【楽天市場】Shopping is Entertainment! : インターネット最大級の通信販売、通販オンラインショッピングコミュニティ 店長の部屋Plus

記事詳細

2018/08/31 23:21

太陽と地震 強力な磁気嵐が「地球の地質に強い電気を流す」

8月25-26日の強い磁気嵐の中で観測された「地中の電流の量」の変化
ground-ele-0825.jpg

あまりにも地震が連続している中で「磁気嵐と地質の関係」の関係がふと気になり

8月29日午後 ニューカレドニア M7.1 の地震の報道
new-calesonia-00829.jpg

先週、環太平洋火山帯において、比較的大きな地震がちょっと異様なほどの頻度で発生していることを以下の記事で取りあげました。

いよいよ地球が「地震の時期」に入る前兆? 環太平洋火山帯で「24時間で53回の大地震」が連続。

8月20日の米国ブログの記事より
big-earthquakes-2018august.jpg

Watch Out California! 53 Major Earthquakes (Including A Magnitude 8.2) Just Hit The Ring Of Fire In A 24 Hour Period
theeconomiccollapseblog.com 2018/08/20

カリフォルニアに気をつけろ! 24時間のうちに53回の大地震(マグニチュード8.2を含む)が環太平洋火山帯を直撃している
私たちのこの地球の地質に何か異常なことが起こり始めているのだろうか。


アメリカ地質調査所(USGS)はマグニチュード 4.5以上の地震を「重大な地震」と定義しているが、8月19日から 20日にかけての 24時間だけで、マグニチュード 4.5以上の地震が、世界で 53回発生したのだ。

アメリカではこの期間に特別な地震が起きていないので、主要メディアは、この世界での地震の発生状況について無視したが、それは大きな間違いだと思われる。

地震が起きたのは、主に環太平洋火山帯であり、私たちのアメリカでもカリフォルニア州はその環太平洋火山帯上にあるのだ。多くの地震の専門家たちが、カリフォルニアのプレートでの大地震の発生は時間の問題だとしている中で、8月19日から 20日の環太平洋火山帯での異常な地震の発生は注意すべきことではないだろうか。

南太平洋の小さな島国であるフィジー近海では、8月19日にマグニチュード 8.2の地震が発生した。フィジーは、環太平洋火山帯の中でも地震の多い場所で、地震そのものは珍しくない。

しかし、この時発生した地震は、マグニチュード 8.2の超巨大地震であり、震源が仮に浅い場所だったなら重大な被害が生じた可能性のある規模だ。

フィジーの地震は、震源の深さが 500キロメートル以上も地下の深い場所で発生し、アメリカの津波警報センターは、地震が深すぎるために津波の発生はないと述べた。

通常、深い震源で起きる地震は、このような大規模なものではない。実際、このフィジーの地震は、深い震源で起きた地震としては、過去の記録で 2番目の規模のものだった。深い震源の地震で最も規模の大きかったものは、2013年にロシア近辺で発生したマグニチュード 8.3の地震だった。

環太平洋火山帯は、太平洋を囲むようにある地帯で、452個の火山があり、主要な地震活動の場所として知られている。

地球で発生するすべての地震のうちの 90%が環太平洋火山帯で発生し、世界の火山の 75%がこの環太平洋火山帯に存在する。

インドネシアのロンボク島では、8月5日に430人以上の人々が犠牲となった震災に見舞われたが、8月19日、またもロンボク島と周辺のふたつの島で地震が発生し、大きな被害を出した。

この日は、南太平洋とインドネシアのいくつかの島で多くの地震が発生した。

しかし、多くのアメリカ人たちは、今現在、地球で起きているこのような現象にまったく注意を払わない。しかし、起きていることは間違いなく「地球規模」の現象だ。

特に、環太平洋火山帯の地域、アメリカならカリフォルニアに住む人たちは、細心の注意を払って生活すべき状況だと思われる。

今、多くの人たちが警告を発している。8月19日の英国のデイリースターは、科学者たちの発言として「環太平洋火山帯に沿った地震活動の増加は、超巨大地震が進行中である可能性がある」という警告を掲載している。


