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2019/04/03 21:57

違法ドラッグで1年間で7万人が死亡するアメリカしかし、そのアメリカでは、病院で処方される薬の副作用で年間10万人以上が死亡し、医療ミスで年間25万人以上が死亡している

2019年4月3日
アメリカ食品医薬品局のサイトにある「処方薬」での副作用の統計
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桜の木の下には

春から初夏というのは、1年の中で最もメンタルが不安定な時期だという認識はあります。

これは個人的なことだともいえないようで、うつ病やパニック障害の患者が増える、あるいは症状が悪化する、または「自死数が増える」というのは、海外のデータによれば、春が突出しているのですね。

「春にメンタルに異常が起きやすい」というのは、全世界である程度共通のことのようです。

毎年、この時期になると、欧米では「春のメンタルヘルスに注意」的なニュースが必ず出てきますが、探しましたら、今年もたくさんありました。

2019年3月29日のアメリカの報道より
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たとえば下のグラフは、アメリカ疾病予防管理センター (CDC)による「アメリカでの一日あたりの自死数の推移」で、ちょっとわかりづらいかもしれないですが、「オレンジ色の部分が春から夏」を示します。

sc-rates-us2017.jpg

どの年も、例外なく、「春になると自死が増え、夏から自死の数が減少する」という結果が明確に示されています。そして、どの年も、冬が最も自死数が少ないです。

このような挙動につきましては、うつ病とか、パニック障害や不安障害、あるいは他の精神疾患に関しても、同じようなグラフが示されると思われます。

そして、興味深いのは、

「春になると、それらの疾患や自死が増える理由は、医学的にはわかっていない」のですね。

仮説としては、いろいろと出されていますが、確定した理論はないのです。

メラトニンというホルモンやセロトニンという神経伝達物質が、春の日射量の増加と共に、その分泌量に変化が起きることと関係しているのではないかというような説が言われたりもしていますが、しかし、これは、自死が増えることの説明にはなり得ません。

いずれにしても、春という季節は、さまざまな生物たちが活発で活動的になる季節であると同時に、人間がメンタルの不調に見舞われやすいことは確かなようです。

というようなことで、桜の花からちょっといろいろと思い出してしまいました。

ところで、最近は、日本でも海外でも、違法薬物いわゆるドラッグというようなものについての報道や話題が多いです。

麻薬死と処方薬での死

報道されているような個人の方々に関しての話はともかく、たとえばアメリカでは、以下のような記事など何度かご紹介させていただいていますが、オピオイドというものなどを含めた薬物での過剰摂取の死者が急激に増えています。

「地獄の完成」 アメリカ人の薬物での死者数の増加は究極的な段階に。その中でアメリカ当局は「モルヒネの1000倍強力な鎮痛剤」を承認するという地獄の上塗りも

2018年12月2日の米国ゼロヘッジの記事より
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2018年11月4日の米NBCニュースの報道より
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"We Are Losing Too Many Americans": Drug Overdose Deaths Spike, Life-Expectancy Tumbles
Zero Hedge 2018/12/02

「我々は多くのアメリカ人を失い続けている」 薬物の過剰摂取による死亡数が急上昇しており、アメリカの平均寿命が下がる事態に

アメリカでの薬物過剰摂取(オーバードーズ)による死亡者は、2017年に 7万人を超えて、2016年から 10パーセント上昇するという急増を示し、政府の報告では全米の平均寿命が 3年ぶりに低下した。

アメリカ疾病管理予防センター (CDC)の責任者ロバート・レッドフィールド (Robert Redfield)氏は、このデータは深刻な問題だと語っている。

レッドフィールド氏は、CDC の声明で以下のように述べた。

「平均寿命は、その国家の全体的な健康状態の様相を示すものであり、今回のこの平均寿命が下がるというアメリカでの統計は、我々は、あまりにも早く、そして、あまりにも多くのアメリカ人を失っているということを知覚することへの呼びかけであると考えます」

「アメリカの全体的な平均寿命の低下は、薬物の過剰摂取の死亡者数の急激な上昇と、自殺による死亡率の上昇が加速していることと関連しています」


アメリカの 2017年の自殺率は前年より 3.7パーセント上昇した。薬物の過剰摂取による死亡と、自殺の 2つの死因は、ともに 2年連続でアメリカの平均寿命を減少させたと CDC は報告している。

