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2019/12/13 13:11

地球の磁場は「移動する強大な偽の磁極」により乱されていた

2019年12月11日
magnetic-model-2019.jpg

地球の磁場の異常はさらに進行中

今年 1月、地球の北の磁極(磁場としての北極)の移動速度が異常な加速を始めていることについて、科学誌ネイチャーにそれについての論文が掲載されたことを以下の記事でご紹介したことがあります。

北極の磁極が異常なほどの速さでシベリアへ移動していることが科学誌ネイチャーで発表される

2019年1月9日の「ネイチャー」より
nature-magnetic-field2019.jpg

地球の磁場がさらに暴走している

科学誌ネイチャーの最近の記事で、

「地球の北極の磁極の移動が、信じられないほど加速している」

ということを知りました。

この「北極の移動」というのは、私が In Deep を書きはじめた最初の頃から取りあげていたテーマのひとつでもあります。

ここでいう「北極」とは、磁極としての北極で、ややこしい話ですが、

・地理的な意味での「北極」

という、私たちが普通、北極と呼ぶものとは別に、

・北の磁場の頂点としての北極(北磁極)

があります。

この磁場の北極が、ものすごい速度で移動しているのです。

たとえば、今回ご紹介するネイチャーに掲載されていた図で、過去 120年くらいの間に、どれほど北極の磁極が移動していたかがわかります。

西暦1900年からの北極の磁極の移動
arctic-magntic-motion.jpg

この図だと、位置関係が少しわかりにくいかと思いますので、地球の地図で示しますと、以下のような移動をし続けているのです。

magnetic-1900-2015.jpg

現在、北磁極は、ロシアのシベリアに向かって進んでいて、「磁場としての北極はロシア本土にある」というようなことになるのは、そう遠いことではないと見られます。

すごいのは、ネイチャーの記事に書かれています以下の部分です。

1990年代の半ばには、それまで北磁極の移動する速度は年に約 15キロメートルだったものが、 1年に約 55キロメートル移動するほどまで加速した。

磁場の移動がどのように加速したかについては、以下のグラフは 2001年までのものですが、それでもおわかりになるかと思います。ちょうど世界が 21世紀に入る頃、地球の磁場は異常な移動を始めたのです。

magnetic-pole-shift2001.gif

しかし、現在これがさらに加速し続けているようで、地球のナビシステムなどね。大混乱状態に陥りそうになっていることが、ネイチャーに書かれています。

これは、いわゆる磁場のポールシフト、というような響きを含め、いろいろな状態が露骨化してきた可能性もあるのですけれど、まずはネイチャーの記事をご紹介ささせていただきます。

ここからです。

Earth’s magnetic field is acting up and geologists don’t know why
nature 2019/01/09

地球の磁場が壊れた動きを見せているが、地質学者たちにはその理由がわからない

北極の磁極の不規則な動きにより、専門家たちは、大急ぎで全地球の磁気ナビゲーションモデルを更新せざるを得なくなっている。

地球の頂点の北極で何か奇妙なことが起きている。

北極の磁極が、カナダからシベリアに向かって滑るように移動しているのだ。現在、磁極は急速に移動しており、この現象は世界中の地磁気学の専門家たちに行動を起こさせている。

来たる 1月15日に、地磁気学の専門家たちは、世界の磁気モデルを新たに更新して設定することになっている。

この磁気モデルは、地球の磁場を描写するものだが、これは船舶を操縦するシステムからスマートフォンでのグーグルマップまで、現代のすべてのナビゲーションの基礎となるものなのだ。

この磁気モデルの最新版は 2015年に発表され、その際には、西暦 2020年まではこのモデルの状態が続くと考えられていた。 しかし、地球の磁場が急速に変化しているために、専門家たちは地球の磁気モデルを早急に修正しなければならなくなったのだ。

米コロラド大学の教授であり、アメリカ海洋大気庁(NOAA)の国立環境情報センターの地磁気学者であるアーノード・チュリアット(Arnaud Chulliat)氏は以下のように述べている。

「エラーは常に増え続けています」

問題は、部分的には動いている極にあり、部分的には地球の奥深くにある他の変化にある。

地球の大部分の磁場は、中心部での液体撹拌により発生している。磁場は深い流れが変化するにつれて時間と共に変化する。

例えば 2016年には、南アメリカ北部と太平洋東部の下で磁場が一時的に加速した。欧州宇宙機関の磁場観測ミッション衛星 SWARM がその変化を追跡した。

2018年の初めまでに、世界の磁気モデルは問題を抱えていた。

アメリカ海洋大気庁と英エジンバラのイギリス地質調査所の研究者たちは、モデルが地球の磁場のすべての変動をどれほどうまく捉えているかについて、年に1度チェックしているが、2018年の初め、研究者たちは現行の磁気モデルが、ナビゲーションエラーの許容限度を超えようとしているほど不正確であることに気づいた。

さまよう極磁

チュリアット氏は、「私たちが見つけたことは、とても興味深い状況でした」と述べる。

研究者たちは「いったい何が起こっている?」と考え、そして、それに対しての2つの答えについて、ワシントン DC で開催されたアメリカ地球物理学連合の会議で報告した。

まず、南アメリカの下にある 2016年の地磁気パルスは、2015年の全世界の磁気モデルの更新の直後という最悪の時期に発生した。これは、モデルの設計者たちが予想していないような状態で最新のモデルの更新の直後に地球の磁場が急増したことを意味していた。

第二に、北極の磁極の動きが問題を悪化させた。

ジェイムス・クラーク・ロスがカナダの北極圏で 1831年に北磁極を最初に測定して以来、北の磁極は探検家たちと科学者たちを惑わすかのように、予測不可能な方法でさまよい続けている。

1990年代の半ばには、それまで北磁極の移動する速度が年に約 15キロメートルだったものが、 1年に約 55キロメートル移動するほどまで加速した。

2001年には、北磁極は北極海の位置に移動していた。そこで、2007年に、チュリアット氏を含むチームは、北磁極を見つけるために海氷に飛行機を着陸させた。

2018年に、北磁極は国際日付線を越えて東半球に入った。

現在、その北極の磁極は、シベリアに向かって一直線に進んでいる。

このような地球の磁場の幾何学的配置は、北極など、磁場が急速に変化する場所でのモデルの誤差を拡大している。

チュリアット氏は、以下のように言う。

「北磁極の動きが加速しているという事実が、より大きなエラーをもたらしやすくしています」

世界の磁気モデルを修正するために、チュリアット氏と同僚たちは、2016年の地磁気パルスを含む 3年間分の最近のデータを提供した。

チュリアット氏は、新しいバージョンは 2020年に予定されている次のモデルのアップデートまで正確であるはずだと述べる。

なぜこのようなことが起きているのか

科学者たちは現在、なぜ磁場がこれほど劇的に変化しているのかを理解しようと努力している。

2016年に南アメリカの下で起こったような地磁気パルスは、コアの深部から発生する「流体磁気」波にさかのぼるかもしれない。

そして、北磁極の速い動きは、カナダの真下での地球内部の溶鉄の高速の動きと結びつく可能性がある。

この溶鉄の高速の動きが、カナダ直下の磁場を弱めているようだと英リーズ大学の地磁気学者フィル・リバーモア(Phil Livermore)氏は、アメリカ地球物理学連合の会合で述べている。

