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2018/08/27 22:46

「地球の磁場に亀裂が生じて」世界中が異例の強い磁気嵐に見舞われる中、日本の関東では各地で、やはり異例といえる「異様な雲たち」が空の広範囲を覆っていた

地球の磁場に生じた亀裂を解説するNASAのウェブページ
cracks-earth-mag2018.jpg

今回の本題は、現在、「地球の磁場フィールドに亀裂が生じて」それにより異例ともいえる強い磁気嵐に見舞われているということに関してですが、その前に、昨日「関東で起きていたこと」をご紹介したいと思います。

信じられないような光景が見慣れた町の上空に

昨日(8月26日)、夕方の 6時前頃に近所のスーパーで買い物をした後に信号待ちをしていた時、やや後方に何か妙な気配を感じ、そちらを見ますと、スーパーの建物ごしの上空に、個人的には見たことのないような形の巨大で、しかも赤い雲が「そびえ立つように」そこにありました。

私自身は、スマートフォンを持たないこともあって、外で写真を撮影するということがないので、それを見ながら、ただ圧倒されて帰宅したのですが、家に帰り、

「あれほどの雲なら、誰かが撮影して SNS などにアップしているのでは」

と思い、少し SNS を見ていましたら、私の住む所沢民族自治区だけではなく、実に関東の非常に広い範囲で「驚くべき雲」が出現していたのでした。

その中で、方向が違うので、私の見たものとは違うものだと思いますが、下の写真の雲は、私の見たもとの似ていました。

東京スカイツリー(東京都墨田区)から撮影されたものです。

8月26日 東京スカイツリーから撮影された雲と落雷
tokyo-st-0826.jpg

私の見たものはもっと赤かったですが、イメージとして、こういうようなものが、ありきたりのスーパーの後ろにそびえ立っていると結構驚くものです。

そしてですね……。

昨日 8月26日は、関東の非常に広い範囲で、さらに印象的な形状の雲が「出現しまくっていた」ようなのです。今回は最初にそれらの様子を少しご紹介したいと思います。

範囲が関東の相当広い範囲に広がっていますので、基本的にそれぞれ違う場所の雲だと思われます。

つまり、8月26日の夕刻時の関東は「いっせいにいろいろなところにこんな雲が出た」という珍しい日ということになりそうです。

下は投稿されていたもののうちのほんの一部ですが、ご紹介します。

2018年8月26日の関東の空を一斉にあやどったさまざまな雲

8月26日 東京四谷で撮影されたキノコ雲
tikyo-mashroom-0826.jpg

8月26日 群馬県伊勢崎市で撮影された動物のようにも見える雲
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8月26日 千葉県野田市で撮影された雲
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8月26日 東京近郊の雲と落雷
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8月26日 栃木県で撮影された雲
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8月26日 群馬県館林市に出現した雲と落雷
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8月26日 東京都小平市に出現した雲と落雷
tokyo-kodaira-clouds.jpg

このあたりまでとさせていただきますが、これが関東の各地に、大体時間も同じような頃に一斉に出ていたというのは、なかなかすごくないですか?

なお、正確な撮影場所が書かれていないのですが、昨日は日本のどこかに下のような不思議な雲も出ていたようです。

8月26日 場所不明の日本のどこかの空
strange-clouds-0826.jpg

私は「自然現象からの示唆」というものを少し大事にしているのですけれど、昨日のこの関東全域などで起きていたと考えられる現象からも感銘を受けました。

いろいろ考えた挙げ句に、「じきに関東は滅亡しちゃうのかなあ」と感激しながら(なぜ感激する)、しみじみとこれらの光景の写真を眺めていました。

海外の現象に関しては、こういう激しい雲などを In Deep や、アース・カタストロフ・レビューなどでもご紹介させていただくことはあるのですが、日本で、しかもこんなに「一斉に」というのは、ちょっと驚きました。

それだけ大気の状態が荒れているということでもあるのでしょうけれども、しかし、この夏は大気の状態がわりとずっと荒れていたわけで、それでも、このように激しい雲が一斉に出ることはなかったですので、やはり、関東の運命もあと2、3日というように考えた方が……(だから、やめろって)。

