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2018/06/15 16:02

アフリカ大地溝帯上の異変が止まらない エジプトのスエズ運河沿いではシンクホールが発生し、ケニアではさらに新たな巨大亀裂が次々と出現している

6月7日のエジプトでの報道より
suez-sinkhole-0609.jpg

今年の春以降、アフリカの大地溝帯と呼ばれている巨大な地質構造上の多くの場所で、亀裂、地崩れ、アフリカでは珍しい規模の地震などが起きていることは、2月の下の記事以来、継続的にご紹介させていただいています。

サウジアラビアの「大地溝帯」に巨大な亀裂が発生(大地溝帯は、将来アフリカ大陸が2つに分裂するとされている巨大断層)

2月28日
saudi-crack-0226.jpg

これに関しての最新の記事は、数日前にアフリカのケニアにおいて、もう何カ所目なのか正確に言えなくなってきていますが、何カ所目かの巨大亀裂が発生したことをお伝えしました以下の記事でした。

ケニアに今度は長さ十数キロの非常に巨大な亀裂が発生。大地溝帯上の地質的異変は規模と範囲を拡大している模様
6月4日

亀裂の拡大を報じるケニアのメディア
kenya-cracks-kerio.jpg

この一連の出来事を最初にご紹介したサウジアラビアの場所と比較的近いエジプトのスエズ運河沿いの道路が「突然崩壊した」というニュースが、サウジアラビアで伝えられていました。

いわゆるシンクホールに近い形での地盤の崩壊だったようです。

陥没したシンクホールに落ちた自動車
suez-car-crack.jpg

これまでにアフリカ大陸で何も起きていなかったのならば、単なる小さなシンクホール事象ということで、取りあげさせていただくこともなかったような事例だとは思うのですが、何しろこのスエズ運河のある場所は、

「大地溝帯の最北端に近い」

のです。

これまでに大地溝帯で起きたいくつかの事象と、今回のエジプトでのシンクホールの場所を地図に示しました。この場所が大地溝帯の最北端の一部だということが、おわかりいただけるのではないかと思います。

アフリカ大陸の大地溝帯と2018年に起きていること
grf-2018-june07.gif

もちろん、大地溝帯とは関係なく、偶然こういうことが各地で重なっているだけという可能性は十分にあります。

しかし、少なくともケニアに関していえば、そこで起きている「亀裂の発生の連続」は、もはやケニアの地質的状況に何か野異変が起きていることを確実に示しているとは思います。

そのケニアに、またしても巨大な亀裂が発生したことが報じられています。

ケニアの新たな亀裂に関しての6月4日の報道より
kenya-cracks-0607.jpg

また、6月9日には、ケニアのムランガという地域で、巨大な地崩れが発生し、多くの家屋が被害を受けたことも報じられています。

6月9日のケニアの報道より
muranga-landslide-kenya.jpg

ケニアでは、この3ヶ月ほどの間、「いたるところでこのような地質的災害に見舞われ続けている」という状況となっています。

さすがにこの連続は普通の状態とは言えず、ケニアを中心としたアフリカ大陸の地質的構造に何かが起きているというように思わざるを得ない部分はあります。

それが、地質学者たちの言うような「将来的なアフリカ大陸の分断」と関係していることなのか、あるいは、もっと狭い範囲での地質的問題なのかは今のところはわかりません。

また、アフリカの大地溝帯上の地域というのはものすごく広範囲に渡っているわけでして、このように報道で取りあげられるような地域は「ごく一部」だと考えられることです。

つまり、まったく報道されていないようなさまざまな他の出来事が日々起きている可能性もなくはないかもしれないのです。

最終更新:2018/06/15 16:02

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2018/06/13 21:36

6月初めより千葉・房総沖で「スロー地震」が発生。プレート境界の地盤が数センチメートル動く。防災科学技術研究所は今後の地震に注意をと

防災科学技術研究所が6月11日に発表したプレスリリースより
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地震や火山、気象などについての研究をおこなっている国立の研究開発法人、防災科学技術研究所が 6月11日、