それは、カナダが本質的にシベリアとの磁気の綱引きを失っていることを意味している。

リバモア氏は、「北磁極の位置は、カナダの真下とシベリアの真下の2つの大規模な磁場の領域によって支配されているようなのですが、現在、シベリアの領域が勝っているようです」と述べる。

将来的に、地球の地磁気学者たちはこの磁場の変化に関して、さらに忙しくなる可能性もある。

ここまでです。

なお、捕捉として書きますと、この北極の極の移動は、以下の点が特徴的です。

これは、今から 7年前の記事に書いたもので、その記事では「ポールシフト」という言葉を使っていますか、極の移動という言葉を英語にしたという程度の意味で、それ以上の意味はありません。ここでは、「磁極の移動」と表現します。

北極の磁極の移動の特徴

・1860年以降、磁極の移動距離は 50年ごとに約 2倍ずつ増えている。

・過去 150年の間、磁極は同じ方向に移動している。

・北磁極は、過去 50年間で移動した距離のほぼ半分の距離をこの 10年のあいだで移動した。


つまり「どんどん加速してきている」のです。

下の磁極の移動の地図で、

・1860年から 1910年の 50年間に移動した距離

と、

・2000年から 2010年の 10年間に移動した距離

を比べてみれば、その加速ぶりがおわかりになるかと思います。

magneitic-50-year.jpg

この地球の磁極の移動と、「地球の磁場の力の衰退」は、年を追うごとに顕著になっていまして、

「では、そのまま磁場の異変か進んだ場合はどうなるのか」

ということについて議論されることがありますが、たとえば、「地球の磁極の反転」ということにつながる可能性も高いですが、それが起きた場合についての正確な予測は「存在しない」のです。

以下の記事でご紹介しましたように、「地球は壊滅的な状態となる」と予測する科学者たちもいます。

Earth faces 200 YEARS of solar radiation blasts as 'magnetic poles shift', say NASA

EXPRESS 2015/11/06

地球は磁極のポールシフトと共に、200年の間、太陽放射に吹きつけられる事態に直面していると NASA は言う

地球は、最大で 200年間、防ぐことができない太陽放射に晒される可能性があり、それは皮膚ガンを誘発し、世界中の電子通信機器の遮断の危機を招くかもしれないと NASA は警告している。

このアメリカの宇宙機関は、私たちが、地球の磁極が反転するという特別な出来事に向かっていることを確認した。

気候の研究者たちは、地球は磁場の反転に向かっていると確信している。この磁極のポールシフトは、以前に起きた際に、ネアンデルタール人を地上から一掃した。

NASA の火星探査計画 MAVEN (メイヴン)計画の主任研究員である米国コロラド大学ボルダー校のブルース・ジャコスキー( Bruce Jakosky )氏は、磁場の反転が起きる時には、太陽の放射線から地球を防御している磁場が失われ、地球は危険な放射線に晒され続けることになると述べる。

そして、その期間は 200年間だという。

ジャコスキー氏は、先日、MAVEN 計画によって、火星が大気と海の水の 99%を失った原因を明らかにした歴史的な発表をおこなった。火星は過去数十億年、太陽風に晒され続けていたことが、大気と水を失った原因だと氏は述べる。

ジャコスキー氏は以下のように言う。

「磁極のポールシフトが発生した場合、地球は 200年間、磁場を持たない状態になります。その間、太陽の放射線は、磁場の防御が消えた地球に降り注ぐのです。数十億年前の火星と同じように」

しかし、氏は、地球の大気が完全に消滅するには 200年では足りなく、生物が絶滅するようなことはないだろうと付け加えた。

NASA の火星ミッションの主任科学者、マイケル・マイヤー( Michael Myer )氏は、火星が太陽の放射を受け続けた数十億年前は、太陽は今よりはるかに強力なエネルギーだったことを付け加えた。

その強い太陽からの放射の数十億年のそのプロセスの中で、火星は大気の 99%を失った。

マイヤー氏も、地球が磁場の防御のない状態での 200年間の状態の中では、地球で驚くようなオーロラが見られるであろうことと共に、私たち人類の生活に影響を与えるだろうことを認める。

地球の磁気は、有害な紫外線に対する防御の最前線にあり、私たちを守り続けてくれており、この防御がない場合、皮膚ガンのリスクが高まる可能性がある。

また、磁場がない状態、あるいは極端に磁場が少ない状態は、世界的な通信設備と電気インフラの被害を生じさせる可能性がある。さらに、何人かの研究者たちによれば、磁場の少ない状態(太陽放射が多い)は、暴動などにつながりやすいという。

破滅論者たちは、以下のようなことも予測している。

磁極の北から南への移動は、大陸が移動し、数多くの地震を誘発し、また、急激な気候変動と世界的な破壊が進むだろうと。

地質学者たちによれば、磁極のポールシフトは、地球の歴史の中で何度も起きている出来事だと述べ、最後に起きたのは石器時代の間で、今から 78万年前のことだった。

英国地質調査所の地磁気担当の主任であるアラン・トンプソン( Alan Thompson )氏は以下のように語る、

「私たち地質学者は、化石や他の記録から、(過去のポールシフトの際に)世界的な大陸の移動は起きていませんし、地球規模の災害も起きてはいないと言うことができます」

地球の磁極が逆転するときに発生する最も劇的な変化は、全電界強度(磁場)の非常に大きな減少であると、地球物理学研究所で地磁気の逆転の研究を行っているジャン=ピエール・バレー( Jean-Pierre Valet )氏は言う。

そして、地球の磁場が、過去 160年間で大幅に弱まっていることは、科学的に確認され続けている。この「磁場がどんどんと弱くなっている状況」は、地球の磁場の反転がいつ起きて不思議ではないことを意味するのかもしれない。

ドイツの GFZ ニーメック地磁気観測所の科学主任、モニカ・コルテ( Monika Korte )氏は、地球の磁場の逆転についてこう述べる。

「地球の磁場の反転は突然起きるものではなく、ゆっくりとしたプロセスです。その間の地球の磁場は弱くなりますが、それと同時に、おそらく、磁場フィールドが、より複雑なものとなり、しばらくの間、2つ(今の地球の磁極は、北極と南極の2つ)以上の磁場が示される可能性があります。」

磁場が極端に弱くなった場合、私たちは、太陽フレアにも直接さらされ続ける危険性がある。

ロチェスター大学の地球物理学専門のジョン・ターデュノ( John Tarduno )教授は、以下のように述べる。

「太陽からのコロナ質量放出( CME / 太陽フレアの際に放出される)は、たびたび発生しており、時に、地球に直接向かうこともあります」

「しかし、 CME で発生した粒子の一部は、地球の磁場によって遮断され、通常は、地球上にいる私たちには影響はあまりありません。しかし、磁場が弱い場合、その地球の防御システムがあまり役に立たないのです」