下の図に示されているように、薬物の過量接種は、「ラストベルト ( Rust Belt / ※ アメリカ中西部地域と大西洋岸中部地域の一部に渡る脱工業化が進んでいる地帯)と、大西洋側中部と北東部で大部分が発生している。

2017年のアメリカでの薬物過剰摂取による死者数の比較
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アメリカ人の 2017年の平均寿命は 78.6歳で、2016年より 0.1歳の減少だった。

この 0.1歳という程度の数値は、それほど大きな下落に見えないかもしれないが、アメリカの平均寿命は上昇傾向が続いており、本来、下落傾向にはない。現時点では中産階級の平均寿命が下がっていることが示されている。

薬物の過剰摂取による死亡数は、2016年の 6万3,632人から 2017年には、7万237人に増加し、薬物過剰摂取による死亡率は 9.6パーセント増加した。

過剰接種の大半は、オピオイドまたはオピオイド類似体の薬物だった。

下のグラフは、2017年までの薬物の過剰摂取による死亡率の推移を示している。

1999年から2017年の薬物過剰摂取による死亡率の推移
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アメリカの中で、薬物過剰摂取による高い死亡数が報告されているのは、

・人口10万人に対して 57.8人が死亡しているウェストバージニア州
・人口10万人に対して 46.3人が死亡しているオハイオ州
・人口10万人に対して 44.3人が死亡しているペンシルバニア州
・人口10万人に対して 44人が死亡しているコロンビア特別区

などとなっている。

この 2017年の死亡率の上昇については、2015年から 2016年にかけて薬物過剰摂取による死亡率が 21パーセント上昇したことに比べれば重大ではないと報じるメディアもあった。

しかし、トランプ大統領がこのオピオイド危機を「健康に関する緊急事態」と宣言して以来、連邦、州、地方政府は総動員して対策にあたっているが、すでにコントロール不能の状況に陥っているのだ。

アメリカの自殺率の急上昇も懸念事項となっている。

CDCの報告書には、以下のように記されている。

アメリカにおける人口 10万人あたりの自殺率は、1999年の 10.4人から、2017年には 14人に増加した。

10歳から 74歳までの男性と女性の両方で 1999年以降、自殺率が上昇している。アメリカのほとんどの農村部では、都市部よりも自殺率が 2倍以上高くなっている。


当局は、「今はアメリカ経済の最高のときだ」と主張しているが、主張とは対照的に、アメリカ経済はそれほど堅実ではないという現実がある。

薬物の過剰摂取による死亡率の増加、自殺率の上昇、そしてアメリカの平均寿命の低下に関しての記録的な水準は、「強い経済」という表面的な喧伝の下で、何かが深刻に間違っていることを示している。

ここまでです。

そして、タイトルに「地獄」と入れましたが、このような状況の中、冒頭2つめのアメリカ NBC ニュースが報じていましたように、「モルヒネの 1000倍異常強力な鎮痛剤がアメリカ食品医薬品局から承認された」
のです。

NBCニュースの記事には、以下のようにありました。

アメリカの規制当局は、フェンタニルよりも 10倍以上強力であり、モルヒネよりも 1,000倍以上強力で速効性のある超強力なオピオイドのタブレットを承認した。

ここに出てきます「フェンタニル」というものが今のアメリカをオピオイド地獄にしている薬剤なのですが、それより強力だと。

モルヒネの 1000倍強力とかになりますと、もうよくわからないのですが、公的に承認された以上は、実際に販売され、医療の現場でも使われるのだと思います。

モルヒネでさえ、Wikipdia には、

強力な鎮痛・鎮静作用があり、重要な医薬品である一方で強い依存性を持ち

とあるものですので、その 1000倍となりますと、どういう作用のものなのですかね。

いずれにしても、「そういうものが、そのうち販売される」と。

アメリカでの自死に関しては、ワシントン大学の研究で「多くのアメリカ人は、アメリカでは殺人より自死で亡くなる人の方が多いことを知らない」ということがわかったということが報じられていたことがありました。

下はその際のニュースリリースです。

米ワシントン大学の10月30日のニュースリリースより
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アメリカは殺人事件などの犯罪が多いというイメージがありますが、実際には、アメリカでは、「自死による死亡数が、殺人の二倍以上」なのです。そういうことを、ほとんどのアメリカ人は知らなかった。

