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2018/08/26 20:14

世界中で「二重の虹」が出現し続けたこの数日

8月18日 ペルー・クスコに出現した二重の虹
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この数日間、世界中の SNS やニュースなどで、集中的に「二重の虹」の投稿や報道を見かけました。

豪雨と晴天が繰り返されるような気象が多いせいかどうかわかりませんが、こんなに短期間にこれだけ多くのダブルレインボーの写真とふれるのは珍しいです。

虹は美しいものではありますけれど、私個人としては、単に美しいものという以上の意味を考える部分はあります。

それはたとえば、以下の記事などに記したようなことです。

テロ現場に出現し続ける二重の虹。

twin-rainbow-01.jpg

上の虹は最近のものではなく、2012年にオーストラリアで撮影されたものです。「虹の始まり」を撮影しているだけではなく、湖面にも虹が発生していて、これは「反射虹」と呼ばれているものだそうですが、その虹がさらに「二重になって空へ伸びている」という、あまりにも珍しい光景の写真です。

虹の始まりと反射虹が組み合わさった写真には、下のようなさらに珍しいものもあります。

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道路から「虹が飛び出てきた」かのような。

このような「珍しい二重の虹」の写真を載せましたのは、最近は、「テロがあった現場の上空に二重の虹が現れることが多い」ということがありまして、その写真などをご紹介しようかと思います。

テロ現場と「二重の虹」

ニューヨークの同時多発テロの現場にかかった二重の虹。かかった日時は2015年9月11日

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上の写真に「ツイン・タワーにかかるツイン・レインボー」というコメントをしている人もいました。

パリの上空にかかった二重の虹 2016年3月29日

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最近、ベルギーのブリュッセルで同時多発テロが起きました。

その後のブリュッセルで二重の虹が出たという話は聞かないですが、実は昨年の夏にブリュッセル上空に「真っ赤な夕焼けの中に浮かび上がる二重の虹」が出ていました。

ブリュッセルに出現した二重の虹 2015年7月7日

brussels-rainbow.jpg

そして、先ほどリンクいたしました過去記事「宇宙にも地球にも虹の現象が広がっている…」

2015年6月24日に発表されたコンパス座の「宇宙の虹」
Circinus-NASA.jpg

の中に記しましたように、最近は、世界中で虹や虹「的」な現象が広がっています。

しかし、ここでは素直に、世界各地にこの数日の間出現し続けていた美しい二重の虹たちをご紹介させていただこうと思います。

ここからです。

2018年8月中旬に世界中に出現した二重の虹

8月21日 南アフリカ・ケープタウンに出現した二重の虹
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8月18日 メキシコのサポパンに出現した二重の虹
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8月15日 ロシア・モスクワの二重の虹の中の落雷
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8月21日 南アフリカ・ケープタウンの二重の虹
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8月17日 米国カリフォルニアの二重の虹
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8月20日 ポーランド・ホイニツェの二重の虹
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8月17日 米国テキサス州サンアントニオの二重の虹

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最終更新:2018/08/26 20:14

このお店で1週間以内に売れた人気アイテム

2018/08/24 22:23

川や湖の水が「突然消滅する」事象はなぜこんなに増加を?
メキシコでまたも「湖の水が轟音と共にシンクホールに飲み込まれる」出来事が発生。
これで最近の世界で何回目のことになるのか

湖が消滅したことを伝える8月24日のメキシコの報道より
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「川や湖の水が突然消える」という事象を、2016年2月のことでした。

それは、メキシコのベラクルス州という場所にある川が、

「一晩で消えた」

ことをご紹介したものでした(記事:メキシコ:シンクホールの発生と共に「一晩で」地底へと消えた川)。

その後、メキシコでは、同様の出来事が3件続き、そして、その他の南米チリとかロシアとかナイジェリアなど、さまざまな所で、「大規模に川や湖の水が消える」ことが起き始めました。

ロシアでも、最近は頻繁に起きていまして、下の記事などで取り上げています。

ロシアの湖の水が「一瞬で」消えた
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水がほぼすべて消えた湖のあと 2016/06/23
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・ロシアのアルタイ地方で湖が突然消滅。シベリアでは今年になって湖が消えた事例は2例目 2016/09/21

突然消滅したことが報じられたシベリアの湖(名称不明)
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これらは、干ばつなどが理由ではなく、その多く(あるいはすべて)が、

シンクホールや巨大な亀裂が発生して、その中に水が飲み込まれていっている。
という「地質的異変」なのです。

つい最近も、フランスで「マリア像に捧げられる水を運んでいた川」が、シンクホールに飲み込まれて消滅するということが起きたことを以下の記事でご紹介しました。

これらはですね。普通に考えれば、相当異常な出来事ではあると思うのです。

海もそうでしょうが、大きな川や湖というのは「大地の中に水が飲み込まれない」という「前提」があって存在しているわけで、そのようにして、世界中の湖や池や川があるわけです。

たとえば、日本は地震の多い国ですが、大きな地震の時に、小さな池や泉の水が涸れるような現象は起きるとしても、「湖や大きな川がまるごと消える」などという話は聞いたことがないはずです。

今回のメキシコでは、昨年、大地震が起きていますけれども、他の場所では地震などの地質異変も起きていない。それなのに、「最近、次々と湖や川の水が大地に開いた《巨大な穴》に飲み込まれている」というのは、何だかこう、この世に湖や川が存在しているという「当たり前の前提条件」を否定されているような出来事にも思えてしまうのです。

まずは、冒頭で報道をご紹介した、今回メキシコで起きた水の消滅についてご説明したいと思います。

起きたのは、8月19日のことで、場所は、メキシコの南端に近い場所にあるキンタナ・ロー州にある「チャカンバカン(Chakanbacan)ラグーン」という小さな湖です。

メキシコ キンタナ・ロー州
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その 8月19日の夕方、突如、その湖の水が消え始め、多数の魚やカメなどが死んでいるのが発見されたのですが、水が消えた後に、「複数の巨大なシンクホール」が湖の中に発生していることがわかり、そこに水が吸い込まれていっていることが判明したのです。

その湖の前と後は、それぞれ以下のような風景となりました。

chakanbacan-ba-scenely.jpg

上の写真にも小さなシンクホールが見えますが、この後ろにもうひとつ巨大なシンクホールがあり、そこから大量の水が地下に消えたようです。下のものです。

湖に発生した中で最大のシンクホール。幅10メートル、深さ6メートル
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その後、メキシコ政府の連邦環境保護局(Profepa)と州当局による調査が始められましたが、それにより「シンクホールに水が飲み込まれた」ということが決定的になったようです。

当局は、「この地方の独特なカルスト地形(水に溶解しやすい岩石で構成された土地が雨水や地表水によって侵食されてできた地形)が、崩壊の原因だと思われる」として、特に異常な現象ではないとしています。

しかし、以前に、メキシコで「川が次々と消えていった」のは、今回の場所の少し北にあたる場所なのですが、そこはカルスト地形というわけではないのに、「川の水がシンクホールに吸い込まれて消えた」のでした。

なお、冒頭でご紹介した報道のタイトルには、「轟音と共に」とありますが、地元の人々がその音を聞いていたことが報道に記されています。

つまり、

「ゴゴゴゴゴーッという音がし、湖に行ってみると、水がどんどんと大地に吸い込まれて消えていった」

というような光景となっていたようです。

2011年から続く中南米の「地質異変ライン」がまだ生きている

実は、今回、湖の消滅が起きたメキシコの場所もそこに属するのですが、私は、2011年頃から、

「中南米の地質異変ライン」

というものを見出していまして、たとえば、下の地図は 2011年だけのものですが、この、星のラインに沿っていろいろなことが起き続けていたのです。これは、2011年にとどまらず、その後もずっと続いています。

2011年に起きた象徴的な地質異変の場所
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この、

・メキシコ
・グアテマラ
・コスタリカ
・コロンビア
・ベネズエラ

を結ぶラインでの地質的異変は、その後もずっと続いていまして、2017年にメキシコシティで発生した M8.1の巨大地震もこのライン上でしたし、また、このライン上には、メキシコを中心に次々と「超巨大な亀裂」が発生し続けています。下の写真は、それらの中でも最大の 2014年のものです。

2014年8月 メキシコに発生した超巨大亀裂
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この「中南米の近く異変のライン」については、最近は 2017年の夏に以下の記事を記しています。

「自然災害と悪魔的示唆」を初めて思わせてくれた南米の地殻異変が新しい段階に。コロンビアでは再び大規模な「謎の地殻異変」、そしてメキシコでは「新しい火山が形成されているかもしれない」事象

2010年12月20日 原因不明の地殻変動で破壊されたコロンビアの街に浮かぶ壊れた五芒星
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コロンビアから始まった「南米の地殻変動」
その記事とは、2011年1月・・・思えば、この時期は、その時はまだ知る由もないですが、東北の震災の少し前だったということを今知ります。その頃に書きました、

原因不明の地割れと地滑りで破壊され「7日間で地図から消えた」コロンビアの町
謎の地質学的変動が昨年12月に始まったコロンビアの町グラマロテは数日で完全に破壊され無人に
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(訳者注) 南米コロンビアのグラマロテという町で、昨年12月以来、大規模な地質学的変動が発生し、地割れ、地滑り等で町全体が破壊され続けているという事態が起きているようです。そこに大雨被害も重なり、町は壊滅。

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▲ グラマロテの位置。ベネズエラとの国境沿い

結局、7000人あまりの町の住民は全員が他の場所へ避難し、最近の現地報道(スペイン語)では、コロンビアの大統領は、「このままグラマロテは地図から消えることになるだろう」と語っています。もう町の人が戻ることのできる日は来ないと判断したようで、町は再建はされず、このまま放棄される可能性が高いようです。

当初、海外メディアの報道では(現在、ブラジルで発生している大洪水のニュースと共に)南米での大雨被害として報道されましたが、「これは大雨被害ではない」ことが今となって明らかになりつつあります。正確な原因はわかっていませんが、「南米プレートが動いている」と言う地質学者もおり、今回は、そのことをある意味で刺激的に取り上げている米国のブログ記事と、現地報道で特集された現地の写真の紹介です。

South America Roll underway! South American plate is MOVING, Destroying towns
Earth Changes and the Pole Shift (ブログ) 2011.01.17

南米大陸で変動が進行中! 南米プレートの移動が町を破壊している
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異変が起きているのはグラマロテという町で、コロンビア北部のサンタンデール州にある。
この町での変動は 2010年12月に始まった。

