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2018/08/27 22:46

「地球の磁場に亀裂が生じて」世界中が異例の強い磁気嵐に見舞われる中、日本の関東では各地で、やはり異例といえる「異様な雲たち」が空の広範囲を覆っていた

地球の磁場に生じた亀裂を解説するNASAのウェブページ
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今回の本題は、現在、「地球の磁場フィールドに亀裂が生じて」それにより異例ともいえる強い磁気嵐に見舞われているということに関してですが、その前に、昨日「関東で起きていたこと」をご紹介したいと思います。

信じられないような光景が見慣れた町の上空に

昨日(8月26日)、夕方の 6時前頃に近所のスーパーで買い物をした後に信号待ちをしていた時、やや後方に何か妙な気配を感じ、そちらを見ますと、スーパーの建物ごしの上空に、個人的には見たことのないような形の巨大で、しかも赤い雲が「そびえ立つように」そこにありました。

私自身は、スマートフォンを持たないこともあって、外で写真を撮影するということがないので、それを見ながら、ただ圧倒されて帰宅したのですが、家に帰り、

「あれほどの雲なら、誰かが撮影して SNS などにアップしているのでは」

と思い、少し SNS を見ていましたら、私の住む所沢民族自治区だけではなく、実に関東の非常に広い範囲で「驚くべき雲」が出現していたのでした。

その中で、方向が違うので、私の見たものとは違うものだと思いますが、下の写真の雲は、私の見たもとの似ていました。

東京スカイツリー(東京都墨田区)から撮影されたものです。

8月26日 東京スカイツリーから撮影された雲と落雷
tokyo-st-0826.jpg

私の見たものはもっと赤かったですが、イメージとして、こういうようなものが、ありきたりのスーパーの後ろにそびえ立っていると結構驚くものです。

そしてですね……。

昨日 8月26日は、関東の非常に広い範囲で、さらに印象的な形状の雲が「出現しまくっていた」ようなのです。今回は最初にそれらの様子を少しご紹介したいと思います。

範囲が関東の相当広い範囲に広がっていますので、基本的にそれぞれ違う場所の雲だと思われます。

つまり、8月26日の夕刻時の関東は「いっせいにいろいろなところにこんな雲が出た」という珍しい日ということになりそうです。

下は投稿されていたもののうちのほんの一部ですが、ご紹介します。

2018年8月26日の関東の空を一斉にあやどったさまざまな雲

8月26日 東京四谷で撮影されたキノコ雲
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8月26日 群馬県伊勢崎市で撮影された動物のようにも見える雲
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8月26日 千葉県野田市で撮影された雲
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8月26日 東京近郊の雲と落雷
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8月26日 栃木県で撮影された雲
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8月26日 群馬県館林市に出現した雲と落雷
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8月26日 東京都小平市に出現した雲と落雷
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このあたりまでとさせていただきますが、これが関東の各地に、大体時間も同じような頃に一斉に出ていたというのは、なかなかすごくないですか?

なお、正確な撮影場所が書かれていないのですが、昨日は日本のどこかに下のような不思議な雲も出ていたようです。

8月26日 場所不明の日本のどこかの空
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私は「自然現象からの示唆」というものを少し大事にしているのですけれど、昨日のこの関東全域などで起きていたと考えられる現象からも感銘を受けました。

いろいろ考えた挙げ句に、「じきに関東は滅亡しちゃうのかなあ」と感激しながら(なぜ感激する)、しみじみとこれらの光景の写真を眺めていました。

海外の現象に関しては、こういう激しい雲などを In Deep や、アース・カタストロフ・レビューなどでもご紹介させていただくことはあるのですが、日本で、しかもこんなに「一斉に」というのは、ちょっと驚きました。

それだけ大気の状態が荒れているということでもあるのでしょうけれども、しかし、この夏は大気の状態がわりとずっと荒れていたわけで、それでも、このように激しい雲が一斉に出ることはなかったですので、やはり、関東の運命もあと2、3日というように考えた方が……(だから、やめろって)。

まあ、それは冗談ですが、「理由は何だったのだろうな」というようには思います。

ちなみに、「雲は宇宙線によって作られる」ということを前提にして考えますと、何かこう、いろいろと想像力も膨らむ部分もあります。

雲と宇宙線についてはこれまでずいぶんと書いてきましたけれど、最近の記事には以下のようなものがあります。

「雲の生成は宇宙線によるもの」という説が25年にわたる観測の末に「結論」づけられる。そして、太陽活動が長期の地球の気温のコントロールに関与していることも

2016年8月25日の科学メディアPHYS.ORGより
solar-cloud-2016.jpg

25年目の結論
私が、

「雲は宇宙線によって作られている」

という説があることを知ったのは、今から5年ほど前の 2011年のことでした。

そして、その結果がネイチャーに掲載されたものを記事にしたものが、今、日付けを見てみますと、まさにほぼ5年前の 2011年8月26日のことでした。

CERN によるクラウド(CLOUD)という大規模なプロジェクトによるものなのですが、なぜそんな大がかりな実験が行われ続けていたかというと、

「どうして雲が作られるのか、まったくわかっていないから」

ということです。

私はこの時に、やはり初めて、

「人類は、いまだに雲がどうして作られるのか知っていなかった」

ことを知ります。

その頃から、私は、雲や気温や天候というものが「根本的には非常に謎が多い」ことを知り、むしろ、私は気温や気候に非常に興味を持つことになるのですが、それはともかく、上のような CERN の科学者たちを、大規模実験に突き動かすほどの動機をもたらした「最初の主張」を起こした人物が、「孤高の宇宙物理学者」とでも呼びたいデンマーク工科大学のヘンリク・スベンマルク教授でした。

いまだに、スベンマルク教授については、日本語の Wikipedia の項目もないほど科学界から疎んじられているようですが、日本語でも英語でも、検索すると、おびただしいほど彼を取り上げているページが表示されることに驚かれると思います。

これは、おそらくですが、スベンマルク教授の、「雲は宇宙線によって作られている」という主張が「正しいのではないか」と、少なくとも心の中ではそう考える人たちがとても多いからだと思います。

そして、まだ最終過程ではないでしょうけれど、スベンマルク博士は、このたび、自らの説を 25年にわたる観測でほぼ実証し、「雲は宇宙線から作られる」と結論付けたのです。

そして、さらに、

「雲は宇宙線によって作られ、その宇宙線をコントロールしているのは太陽活動」

だということも。

これからの地球の状態を太陽と宇宙線の関係から見てみますと

スベンマルク博士の主張は、「スベンマルク効果」として、ずいぶんと以前から知られていたもので、以下のようなものです。

スベンスマルク効果 - Wikipedia

スベンスマルク効果とは、宇宙空間から飛来する銀河宇宙線が地球の雲の形成を誘起しているという仮説である。

気候変動への影響についても仮説に留まっており、主要な科学的報告において採用されておらず、影響があったとしても、その影響量は最大でも観測されている気温上昇量の数パーセント程度だとする考証もある。


というものでしたが、今回、デンマーク工科大学とイスラエルのヘブライ大学の 25年にわたる観測の結論として、この「宇宙線と雲の関係」が「ある」として、結論付けたのです。

理由はよくわからないのですが、現在の多くの科学者たちは、一般的に、「宇宙線が地球の様々な事象に影響を与えている」とする仮説に、否定的な姿勢を取りたがります。

しかし、科学などわからない私でも、宇宙線の持つ大きな性質、

・地球を完全に貫く貫通力を持っているので地球全体に干渉できる

・他に類を見ないほどの高エネルギー体である

・原子核と核反応を起こすことができる

ことなどから、地球に多大な影響を与えていても不思議ではないとは思っていました。

宇宙線量と雲の関係については、もともと、計測の上では非常にはっきりしていたものでもあります。

たとえば、下は、1978年から 1998年までの「雲の量の変化」と「宇宙線の量の増減」をあらわしたグラフですが、「完全に一致」しています。

1978年から1998年までの雲量と宇宙線量の関係

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下のグラフは、1983年から 2006年までのもの。

cosmic-ray-clouds3.jpg

この一致は偶然という範疇で片付けられるものではありません。

スベンマルク博士の「宇宙線は、地球の天気と気候に直接影響を与える」という説をご紹介したことがあります。

その内容は、ややわかりにくいものでしたが、翻訳記事の出だしは以下のように始まります。

デンマーク工科大学のヘンリク・スヴェンスマルク教授は、長年の実験から魅力的な新しい説を発表した。

それは、私たちの天の川銀河からやって来る宇宙線が、直接、地球の天気や気候に関与していることを示すという理論だ。

そして、今回のスベンマルク博士の発表は、単に宇宙線が雲の増減に関係するということだけをあらわしているのではなく、

「太陽活動(太陽フレアなど)は地球の宇宙線の量をコントロールするため、太陽活動の状態によって長期間の地球の気温と天候は影響を受ける」

ということも強く示唆しています。

ここ数年何度も取り上げたことがありましたが、太陽活動はとても弱くなり続けていて、NASA の予測では、次の太陽活動周期である「サイクル 25」は、歴史的に弱い太陽活動となるとされています。

1749年から2040年の黒点数の推移
solar-cycle-2040.jpg

次にやってくる太陽活動周期「サイクル 25」が本当に上のグラフのようなものとなってしまった場合、まあ、どうなるのかはよくわからないですが、以前記事にした、太陽活動そのものの予測から地球の気温をシミュレートしたロシア人女性科学者のことをご紹介しました、

精度97%の「2030年までのミニ氷河期突入」予測は、その発表の元となったロシア人女性物理学者の「太陽活動の解析予測の実績」から実現確実な状勢に

2015年07月17日
IceAge-20013.gif

Diminishing solar activity may bring new Ice Age by 2030
Astronomy Now 2015.07.17