まあ、それは冗談ですが、「理由は何だったのだろうな」というようには思います。

ちなみに、「雲は宇宙線によって作られる」ということを前提にして考えますと、何かこう、いろいろと想像力も膨らむ部分もあります。

雲と宇宙線についてはこれまでずいぶんと書いてきましたけれど、最近の記事には以下のようなものがあります。

「雲の生成は宇宙線によるもの」という説が25年にわたる観測の末に「結論」づけられる。そして、太陽活動が長期の地球の気温のコントロールに関与していることも

2016年8月25日の科学メディアPHYS.ORGより
solar-cloud-2016.jpg

25年目の結論
私が、

「雲は宇宙線によって作られている」

という説があることを知ったのは、今から5年ほど前の 2011年のことでした。

そして、その結果がネイチャーに掲載されたものを記事にしたものが、今、日付けを見てみますと、まさにほぼ5年前の 2011年8月26日のことでした。

CERN によるクラウド(CLOUD)という大規模なプロジェクトによるものなのですが、なぜそんな大がかりな実験が行われ続けていたかというと、

「どうして雲が作られるのか、まったくわかっていないから」

ということです。

私はこの時に、やはり初めて、

「人類は、いまだに雲がどうして作られるのか知っていなかった」

ことを知ります。

その頃から、私は、雲や気温や天候というものが「根本的には非常に謎が多い」ことを知り、むしろ、私は気温や気候に非常に興味を持つことになるのですが、それはともかく、上のような CERN の科学者たちを、大規模実験に突き動かすほどの動機をもたらした「最初の主張」を起こした人物が、「孤高の宇宙物理学者」とでも呼びたいデンマーク工科大学のヘンリク・スベンマルク教授でした。

いまだに、スベンマルク教授については、日本語の Wikipedia の項目もないほど科学界から疎んじられているようですが、日本語でも英語でも、検索すると、おびただしいほど彼を取り上げているページが表示されることに驚かれると思います。

これは、おそらくですが、スベンマルク教授の、「雲は宇宙線によって作られている」という主張が「正しいのではないか」と、少なくとも心の中ではそう考える人たちがとても多いからだと思います。

そして、まだ最終過程ではないでしょうけれど、スベンマルク博士は、このたび、自らの説を 25年にわたる観測でほぼ実証し、「雲は宇宙線から作られる」と結論付けたのです。

そして、さらに、

「雲は宇宙線によって作られ、その宇宙線をコントロールしているのは太陽活動」

だということも。

これからの地球の状態を太陽と宇宙線の関係から見てみますと

スベンマルク博士の主張は、「スベンマルク効果」として、ずいぶんと以前から知られていたもので、以下のようなものです。

スベンスマルク効果 - Wikipedia

スベンスマルク効果とは、宇宙空間から飛来する銀河宇宙線が地球の雲の形成を誘起しているという仮説である。

気候変動への影響についても仮説に留まっており、主要な科学的報告において採用されておらず、影響があったとしても、その影響量は最大でも観測されている気温上昇量の数パーセント程度だとする考証もある。


というものでしたが、今回、デンマーク工科大学とイスラエルのヘブライ大学の 25年にわたる観測の結論として、この「宇宙線と雲の関係」が「ある」として、結論付けたのです。