その後、アース・カタストロフ・レビューにおいて、その地震の連鎖が止まらないというようなことで下の記事を書かせていただきました。

環太平洋火山帯の地震の連鎖が収まらない。この1週間でのマグニチュード4.5以上の地震の発生数が150回に達している
m45-2018-august.jpg

それから1週間ほどが経つのですが、もう毎日毎日、環太平洋火山帯は地震だらけといっていいような感じとなっているのです。

たとえば、現在は 8月29日の午後 3時くらいですけれど、Google ニュースで、「今日だけのニュース」として「 eathquake (地震)」と検索しますと、下のように並びます。

これは表示された上から並べて書いていますので、マグニチュードなどの順番ではないです。

8月29日発生 米カリフォルニアのロサンゼルス近郊でマグニチュード 4.4の地震

8月29日発生 ニューカレドニア近海でマグニチュード 7.1の地震

8月29日発生 マリアナ諸島でマグニチュード 6.4の地震

8月29日発生 グアム島内でマグニチュード 6.6の地震

8月29日発生 英国ヨークシャーでマグニチュード 2.8の地震

8月29日発生 インドの西ベンガル州でマグニチュード 5の地震

8月29日発生 米カリフォルニア州コーアチェラ・バレーでマグニチュード 4.4の地震


ニューカレドニアのマグニチュード 7.1を除けば、大地震ではないですが、こんなに毎日、世界中で地震の報道があるというのは、なかなかのことだと思います。

なお、英国ヨークシャーの M2.8などは、報道されるほどの規模の地震ではないはずなのですけれど、「それほど英国では地震がない」ことを現しています。

このように、特に環太平洋火山帯は地震の連鎖が続いています。

そして、今回ご紹介しようとしていることは、本来は地震とは関係ないことのはずなのですけれど、スペースウェザーの facebook の記事で「あること」を知りまして、それをご紹介させていただきたいと思ったのです。

それは、2日前に「地球の磁場に亀裂が生じたことで発生した磁気嵐」について書かせていただきました以下の記事とも関係があります。

「地球の磁場に亀裂が生じて」世界中が異例の強い磁気嵐に見舞われる中、日本の関東では各地で、やはり異例といえる「異様な雲たち」

cracks-earth-mag2018.jpg

この磁気嵐は、8月25日から 26日にかけてピークを迎えたのですが、この時、

「地球の《地中》に強い電気の流れが生じていた」

のです。

私は今回のこのスペースウェザーの記事で初めて知ったのですが、「磁気嵐は、地中に電気の流れを発生させる」のだそうです。

そのスペースウェザーの記事を翻訳しましたので、まずはお読みいただきたいと思います。

ELECTRICITY FLOWS THROUGH THE SOIL OF NORWAY
Spaceweather 2018/08/28

磁気嵐の中でノルウェーの地中を通過した電気の流れ

ground-ele-0825.jpg

太陽からの地磁気の嵐が発生すると、ほとんどの観測者たちはオーロラを探すために空を注意する。ところが、8月25日から26日にかけては少し違ったのだ。

8月26日に、現在のような太陽活動の小さな時期としては異例の G3 クラスのとても強い磁気嵐が発生したが、この時は空だけではなく、その足の下、つまり地中の反応が注目されることとなった。

ノルウェーのロフォーテン諸島にあるオーロラ観測所「ポーラーライトセンター(Polarlightcenter)」の地中に埋設された電気信号観測機器が、磁気嵐の最中に、非常に強い電気の流れを検出したのだ。

ポーラーライトセンターの職員ロブ・ステイメス(Rob Stammes)氏により記録されたこのチャートは、磁気嵐のピークの時に、電気の流れもピークに達していることを示している。