海外報道では、同時期に南米大陸の北部に降り続けた「豪雨での地滑り」と報道したが、現実はどうも違うようだ。

コロンビアの地質学者たちは、何らかの地質学的な活動がこの町の下で起きていることによって、今回の大規模な破壊が発生したと結論付けた。その地質学的な活動がどういうものであるかは特定されていない。

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グラマロテの町は、結局、12月中に町のすべての住民が避難した。

グラマロテ破壊 その六日目の光景
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という記事で、南米コロンビアにあるグラマロテという町で、2010年の 12月に大規模な地質学的変動が発生し、大規模な地割れや地滑りなどの発生で町全体が破壊され、その後の1〜2週間ほどで「ついに地図にあったその町が消えてしまった」という出来事でした。

その当時のコロンビアの報道の写真の光景は圧巻で、「地震も何も起きていない」のに、町はほぼ完全に破壊されたのでした。

破壊されたグラマロテの町 2011年1月
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当時は、この地殻変動の原因は「不明」ということで、どうしてこのような大きな地殻の異常が起きたのかはわかっていませんでした。

それから6年以上経っているわけですので、今はわかっているのだろうと調べてみましたら、スペイン語版の Wikipedia には以下のように記述されていました。

グラマロテ スペイン語版 Wikipedia より

2010年12月、グラマロテは大きな自然災害を受けた。この地質学的な原因は、いまだに明確にはわかっていない。

この事象により、グラマロテ西部地域のいくつかは破壊され、2010年12月17日には、コロンビア当局から該当地域のすべての住人へ避難命令が出された。その後、村の西部区域の大部分は完全に破壊された。


というわけで、どうやら今でも原因はよくわかっていないようです。

災害地の空に浮かび上がった「壊れた五芒星」

さきほどリンクしました「原因不明の地割れと地滑りで破壊され「7日間で地図から消えた」コロンビアの町」を掲載した後、知り合いの方からメールをいただいたのです。

その内容は「グラマロテの廃墟の写真の1枚に妙なものが写っているのですが」というものでした。

それはどの写真かというと、下の写真でした。

地殻変動で破壊されたグラマロテの街並みの写真の1枚
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この破壊された二棟の建物の間の空に「何か写っている」というのです。

拡大しますと、こちらになります。
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これはつまり、「五芒星が壊れている」形なのでした。

五芒星(ペンタグラム)には、いろいろな意味がありますが、一般的には次のような説明で足りるように思います。

五芒星は、5画で描かれた5つの点を持った星のことを言います。五芒星は古代ギリシャやバビロニアで象徴的に使用されていました。

五芒星には魔法の力があり、復興異教徒を信仰する多くの人々はこのシンボルを取り 入れた装飾品を身に着けています。

また、五芒星はフリーメーソンにも関連があり、他にも多くの信仰システムで利用されています。

というようなもので、信仰的な意味でも、一種の「完全」を示しているものといえるものです。

グラマロテの写真に現れているのは、《その「完全」が「壊れた」ものが、原因不明で完全破壊された町の上空に「浮いている」》という構図なのです。

もっと簡単に言えば、「壊れた五芒星」というのは、悪魔的な象徴とも言えます。実際、五芒星を「上下逆」にした「逆」五芒星は、悪魔の象徴的な見方をされることもあります。

いずれにしても「壊れたり」「上下が逆だったり」する五芒星は、あまり良い示唆ではないということで、それがグラマロテの廃墟に浮かんでいる。

「何だか、やや出来すぎな構図だ」

とも思いましたが、しかし実際にそこにあるものはある。

しかしこれは一体なんだろうと考えて、いろいろと調べてみましたら、これはあくまで推定なのですが、コロンビアは全体として熱心なキリスト教徒が多く、また、このグラマロテの自然災害が始まった時期は「クリスマス直前」でした。

それで、アメリカなどで見ることがあるのですが、「クリスマスには、五芒星の形の電飾を表に飾る」ということがわりと一般的なようです。五芒星ではなくとも、いわゆる星の形の照明はクリスマスでは普通にあるものでしょうし、そういうクリスマスの照明が「地殻変動で壊れた」と考えるのが妥当なようです。

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廃墟の上空に壊れた五芒星が浮かんでいた理由は、おそらくそれだと思うのですが、この偶然性に心を打たれ、それ以降、「悪魔的」という概念を気にするようになっていったということがあります。

その 2011年の南米では、ほぼ全域にわたって、非常に顕著な地殻異変が発生し、その後もずっと起き続けていました。

2011年に南米で起きた大規模な地質異変の一部
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それらを見ながら思ったのは、あの「壊れた五芒星」は、そういう時代に世界全体として突入していくのかもしれないなという根拠のない確信でした。

グラマロテで町が消えた2ヶ月後に東北の震災が発生し、いろいろ思わざるを得ない感じでしたが、最近、また「 2011年初頭と同じようなことになりつつある」という感じを得た出来事が起きているのです。

そして、今回は詳しくはふれないですが、「南米と日本」というのは、その位置関係がとても示唆的なのです。

コロンビアで再び大規模な地質異変。メキシコでは「新しい火山」が出現するかもしれないという懸念

南米の地殻活動が、またも特大に活発化している気配を見せていまして、いろいろとあるのですが、今回はいろいろと先に書きまして、長くなりましたので、

「またもコロンビアで大きな地殻異変が起きている」

ことと、そして、

「メキシコに新しい火山ができているのかもしれない」

という懸念が生じる事象が起きていることについての報道を続けて短くご紹介します。

詳細についてはまた別に記させていただくこともあるかと思います。

今回はそれぞれの報道を短くご紹介しますが、実は、他にも南米では、2011年の初頭と同じような状況での事象が起き続けています。

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もうひとつは、メキシコのプエブラという場所で、地面から熱が発生していて、住民たちは「新しい火山が誕生しているのではないか」と心配しているという報道がなされています。

メキシコのテレビニュースより
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プエブラの場所
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住人は、新しい火山がメキシコのプエブロビエホの下に形成されていることを恐れている
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メキシコ・ミチョアカン州のプエブロの町の近くにあるサッカー場から、突然ガスや煙が噴き出し、人々は、ここに新しい火山が下に形成されているのではないかと懸念している。

多くの動物が、地下から上がる熱い蒸気と地熱によって焼かれて死んだと伝えられている。

報道によると、煙は 2017年 7月9日の日曜日から現場で上昇し始めた。地元当局は、噴き上がる蒸気の熱で負傷する可能性があるとして、住民に対して近づかないよう勧告し、現地を警備している。

下層土壌の温度は 360℃に達している。

予備調査では、噴火の原因は地下湿地からの地熱活動であることが明らかになり、専門家たちは、住民が心配しているような火山の形成ではないと考えられると述べているが、住民たちはあまりこの言葉を信じていないという。

現在、メキシコ国立自治大学の専門家たちがさらなる調査を進めている。


そして、これは完全に話が逸れるものなのかもしれないですが、この「中南米の地質異変のライン」は、同時に、

「オカルト的異変のライン」

でもあるのです。

たとえば、今年のお正月頃に書かせていただきました、下の記事、

奇妙な光がつなぐ2017年から2018年。そして、コロンビアの異常現象多発地帯の中心が浮かび上がってきたような
2017年12月31日 コロンビアのオカーニャに出現し停止し続けた月でも太陽でもない巨大な光
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世界各地で光の現象の連鎖が続く
年末から元旦にかけて、比較的珍しい光の現象が世界各地で報告されていました。

中でも印象的だったのが、コロンビアの「オカーニャ」という場所で昨年の大晦日に発生した光の現象でした。

まあ……これは関係のないことですが、私は「岡」という名字となっているのですが、もう二十年ほど前でしょうか。夜の街で働く女の子で、私のことを「岡ニャン」と呼ぶ方がいらっしゃいまして、今回のコロンビアの出来事で、「ほお、コロンビアにオカニャンみたいな響きの街があるのか」ということを知り、何となく当時のことを思い出して懐かしい気分になったということもあります。

しかし、それが重要ということではなく(そりゃそうだ)、このコロンビアの光の現象はいろいろな意味で興味深いものです。

この現象は YouTube を含めた SNS にものすごい数の投稿がなされ、相当多くの人々に目撃されたことが想像できると共に、現象自体も非常に理解が難しいものです。

2017年12月31日のコロンビアでの報道
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2017年から 2018年にかけて、コロンビアとベネズエラで起き続けた奇妙というのか、不思議というのか、そういう現象について地図にまとめているのですが、ここもまた「中南米の地質異変ライン上」なのです。

下の地図がそれです。

2017年から2018年にコロンビア周辺で起きたこと
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こういうオカルトめいた現象も不思議なのかもしれないですけれど、

「湖の水があっという間に消える」ということも、それらと同じように相当不思議なこと

であることも事実です。

そういう意味で、この中南米のラインは、「いろいろと含めての不思議ライン」というようにとらえてもいいのではないかとさえ最近は思いますが、名称はともかくとして、世界中で実際に起きている、こういうものも含めたいろいろなことから、私たちが、

「何か示唆を得られるのかどうか」

ということを考えることも今の時代には大切なのではないかと思います。

地質現象は、今確かにとても異常性が拡大しています。

それについては、多くの方々にもそれほど異論はないのではないかと思いますけれど、そのような地質的異変の「拡大」の根本的な理由は何かということについては、結局わからないのです。

おそらく今後も、水の消滅を含めた、さらに異常な感じを漂わせる事象は増えていくものと思われます。そう思う理由は、「発生回数が加速度的に増えている中では、減っていく理由がない」というだけですが、増えていくと思います。

最終更新:2018/08/24 22:23

2018/08/24 21:41

フランスの川の水が「シンクホールに飲み込まれて消滅」した頃、アメリカでは次々と聖母像が破壊され、南米では血の涙を流す

8月9日のフランスの報道より
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フランスで「川の水が消滅する」という出来事が起きました。……といっても、後に過去記事をリンクいたしますが、この2〜3年、「海の水が消えた」とか「川の水が消えた」とか、あるいは「湖が丸ごと消えた」というような出来事は何度も報じられています。

その度に記事でご紹介させていだたいたりもしてきましたが、それらの事象そのものは、今でそれほど珍しいとは言えない現象となっています。

しかし、今回のものは、「その出来事が起きた場所の意味も含めて」何とも印象深く感じた出来事ではあります。

聖母マリアに関して、これまでわりとよく記事で取りあげていた私としては、その意味でも印象深いです。

まず、報道されていることのみで言いますと、フランスの報道において、フランス東部にある「ドゥー川」という川の水が、約 1キロメートルに渡って「完全に消滅」し、川の生き物がすべて死滅したと伝えられいます。