太陽活動の低下が 2030 年までに新たな氷河期をもたらす可能性がある

17世紀から 18世紀の初めに世界を凍結させた「小氷期」と呼ばれる時期と同様の厳寒の世界が 2030年から 2040年にやってくると予測されている。

これらの結論は、モスクワ国立大学核物理研究所の物理学者ヘレン・ポポワ博士らを含む国際的な科学者のグループによって、ウェールズのランディドノーで開催された国立天文学会議において、ノーサンブリア大学のヴァレンティナ・ジャルコヴァ教授によって発表された。

太陽は、独自の磁場と、時間的に変化する振幅と空間構成を有することが知られている。

それは、太陽からの電磁放射の変化による太陽大気の変化の結果による強力な磁場の形成と崩壊や、太陽からプラズマの流れの強弱、太陽表面の黒点数などだ。

そして、太陽表面の黒点数の変化の研究によれば、それは 11年毎に変化する周期性を持つ構造を有しており、それはまた、炭素 14、ベリリウム 10 他の同位体分析などの地球環境への影響をも有する。

太陽活動はいくつかのサイクルを持つが、それらは各サイクルで異なる期間、および特性を持ち、たとえば 11年サイクルや 90年サイクルなどが知られている。

11年周期の太陽サイクルでは、11年ごとに太陽表面の黒点数が減少する。

過去 90年の黒点の変化を見ると、11年サイクルの黒点の数が周期的に減少していることがわかっており、50%から 25%減っている。

17世紀には、およそ 1645年から1700年頃まで続いた「マウンダー極小期」と呼ばれる太陽活動の長期にわたる減少期間があった。通常なら、40000個から 50000個は出現する黒点が、このマウンダー極小期には 40 から 50 個しか出現しなかった。

太陽放射の最大値と最小値は、黒点の数の最大値と最小値と、ほぼ一致することを示す(黒点が少ない時は、太陽放射が少ない)。

研究者たちは、太陽活動のサイクル 21からサイクル 23までの3つのサイクルの完全な磁力記録から、すべての背景磁場を分析した。研究者たちは、データの分散の 40%をカバーする分析の新しい方法を開発した。これは、主な太陽の磁気波がペアで生成されていることを明らかにするのに役立った。

主成分のペアは、太陽の双極子場の変動の原因であり、11年の太陽活動中に、太陽の極から極へと、その極性が変化する。

電磁波は、太陽の北半球から反対へと移動する、あるいは、南半球から反対へ移動し、その際、サイクル数と共に波の増加の間の位相の変化を有する。それぞれの波は、半球で互いに相互作用する。

科学者たちは、この分析式を導くために管理し、これらの2つの波の進化を説明し、太陽活動の本来の代理の変化と関係した要約曲線から、太陽黒点の数を算出した。

そして、この式を用いて、科学者たちは観測から派生した主成分と比較して、サイクル 24の磁気活動を予測し、それは 97%の精度を示した。

サイクル 24の磁気活動からの黒点数の算出の成功に触発され、研究者たちは、次の2つのサイクル「サイクル 25」(次の太陽サイクル)と「 26」の磁気の波を予測したところ、この2つの太陽活動サイクルでは、黒点が生産される数が低い可能性であることがわかった。

これは、2030年から 2040年頃の太陽活動が 17世紀のマウンダー極小期と同様になることを示している。マウンダー極小期には、本来なら 4万から 5万の太陽黒点が出現するところに 50個から 70個しか黒点が出現しなかった磁気だが、2030年頃は、この時と同様な急激な太陽活動の減少につながると予測される。

1677年に凍結したテムズ川
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太陽活動の新たな減少は、太陽放射照度の低下につながる。これは、地球の顕著な冷却と非常に厳しい冬と冷夏をもたらした「小氷期」と呼ばれる状態と一致することを示す。

太陽磁気活動の進化の独特な物理数学的モデルを開発し、太陽活動全体としての最小値の出現パターンを得るために、それに物理的解釈を与えたモスクワ国立大学のヘレン・ポポワ博士は言う。

「マウンダー極小期の時代には、テムズ川やドナウ川が凍結し、モスクワ川が半年ごとに氷で覆い尽くされました。この時同様の太陽黒点の減少が観察される場合、これは地球の大気の同様の冷却につながる可能性を指摘することができます」

気候への太陽活動の影響について既存の理論に該当する場合、ヘレン・ポポワ博士によると、この太陽黒点最小値は、マウンダー極小期の際に発生したものと同様の重大な地球の冷却につながるという。

この冷却現象は、次の 5年~ 15年以内に発生する可能性がある。

ポポワ博士は述べる。

「私たちの時代の将来の最大の気温の低下は、次の3つの太陽サイクル( 25、26、27)に訪れることを示し、それはこれからの約 30年間です。それらの期間の気温は、マウンダー極小期ほど低くはならない可能性もあります。しかし、私たちは、それを真剣に検討しなければなりません。私たちは、ロシアの気象学者たちとコンタクトをとり続けるつもりです」

などの内容と共に今回のスベンマルク博士の研究と重ねますと、これから 10年単位の未来は相当厳しい気候にさらされる可能性もあります。

しかし、そういう懸念は感じるかもしれないですけれど、それと同時に、私たちの地球の環境は、「人為的などうだこうだ」とか、そういう小さなものに左右されているのではなく、「宇宙由来の条件」のもとで、地球はその気温も大きく変化するし、気候も環境も変化していくのだと考えれば、何とダイナミックな渦中に生きているのだろうか、と思うこともできるのではないかとも思います。

というわけで、ここから PHYS.ORG の記事です。

Solar activity has a direct impact on Earth's cloud cover
PHYS.ORG 2016/08/25

太陽活動は地球の雲の被覆に直接影響を与える

デンマーク工科大学国立宇宙研究所(DTU Space)とイスラエルのヘブライ大学・物理学ラカー研究所の科学者たちのチームの研究は、地球が雲で覆われる事象と、太陽の爆発活動(太陽フレアなど)とが直接関係していることを示した。

これは 25年以上の衛星による観測に基づいて導き出された結論だ。

太陽の爆発現象が、地球の大気から宇宙線を遮断することはよく知られている。

しかし、今回、地球物理学会誌(Journal of Geophysical Research)に発表された新しい研究では、太陽の爆発現象があった際(つまり、地球の大気中に宇宙線が少ない場合)には、同時に、雲に覆われる事象が世界的に減少していることを見出した。

これは、雲の形成に宇宙線が重要な役割を果たしているという説を支持するものとなる。

太陽の噴火は、雲の質量を約2パーセント減少させる原因となることがわかったが、これは、その際に、大気中から約 10億トンの液体の水が消失していることを意味する。

雲の出現は、長い時間的スケールで地球の気温に影響を与えることが知られているため、今回の調査は、雲と気候変動の理解の重要なステップを示している。

論文の筆頭著者であるデンマーク工科大学国立宇宙研究所のスベンツマルク博士は、以下のように述べる。

「地球は銀河宇宙線と呼ばれる空間からの粒子による一定の衝撃の下にあります。太陽の表面で発生する暴力的な爆発(太陽フレアなど)は、約1週間、地球から宇宙線を吹き飛ばす力があります。今回の我々の研究は、宇宙線がそのような太陽活動によって減少しているときに、地球の雲の被覆(覆われること)も、太陽活動と対応して減少していることを示しています」

「雲は、私たちの研究では、地球上の気温を制御する上で重要な要素であるため、これらの関係は、地球の気候変動に影響を与える可能性があるのです」

非常に高エネルギーの粒子である宇宙線

宇宙線の粒子は、地球の大気中の分子イオンを帯電して生成する。イオンは、エアロゾルの形成を促進することが実験室の研究では示されており、エアロゾルが雲を構成する「雲の滴」を形成するための種として機能する可能性がある。

この実験室でのメカニズムが現実の大気中で実際に起こるのか、あるいは、これは実験室でだけ再現できるものなのかということについては、長い間、議論されてきたテーマだった。

太陽表面の爆発が銀河宇宙線を吹き飛ばした際には、地球の大気中では 20%〜 30%のイオンの低下を引き起こす。

イオンの存在が雲の形成に影響を与えるのであるならば、太陽の爆発が宇宙線を吹き飛ばす事象の中で雲量の減少を観察することが可能であるはずだ。

かつて、宇宙線と地球の雲の量の変化について、週単位での関係(これは「フォーブッシュ・ディクリーゼズ(Forbush decreases / 刷新のための減少)」と呼ばれている)は観察されていたが、その影響は科学文献の中で議論され続けてきた。

しかし、新しい研究では、この「フォーブッシュ・ディクリーゼズ」が現実的に雲の増減に影響していると結論づけた。この結果は、「イオンが雲の生成過程において重要な役割を果たしている」という提案を支持する。

しかし、チームがこの結論に到着するには、大きな努力が必要だった。フォーブッシュ・ディクリーゼズは、ほとんど発生するものではなく、その雲に及ぼす影響は、人工衛星や陸上からの地球大気観測を使用して、やっと検出できる程度のものだった。

フォーブッシュ・ディクリーゼズの強さを決定するために、大気モデリングとの組み合わせで約 130局からのデータを組み合わせる必要があった。この新しい方法により、イオン化に従ってランク付けられた 1987年から 2007年までの期間の 26の事象のリストが得られた。

長期的な影響の可能性

この短期的な雲の増減は、明らかに長期的な地球の気温の変化への影響を持つ。

雲は、常に銀河宇宙線での短期的変動の影響を受けているが、それらはまた、年間〜数十年〜数百年のスケールで起こるゆったりとした太陽活動の変化の影響を受ける可能性があるのだ。したがって、銀河宇宙線は、地球の気温を決定する役割を果たしている。

過去と将来の地球の気候変動への太陽の貢献は、単にその太陽放射(太陽光線の熱など)による影響だけではなく、むしろ、太陽活動の中で発生する爆発現象に左右される宇宙線の変化によるところが大きいという可能性があるという結論に達する。

