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記事詳細

2018/12/21 19:51

インドネシアのスラバヤ市の街中に突如直径50メートルの巨大シンクホールが発生

2018年12月20日
スラバヤ市でのシンクホールを速報で伝えるインドネシアの報道
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今年後半のインドネシアは大地震や火山の巨大噴火が続いていますが、そのような状況の中、スラバヤという場所で 12月18日、突如巨大なシンクホール(陥没穴)が発生したことが大きく伝えられました。

その大きさは、直径の最大部分が 50メートル、深さは 20メートルに達するという非常に巨大なものです。

2018年12月18日 スラバヤに発生したシンクホール
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スラバヤは、インドネシア第2の都市で、人口 300万人の大都会ですが、その道路がシンクホールと共に陥没しました。

スラバヤの場所
surabaya-indonesia-map2018.jpg

このスラバヤのシンクホールの様相は、道路で発生したことといい、規模といい、2016年11月に福岡で発生したシンクホールと何となく似た雰囲気がないでもないです。規模はこのスラバヤのほうが大きいですが。

2016年11月8日 九州の福岡市で発生したシンクホール
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また、今回のスラバヤから比較的近いグヌンキルダルという場所では、今年の始めから「数十のシンクホールが発生している」ということが報じられていて、以下の記事でご紹介したことがあります。

2018年「世界同時多発シンクホール」 インドネシア、中国、イタリア、そして米国……この2月に突如として始まった世界中での「大規模な地盤の崩壊の連鎖」に思うこと

2018年2月7日のインドネシアのシンクホールの報道より。この後、シンクホールの数はさらに増加
indonesia-sinkhole-2018jan.jpg

世界各地で連鎖するかのように同時期に発生している大規模シンクホール

この2月に入ってから、

「規模の大きなシンクホールが世界中で《連鎖するように》起きている」

ことが目につきます。

シンクホールも、小規模なものなら毎日のようにどこかで発生しているものですが、現在世界中で起きているシンクホール事案は、連日のように起きるものとしはて規模が大きすぎるものです。

2月7日に中国広東省のハイウェイ上に突如出現した大規模なシンクホール。十名以上が死亡
sf-005car.jpg

その中でも特に目立つ事象は、インドネシアのジャワ島にある地域で先週から起きているもので、「ある区域に次から次へとシンクホールが発生している」というものです。

この、やや異常な現象を含め、最近立て続けに起きている世界での大規模シンクホール事象についてご紹介しておきたいと思います。

それぞれに関係があるわけではないですけれど、何かこう、こんなに世界各地で、これだけの規模のシンクホール現象が続いているというのは不思議です。

インドネシアで起きている「かつて聞いたことのない」異常なシンクホール事例

インドネシアのジョグジャカルタ州にあるグヌンキルドゥルという場所で「突然各地に複数のシンクホールが開き、その数も大きさも成長している」というニュースが現地の報道で流れていたのを知ったのは、昨日のことでした。

発生したシンクホールのうちのひとつ
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グヌンキルドゥル地方というのは、ジャワ島の南側にある地区です。

インドネシア・ジョグジャカルタ州のグヌンキルドゥル地方
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最初のシンクホールがその地区に発生したのは、2月7日のことだったようで、その際には、冒頭に載せましたように「 11個のシンクホールが同時に発生」したとの内容の報道でした。

ところが、時間が経つにつれ、報道でも「数十個のシンクホールが」というような見出しに変わってきたのです。シンクホールの正確な数が報じられているわけではないですが、その後、発生した数が増えてきたようです。

2月10日のインドネシアの報道より
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報道では、シンクホールの大きさは、最も小さなもので直径 2メートルほど、最大のものは直径 12メートルにおよぶのだそうです。

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原因は調査中ということですが、現時点での推定では、最近この地域では降雨量が多かったため、「その雨水が地下の土壌を浸食したためではないか」という意見が専門家から出されています。

しかし、雨季にはいつも雨の多い土地でもある上に、現地の人たちによれば、

「このようなことがこの地で起きたのは、初めて」

とのことですので、雨だけが原因とするのは難しいところかもしれません。

インドネシアの大学の研究者チームが原因の調査を始めると報道にはありましたので、何かわかるかもしれません。

まあ、最近のインドネシアといえば、火山の噴火が活溌で、特にシナブン山とバリ島のアグン山の激しい噴火が継続していますが、今回のシンクホールの現場と、それぞれの火山の場所は以下のようになります。

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特にこれらに関係があるというわけではないでしょうが、「同時多発にいっせいにシンクホールが発生する」というのは、あまりあることではないですので、インドネシアの地質全体としての「何か」と関係する可能性もあったりするのかなと地図を載せてみました。

イタリアと中国の事例

イタリアの首都ローマのバチカンから近い場所で、

「道路が走る場所に大規模なシンクホールが発生し、複数の車が飲み込まれた」

という出来事が起きています。

2月18日 大規模なシンクホールで道路が陥没したローマの光景
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複数の車が飲み込まれたのですが、幸いにも負傷者は出ませんでした。