ステイメス氏は、長年、北極観測所の外で地上の電気の流れを観測し続けているが、この磁気嵐の時の電気の流れは「非常に強かった」と述べる。

磁気嵐の間、電圧は 10mV / mまたは 10v / kmに急上昇した。

これは通常より約 10倍強力な電気の流れだ。

このようなことは、現在のような太陽活動の最小期で強い太陽フレアがない時期には、稀な数値といえる。

磁気嵐の間に電気が地中を流れる理由は、以下のように説明できる。

磁場を変化させると、電気の導体となるものに電気が流れる。そして、土壌というのは、ほとんどの場所において溶解した塩とミネラルが存在するために、これは導体となり、電気を通すことができるものなのだ。

したがって、局所的な磁場が振動し始めると、電気が自然に流れ始める。

磁気嵐によって誘発された電流は、電力システムの電圧変動を引き起こし、まれに完全な停電を引き起こす場合がある。

ここまでです。

先日の磁気嵐の時だけではなく、いつでも「強い磁気嵐が起きると、地球の広範囲の地質に《強い電気が流れる》」ということになるのですね。

そして、このことを知りまして、これはもう単なる素人的な考えでしかないのですが、

「だったら、磁気嵐は地球の地質を刺激しているのでは?」

ということをふと思ったのです。

もちろん、磁気嵐が地震の発生と関係があるというような単純な話としてご紹介したいわけではありません。

以前、「地球の重力の変化が大地震の発生と関係がある」ことを突き止めた論文について以下の記事でご紹介したことがあります。

巨大地震の前兆の正体がさらに明らかに 2011年3月11日の東北の巨大地震の前に過去最大の日本列島周辺の《重力異常》が起きていたことをNASAの人工衛星が検知していた

科学誌ネイチャーに掲載された論文を紹介した米国の記事より
mega-earthquake-precursor.jpg

最近は、世界中で噴火も多いですが、世界でも日本においても中規模程度の地震が続いています。そういう中で、巨大地震の懸念が囁かれる地域も多いですが、最近のネイチャーに発表された興味深い研究論文に関する記事をふと見かけました。

科学が巨大地震発生の正確な予測方法論にさらに近づいた可能性も

2011年の東北の地震は、地震の研究に関して非常に多くの提示がなされたものでしたが、その研究分野の中には「地震の予知」というものも今もあります。

非常に正直に書いてしまうと、現状では、日本も含めた世界中でのいわゆる地震学での予知や予測というものは現実的な役に立っているとは言い難い面があります。

それを「仕方ないこと」として諦める方向もありますでしょうし、あるいは「何かあるのではないか」と模索するかと方向もあるとは思います。

さて、現状はともかとくして、その「地震の予測」ということに関して、ひとつの方向性として、「宇宙(人工衛星)からの観測によるデータの重要性」というものが確実にあります。

2011年の地震の後のことですが、衛星データの解析から、

「東北でマグニチュード 9の地震があった直前、日本上空の赤外線と電子数が増大していた」

ということがわかったということをご紹介したことがありました。

具体的には、2011年3月10日から 3月11日にかけて、下の図のように、日本の東北の上空で赤外線のエネルギー量が普通ではない急激な増加を示していたことが、衛星のデータ解析でわかったのです。

3-11-sek.jpg

また、下の図は、3月8日の TEC値と呼ばれる、GPSでの解析による「電離層全電子数」の分布です。

3-11-tec.gif

赤い部分が電離層中の電子の数の多い場所です。日本周辺の真っ赤ぶりがおわかりでしょうか。これと、上の赤外線のエネルギー量の変化を見ると、ここから地震に関しての何らかの研究が導き出される可能性は「非常に高い」と感じます。

数日間の中での変化ですので、地震とかなり「直接的」な関係がありそうなものだと考えられたのですが、その後、2015年に発生したネパール大地震でもも、同じ高層大気での電子数の急激な変化が観測されました。他の事例も含めて、これは「巨大地震の時だけ」観測されています。