科学者の中には、種の絶滅と、磁極のポールシフトに関連があるとは考えていない人たちも多い。

地磁気観測所のコルテ氏は、

「地球の磁場が非常に弱くなったとしても、地球表面はその大気によって、放射線から遮断されています。そして、現在、私たち人類が磁場が弱くなっていることを感じることはないのと同様に、地球の磁場が反転したとしても、私たちはその大きな変化に気づかないと思われます」

はっきりしていることは、次の磁極の反転は「いつかは起きる」ことと、過去 160年間で地球の磁場は驚くべき速度で劇的に弱くなり続けているということだ。

あるいは、以下の記事で私自身が書いていますように、「磁極の反転が起きても、それほど大変なことにはならないのではないか」という推測もあります。

冒頭のロシア・トゥディ(RT)の記事となります。

なお、記事の中に「南大西洋異常帯」という言葉が出てきますが、これは Wikipedia によれば、下のようなものです。

南大西洋異常帯 - Wikipedia
南大西洋異常帯(SAA)は、ヴァン・アレン帯における異常構造である。通常、内部ヴァン・アレン帯の最低高度は約1,000km以上であるが、SAAにおいては高度300kmから400km程度にまで下がっている。そのため、同高度で比較すると放射線量が異常に多く検出される。


この影響で、地球の磁場は、ブラジル上空で最も弱くなり、内部ヴァン・アレン帯がここで落ち込んで地球に最も接近する。

ヴァン・アレン帯というのは、地球を取り囲む放射線帯のことですが、その南大西洋異常帯という場所は、その放射線帯がとても低い場所にあるため、放射線量が異常に多く検出されるのだそうです。

下の赤い部分が、その「南大西洋異常帯」です。

南大西洋異常帯(赤い部分)
saa.jpg

Strange phenomenon under Africa threatens to flip Earth’s magnetic field
RT 2018/03/07

アフリカの地下の奇妙な現象が地球の磁場を反転させる恐れがある

現在、地球の磁場は急速に減衰しており、多くの科学者たちが地球の極が反転するのではないかと考えている。

最新の調査では、「南大西洋異常帯(SAA / ヴァン・アレン帯における異常構造地帯)」と呼ばれる地域の中のアフリカの地下において、最も重大な磁場の弱体化が起こっていることが示されている。

地球の磁場は、私たちに北極と南極の位置を与えるだけでない。

磁場は、私たちを太陽風や宇宙線から保護している。

磁場の保護がなければ、今日、私たち人類は地球上には生存していないはずだ。しかし、過去 160年間のあいだにもこの地球の磁場の力が大幅に弱まっており、科学者たちは地球の磁極が反転している可能性があることを示唆している。

もしそれが起これば、これは磁気の極性の入れ替えを意味する。つまり、北を指すコンパスは、南を指すことになる。

不思議な現象だと思われるかもしれないが、この「磁極の反転」は実際に地球の歴史の中で何度も起こきていることでもある。磁極の反転は、およそ 20万〜 30万年ごとに発生していることがわかっている。

下の図は、NASA による磁極が反転する際の磁場の混乱を示している。
during-reversal.jpg

地球の磁場の反転が「生まれる」場所

「南大西洋異常帯」は、アフリカのジンバブエから大平洋を通って南米のチリに至るまで続く。この地帯の過去 160年間の劇的な磁場の弱体化は科学者たちにとって特に興味深いものだ。

現在、この地帯の磁場はとても弱く、人工衛星がその地域に入るのは危険なエリアともなっている。

この南大西洋異常帯は差し迫った磁極の反転の先駆けなのかもしれず、この場に磁極の逆転に関するデータが存在しているのではないかとも考えられている。

アメリカ地球物理学連合(AGU)の「ジオグラフィック・リサーチ・レターズ(Geophysical Research Letter)」に掲載された米国ロチェスター大学の新しい研究は、驚くべき現象に光を当てた。

最近の変化を環境と整合させるために、研究者たちはアフリカ南部の各地域からデータを集め、過去何世紀にもわたる地球の磁場強度の記録を集めたのだ。

研究者たちは、古代アフリカの初期鉄器時代と後期鉄器時代にまで遡り粘土の残骸からデータを集めた。これらの人工物からのデータは「古磁場観測(archaeomagnetism)」という手法を用いて過去の磁場を研究することが可能となった。

「非常に高い温度で粘土を焼くと、磁性の鉱物が安定します。そして、土器が高温から冷えたときに地球の磁場の記録がそこに保持され続けるのです」と研究者の一人である、ジョン・タルドゥノ(John Tarduno)氏は説明する。

そして、彼らはこの研究により、このアフリカの地域の磁場が過去 1600年間に数回変動していることを発見したのだ。

これは、アフリカの下の地球の中核で繰り返された現象の最新のものだと考えられる。そして、このアフリカで起きる現象は、地球全体に影響を及ぼすと確信される。

(※訳者注 / ここにあります過去 1600年間の磁気異常の発生の正確な年代は、西暦 400-450年の間、700-750年の間、1225-1550年の間の3回のようです)

研究者のタルドゥノ氏は、以下のように結論付けた。

「アフリカの中核 - マントル境界には何か普通でないことが存在しているという強力な証拠が得られた。そして、これは地球全体の磁場に重大な影響を及ぼす可能性がある」

論文の筆頭著者であるヴィンセント・ハレ(Vincent Hare)氏は、これらのデータは、必ずしも地球の磁極の反転を完全に予測しているとは限らないとして、以下のように付け加えた。

「この異常な動きが過去 160年から 170年の間に少なくとも 2回起こり、そして、これがより長期的なパターンの一部であることがわかりました。しかし、この動きが完全な地球の磁極の反転につながるのかどうかを確定するのは時期尚早です」。

ここまでです。

なお、記事では、アフリカ南部から古代の粘度のデータを集めたとありますが、そのデータを集めた地域は、調べてみますと下のエリアでした。

今回の研究でデータが集められた地域(赤で囲んだ場所)
sa-saa.jpg

地球の地磁気は、21世紀に入って以来、激しく弱くなり続けています。

過去記事の、

磁場が消えるとどうなるのか

2014年07月15日
また、上にリンクしました記事「地球の磁場が弱くなっていることを…」では、中国科学院の科学者たちが、科学誌に

「磁場が逆転する時、酸素が地球外へ流出していく」

という内容の論文を発表したことにもふれています。

ch-sc-03-aeec8.gif
▲ 科学誌「アース&プラネタリー・サイエンス・レターズ(Earth & Planetary Science Letters)」より。