理由はよくわからないのですが、現在の多くの科学者たちは、一般的に、「宇宙線が地球の様々な事象に影響を与えている」とする仮説に、否定的な姿勢を取りたがります。

しかし、科学などわからない私でも、宇宙線の持つ大きな性質、

・地球を完全に貫く貫通力を持っているので地球全体に干渉できる

・他に類を見ないほどの高エネルギー体である

・原子核と核反応を起こすことができる

ことなどから、地球に多大な影響を与えていても不思議ではないとは思っていました。

宇宙線量と雲の関係については、もともと、計測の上では非常にはっきりしていたものでもあります。

たとえば、下は、1978年から 1998年までの「雲の量の変化」と「宇宙線の量の増減」をあらわしたグラフですが、「完全に一致」しています。

1978年から1998年までの雲量と宇宙線量の関係

cosmic-rays-clouds-1978-1998.jpg

下のグラフは、1983年から 2006年までのもの。

cosmic-ray-clouds3.jpg

この一致は偶然という範疇で片付けられるものではありません。

スベンマルク博士の「宇宙線は、地球の天気と気候に直接影響を与える」という説をご紹介したことがあります。

その内容は、ややわかりにくいものでしたが、翻訳記事の出だしは以下のように始まります。

デンマーク工科大学のヘンリク・スヴェンスマルク教授は、長年の実験から魅力的な新しい説を発表した。

それは、私たちの天の川銀河からやって来る宇宙線が、直接、地球の天気や気候に関与していることを示すという理論だ。

そして、今回のスベンマルク博士の発表は、単に宇宙線が雲の増減に関係するということだけをあらわしているのではなく、

「太陽活動(太陽フレアなど)は地球の宇宙線の量をコントロールするため、太陽活動の状態によって長期間の地球の気温と天候は影響を受ける」

ということも強く示唆しています。

ここ数年何度も取り上げたことがありましたが、太陽活動はとても弱くなり続けていて、NASA の予測では、次の太陽活動周期である「サイクル 25」は、歴史的に弱い太陽活動となるとされています。

1749年から2040年の黒点数の推移
solar-cycle-2040.jpg

次にやってくる太陽活動周期「サイクル 25」が本当に上のグラフのようなものとなってしまった場合、まあ、どうなるのかはよくわからないですが、以前記事にした、太陽活動そのものの予測から地球の気温をシミュレートしたロシア人女性科学者のことをご紹介しました、

精度97%の「2030年までのミニ氷河期突入」予測は、その発表の元となったロシア人女性物理学者の「太陽活動の解析予測の実績」から実現確実な状勢に

2015年07月17日
IceAge-20013.gif

Diminishing solar activity may bring new Ice Age by 2030
Astronomy Now 2015.07.17

太陽活動の低下が 2030 年までに新たな氷河期をもたらす可能性がある

17世紀から 18世紀の初めに世界を凍結させた「小氷期」と呼ばれる時期と同様の厳寒の世界が 2030年から 2040年にやってくると予測されている。

これらの結論は、モスクワ国立大学核物理研究所の物理学者ヘレン・ポポワ博士らを含む国際的な科学者のグループによって、ウェールズのランディドノーで開催された国立天文学会議において、ノーサンブリア大学のヴァレンティナ・ジャルコヴァ教授によって発表された。

太陽は、独自の磁場と、時間的に変化する振幅と空間構成を有することが知られている。

それは、太陽からの電磁放射の変化による太陽大気の変化の結果による強力な磁場の形成と崩壊や、太陽からプラズマの流れの強弱、太陽表面の黒点数などだ。

そして、太陽表面の黒点数の変化の研究によれば、それは 11年毎に変化する周期性を持つ構造を有しており、それはまた、炭素 14、ベリリウム 10 他の同位体分析などの地球環境への影響をも有する。

太陽活動はいくつかのサイクルを持つが、それらは各サイクルで異なる期間、および特性を持ち、たとえば 11年サイクルや 90年サイクルなどが知られている。

11年周期の太陽サイクルでは、11年ごとに太陽表面の黒点数が減少する。

過去 90年の黒点の変化を見ると、11年サイクルの黒点の数が周期的に減少していることがわかっており、50%から 25%減っている。

17世紀には、およそ 1645年から1700年頃まで続いた「マウンダー極小期」と呼ばれる太陽活動の長期にわたる減少期間があった。通常なら、40000個から 50000個は出現する黒点が、このマウンダー極小期には 40 から 50 個しか出現しなかった。

