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2018/04/15 20:21

なぜこんなに山崩れが連鎖している 4月のたった数日の間に前例のない巨大な山崩れが報じられる日本、アメリカ、中国、モルドバ、北オセチア、カナダ

2018年に入って以来、世界中で巨大な地質的異変が出現し続ける中
4月11日に大規模な山崩れがあった大分県の中津市の現場前
uabakei-landslide-0411.jpg

今日(4月11日)、九州の大分県で非常に大きな山崩れ(土砂崩れ)が起きていたことが報じられていました。11日夕方の時点では椅子のような報道となっています。

大分・耶馬渓で山崩れ5人不明 1人発見、民家4軒被害 自衛隊が災害派遣
西日本新聞 2018/04/11

11日午前3時50分ごろ、大分県中津市耶馬渓町金吉(かなよし)で「裏山が大規模に崩落し、家が土砂に埋まっている」と、住民から市消防本部に通報があった。県警や県災害警戒本部によると、4軒が土砂にのまれ、3世帯の男女計6人と連絡が取れなくなった。大分県の広瀬勝貞知事は同6時20分、災害対策基本法に基づき陸上自衛隊第41普通科連隊に災害派遣を要請。県警、中津市消防などが約300人態勢で土砂の撤去、安否不明者の捜索を行い、午後1時すぎに1人を発見した。容態は不明。


実は「この数日」ほど、世界中で大規模な山崩れが相次いでいまして、しかも、その中には、今回の大分県の事象のように、「その地では前例のない規模のもの」であるものが多数あるのです。

もちろん、それぞれに関係があるわけではないですが、たった数日の間に、こんなに立て続けに大規模な山崩れが起きるのは聞いたことがないことで、記録を兼ねまして、それらをご紹介しておきたいと思います。何だかこう奇妙な連鎖ではあります。

異様とも言える山崩れの頻発


まずは、その「世界で起きている山崩れ」を、それぞれ現地の報道などからご紹介したいと思います。そのすべてが、この 10日間以内のものです。

山崩れの原因については、それぞれ違うでしょうけれど、全体として、現状では「はっきりとした原因がわかっていない」という事象が多いようです。

大分県での山崩れも、その原因はわかっていないようで、現時点での報道の見出しも下のようなバラバラな見解が並びます。

・地下水の影響か? (西日本新聞 2018/04/11)
 山崩れがあった大分県中津市耶馬渓町では、ここ数日、まとまった雨は降っていなかった。なぜ大規模な土砂崩れが起きてしまったのか。地盤工学の専門家は、地下水の影響や、火山性の地盤の風化が原因ではないかと指摘している。

 11日午前、本社ヘリで上空から現場を見た福岡大の村上哲教授(防災地盤工学)は、崩れた山の斜面に水が湧き出ていたり、水が流れたりしていることに注目。「山がため込んだ地下水のため、土砂崩れが起きたのではないか」と話す。地元の建設会社幹部(41)によると、現場周辺は水がたまりやすく地盤が緩いことが、地元の建設関係者の間で知られていた。村上教授はさらに、現場付近は山頂が平らで、水がたまりやすい崩積土(ほうせきど)の斜面だと分析。急斜面のため崩れやすく、岩盤との境に沿って滑り落ちたとみられるという。

 大分地方気象台によると、土砂崩れがあった中津市耶馬渓町のアメダスの観測地点でまとまった雨が降ったのは、約3週間前。3月19~21日で計約70ミリを観測して以後は雨はほぼ降らず、今月10日までの1週間は、6日に4・5ミリ、7日に1・5ミリの雨が観測されたものの、8日から10日までの3日間は0・5ミリ以上の雨は観測されなかった。

 ただ、地元住民によると、数日前から山に異変があったという。土砂崩れに巻き込まれた男性が数日前から「裏山から石が落ちてくる」と話していたという。山が2、3日前から「ゴー」と地鳴りがしていたとの証言もある。村上教授は「なぜこのタイミングかは検証が必要だが、地下水に加え、地盤の風化などさまざまな要因が積み重なったのでは」とみている。

 一方、九州大大学院の三谷泰浩教授(地盤工学)は現場が溶岩台地で、川に沿って風化した山の斜面が浸食される「耶馬渓特有の現象」と分析。垂直方向に地盤の割れ目があり、その割れ目に沿うように、まず地盤が滑り落ちたと考えられるという。崩落地点のさらに上部には亀裂も確認されている。三谷教授は「雨が降ったり、崩れた土砂を除去したりすれば、さらに崩れる恐れもある。二次災害に十分な注意が必要だ」と警戒を呼び掛けている。