このような感じで、最近は、「宇宙の人工衛星からのデータが大地震の前兆と関係があるかもしれない事柄をとらえている」ことが多くなっていて、そして、これらに対しては今のところは、誰も反証できていません。つまり、どれだけ懐疑的な調査でも、その解析が間違いだという指摘は一度もされていないということです。

ですので、巨大地震の直前に上層大気に大きな変化が起きるということ自体は間違いがないことだと思われます。

今回ご紹介するものは、「上空の変化」ではないですが、やはり人工衛星が観測したもので、それは

「地球の重力の変化」なのです。

論文に出ている図を示すと以下のようになります。

gravity-japan-2012.jpg

これだと、さすがにわかりづらいですので、少し大きくして説明を入れさせていただくと次のようになります。

2010年7月から2012年3月までの日本周辺の重力の推移
gr-2010-2011a.jpg

gr-2011-march.jpg

gr-to-2012.jpg

示されている月日を見ておわかりになると思いますが、これは、結構な期間での観測数値の変化で、少なくとも「数カ月単位での変化」のようです。

先ほど示しました上空の赤外線や電子数の変化は「翌日から当日にかけての変化」だったということに比べますと、長い期間でのものであり、直前の前兆というものではないようです。

ただ、今回のデータを見て思いましたのは、巨大地震の前には、次のふたつのことが合わせて起こっているらしいということです。

・地震発生の何か月か前から震源となる地域に重力異常があり

・そして、地震発生の直前に、震源となる場所の上層大気の赤外線と電子数の大きな変化がある


このことは、ほぼ確実なのかなと思いました。

どちらにも懐疑的な科学者たちからの反証が出されておらず、地震の原因が何かということはともかくとして「現象としては、そういうことが起きている」ということは間違いないと思われます。

それと共に、今回ご紹介するものも含めて、最近のこれらのデータからは「巨大地震の発生地と発生時の予測」は決して不可能なことでもないということも言えるのかもしれません。

では、記事の概要をご紹介します。

記事中に出てくる人工衛星 GRACE というのは、アメリカの NASA と、ドイツ航空宇宙センター(DLR)が共同で運用しているもので、2002年3月に打上げられて以来、地球の重力を詳細に観測し続けています。

最近の地球の重力の急速な変化をとらえたのもこの GRACE で、また、下の記事でご紹介した南極の巨大な重力以上を検出したのもこの GRACE です。

次々と見つかる謎の巨大存在は2017年に「作動」するか 南極の氷の地底から検出された「直径480キロの存在」2017年1月5日

南極で直径480kmの「存在」が見つかっている場所
antarctic-existance-map.jpg

南極の巨大な「存在」の中に浮かび上がるもの

まずは、そのことを取りあげた記事をご紹介します。英国サンの 2016年12月28日の記事です。

なお、このサンの記事では、その直径が「 243キロメートル」となっていて、その通りにしていますが、Wikipedia では、480キロメートルとなっています。

ここからです。

COLD HARD FACTS? Satellite spots MASSIVE object hidden under the frozen wastes of Antarctica
The Sun 2016/12/28

南極の凍結した大地の下に隠された大規模な物体を人工衛星が確認。この冷たい大地の下にあるものの正体は?
南極大陸の地下に巨大な「通常ではない存在」が観測されるという奇妙な事象に科学者たちは困惑している。

人工衛星が確認した、その巨大で不可解な「異常」は、南極のウィルクスランドと呼ばれる地域の凍てついた大地の下に潜んでいると考えられる。

その存在の大きさは直径 151マイル( 243キロメートル)の距離に伸び、深さは最大で約 848メートルもあるものだ。

研究者たちの中には、これは、かつて地球の恐竜を一掃したと考えられているメキシコのユカタン半島に衝突したチクシュルーブ天体の2倍以上の大きさの小惑星の痕跡だと考える人たちがいる。

この説明が真実であれば、この小惑星の衝突が 2億5000万年前のペルム紀の大量絶滅事象を引き起こした可能性がある。この際の大量絶滅では、地球の海洋生物の 96%、大地に生息する脊椎動物の 70%が絶滅したと考えられている。