太陽放射の最大値と最小値は、黒点の数の最大値と最小値と、ほぼ一致することを示す(黒点が少ない時は、太陽放射が少ない)。

研究者たちは、太陽活動のサイクル 21からサイクル 23までの3つのサイクルの完全な磁力記録から、すべての背景磁場を分析した。研究者たちは、データの分散の 40%をカバーする分析の新しい方法を開発した。これは、主な太陽の磁気波がペアで生成されていることを明らかにするのに役立った。

主成分のペアは、太陽の双極子場の変動の原因であり、11年の太陽活動中に、太陽の極から極へと、その極性が変化する。

電磁波は、太陽の北半球から反対へと移動する、あるいは、南半球から反対へ移動し、その際、サイクル数と共に波の増加の間の位相の変化を有する。それぞれの波は、半球で互いに相互作用する。

科学者たちは、この分析式を導くために管理し、これらの2つの波の進化を説明し、太陽活動の本来の代理の変化と関係した要約曲線から、太陽黒点の数を算出した。

そして、この式を用いて、科学者たちは観測から派生した主成分と比較して、サイクル 24の磁気活動を予測し、それは 97%の精度を示した。

サイクル 24の磁気活動からの黒点数の算出の成功に触発され、研究者たちは、次の2つのサイクル「サイクル 25」(次の太陽サイクル)と「 26」の磁気の波を予測したところ、この2つの太陽活動サイクルでは、黒点が生産される数が低い可能性であることがわかった。

これは、2030年から 2040年頃の太陽活動が 17世紀のマウンダー極小期と同様になることを示している。マウンダー極小期には、本来なら 4万から 5万の太陽黒点が出現するところに 50個から 70個しか黒点が出現しなかった磁気だが、2030年頃は、この時と同様な急激な太陽活動の減少につながると予測される。

1677年に凍結したテムズ川
frozen-Thames.jpg

太陽活動の新たな減少は、太陽放射照度の低下につながる。これは、地球の顕著な冷却と非常に厳しい冬と冷夏をもたらした「小氷期」と呼ばれる状態と一致することを示す。

太陽磁気活動の進化の独特な物理数学的モデルを開発し、太陽活動全体としての最小値の出現パターンを得るために、それに物理的解釈を与えたモスクワ国立大学のヘレン・ポポワ博士は言う。

「マウンダー極小期の時代には、テムズ川やドナウ川が凍結し、モスクワ川が半年ごとに氷で覆い尽くされました。この時同様の太陽黒点の減少が観察される場合、これは地球の大気の同様の冷却につながる可能性を指摘することができます」

気候への太陽活動の影響について既存の理論に該当する場合、ヘレン・ポポワ博士によると、この太陽黒点最小値は、マウンダー極小期の際に発生したものと同様の重大な地球の冷却につながるという。

この冷却現象は、次の 5年~ 15年以内に発生する可能性がある。

ポポワ博士は述べる。

「私たちの時代の将来の最大の気温の低下は、次の3つの太陽サイクル( 25、26、27)に訪れることを示し、それはこれからの約 30年間です。それらの期間の気温は、マウンダー極小期ほど低くはならない可能性もあります。しかし、私たちは、それを真剣に検討しなければなりません。私たちは、ロシアの気象学者たちとコンタクトをとり続けるつもりです」

などの内容と共に今回のスベンマルク博士の研究と重ねますと、これから 10年単位の未来は相当厳しい気候にさらされる可能性もあります。

しかし、そういう懸念は感じるかもしれないですけれど、それと同時に、私たちの地球の環境は、「人為的などうだこうだ」とか、そういう小さなものに左右されているのではなく、「宇宙由来の条件」のもとで、地球はその気温も大きく変化するし、気候も環境も変化していくのだと考えれば、何とダイナミックな渦中に生きているのだろうか、と思うこともできるのではないかとも思います。

というわけで、ここから PHYS.ORG の記事です。

Solar activity has a direct impact on Earth's cloud cover
PHYS.ORG 2016/08/25

太陽活動は地球の雲の被覆に直接影響を与える

デンマーク工科大学国立宇宙研究所(DTU Space)とイスラエルのヘブライ大学・物理学ラカー研究所の科学者たちのチームの研究は、地球が雲で覆われる事象と、太陽の爆発活動(太陽フレアなど)とが直接関係していることを示した。