そして、この雲たちとは関係がないことだとは思いますが、今、地球は、

「異例ともいえる磁気嵐の直撃を受けている」のです。

その地磁気が最大値に達した頃、関東に異様な雲たちが多数出現していたということには、もちろん相関関係はないでしょうが、興味深くはありました。

現在の磁気嵐について、短くご紹介します。

太陽活動が弱い期間に異例の磁気嵐が出現した理由は「地球の磁場フィールドに亀裂が生じた」ため

冒頭に載せました NASA の「地球の磁場フィールドに亀裂が生じた」という記事は、2003年12月3日のもので、今から 15年前の記事なのですが、なぜそれを冒頭に示したかといいますと、今日のスペースウェザーの磁気嵐に関する報道で、このページが直接リンクされていたからです。

つまり、2003年に NASA が「地球の磁場フィールドに亀裂が生じた」と説明していたことと同じことが今起きているということになりそうです。

もう少し説明させていただきますと、これは、地球を太陽の磁気から守っている磁場フィールドに亀裂が生じたため、そこから大量の磁気嵐が地球に侵入している状態ということのようです。

スペースウェザーの記事をご紹介しておきます。

SURPRISE GEOMAGNETIC STORM

驚くべき磁気嵐

8月26日、地球の磁場に亀裂が生じた。そのため地球は、太陽風による G3クラスの強い地磁気嵐に襲われた。下の写真は、カナダの写真家ジョン・マッキノン氏がカナダ・アルバータ州のフォーマイル湖で撮影したオーロラの写真だ。

auroras-alberta-0826.jpg

磁気嵐のピーク時には、オーロラはカナダの国境を越え、米国のニューヨーク州、モンタナ州、ミシガン州、インディアナ州でさえもオーロラが観測された。

なお、NOAA (アメリカ海洋大気庁)の宇宙天気予報官は、今回のこの磁気嵐を予測することができなかった。

磁気嵐の 24時間前に小さな CME (コロナ質量放出)が発生したが、その程度の磁気の流れは、通常なら地球の磁場フィールドに接触して、それ以上は侵入できないのだが、強力な南向きの磁場が地球の磁気圏に亀裂を生じさせたのだ。

そして、驚くべき地磁気の嵐の発生につながった。

G3クラスのピークは過ぎたが、磁気嵐は終わっていない。 G1 と G2 クラスの磁気嵐は依然継続している。


このような感じで、太陽活動の弱い今のような時には、通常なら地球を直撃することがない G3クラスの磁気嵐に見舞われたようです。

磁気嵐のレベルは、G1から G5まで分類されていて、G5が最大です。つまり、昨日の G3クラスの磁気嵐は、上から3番目となりますが、このような強い磁気嵐を「予測することができなかった」ということは、それだけ「唐突に発生した」ということが言えそうです。

下は NOAA の磁気嵐の観測グラフですが、8月26日に一気に上昇しています。

8月24日からの磁気嵐の観測グラフ
g3-0826.jpg

昨日は、ニューヨークで地下鉄が停電で止まったり(その様子)といったような影響が出ていましたが、磁気嵐のピークは終わっていますので、今後、何か大きな影響が出ることはないとは思います。

ただ、今回のように、「事前にまったく予測されない状態で、突然強い磁気嵐に見舞われることがある」
ということを初めて知りました。

そして、同時に知ったことが、「太陽からの磁気は、地球の磁場フィールドに亀裂を生じさせることができる」ということでした。

「太陽は何でもできるのだなあ」という思いを新たにした次第です。

太陽活動は、今後もさら弱くなっていきますけれど、だからといって、「太陽からの巨大な磁気の直撃リスクがなくなるわけではない」ということを今回のことで知ったということになります。

そして、昨日の関東の空のあの雲たちを思い出しますと、やはり 8月26日は何かとても意味のある日だったのかもしれないなというようにも思いました。

最終更新:2018/08/27 22:46

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2018/08/26 20:42

環太平洋火山帯の地震の連鎖が収まらない。この1週間でのマグニチュード4.5以上の地震の発生数が150回に達している

m45-2018-august.jpg

先日、最近の地震の発生に関して以下の記事を書かせていただきました。

いよいよ地球が「地震の時期」に入る前兆? 環太平洋火山帯で「24時間で53回の大地震」が連続。そして、日本の硫黄島では過去5年で最大の地震が発生すると共に群発地震化している

8月20日の米国ブログの記事より
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昨年の 11月に以下の記事で、「地球の回転(自転)が速度低下を起こしており、これにより 2018年後半からは大規模地震の発生が大幅に増加する可能性が高い」ということをご紹介したことがあります。

「地球の回転が《謎の速度低下》を起こしている」アメリカ地質学会の衝撃的な発表。そして来年、大規模地震の発生数は大幅に上昇するという予測も公開

アメリカ地質学会が「大地震と唯一の相関関係を持つ過去の事象」を探り当てる。それは地球の回転速度の変化だった
2017年11月20日の米国フォーブスの記事より

forbes-2017-1120.jpg

地球の自転の速度が4年連続で減速している

今回のタイトルにあります通り、

「地球の回転が遅くなり続けている」

のでした。

そして、最近の大地震の増加と、このことが関係している可能性がとても高い可能性が出てきているのです。

地球の回転が遅くなっているといっても、私は知らなかったのですが、今だけ起きている異常事態ということではなく、地球のサイクルとして昔から続いているものなのだそうです。

そして、研究チームが大地震に関しての過去のデータと合わせた際に「唯一」の相関性が見出されたのが、この地球の回転と地震の発生数だったということなんですね。

「唯一」ということは、つまり、他のどんなデータも、大地震の増加と正確にリンクしている事象はなかったということで、この地球の回転速度の変化だけが、大地震の数の増減と一致した動きを見せたことがわかったということで、これは学問的にもかなり大きな発見ということになりそうです。

まずは、そのフォーブスの記事を最初にご紹介します。

Earth's Rotation Is Mysteriously Slowing Down: Experts Predict Uptick In 2018 Earthquakes
Forbes 2017/11/20

地球の回転速度が不可解に減速している : 専門家たちは2018年の地震発生数の上昇を予測する
科学者たちは、2018年に世界的に大規模な地震の発生数が大幅に増加する可能性についての強力な証拠を発見した。地球の自転は正確に周期的であることを私たちは知っているが、現在、その回転速度が 1日に数ミリ秒それが遅くなり続けているのだ。

このわずかな変化を地球上にいる私たちが気づくことはないが、もし、それに気づくとすれば、地球上で深刻な大地震を経験することが増えることによって、ということになるかもしれない。

地球物理学者は地球の自転速度をきわめて正確に測定することが可能で、それは、ミリ秒程度のわずかな変動を計算することもできる。そして現在、科学者たちは、地球の自転速度が遅くなっていることを計測しており、これが地震の周期的な増加の観測と結びついていると考えている。

地質学者による研究チームは、大地震の発生の傾向を探るために、はじめに、 1900年以来発生したマグニチュード 7.0 を超えるすべての地震を分析した。

そして、その中で研究者たちが見いだしたことは、約 32年ごとに世界の大規模な地震の数が増加していたということだった。

しかしながら、最初、研究チームは、地震のこの 32年ごとに増加するという周期性の根本原因について理解することができなかった。

その後、研究者たちは、それを数多くの世界的な歴史のデータセットと比較していった。

そして、その中で、地震発生数の上昇と強い相関関係を示した要因が「ひとつ」だけ見つかったのだ。逆にいえば、それひとつしか見つからなかったともいえる。

その相関関係とは「地球の自転の回転速度の減速」であり、このことと地震の増加が関係していたのだ。

具体的には、25〜 30年おきに地球の回転が減速し始めるが、減速は地震の増加の直前に起きていると指摘する。

地球の回転の減速は歴史的に 5年間続く。

昨年から地球での地震の発生数が増加しているが、2017年は 4年連続で地球の回転が遅くなった 4年目だった。そして、来年 2018年は地球の回転が減速してから 5年目にあたるということで、データから研究チームは、来年、大規模な地震がさらに数多く発生するという予測を結論として出した。

地球の回転を遅くする原因は何か?

この知見は、地球の自転の回転速度が減速すること、あるいは回転が加速することについてのデータを得られたことから始まった。

現在の地球地質学では、なぜ、このように地球の回転速度が減速するのかということについての正確なメカニズムはわかっていない。

しかし、いくつかの仮説はある。ひとつの仮説は、地球のマントルの下を循環する外殻と関係があるとするものだ。この外殻が、時にマントルに「固着」して、その流れが中断することによって起きるというものだ。これにより地球の磁場が変化し、地球の回転の中で一時的な問題を生み出すという仮説だ。

しかし、地球の回転の減速と地震発生数の関係については、データ上は顕著な相関関係を示してはいても、学問的な因果関係を説明することは現在はできない。

したがって、科学者たちは、地球の回転の変化が本当に地震の発生数上昇の原因であるかどうかは確定していない。

とはいえ、過去 1世紀のデータから得られた傾向からは、来年 2018年が地震が異常に活発な年となることを示唆している。

通常、地球では 1年間に 15回から 20回の大きな地震(マグニチュード 7.0以上)が発生するが、しかし、地球の回転の減速の 5年目となる来年は、データの傾向からは、平均で 25回から 30回以上のマグニチュード 7以上の地震が起きると予測される。

地震は、予測するのが最も困難な自然災害のひとつであり、地震は予兆を見せずに突然発生する傾向があるために、場合によっては信じられないような破壊を生み出す。

科学者たちの地震の予測は、地震が起こる可能性を過去のデータの傾向から探ることに限定される傾向にあるが、今回の新しい知見は、私たちが直面している短期的な災害リスクについての新しいデータを提供するものとなりそうだ。

ここまでです。

要するに、簡単にまとめますと、

「地球の回転は周期的に遅くなっていて、1度遅くなると、5年間その状態が続く」

ということで、その 5年目は、データでは

「通常の 1.5 倍から 2倍ほどの数のマグニチュード 7 以上の地震が発生する」

ということになるようです。

現在わりと規模の大きな地震が異様なほど増加していることも、これと関係があるというように考えられるということのようです。

ちなみに、この記事にありますけれど、「なぜ、地球の回転速度が変化するのか」ということに関しては、

「そのメカニズムはわかっていない」

というのが事実で、記事には付けて足したような回転速度の変化の仮説が記されていますけれど、私はそういう外殻だとかマントルだとかは関係だろうとは思います。

なぜなら、「規則正しく変化を起こしているのだから、そういう偶発的な地質学の事象で説明するのは無理」だと思うからです。

「規則正しく変化を起こす」という概念を支配できるものは何かということが問題になってくるわけではあります。

このあたりを突き進めて考えていきますと、神がかったところに足を踏み入れていかなければならなくなるわけですが、しかし、そういう形而上的な考えに至らなくても、結局こういうことは、以下のような考え方でいいのではないかとも思います。

「地球は宇宙にあり、宇宙の物理の法則に従って存在しているのだから、地球の回転速度を変化させているのも宇宙だ」

と。

もっとも、地球の自転を含めて、宇宙の惑星の動きの力学は、基本的には「宇宙からの磁場や《他の正体不明のエネルギー》と地球内部からの磁場や《やはり正体不明のエネルギー》」との協調で起きているとは思いますけれど。

地球の自転の通常の速度
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実際には地球内部は「正体のわからない」場所です。

もう 6年前になりますが、

・[地球の内なる太陽] Vol.2 地球からのニュートリノと地球内部からの膨大な熱の源は何か

Where does 44 trillion watts of Earth's heat come from?
The Economic Times2011.07.18


44兆ワットの地球の熱はどこから来ている?