つまり、磁場が極端に弱くなったり、あるいは磁場の反転によって、「地球の磁場が消滅する」ときには、これまで言われてきた一般論としては、

・地球が太陽放射線など、宇宙からの有害なエネルギーからの保護を失う

とされていて、また、上の最近の発表では、

・地球から酸素が外部に流出する

というようなことが言われたりしているのですが、ただ、今回の記事では、以下のように書かれています。

地球の磁場が弱くなったからといって、それが地球に大量絶滅などのような終末的な現象をもたらすという証拠はない。過去の磁場の反転時に大量絶滅は起きてはいないし、地球上が放射線で壊滅的な影響を受けた形跡も見当たらない。

ただ、それでも、研究者たちは、電力網と通信システムが危険にさらされる可能性は高いと考えている。


地球の生命には影響はないだろうけれど、電力・通信などのインフラに影響があるかもしれないと。

しかし、この話題を取り上げるたびに書くことですけれど、


「結局、磁場の反転や、磁場の消滅に伴って起きることは実際に発生してみないとわからない」

ということにはなるようです。

そして、その磁場の減少は急速に加速しており、欧州宇宙機関の言葉からの推測では、「今すぐ磁場の反転が起きてもおかしくはない」とさえ言えそうなのです。

というわけで、ここからが本記事です。

Earth's Magnetic Field Is Weakening 10 Times Faster Now
Livescience 2014.07.08

地球の磁場は現在10倍の速度で弱まっていっている

極めて人体に有害な太陽からの巨大な放射線から地球を守りってくれている地球の磁場が、過去6ヶ月の間に弱まっていることが、スウォーム( SWARM )と呼ばれる欧州宇宙機関( ESA )の人工衛星によって収集したデータによって明らかとなった。

観測によると、インド洋などでは磁場が強くなっている地域も認められたが、最も磁場が弱くなっている地球の西半球では 60万平方キロメートルの範囲で、磁場の減少が確認された。

なぜ地球の磁場が弱まっているのかについては不明な点が多い。

しかし、ひとつの理由として、「地球の磁場が反転する前段階かもしれない」ことを、 ESA のスウォーム・プロジェクトの管理者であるルーン・フロバーガーゲン( Rune Floberghagen )氏は述べる。

事実、衛星のデータは、北の磁極(磁場から見る北極)がシベリアに向かって移動していること示している。

ロバーガーゲン氏は、「このような磁場の反転は瞬間的にに起きるというものではありません。何千年というより、何万年というほどの長い時間で進行します。そして、磁場の反転は過去の地球では何度も起きていました」と、ライヴサイエンスに語った。

科学者たちはすでに北磁極が移動していることを知っている。

かつて、数万年から数十万年のサイクルで、コンパスの針が北ではなく、南を向くようになる磁場の反転の現象は幾度となく起きていた。

磁界の強度が変化すること自体は、通常の磁場の逆転のサイクルの一部ではあるが、しかし、人工衛星からのデータでは、現在の磁場の弱まり方のスピードが、過去のそれよりも早いことを示している。

かつて、研究者たちは、「磁場の強度は1世紀において5パーセントの割合で減少していった」と見積もっていた。

しかし、今回収集された新たなデータでは、地球の磁場が「 10年ごとに5パーセントずつの割合で強度が減少している」ことがわかった。

これは、従来考えられていたよりも、10倍の速度で地球の磁場の弱体化が進行していることになる。

しかし、地球の磁場が弱められたからといって、それが地球に大量絶滅などのような終末的な現象をもたらすという証拠はない。

過去の磁場の反転時に、大量絶滅は起きてはいないし、地球上が放射線で壊滅的な影響を受けた形跡も見当たらない。

ただ、それでも、研究者たちは、電力網と通信システムが危険にさらされる可能性は高いと考えている。

地球の磁場は、太陽風として太陽から噴出される危険な宇宙放射線から地球を保護している。それは地球を包む「見えない泡」のような役目を果たしている。

スウォーム衛星は地球の磁場の信号を拾うだけでなく、地球内部の核やマントル、地殻、海洋からの信号も拾い上げる。

ESA の科学者たちは、例えば、航空機の計器として、磁場に依存するナビゲーションシステムを作るためにデータを使用することを考えており、あるいは、地震予測をより正確なものに改善すること、あるいは、天然資源が豊富な地球の地下の領域を特定したいというようなことにも期待を寄せている。

科学者たちは、磁場の変動の情報は、大陸のプレート移動している場所の特定に役立つ、それは地震の予測に結びつく可能性を考えている。

には、2014年の欧州宇宙機関の人工衛星スウォームによる観測で、

磁場の強度の減少率は、予想していた10倍以上の速さだった

ことがわかったりしてもいるのです。

単純なグラフで示しますと、21世紀に入って以来、地球の地磁気は下のような曲線を描いて減衰しています。
simulation-mag21.jpg

こういうようなことから、「地球の磁場が徹底的に弱まり、磁極の反転という事態に至る時期はそんなに遠い日ではないかもしれない」とも言われて始めています。

ネイチャーの記事では、現実の問題として、地球のナビシステムを含めた様々なところに混乱が及ぶ可能性があることがわかりますが、この磁極の移動の加速がさらに進行すれば、ナビや地図のシステムそのものが機能しにくくなる時期もやってくるかもしれません。

そして、こちらの過去記事でもふれていますが、あまりにも地球の磁場の変化が大きすぎて、「世界磁気モデル」と呼ばれる、携帯や無線や航空機の飛行などに必要な地球の磁場の基本的な情報をただちに変更しなければならない事態となっていました。

以下は、ナショナルジオグラフィックの記事からの抜粋です。

北磁極の動きが加速、原因不明、あまりに急激
ナショナルジオグラフィック 2019/02/06

過去100年ほど、北磁極は真北に向けてじりじりと移動してきた。ところが最近になって、専門家たちは異変が起こっていることに気が付いた。北磁極が急にスピードを上げて移動し始めたのだ。なぜなのかは誰にもわからない。

その動きがあまりに急激なので、慣例の5年ごとという予定を繰り上げて、米国は世界磁気モデル(WMM)を今年初めに更新する予定にしていた。

世界磁気モデルは、携帯電話をはじめ、船舶、航空機などのナビゲーションに利用されている。ところが、米連邦議会の予算案交渉が難航し、予算が切れた連邦政府が一部閉鎖されたため、更新が延期されていた。

