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2018/08/24 21:41

フランスの川の水が「シンクホールに飲み込まれて消滅」した頃、アメリカでは次々と聖母像が破壊され、南米では血の涙を流す

8月9日のフランスの報道より
01doubs-river-disappeared.jpg

フランスで「川の水が消滅する」という出来事が起きました。……といっても、後に過去記事をリンクいたしますが、この2〜3年、「海の水が消えた」とか「川の水が消えた」とか、あるいは「湖が丸ごと消えた」というような出来事は何度も報じられています。

その度に記事でご紹介させていだたいたりもしてきましたが、それらの事象そのものは、今でそれほど珍しいとは言えない現象となっています。

しかし、今回のものは、「その出来事が起きた場所の意味も含めて」何とも印象深く感じた出来事ではあります。

聖母マリアに関して、これまでわりとよく記事で取りあげていた私としては、その意味でも印象深いです。

まず、報道されていることのみで言いますと、フランスの報道において、フランス東部にある「ドゥー川」という川の水が、約 1キロメートルに渡って「完全に消滅」し、川の生き物がすべて死滅したと伝えられいます。

水が消滅したドゥー川
01doubs-river-disappears01.jpg

その理由については、当初は、現在のヨーロッパの熱波での干ばつによって水が干上がったのではないかと思われていましたが、今年の冬から春のフランス西部では雪が大変に多かったために、今年はドゥー川も水量は豊富で、水不足で干上がる可能性はないという結論となりました。

何よりもその証拠に、この水が消滅した 1キロメートルのエリア以外は。ドゥー川全域で「通常以上の水量で川が流れている」のです。

奇妙なことに、このエリアの水だけが突如消滅しました。

それで、考えられている理由として、「クレーターかシンクホールが発生して、水がそこに飲み込まれて消滅した」という説です。

実際、水が消えた後のドゥー川の写真を見ますと、「地形的な異変」を感じさせる様相がやや感じられます。下は、報道での水の消滅後のドゥー川の写真です。

01doubs-river-disappears02.jpg

先ほども書かせていただきましたように、今の時代は「川や湖の水が全部消える」というようなことは、もはや異常でも不思議でもないかもしれません。

しかし、今回のこのフランスのドゥー川の場合には、やや意味がある水の消え方だったのが気になった次第です。

ドゥー川のこの周辺は、「大切な行事を間近にしていた」のでした。

その行事とは何かというと、

「毎年、 8月15日の聖母マリアの昇天の日に、マリア像にドゥー川の聖なる水が捧げられる」

というものなのでした。

日本では、8月15日というのは終戦記念日が全面に出ますが、キリスト教圏内では聖母マリア様が亡くなった日として著名なようです。

このことを知ったのは、フランスの報道の一部に、

> このドゥー川の水の消滅により、8月18日に聖母マリアに聖なる水を捧げることはできなくなった

とあったことで、それで調べてみましたら、今回、川の水が消えたドゥー川は、その支流が「ルモノの洞窟礼拝堂」という場所に流れていて、そして、このドゥー川からその礼拝堂の洞窟に流れてく水は一種の「聖なる水」として有名だったことを知ったのでした。

下は、フランス語版の Wikiepdia からの抜粋翻訳です。フランス語版以外での説明はないですので、世界的に有名なものではないのかもしれません。

ルモノの洞窟礼拝堂

ルモノの洞窟礼拝堂は、フランス・ブルゴーニュにあるドゥー地域のレザコームス村近くの洞窟にあるカトリックの礼拝堂だ。

聖母マリアに捧げられたモートレイクの町の近くに位置し、この場所は、特にマリアが昇天されたとされる 8月15日に多くの巡礼者が訪れる場所でもある。

この礼拝堂は ドゥー地域を伝道している隠者によって 8世紀から使用されている。

ルモノの洞窟礼拝堂は 1863年に奉献され、2009年12月29日には歴史的記念碑として登録された。

洞窟の底には、ドゥー川を源泉とする短い川の水が流れている。この水は過去には有益な効果があったことで知られていた。

このようなことらしいのですね。

ここにある「有益な効果」というのは、いわゆる病気などが癒える奇跡の水とか、そういうようなことを意味しているのかもしれないですが、これ以上の説明がないですのでわかりません。