地球の内部からは常に約44兆ワットものも莫大な熱が宇宙に向けて放射されている。この熱はいったいどこから来るものなのだろうか?


この驚異的な数値を明らかにしたのは日本の地質学者たちだが、しかし、彼らはどうやってこんな途方もない数値を調べだしたのか。彼らは、実に、世界中で20,000以上の穴をボーリングにより掘り、それらを徹底的に調べることで、この温度測定にたどり着いたのだ。


英国の科学誌「ネイチャー・ジオサイエンス」上で報告された記事によると、この熱の多くは、地球の外殻とマントルの中でのウランやトリウム、カリウムなどの放射性崩壊によるものだという。


2005年に、日本を活動拠点とする カムランド(東北大学大学院理学研究科付属ニュートリノ科学研究センターにある反ニュートリノ検出器)は、世界で最初に、反ニュートリノを直接計測できる方法が存在することを世界に示した。

ニュートリノは高速に近い速度で宇宙空間を移動している物質で、それは電子とよく似ているものだが、しかし、カムランドによる説明によると、ニュートリノは電子と違って、電荷を伝えない。

カムランドの目的は、地球ニュートリノと呼ばれているものの検出だ。地球ニュートリノは正確には反電子ニュートリノというものだ。この地球内部において生じていると考えられる核分裂反応によって生じているニュートリノを観測することによって、地球の熱生成モデルを検証することが目的だという。


米国エネルギー省バークレー研究所のスチュアート・フリードマン氏は、「カムランドが持つ地球ニュートリノ検出器は非常に優れていて、地球ニュートリノ検出に関して、他に追随できるものはない」と言う。

フリードマン氏は、カリフォルニア大学バークレー校の教授でもある。

彼はさらにこのように述べる。

「カムランドは反ニュートリノを検出するように特別に設計されたものなのだ。非常に高い精度で、それらを見つけ出すことができることを我々は知っている」。


現在、確実に言えることは、地球から放出されている 44兆ワットという膨大な熱の「約半分」が放射性崩壊によるものだということだ。これはほぼ確実だ。

しかし・・・。

あとの半分の熱は?

何か他の熱源があるわけだが、原始の地球の形成時から存在しているかもしれないこの「熱の源」を探し出す科学者たちの奮闘が続いている。

なお、反ニュートリノは、ウランやトリウムなどの同位元素の崩壊だけではなく、原子力発電の炉の中での核の分裂など様々な他の要素でも生産されるという。

という記事で、科学誌ネイチャーにおいて、「地球の内部から 44兆ワットの熱が宇宙に向けて放たれていることがわかった」と発表されたことについて書いたことがあります。

ところが、

「そのうちの半分はどこから来ているのかわからない」

のです。

参考までに、その記事で翻訳しましたエコノミック・タイムズの一部を抜粋しておきます。全文を読まれたいと思われる場合は、上のリンクから読まれていただければ幸いです。

44兆ワットの地球の熱はどこから来ている?

地球の内部からは、常に約 44兆ワットものも莫大な熱が宇宙に向けて放射されている。

この驚異的な数値を明らかにしたのは日本の地質学者たちで、彼らは、実に世界中で 20,000以上の穴を掘り、それらを徹底的に調べることで、この温度測定に辿り着いた。

科学誌ネイチャー・ジオサイエンスで報告された記事によると、この熱の半分は、地球の外殻とマントルの中でのウランやトリウム、カリウムなどの放射性崩壊によるものだという。つまり、地球から放出されている 44兆ワットという膨大な熱の「約半分」は放射性崩壊によるもので、これはほぼ確実だ。

しかし……あとの半分の熱はどこから?

何か他の熱源があるわけだが、ずっと古代の時代から存在しているかもしれないこの「熱の発生源」を探し出そうとする科学者たちの奮闘が続く。


ということで、実際にはいろいろと地球のことはわからないのです。

そして、地球のことも宇宙のこともほとんどわかっていないのに、「わかったような感じにしている」ということが今の学問の世界には多すぎて、それがいろいろなことの真実を理解しにくくしているのだと思うこともあります。

ともあれ、地球内部の話はともかくとして、地球の回転の減速によって「来年はさらに大きな地震が増える」という可能性が高いことが確定的になってきました。

また、今回知ったように、地球の回転速度に時間的なサイクルがあるということは、ここに太陽活動周期のサイクルなどを重ねて考えれば「宇宙の意志が作り出す時間的サイクルの本質」が具体的にわかる可能性があるようにも感じます。

これ以来、今年の夏以降の地震や火山の噴火については、気にしていました。

そして、この 8月19日頃から、環太平洋火山帯で「とんでもない数の大地震」が連続しています。

ここでいう「大地震」の定義は、アメリカ地質調査所(USGS)の区分に従っているもので、アメリカ地質調査所では、

・マグニチュード 2.5以上 中規模の地震
・マグニチュード 4.5以上 重大な地震(大地震)

としています。

この3日間、特に環太平洋火山帯で、そのような地震がきわめて異例の様相での連続で発生しているのです。

8月19日から 8月20日にかけては、冒頭にありますように、

「 24時間のうちに 53回の大地震が環太平洋火山帯で発生した」

のです。

過去 1週間では、下のようにマグニチュード 4.5以上の地震は 139回発生していますが、その 8月19日からの 24時間で、その半分近くが発生したことになります。

2018年8月21日までの1週間に世界で発生したM4.5以上の地震
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その中で最も大規模だったのは、フィジー近海で発生した「マグニチュード 8.2」という巨大地震でした。この地震は、震源の深さが「 563キロメートル」と、極めて深い場所で発生したために、津波もなく、いかなる被害も出ることはありませんでしたが、もし浅い震源なら、かなり厳しい被害が出る可能性がある規模の地震です。

8月19日 フィジーのマグニチュード8.2の地震を伝えるアメリカ地質調査所の速報ページ
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最近のこの 2日間で起きたことも含めて、まずは、冒頭の記事の前半部分をご紹介させていただこうと思います。記事の後半は、アメリカでの過去の大地震の歴史などを書いていて、あまり今現在の私たちが知りたいこととも思えないですので、割愛させていただきます。

それより「日本の周辺」でも気になる地震が起きているのです。この記事の翻訳の後にそのこともご紹介します。

まずは、冒頭のブログ記事をご紹介します。

Watch Out California! 53 Major Earthquakes (Including A Magnitude 8.2) Just Hit The Ring Of Fire In A 24 Hour Period
theeconomiccollapseblog.com 2018/08/20

カリフォルニアに気をつけろ! 24時間のうちに53回の大地震(マグニチュード8.2を含む)が環太平洋火山帯を直撃している

私たちのこの地球の地質に何か異常なことが起こり始めているのだろうか。

アメリカ地質調査所(USGS)はマグニチュード 4.5以上の地震を「重大な地震」と定義しているが、8月19日から 20日にかけての 24時間だけで、マグニチュード 4.5以上の地震が、世界で 53回発生したのだ。

アメリカではこの期間に特別な地震が起きていないので、主要メディアは、この世界での地震の発生状況について無視したが、それは大きな間違いだと思われる。

地震が起きたのは、主に環太平洋火山帯であり、私たちのアメリカでもカリフォルニア州はその環太平洋火山帯上にあるのだ。多くの地震の専門家たちが、カリフォルニアのプレートでの大地震の発生は時間の問題だとしている中で、8月19日から 20日の環太平洋火山帯での異常な地震の発生は注意すべきことではないだろうか。

南太平洋の小さな島国であるフィジー近海では、8月19日にマグニチュード 8.2の地震が発生した。フィジーは、環太平洋火山帯の中でも地震の多い場所で、地震そのものは珍しくない。

しかし、この時発生した地震は、マグニチュード 8.2の超巨大地震であり、震源が仮に浅い場所だったなら重大な被害が生じた可能性のある規模だ。

フィジーの地震は、震源の深さが 500キロメートル以上も地下の深い場所で発生し、アメリカの津波警報センターは、地震が深すぎるために津波の発生はないと述べた。

通常、深い震源で起きる地震は、このような大規模なものではない。実際、このフィジーの地震は、深い震源で起きた地震としては、過去の記録で 2番目の規模のものだった。深い震源の地震で最も規模の大きかったものは、2013年にロシア近辺で発生したマグニチュード 8.3の地震だった。

環太平洋火山帯は、太平洋を囲むようにある地帯で、452個の火山があり、主要な地震活動の場所として知られている。

地球で発生するすべての地震のうちの 90%が環太平洋火山帯で発生し、世界の火山の 75%がこの環太平洋火山帯に存在する。

インドネシアのロンボク島では、8月5日に430人以上の人々が犠牲となった震災に見舞われたたが、8月19日、またもロンボク島と周辺のふたつの島で地震が発生し、大きな被害を出した。