「千葉の房総沖で 6月初めに初めにスロー地震を検出した」

というリリースを発表していました。

リリースの冒頭は以下のようなものです。

房総半島沖で「スロー地震」を検出

国立研究開発法人 防災科学技術研究所は、房総半島沖において地震が群発的に発生し、これと同期して通常とは異なる地殻変動があることを検出しました。この地震活動・地殻変動の原因となっているのは、房総半島沖において約2-6年間隔で繰り返してきた「スロー地震」と推定されます。


スロー地震というのは、スロースリップとも言われていて、揺れを伴わずに断層が動く、一種の「地殻変動」のことです。

今回のこの事象により、房総沖で、約 1センチメートルから 6センチメートル(メディアによって数値が違う)ほど断層が動いたようです。

この房総沖では、数年ごとに地殻変動が発生していますが、そのたびにある程度の規模の地震が発生してきました。

最近では、2007年に発生したスロー地震の後に千葉沖で最大震度 3の地震、 2014年には最大震度 5弱の地震が発生しています。

今回も、実はこれを書いている時(6月12日午前)に、この千葉沖を震源とする地震が発生していまして、これまでと同じパターンとなっています。

2018年6月12日午前5時の千葉県沖の地震
earthquake-20180612-m49.jpg

この地域では、しばらく、ある程度の地震のは発生が続くと思われます。

また、房総沖では過去にもかなり大きな地震も起きています。記録に残っている房総沖での巨大地震は以下のようになります。

過去500年ほどの間の房総沖での巨大地震

・1590年 03月21日 マグニチュード不明

・1655年 05月02日 マグニチュード不明

・1605年 02月03日 マグニチュード 8 (推定)

・1677年 11月04日 マグニチュード 8 (推定)

・1909年 03月13日 マグニチュード 7.5

・1953年 11月26日 マグニチュード 7.4

・1984年 09月19日 マグニチュード 6.6


今回のスロー地震については、NHK の報道から抜粋しておきたいと思います。

千葉県東方沖 プレートが緩やかに動く 念のため地震に注意

NHK 2018/06/11
千葉県の東方沖で、地下のプレートの境界がゆっくりとずれ動く「スロースリップ」と呼ばれる現象が起きていることがわかりました。

過去にはこの現象に伴い、震度4前後の揺れを観測する地震も起きていて、専門家は、念のため今後の地震活動に注意するよう呼びかけています。

政府の地震調査委員会が6月11日に開いた会合で、国土地理院や防災科学技術研究所の観測データが示され、房総半島では今月に入り、GPSによる観測で地盤が南東におよそ1センチずれ動く変化が捉えられたということです。

地震調査委員会によりますと、千葉県東方沖やその周辺では海側のプレートが陸側のプレートの下に沈み込んでいて、これらのプレートの境界がゆっくりとずれ動く「スロースリップ」と呼ばれる現象が起きているということです。

この現象は数年おきに発生し、周辺の地震活動が活発になるということで、最近では4年前の平成26年1月に千葉県で震度3の揺れを観測する地震が2回起き、平成19年8月には震度5弱の揺れを観測する地震も起きています。

最終更新:2018/06/13 21:36

2018/06/13 21:31

メキシコで猛烈な熱波が続く中で、南米ペルーやチリでは異常といえる寒波。チリ南部のカブルグア湖は極めて珍しい「凍結」に見舞われる

ペルーの異常な雪について報じるメディア
peru-ab-snow2018.jpg

先日、メキシコ、時期としては異常な熱波に見舞われていることを以下の記事でご紹介しました。

メキシコで桁外れの熱波。各地で最高気温が50℃を超え、首都メキシコシティでは99年前の観測史上最高記録を更新
mexico-burning-2018.jpg

この時と同じ頃から、チリやペルーといった、南米の太平洋側の地域では異常な寒波に見舞われて続けています。

冒頭の記事にありますように、ペルーでは、過去 1週間ほど異例といえる大雪に見舞われ続けているようで、混乱が広がっているようです。

ペルー南部のプーノという場所では、降雪と寒波の中、子どもたちに病気が蔓延していることも報じられています。

ペルーの寒波と子どもたちの病気についての報道
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6月4日 完全に雪に覆われているペルーのプーノ
puno-june2018-snow.jpg

また、チリでも各所で、雪と寒波に見舞われていまして、南部のカブルグア湖という湖のある地域は、かなりの大雪となり、この地域では非常に珍しい「雪に覆われ凍結した湖」の姿が現れました。