まごうことなき地獄にアメリカは突き進んでいます。

最近は、アジアの各国でも、いろいろと大変なことになっているようで、タイでは、300万人が覚せい剤を使用しているようなことが、毎日新聞で以下のようなタイトルで報じられています。

・タイで覚醒剤300万人使用か 押収量過去最高
 毎日新聞 2019/03/23

タイの人口は 6900万人ほどですから、この 300万人という数が事実なら、相当な話です。

そして、こういう問題はこういう問題としてあるわけですけれど、こういうようなことになっている世の中で、ふと、冒頭の「アメリカ食品医薬品局 (FDA)」のページの内容を見て、ちょっと考えてしまった次第です。

それは「違法とされる薬」と「合法とされる薬」の「危険性の境」がわかりづらくなる話でもあるのです。

冒頭に載せましたページに書かれてあるトピックスは以下のようなものです。

薬物有害反応(ADR)とは

・毎年、200万人以上が処方された薬により重篤な薬物有害反応に至る

・毎年、10万人が処方された薬で死亡している

・薬による薬物有害反応は、肺疾患、糖尿病、エイズを上回り、アメリカで 4番目の死因となっている

・特別養護老人ホームにいる人たちの薬物有害反応率 - 年間35万人


この「薬物有害反応 (ADR)」というのは、一般に言われる「副作用」という表現を厳密にしたもので、副作用という言い方でも構わないと思うのですが、ここでは、「薬物有害反応 」といたしますが、世界保健機関(WHO)による薬物有害反応の規定は、

「有害かつ意図されない反応で、 疾病の予防、診断、治療または身体的機能の修正のために通常用いられる(薬の)量で発現する作用」

となっています。要するに、規定通りの普通の量の服用で起きることのある薬の有害な作用のことです。

そして、先ほどのアメリカ食品医薬品局のページでは、

「この薬物有害反応により、毎年 10万人が死亡している」

ことが明記されているわけです。

しかもです。

この数は「入院中の患者のデータだけ」となっていまして、たとえば、病院で処方された薬を自宅などで服用した時に、薬の副作用により重大な事象があった場合の数は含まれていないのです。

どのくらいの人たちが「自宅など」で病院や市販の薬によって死亡しているかの正確なデータはわからないですが、参考となるものに、「非ステロイド性抗炎症薬 (NSAIDs)」というものの「死亡数のデータ」があります。

「非ステロイド性抗炎症薬」などというと、自分たちと関係のない薬だと思われる方もあるかもしれないですが、これは要するに「痛み止めや頭痛薬のほほすべて」です。

「非ステロイド性抗炎症薬」の市販や処方の薬の例として、思いつくままに挙げたものです。
NSAIDs-ex02.jpg

多くの方が一度や二度は服用したことがあるものが多いと思われます。

そして、非ステロイド性抗炎症薬 (NSAIDs) - Wikipdia の「副作用」という欄には以下の記述があります。

胃腸障害

NSAIDsの胃腸障害作用は用量依存性であり、多くの場合致命的となる胃穿孔や、上部消化管出血を起こす。

おおむねNSAIDsを処方された患者の10~20%に消化器症状が現れ、アメリカでは年間に10万人以上が入院し、1万6500人が死亡している。また、薬剤が原因の救急患者の43%をNSAIDsが占めている。


というように、アメリカでは「非ステロイド性抗炎症薬」によって、つまり、どこにでも売られているような普通の痛み止めにより、

> 1年間に平均 1万6500人が死亡

しているのですね。

こういうような処方や市販の薬の副作用の存在を考えますと、先ほどの病院での薬物有害反応 (ADR)と合わせれば、「アメリカで処方薬で死亡している人の数は、1年間で十数万人以上」であることは確実なような気がします。

2018年12月2日の米ゼロヘッジより

アメリカでの薬物過剰摂取による死亡者は、2017年に 7万人を超えて、2016年から 10パーセント上昇するという急増を示し、政府の報告では全米の平均寿命が 3年ぶりに低下した。

アメリカの 2017年の自殺率は前年より 3.7パーセント上昇した。薬物の過剰摂取による死亡と、自殺の 2つの死因は、ともに 2年連続でアメリカの平均寿命を減少させたと CDC は報告している。

薬物の過剰摂取による死亡数は、2016年の 6万3,632人から 2017年には、7万237人に増加し、薬物過剰摂取による死亡率は 9.6パーセント増加した。過剰接種の大半は、オピオイドまたはオピオイド類似体の薬物だった。