そして、その少し前の 2月9日には、中国で、「ハイウエイがシンクホールで崩壊する」という出来事が起きています。

車を運転していた複数の人が、自動車ごと穴に飲み込まれ、多数の犠牲者が出てしまっています。

2月9日 中国の仏山市に発生したシンクホールの上空からの撮影
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このイタリアや中国のような 20メートル、30メートル級のシンクホールが、都市部あるいは、そこに近い場所に出現するということはそう頻繁にあることではありません。

2月9日 米国テキサス州ウィリアムソンで陥没した住宅街の大地
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2月9日 米国バージニア州フェアファクスに発生した巨大シンクホールの報道
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これら一連の出来事は、場所はバラバラとはいえ、

「全部数日のうちに起きている」

というのは、なかなかのことではないでしょうか。

シンクホール事象は、これまでずいぶんとご紹介していますし、報道も目にしてきましたけれど、今回の「連鎖」は、感覚的には初めてのものです。

「感覚的には」と書いたのは、調べれば他にも事例があるかもしれないからですが、こういうことを気にするのも、「今年の地球の地質は通常年とは違うかもしれない」ということが念頭にあるからかもしれません。

過去記事でいえば、

「地球の回転が《謎の速度低下》を起こしている」 アメリカ地質学会の衝撃的な発表。そして来年、大規模地震の発生数は大幅に上昇するという予測も公開

アメリカ地質学会が「大地震と唯一の相関関係を持つ過去の事象」を探り当てる。それは地球の回転速度の変化だった
2017年11月20日の米国フォーブスの記事より
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地球の自転の速度が4年連続で減速している

アメリカの経済誌フォーブスの記事に掲載されていたのです。

それは何かというと、今回のタイトルにあります通り、

「地球の回転が遅くなり続けている」

のでした。

そして、最近の大地震の増加と、このことが関係している可能性がとても高い可能性が出てきているのです。

地球の回転が遅くなっているといっても、私は知らなかったのですが、今だけ起きている異常事態ということではなく、地球のサイクルとして昔から続いているものなのだそうです。

そして、研究チームが大地震に関しての過去のデータと合わせた際に「唯一」の相関性が見出されたのが、この地球の回転と地震の発生数だったということなんですね。

「唯一」ということは、つまり、他のどんなデータも、大地震の増加と正確にリンクしている事象はなかったということで、この地球の回転速度の変化だけが、大地震の数の増減と一致した動きを見せたことがわかったということで、これは学問的にもかなり大きな発見ということになりそうです。

まずは、そのフォーブスの記事を最初にご紹介します。

Earth's Rotation Is Mysteriously Slowing Down: Experts Predict Uptick In 2018 Earthquakes
Forbes 2017/11/20

地球の回転速度が不可解に減速している : 専門家たちは2018年の地震発生数の上昇を予測する

科学者たちは、2018年に世界的に大規模な地震の発生数が大幅に増加する可能性についての強力な証拠を発見した。地球の自転は正確に周期的であることを私たちは知っているが、現在、その回転速度が 1日に数ミリ秒それが遅くなり続けているのだ。

このわずかな変化を地球上にいる私たちが気づくことはないが、もし、それに気づくとすれば、地球上で深刻な大地震を経験することが増えることによって、ということになるかもしれない。

地球物理学者は地球の自転速度をきわめて正確に測定することが可能で、それは、ミリ秒程度のわずかな変動を計算することもできる。そして現在、科学者たちは、地球の自転速度が遅くなっていることを計測しており、これが地震の周期的な増加の観測と結びついていると考えている。

地質学者による研究チームは、大地震の発生の傾向を探るために、はじめに、 1900年以来発生したマグニチュード 7.0 を超えるすべての地震を分析した。

そして、その中で研究者たちが見いだしたことは、約 32年ごとに世界の大規模な地震の数が増加していたということだった。

しかしながら、最初、研究チームは、地震のこの 32年ごとに増加するという周期性の根本原因について理解することができなかった。

その後、研究者たちは、それを数多くの世界的な歴史のデータセットと比較していった。

そして、その中で、地震発生数の上昇と強い相関関係を示した要因が「ひとつ」だけ見つかったのだ。逆にいえば、それひとつしか見つからなかったともいえる。

その相関関係とは「地球の自転の回転速度の減速」であり、このことと地震の増加が関係していたのだ。

具体的には、25〜 30年おきに地球の回転が減速し始めるが、減速は地震の増加の直前に起きていると指摘する。

地球の回転の減速は歴史的に 5年間続く。

昨年から地球での地震の発生数が増加しているが、2017年は 4年連続で地球の回転が遅くなった 4年目だった。そして、来年 2018年は地球の回転が減速してから 5年目にあたるということで、データから研究チームは、来年、大規模な地震がさらに数多く発生するという予測を結論として出した。

地球の回転を遅くする原因は何か?