水が消滅したドゥー川
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その理由については、当初は、現在のヨーロッパの熱波での干ばつによって水が干上がったのではないかと思われていましたが、今年の冬から春のフランス西部では雪が大変に多かったために、今年はドゥー川も水量は豊富で、水不足で干上がる可能性はないという結論となりました。

何よりもその証拠に、この水が消滅した 1キロメートルのエリア以外は。ドゥー川全域で「通常以上の水量で川が流れている」のです。

奇妙なことに、このエリアの水だけが突如消滅しました。

それで、考えられている理由として、「クレーターかシンクホールが発生して、水がそこに飲み込まれて消滅した」という説です。

実際、水が消えた後のドゥー川の写真を見ますと、「地形的な異変」を感じさせる様相がやや感じられます。下は、報道での水の消滅後のドゥー川の写真です。

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先ほども書かせていただきましたように、今の時代は「川や湖の水が全部消える」というようなことは、もはや異常でも不思議でもないかもしれません。

しかし、今回のこのフランスのドゥー川の場合には、やや意味がある水の消え方だったのが気になった次第です。

ドゥー川のこの周辺は、「大切な行事を間近にしていた」のでした。

その行事とは何かというと、

「毎年、 8月15日の聖母マリアの昇天の日に、マリア像にドゥー川の聖なる水が捧げられる」

というものなのでした。

日本では、8月15日というのは終戦記念日が全面に出ますが、キリスト教圏内では聖母マリア様が亡くなった日として著名なようです。

このことを知ったのは、フランスの報道の一部に、

> このドゥー川の水の消滅により、8月18日に聖母マリアに聖なる水を捧げることはできなくなった

とあったことで、それで調べてみましたら、今回、川の水が消えたドゥー川は、その支流が「ルモノの洞窟礼拝堂」という場所に流れていて、そして、このドゥー川からその礼拝堂の洞窟に流れてく水は一種の「聖なる水」として有名だったことを知ったのでした。

下は、フランス語版の Wikiepdia からの抜粋翻訳です。フランス語版以外での説明はないですので、世界的に有名なものではないのかもしれません。

ルモノの洞窟礼拝堂

ルモノの洞窟礼拝堂は、フランス・ブルゴーニュにあるドゥー地域のレザコームス村近くの洞窟にあるカトリックの礼拝堂だ。

聖母マリアに捧げられたモートレイクの町の近くに位置し、この場所は、特にマリアが昇天されたとされる 8月15日に多くの巡礼者が訪れる場所でもある。

この礼拝堂は ドゥー地域を伝道している隠者によって 8世紀から使用されている。

ルモノの洞窟礼拝堂は 1863年に奉献され、2009年12月29日には歴史的記念碑として登録された。

洞窟の底には、ドゥー川を源泉とする短い川の水が流れている。この水は過去には有益な効果があったことで知られていた。

このようなことらしいのですね。

ここにある「有益な効果」というのは、いわゆる病気などが癒える奇跡の水とか、そういうようなことを意味しているのかもしれないですが、これ以上の説明がないですのでわかりません。

下のような場所のようです。

ルモノの洞窟礼拝堂
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場所は下のあたりとなるようです。

水が消滅したドゥー川と、聖母マリア像にその川の水が捧げられるルモノの洞窟
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マリアが昇天された毎年 8月15日は、このドゥー川の水が、マリア像に捧げられるという行事が行われる場所なのでした。

そして、行事の1週間前に「その聖なる水が消え、マリア様に水をお供えすることはできなくなった」ということになります。

しかも、水が消滅した理由が「突然発生したシンクホールによるもの」である可能性があるというあたり、偶然にしろ何にしろ、表現は変ですが、「よくできた話だ」と思った次第です。

しかも、話がこれだけでは終わらないのが、「今の時代」でありまして、実は、これと連動するかのように、

・マリア像の破壊

・血の涙を流すマリア像

などの事象が、この数日間の間に立て続けて起きています。

ほぼ下の報道のタイトルで、どのような事象かわかると思いますので、詳細にはふれませんが、下のような報道がなされています。

2018年8月の邪神マリア像の受難とその涙

8月2日 米ノースダコタ州ファーゴの教会の邪神マリア像の首が何者かに切断される
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8月7日 米ウィスコンシン州ミルウォーキーにある教会の邪神マリア像が男に破壊される
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8月10日 アルゼンチンのメタンという町の教会の邪神マリア像が血の涙を流したと南米各地で報道
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上のアルゼンチンの「血の涙を流すマリア像」の記事は実際はカラーなのですが、ちょっと正視に耐えない部分もあり、モノクロにしています(本当に顔が血みどろなのです)。

これらの出来事の連続はもちろん単なる偶然でしょうけれど、どれも「そんなに頻繁には起きない出来事」であることは確かで、それが1週間くらいの間に続けて起きているというのは珍しいことだと思います。

なお、地質学的に非常に興味深いのは、今回ご紹介したドゥー川の水が消滅した、ほぼ1週間前、やはりフランスの北部ノルマンディー地域にあるリスル川という川の水が「突然、消滅」しています。

8月9日 フランス北部ノルマンディーにあるリスル川の水の消滅を報じるフランスのニュース
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こちらも、大地の亀裂かシンクホールによるものである可能性が指摘されています。

なお、先ほどね書きましたが、世界中で「川や湖の水が消える」ことに関しては、過去にずいぶんとそれらの事象をご紹介してきていますが、個別にリンクするのもむしろわかりにくいですので、それをまとめた以下の記事をリンクするにとどめたいと思います。

世界中で「湖や川の水が突如として大規模に消える事例」が続出している

水が消えた5月29日の前日までのリエスコ湖(右)と水が消滅した後
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このような「川や湖の水が大規模に消滅する」という事案がとても多く発生しているのです。

昨年までは、そのような事案を取り上げたことはあまりなかったと思うのですが、今年は「水が消える」という現象が世界中で続発していまして、それらは、通常から考えますと、やはり奇妙なことではあります。

一体何が起きているのでしょうか?

最近のさまざまな「水が消える」事例
まあ、その理由や原因は、基本的には誰にもわからないわけで、推測以外はできないわけですが、最近の「水が消えた」現象について、少し整理してみます。

記事にしたものは、すべてリンクを添えています。

ナイジェリア / 首都ラゴスで一晩で川の水が消える
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ナイジェリアの首都ラゴスを通るオグン川という川の水が、「一晩で消えた」ことが、ナイジェリアの複数のメディアによって報じられていました。

理由はまったくわかっていません。

カラ・マーケットという市場が、この川に面して設けられていて、もともと人が多く集まる場所だったようですが、そういう場所で「川の水が突然消えた」という出来事が起こっために、結構な騒ぎとなっているようです。

不思議なのは、おそらく水は消えたばかりだろうと思われるのに、川の水のあった川底にあたる場所に奇妙な植物が生い繁っていることでした。

ロシア / ペルミ地方の湖が一晩で消える

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これは、ロシア西部のペルミ地方にある直径 200メートルほどの小さな湖の水が「一晩ですべて消えた」ことが報じられていたことをご紹介したものです。

この湖の水は、牧畜での牛に供給するものとして使われていたため、村は湖に水を取り戻す方策を検討しているようですが、そもそも、なぜ、水が消えたのかわからない上に、水の消えた湖に人口の方法で水を維持することは予想以上に金額のかかるものだそうで、実行は厳しいようです。

メキシコ / 2016年に入って3地点で川の水が次々と消滅

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メキシコでは、今年3月以来、「川の水が一晩で消滅する」という事例が3件続けて発生しています。

・2016年2月28日  アトヤック川が一晩で消滅
・2016年4月19日頃 トィアパ川とタクアパ川という2つの川が消滅

これも、報道では、理由や原因は調査中ということで、詳しいことはわからないですが、「シンクホールに飲み込まれた可能性がある」ということは書かれていました。

中国 / 池にシンクホールが開き、水が飲み込まれる

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中国広西チワン族自治区にある桂平(けいへい)というところで、上の写真のように、養殖池に突然巨大なシンクホールが開き、水が飲み込まれてしまったという出来事が起こりました。

3月24日の早朝、養殖池の水位が急激に下がり始めたことに職員が気づいたのですが、止められるわけでもなく、午前までに養殖魚5万キロが水と共に消えたのだそう。

最近ご紹介した「水が大地へと消える現象」は、以上ですが、これらの共通していることは、

「地震の前後ではない」

ということです。

地震が起きた後に、川や、池、湖の水位が下がることは、よく知られていて、熊本の地震の際にも、各地で温泉の源泉が枯れたり、湧き水の名所で水が出なくなったりする「水の異変」が出たことが報じられていました。

海外でも、「地震の後に水が消えた」という例は数多くあります。

いくつかの例として、以下のようなものがありました。

・2011年7月 コスタリカで M5.3の地震が発生した後に、震源近くの街を通っていた川が「消滅」

・2011年3月 ニュージーランド・クライストチャーチの M5.3の地震の2週間後でにハンツベリーの貯水池の水が突然消滅する


規模の大小を別にすれば、地震の後に水に異変が起きる例は、わりと多くあるのではないかと思います。

しかし、最初にご紹介した水の消滅の事例は、すべて前後に地震を伴わないものです。

しかし、「地震と水の異変に相関した関係がある」のかもしれないとすれば、地震は地質の事象ですから、地震とは関係なく消える水というのも、何らかの地質の事象と関係している可能性はあると思われます。

そして、今回ご紹介しました事例は、どれもかなり大規模で、川の水全部とか、湖の水全部とか、そのようなことになっていて、これらが何らかの地質の変化と関係しているのだとすれば、地下で進行しているかもしれない変化は、かなり大きなものなのかもしれません。

今では、川や湖、あるいは「海の水」までも消えるのことが、そんなに異常なことでもなくなっている感じさえするほどです。

全地球的かどうかまではわかりませんが、「以前とは違った地質的な変化がかなり多くの国や地域で起きている」とは言えるかと思います。

しかし、今回のフランスのドゥー川の水の消滅のように、

「明らかな宗教的行事が水の消滅によって遮られた」

という事例は聞いたことがなく、ましてそれが聖母マリアに捧げる行事だったということもあり、印象に残りました。

なお、この 10年間くらいの過去の例を思い出しますと、邪神マリア像というのは、イエス・キリストの偶像以上に象徴的な存在であることもあるのか、「狙われる時には徹底的に狙われる」というような傾向を感じています。

