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2017/10/25 18:02

南極の氷床の下に隠されていた火山の数はなんと91座

2017年8月17日
 分厚い南極の氷床の下から、世界でも最も火山がひしめく火山地帯が発見された。これまですでに47座の火山があることが判明していたが、今回の発見で新たに91座の火山の存在が明らかになった。

 専門家が懸念するのは、これらの火山が噴火したときに南極の氷床の広範囲を溶かし、崩壊させる可能性だ。英エディンバラ大学の研究チームによる調査結果は『Geological Society of London』の特別号に掲載された。

 火山は西南極地溝帯系(West Antarctic Rift System)の軸に沿って集中しており、氷のわずかな摂動を測定する人工衛星、氷を貫通するレーダー、地溝帯系の一般知識といった一連の解析技術によって発見された。

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【南極は世界最大級の火山地帯】

 火山の高さは100メートルから3,850メートルで、最も深いもので氷の4キロ地下にある。南極地溝帯系はロス氷棚から南極半島までの3,500キロにわたり延びている。

 ここは今や世界最大級の火山地域であることが判明しており、密度で言えば7,700平方キロあたりにおよそ1つの火山が存在する計算だ。

 氷山による浸食の跡がなく、形状が円錐形であることから火山脈は比較的若いことが推測される。しかし火山活動の程度までは不明である。少なくとも1つ(エレバス山)は活火山であり、それは地球の南部で最も活発な火山であることで知られている。

【火山が南極の氷床に与える影響】

 専門家は、これらの火山が南極の氷床に与える潜在的な影響について懸念する。そのいずれも最近の氷床の融解の原因とされることはないが、火山活動が活発になる可能性はいずれ上がることが予測される。

 なぜなら火山を覆う氷が火山の圧力を蓄積させるよう働くと思われるからだ。氷が溶けるにつれて、火山にのしかかっていた圧力が減少する。このとき過剰に圧力を加えられたマグマだまりが存在すれば、簡単に噴火するようになるだろう。

 この影響は連鎖的に増幅する可能性がある。氷床の融解が進めば、それだけ火山活動が活発化し、さらに氷が溶けるといった具合だ。

 この場合は、融解速度が急激に上昇する転換点のようなものが存在すると思われる。これと非常によく似た状況がアイスランドで起きており、氷の融解と火山活動の増加が連鎖的に続いている。また東アフリカ地溝帯(East African Rift)の類似性から、地溝帯が発達したメカニズムの理解を進めることができる。

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世界中で見られる地溝帯では地球が引き裂かれ、マグマが地表に噴出してくるが、それらと同じく南極の火山系でも噴火の観測が増える可能性が高い。

 その一方で、火山は海へ移動しようとする氷河をひと所に留め、海に流れ落ちないようにする働きもある。どちらも今後数十年、あるいは数世紀にわたって南極の氷の融解において重要な役割を果たすことだろう。

最終更新:2017/10/25 18:02

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