・岩盤が風化の可能性 (毎日新聞 2018/04/11)
大分県中津市耶馬渓町金吉で11日未明に起きた土砂崩れは幅約200メートルに及び、男女6人が不明となった。地域には避難勧告も出され不安漂う中、懸命の捜索が続けられた。

現場付近はここ最近、まとまった雨が降ったわけではない。付近の地質に詳しい九州大学大学院の三谷泰浩教授(岩盤工学)は「調査してみないとわからないが、むき出した岩盤が風化した可能性がある」と分析した。

 三谷教授によると、現場付近は過去の火山活動によって地盤の下部に安山岩、上部に溶結凝灰(ようけつぎょうかい)岩が形成された地域。溶結凝灰岩は亀裂が入りやすい傾向があるといい「雨や地震、長年の風化など、何らかの原因で亀裂が拡大し、安山岩と接する部分を滑り面にして崩れた可能性がある」と指摘する。「この地区では一般的にあり得る土砂崩れ。ただ、今回のように住宅地を直撃した例は近年聞いたことがない」と話した。



・熊本や島根の地震の影響指摘も (読売新聞 2018/04/11)
大分県中津市で土砂崩れが起きた地域は、火山噴火による堆積たいせき物でできた崩れやすい地層があり、専門家は「過去に大規模な地すべりが起きた痕跡が多く見られる」と指摘する。

 2005~10年に現地調査した産業技術総合研究所の石塚吉浩・研究グループ長(火山地質学)によると、崩落した現場の斜面上部は、100万年前に近くの火山で生じた火砕流が冷えて固まった「溶結ようけつ凝灰岩ぎょうかいがん」でできているという。石塚さんは「冷却する際に岩石が縮んで縦方向に柱状の割れ目が入り、もろくて崩れやすい」と話す。さらに斜面下部には、軽石などと堆積岩が混ざった軟らかい地層があり、石塚さんは二つの地質の特徴が重なり、土砂災害が大規模になった可能性を指摘している。

 一般的に、地すべりが起きやすい斜面では地下に水脈が走っていることが多い。今回の崩落について、新潟大の福岡浩教授(地すべり学)は「崩落現場の映像を見ると、崩れた部分の真ん中に水が湧いており、きっかけは地下水位の上昇と推定される」と分析する。さらに、16年4月に大分県でも強い揺れが生じた熊本地震や昨年7月の九州北部豪雨で、現場の地盤が緩んでいた可能性も指摘する。

 日本地すべり学会の落合博貴学会長は「斜面の写真を見ると、水が流れたような跡がわずかに見て取れ、地下水が影響した可能性はある。ただし、これまで地下水が急増するほどの降雨はなく、直接的な原因はよく分からない」と話した。


一般的には、土砂崩れは、豪雨の後などに頻発しますが、最近の大分県の現地周辺では雨はまったく降っていないようで、簡単に原因がわかるたぐいのものではなそさそうです。

そして、この数日間、他の国や地域で起きている多くの山崩れも、ほとんどがはっきりとした原因はわかっていません。

ここからです。

2018年4月初旬に世界で起きた大規模な山崩れ

4月8日 米国ペンシルベニア州アレゲニー
[概要]ピッツバーグ近郊のアレゲニーという場所の幹線道路において大規模な山崩れが発生。このため、周辺の道路が数多く閉鎖中。具体的な復旧の見込みは立っていない。現地ではこのような山崩れは前例がないとのこと。

CBS ニュースの報道
allegheny-pennsylvania-landslide.jpg

4月10日 モルドバ共和国北部
[概要]ウクライナとの国境に近いモルドバ北部の村で突如、地滑りや亀裂、シンクホールなどが発生。住居が次々と破壊されているため、人々の村での生活ができなくなる可能性が指摘されている。

ロシアの報道より
moldova-landslide-0410.jpg

4月10日 中国 四川省(ぶんせん)での大規模な山崩れ
[概要]四川省で山崩れを事前に当局が察知し、住民たちを避難させたために人的被害を出さずに済んだという中国当局の自画自賛事象。

中国の報道より
shusen-landslide-0410.jpg

4月3日 ロシア連邦の北オセチア共和国での地崩れ
[概要]ロシア連邦の北オセチアで、数日間にわたる地滑りが発生している模様。ただし、この場所は過去にも起きたことがあるとのこと。