この「ウィルクスランドの重力異常」は、NASA の重力場測定衛星グレース(GRACE)を用いた観測によって、ウィルクスランドの地底に、直径約 480キロメートルの重力異常を発見したもので、2006年に明らかにされた。

何人かの科学者たちは、これは地球に衝突した小惑星だと考えているが、それを示す証拠があるわけではなく、実際には、これが何であるのかはわかっていない。

この発表がなされて以来、インターネットでは様々な説や主張が繰り広げられており、巨大な UFO 基地であると主張する陰謀論や、「空洞地球説」(地球空洞説)と呼ばれる理論で語られる地下世界への入り口であると主張する人たちもいる。

UFO 研究家などを含む多くの人たちは、この南極の不思議な観測についての議論を続けている。彼らによれば、現在、科学者たちは、この地下の物体の正体を正確に突き止める方法を持たないという。

また、南極に関しては、この数年、不思議な説や噂が飛び交っていた。たとえば、ナチスが第二次世界大戦中に、飛行機の発着が使用できるように設計された秘密基地を南極に建造したことを示唆する証拠があるという主張。あるいは、アメリカの海軍により、南極大陸の謎を調査するミッションがおこなわれたとも主張している。

このアメリカ海軍の探査は、「ハイジャンプ作戦(Operation High Jump)」と呼ばれた、1946年から 1947年に行われた大規模な南極観測プロジェクトのことで、海軍の正式なミッションだった。

陰謀理論家たちの中には、このミッションは、地球の地下に隠された秘密の世界への入り口を見つける試みだと確信している人も多い。

しかし、南極の重力異常を最初に発見した科学者たちは、それは大規模な小惑星の衝突の証拠であると確信している。

オハイオ州立大学の地質科学者ラルフ・フォン・フォレス(Ralph von Frese)氏は、「このウィルクスランドの衝突の影響は、恐竜を殺した(メキシコでの衝突の)影響よりもはるかに大きく、当時の地球に破滅的な被害をもたらしていただろう」と語る。

その影響からもたらされたすべての環境変化は、非常に苛酷な環境を作り出したと考えられ、それにより多くの生命が絶滅した可能性がある。

(ここまでです)

なお、「重力異常」とは何かといいますと、下のような説明となるようです。

重力異常 - Wikipedia

地球物理学においては、重力異常とは、重力の実測値とその緯度の標準重力の差のことである。

重力異常から、地下構造の起伏を知ることができ、地下に高密度の岩石があると、重力値は標準重力値よりも大きくなり、低密度の岩石がある場合は小さくなる。これらから重力値を測定して、地下構造を推定することができる。


ということで、つまり、

・周辺の地盤より高密度の物体があれば、重力値は標準重力値よりも大きくなる

・周辺の地盤より密度の低い物体があれば、重力値は標準重力値よりも小さくなる

ということになるようで、その南極の重力の状態はどのようになっているかといいますと、下のようになっています。

南極の重力異常
antarctic-anormaly.jpg

つまり、周囲の土壌などと比べて、「非常に密度の高い存在」がそこにあるという可能性が高いということになるようです。

そして、記事では、多くの科学者たちが「過去の小惑星の衝突の跡」だというようにしているとなっています。

これに関しては、地球には実際に過去の小惑星の衝突跡どと考えられるクレーターがたくさんありますので、それらの地形での衛星の重力などの観測との比較で、ある程度わかるものなのではないでしょうかね。

地球の天体衝突のクレーター跡
crater-in-earth2.gif

そのあたりに関しては、時間的に今は個人的には調べようがないところもありますが、驚くのはこの南極のものの「巨大さ」です。

この直径 480キロメートルが、もし天体の衝突によるものだとすれば、衝突した「天体の大きさ」はどのくらいのものだったかと考えますと、ウィルクスランド - Wikipedia には、

