害となっているようです。
南東部のバレンシア州やアリカンテ州の広い地域で洪水が発生しましたが、冒頭にあるバレンシア州のオンティニェントという街では、クラリアーノ川という大きな川が氾濫し、街全体が冠水する状態となりました。
バレンシア州オンティニェント
その後、この洪水での被害が、スペインとしては、1879年に起きた大洪水以来、実に 140年ぶりの最悪の規模に達したことが明らかになりました。
9月11日から降り始めた雨は、3日間にわたり降り続け、スペインの中部から東部の広範囲で洪水が起きました。
都市部では、各地で鉄砲水が発生し、車や建造物、インフラが壊滅的な被害を受けました。東部のバレンシアやアリカンテ地方の洪水被害が最も大きかったですが、中心部の首都マドリードの近い地域でも、激しい洪水が起きています。下の写真は、マドリード地区にある街の様子です。
9月12日 マドリード近郊のアルガンダ・デル・レイ
スペイン東部の州の都市部では、多くの街が鉄砲水に見舞われ、大混乱が起きていました。
2019年9月11日から13日のスペイン東部の街の各地の様子
下は、9月13日のスペイン東部の各地の街の様子が撮影された動画です。
https:●//youtu.be/l20hgWb3SoM
また、スペイン東部は、豊かな農作地が数多くある場所ですが、今回の集中豪雨で、少なくとも 30万ヘクタールの農地が、今季には回復不能のダメージを受けたと報告されています。
30万ヘクタールというのは、たとえば、東京都の面積が、22万ヘクタールですから、それよりはるかに広い畑や果樹園が破壊されたことになります。
2019年9月13日のスペイン東部各地の農地の様子
被害の全貌はいまだに明確ではなく、スペイン当局は、被害の全体象を把握すると共に、国家としての復興計画を建てる準備を進めています。
日本の千葉県の停電被害などもそうですが、世界各地で、かつてない規模の自然災害による被害が拡大しています。
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