下のような場所のようです。

ルモノの洞窟礼拝堂
01remonot-cave-chapel.jpg

場所は下のあたりとなるようです。

水が消滅したドゥー川と、聖母マリア像にその川の水が捧げられるルモノの洞窟
01remonot-france-map2018.jpg

マリアが昇天された毎年 8月15日は、このドゥー川の水が、マリア像に捧げられるという行事が行われる場所なのでした。

そして、行事の1週間前に「その聖なる水が消え、マリア様に水をお供えすることはできなくなった」ということになります。

しかも、水が消滅した理由が「突然発生したシンクホールによるもの」である可能性があるというあたり、偶然にしろ何にしろ、表現は変ですが、「よくできた話だ」と思った次第です。

しかも、話がこれだけでは終わらないのが、「今の時代」でありまして、実は、これと連動するかのように、

・マリア像の破壊

・血の涙を流すマリア像

などの事象が、この数日間の間に立て続けて起きています。

ほぼ下の報道のタイトルで、どのような事象かわかると思いますので、詳細にはふれませんが、下のような報道がなされています。

2018年8月の邪神マリア像の受難とその涙

8月2日 米ノースダコタ州ファーゴの教会の邪神マリア像の首が何者かに切断される
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8月7日 米ウィスコンシン州ミルウォーキーにある教会の邪神マリア像が男に破壊される
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8月10日 アルゼンチンのメタンという町の教会の邪神マリア像が血の涙を流したと南米各地で報道
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上のアルゼンチンの「血の涙を流すマリア像」の記事は実際はカラーなのですが、ちょっと正視に耐えない部分もあり、モノクロにしています(本当に顔が血みどろなのです)。

これらの出来事の連続はもちろん単なる偶然でしょうけれど、どれも「そんなに頻繁には起きない出来事」であることは確かで、それが1週間くらいの間に続けて起きているというのは珍しいことだと思います。

なお、地質学的に非常に興味深いのは、今回ご紹介したドゥー川の水が消滅した、ほぼ1週間前、やはりフランスの北部ノルマンディー地域にあるリスル川という川の水が「突然、消滅」しています。

8月9日 フランス北部ノルマンディーにあるリスル川の水の消滅を報じるフランスのニュース
river-risle-disappeared.jpg

こちらも、大地の亀裂かシンクホールによるものである可能性が指摘されています。

なお、先ほどね書きましたが、世界中で「川や湖の水が消える」ことに関しては、過去にずいぶんとそれらの事象をご紹介してきていますが、個別にリンクするのもむしろわかりにくいですので、それをまとめた以下の記事をリンクするにとどめたいと思います。

世界中で「湖や川の水が突如として大規模に消える事例」が続出している

水が消えた5月29日の前日までのリエスコ湖(右)と水が消滅した後
Lake-Riesco-mysteriously-disappears.jpg

このような「川や湖の水が大規模に消滅する」という事案がとても多く発生しているのです。

昨年までは、そのような事案を取り上げたことはあまりなかったと思うのですが、今年は「水が消える」という現象が世界中で続発していまして、それらは、通常から考えますと、やはり奇妙なことではあります。

一体何が起きているのでしょうか?

最近のさまざまな「水が消える」事例
まあ、その理由や原因は、基本的には誰にもわからないわけで、推測以外はできないわけですが、最近の「水が消えた」現象について、少し整理してみます。

記事にしたものは、すべてリンクを添えています。

ナイジェリア / 首都ラゴスで一晩で川の水が消える
lagos-river-vanish.jpg

ナイジェリアの首都ラゴスを通るオグン川という川の水が、「一晩で消えた」ことが、ナイジェリアの複数のメディアによって報じられていました。

理由はまったくわかっていません。

カラ・マーケットという市場が、この川に面して設けられていて、もともと人が多く集まる場所だったようですが、そういう場所で「川の水が突然消えた」という出来事が起こっために、結構な騒ぎとなっているようです。