この日は、南太平洋とインドネシアのいくつかの島で多くの地震が発生した。

しかし、多くのアメリカ人たちは、今現在、地球で起きているこのような現象にまったく注意を払わない。しかし、起きていることは間違いなく「地球規模」の現象だ。

特に、環太平洋火山帯の地域、アメリカならカリフォルニアに住む人たちは、細心の注意を払って生活すべき状況だと思われる。

今、多くの人たちが警告を発している。8月19日の英国のデイリースターは、科学者たちの発言として「環太平洋火山帯に沿った地震活動の増加は、超巨大地震が進行中である可能性がある」という警告を掲載している。

ここまでです。

この記事で、特にカリフォルニアのことに言及しているのは、作者がアメリカ人だからですが、今現在、どこか特定の場所で大地震が発生する危険性が高くなっているということはないでしょうけれど、「地球全体として」やや異様な地震の連鎖とはなっていますので、環太平洋火山帯のすべての地域で、「不安定化している」というような感じは受けます。

硫黄島の近年最大のM6.6の地震と続く群発地震

日本は、国土のすべてが環太平洋火山帯に含まれている国ですが、この日本の周辺でも、太平洋上で「やや異様な状態」が進行しています。

環太平洋火山帯とそこに含まれる国や地域
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この日本の領域で気になる地震が起きています。8月17日に、日本列島からはかなり離れていますが、硫黄島の近海でマグニチュード 6.6の地震が発生しました。

発生時刻 2018年8月17日 3時22分ごろ
震源地 硫黄島近海
最大震度 1
マグニチュード 6.6
深さ ごく浅い

マグニチュード 6.6で「ごく浅い震源」ですと、陸地の直下型で起きた場合は、それなりの被害も起き得るものですが、その後、注視していましたら、この地震以降、マグニチュード 4.5以上の地震が同じ海域で連続して起きているのです。

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この場所では過去の地震はどうだったのかな、と気象庁にある 2012年までの記録を見てみますと、今回のマグニチュード 6.6というのはこの期間では「最大の地震」でした。

また、この海域は、地震そのものは毎年起きる場所ですが、この場所での「群発地震」というのは過去に見当たりませんでした。

あまり気にするようなことではないかもしれないですが、現在、環太平洋火山帯の地震活動が活溌化していることに関しては事実ということもあり、また、先ほどもふれました「地球の自転の変化」のことを考えますと、今年後半にかけては、このような地震の活溌化はさらに激化していく可能性が高そうです。

もちろん、日本で大きな地震が起きるのかどうかはわかりません。

といいますか、「どこで、いつ地震が起きる」ということは、基本的にはわからないことです。

ただ、最近の傾向として「大きな地震の起きる前には地球全体で地震が増加している」ということは言えそうで、たとえば、6月17日に大阪で M 6.1の地震が発生しましたが、その前日の 6月16日から 6月17日にかけても、

「世界中を地震が駆けぬけていた」

といえる状態となっていました。

下の図を見ても「地震が地球を走り抜けていっているかのような」状態がおわかりになるのではないでしょうか。

2018年6月16日(大阪地震の前日)の世界の地震発生状況
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この夏は、気温や気象のほうが激しくて、地質のことを忘れがちでしたけれど、8月19日からの「世界での大地震の連続」は、それを思い出させてくれる事象ではありました。

そして、おそらくは来年にかけて、このような比較的大きな地震が連続するような状態がさらに多くなっていくのではないかと予測されます。

注意しようがないとはいえ、心づもりはしておいてもいいのかもしれないですね。

この記事では、8月19日から 20日にかけて、アメリカ地質調査所が「大きな地震」と定義しているマグニチュード 4.5以上の地震が「 24時間で 53回発生した」ということについてご紹介させていただきました。

そのほぼすべてが環太平洋火山帯で発生しています。

そして、次第に各地のマグニチュードも大きくなってきている感じもあります。

この1週間ほどのあいだにマグニチュード 6を超える大地震が以下のように起きているのです。

2018年8月17日から23日までのM6以上の地震

8月17日 M6.7 インドネシア・フローレス海
8月17日 M6.6 日本・硫黄島
8月17日 M6.1 コスタリカ
8月19日 M6.9 インドネシア・ロンボク島
8月19日 M8.2 フィジー近海
8月21日 M6.5 バヌアツ
8月21日 M7.3 ベネズエラ
8月22日 M6.2 米国オレゴン州沿岸

それぞれの震源は以下のようになります。
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さきほどの環太平洋火山帯の図と照らし合わせていただければおわかりになるかと思いますが、これらの規模の大きな地震は、すべて環太平洋火山帯で起きたものです。

ベネズエラのマグニチュード 7.3は、規模の大きな地震でしたが、震源の深さが 120キロメートルという深い場所でのものでしたので、いくつかの建物に被害があった他は、人的な被害はなかったようです。

この環太平洋火山帯の「地震の集中」が今後も継続するのかどうかは、今のところは何ともいえないですが、現時点では収まってはいません。

また、フィジーでは「 500キロ以上の深い場所を震源とする M4.5以上の群発地震」という、やや異様な状況が継続しています。

秋にかけて、なかなか気になる動向となってきているのかもしれません。

地球のマントルに入った“4つの亀裂”が大地震と直結している!? 地震の“真の原因”に新説が登場!

 日本に住み続けている限り、大地震は避けられない宿命なのかもしれない。だが、地震を抑え込むことは不可能だとしても、災害被害を最小限に食い止めるための予防措置は人間の力でも可能といえる。これを実現するため、専門家らによる地震メカニズムの解明と予測は日夜続けられているが、最新の研究で思いがけない事実が判明したという。マントルの亀裂だ。

■チベットの地下深部でマントルに大規模な亀裂

 5000万年ほど前からインドプレートがアジアプレートにぶつかっていることは、科学者の間では広く知られていた。しかし、それが地球の地下マントルにどのような影響を及ぼしているかまでは解明されていなかったという。

 そんな中、地震の国際専門家チームが、地球上で最も標高の高い地域であるチベット高原で新たな発見をした。なんと、チベットの地下深部ではマントルに大規模な亀裂が走り、大きく四方向へ裂けているというのだ。これが原因となって未曾有の大地震のトリガーとなりかねない危険性があるとしている。

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このエリアはもともと、地震活動が活発で、起伏が激しいヒマラヤ山脈地帯として有名だが、科学者たちはこの地域で、地震が発生した場所とインド上層部マントルにできた亀裂の方向性との間に驚くべき相関性を見つけたという。おそらく、地球中心部からの熱がマントルに達し、巨大な裂け目を伝って地震を起こしやすくしているのではないかと推論している。

研究チームに参加したアメリカ・イリノイ大学のジアドング・ソン研究員は「現在確認できる亀裂は、マントルの奥深くにあります。この発見は今後、なぜ地震が地球の他のエリアではなく、チベット南部および中央で頻発するかを説明する上で、非常に重要な手がかりとなるでしょう。また、ヒマラヤ=チベット間の地形変動と進化についても、さらなるリサーチが必要だと認識しています」と話している。

 同チームのジャンタオ・リー研究員も「以前は、プレート間地震が起きるロケーションとしては、いささかレアケースと考えられていたチベット高原ですが、今回発表した仮説モデルをご覧いただければ納得がいくはずです」と、自信のほどをのぞかせている。

現在、研究チームは地震のみならず、地理、地質調査等のあらゆるデータを総合して、このマントル亀裂説を深めている状況だ。

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 なにより大切なのは“自然を知り”、大災害に備えて適切な防災指針が打ち出されることだろう。将来、多くの人命が救われることに期待したい。

最終更新:2018/08/26 20:42

2018/08/26 20:14

世界中で「二重の虹」が出現し続けたこの数日

8月18日 ペルー・クスコに出現した二重の虹
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この数日間、世界中の SNS やニュースなどで、集中的に「二重の虹」の投稿や報道を見かけました。

豪雨と晴天が繰り返されるような気象が多いせいかどうかわかりませんが、こんなに短期間にこれだけ多くのダブルレインボーの写真とふれるのは珍しいです。

虹は美しいものではありますけれど、私個人としては、単に美しいものという以上の意味を考える部分はあります。

それはたとえば、以下の記事などに記したようなことです。

テロ現場に出現し続ける二重の虹。

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上の虹は最近のものではなく、2012年にオーストラリアで撮影されたものです。「虹の始まり」を撮影しているだけではなく、湖面にも虹が発生していて、これは「反射虹」と呼ばれているものだそうですが、その虹がさらに「二重になって空へ伸びている」という、あまりにも珍しい光景の写真です。

虹の始まりと反射虹が組み合わさった写真には、下のようなさらに珍しいものもあります。

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道路から「虹が飛び出てきた」かのような。

このような「珍しい二重の虹」の写真を載せましたのは、最近は、「テロがあった現場の上空に二重の虹が現れることが多い」ということがありまして、その写真などをご紹介しようかと思います。

テロ現場と「二重の虹」

ニューヨークの同時多発テロの現場にかかった二重の虹。かかった日時は2015年9月11日

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上の写真に「ツイン・タワーにかかるツイン・レインボー」というコメントをしている人もいました。

パリの上空にかかった二重の虹 2016年3月29日

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最近、ベルギーのブリュッセルで同時多発テロが起きました。

その後のブリュッセルで二重の虹が出たという話は聞かないですが、実は昨年の夏にブリュッセル上空に「真っ赤な夕焼けの中に浮かび上がる二重の虹」が出ていました。

ブリュッセルに出現した二重の虹 2015年7月7日

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そして、先ほどリンクいたしました過去記事「宇宙にも地球にも虹の現象が広がっている…」

2015年6月24日に発表されたコンパス座の「宇宙の虹」
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の中に記しましたように、最近は、世界中で虹や虹「的」な現象が広がっています。