ですので、まだマリアの受難は続くかもしれません。

何の因果も関係もないような地質的な事象と宗教的な事象を並べて書かせていただきましたが、本当に「全然関係ない」かどうかはわかりません。

最終更新:2018/08/24 21:41

2018/08/21 20:54

100万%のハイパーインフレの渦中ベネズエラと経済崩壊から身を守る11の基本、カラカスで目撃された不思議な夕陽…。いや、夕陽ではなさそうですが、さてこれは一体

8月14日 ベネズエラ・カラカスの夕暮時に
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南米のベネズエラといいますと、現在、大変な経済危機の渦中にあることで知られています。最近では、「ベネズエラのインフレ率、100万%に達する見込み (ブルームバーグ 2018/07/25)」

ベネズエラのインフレ率は年末までに100万%に達すると、国際通貨基金(IMF)が23日予想した。膨らむ財政赤字を埋めるため同国政府は紙幣を印刷し続けている。

  IMFの西半球責任者、アレハンドロ・ワーナー氏によれば、ベネズエラの危機は1923年のドイツおよび2000年代終わり頃のジンバブエに匹敵する。同氏は、原油生産の大幅減少に伴いベネズエラ経済が2018年に18%縮小すると予想。2桁台の縮小は3年目となる。

  同氏はブログで、「経済活動の崩壊とハイパーインフレ、公共の物資と補助金付きの食料の不足が大規模な海外移住につながっており、近隣諸国への影響を大きくしている」とも指摘した。


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300万人以上もいるプレッパーは経済崩壊に徹底的に備えている

米国では、「2018 サバイバルのためのブログ、ホームページ、ニュースレター トップ100」といったような、経済崩壊、パンデミック、ビッグブラザー、大規模内戦などから家族の命を守ろうと準備している人々に、有力な情報を提供しているウェブサイトを格付けするランキング・サイトまでできています。

https:●//blog.feedspot.com/survival_blogs/

「トップ50やトップ100まで必要ない」という方は、数字を10・・・いえいえ、せいぜい20に差し替えて再検索してください。

あなたのお望みどおり、「もっとも有力なサバイバルサイト トップ10」や「サバイバルサイト トップ20」といった、もう少し範囲を狭めたランキング・サイトがヒットするはずです。

http:●//tacticalintelligence.net/blog/top-10-most-influential-survival-and-preparedness-blogs.htm

米国では、いったい何百人、いえ、何千人のブロガーが、サバイバル関連のブログやホームページを開設しているのでしょう?
それだけ、プレッパーの人口が増え続けている何よりの証拠です。

プレッパー(prepper)とは、経済崩壊などに備えて準備する(prepare)人々、という意味です。
もしくは、それを実践している人々のライフスタイルをプレッパーと呼んでいるのです。

プレッパーは、ガンマニアでもサバイバル・ゲーマーでもありません。

もとは都会に住んでいた人たちですが、いよいよ黙示録に予言されている「審判の日(Dommsday)」が近づいてきたことを悟って、満足できる収入と華やかなオフィス街での生活を捨て、郊外や自然豊かな森の中に住居を構えて「来るべき日」に備えている人たちです。

彼らにとっては、軍仕様の自動小銃やスナイパーが使うような高性能ライフルを所持することは、護身のために最低限必要な道具であって、暇があれば森の中で射撃訓練をやっているのです。

また、住居の地下室には、数年分の食料が備蓄され、銀行預金の大半を引き出して購入した金(ゴールド)のインゴットが保管されています。

プレッパーは、世界の崩壊について、あるイメージを持っています。

それは、核戦争(あるいは核を伴う成層圏での戦争)、経済崩壊、ばら撒かれたウィルスによるパンデミック、気象兵器による異常気象がもたらす干ばつ、それに加えて、大気汚染と海洋汚染による食糧不足と水不足、巨大地震など、幾多の艱難辛苦をかろうじて乗り越えた少数の人々の手に、あるいは額に、通信機能を持ったRFIDチップがプリントされて、彼らの一挙一動を監視される社会が訪れることです。

その始まりは、ドルの崩壊を発端とする世界恐慌に違いないと確信しているのです。

ジェットコースターがピークから落ちるように、多くの経済指標が下を向き始めた

最近、米国の金融専門サイトには、「ベアマーケット」という言葉がたくさん投げかけられています。

「ベア」とは、クマが上から獲物に覆いかぶさる態勢のことで、「ベアマーケット」といえば、誰でも弱気市場、リセッションを思い浮かべます。

8月に入ってから株式市場の雰囲気は一気に変わって、あたかも市場に潜んでいる魑魅魍魎が姿を現して、いっせいに暴落のレバーを倒したかのような動きを見せています。

もちろん、これだけで「世界的な株式市場の暴落」と決めつけることはできませんが、「世界の金融市場が弱気市場へ転換しつつあることは確実」という控えめな表現なら差し支えないでしょう。

しかし、ヨーロッパの銀行株は、今年の頭から下落トレンドが続いており、下げ止まる兆候が見えないことから、ベア市場に入ったと見ていいのでしょう。

それだけでなく、年明け早々、ドイツのダックス(DAX)、ユーロネクスト・パリのCAC40、ロンドン株価総合指数UKX等々、ヨーロッパの主要な株価指数がすべて下を向きっ放しになっています。

世界の銀行株も、やはり今年初めからに下落トレンドに入っており、年初のピークから23%も下がっています。
明らかに、金融関連株はかなりの弱含みに転換したと言えます。

新興市場の株価も、世界の銀行株と連動するように、ピーク時から20%下落しています。
新興市場は、確実に、ベア市場(弱気市場)に転換したことが分かります

経済崩壊から身を守る11の基本的なこと

では、私たちは、どうすべきかというと、経済サバイバル・シリーズの著者、レイ・ガーノ(Ray Gano)が、彼の読者と共有している「経済崩壊から身を守る11の実践的ステップ」から糸口を探ってみましょう。

11社会/経済崩壊から身を守るための実践的ステップ

私たちの国は大きな時間を割いています。私はこれらの言葉をタイプすると、文字通り根底にある内戦がこのまさに瞬間に起こるのを目の当たりにしています。

起こっていることは、米国内で働く共産主義のテログループが二つの問題に焦点を当てているということです...

・国内の恐怖を作り、それが可能な限り、控えめなキリスト教の価値を攻撃する。ガソリンスタンド、レストラン、都市公園、あなた自身の家の前にあります。こうして、私たちの国に混乱をもたらす...。AND / OR

・経済的な崩壊をもたらし、それが今度は私たちの国に絶対的な混乱を生み出します。

これらの措置の両方が今行われており、アメリカの90%はこれが起こっていることに気づいていません。

ほとんどのアメリカ人は、「良い時」がすぐに戻ってくるという妄想のもと、まだ活動していますが、アメリカ人の少数派は、物事が根本的に変化していることを認識し始めています。

これらの「プリアーパ」は、政治的なスペクトルとあらゆる年齢層からもたらされます。

現代史における他の時代よりも、米国の人々は米国の法律および経済システムに対する信念が不足しています。

これまでの数十件のコラムで、私たちが現在直面している恐ろしい社会的、経済的問題を詳細に詳述しました。

多くの読者が、私がしているのは「恐れ」の人々であり、実用的な解決策を提示していないと不満を持ち始めています。

まあ、誰もがモンタナ州に移動し、ラマの農場を始めることはできませんが、この記事では、国家自体が崩壊することから(少なくともある程度は)自らを守るためにできる実践的なステップを人々に与えてくれることを願っています。

しかし、人々が何をする必要があるのかを知る前に、悪いことがどれほど出ているのか分かりましょう。

見出しの経済的な数字は上下しており、ほとんどすべてのアメリカ人にとって非常に混乱することがあります。

しかし、2つの長期的傾向が非常に明確で誰もが理解できる...。

#1)米国はさまざまな分野で社会的に崩壊している。何のこともない。私たちの国家は分裂し、共産主義革命は多くの分野で推進されています。

#2)米国は1ヶ月ごとに借金を増やしている。

私たちの経済

はい、大統領トランプが卓越した仕事をしており、私は彼を完全にサポートしています。

買収には、4人のグローバル主義者の大統領の仕事が残っている。

私たちは彼が「バンド・エイドを裂く」という点に直面しなければならないかもしれませんし、国を正しい道に戻す過程で痛みを感じるかもしれません。

私たちが世界の他の国から購入した過剰な財やサービスは、「消費され」、世界の残りの国々は、開始時よりも多くの資金で終わります。

毎年数億ドルが米国を去り、戻ってこない。

これが表す富の移転は驚異的です。

しかし、私たちは富を出血しているだけでなく、毎月仕事をしています。はい、トランプ大統領は、非常に長い時間のうちの最高の一つである4.6%に仕事率を上げました。

しかし、我々はまだそれを維持し、牽引力を得るためにそれを開始するために細流を持っている必要があります。

しかし、議会や上院など、この流れを遅くしている地域では、社会主義者/民主主義者/グローバリストが奮闘しています。

まだ米国を離れ、中国、インド、数十の世界第三の国に行く何百万もの雇用。中産階級のアメリカ人は、世界の反対側にいる労働者との雇用の直接競争に置かれており、奴隷労働の賃金以上で働くことに満足しています。

これが変わるまで、米国経済は雇用を続けるだろう。

米国政府はこれまでにないほどの政府支出と債務によってこの経済的な出血の多くを隠すのに役立っていますが、今年の連邦予算によれば、米連邦政府の総負債は21.48兆ドルと推定され、毎月悪化しています。

それだけでなく、アメリカ全土の州や地方自治体はばかげた負債に陥っています。カリフォルニアだけでなく、彼らが自分の国家を破壊するために何をしているのか見てみましょう。

だから、毎月1カ月ぶりに貧困になり、毎月他の国に雇用を失い、世界の歴史の中で最大の借金を累積し、毎月1ヶ月に悪化する国が私たちにはあります。

今...私たちが驚くべき速さで見ている社会的な激動とは対照的に、あなたはアメリカが今や不安定な立場にあることを知ることができます。

言うまでもなく、これは無限に続くことはできません。結局のところ、すべてがカードの家のように崩壊するだけです。

だから私たちは、個々に、個々に、来ている経済問題からいくらか隔離することができますか?

あなたの家族を準備するためにできる11のこと

1 - 債務から出て行く:古い言葉は、 "借り手は貸し手のしもべです"、とても信じられないほど真実です。経済的な崩壊から身を守るための鍵は、可能な限り独立したものになることです。また、あなたが負債にいる限り、あなたは単に独立した人ではありません。物事が本当に悪化し始めると、債権者の集まりがあなたを追いかけることは望ましくありません。

2 - 新たな収入源を見つける:IRAの誕生に伴い、もはや雇用保障というものは存在しません。あなたが所得の100%の仕事に頼っている場合(「ちょうど壊れた」)、あなたは非常に悪い立場にいます。余分なお金を稼ぐためには何千もの異なる方法があります。あなたがしたくないことは、すべての卵を一つのバスケットに入れることです。ある日、経済が崩壊して仕事がなくなり、貧困になるか、大丈夫になるのですか?