政府が再開し、新しい北磁極を示した最新モデルが2月4日に発表されたが、疑問は残る。北磁極はなぜこれほど速く移動しているのか。


これが、今年 2月のことなのですが、12月10日に、また「世界磁気モデル」が更新されていたのです。

冒頭の図が、NOAA (アメリカ海洋大気庁)から発表されたその新しい世界磁気モデルとなりますが、これは「かつては 5年ごとに更新されていたもの」なのです。

それが、2月に更新された後、1 12月10日にまた更新されている。これはつまり、

「地球の磁場の異常と、磁極の移動の加速が止まっていない」

ことを示すものだと言えるはずです。

北の磁極が過去 100年でどのように移動してきたかは、京都大学の地磁気世界資料解析センターに詳細な図があります。

過去120年の北の磁極の移動
pole-move-2020.jpg
・京都大学

もう少し年代などをわかりやすくしたものとしては、以下のようなものがあります。
arctic-magntic-motion002.jpg

これは、簡単にいえば、北の磁極は、

「西暦 2000年までの 100年間ほどの移動距離を、この 20年間ほどで移動した」

ということになり、その後も加速し続けています。

このことはすでにわかっていたことではありますけれど、先ほどの京都大学の地磁気世界資料解析センターの図を見ていて、「これは何?」と思った部分があるのです。

北の磁極の「下」に何かあるのです。
geomagnetic-pole-2020.jpg

「地磁気極」と書かれた磁場が「やはり移動している」のです。

こんな存在は今までまったく知りませんでした。

「なんで、磁極がふたつある?」

と思いながらも、「これもまた、例の記憶違いの世界(マンデラ・エフェクト)じゃないだろうな」というようにも感じましたが、いずれにしても、北の磁極とは別の「地磁気極」というものがあるようなのです。

地磁気世界資料解析センターの資料「磁石の北と地磁気極と磁極」を読んでみますと、以下のように記されていました。

まず、基本的には、地球の磁極は、

> 南北両半球に1つずつ、互いに地球中心の反対側にあり

と書かれてあり、地磁気は「南極のほうにひとつ」あり、そして「北極のほうにひとつ」ある、というように、やはり北の磁極は「ひとつ」ということのようのです。

しかし、読み進めてみますと、以下のような記述が小さく書かれていました。

京都大学「地磁気世界資料解析センター」の資料より

現在、 日本付近で磁北が地理的な北よりも西に向いている原因としては、 シベリアに見られる地磁気の異常分布の影響があげられる。

すなわち、 バイカル湖の北の地域は磁北極からかなり離れているにもかかわらず、 北半球でもっとも地磁気が強くなっており、 あたかも磁極があるかのような「偽磁極」とでもいうべき分布をしている。

地磁気永年変化により、1800年頃からこのような地磁気の異常分布が顕著となり、 日本付近では磁北もこの「偽磁極」に引かれる形で、 地理的な北よりも西を向くようになったようで、 今なお続くこの「偽磁極」の発達が日本付近での偏角の西向きへの変化や、 磁北極のシベリア方向への急速な移動に影響を及ぼしているものと見られる。


このように、この磁場を、

「ニセの磁極」

と呼んでいたのでした。

しかも、以下の部分のような現実があるという強烈な事実を知ります。

すなわち、このニセの磁極の場所は、

> 北半球でもっとも地磁気が強くなっており

とあるのです。

つまり、何とこの「ニセの磁極」は、北の本来の磁極より「地磁気が強い」ようなのです。

ということは、

「現在の地球の北半球で、最も強い磁場を持っているのは、本来の北の磁極ではない」

ということになり、地球の磁場の異常が本当にかなりのものなのだということを知りました。

しかも、この「ニセの磁極」も移動している。

ちなみに、NOAA のニュースリリースによれば、北の磁極(本物の磁極)の移動距離は、1831年以来、2250キロメートルに及んでいるそうです。日本の本州の長さが約 1500キロメートルですので、かなりの距離を移動しているといえます。

そして、21世紀に入って以来、移動の速度が加速しています。

かつては、カナダの領域にあった北の磁極は、今後、ロシアの領土内に移動すると見られています。

先ほどの京都大学の図を見てみますと、「ニセの磁極も、本物の磁極のある方向に進んでいる」ようにも見えるのですけれど、「ふたつの磁極」が接近した場合はどうなるのだろうなあと思います。

その場合、さらに地球の磁場が混乱するのか、あるいは、そのほうが磁場が安定するのかどうかはわからないですが、今後の状況は「世界磁気モデル」が、どの程度の期間で更新されるかということで判断できそうです。

すなわち、今後「世界磁気モデルの更新がさらに早くなっていく」ような場合は、「地球の磁場の変化がさらに激しくなっている」ことを示すのではないかと。

そして何より、現在、地球の磁場そのものが大変に弱くなっていて、それだけに、「ニセの磁極」のような磁場の磁力がさらに強くなっていけば、やはり、地球の磁場全体がもっと混乱するのかもしれないですね。

米フォーブスの記事に掲載された「地球の磁場の強さ」の推移
earth-m1600-2015b.jpg

比較的最近の以下の記事では、「私たち人類の心身を正常に保っているのは、地球の磁場だった」ことがわかったことについて書かせていただいています。

Человек не может выжить вне магнитосферы Земли
earth-chronicles.ru 2019/11/20

人間は地球の磁気圏外で生き残ることはできない

月に人類が行ったことはあるのだろうか。あるいは、地球の磁場圏の外側の空間に人類が存在することはあったのだろうか。この問いに対しての一般的な答えは古くから知られている。しかし、ここには、真実とは異なることが含まれているにも関わらず、多くの人々はいまだに、過去のアメリカの月への有人飛行と、将来の火星への有人飛行というおとぎ話を信じている。

これに関して、

「月でも火星でも、そこで人間は生きられない」

ことについて、MARS 500プロジェクトの執行役員であり、ロシア科学アカデミー生物医学問題研究所長であるアレクサンダー・ウラジミロヴィッチ・スヴォーロフ博士は、インタビューで以下のように説明している。

なお、これまで、宇宙空間での人体への脅威は、宇宙放射線が最大のものだとされてきたが、最大の問題はそれではないことが研究でわかっている。

問題は「地球の磁場から外に出る」ことなのだ。

ここから、スヴォーロフ博士のインタビューの一部を掲載する。

月に人類が行ったことはあるのだろうか。あるいは、地球の磁場圏の外側の空間に人類が存在することはあったのだろうか。この問いに対しての一般的な答えは古くから知られている。しかし、ここには、真実とは異なることが含まれているにも関わらず、多くの人々はいまだに、過去のアメリカの月への有人飛行と、将来の火星への有人飛行というおとぎ話を信じている。

これに関して、

「月でも火星でも、そこで人間は生きられない」

ことについて、MARS 500プロジェクトの執行役員であり、ロシア科学アカデミー生物医学問題研究所長であるアレクサンダー・ウラジミロヴィッチ・スヴォーロフ博士は、インタビューで以下のように説明している。

なお、これまで、宇宙空間での人体への脅威は、宇宙放射線が最大のものだとされてきたが、最大の問題はそれではないことが研究でわかっている。

問題は「地球の磁場から外に出る」ことなのだ。

ここから、スヴォーロフ博士のインタビューの一部を掲載する。

地球の磁場は人体を安定させる

地球の磁場の外側の空間に滞在する際の低磁気の問題は、いまだに解決されていません。

地球の磁気圏から外に出て、変化した磁気条件へ人間が暴露したときに何が起きるかは予測不可能です。低磁場状態にあるという実際の経験に関するデータは、ヒトに関しては、いまだ得られていないのです。