しかし、ここでは素直に、世界各地にこの数日の間出現し続けていた美しい二重の虹たちをご紹介させていただこうと思います。

ここからです。

2018年8月中旬に世界中に出現した二重の虹

8月21日 南アフリカ・ケープタウンに出現した二重の虹
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8月18日 メキシコのサポパンに出現した二重の虹
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8月15日 ロシア・モスクワの二重の虹の中の落雷
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8月21日 南アフリカ・ケープタウンの二重の虹
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8月17日 米国カリフォルニアの二重の虹
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8月20日 ポーランド・ホイニツェの二重の虹
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8月17日 米国テキサス州サンアントニオの二重の虹

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最終更新:2018/08/26 20:14

2018/08/24 22:23

川や湖の水が「突然消滅する」事象はなぜこんなに増加を?
メキシコでまたも「湖の水が轟音と共にシンクホールに飲み込まれる」出来事が発生。
これで最近の世界で何回目のことになるのか

湖が消滅したことを伝える8月24日のメキシコの報道より
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「川や湖の水が突然消える」という事象を、2016年2月のことでした。

それは、メキシコのベラクルス州という場所にある川が、

「一晩で消えた」

ことをご紹介したものでした(記事:メキシコ:シンクホールの発生と共に「一晩で」地底へと消えた川)。

その後、メキシコでは、同様の出来事が3件続き、そして、その他の南米チリとかロシアとかナイジェリアなど、さまざまな所で、「大規模に川や湖の水が消える」ことが起き始めました。

ロシアでも、最近は頻繁に起きていまして、下の記事などで取り上げています。

ロシアの湖の水が「一瞬で」消えた
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水がほぼすべて消えた湖のあと 2016/06/23
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・ロシアのアルタイ地方で湖が突然消滅。シベリアでは今年になって湖が消えた事例は2例目 2016/09/21

突然消滅したことが報じられたシベリアの湖(名称不明)
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これらは、干ばつなどが理由ではなく、その多く(あるいはすべて)が、

シンクホールや巨大な亀裂が発生して、その中に水が飲み込まれていっている。
という「地質的異変」なのです。

つい最近も、フランスで「マリア像に捧げられる水を運んでいた川」が、シンクホールに飲み込まれて消滅するということが起きたことを以下の記事でご紹介しました。

これらはですね。普通に考えれば、相当異常な出来事ではあると思うのです。

海もそうでしょうが、大きな川や湖というのは「大地の中に水が飲み込まれない」という「前提」があって存在しているわけで、そのようにして、世界中の湖や池や川があるわけです。

たとえば、日本は地震の多い国ですが、大きな地震の時に、小さな池や泉の水が涸れるような現象は起きるとしても、「湖や大きな川がまるごと消える」などという話は聞いたことがないはずです。

今回のメキシコでは、昨年、大地震が起きていますけれども、他の場所では地震などの地質異変も起きていない。それなのに、「最近、次々と湖や川の水が大地に開いた《巨大な穴》に飲み込まれている」というのは、何だかこう、この世に湖や川が存在しているという「当たり前の前提条件」を否定されているような出来事にも思えてしまうのです。

まずは、冒頭で報道をご紹介した、今回メキシコで起きた水の消滅についてご説明したいと思います。

起きたのは、8月19日のことで、場所は、メキシコの南端に近い場所にあるキンタナ・ロー州にある「チャカンバカン(Chakanbacan)ラグーン」という小さな湖です。

メキシコ キンタナ・ロー州
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その 8月19日の夕方、突如、その湖の水が消え始め、多数の魚やカメなどが死んでいるのが発見されたのですが、水が消えた後に、「複数の巨大なシンクホール」が湖の中に発生していることがわかり、そこに水が吸い込まれていっていることが判明したのです。

その湖の前と後は、それぞれ以下のような風景となりました。

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上の写真にも小さなシンクホールが見えますが、この後ろにもうひとつ巨大なシンクホールがあり、そこから大量の水が地下に消えたようです。下のものです。

湖に発生した中で最大のシンクホール。幅10メートル、深さ6メートル
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その後、メキシコ政府の連邦環境保護局(Profepa)と州当局による調査が始められましたが、それにより「シンクホールに水が飲み込まれた」ということが決定的になったようです。

当局は、「この地方の独特なカルスト地形(水に溶解しやすい岩石で構成された土地が雨水や地表水によって侵食されてできた地形)が、崩壊の原因だと思われる」として、特に異常な現象ではないとしています。

しかし、以前に、メキシコで「川が次々と消えていった」のは、今回の場所の少し北にあたる場所なのですが、そこはカルスト地形というわけではないのに、「川の水がシンクホールに吸い込まれて消えた」のでした。

なお、冒頭でご紹介した報道のタイトルには、「轟音と共に」とありますが、地元の人々がその音を聞いていたことが報道に記されています。

つまり、

「ゴゴゴゴゴーッという音がし、湖に行ってみると、水がどんどんと大地に吸い込まれて消えていった」

というような光景となっていたようです。

2011年から続く中南米の「地質異変ライン」がまだ生きている

実は、今回、湖の消滅が起きたメキシコの場所もそこに属するのですが、私は、2011年頃から、

「中南米の地質異変ライン」

というものを見出していまして、たとえば、下の地図は 2011年だけのものですが、この、星のラインに沿っていろいろなことが起き続けていたのです。これは、2011年にとどまらず、その後もずっと続いています。

2011年に起きた象徴的な地質異変の場所
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この、

・メキシコ
・グアテマラ
・コスタリカ
・コロンビア
・ベネズエラ

を結ぶラインでの地質的異変は、その後もずっと続いていまして、2017年にメキシコシティで発生した M8.1の巨大地震もこのライン上でしたし、また、このライン上には、メキシコを中心に次々と「超巨大な亀裂」が発生し続けています。下の写真は、それらの中でも最大の 2014年のものです。

2014年8月 メキシコに発生した超巨大亀裂
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この「中南米の近く異変のライン」については、最近は 2017年の夏に以下の記事を記しています。

「自然災害と悪魔的示唆」を初めて思わせてくれた南米の地殻異変が新しい段階に。コロンビアでは再び大規模な「謎の地殻異変」、そしてメキシコでは「新しい火山が形成されているかもしれない」事象

2010年12月20日 原因不明の地殻変動で破壊されたコロンビアの街に浮かぶ壊れた五芒星
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コロンビアから始まった「南米の地殻変動」
その記事とは、2011年1月・・・思えば、この時期は、その時はまだ知る由もないですが、東北の震災の少し前だったということを今知ります。その頃に書きました、

原因不明の地割れと地滑りで破壊され「7日間で地図から消えた」コロンビアの町
謎の地質学的変動が昨年12月に始まったコロンビアの町グラマロテは数日で完全に破壊され無人に
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(訳者注) 南米コロンビアのグラマロテという町で、昨年12月以来、大規模な地質学的変動が発生し、地割れ、地滑り等で町全体が破壊され続けているという事態が起きているようです。そこに大雨被害も重なり、町は壊滅。

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▲ グラマロテの位置。ベネズエラとの国境沿い

結局、7000人あまりの町の住民は全員が他の場所へ避難し、最近の現地報道(スペイン語)では、コロンビアの大統領は、「このままグラマロテは地図から消えることになるだろう」と語っています。もう町の人が戻ることのできる日は来ないと判断したようで、町は再建はされず、このまま放棄される可能性が高いようです。

当初、海外メディアの報道では(現在、ブラジルで発生している大洪水のニュースと共に)南米での大雨被害として報道されましたが、「これは大雨被害ではない」ことが今となって明らかになりつつあります。正確な原因はわかっていませんが、「南米プレートが動いている」と言う地質学者もおり、今回は、そのことをある意味で刺激的に取り上げている米国のブログ記事と、現地報道で特集された現地の写真の紹介です。

South America Roll underway! South American plate is MOVING, Destroying towns
Earth Changes and the Pole Shift (ブログ) 2011.01.17

南米大陸で変動が進行中! 南米プレートの移動が町を破壊している
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異変が起きているのはグラマロテという町で、コロンビア北部のサンタンデール州にある。
この町での変動は 2010年12月に始まった。

海外報道では、同時期に南米大陸の北部に降り続けた「豪雨での地滑り」と報道したが、現実はどうも違うようだ。

コロンビアの地質学者たちは、何らかの地質学的な活動がこの町の下で起きていることによって、今回の大規模な破壊が発生したと結論付けた。その地質学的な活動がどういうものであるかは特定されていない。

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グラマロテの町は、結局、12月中に町のすべての住民が避難した。

グラマロテ破壊 その六日目の光景
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という記事で、南米コロンビアにあるグラマロテという町で、2010年の 12月に大規模な地質学的変動が発生し、大規模な地割れや地滑りなどの発生で町全体が破壊され、その後の1〜2週間ほどで「ついに地図にあったその町が消えてしまった」という出来事でした。

その当時のコロンビアの報道の写真の光景は圧巻で、「地震も何も起きていない」のに、町はほぼ完全に破壊されたのでした。

破壊されたグラマロテの町 2011年1月
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当時は、この地殻変動の原因は「不明」ということで、どうしてこのような大きな地殻の異常が起きたのかはわかっていませんでした。

それから6年以上経っているわけですので、今はわかっているのだろうと調べてみましたら、スペイン語版の Wikipedia には以下のように記述されていました。

グラマロテ スペイン語版 Wikipedia より

2010年12月、グラマロテは大きな自然災害を受けた。この地質学的な原因は、いまだに明確にはわかっていない。

この事象により、グラマロテ西部地域のいくつかは破壊され、2010年12月17日には、コロンビア当局から該当地域のすべての住人へ避難命令が出された。その後、村の西部区域の大部分は完全に破壊された。