あなたができることについていくつかのアイデアが必要な場合は、私に連絡してください。

3 - あなたの経費を削減:多くのアメリカ人はラットレースを離れ、以前に作ったことの半分、あるいは4分の1で生きる方法を見つけました。あなたの経費を削減したい場合は可能です。将来的にはより厳しくなりますので、今日は少ない生活で始めることを学んでください。

あなた自身の食糧を育てる/あなたの食糧を補う方法を学ぶ:今日、アメリカ人の大多数は、スーパーマーケットやウォールマートに食糧を購入することができることに完全に依存しています。しかし、米ドルが劇的に値下がりし、パンを買うのに10ドルかかるとどうなりますか?あなたが自分の食べ物を育てることを学ぶなら(たとえ小さな庭であっても)、あなたは食糧価格の上昇に対して自分自身を孤立させます。もう一つは、狩りと釣りを学ぶことです。そこには "低コスト"の食事がありますが、あなたは自分自身を主張する必要があります。(低コスト=まだ狩猟や漁業のライセンスを支払う必要があります)

信頼できる水供給があることを確認する:世界中の水不足が勃発しています。水はすぐにそこで「最もホットな」商品になっています。米国でさえ水不足が最近注目のニュースとなっています。将来を見据えて、あなたとあなたの家族が信頼できる水源を確保することが不可欠です。いくつかのアメリカ人は雨水を収集することを学んでおり、他の多くの人々は大気中の水発生器などの先進技術を使って家族に水を提供しています。しかし、あなたが何をしても、何年も先に水の源がなければ、あなたが捕らえられていないことを確かめてください。

6 - 購入土地:あなたが探している場所によって価格が高いので、これは厳しいものです。価格が低いときに土地を買うことができれば、それは米ドルが完全にタンクに入るときに起こる住宅価格の上昇から大いにあなたを守るでしょう。

7 - Prescious Metalsを購入する:これは簡単なことではありませんが、それでも何人もの人がこれをやっていないことは驚きです。今、銀は14.41ドルで座っている。それは非常に手ごろな価格と誰もが買う余裕がある価格です。私たちはまず「自分自身を支払う」ことを始め、こういった資産を引き出す必要があります。

私がお勧めする最も良い場所は、ルネッサンス貴金属です。それは私が購入した人です。

8 - グリッドを部分的にオフにする:増加するアメリカ人が「グリッドから外れています」。本質的には、それは彼らが公益企業とは独立して活動しようとしているということです。特に、「オフグリッド」にすることで、将来的に急速に上昇するエネルギー価格から自分自身を守ることができます。あなたが自宅のためにエネルギーを生産することができれば、あなたは隣人のようにいつか電気価格が三倍になってしまうような気になることはありません。

9 -腐敗しない消耗品の保管:腐敗しない消耗品は、確実に価値の高いものです。あなたがそれらを転売するというわけではありません。あなたはいつかそれらを必要としているので、腐敗しない消耗品を保管しておきます。それで、あなたが将来二倍になるか三倍になる前に、あなたが今必要としているものを買うのはなぜですか?あなたのお金は、今のところよりはるかに伸びることはありません。
例 - トイレットペーパー

10 - 強い関係を築く:アメリカ人は非常に隔離された生き物になっています。私たちは誰とも何も必要ないように行動します。しかし、真実は、社会経済的な崩壊を見ると、お互いに必要となることです。家族や友人と強い関係を築いているのは、今は時間がかかっても彼らに頼ることができる人たちです。

11 - 教育を受けて柔軟性を保つ:時間が安定しているときは、物事はほとんど変わらないので、情報を得ることはそれほど重要ではありません。しかし、物事が急速に変化しているときは、何をすべきかを知るために、教育を受け、情報を得ておくことが不可欠です。先行する時は、私たち全員が非常に柔軟であることが求められます。そして、状況が厳しくなったときにベストを尽くすのは適応しようとする人です。

結論
カーブ/脅威よりも先に進むことを学ぶことは、賢明な立場です。それよりも先に進んで準備すればするほど、あなたの家族や愛する人たちは社会経済的な嵐の反対側に向かいます。

レイ・ガーノの守備範囲は、経済サバイバルの指南だけでなく、無差別銃撃事件の真相やマインド・コントール、スピリチュアル戦争、メンタリティーの強化など、幅広い分野にわたっています。

彼の主張やアドバイスに耳を傾ける米国人の数は年々、増えるばかりです。

日本では、ジンバブエのようなハイパーインフレは起きない?

「果たして日本に、ハイパーインフレが起きるのか」といった議論は、実は、かなり前から持ち上がっていました。

資産運用会社、メルク・インベストメントのCEO兼CIOで、財務アナリストのアクセル・メルク(Axel Merk)は、どの国もやらなかった異次元の金融緩和を続行している日銀が、やがては、日本をハイパーインフレに引きずり込むのではないか、との問いに「日本はジンバブエのような運命に陥る可能性がもっとも少ない先進的な経済を持っている」と回答しています。

しかし、それは2015年までの見立てです。

「構造改革」は、柔軟な労働市場や規制の緩和など、経済をより競争力のあるものにするために必要な難しい選択肢のコードネームです。

日銀と日本政府は、劇的な負債を浪費していますが、政府支出の資金調達コストは、金利上昇に向けて動意付き始めている以上、ごく近い将来、上昇する可能性があります。

しかし、今のところは低いままです。

自国の通貨建てー円建て債務(赤字国債)を発行する国は破綻しないと言われています。

つまり、国民から借金しているだけで、外国に対する負債を増やしているわけではないから、というのがその理由です。

これは理論的には正しいかもしれません。

中央銀行は、政府が発行した債務(国債)を大量に買って紙幣を増刷する権限を独占している限り、借金から収益を得ることができる構造になっています。

しかし、実際には、どこかでバルブを閉めなければならないときがやってきます。

したがって、理論的には円がドルに対して限りなく安くなり、つまりある時点を超えると無価値になります。

繰り返しますが、これは、あくまでも2015年の時点までの見立てです。

日銀の総資産は、とうとう日本のDGPを超えました!

日銀は、ヘッジファンドの空売りを助けるために保有している国債を貸出し、さらに、日経インデックスを吊り上げるために日本の上場企業の約4割で上位10位以内の「大株主」になったのです。

どういうことか分かりますか?

日銀の紙幣製造機と日本の株式市場を通じて、国民の財産が海外に流出しているのです!
これでは、国民の生活は、いっそう貧しくなっていくのは自明です。

日本は、今、7人に1人の子どもが貧困状態に置かれています。

安倍政権発足後、たった5年と8ヵ月で、日本は先進国では最悪のレベルに落ちてしまったのです。

学業どころか、学校給食も満足に与えられず、ボランティアの手によって「子ども食堂」によって、かろうじて必要なカロリーを摂取できているのです。

アベノミクスの破壊力は想像以上です!

日本の破滅的な未来は、9月の総裁選で誰が次の日本の首相になるのかによって決まります。

いえいえ、ハイパーインフレが阻止されるのではなく、ハイパーインフレに突入する時期が早まるのか、やや先に延ばされるのかが決まるだけです。

ベネズエラのインフレ率、100万%という数字が出て来るようなハイパーインフレーションの報道もなされていて、いよいよ国家や経済の機能も麻痺しつつあるようですが、そのようなベネズエラで、「奇妙な夕暮れ」が目撃されました。

冒頭の写真の全景は下のようなものです。

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写真の下部のオレンジの光は夕暮れの太陽の周辺だと思われますが、その上のほうに赤く、あるいは濃いピンクの光が浮き上がっています。

拡大すると、下のような感じとなります。
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丸ではなく、楕円で、しかも太陽のハロみたいな「光の暈」ができているというあたり、この赤い光の光源が、かなり強い光であることを伺わせます。

太陽の光が反射する光学現象に「幻日」というものがありますが、そういうものとも違うようで、仮に大気光学現象だとすると、初めて見るタイプのもののようにも感じます。

時間の経過と共に、この光は下のような感じに変化していったようです。

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目撃されたベネズエラのカラカスというのは下の位置になります。

ベネズエラのカラカスの場所
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ちなみに、このベネズエラのカラカスという街は「治安がとても悪い」ことで知られています。

それについては、Wikipedia にさえ下のような記述があるほどです。

カラカス Wikipedia より

カラカスの治安は非常に悪く、人口当たりの殺人事件発生率は東京の100倍を超える。2008年は10万人当たりの殺人事件発生率が130人となり世界最悪、2012年でも10万人当たり119人と世界3位の数字を記録している。


このような、「東京の 100倍以上の殺人率」というような場所でもあると伝えられています。もちろん、他のあらゆる犯罪において、日本とはレベルが違いますが、そういう場所だからというわけではないのでしょうが、最近は「宗教的なことと結びつきそうな現象」がよく起きます。

以下の記事では、キリスト教のミサの会場で、上空の「人の形をした雲」があらわれたことをご紹介していますが、これは、今回のカラカスのすぐ隣のマラカイボという街で起きました。

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他にも、このベネズエラからコロンビアのこの場所の近くでは、この1、2年ほどいろいろと奇妙に思える現象が起き続けています。

今回の光も、合理的に説明することのできる何かの光学現象なのかもしれないですし、そういうものではない不思議なことなのかもしれませんが、普通に見られる大気光学現象とはずいぶん違うもののようには思われます。

ベネズエラは世界で最も苦境に立たされている国のひとつであり、人々が「救いを求める心」は私たちの想像できるものではないほど大きなものだと思いますので、そういう場所だからこそ、それがいろいろな現象に反映されることもあるのかなとふと思ったりもします。

最終更新:2018/08/21 21:00

2018/08/16 19:15

「2040年頃に人類の文明は終演する」 米マサチューセッツ工科大学のコンピュータが弾き出した人類文明の崩壊と終焉……そしてその状況を最も現実化しているのはおそらく「日本」

8月15日のアメリカのブログ記事より
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数日前、イギリスのメディアで一斉に、

「マサチューセッツ工科大学のコンピュータが、人類の文明は 2020年頃から劇的にその質が低下し、2040年頃に終わりを迎える」

という内容が報じられました。

それは一体どんなものだ? と思い読みましたら、それは「 1973年に出されたコンピュータモデル」のものだったのでした。つまり今から 45年前の話であり、なぜこれが今になって大きく報道されているのかはよくわからないのですが、しかし、それは、