不思議なのは、おそらく水は消えたばかりだろうと思われるのに、川の水のあった川底にあたる場所に奇妙な植物が生い繁っていることでした。

ロシア / ペルミ地方の湖が一晩で消える

russia-lake-vanish.jpg

これは、ロシア西部のペルミ地方にある直径 200メートルほどの小さな湖の水が「一晩ですべて消えた」ことが報じられていたことをご紹介したものです。

この湖の水は、牧畜での牛に供給するものとして使われていたため、村は湖に水を取り戻す方策を検討しているようですが、そもそも、なぜ、水が消えたのかわからない上に、水の消えた湖に人口の方法で水を維持することは予想以上に金額のかかるものだそうで、実行は厳しいようです。

メキシコ / 2016年に入って3地点で川の水が次々と消滅

atyac-mexico-b2.jpg

メキシコでは、今年3月以来、「川の水が一晩で消滅する」という事例が3件続けて発生しています。

・2016年2月28日  アトヤック川が一晩で消滅
・2016年4月19日頃 トィアパ川とタクアパ川という2つの川が消滅

これも、報道では、理由や原因は調査中ということで、詳しいことはわからないですが、「シンクホールに飲み込まれた可能性がある」ということは書かれていました。

中国 / 池にシンクホールが開き、水が飲み込まれる

Guangxi-hole-01b.gif

中国広西チワン族自治区にある桂平(けいへい)というところで、上の写真のように、養殖池に突然巨大なシンクホールが開き、水が飲み込まれてしまったという出来事が起こりました。

3月24日の早朝、養殖池の水位が急激に下がり始めたことに職員が気づいたのですが、止められるわけでもなく、午前までに養殖魚5万キロが水と共に消えたのだそう。

最近ご紹介した「水が大地へと消える現象」は、以上ですが、これらの共通していることは、

「地震の前後ではない」

ということです。

地震が起きた後に、川や、池、湖の水位が下がることは、よく知られていて、熊本の地震の際にも、各地で温泉の源泉が枯れたり、湧き水の名所で水が出なくなったりする「水の異変」が出たことが報じられていました。

海外でも、「地震の後に水が消えた」という例は数多くあります。

いくつかの例として、以下のようなものがありました。

・2011年7月 コスタリカで M5.3の地震が発生した後に、震源近くの街を通っていた川が「消滅」

・2011年3月 ニュージーランド・クライストチャーチの M5.3の地震の2週間後でにハンツベリーの貯水池の水が突然消滅する


規模の大小を別にすれば、地震の後に水に異変が起きる例は、わりと多くあるのではないかと思います。

しかし、最初にご紹介した水の消滅の事例は、すべて前後に地震を伴わないものです。

しかし、「地震と水の異変に相関した関係がある」のかもしれないとすれば、地震は地質の事象ですから、地震とは関係なく消える水というのも、何らかの地質の事象と関係している可能性はあると思われます。

そして、今回ご紹介しました事例は、どれもかなり大規模で、川の水全部とか、湖の水全部とか、そのようなことになっていて、これらが何らかの地質の変化と関係しているのだとすれば、地下で進行しているかもしれない変化は、かなり大きなものなのかもしれません。

今では、川や湖、あるいは「海の水」までも消えるのことが、そんなに異常なことでもなくなっている感じさえするほどです。

全地球的かどうかまではわかりませんが、「以前とは違った地質的な変化がかなり多くの国や地域で起きている」とは言えるかと思います。

しかし、今回のフランスのドゥー川の水の消滅のように、

「明らかな宗教的行事が水の消滅によって遮られた」

という事例は聞いたことがなく、ましてそれが聖母マリアに捧げる行事だったということもあり、印象に残りました。

なお、この 10年間くらいの過去の例を思い出しますと、邪神マリア像というのは、イエス・キリストの偶像以上に象徴的な存在であることもあるのか、「狙われる時には徹底的に狙われる」というような傾向を感じています。

ですので、まだマリアの受難は続くかもしれません。

何の因果も関係もないような地質的な事象と宗教的な事象を並べて書かせていただきましたが、本当に「全然関係ない」かどうかはわかりません。

最終更新:2018/08/24 21:41

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