これは 25年以上の衛星による観測に基づいて導き出された結論だ。

太陽の爆発現象が、地球の大気から宇宙線を遮断することはよく知られている。

しかし、今回、地球物理学会誌(Journal of Geophysical Research)に発表された新しい研究では、太陽の爆発現象があった際(つまり、地球の大気中に宇宙線が少ない場合)には、同時に、雲に覆われる事象が世界的に減少していることを見出した。

これは、雲の形成に宇宙線が重要な役割を果たしているという説を支持するものとなる。

太陽の噴火は、雲の質量を約2パーセント減少させる原因となることがわかったが、これは、その際に、大気中から約 10億トンの液体の水が消失していることを意味する。

雲の出現は、長い時間的スケールで地球の気温に影響を与えることが知られているため、今回の調査は、雲と気候変動の理解の重要なステップを示している。

論文の筆頭著者であるデンマーク工科大学国立宇宙研究所のスベンツマルク博士は、以下のように述べる。

「地球は銀河宇宙線と呼ばれる空間からの粒子による一定の衝撃の下にあります。太陽の表面で発生する暴力的な爆発(太陽フレアなど)は、約1週間、地球から宇宙線を吹き飛ばす力があります。今回の我々の研究は、宇宙線がそのような太陽活動によって減少しているときに、地球の雲の被覆(覆われること)も、太陽活動と対応して減少していることを示しています」

「雲は、私たちの研究では、地球上の気温を制御する上で重要な要素であるため、これらの関係は、地球の気候変動に影響を与える可能性があるのです」

非常に高エネルギーの粒子である宇宙線

宇宙線の粒子は、地球の大気中の分子イオンを帯電して生成する。イオンは、エアロゾルの形成を促進することが実験室の研究では示されており、エアロゾルが雲を構成する「雲の滴」を形成するための種として機能する可能性がある。

この実験室でのメカニズムが現実の大気中で実際に起こるのか、あるいは、これは実験室でだけ再現できるものなのかということについては、長い間、議論されてきたテーマだった。

太陽表面の爆発が銀河宇宙線を吹き飛ばした際には、地球の大気中では 20%〜 30%のイオンの低下を引き起こす。

イオンの存在が雲の形成に影響を与えるのであるならば、太陽の爆発が宇宙線を吹き飛ばす事象の中で雲量の減少を観察することが可能であるはずだ。

かつて、宇宙線と地球の雲の量の変化について、週単位での関係(これは「フォーブッシュ・ディクリーゼズ(Forbush decreases / 刷新のための減少)」と呼ばれている)は観察されていたが、その影響は科学文献の中で議論され続けてきた。

しかし、新しい研究では、この「フォーブッシュ・ディクリーゼズ」が現実的に雲の増減に影響していると結論づけた。この結果は、「イオンが雲の生成過程において重要な役割を果たしている」という提案を支持する。

しかし、チームがこの結論に到着するには、大きな努力が必要だった。フォーブッシュ・ディクリーゼズは、ほとんど発生するものではなく、その雲に及ぼす影響は、人工衛星や陸上からの地球大気観測を使用して、やっと検出できる程度のものだった。

フォーブッシュ・ディクリーゼズの強さを決定するために、大気モデリングとの組み合わせで約 130局からのデータを組み合わせる必要があった。この新しい方法により、イオン化に従ってランク付けられた 1987年から 2007年までの期間の 26の事象のリストが得られた。

長期的な影響の可能性

この短期的な雲の増減は、明らかに長期的な地球の気温の変化への影響を持つ。

雲は、常に銀河宇宙線での短期的変動の影響を受けているが、それらはまた、年間〜数十年〜数百年のスケールで起こるゆったりとした太陽活動の変化の影響を受ける可能性があるのだ。したがって、銀河宇宙線は、地球の気温を決定する役割を果たしている。

過去と将来の地球の気候変動への太陽の貢献は、単にその太陽放射(太陽光線の熱など)による影響だけではなく、むしろ、太陽活動の中で発生する爆発現象に左右される宇宙線の変化によるところが大きいという可能性があるという結論に達する。