6月9日 雪に覆われたチリのカブルグア湖
snow-caburga-0609.jpg

下は、雪に覆われたカブルグア湖周辺の様子が撮影された動画です。

https:●//youtu.be/qvar4DdXt2E

ペルーのプーノとチリのカブルグア湖は下の位置になります。

この周辺の他の地域でも同じような降雪と寒波に見舞われている場所が多くなっています。

ペルーのプーノとチリのカブルグア湖の場所
puno-caburgua.jpg

南半球である南米の多くでは、これから冬に向かっていきます。今はまだ季節では秋となりますが、それでこのような状況ですと、南米のこの冬もまたかなり厳しい冬となっていく可能性があります。

理由がエルニーニョなどにあるのか、他にあるのかは明確にはわかっていませんが、南米のこの数年の冬は毎年寒波が厳しくなり続けている感じがあります。

下のように「世界の気温が混乱している」というようなことを書かせていただきました。

温暖化も寒冷化もなく世界各地の気温はムチャクチャな渦中。メキシコでは44℃の中で信号機が溶け、極東シベリアでは37℃の超熱波。一方で、ロシア西部と南米チリでは寒波の記録を更新中

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この状態、つまり気温が高いにしても低いにしても、極端な方向にまで突き進んでいくという傾向は今後も拡大していきそうです。

最終更新:2018/06/13 21:31

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2018/06/12 21:29

通常ほぼ噴出しない米国イエローストーンの世界最大の間欠泉スチームボート・ガイザーが「今年はすでに半年で8回の噴出」を起こしている。過去に一度も観測されたことのない、この事態に対しての適切な説明はない

6月7日の米国CNNの記事より
yellowstone-geyzer-erupt2018.jpg

世界中で大きな噴火が続く中でイエローストーンにも異常な動きが続く

ハワイのキラウエア火山や、中米グアテマラのフエゴ山の噴火など、印象的な噴火が続いています。

グアテマラでは、フエゴ火山に続き、比較的近い場所にあるパカヤ山という火山も噴火しました。それらについては、以下の記事でご紹介させていただいています。

中米グアテマラで2つめの火山が噴火 フエゴ山の死者が100名に達する中、首都グアテマラシティ近郊にあるパカヤ山が活動を始める

グアテマラの火山活動を報じるメディア。その後死者は100名に達する
fuego-pacaya-0606.jpg

このような状況となっているグアテマラですが、同国にある二つ目の火山が活動を開始したことが報じられています。

それは、グアテマラの首都グアテマラシティ近郊にあるパカヤ山という火山で、6月6日に噴火を起こしました。

6月6日 噴火したグアテマラ・パカヤ山の様子
pacaya-volcano-eruption0606.jpg

パカヤ山から流れる溶岩
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パカヤ山はグアテマラの首都グアテマラシティから 30キロメートルの場所に位置しており、大きな被害を出しているフエゴ山とも比較的近い距離にあります。

フエゴ火山とパカヤ火山の位置
volcano-pacaya-fuego.jpg

パカヤ山からグアテマラシティまで 30キロということですので、パカヤ山とフエゴ山の距離もおおよそ同じ程度のものといえそうです。

こうなってきますと、「連動して噴火しているのでは」という考えが出てきますが、6月6日、グアテマラの防災当局は、

「パカヤ火山の噴火は通常の範囲の活動であり、今回のフエゴ山の噴火とは関係はありません」

と動揺する市民たちに呼びかけました。

しかし、当局が「関係がない」と強調したとしても、この距離の火山で「3日間のうちが立て続けに噴火が起きる」ということになれば、まったく関係がないというように考えるのも、むしろ難しい感じがします。

このくらいの距離ですと、共有したマグマのエリアを持っていたとしても不思議ではないです。

いずれにしても、このふたつの火山の活動は現在も続いています。

これはグアテマラで出来事でありながら、実は環太平洋火山帯の火山全体、ある意味では「共有」しているということからも、他の国や地域の火山活動の動きとも関係がないとは言い切れないことなのかもしれません。