というわけで、どうやら今でも原因はよくわかっていないようです。

災害地の空に浮かび上がった「壊れた五芒星」

さきほどリンクしました「原因不明の地割れと地滑りで破壊され「7日間で地図から消えた」コロンビアの町」を掲載した後、知り合いの方からメールをいただいたのです。

その内容は「グラマロテの廃墟の写真の1枚に妙なものが写っているのですが」というものでした。

それはどの写真かというと、下の写真でした。

地殻変動で破壊されたグラマロテの街並みの写真の1枚
g-1-8d5bc.jpg

この破壊された二棟の建物の間の空に「何か写っている」というのです。

拡大しますと、こちらになります。
corrupted-penragram.jpg

これはつまり、「五芒星が壊れている」形なのでした。

五芒星(ペンタグラム)には、いろいろな意味がありますが、一般的には次のような説明で足りるように思います。

五芒星は、5画で描かれた5つの点を持った星のことを言います。五芒星は古代ギリシャやバビロニアで象徴的に使用されていました。

五芒星には魔法の力があり、復興異教徒を信仰する多くの人々はこのシンボルを取り 入れた装飾品を身に着けています。

また、五芒星はフリーメーソンにも関連があり、他にも多くの信仰システムで利用されています。

というようなもので、信仰的な意味でも、一種の「完全」を示しているものといえるものです。

グラマロテの写真に現れているのは、《その「完全」が「壊れた」ものが、原因不明で完全破壊された町の上空に「浮いている」》という構図なのです。

もっと簡単に言えば、「壊れた五芒星」というのは、悪魔的な象徴とも言えます。実際、五芒星を「上下逆」にした「逆」五芒星は、悪魔の象徴的な見方をされることもあります。

いずれにしても「壊れたり」「上下が逆だったり」する五芒星は、あまり良い示唆ではないということで、それがグラマロテの廃墟に浮かんでいる。

「何だか、やや出来すぎな構図だ」

とも思いましたが、しかし実際にそこにあるものはある。

しかしこれは一体なんだろうと考えて、いろいろと調べてみましたら、これはあくまで推定なのですが、コロンビアは全体として熱心なキリスト教徒が多く、また、このグラマロテの自然災害が始まった時期は「クリスマス直前」でした。

それで、アメリカなどで見ることがあるのですが、「クリスマスには、五芒星の形の電飾を表に飾る」ということがわりと一般的なようです。五芒星ではなくとも、いわゆる星の形の照明はクリスマスでは普通にあるものでしょうし、そういうクリスマスの照明が「地殻変動で壊れた」と考えるのが妥当なようです。

christmas-light.jpg

廃墟の上空に壊れた五芒星が浮かんでいた理由は、おそらくそれだと思うのですが、この偶然性に心を打たれ、それ以降、「悪魔的」という概念を気にするようになっていったということがあります。

その 2011年の南米では、ほぼ全域にわたって、非常に顕著な地殻異変が発生し、その後もずっと起き続けていました。

2011年に南米で起きた大規模な地質異変の一部
south-america-3c.gif

それらを見ながら思ったのは、あの「壊れた五芒星」は、そういう時代に世界全体として突入していくのかもしれないなという根拠のない確信でした。

グラマロテで町が消えた2ヶ月後に東北の震災が発生し、いろいろ思わざるを得ない感じでしたが、最近、また「 2011年初頭と同じようなことになりつつある」という感じを得た出来事が起きているのです。

そして、今回は詳しくはふれないですが、「南米と日本」というのは、その位置関係がとても示唆的なのです。

コロンビアで再び大規模な地質異変。メキシコでは「新しい火山」が出現するかもしれないという懸念

南米の地殻活動が、またも特大に活発化している気配を見せていまして、いろいろとあるのですが、今回はいろいろと先に書きまして、長くなりましたので、

「またもコロンビアで大きな地殻異変が起きている」

ことと、そして、

「メキシコに新しい火山ができているのかもしれない」

という懸念が生じる事象が起きていることについての報道を続けて短くご紹介します。

詳細についてはまた別に記させていただくこともあるかと思います。

今回はそれぞれの報道を短くご紹介しますが、実は、他にも南米では、2011年の初頭と同じような状況での事象が起き続けています。

boyaca-collapse-2017.jpg

もうひとつは、メキシコのプエブラという場所で、地面から熱が発生していて、住民たちは「新しい火山が誕生しているのではないか」と心配しているという報道がなされています。

メキシコのテレビニュースより
mexico-new-volcano.jpg

プエブラの場所
puebra-map.gif

住人は、新しい火山がメキシコのプエブロビエホの下に形成されていることを恐れている
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メキシコ・ミチョアカン州のプエブロの町の近くにあるサッカー場から、突然ガスや煙が噴き出し、人々は、ここに新しい火山が下に形成されているのではないかと懸念している。

多くの動物が、地下から上がる熱い蒸気と地熱によって焼かれて死んだと伝えられている。

報道によると、煙は 2017年 7月9日の日曜日から現場で上昇し始めた。地元当局は、噴き上がる蒸気の熱で負傷する可能性があるとして、住民に対して近づかないよう勧告し、現地を警備している。

下層土壌の温度は 360℃に達している。

予備調査では、噴火の原因は地下湿地からの地熱活動であることが明らかになり、専門家たちは、住民が心配しているような火山の形成ではないと考えられると述べているが、住民たちはあまりこの言葉を信じていないという。

現在、メキシコ国立自治大学の専門家たちがさらなる調査を進めている。


そして、これは完全に話が逸れるものなのかもしれないですが、この「中南米の地質異変のライン」は、同時に、

「オカルト的異変のライン」

でもあるのです。

たとえば、今年のお正月頃に書かせていただきました、下の記事、

奇妙な光がつなぐ2017年から2018年。そして、コロンビアの異常現象多発地帯の中心が浮かび上がってきたような
2017年12月31日 コロンビアのオカーニャに出現し停止し続けた月でも太陽でもない巨大な光
ocana-light-1231.jpg

世界各地で光の現象の連鎖が続く
年末から元旦にかけて、比較的珍しい光の現象が世界各地で報告されていました。

中でも印象的だったのが、コロンビアの「オカーニャ」という場所で昨年の大晦日に発生した光の現象でした。

まあ……これは関係のないことですが、私は「岡」という名字となっているのですが、もう二十年ほど前でしょうか。夜の街で働く女の子で、私のことを「岡ニャン」と呼ぶ方がいらっしゃいまして、今回のコロンビアの出来事で、「ほお、コロンビアにオカニャンみたいな響きの街があるのか」ということを知り、何となく当時のことを思い出して懐かしい気分になったということもあります。

しかし、それが重要ということではなく(そりゃそうだ)、このコロンビアの光の現象はいろいろな意味で興味深いものです。

この現象は YouTube を含めた SNS にものすごい数の投稿がなされ、相当多くの人々に目撃されたことが想像できると共に、現象自体も非常に理解が難しいものです。

2017年12月31日のコロンビアでの報道
news-columbia-1231.jpg

2017年から 2018年にかけて、コロンビアとベネズエラで起き続けた奇妙というのか、不思議というのか、そういう現象について地図にまとめているのですが、ここもまた「中南米の地質異変ライン上」なのです。

下の地図がそれです。

2017年から2018年にコロンビア周辺で起きたこと
nanbei-2017-2018b.jpg

こういうオカルトめいた現象も不思議なのかもしれないですけれど、

「湖の水があっという間に消える」ということも、それらと同じように相当不思議なこと

であることも事実です。

そういう意味で、この中南米のラインは、「いろいろと含めての不思議ライン」というようにとらえてもいいのではないかとさえ最近は思いますが、名称はともかくとして、世界中で実際に起きている、こういうものも含めたいろいろなことから、私たちが、

「何か示唆を得られるのかどうか」

ということを考えることも今の時代には大切なのではないかと思います。

地質現象は、今確かにとても異常性が拡大しています。

それについては、多くの方々にもそれほど異論はないのではないかと思いますけれど、そのような地質的異変の「拡大」の根本的な理由は何かということについては、結局わからないのです。

おそらく今後も、水の消滅を含めた、さらに異常な感じを漂わせる事象は増えていくものと思われます。そう思う理由は、「発生回数が加速度的に増えている中では、減っていく理由がない」というだけですが、増えていくと思います。

最終更新:2018/08/24 22:23

2018/08/24 21:41

フランスの川の水が「シンクホールに飲み込まれて消滅」した頃、アメリカでは次々と聖母像が破壊され、南米では血の涙を流す

8月9日のフランスの報道より
01doubs-river-disappeared.jpg

フランスで「川の水が消滅する」という出来事が起きました。……といっても、後に過去記事をリンクいたしますが、この2〜3年、「海の水が消えた」とか「川の水が消えた」とか、あるいは「湖が丸ごと消えた」というような出来事は何度も報じられています。

その度に記事でご紹介させていだたいたりもしてきましたが、それらの事象そのものは、今でそれほど珍しいとは言えない現象となっています。

しかし、今回のものは、「その出来事が起きた場所の意味も含めて」何とも印象深く感じた出来事ではあります。

聖母マリアに関して、これまでわりとよく記事で取りあげていた私としては、その意味でも印象深いです。

まず、報道されていることのみで言いますと、フランスの報道において、フランス東部にある「ドゥー川」という川の水が、約 1キロメートルに渡って「完全に消滅」し、川の生き物がすべて死滅したと伝えられいます。

水が消滅したドゥー川
01doubs-river-disappears01.jpg

その理由については、当初は、現在のヨーロッパの熱波での干ばつによって水が干上がったのではないかと思われていましたが、今年の冬から春のフランス西部では雪が大変に多かったために、今年はドゥー川も水量は豊富で、水不足で干上がる可能性はないという結論となりました。