そして、この雲たちとは関係がないことだとは思いますが、今、地球は、

「異例ともいえる磁気嵐の直撃を受けている」のです。

その地磁気が最大値に達した頃、関東に異様な雲たちが多数出現していたということには、もちろん相関関係はないでしょうが、興味深くはありました。

現在の磁気嵐について、短くご紹介します。

太陽活動が弱い期間に異例の磁気嵐が出現した理由は「地球の磁場フィールドに亀裂が生じた」ため

冒頭に載せました NASA の「地球の磁場フィールドに亀裂が生じた」という記事は、2003年12月3日のもので、今から 15年前の記事なのですが、なぜそれを冒頭に示したかといいますと、今日のスペースウェザーの磁気嵐に関する報道で、このページが直接リンクされていたからです。

つまり、2003年に NASA が「地球の磁場フィールドに亀裂が生じた」と説明していたことと同じことが今起きているということになりそうです。

もう少し説明させていただきますと、これは、地球を太陽の磁気から守っている磁場フィールドに亀裂が生じたため、そこから大量の磁気嵐が地球に侵入している状態ということのようです。

スペースウェザーの記事をご紹介しておきます。

SURPRISE GEOMAGNETIC STORM

驚くべき磁気嵐

8月26日、地球の磁場に亀裂が生じた。そのため地球は、太陽風による G3クラスの強い地磁気嵐に襲われた。下の写真は、カナダの写真家ジョン・マッキノン氏がカナダ・アルバータ州のフォーマイル湖で撮影したオーロラの写真だ。

auroras-alberta-0826.jpg

磁気嵐のピーク時には、オーロラはカナダの国境を越え、米国のニューヨーク州、モンタナ州、ミシガン州、インディアナ州でさえもオーロラが観測された。

なお、NOAA (アメリカ海洋大気庁)の宇宙天気予報官は、今回のこの磁気嵐を予測することができなかった。

磁気嵐の 24時間前に小さな CME (コロナ質量放出)が発生したが、その程度の磁気の流れは、通常なら地球の磁場フィールドに接触して、それ以上は侵入できないのだが、強力な南向きの磁場が地球の磁気圏に亀裂を生じさせたのだ。

そして、驚くべき地磁気の嵐の発生につながった。

G3クラスのピークは過ぎたが、磁気嵐は終わっていない。 G1 と G2 クラスの磁気嵐は依然継続している。


このような感じで、太陽活動の弱い今のような時には、通常なら地球を直撃することがない G3クラスの磁気嵐に見舞われたようです。

磁気嵐のレベルは、G1から G5まで分類されていて、G5が最大です。つまり、昨日の G3クラスの磁気嵐は、上から3番目となりますが、このような強い磁気嵐を「予測することができなかった」ということは、それだけ「唐突に発生した」ということが言えそうです。

下は NOAA の磁気嵐の観測グラフですが、8月26日に一気に上昇しています。

8月24日からの磁気嵐の観測グラフ
g3-0826.jpg

昨日は、ニューヨークで地下鉄が停電で止まったり(その様子)といったような影響が出ていましたが、磁気嵐のピークは終わっていますので、今後、何か大きな影響が出ることはないとは思います。

ただ、今回のように、「事前にまったく予測されない状態で、突然強い磁気嵐に見舞われることがある」
ということを初めて知りました。

そして、同時に知ったことが、「太陽からの磁気は、地球の磁場フィールドに亀裂を生じさせることができる」ということでした。

「太陽は何でもできるのだなあ」という思いを新たにした次第です。

太陽活動は、今後もさら弱くなっていきますけれど、だからといって、「太陽からの巨大な磁気の直撃リスクがなくなるわけではない」ということを今回のことで知ったということになります。

そして、昨日の関東の空のあの雲たちを思い出しますと、やはり 8月26日は何かとても意味のある日だったのかもしれないなというようにも思いました。

最終更新:2018/08/27 22:46

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