この知見は、地球の自転の回転速度が減速すること、あるいは回転が加速することについてのデータを得られたことから始まった。

現在の地球地質学では、なぜ、このように地球の回転速度が減速するのかということについての正確なメカニズムはわかっていない。

しかし、いくつかの仮説はある。ひとつの仮説は、地球のマントルの下を循環する外殻と関係があるとするものだ。この外殻が、時にマントルに「固着」して、その流れが中断することによって起きるというものだ。これにより地球の磁場が変化し、地球の回転の中で一時的な問題を生み出すという仮説だ。

しかし、地球の回転の減速と地震発生数の関係については、データ上は顕著な相関関係を示してはいても、学問的な因果関係を説明することは現在はできない。

したがって、科学者たちは、地球の回転の変化が本当に地震の発生数上昇の原因であるかどうかは確定していない。

とはいえ、過去 1世紀のデータから得られた傾向からは、来年 2018年が地震が異常に活発な年となることを示唆している。

通常、地球では 1年間に 15回から 20回の大きな地震(マグニチュード 7.0以上)が発生するが、しかし、地球の回転の減速の 5年目となる来年は、データの傾向からは、平均で 25回から 30回以上のマグニチュード 7以上の地震が起きると予測される。

地震は、予測するのが最も困難な自然災害のひとつであり、地震は予兆を見せずに突然発生する傾向があるために、場合によっては信じられないような破壊を生み出す。

科学者たちの地震の予測は、地震が起こる可能性を過去のデータの傾向から探ることに限定される傾向にあるが、今回の新しい知見は、私たちが直面している短期的な災害リスクについての新しいデータを提供するものとなりそうだ。

ここまでです。

要するに、簡単にまとめますと、

「地球の回転は周期的に遅くなっていて、1度遅くなると、5年間その状態が続く」

ということで、その 5年目は、データでは

「通常の 1.5 倍から 2倍ほどの数のマグニチュード 7 以上の地震が発生する」

ということになるようです。

現在わりと規模の大きな地震が異様なほど増加していることも、これと関係があるというように考えられるということのようです。

ちなみに、この記事にありますけれど、「なぜ、地球の回転速度が変化するのか」ということに関しては、

「そのメカニズムはわかっていない」

というのが事実で、記事には付けて足したような回転速度の変化の仮説が記されていますけれど、私はそういう外殻だとかマントルだとかは関係だろうとは思います。

なぜなら、「規則正しく変化を起こしているのだから、そういう偶発的な地質学の事象で説明するのは無理」だと思うからです。

「規則正しく変化を起こす」という概念を支配できるものは何かということが問題になってくるわけではあります。

このあたりを突き進めて考えていきますと、神がかったところに足を踏み入れていかなければならなくなるわけですが、しかし、そういう形而上的な考えに至らなくても、結局こういうことは、以下のような考え方でいいのではないかとも思います。

「地球は宇宙にあり、宇宙の物理の法則に従って存在しているのだから、地球の回転速度を変化させているのも宇宙だ」と。

もっとも、地球の自転を含めて、宇宙の惑星の動きの力学は、基本的には「宇宙からの磁場や《他の正体不明のエネルギー》と地球内部からの磁場や《やはり正体不明のエネルギー》」との協調で起きているとは思いますけれど。

44兆ワットの地球の熱はどこから来ている?

地球の内部からは、常に約 44兆ワットものも莫大な熱が宇宙に向けて放射されている。

この驚異的な数値を明らかにしたのは日本の地質学者たちで、彼らは、実に世界中で 20,000以上の穴を掘り、それらを徹底的に調べることで、この温度測定に辿り着いた。

科学誌ネイチャー・ジオサイエンスで報告された記事によると、この熱の半分は、地球の外殻とマントルの中でのウランやトリウム、カリウムなどの放射性崩壊によるものだという。つまり、地球から放出されている 44兆ワットという膨大な熱の「約半分」は放射性崩壊によるもので、これはほぼ確実だ。

しかし……あとの半分の熱はどこから?

何か他の熱源があるわけだが、ずっと古代の時代から存在しているかもしれないこの「熱の発生源」を探し出そうとする科学者たちの奮闘が続く。


ということで、実際にはいろいろと地球のことはわからないのです。

「これまでとは、やや違う地質活動を見せている地球」について書いたことなどもあるからかもしれません。

そして、こんなことは当たり前のことに聞こえるかもしれないですが、

「何の理由も原因もなく発生するシンクホール事例はない」

ということがあります。何らかの理由があるから発生したと。書けば書くほど当たり前のことなのですけれど、これは重要な事柄でもあります。

それまでなかった「何か」がそこに生じているということになるのです。

もちろんシンクホールが発生する理由は、それぞれでケースバイケースなんでしょうけれど、今回ご紹介したような大規模なものとなると、曖昧なままで済ませられないような事象に発展していくものとなるのかもしれません。

少しずつではあっても「地球の地質」が全体的に大きな変化を見せていっているのではないかという予徴があちこちに見え始めている気がします。

火山と地震がシンクホール事象が相次いでいるインドネシアでのこの地質的な異変は、今後も拡大していくのか、それとも収束に向かっていくのかは今はわかりません。

最終更新:2018/12/21 19:51

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