「私自身が個人的に考えているものとあまり変わらない」

ものでもあったのです。

漠然とですが、時期として同じようには感じていまして、つまり、年代的に 2020年頃から文明(主要国的な文明)社会の質の低下が目立ち始め、そこから文明の終焉(人類の終焉ではありません)までは 20年か 30年くらいなのでは……というような感じです。

そのように思うのも、このブログで書いてきたいくつかのことそのものからだったりするのですが、とりあえず、その 1973年のコンピュータモデルについてご紹介しようと思います。元の英国の報道そのものは素っ気ない感じのものですので、いろいろと「味を加えた」冒頭のアメリカのブログ記事をご紹介したいと思います。

なお、この 1973年のコンピュータモデルは、それが「ローマクラブ」というものの政策の背景となったようで、そのあたりにもふれられています。

とりあえず、ここからご紹介します。

MIT Computer Model Predicts Dramatic Drop In Quality Of Life Around 2020 And The “End Of Civilization” Around 2040
The Economic Collapse 2018/08/15

マサチューセッツ工科大学のコンピュータモデルは、2020年前後から社会生活の質は劇的に低下し、2040年頃には「文明の終焉」を迎えると予測した

人類は今、大きな転換期に近づいているのだろうか。1973年に MIT (マサチューセッツ工科大学)の科学者グループによって最初に開発されたコンピュータモデルが、人類社会が劇的に変化すると警告していたことが判明した。

このコンピュータの予測が正確であれば、私たち人類の生活水準は 2020年ごろに劇的に低下し始め、2040年頃には「文明の終焉」を目撃することになる。

もちろん、このような不吉な予測が私たちの未来についてなされたのは、これが初めてではない。限られた天然資源が使い尽くされるにつれて、水、食糧、石油の深刻な不足に向かっていることを、専門家たちは長年にわたって警告してきた。

そして、別の専門家たちは、私たちの経済モデルは持続可能なものではなく、歴史的な崩壊に向かっていると長年警告し続けてきた。

あるいは、地球全体の地震活動の驚くべき増加について警告する専門家たち、大量破壊兵器の拡散について警告してきた専門家たちなど、人類社会に対する警告は数限りなくあった。

事実、社会は私たちの周囲でどんどんと崩壊しており、「パーフェクトストーム」が人類社会に訪れる要素は時間と共に間違いなく増加している。

このコンピュータプログラムの名前は 「ワールド・ワン(World One)」というもので、もともとは、コンピュータの先駆者であったジェイ・フォレスター(Jay Forrester)氏によって作成されたものだ。

英国エクスプレスの記事には以下のようにある。

この予測は、MITの研究者チームによって開発され、オーストラリア最大のコンピュータによって処理されたワールドワンという名のプログラムから生成されたものだ。

ワールドワンは、コンピュータの先駆者であったジェイ・フォレスター氏が、ローマクラブからグローバルな持続可能なモデルを開発するよう任命されたことにより、考案された。

しかし、それによるコンピュータの計算による結果は、汚染と人口のレベルが 2040年までに世界的な崩壊を引き起こすという衝撃的な結末を示した。


(※訳者注)「ローマクラブ」とは、人類の危機の接近に対し,可能な解決策を追求するため,イタリアのA・ペッチェイを中心に世界各国の科学者、経済学者などにより設立された民間組織のこと。フ●ーメ●ソ●組織の一部

この記述でわかるのは、「ローマクラブ」の発想の背後に、ジェイ・フォレスター氏のこのコンピュータ分析の結果があるという事実だ。これは危険な信号だ。なぜなら、ローマクラブには、デイヴィッド・ロックフェラー氏や他のグローバリストたちが資金提供しており、その政策推進のために利用されてきたものだからだ。

このコンピュータモデルが、グローバリストたちが到来を信じているような未来を垣間見ることが可能だったかどうかはわからないが、そのコンピュータモデルは、私たち人類の生活を大きく変化させると判断している。エクスブレスは以下のように記す。

「2020年ごろから、地球の状態は非常に危機的になる」

「それに対して何もしなければ、生活の質は「ゼロ」に陥る。汚染が深刻になり、人を殺すようになる。人口は減少し続け、それは 1900年の時点と比べても少ないような状態となる」

「そして、2040年から 2050年にかけて、私たちが知っているようなこの地球での文明的な生活は終わりに向かう」


このコンピュータモデルは、主に天然資源と公害の問題、そして人口レベルを強く示唆するものだが、現実には、他の要因も同様に考慮する必要がある。

「文明」というものを持ち持続するためには、人類は「文明的な方法」で行動する必要があるはずだ。ところが、今の私たちは日常的に高度な社会崩壊状態にあるという証拠が増えている。もはや多くが「文明的な方法」で行動していない。

たとえば、司祭は私たちの社会の中で最もよく行動し、文明化されたメンバーの一人であると誰でも思うだろうが、ペンシルバニア州の聖職者の虐待に関する新しい報告は、暗闇での驚異的な行為を暴露している。8月15日の報道では、以下の事柄が一斉に報道された。

米ペンシルベニア州のカトリック教会で 300人以上の司祭が児童を性的に虐待したという信頼できる申し立てがあり、カトリック教会が長年隠蔽してきた 1000人を超える被害者が特定された。大陪審の報告書で明らかになった。

大陪審は記録が消失した、または名乗り出る勇気のない子どもがいることを考慮すると実際の被害者は「数千人」規模と推定している。(AFP 2018/08/15)


皆さんが気づかなければならないのは、この事件はペンシルベニア州というひとつの州だけの出来事だということだ。アメリカすべて、あるいは世界すべてで、このような事例がどのくらいになるのかは想像もつかない。

これはひとつの例だが、日常の中で、多くの人々が、「文明的な方法」で行動していないことを示す報道があまりにも多い。

そのようなおびただしい事例の報告からは、今の私たちの文明の板は「とても薄い状態」となっていると思える。その薄い文明の板は、社会の崩壊やカオス、あるいは無秩序を簡単に導いてしまうものだ。

1973年に出されたコンピュータモデルが、最も適切な未来の示唆になると思っているわけではないが、巨大な社会変化が非常に急速に進んでいることには同意するしかないのではないだろうか。

しかし、ほとんどのアメリカ人たちは、そのような社会の崩壊やパーフェクトストームの到来といった概念についてはフィクションだと考え、現実にそのようなことが起きるとは思っていない。彼らは今のこの私たちの社会の文明形態が持続可能だと考えているのだ。

しかし、「その日」は必然的に来る。それは 1973年のコンピュータモデルでさえ予測しているほどだ。

なお、個人的な見解では、過去 10年間と比較して、今後 2年間でより大きな変化を目の当たりにすると確信している。時計は刻々と変化しており、アメリカの運命の日は急速に近づいていると考えている。

未来が素晴らしい日々になることを願ってはいるが、しかし、最悪の未来に備えての準備が必要な時に来ている。

ここまでです。

ローマクラブについては、私はよく知らないですので、ふれません。

ところで、この 1973年のコンピュータモデルの内容で、やや驚いたのが、

「人口の減少を予測している」

ところです。

この 1973年頃というのは、多くの主要国において、子どもが増え続けてきた時代で、たとえば、日本でも今のような「少子化」などという概念が出てくる社会になっていくとは誰も考えていませんでした。

実際、この 1973年は日本の出生数がピークを迎えた年で、1年間で 209万人の子どもが生まれています(2017年は、その半分以下の 94万人)。そして、この 1973年以降、現在まで出生率は基本的に下がり続けています。

以下のグラフは、1972年からの日本の出生数と出生率の変化の推移です。

2016年までの日本の出生数と出生率
japan-shussei-2016.jpg

2003年には、「少子化社会対策基本法」というものが公布されますが、それからさらに劇的に少子化に拍車がかかっています。

なお、上のグラフは、以下の過去記事に載せたものです。

国家滅亡を選択する日本の若者たち。そして、今はその意志に静かに従おうと思う悪しき時代を作り出した私たちの懺悔

12月24日のアメリカ「ゼロヘッジ」の記事より
japan-celibacy-syndrome.jpg

上の記事に出てくる英単語 celibacy の意味
celibacy-means.jpg

日本の出生数減少を「破滅を招く国家的大災害」という言葉で語る海外の報道

世界全体が、本来なら精神主体であるぺき人間文明のありかたをもはや失ってしまっているというように見た場合、今後、私たち人類に訪れるかもしれない最も想像し得る道のりは、シュタイナーが亡くなる半年ほど前に言っていた、

「人間は根絶やしにされるでしょう。」

というようなものとなっていく可能性がとても高く、それは理論的・合理的に説明するようなものではないかもしれないですが、わりと多くの方が、頭のどこかにそのような「未来」がちらつくことはあるのではないでしょうか。

たとえば、今でも報道やニュースで最も注目を浴びるタイプのものが「終末的」という言葉が当てはまるものだったりします。

潜在意識の実現化とか、いろいろな概念がこの世にはありますが、多くの人々の頭や心の中のどこかで「いつも終末のイメージが躍動している」ということは否定できないところではないでしょうか。

特に主要国と言われる国々に住んでいる人たち……多くが、電子端末とコンクリートに囲まれた生活をしている人たちは特にそんなようなことになっている気がします。便利だけれど「人間本来の生活だとは誰も思っていない」毎日がこうも何十年も続いていると、人間の本能としてのどこかの部分で「リセットスイッチ」を押したくなる。

しかしまあ、「世界全体」なんていう大げさな話はともかくとして、前回の記事では「日本がなくなっていく」ということの寂しさを書きたかったのでした。

特に、私は「日本語」というものが大好きで、これは文法的にも世界で非常に特異な言語であり、基本的には類似したものはないといえます。なので、この日本語が将来的に地球から消えていくというのは本当に悲しいことだと思います。

英語教育の重要性なんていう、少なくとも一般の日本人にとっては(あまりにも)くだらない概念のために、今ではまるで「日本語が英語より劣っているかのような」変な感覚を持つ若い人たちさえいる。日本語は人類が実際に使っている中では信じられないほど高度で感情深い言語なのに。

今回は冒頭に、一昨日のアメリカの人気サイト「ゼロヘッジ」の記事のタイトルを載せたのですけれど、これは、数日前の「日本の出生数が過去最低に」という報道と関係しているものです。

そのゼロヘッジの記事のタイトルに「セリバシー / celibacy 」という聞き慣れない単語が出ていたのです。「セリバシー症候群」というように表記されていました。