しかし、人間が低い磁場の条件に曝露することにより、体内の「水」の特性が変化し、予測出来ないプロセスが発生する可能性があります。

宇宙飛行士の脳の温度を知ることは非常に重要です。脳は誰にとっても最も重要な器官ですが、実験で得られた驚くべき発見としては、たとえば、宇宙飛行士は地球から遠ざかるにつれて、訓練センターのインジケータと比較して内臓の温度が上昇するのです。

なぜ、内臓の温度が上昇するのかは、専門家たちもわかっていません。

ロシアの生物学者たちは、人間の低磁場条件での予備実験においてでさえ、すでに実験の被験者たちの精神的な混乱を記録していると述べています。

つまり、地球の磁場から人間が遠く離れると、脳に強い影響が加わるのです。

それなのに、アメリカのアポロ計画では、完全な地球の外側の宇宙空間で、6日間から 12日間の時間を過ごし、そして、月への飛行を 9回行い、うち 6回で月面に着陸したというのです。これは、私たちの実験で見られている傾向からは考えられないことです。

地球の磁気から遠く離れた宇宙空間では、人体に過剰な予期せぬプロセスが経験されるはずです。

ここから言えるのは、「月にアメリカ人たちは行っていない」ということです。

新しく得られている科学データは、地球の安定化した磁場の外側の空間では、宇宙飛行士たちの身体と精神的状態に大きな変化が起こることを示唆しており、月飛行は現実的ではないのです。

磁場が存在しない場合は、宇宙飛行士の精神に影響が加わる

地球の磁場が存在しない場所、たとえば月への飛行や、火星への惑星間飛行などの移動中の宇宙空間に長時間滞在することは、宇宙飛行士の精神障害につながる可能性があります。

これは、ロシアの科学者たちが実施した実験の結果によって証明されています。

トムスク州立大学の生物学および生物物理学研究所とロシア科学アカデミーの生物医学問題研究所の研究者たちは、特別な装置により、ラットを地球の磁場から隔離する一連の実験を行いました。

実験の結果は、動物たちは社会的行動能力を失い、記憶障害を経験し、内臓の変化も観察したことを示したのです。

実験を行った生物物理学研究所の科学者たちは、地球の磁場はすべての生物に影響を与えていると述べています。

さらに、生物圏の歴史において、磁場は変化し、ある時点でゼロになりました。それは地球の生物相にいくつかの大惨事をもたらしました、たとえば恐竜の絶滅は、ある時点で磁場の消失と正確に関係しているという仮定があります。

磁場の欠如が生物にどのように影響するかを調査するために、科学者たちは電磁システムが地球の磁場を補償する特別な装置を作り、その内部の磁場が通常よりも 700 - 1000 倍弱くなるようにしました。

12匹の白い雄ラットをこの「超低磁場の装置」に 25日間入れ、その後さらに 10日間、別の 12匹のラットを対照グループにしました。両方のグループは、24時間体制のビデオ監視下にありました。

この実験で最初に目を引いたのは、ラットたちは、この磁場が弱い装置の中で「常に戦っていた」ということです。攻撃し続け、怒りを示し続けたのです。

普通は、ラットたちの戦いというのは、階層(立場の序列)を確立する手段です。ですので、グループ内の序列が確立されると、すぐに戦いは停止するものです。

ところが、科学者たちによると、地球の磁場を奪われたラットたちは、階層の確立方法を「忘れ」、社会的スキルを失っていました。

さらに、記憶障害がラットで観察されました。実験の前に、それらはすべて特別な装置内に短時間置かれ、励起または阻害が優勢であったかどうかを判定しました。

さらに、実験ラットに生理学的変化が観察されました。

以前、日本の科学者たちが、磁場の欠如がイモリの発達にどのように影響するかを研究したことがあります。その結果は、子孫の目と顔が誤って形成され、「双頭の個体」が現れたことを示しました。

地球の磁場は 50マイクロテスラで、地球の他の惑星、たとえば火星や水星の磁場よりも数千倍強いのです。

それは、太陽から発せられる荷電粒子の強力な流れから地球の表面とその上のすべての生命を保護する強力な磁場です。

既存の有人宇宙船や国際宇宙ステーションは比較的低い高度で飛行しているため、地球上より磁場は低いとはいえ、その欠如率は比率として 20%未満です。

ところが、月への飛行や火星への飛行などの惑星間探査では、宇宙飛行士たちは、完全な磁場の欠如に直面するのです。

宇宙船が惑星間距離を飛行する場合は、そこには地球の磁場は存在せず、惑星間の磁場だけが存在します。これは「磁場の断片」が、太陽が放出するプラズマに凍結するという事実によるものです。惑星間磁場は地球よりも何千倍も何万倍も弱いものです。

ラットでの実験が示すように、磁場の欠如は生物の精神に強い影響を及ぼします。磁場がない状態では、生物に重大な結果が生じる可能性があるのです。

したがって、誰も月には行っていないし、火星には行けない

なぜアメリカ人たちは、アポロ計画の際、人を月に飛行させる前に、宇宙空間の因子が生物に及ぼす影響を直接研究するために、サルなどの実験動物で試さなかったのかおわかりでしょうか。通常、宇宙飛行士の安全を考えれば、それは必ず行うべきことです。

彼らがそれを行わなかった理由は簡単です。元々、月飛行に行くつもりがなかったのです。何しろ、当時のアメリカのサターンロケットの推力は、350トン以下と推定されており、非常に低いものです。

さらに、 NASA のアポロ計画での医療報告に、アポロ乗組員たちの深宇宙での低磁気状態での健康に関する言葉がないのはなぜでしょうか。先ほどまで述べたように、深宇宙の低磁場状態では必ず健康に影響が出るのです。

アポロ計画での医療報告に、乗組員たちの健康の問題に関する報告がひとつもないということは、乗組員たちは、身体にダメージを与える場所にはいなかったということです。つまり、乗組員たちは、深宇宙にはいなかった。

それがハリウッドなのか、どこなのかはともかく、そのような場所では、放射線のレベルは正常であり、純粋な酸素は生体を侵害せず、無重力による身体へのマイナスの影響も与えず、低磁気因子もない場所にいたのです。乗組員たちは、地上の安全な場所にいました。

宇宙での健康の問題が報告されなかったのは、アメリカだけではありません。

1968年からのソ連の有人飛行でも、地球の軌道にだけ行った宇宙飛行士の健康上の問題は、ソビエトの報道では決して報告されなかったことを思い出してください。

宇宙飛行士アンドリアン・ニコラエフとヴィタリー・セバスチャノフが、当時として最長の宇宙滞在記録を作った後(※ 1970年にソユーズ9号が18日間、宇宙空間に滞在した)、ニコラエフは、その後、2度の心臓発作を起こし、合計 5回の心臓発作を起こして死亡しました。

