【楽天市場】Shopping is Entertainment! : インターネット最大級の通信販売、通販オンラインショッピングコミュニティ 店長の部屋Plus

記事詳細

2019/09/12 18:53

中国でのアフリカ豚コレラによる殺処分頭数が「1億頭」を超える

2019年9月4日の米CNNの報道より
china-swine-100m.jpg

アフリカ豚コレラという豚の感染症が中国などで発生してから、1年ほど経とうとしていますが、その猛威は収まっていません。

中国では、7月までの 1年間で、「 1億頭」もの豚が殺処分されたことが報じられています。

以下は、それを報じる米 CNN の記事です。

China could release emergency pork reserves after losing 100 million pigs to swine fever
CNN 2019/09/04

中国は豚コレラで一億頭の豚を失い、政府は、緊急用の備蓄豚肉を放出する可能性を示唆

アフリカ豚コレラが猛威を奮っている中国では、これまで国内の豚の3分の1が殺処分された。

このことから、中国の政府当局は、世界最大の豚肉市場を安定させるための劇的な措置について議論している。

中国は、豚肉の巨大な産地であり、地球上のすべての豚の半分がいる。豚肉は、中国の食事の主食ともいえ、その不足は中国の社会的安定を損なう可能性があることを意味する。また、豚コレラの蔓延が、世界の豚肉供給の安定を脅かす可能性もある。

中国当局はすでに、養豚場や、価格の高騰に苦しむ可能性のある家族への補助金など、養豚市場を強化する計画を立てているが、現在、さらに危機に対処するための取り組みを強化している。

政府の統計によれば、豚肉の小売価格は過去 1年の間に 70%近く高騰した。卸売価格の平均は、 8月の最終週で前年同時期と比べて 90%高いが、専門家たちは、さらなる値上がりを予想している。

中国当局は、必要に応じて、政府が備蓄する緊急用の冷凍豚肉を放出することを約束した。放出するかどうかは市場の動向を見極めた上で決定する。

中国農務省が発表した統計によると、7月現在、過去 1年の間に中国国内で殺処分された豚は 1億頭を超えた。

中国はすでに、一部の都市で特定の量の豚肉を購入することを市民に制限する配給制度を導入している。また、一部の地方自治体は、高騰する価格を相殺するために豚肉の割引をおこなっている。

たとえば、南部の南寧市では、豚肉は今月、平均市場価格の少なくとも 10%引きで販売された。同時に、南寧市の市民は、1日の豚肉購入限度が 1キログラムに制限されている。

アナリストたちは、豚肉の価格は、今後数ヶ月間高騰し続けると予測している。

また、中国の豚肉生産量が今年 25%減少する可能性があると推定する。これは、150万トンに相当する。

ここまでです。

豚コレラの問題は日本でも同じように深刻で、飼育頭数などの点から、中国の 1億頭などという数とは桁がちがうにしても、この 1年間で、13万頭が殺処分されています。

しかも、以下の日本農業新聞の記事にありますように、日本でも「拡大していく一方で、終息の気配が見えていない」のです。

豚コレラ発生1年 終息兆し見えず 養豚場、4県40例
日本農業新聞 2019/09/10

国内で豚コレラが26年ぶりに発生して9日で1年を迎えた。これまで養豚場での発生は4県40例、殺処分された豚は13万頭超に上る。現在も毎週のように発生が相次ぎ、終息の兆しは一向に見えず、対策を徹底してきた農家の疲弊感は強まっている。

豚コレラ発生農場は1年間で岐阜県から愛知県、三重県、福井県へと広がり、8日までに40例となった。ウイルスを広げて終息を困難にする陽性の野生イノシシは長野県、富山県、石川県でも確認が相次いでいる。

発生農場の殺処分と消毒による早期封じ込め、農場への侵入を防止する飼養衛生管理基準の徹底で発生を食い止めようとする現場の努力が続くが、終息の見通しは立っていない。


このようなことになっていまして、そして、中日新聞の「豚コレラ拡大、一日最速420メートル 年明けに関東到達か」という報道では、来年までには関東にまで豚コレラが拡大するのではないかという専門家の予測を取り上げています。

豚コレラ拡大、一日最速420メートル 年明けに関東到達か
中日新聞https:●//www.chunichi.co.jp/article/front/list/CK2019090402000070.html
PK2019090402100006_size0.jpg
家畜伝染病「豚(とん)コレラ」が国内で二十六年ぶりに岐阜市の民間養豚場で確認され、まもなく一年。ウイルスの運び役とされる野生イノシシの感染は愛知、三重、長野、福井など周辺六県に急拡大し計千頭を超えた。専門家は、感染は岐阜市内を基点に同心円を描くように、外側に直線距離で一日最速約四百二十メートルのペースで広がったと分析。年明けには関東まで到達する恐れがあると推測する。
PK2019090402100007_size0.jpg

他にも、アジアでは、ベトナムやフィリピン、韓国などでも豚コレラの感染が確認されていまして、いろいろな国で手がつけられない状態となっているようです。

豚肉価格などへの影響が出てくるのは当然として、あまりにもこの拡大が続くような場合、将来的には、豚肉そのものが手に入りにくい状況となっていく可能性もあるのかもしれません。

