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2019/09/06 23:20
この夏、世界中に広がっている「紫色の夕暮れ」を作り出しているのは巨大な噴火の火山ガスだった
2019年8月31日 紫色に染まったポーランドの夕焼け
8月の終わり頃から、世界中で、「紫色の夕焼けが観測される」という出来事が続いています。
冒頭の写真は、ポーランドのイェジオリ・マウェという街で撮影されたものですが、このような奇妙な紫色の空が、北半球の各地で観測されているのです。
9月1日 紫色に染まった英国ディバイザスの空
こういう光景が増えていることは知っていたのですが、その理由について、9月5日のスペースウェザーの記事で解説されていました。記事によりますと、これらの紫色の夕焼けが世界中に広がっている原因は、「火山の噴火により成層圏に硫黄ガスが噴出されたから」なのだそうです。
特に、夏に噴火した火山のうち、6月に噴火した千島列島のライコーク(ライコケ)火山と、8月上旬に噴火したニューギニアのウラウン火山の噴火が、大量の硫黄ガスを成層圏に送り込んだのだそうです。
成層圏に、微細な火山性エアロゾルが増えると、それは青い光を散乱させ、通常の赤い夕焼けと、その効果が合わさることで、「紫色になる」のだそう。
8月27日 赤と紫色に染められた米カリフォルニアの空
夕焼けが紫色に染まる現象は、この夏、北半球の広範囲で観測されていまして、広い範囲に硫黄ガスが広がっているということなのかもしれません。
千島列島のライコーク火山の噴火も、ニューギニアのウラウン火山の噴火もどちらも大変にパワフルなものでしたが、その影響が、このような空の色として出てくるということを初めて知りました。
ライコーク火山の噴火は、以下の記事などで取りあげています。
千島列島ライコーク火山の噴火のすさまじい様相がNASAの人工衛星の撮影などで明らかに
2019年6月22日 米NASAの人工衛星が撮影したライコーク火山の噴火
ライコーク火山の噴火は、6月22日から始まりましたが、それ以来、世界で中で紫色の夕焼けが見られており、特に、アメリカでは非常に多く観測されています。
米国各地での紫色の夕焼け
8月26日 米マサチューセッツ州クインシーにて
8月26日 米ワイオミング州ボールダーにて
8月21日 米カリフォルニア州ニューポート・ビーチ
8月29日 米オハイオ州メンターオンザレイク
火山ガスの分布は地域によって異なるので、どこでもこのような空が観測されるわけではないですが、今後も、巨大な火山の噴火が発生した後には、日本などでも、このような紫色の夕焼けを目撃することがあるのかもしれません。
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