この「セリバシー」を調べてみますと、辞書的には、

・宗教的な独身主義、禁欲主義

というような意味となるのだそうで、また、このセリバシーという単語を検索しますと、Wikipedia の「不淫」という項目がトップページに表示されます。

不婬(ふいん、英: celibacy)とは自発的に独身でいること、または性的に禁欲すること、またはその両者であり、多くの場合宗教的な理由による。これはしばしば宗教内における公的な立場や献身と関係する。

狭義においては celibacy という語は、宗教上の誓いや、放棄、および信念に基づく独身者のみに用いられるが、広義には単に性的な禁欲を意味するものとされる。


ということで、ゼロヘッジの見出しで使われているセリバシーの意味は「単に性的な禁欲を意味する」というほうのものだと思いますが、結局これを「性的禁欲シンドローム」という訳にしたのですけれど、調べてみますと、この「日本の若者たちの性的禁欲シンドローム」というニュアンスは、海外では、数年前から繰り返し使われていたものなのでした。

最初は、2013年にイギリスのガーディアンが、「性的行為を捨てた日本の若者」という事柄について特集記事を組んだのが始まりだったようです。

2013年10月20日の英国ガーディアンの報道記事
japanese-people-2013b.jpg

このガーディアンの記事は非常に長いもので、全部読み切れないほどのものでしたが、この現在の日本の男女の状態は、海外から見て「異様」にうつるらくし、そこに出てきた表現が、宗教的な禁欲を意味する言葉を使っての「日本で広がる性的禁欲シンドローム」ということになったようです。

ここでは、冒頭に挙げましたゼロヘッジの記事をご紹介しておたきいと思います。ここからです。

Japan Births Plunge To Lowest Level Ever Recorded As "Celibacy Syndrome" Takes Its Toll
zerohedge.com 2017/12/22

日本で「性的禁欲シンドローム」が増加する中、出生数が過去最低に急落

2013年に私たちは「なぜ日本の若者たちはセックスをやめたのか?」という問いを発した。その際、日本家族計画協会がおこなった調査を載せたが、その内容は非常に深刻なものだった。調査では、16歳から 24歳までの日本人女性の 45%、男性の 25%が「性的接触に興味がない」と回答したのだ。

そして今となり、その答えは、絶え間なく減少し筒付ける日本の出生率によって、それ自体が明らかにされたのかもしれない。

事実、「性的禁欲症候群(celibacy syndrome)」は日本政府にとって大きな懸念となっており、これは日本にとり恐ろしい国家的カタストロフ(大災害)のひとつと考えられている。そして、現実として加速度的に大災害への道は大きくなり続けている。

日本の厚生労働省が発表したデータによると、日本の児童出生数の総計は 2017年には、わずか 94万1000人にまで減少し、データでは 1899年に記録を始めて以来最低の数字となった。また、この数字は、日本で最も出生数が多かった 1940年代から 65%近く低くなっている。

フィナンシャル・タイムズ紙によれば、日本政府は、資格取得プログラムを通じ、若い世代の育児費用をカバーするなど人口増加を促すための計画立案者たちの最善の努力を続けているにもかかわらず、日本の出生率の低下は拡大している。

以下はフィナンシャル・タイムズ紙からの抜粋だ。

日本の出生率の上昇を最優先課題に挙げている安倍晋三政権は、12月22日、現在の出生率低下の傾向を逆転させるために無料の就学前教育、私立高校と大学教育の無料化を提供するための第一歩を踏み出す予算を承認した。

極端に低い出生率が逆転されない限り、日本の人口を増やす唯一の選択肢は、より多くの移民を受け入れることになるだろう。しかし、強い経済に牽引された外国人労働者の流入が多いにも関わらず、日本の政治家は移民の議論を躊躇している。

安倍晋三政権は、日本の合計特殊出生を 1.8人に引き上げるという目標を設定した。役人たちは、女性が仕事と育児を容易にするための対策と相まって家族がより多くの子どもを育てるよう奨励することになるだろう。

首相は、「子どもたちを支える戦略を進め、出産のための環境を整えることで出生数の減退を止めたい」と述べた。

その一方で、日本では高齢化も拡大している。2017年の死者数は 3%増の 134万人となり、人口の自然減としては、第二次世界大戦以降最大となった。

国家社会保障・人口研究所の予測によれば、日本の人口減少のペースは今後さらに加速し、2045年までに、日本は年間約 90万人の人口を失うとの見通しがある。このことから、危機は時間の経過とともに悪化すると予想されている。

現在の傾向では、日本の人口は 2065年までに現在の 1億2650万人から 8千800万人に減少する。そして、2115年には日本の人口は 5100万人となる。

国家の維持と存亡そのものをコントロールするのは生きている若者たち自身

この問題と関係する「なぜ結婚しなくなったのか」そして「なぜ子どもを作らなくなったのか」ということについては、いろいろとあるにしても、世間では一般的に、「経済的なこと」や「将来の希望や不安」などが言わますが、部分的にはそれはそうかもしれないですが「根本的な問題ではない」とも思います。

というのも、過去のデータを見ると、

・社会の平和や繁栄と出生率の増加はリンクしていないからです。

女性が生涯で何人の子どもを出産したかという合計特殊出生率がありますが、先ほどのゼロヘッジの記事では、日本政府はこの合計特殊出生率を「 1.8 」にする目標があるとしています。つまり「日本の女性が生涯で平均 1.8人の子どもを出産するような社会になってほしい」と(現在は 1.44)。

その合計特殊出生率の「 100年間の推移」を見てみますと、下のようになっています。

1918年から2016年までの日本の合計特殊出生率の推移
shussei-1925-now.jpg

これを見ますと、「女性たちが子どもを出産しなくなっていった時」と、一般的に言われる「少子化となる理由」が、時代の背景から見て、リンクしていないことがおわかりかと思います。平和も経済的な繁栄も、多少は影響があるのてじょうけれど、直接的にはあまり関係がないようです。

ちなみに、その国の「人口が維持される」ための合計特殊出生率は「 2.07以上」と言われています。そういう意味では、日本は 1970年代からすでに人口減の過程が始まっていたということになり、そして今になって顕著になったということになると思われます。

同時に、「出生に関してのこと」が「社会的に問題のある状態としてクローズアップされるまで」には、数十年かかることもわかります。

ということは、今から数十年後は……。

そして、もはや出生数や、あるいは結婚もそうですけれど、「そういう数を上げていく」ことが相当厳しいというのは、社会的な議論云々を経なくてももわかる気がします。

つい最近のキャリコネニュースの記事「出生数、過去最低は必然なのか 「赤んぼの泣き声を煙たがってる社会に未来はない」「自分の人生を自由に生きたい」」には、たとえば、ネット上の意見として、

「いまは一人でもスマホがあれば、そんなに孤独感を感じない。誰かと寄り添いたいという気持ちより、誰にも縛られない自由を大事にする時代になったと思う」

「お金とかの問題じゃなくて、純粋に子供が欲しいと思えない。今の時代ほかに娯楽も沢山あるし、自分の人生を自由に生きたい」

とあったり、あるいは、

厚生省の調査によると、「結婚は個人の自由であるから、結婚してもしなくてもどちらでもよい」という考えに賛成する人は1992年には30.9%に留まっていたが、2009年には48.0%まで増えている。

これは、アメリカやイギリスのメディアで、「日本の若者たちが異性との性的関係をあまり持たなくなっている」ことが一斉に報じられた時のことで、そのことを記事にしたものでした。

国家社会保障・人口研究所の予測では、今後、日本は 2045年までに「年間 90万人ペース」で人口を失うことになるとされています。

その結果として、

「日本の人口は 2065年までに現在の 1億2650万人から 8千800万人にまで減少する」

という予測が立てられています。

この予測は今も変わっていないというより、「加速している」感じもあります。

それに加えて、単に人口が今より 2000万人減るということだけならともかくとして、その 2065年頃には、

「その大半が高齢者」

という人口構成になっています。

今回ご紹介した 1973年のコンピュータモデルにある「 2040年には人口減少により文明の終焉を迎える」という一見荒唐無稽な解析結果も、「日本に当てはめてみれば、実に正しい予測に見える」のです。

このような未来が確実となっている私たちの社会は、戦争が起こらなくても、小惑星が衝突しなくても、経済が信じられない大崩壊をしなくとも、「それでも文明は持続できない」と考えるのが妥当で、それは……まあコンピュータの言うような 2040年ではなくとも、2050年頃までには確実ではないでしょうか。

2050年に人口の20%以上が60歳以上になると予測される国
2050-old-earth02.jpg

赤は、高齢者人口が全体の 30%を超えると予測される国(日本、中国、韓国、ヨーロッパのほとんど、カナダ、アルゼンチンなど)、黄色は 25-30%などとなっていまして、予想以上に「地球は高齢化している」ことがわかるのです。この記事のオリジナルのタイトルは、「人口統計的な時限爆弾 : 急速に高齢化が進む世界 (The Demographic Timebomb: A Rapidly Aging Population)」というものでした。

もちろん、人口だけではありません。
1973年のコンピュータモデルが予測した「汚染」もそうです。

しかし、当時の概念の「汚染」と、今認識される「汚染」は意味が違います。

私が今最も深刻な汚染だと考えるのは、

・抗生物質
・プラスチック
・主要国の人々の過度な衛生観念

の3つです。どれも地球の生態系そのものを壊し続けていて、肥大していくばかりです。

抗生物質というか「薬」がどのように地球全体の生物体系に干渉しているかは、以下の記事で取りあげたことがあります。

簡単にいえば、「人間の排出から薬が地球全体に拡散している」ということがわかったのです。

魚たちが次々と「男性から女性へと変化」しているその原因が判明。そこから気づいた「人間から水循環システムの中へ排出されている薬たちによる皆殺し」

2017年7月8日
fish-male-vanish02.jpg

昨日(7月7日)まで、イギリスで英国漁業協会という英国最大の漁業団体の設立 50周年を記念するシンポジウム(リンク)が、英国エクセター大学で5日間にわたっておこなわれました。

その中で講演したエクセター大学の魚類の専門家たちが驚くべき発表をおこなっていたことが報じられていました。

どのようなものかというと、

「英国の淡水魚たちの5分の1が《オスからメスへと》変化しつつある」

というショッキングなものでした。

これは英国でおこなわれた調査の結果ですが、その内容を読みますと、主要国ならどこでも当てはまるかもしれないというものでもあります。

まずは、その報道記事をご紹介します。記事では、オリジナルでも「トランスジェンダーとなっている」表現されていますので、そのまま記載しますが、厳密な意味でのトランスジェンダーでいいのかどうかはわかりません。