地球の高層大気でさえ問題を起こす

宇宙空間だけではなく 、重力と磁場が弱められている地球の上層大気でも、人体に影響が出ることがわかっています。

宇宙船やステーションでの宇宙での長期滞在は、循環系に悪影響を及ぼし、深刻な健康問題を引き起こす可能性があることが国際的な科学者グループにより見出されているのです。

ロシア科学アカデミーの生物医学問題研究所のイリナ・アルエロバ博士たちの研究グループは、国際宇宙ステーションで平均で約 6ヶ月を費やした宇宙飛行士たちの健康状態をチェックしました。

フライトの前と、ISS滞在 50日目と 150日目および帰還後 40日目に、頭部の血管の超音波検査を実施しましたが、その結果、7人の被験者たちが血流の停滞を示し、人によっては、頸静脈の血液が「逆流」している場合があったのです。そのうちの 2人は脳に血栓が見出されました。

頸静脈は、人体で最も大きな血管の1つであり、首、顔、脳への血液供給に関与しています。潜在的に肺に到達する可能性のある血栓は、特に軌道上では致命的な状態です。

科学者たちは、このような血流障害は重力の欠如に関連している可能性が最も高いと指摘しています。地球の重力は私たちの体のほぼすべてのプロセスを調節しているため、無重力状態は深刻なストレスを引き起こします。

まして深宇宙では、その影響は甚大です。

結局、地球の磁場圏を超えて、月に飛んだ人類は一人もいません。

地球の大気と磁気圏の外側では、生きている細胞は死滅します。

人類は地球上にしか生きられません。あるいは、人類が他の惑星に行くことができないように、私たちは作られているのかもしれません。

地球からの出口は人類にはないのです。

磁場がなければ、人間を含めた多くの生命は「正常に生きられない」ことが実験でわかっていまして、それだけに、現在進行している以下の三つのこと、すなわち、

・北の磁極の移動の異常な加速

・北のニセの磁極の力が増している

・その中で地球自身の磁場はどんどん弱くなっている


ことが、私たちを含めた地球の生物たちに影響しないわけがないと思われます。

人間の世界も最近は「病気と狂気」について、なかかな激しいことになっていますし、動物や海洋生物の世界でも「大量死や絶滅の増大」が顕著になっています。

こういうことも現在の磁場の異常とまったく関係ないということはないと私自身は思っています。

私自身は、鳥や昆虫はもちろん、ほとんどの地上と海洋の生物たちは「磁場により生きている」と確信しています。

そのあたりは以下の記事などで書いたことがあります。

The secret of how pigeons find their way: Magnetic proteins in their EYES act like a compass...and humans have them too
Daily Mail 20105/11/18

ハトたちが自分の行き先を見つける方法に関しての秘密:彼らの瞳の磁気タンパク質は、まるでコンパスのように振る舞う...そして人間にもそれがある

ハトは、動物界で最も大胆な旅をおこなうもののひとつで、数千キロを越えるような移動をした後にでも、正確な位置に到達することができる。

今、科学者たちは、鳥や蝶、そして他の動物たちが、どのように地球の磁場を自分たちの行き先を決めるために使用しているかの解明をしている。

すでに、科学者たちは、網膜と神経細胞で生産され、目から脳へと走る「コンパスのように振る舞うタンパク質」を発見している。

この複合体は、地球の磁場に関する情報と、太陽の位置を組み合わせることにより、動物たちに彼らが旅行する方向を検出させることができる。

そして、これは驚くべきことだとも思われるが、研究者たちは、人間にも、これらと同じタンパク質が発現することを発見したのだ。

鳥などよりも、はるかに少ない量ではあるが、私たちにも磁場を感知するいくつかの能力があるということになる。

研究を率いた中国北京大学の分子生物学専門のカン・シエ博士は、そのタンパク質は、コンパスの針のように作用し、神経系に情報を送信するように見えると述べている。

「かつて、動物が地球の磁場を検出することができるという概念は、一笑に付されていたものでした。しかし、今、それが事実であることが確立したのです」

この研究は、科学誌ネイチャー・マテリアルに発表された。

シエ博士は以下のように述べる。

「この生物コンパス( biocompass )モデルは、動物の磁気のナビゲーションと磁気受容( magnetoreception )の分子機構の完全な解明に向けてのステップとして機能すると私たちは考えています」

「人間に磁気を感じる感覚が存在するかどうかは議論もありますが、地磁気の磁場は、人間の視覚系の光感度に影響を与えると考えられるのです」

サメ、ウミガメ、鳥類、昆虫、オオカミ、クジラ、さらには線虫など、多くの動物たちが、自身の移動を助けるために、地球の磁場を使用すると考えられている。

しかし、彼らがどのようにそれをおこなっているかについての正確なところは、いまだ謎のままだ。

一部の研究者たちは、以前から、ハトのような鳥の持つ、磁場に反応しているように見える特定の目の細胞や、くちばしを同定しているが、その正確なメカニズムは不明であり、一部の研究者たちは、分子によって結合された鉄の塊を特定し、そこに源があるのではないかとした。

また、他の研究者は、クリプトクロム( cyrptochromes )と呼ばれる感光性のタンパク質に起因していると主張した。

しかし、シエ博士と彼のチームによる研究では、実際には、これら2つのシステムは、これらの動物の細胞内でのナビゲーション複合体を形成するために一緒に働くことを見出した。

特に、研究チームの発見した、円筒形の複合体を形成するクリプトクロムと結合するタンパク質を産生する MagR と呼ばれる磁気受容体の遺伝子の存在が大きい。

MagRは、感光性タンパク質のクリプトクロムと結合し、外部磁場の方向に自発的に整列するのだ。

この MagR は非常に磁気を帯びており、そのため、研究者たちは、研究をおこなうための特別なプラスチックのツールを開発しなければならなかったほどだ。

そして、これらの分子が、眼から脳に向かって走っている網膜神経細胞の中で特に発現していることがわかった。

ショウジョウバエ、オオカバマダラ(モナーク蝶)、ハト、そして人間のすべては、これらの分子を生成する。また、ミンククジラやハダカデバネズミ(げっ歯類)、などの他の生き物も、これらの磁気タンパク質を有している。

研究者たちは、これらの発見は、多くの生物学分野の研究、および産業用への応用研究のための新たな領域につながる可能性があると述べる。

また、この発見は、磁場、または、磁気感度を増加させる方法に応答する遺伝子治療の新しいタイプにつながる可能性もある。

研究者たちは述べる。

「 MagR ポリマーおよび、クリプトクロムと MagR の複合体の磁気的な特徴は、異なる分野全体での、数多くの用途の可能性が秘められていると考えます」

米国マサチューセッツ大学の神経生物学者、スティーブン・レパート博士( Dr Steven Reppert )は、この研究結果は、巨大な影響を与えると科学誌ニュー・サイエンティストに語った。

「これは極めて挑発的で、非常に画期的な可能性を秘めています。息をのむような発見といっていいと思います」

ますます地球の磁場の異常が拡大している現在とこれからは、いろいろな意味で、さらに地球の環境は良いほうとは言えない方向に向かって変化していく可能性が高くなっていると思わざるを得ません。

いずれにしましても、「強力なニセの磁場」というものが北半球に存在するということを知り、思っていた以上に地球の磁場の状況はカオス化している可能性があることを知らされました。

最終更新:2019/12/13 13:11

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2019/12/12 21:06

私たち日本人には神も宗教も必要ないのか?