そういう中で、アメリカのイエローストーンでは、今年、通常とは違う活動が続いています。

これは簡単にいえば、

「ほとんど噴出することのない世界最大のイエローストーンの間欠泉スチームボート・ガイザーが、今年すでに 8回めの噴出を起こしている」

というものです。

これにつきましては、今年 4月に、以下の記事でご紹介したのですが、それからさらに 5月、6月に、合計 5回の噴出が起きているのです。

米イエローストーンの間欠泉の「尋常ではない噴出」についてのアメリカでの大々的な報道。そして、この2年ほど拡大しているように見える「徴候」のようなもの

2018年4月29日の米国ロイターの報道より
yellowstone-unusual-eription.jpg

徐々に「徴候的な現象」が拡大しているのかもしれない

、昨年あたりもイエローストーンに関しての報道を取りあげることが多くなっていましたが、まずは今回のアメリカでの報道をご紹介します。

いろいろ報じられているのですが、現在のアメリカの様々なメディアの内容を参照して記事にしている米ゼロヘッジの記事をご紹介しようと思います。

これをご紹介しようと思った理由は、記事の最後のほうに、イエローストーン火山観測所の科学者たちが、

> 「噴火の際には、数週間から数年間の警告の兆候が先行する可能性が高い」

と述べていることです。

この1、2年間のにイエローストーンで起きていたことを羅列すれば、それはもしかるすと、「警告の兆候」というもののカテゴリーに入るものなのかもしれません。過去のそれらの事象については、ゼロヘッジの記事の後にご紹介します。

それでは、ここからです。

"Unusual Eruptions" At World's Largest Active Geyser In Yellowstone Stoke "Supervolcano" Fears
zerohedge.com 20108/04/29

イエローストーンにある世界最大の活動間欠泉での 「異常な噴出」が、超巨大火山の噴火への懸念を燃え上がらせている
約1ヶ月前に、アメリカでは、イエローストーンの世界最大の間欠泉の噴出が増加していることが各メディアから報告されていた。ロイターの報道によれば、この場所での最後の噴出は 2014年のことで、今回はそれ以来のこととなる。さらに今年の最初の噴出からイエローストーンの間欠泉は6週間で3回以上噴出したという。

地質学者たちによると、この6週間で3回以上の噴出というパターンは 「普通のことではない」というが、しかし、この異常な間欠泉の活動がイエローストーンの地下で破壊的な火山活動が始まっていることを示すものではないという。

ただ、今回のイエローストーンの活動は、アメリカのメジャーメディアによって数多く報じられていることが気になるところだ。様々な報道で、今回の活動について「異常なこと」だとする専門家たちの記述がなされている。

報道によれば、イエローストーンの間欠泉は、3月15日と 4月19日に、それぞれ 約 91メートルの高さの噴出を発生させた。

そして、現地メディアの報道では、4月27日の午前 6時30分にイエローストーンの間欠泉「スチームボート・ガイザー(Steamboat Geyser)」で 3回目の噴出が報告された。現在、そこに至る通路は閉鎖されている。アメリカ地質調査所(USGS)のイエローストーン火山観測所によれば、イエローストーンの間欠泉で3回の噴出があったのは、 2003年が最後だという。

今年のスチームボート間欠泉の噴出は、これまでのところは通常の噴出よりも規模が小さくなっているが、それでも、4月の 2つの噴出はイエローストーン公園の有名な間欠泉「オールド・フェイスフル・ガイザー(Old Faithful Geyser)」の噴出水量の約 10倍だった。

そして、このことは予想されたことだが、今回の出来事が起きてすぐにアメリカの地質学者たちがメディアに次々と登場して、「イエローストーンで大きな噴火が近づいている可能性を示す徴候はない」と語った。

しかし、地質学者たちの言葉にもかかわらず、彼らは、今回の間欠泉の熱擾乱を示す可能性がある最新の一連の噴出の原因を突き止めることができてはいない。

イエローストーンのスチームボート・ガイザーより高く噴き上がる間欠泉は、ニュージーランドのワイマング・ガイザー(Waimangu Geyser)だけだが、しかし、その噴出は 100年以上起きていないという。

今回のスチームボート・ガイザーでの「異常な噴出」の原因が何であろうと、ただちにパニックを起こす必要はもちろんない。

イエローストーンの最後の大規模な噴火事象は 7万年前とされているが、この地域は現在でも依然として非常に地質活動は活溌であり、イエローストーンは将来的に噴火する可能性がある。ワシントン・ポスト紙が先週報告したように、イエローストーンは、1980年のセント・ヘレンズ爆発よりも何千倍も強力な噴火を起こす可能性を持つ。