自然災害での農業被害や、豚コレラなどの感染症の拡大など「食」に関しての問題がとても多く露見し続けています。

過去数十年、比較的安定が保たれていた世界の食糧サプライチェーンが、少しずつ崩れてきている気配さえも感じる最近です。

同市の養豚場で最初に豚コレラが確認されたのは昨年九月九日。野生イノシシの感染確認は五日後、約七キロ離れた市内の用水路で死んでいた一頭が最初だ。

農林水産省の疫学調査チームは、問題のウイルスが、遺伝子の特徴などから中国やその周辺国から侵入したと推定。感染した豚肉や肉製品が国内に持ち込まれて廃棄され、野生イノシシが口にして感染が広がった可能性が高いとみている。

昨年十二月には岐阜県以外で初めて、愛知県犬山市でイノシシの感染を確認。その後、他の周辺県でも相次いだ。岐阜県内は、累計で八百七十頭を超えた。

岐阜県豚コレラ有識者会議」委員の獣医師、伊藤貢(みつぎ)さん=愛知県田原市=は、各県の感染イノシシの位置情報から拡散状況を分析。豚の感染が最初に確認された岐阜市の養豚場周辺を基点に、直線距離で一日当たり何メートル拡散しているか調べている。七月に遠方の長野県塩尻市や富山市で見つかった個体の基点からの距離を分析し、一日最速四百二十メートル進んだとみている。

過去にドイツで発生した感染例を文献で調べたところ、一日平均六十八メートルだったという。国内の拡散速度は、ドイツを大幅に上回っているとの見方を示す。

伊藤さんは統計的な分析から、今後は最速で一日三百三十メートルずつ拡散すると予測。年明けには、豚の飼育頭数が全国有数の群馬県など、関東地方に到達する勢いとみている。

岐阜県で豚が感染した大半の養豚場では、発生前に周囲六キロ以内で感染イノシシが見つかっていた。

伊藤さんは「イノシシの感染対策は県単位では限界があり、広域的な視点でイノシシの個体を減らすなど抜本見直しが必要だ。飼育豚にも地域を限定しワクチンを接種すべき時期に来ている」と国の決断を促す。

◆人間が媒介の可能性も

<宮崎大の末吉益雄教授(家畜衛生学)の話> 感染したイノシシが山地に入った時点で、人間による制御は難しくなった。富山や石川で感染が確認されたのは、岐阜でウイルスが付着した獣道に入るなどした人間が媒介した可能性もある。さらに遠方の地域で急に確認されることも考えられ、全国で警戒が必要だ。

◆当初は楽観 封じ込め失敗

イノシシの感染を巡り、国や岐阜県の対策は後手に回り封じ込めは失敗した。

岐阜市内で最初の感染イノシシが発見されて約二週間が経過した当時、感染が確認されたのは十頭足らず。地域も限られていたことから、農水省の疫学調査チームの幹部は取材に「感染源への対策を取り、これ以上広がらなければ収束できる」と楽観していた。

実際には感染拡大に歯止めがかからず、岐阜県は一定地域内でイノシシを「捕り切る」(古田肇知事)作戦に着手。感染イノシシが外側に移動しないよう防護柵を設けたり、高速道路施設などを利用したりして十六市町にぐるりと総延長百四十四キロの“壁”を構築し、中に閉じ込める構想だった。昨年十二月から今年三月、防護柵の設置などに六億九百万円を投入した。
PK2019090402100008_size0.jpg
野生イノシシが移動しないよう、県道沿いに設置された柵=岐阜県山県市で(布藤哲矢撮影)

だが、感染は国や県の想定を上回る速度で進行。事業に着手した直後には、早くも愛知県犬山市など壁の外側で感染が確認され始め、壁の意義は薄れた。

今年三月以降、岐阜県は新たにイノシシに豚コレラの免疫を付ける経口ワクチンの散布を開始。中部各県も試みるが、効果は未知数だ。


他にも、アジアでは、ベトナムやフィリピン、韓国などでも豚コレラの感染が確認されていまして、いろいろな国で手がつけられない状態となっているようです。

豚肉価格などへの影響が出てくるのは当然として、あまりにもこの拡大が続くような場合、将来的には、豚肉そのものが手に入りにくい状況となっていく可能性もあるのかもしれません。

自然災害での農業被害や、豚コレラなどの感染症の拡大など「食」に関しての問題がとても多く露見し続けています。

過去数十年、比較的安定が保たれていた世界の食糧サプライチェーンが、少しずつ崩れてきている気配さえも感じる最近です。

最終更新:2019/09/12 18:53

このお店で1週間以内に売れた人気アイテム

コメント 0件 コメントを書く

コメント入力欄
お名前(必須)
タイトル(必須)
本文(必須) ※全角で800文字まで記入できます。

書き込みに際しては店長の部屋規約の禁止事項や免責事項をご確認ください

ページ上部へ

カレンダー

2019年9月
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30

今月

このお店で1週間以内に売れた
人気アイテム