ウィルクスランドの氷床の地下に眠るこの地形が実際に天体衝突痕であるかはまだはっきりしていないが、そうであるとすれば地球最大級のものであり、直径約50kmの天体が衝突したものと推測される。

とあります。「 50キロメートルの天体が衝突」という、ちょっと想像の域を出る事象が起きたことになります。

6550万年前の恐竜絶滅の原因として挙げられることの多いメキシコのユカタン半島への小惑星の衝突の際の小惑星の大きさが、2010年のサイエンスによれば、

「直径 10キロメートル から 15キロメートル」

と推測されているそうで、その「直径 10キロ」レベルの天体の地球への衝突の時でさえ、どんなことが地球に起きたと考えられるかといいますと、やはり、サイエンスによれば、

・エネルギーは広島型原爆の10億倍
・衝突付近で発生した地震の規模はマグニチュード11以上
・津波の高さは300メートル以上

となっているわけですが、南極の重力異常が、天体によるものだとすると、それは「直径 50キロメートル」と考えられるのです。

メキシコの小惑星の5倍の大きさ。

その GRACE により、今度は「地球の巨大地震が重力の変化と関係しているかもしれない」ということが見出されたのかもしれません。

A giant precursor to a giant earthquake may have been detected by gravity satellites
temblor.net 2018/05/08

巨大地震に対する巨大な前駆物質が重力観測衛星によって検出された可能性がある

今月、ネイチャー・ジオサイエンス(Nature Geoscience)に掲載されたフランス人科学者たちによる研究論文には、2011年に東北地方太平洋沖地震(マグニチュード 9.0)のが発生する数ヶ月前から日本列島において大規模な先行的な重力変化が起きていたことが見出されたことについて記されている。

gravity-japan-2012.jpg

この信号は、2002年に打ち上げられたアメリカとドイツに共同運営されている人工衛星 GRACE によって検知されていたが、研究者たちは、この 2011年の日本列島において観測された重力変化の信号は、GRACE が運営されてからの 7年間の他のどの信号とも匹敵しない巨大なものであることを見出した。

彼らは今回の発表以前に、同じ衛星データにより、2011年3月11日の東北の地震そのものによる重力変化と、その期間と関連した大きな重力信号の変化を以前に公表していた。

この時に発表された重力変化のデータは、(大地震と関連するデータとしては)それまでにはなかった独特のものだったこともあり、その後、この分析データは、長期的で懐疑的な評価を受け、また徹底的にテストされ、モデル化された。

その中で、彼らのデータが間違っていることを示すものは見出されなかった。もちろん、これは、彼らのデータが正しいことが証明されたということではなく、間違っているということは証明されなかったということである。

もし、この研究結果が、東北においてのみ当てはまるものでない場合、つまり、他の地震においても当てはまるとすれば、観測データが存在する近年の巨大地震において、これが確かめられれば画期的なデータとなる可能性がある。

たとえば、2004年のスマトラ沖地震(M 9.2)、2010年のチリ地震(M 8.8)、あるいは 2005年のインドネシアでの地震(M 8.6)などにおいても前兆のシグナルがあったかどうかということにおいてだ。

そして、今後の問題として、そのような信号が見られない地域において、人工衛星 GRACE でのリアルタイム観測の中で、大きな地震が発生する前にその信号を検知することができるのなら、それは画期的なことかもしれない。

これまで、どのような地震予知計画も、巨大地震の予測というハードルを克服したことはない。しかし、それは不可能ではないのかもしれない。今回の発見が突破口となる可能性がある。

最終更新:2018/08/31 23:21

このお店で1週間以内に売れた人気アイテム

コメント 0件 コメントを書く

コメント入力欄
お名前(必須)
タイトル(必須)
本文(必須) ※全角で800文字まで記入できます。

書き込みに際しては店長の部屋規約の禁止事項や免責事項をご確認ください

ページ上部へ

カレンダー

2018年8月
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

今月

このお店で1週間以内に売れた
人気アイテム