アメリカ地質調査所は、イエローストーンでそのような強力な噴火が起こるとは考えにくいと前置きしつつ、もしそのような噴火が起きた場合、イエローストーン北部のロッキー山脈の多くを灰の中に埋めてしまうだろうと述べている。また、溶岩流は中心から半径 50キロメートルから 60キロメートルを覆い尽くし、火山灰は、最大で 800キロメートルの範囲に及ぶだろうとしている。

もちろん、これは最悪のシナリオだが、いずれにしても、科学者たちは、イエローストーンに関しては「私たちの生きている間(この数十年でという意味)にそのような噴火が起きる可能性はほとんどない」と強調する傾向がある。

なお、イエローストーン火山観測所の科学者たちは、「噴火の際には、数週間から数年間の警告の兆候が先行する可能性が高い」とメディアに記している。

ここまでです。

この「スチームボート・ガイザー」というのは、観光案内などにもよく載っていまして、たとえば下のようなものです。

死ぬまでに一度は行ってみたい場所。 | 世界最大の間欠泉・スチームボート・ガイザー

アメリカ、ワイオミング州の北西に位置するイエローストーン国立公園には、現在世界最大の間欠泉があります。名前は「スチ-ムボ-ト・ガイザー」、直訳すると、蒸気船間欠泉です。

間欠泉が吹き上げた最高の高さは、90mにも及びます。一般的なマンションだと、およそ20~30階辺りの高さになるでしょうか?

ただ、噴出発生の間隔が一定ではなく、いつ吹き上げるか予測がつかないのが難点。相当運が良くないと見ることは出来なさそうです。

1911年から1961年まで、50年間、一切噴出がない休止期間のようなものもありました。

2000年からは年2~3回のペースで噴出していたようですが、2005年以降、大きな噴出はないようです。


というように、噴出自体がとても珍しい場合もあるこのスチームボート・ガイザーが、今年はすでに「半年間で 8回噴出している」のでした。

これは、観測が始まって以来、「一度もない」ことなのだそう。

この現象が地質学的にはともかく、「アメリカでの感覚としてはどのようなものか」ということについては、CNN が冒頭のような非常に長い特集記事を掲載するということでも何となくわかります。

今回は、この CNN の記事をご紹介しますが、オリジナルは翻訳したものより、さらに長く、なかなかのボリュームの特集記事ではあります。

もちろん、この間欠泉の異常な活動がイエローストーンのマグマ活動と関係しているわけではないとは思います。

それでも、「何らかの地質活動の変化がなければ、間欠泉の活動にこのような変化が突如起きることはない」とも思います。

大噴火とは関係がなくとも、「その地域で何らかの地質活動は起きている」と考えることは、そんなに非合理なことではないとも思うのですが。

何より、今現在これだけ世界の火山活動が活溌なのですから、そういう考えになっても不自然ではないようにも思われます。

というわけで、CNN の記事をご紹介します。

World's tallest geyser keeps erupting, and scientists aren't sure why
CNN 2018/06/07

イエローストーンの世界で最大の間欠泉が連続して噴出し続けているが、科学者たちにはその理由が分からない
イエローストーン国立公園のスチームボート・ガイザー(Steamboat Geyser)が、今年になってから8回目の噴出を起こした。

スチームボート・ガイザーが噴出するのは非常に稀なことだが、噴出した場合には、世界で最も高く噴き上がる間欠泉だ。

最大で 90メートルもの高さにまで噴出することもあるこのスチームボート・ガイザーが 6月4日に噴出を起こした。

そして、これは今年 8回目となる噴出なのだ。

この間欠泉は、今年 3月15日に噴出した後、4月には 2度の噴出、そして5月には4度(4日、13日、19日、27日)噴出している。そして、 6月4日に噴出したのである。

スチームボート・ガイザーはこのように数多くの噴出を起こすものではないが、これについて、アメリカ地質調査所(USGS)・イエローストーン火山観測所の科学者マイケル・ポーランド(Michael Poland)氏は CNN に、「スチームボート・ガイザーは壮大な間欠泉であり、一度噴出すると、一般的に非常に大きな噴出を起こすのです」と述べる。