そして、この現実からふと気づいた「予想される地球の未来」について少し書かせていただきます。

ここからです。

Male Fish Are Mysteriously Changing Gender
mysteriousuniverse.org 2017/07/05

オスの魚たちが不可解な性別の変化を起こしている
2-fish.jpg

イギリスでの新しい試験では、試験したオス魚の 5分の1がトランスジェンダーとなっていることが判明した。そのオスたちは攻撃的ではない態度を示し、精子の数は減少し、それどころか卵さえ産生する。

今週、英国エクセター大学で開かれたイギリス漁業協会 50周年記念シンポジウムのオープニング講演で、エクセター大学の魚類生理学者で環境毒性学者であるチャールズ・タイラー教授(Professor Charles Tyler)が、英国の 50の異なる場所で捕獲された淡水魚のうちの約 20%がトランスジェンダーであったという報告を述べて、会場を驚かせた。

さらに衝撃的なデータとして、研究者たちは、このミステリアスな性転換の原因が、トイレや流し場などから川に入りこむ避妊薬(経口避妊薬 / ピル)であることを突き止めたのだ。

これは、体内から尿として排泄される分と、直接廃棄されて流されるものと両方が含まれる。

タイラー教授はこう述べる。

「私たちは、化学物質のいくつかが、これまで考えていたよりもはるかに魚に広く健康への影響を与えている可能性があることを知りました」

ヒトの避妊薬は、女性ホルモンであるエストロゲンを魚に異常な量を与える主要な原因だが、研究者たちは、魚にエストロゲン様の変化を引き起こす水域に、他にも 200種類以上の化学物質が存在することを発見した。

研究者たちは、以下のように述べている。

「他の研究では、下水処理によって排出される他の多くの化学物質が、魚に影響を与える可能性があることがわかってきています。たとえば、抗うつ薬を含むいくつかのの薬剤は、魚の臆病さを減少させ、それにより捕食者に対する反応がにぶくなってしまうことが示されているのです」

避妊薬と化学物質により、攻撃的でも競争的でもなくなったオスの魚たちは仲間を惹きつけることが難しくなる。この性質的な弱点は、次世代に受け継がれるわけではないが、それらの性質の変化により生殖行為の総数が減るため、結果として、その種の魚の数は減っていく。

行動に加えて、化学物質は魚の物理的特性にも影響を与えていることについても、研究者たちは下のように語った。

「特別に作ったトランスジェニック魚を使って、リアルタイムで魚の体内の化学物質への反応を見ることができます。たとえば、いくつかのプラスチックに含まれる物質は、魚たちの心臓の弁に影響することを示しました」

プラスチックは現在、太平洋に夥しい量が漂っていることがわかっているが、それらは、イギリスの魚の心臓不全も起こしているらしいのだ。

これらの解決法について、エクセター大学での講演で、魚生物学者たちは、「人間の行動の変化が伴わない限り、いかなる解決法もありません」と述べている。

つまり、尿から排水システムに大量の薬が流れていくような生活をやめて、プラスチックの過剰な廃棄をやめるしかないと言っている。

シンポジウムの主催者であるスティーブ・シンプソン博士(Dr. Steve Simpson)は、今できる最善の策として、「手遅れになる前に、この急速に変化する海と川の魚類の減少を防ぐ方法を私たちは議論しなければなりません」と言う。

しかし……もしかすると、もう手遅れだということはないのだろうか。

ここまでです。

講演の内容の主題は、

「河川に流入した避妊薬が魚たちの性質や生殖本能に影響を与えていて、そのために魚の総数が減っている」

というものです。

「また薬関係の話なのか……」と思わず呟きましたが、しかし、今までベンゾジアゼピン系の抗精神約や抗うつ剤のことや、血圧を下げる薬やコレステロールを下げる薬などの問題は書いたことがありますが、避妊薬というものについては考えたこともありませんでした。

というか、結果として「人間が服用する避妊薬が川の魚の生殖能力をそぎ落としている」ということになっていることに驚くと共に、これは、ここで取りあげられている避妊薬という問題を超えて、

「他にもいろいろなことが水の中で起きているのだろうなあ」

と考えざるを得ませんでした。

今までそんなことを考えたこともないということ自体が浅川マキ…じゃなくて浅はかだったとも思います。

どの部分を考えたことがなかったかといいますと、今回の記事の中に、

> 体内から尿として排泄される分

という下りがありますが、このことを考えたことがなかったのでした。

つまり、

・現在の主要国のほとんどの下水処理は水洗システム

・つまり、人間から排出されたものはほとんど自然の水の中に循環される

・ということは、口から体内に入った薬、化学物質は、尿などからそのまま水中に入っていく


ということから、つまり、

「人間が飲んでいる薬のほとんどすべては川に垂れ流されている」

ということになることに初めて気づいたのです。

と同時に、

「あー、こりゃダメだ。もう遅い」

と思わざるを得ませんでした。

薬という存在は結局、自然界を絶滅に導きそうであります

西洋からアジアにいたるまでの多くの主要国でどのくらいの薬が消費されているかを考えるのは難しいですが、私などは今まで、「人間の体内に入るものとしての薬」という側面だけを考えていました。

こういう浅川マキ…じゃない、浅はかな考えの下では「地球と人間」という関係は何も見えていなかったのだなと今は思います。

人間は常に「排出している」ということを忘れていた。

かつては人間の排出は、すべてが水循環システムの中に入っていくというわけでもなかったでしょうが、現在では、主要国ではほぼすべて、その他の国でもかなり多くが水洗の排出システムを使っています。

ですので、「体内に入ったものは、結局、大自然の水循環に戻っていく」ということになります。

自然からとられたものを体内に取り入れて、それがまた尿や便として自然の中に戻っていくのであれば、これは通常のサイクルとして認められますでしょうが、人間の消費の中で、

「薬」

というものが、途中で入り込み、人間を通して、自然の中に循環していく。西洋薬というのは基本的に化学物質ですから、そういう自然の中では通常産生されるものではない物質が人間の消費の段階で入り込んでしまう。

今回の記事で取りあげられていたのは避妊薬ですが、他のほぼあらゆる薬が、人間から水洗システムを通して水循環の中へ取り込まれていると思われ、最終的には、それらは海に到達してもいるはずですので、いかに海が広大とはいっても、現在の夥しい薬の消費量を考えますと、地球のすべての水循環が何らかの薬の影響を受けている可能性さえ考えられなくもないかもしれません。

これは重い話ではあります。

今回の記事の話は、

・避妊薬が魚のオスをメス化させている

ということでしたが、他にも、抗生物質や抗精神約など、水の中の生物たちに大きな影響を与えている可能性のある物質は多そうです。

たとえば、下のようなニュースも思い出します。

中国で「6割の児童の尿から抗生物質」 過剰摂取に警鐘 水・食物に原因か 消費は「米国の10倍以上」

産経新聞 2015/05/07

台湾の民放「中国広播」が伝えたところなどによると、復旦大公共衛生学院の研究グループが江蘇省、浙江省と上海市の8~11歳の児童計千人余りを対象に調査。58%の児童の尿から抗生物質が検出された。このうち25%の児童からは2種類以上を検出し、中には6種類が検出された児童もいたという。


ここでも「尿」の調査となっているように、薬のほとんどは尿から出ます。

人間は基本的には「口から入った異物を排出しようとする」わけですが、ほぼすべての西洋薬は「異物」ですので、ほぼすべての薬が、このように外に排出されているということになりそうです。人間にとっては飲むことにほとんど意味のない薬も自然の循環の中では大きな影響を与える可能性もあります。

ちなみに、今回の「避妊薬」については、その作用機序を見ますと、

1. 排卵の抑制
2. 子宮頚管粘液の性状の変化(精子の子宮内侵入を抑制)
3. 子宮内膜の変化(受精卵の着床抑制)


となっていまして、当たり前ではありますが、「妊娠させないようにする」薬ですので、今回は「オスのメス化」ですけれど、魚のメスの不妊化というものとも関係する可能性があるのかもしれません。つまり、普遍的な不妊化ということと関係するかもしれないということです。

そしてまあ、そこには「食物連鎖」があり、結局、人間に戻ってくると。

今、ヒトの世界も含めて、「不妊」という問題は多くの動物の間で広がっていることでもありますが、今回のようなことが関係あるのかないのかわからないですが、魚がすでに「汚染」されているという事実がある以上、その食物連鎖に関係する他の生き物たちに影響しても不思議ではないかもしれません。

魚を食べない人種はあまりいないですし。

つまり、今の地球は、もしかすると、

「常に避妊薬を飲んでいる状態の生き物の世界」

というようなことになりつつあるということなのかもしれません。

下の報道は今年3月のアメリカのものですが、アメリカでは、著しいペースで「男性が原因と考えられる不妊」が増えていて、また、男性の精子密度も「年率 1.5%」の割合で減少しているのだそうです。

2017年3月31日の米国報道より
male-infertility-usa-03.jpg

この記事は興味深くはあるのですが、下手な論文より長い、ものすごく長編の記事で、ちょっと気軽に翻訳できるようなものではないのですが、時間がある時にでも、少しずつ翻訳して、いつかご紹介してみたい気もします。

というのも、これはアメリカの話ですが、おそらく「どこの国も同じ」だろうと思われるからです。

不妊の原因や、男性の精子の減少の理由は今でもメカニズムが不明の部分が多いですが、今回の「魚の話」を読みまして、私たちの現代社会は、かなり罪深いことを自然に対してしているだけではなく、

「結局、自分たち人間社会がその影響を大きく受けている」

という可能性を感じます。

そして・・・どのくらいの時間がかかるかはわからないにしても、結局、私たち人類も、そして魚たちも絶滅していくという方向なのだと認識できます。

本当は、この「薬の汚染」に関しては、いろいろ書きたいところもあるのですが、独断的な解釈になってしまうので、それはやはり問題もありますので、書けないでいるという部分もあります。

いずれにしましても、1973年のコンピュータの「文明の終焉」予測は、それから 45年後の私の漠然としたアナログ予測と不思議と同じであることに興味を持ち、ご紹介させていただきました。

ちなみに、この上のふたつの問題、

・人口減少
・汚染

への対策は「ない」と考えています。理由は比較的明白ですが、長くなるのでふれません。

逆に、それぞれに完全な対策が「ある」という奇跡が存在するならば、それをどなたかが推し進めてほしいです。

しかし、現実的には、文明の質の低下とその終焉は、時間が前後にずれることはあっても避けられないとしか思えないのです。

最終更新:2018/08/16 19:15

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