つまり、アメリカで、違法薬物で死亡した人の数は、おおむね 1年間で 7万人ほどだったということになります。

これも大変な数なのですが、それでも「病院で処方された薬で死亡する人のほうが圧倒的に多い」という事実を、今回、アメリカ食品医薬品局のウェブサイトで知ったわけでして、何とも言えない複雑な感覚になっています。

なお、アメリカ食品医薬品局のサイトにある薬物有害反応についての説明は以下のようなものです。

ADRs: Prevalence and Incidence

薬物有害反応(ADR):その有病率と発生率

なぜ薬物有害反応について学ぶべきなのか

医療提供者たちが、自分たちに対して尋ねるべき最初の質問は、「なぜ私たちは、薬物有害反応について学ぶことが重要なのか」であるべきだ。

その答えを言えば、薬物有害反応(ADR)は、医療における罹患率と死亡率の主要な原因の 1つであるからだ。

アメリカ医学研究所(現在の名称は「全米医学アカデミー」)は、2000年1月に、医学的過誤により毎年 44,000人から 98,000人のアメリカ人が死亡していると報告した。比較すれば、仕事上での負傷で亡くなるアメリカ人は、毎年 6000人だ。

しかしながら、入院患者集団に対して行われた薬物有害反応に関しての別の研究では、重篤な薬物有害反応の全体的な発生率について、先ほどの数よりも、はるかに高い推定値が出されている。

これらの研究では、入院患者の 6.7%が致死率 0.32%の重篤な副作用を有すると推定している。これらの推定値が正しい場合、アメリカの入院患者には 221万6000件以上の重篤な薬物有害反応の事例があり、年間 10万6000人以上の死亡を引き起こしていると見られる。

この推定値が真実であるならば、薬物有害反応は、アメリカにおいて、肺疾患、糖尿病、エイズ、事故、交通事故などの死亡数を上回り、4番目の死因となる。

これらの統計には、外来環境で発生する薬物有害反応の数は含まれていない。

また、アメリカの特別養護老人ホームでは、毎年 35万人を超える薬物有害反応事例が発生していると推定されている。

実際の数値がどうであれ、薬物有害反応は公衆衛生上の重大な問題であり、そして大部分は予防可能なものだ。

薬物有害反応に関連した医療費がいくらかかっているのかについては、法律上の制約により完全に正確な見積もりを行うことは制限されているが、見積もりの 1つによれば、年間 1,360億ドル(14兆円)となっている。

ここまでです。

そういえば、3年近く前になりますけれど、「アメリカでは毎年、25万人以上が医療ミスで死亡している可能性」が報じられていたことを思い出します。

米国人の死因、第3位は「医療ミス」か 推計25万人が死亡
CNN 2016/05/04

医師が切除部位を間違えたり患者を取り違えたりといった医療ミスがこのほど、米国で心疾患とがんに続く3大死因に浮上する可能性があるという研究結果が、英医学誌BMJの最新号に発表された。ほとんどの医療ミスは発見されないまま見過ごされているとも推測している。

米ジョンズ・ホプキンス大学の研究チームが死亡率に関する調査結果などを分析したところ、医療ミスで死亡する患者数は肺気腫や気管支炎といった呼吸器系疾患で死亡する患者数を上回り、心疾患とがんに続いて米国で3番目に多い可能性があることが分かった。

米国では年間少なくとも25万1454人が医療ミスで死亡していると研究チームは推計。この数字には自宅や老人ホームで死亡した症例は含まれないことから、実際の死者数はこれを大幅に上回ると推測している。


これに、先ほどの「薬による副作用の死亡者」の年間 10万人以上という数を足していきますと・・・単純な計算で申し訳ないですが、現代のアメリカにおいては、

死亡する必要がなかった医療的理由により年間 40万人くらいの人たちが亡くなっているのかもしれない。

というようなことも考えられなくもないのかなと。

「医」とは何なのですかね。

いずれにしても、「薬の害」というものに関して、世の中は、違法ドラッグの危険性の喧伝だけに勤しみますけれど、恐さは処方薬も基本的にはさほど変わらないと思います。

薬を服用すること自体は仕方ないこともあるでしょうけれど、どんな薬も基本的には「連用しない」「頓服としての服用に留める」というようにしたほうがいいのだろうなと思います。もちろん、そうはいかない事例もたくさんあるだろうことは理解します。

最終更新:2019/04/03 21:57

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