最近の噴出は、地震活動のデータによると、過去のものよりも規模が小さくなってはいる。とはいえ、これらの最近の噴出が小さくても、オールド・フェイスフル・ガイザー(イエローストーン国立公園で最も有名な間欠泉)と比べると、ずっと印象的だとはいえる。

たとえば、今年 4月のスチームボート・ガイザーの 2度の噴出は、それぞれ約 200 ~ 400立方メートルの水を放出したが、これは、オールド・フェイスフル・ガイザーの噴出によって放出される水の約 10倍だ。

このスチームボート・ガイザーは、イエローストーンで熱を持つ地域で最も熱く変化する熱地域であることが知られるノリス・ガイザー盆地と呼ばれる公園の地域にある。

ポーランド氏は、「ほとんどの間欠泉は、オールド・フェイスフル・ガイザーとは異なり、噴出することが稀ですので、スチームボート・ガイザーが稀にしか噴出しないこと自体は不思議なことではありません。しかし、この間欠泉が世界で最も高く噴き上がる間欠泉であるということもあり、その活動の希少性は神秘的です」と言う。

今年 3月15日の噴出の前に、スチームボート・ガイザーが最後に噴出したのは 2014年9月のことだった。

イエローストーン国立公園局によれば、イエローストーンは 240億立方メートル以上のマグマの噴出が可能な火山を有していると言われている。これは 60万年以上前のイエローストーンでの大規模な噴火に関しての調査に基づく数値だ。

このイエローストーンのカルデラは現在でも活動していると考えられているが、多くの科学者たちは、イエローストーンが次の 1000年の間に噴火する可能性は低いと考えている。

スチームボート・ガイザーの連続した噴出と、超巨大火山の噴火との間には直接的な関係はないとポーランド氏は私たちに述べる。

ポーランド氏はこのように言う。

「間欠泉は、火山システムの最も浅い部分(数十メートルから、深くても数百メートル)で起きているプロセスを反映しているのに対し、火山のマグマシステムは約 5キロメートルも下にあります」

米ユタ大学の地震学の助教授で、イエローストーン火山観測所のジャミー・ファーレル(Jamie Farrell)氏は、次のように報告している。

「イエローストーンのカルデラは 2015年後半から沈静化しており、スチームボート・ガイザーが活溌に活動しているここ数カ月間にもそれは変化していない」

このイエローストーンの間欠泉の活動について、これが新しい熱擾乱に起因するものなのか、それとも間欠泉が単に頻繁な噴出の期間に入っただけなのかについては、今のところは不明だ。

しかし、いずれにしても、スチームボート・ガイザーが半年間で現在のような回数の噴出を起こしたことは過去には前例がないことであることは事実だ。

科学者たちは、近くスチームボート・ガイザーに地震計を設置する計画だ。仮に、今後も噴出が続く場合は、それが何らかの予備的な活動であったとしても、それを記録できることは良いことだと科学者たちは言う。

間欠泉の近くに地震計を設置すれば、離れた場所からでは記録することができない信号をキャッチすることができる可能性がある。

ファーレル氏は、「これらの信号により、噴出の " 蓄積" に関連するものがあるかどうかを確認できます。これらは、間欠泉がいつ噴出するかを予測する方法を提供する可能性があります」と述べている。

アメリカ地質調査所のスタッフたちは、最近のスチームボート・ガイザー噴出について、ツイッター上で「何も心配するようなものではない」と確信していると書いている。そして、活動の増加は、この夏の数カ月の間にいくつかのエキサイティングな光景を見る機会があることを意味するはずだと述べていた。

ここまでです。

なお、後半にありますアメリカ地質調査所のスタッフたちの投稿の内容の中の、

> この夏の数カ月の間に、いくつかのエキサイティングな光景を見る機会がある

という意味が今ひとつよくわからないですが、おそらくは、スチームボート・ガイザーなどの間欠泉がもっと数多く噴出するということを示しているのかだとは思いますが……。

あるいは何か他のことを意味しているのか、どうもはっきりしないのですが、そのまま訳しました。

イエローストーンに限らず、火山活動でもっとも激しくエキサイティングな光景は、カルデラ噴火でしょうが、まあそういうことではないとは思います。

最終更新:2018/06/12 21:29

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