ロシアの報道より
north-ossetia-landslide0403.jpg

4月9日 カナダ・ケベック州ラノディエール地域での地滑り
[概要]4月5日に地滑りと地殻の沈降が発生。20人ほどが避難。当初 35メートルの範囲だった地盤異変の面積は、4月9日に直径 200メートル以上に拡大。
今後の推移は予測できていない。

カナダの報道より
canada-quebec-ls4010.jpg

4月2日 イタリアのスイスとの国境のオッソラ県での地滑り
[概要] イタリアのスイスとの国境にあるヴィゲッツォ・ヴァレイ(Vigezzo Valley)の高速道路で山崩れが発生。巻き込まれて 2名が亡くなる。

ユーロニュースの報道
italy-landslide-0402.jpg

ここまでです。

他にも起きているのかもしれないですが、少なくともパッと見た報道で目にした山滑りや地滑りの報道が、この1週間ほどだけでこれだけありました。

上のそれぞれの場所は地図で示しますと、以下のようになります。

2018年4月2日 4月11日までに大規模な地滑りの起きた場所
lanslide-2018-april.jpg

地図を見ても、特に何も思い浮かぶわけではなく、「何となく似た緯度のあたりではある」というような程度のことしかわからないですが、日本と中国のこの場所は、ある程度は「地震」というものと関係している場所でもあるかもしれません。

地震というのは、日本の場合は2年前の熊本の地震で、その際には、大分県でも大きな揺れを観測しています。

また、中国の四川省の(ぶんせん)というのは 2008年5月12日に発生したマグニチュード 8.0の巨大地震であった「四川大地震」の震源なのです。

sichan-2008-epicenter.jpg

日本と中国の場合は、それぞれそのような場所ではありますけれど、しかし、九州で 2年前、中国四川で 10年前となる地震と山崩れに関係があるというわけでもなさそうで、一応そういう土地であるということを参考までに記させていただきました。

それにしても、上の世界各地の大規模山崩れの数は、1週間で 7件ですので、ほぼ毎日 1件の巨大な山崩れが起きていたことにもなりますが・・・さて、これについて、

・極めて多い

のか、

・多くはあるけれど、普通の範囲

なのかは、客観的なデータがないので判断できません。

大分県の出来事があったせいで、世界の山崩れのニュースについて「ものすごく多いなあ」と連鎖的に感じただけなのかもしれません。実際には、世界的にはこのくらいの連続はあることなのかもしれないですし(でも、さすがに日常的に1日1件の巨大な山崩れはないような気もしますが)。

そういう意味で、このような世界中での地滑りの連続そのものに意味があるというようなことは思わないです。

、そもそも、この 2018年は、すでに世界中で「大規模な地質的異変」があまりにも多く起きていまして、それらをひとつひとつ重ねていくと、「結構とんでもないことになっている」ということもいえそうなのです。

それらに関しては、メモ的に「地球の記録」などに記すことが多いですが、 2018年に入ってからの顕著な出来事を写真と共に並べさせていただいて締めたいと思います。

感覚的には、やはり地球で何か進行している感じは強いです。

もちろん「こんなことはすべて単なる日常的なこと」という意見があるなら、それが正しいのかもしれません。

2018年1月から4月までに地球で起きている顕著な地質的異変

なお、写真下に記事へのリンクを示させていただいています。
アフリカのケニアで超巨大な亀裂が発生(3月に複数回)
kenya-crack-0315.jpg
・アフリカのケニアで全長3キロメートルを越える巨大な亀裂が発生

ペルーのクスコ周辺での亀裂と巨大シンクホールの続発(3月初旬)
crack-men-01.jpg
・世界遺産でもあるペルー・クスコに巨大な亀裂が突如出現

バチカンの近くに巨大なシンクホールが発生 (2月14日)
rome-vatican.jpg

サウジアラビアの大地溝帯上に巨大な亀裂が発生 (2月下旬)
saudi-ckiko-03.jpg
・サウジアラビアの「大地溝帯」に巨大な亀裂が発生

パキスタンのプレート交差地点で巨大な地割れ(2月初旬)
pakistan-crack-01c.jpg
・パキスタンの「3つのプレートが交差する場所」に長さ数kmにおよぶ巨大な地割れが出現

最終更新:2018/04/15 20:21

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