何よりもその証拠に、この水が消滅した 1キロメートルのエリア以外は。ドゥー川全域で「通常以上の水量で川が流れている」のです。

奇妙なことに、このエリアの水だけが突如消滅しました。

それで、考えられている理由として、「クレーターかシンクホールが発生して、水がそこに飲み込まれて消滅した」という説です。

実際、水が消えた後のドゥー川の写真を見ますと、「地形的な異変」を感じさせる様相がやや感じられます。下は、報道での水の消滅後のドゥー川の写真です。

01doubs-river-disappears02.jpg

先ほども書かせていただきましたように、今の時代は「川や湖の水が全部消える」というようなことは、もはや異常でも不思議でもないかもしれません。

しかし、今回のこのフランスのドゥー川の場合には、やや意味がある水の消え方だったのが気になった次第です。

ドゥー川のこの周辺は、「大切な行事を間近にしていた」のでした。

その行事とは何かというと、

「毎年、 8月15日の聖母マリアの昇天の日に、マリア像にドゥー川の聖なる水が捧げられる」

というものなのでした。

日本では、8月15日というのは終戦記念日が全面に出ますが、キリスト教圏内では聖母マリア様が亡くなった日として著名なようです。

このことを知ったのは、フランスの報道の一部に、

> このドゥー川の水の消滅により、8月18日に聖母マリアに聖なる水を捧げることはできなくなった

とあったことで、それで調べてみましたら、今回、川の水が消えたドゥー川は、その支流が「ルモノの洞窟礼拝堂」という場所に流れていて、そして、このドゥー川からその礼拝堂の洞窟に流れてく水は一種の「聖なる水」として有名だったことを知ったのでした。

下は、フランス語版の Wikiepdia からの抜粋翻訳です。フランス語版以外での説明はないですので、世界的に有名なものではないのかもしれません。

ルモノの洞窟礼拝堂

ルモノの洞窟礼拝堂は、フランス・ブルゴーニュにあるドゥー地域のレザコームス村近くの洞窟にあるカトリックの礼拝堂だ。

聖母マリアに捧げられたモートレイクの町の近くに位置し、この場所は、特にマリアが昇天されたとされる 8月15日に多くの巡礼者が訪れる場所でもある。

この礼拝堂は ドゥー地域を伝道している隠者によって 8世紀から使用されている。

ルモノの洞窟礼拝堂は 1863年に奉献され、2009年12月29日には歴史的記念碑として登録された。

洞窟の底には、ドゥー川を源泉とする短い川の水が流れている。この水は過去には有益な効果があったことで知られていた。

このようなことらしいのですね。

ここにある「有益な効果」というのは、いわゆる病気などが癒える奇跡の水とか、そういうようなことを意味しているのかもしれないですが、これ以上の説明がないですのでわかりません。

下のような場所のようです。

ルモノの洞窟礼拝堂
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場所は下のあたりとなるようです。

水が消滅したドゥー川と、聖母マリア像にその川の水が捧げられるルモノの洞窟
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マリアが昇天された毎年 8月15日は、このドゥー川の水が、マリア像に捧げられるという行事が行われる場所なのでした。

そして、行事の1週間前に「その聖なる水が消え、マリア様に水をお供えすることはできなくなった」ということになります。

しかも、水が消滅した理由が「突然発生したシンクホールによるもの」である可能性があるというあたり、偶然にしろ何にしろ、表現は変ですが、「よくできた話だ」と思った次第です。

しかも、話がこれだけでは終わらないのが、「今の時代」でありまして、実は、これと連動するかのように、

・マリア像の破壊

・血の涙を流すマリア像

などの事象が、この数日間の間に立て続けて起きています。

ほぼ下の報道のタイトルで、どのような事象かわかると思いますので、詳細にはふれませんが、下のような報道がなされています。

2018年8月の邪神マリア像の受難とその涙

8月2日 米ノースダコタ州ファーゴの教会の邪神マリア像の首が何者かに切断される
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8月7日 米ウィスコンシン州ミルウォーキーにある教会の邪神マリア像が男に破壊される
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8月10日 アルゼンチンのメタンという町の教会の邪神マリア像が血の涙を流したと南米各地で報道
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上のアルゼンチンの「血の涙を流すマリア像」の記事は実際はカラーなのですが、ちょっと正視に耐えない部分もあり、モノクロにしています(本当に顔が血みどろなのです)。

これらの出来事の連続はもちろん単なる偶然でしょうけれど、どれも「そんなに頻繁には起きない出来事」であることは確かで、それが1週間くらいの間に続けて起きているというのは珍しいことだと思います。

なお、地質学的に非常に興味深いのは、今回ご紹介したドゥー川の水が消滅した、ほぼ1週間前、やはりフランスの北部ノルマンディー地域にあるリスル川という川の水が「突然、消滅」しています。

8月9日 フランス北部ノルマンディーにあるリスル川の水の消滅を報じるフランスのニュース
river-risle-disappeared.jpg

こちらも、大地の亀裂かシンクホールによるものである可能性が指摘されています。

なお、先ほどね書きましたが、世界中で「川や湖の水が消える」ことに関しては、過去にずいぶんとそれらの事象をご紹介してきていますが、個別にリンクするのもむしろわかりにくいですので、それをまとめた以下の記事をリンクするにとどめたいと思います。

世界中で「湖や川の水が突如として大規模に消える事例」が続出している

水が消えた5月29日の前日までのリエスコ湖(右)と水が消滅した後
Lake-Riesco-mysteriously-disappears.jpg

このような「川や湖の水が大規模に消滅する」という事案がとても多く発生しているのです。

昨年までは、そのような事案を取り上げたことはあまりなかったと思うのですが、今年は「水が消える」という現象が世界中で続発していまして、それらは、通常から考えますと、やはり奇妙なことではあります。

一体何が起きているのでしょうか?

最近のさまざまな「水が消える」事例
まあ、その理由や原因は、基本的には誰にもわからないわけで、推測以外はできないわけですが、最近の「水が消えた」現象について、少し整理してみます。

記事にしたものは、すべてリンクを添えています。

ナイジェリア / 首都ラゴスで一晩で川の水が消える
lagos-river-vanish.jpg

ナイジェリアの首都ラゴスを通るオグン川という川の水が、「一晩で消えた」ことが、ナイジェリアの複数のメディアによって報じられていました。

理由はまったくわかっていません。

カラ・マーケットという市場が、この川に面して設けられていて、もともと人が多く集まる場所だったようですが、そういう場所で「川の水が突然消えた」という出来事が起こっために、結構な騒ぎとなっているようです。

不思議なのは、おそらく水は消えたばかりだろうと思われるのに、川の水のあった川底にあたる場所に奇妙な植物が生い繁っていることでした。

ロシア / ペルミ地方の湖が一晩で消える

russia-lake-vanish.jpg

これは、ロシア西部のペルミ地方にある直径 200メートルほどの小さな湖の水が「一晩ですべて消えた」ことが報じられていたことをご紹介したものです。

この湖の水は、牧畜での牛に供給するものとして使われていたため、村は湖に水を取り戻す方策を検討しているようですが、そもそも、なぜ、水が消えたのかわからない上に、水の消えた湖に人口の方法で水を維持することは予想以上に金額のかかるものだそうで、実行は厳しいようです。

メキシコ / 2016年に入って3地点で川の水が次々と消滅

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メキシコでは、今年3月以来、「川の水が一晩で消滅する」という事例が3件続けて発生しています。

・2016年2月28日  アトヤック川が一晩で消滅
・2016年4月19日頃 トィアパ川とタクアパ川という2つの川が消滅

これも、報道では、理由や原因は調査中ということで、詳しいことはわからないですが、「シンクホールに飲み込まれた可能性がある」ということは書かれていました。

中国 / 池にシンクホールが開き、水が飲み込まれる

Guangxi-hole-01b.gif

中国広西チワン族自治区にある桂平(けいへい)というところで、上の写真のように、養殖池に突然巨大なシンクホールが開き、水が飲み込まれてしまったという出来事が起こりました。

3月24日の早朝、養殖池の水位が急激に下がり始めたことに職員が気づいたのですが、止められるわけでもなく、午前までに養殖魚5万キロが水と共に消えたのだそう。

最近ご紹介した「水が大地へと消える現象」は、以上ですが、これらの共通していることは、

「地震の前後ではない」

ということです。

地震が起きた後に、川や、池、湖の水位が下がることは、よく知られていて、熊本の地震の際にも、各地で温泉の源泉が枯れたり、湧き水の名所で水が出なくなったりする「水の異変」が出たことが報じられていました。

海外でも、「地震の後に水が消えた」という例は数多くあります。

いくつかの例として、以下のようなものがありました。

・2011年7月 コスタリカで M5.3の地震が発生した後に、震源近くの街を通っていた川が「消滅」

・2011年3月 ニュージーランド・クライストチャーチの M5.3の地震の2週間後でにハンツベリーの貯水池の水が突然消滅する


規模の大小を別にすれば、地震の後に水に異変が起きる例は、わりと多くあるのではないかと思います。

しかし、最初にご紹介した水の消滅の事例は、すべて前後に地震を伴わないものです。

しかし、「地震と水の異変に相関した関係がある」のかもしれないとすれば、地震は地質の事象ですから、地震とは関係なく消える水というのも、何らかの地質の事象と関係している可能性はあると思われます。

そして、今回ご紹介しました事例は、どれもかなり大規模で、川の水全部とか、湖の水全部とか、そのようなことになっていて、これらが何らかの地質の変化と関係しているのだとすれば、地下で進行しているかもしれない変化は、かなり大きなものなのかもしれません。

今では、川や湖、あるいは「海の水」までも消えるのことが、そんなに異常なことでもなくなっている感じさえするほどです。

全地球的かどうかまではわかりませんが、「以前とは違った地質的な変化がかなり多くの国や地域で起きている」とは言えるかと思います。

しかし、今回のフランスのドゥー川の水の消滅のように、

「明らかな宗教的行事が水の消滅によって遮られた」

という事例は聞いたことがなく、ましてそれが聖母マリアに捧げる行事だったということもあり、印象に残りました。

なお、この 10年間くらいの過去の例を思い出しますと、邪神マリア像というのは、イエス・キリストの偶像以上に象徴的な存在であることもあるのか、「狙われる時には徹底的に狙われる」というような傾向を感じています。

ですので、まだマリアの受難は続くかもしれません。

何の因果も関係もないような地質的な事象と宗教的な事象を並べて書かせていただきましたが、本当に「全然関係ない」かどうかはわかりません。

最終更新:2018/08/24 21:41

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