2019年12月10日
米国の著作『Evolution of the Japanese, Social and Psychic』に掲載されている伊藤博文(初代・第5代・第7代・第10代の日本の首相 / 1841-1909年)の言葉

「私は、宗教そのものは日本国民の生活にはまったく不要であると考えています。科学は迷信をはるかに超えていますが、では、仏教あるいはキリスト教といった宗教とはいったい何であり、そして、迷信とは何であるのか。あるいは日本に宗教がないことが、何か日本国家に弱い面が生じる源になるとでも言うのでしょうか」

「私は、日本国民が無神論を考えることのできる自由の傾向を後悔してはおりません。あるいは、それが日本の民族的集団への危険な源泉になるとも思っておりませんし、無神論に対しての自由は日本ではほぼ普遍的なことなのです」

他の国からは理解しがたい私たちの神道的「無宗教」

海外のサイトで、「日本の地域による宗教分布」ということをテーマにした学術的な記を見かけまして、それになかなか興味を感じました。

日本人というのは「本質的に無宗教」であると考えています。しかし、それは、唯物論に傾倒している上での西洋的な無宗教ではなく、日本人は(今でさえも)「全員が自分の中に善悪の無い生温いものを持っている」ことからのものだと考えます。

何らかの宗教を信仰されている方はたくさんいらっしゃると思いますが、本質的という意味においては、組織的な信仰や、唯一神などの存在は日本人的価値観とは相容れないものだと思っています。

それはそれとして、日本の「地域での宗教的特徴のちがい」ということが、海外の統計データにあることを知りまして、そのデータなどを見た後さらにいろいろと調べていると、やはり「本質的に無宗教的である日本人」の姿がさらに強く浮かび上がります。

まず、その海外の「日本の地域による宗教の差異」のページの概要をご紹介したいと思います。

これを書いているのはファビアン・ドリクラーという西洋人の方ですが、ここで書かれていることは、「日本において仏教と神道の信者の数をわけるようなデータマッピングには意味がない」ということです。日本人の信仰への概念というのは、日本人にとっては単純でわかりやすいものですけれど、海外の人には理解が難しいようなのです。

ここからです。

Is Japan a Religiously Divided Country? Fabian Drixler on Japan’s East/West Divide

日本は宗教的に分割された国家なのか? 日本の東と西の宗教的マッピングの分断を考える

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最近公開された世界の宗教分布のマッピングでの日本の宗教分布を見て驚いた。この宗教地図では、日本の本州から西では本質的に仏教的であり、東では神道的であるかのように分割されて見えるのだ。また、神道は四国でより一般的であり、九州南部ではあまり見られないようにマッピングされている。

日本の最北部にある北海道では仏教徒が少し多く見られ、対照的に、日本最南の沖縄は「その他の信仰」とマッピングされており、この場合は明らかに半アニミズムの先住民族的な琉球信仰を指していると思われる。

重要なことは、日本は、隣国である韓国とはまったく対照的であり、完全な無宗教が多い韓国に対して、日本では宗教に属していない人たちが大部分の地域がないということだ。

日本はその大部分が世俗的な社会であり、キリスト教や仏教が確立されている韓国よりも日本は宗教的ではないという印象を長く受けてきた。

そのような印象は、日本での組織化された宗教団体に関する数字が部分的に示してはいる。たとえば、韓国人は全体の 50%以上が宗教組織に属していることが示されるが、日本ではほとんどの日本人が仏教儀式の葬儀で葬送されているにもかかわらず、日本人全体の中で組織的な宗教に所属している人たちは 40%に満たない。

japanese-religion-2006.jpg

日本の宗教的状況は、いわゆる「民間神道」の存在によってさらに複雑になる。

この民間神道とは、正式な宗教団体に属さない信念や慣行を指す。民間神道は日本の大部分に存在しているため、たとえば、そのような民間神道を信奉している人が多い地域は、地図データでは「神道」としてマッピングされる可能性がある。

ところが、現実には、正式な神道組織に帰属している日本人は、数パーセントに過ぎないのだ。

日本の宗教マッピングは、大乗仏教と神道の両方が非排他的な信仰(他の信仰に対して寛容な信仰であるということ)であり、信者が同時に他の信念体系を公言できる(他の信仰も同時に信じてもいい)という事実によってさらに複雑になる。

多くの情報筋によると、日本人の大多数は、仏教徒であると同時に民間神道の信奉者であるが、しかし、ほとんどの日本人は日常生活では特に宗教的ではない(高齢になってから宗教的日常を送る人たちはいる)。

さらに、約 1300年間、日本では仏教と神道は深く絡み合っていた。

1868年に国家によって課された仏教と神道の信仰の分離政策にもかかわらず、統合主義の要素は存続している。したがって、これらの地図のように、日本の仏教地域と神道地域を別々にマッピングすることは本質的に問題だ。

これを示すいくつかの証拠として、仏教を厳守する多くの地域はまた神道を厳守している。

そのような意味で、日本の宗教において神道と仏教を分けたマッピングの正確さには疑問がある。

たとえば、以下のマップでは、四国南部にある高知県では 85%以上の人たちが仏教徒であることが示されているが、日本の宗教に関するウィキペディアの記事データでは、高知は、日本で「 2番目に低い仏教信仰の率」であり、仏教徒の割合は 17.6%であると記されているのだ。

shinto-buddhism-map.jpg

そして、同じ表では、高知県の正式な神道組織の数は、日本で最高レベルである 5.5%を示している。なお、高知は、日本で最大の神社を持つ。

私の現在の理解は、日本では宗教的な地域主義が適度に存在することを示しており、日本の西側は確かにより宗教的であり、日本の東はより世俗的であるとは言えるが、なぜそのようになっているのかは、もう少し日本について掘り下げる必要があるだろう。

まだまだ論文は続くのですが、このあたりまでとさせていただきます。

この後の文章では、日本のかつての歴史にまで遡り、西洋人から見ると複雑に見える「日本の信仰体系」を突き止めようとしますが、西洋人(というか日本人以外)には、理解が難しいもののようです。

寛容な信仰の精神(どんな宗教や信念でもいいし、信仰が重なっても構わない)とか、初詣だとか七五三だとか、あるいは葬儀など、どう見ても宗教的な儀式に見えるものも、「実際には誰もそんなことが宗教的だとかは思っていない」とか、そういうことも含めて、複雑に見えるようです。

これはたとえば、西洋や中東で、「イスラム教とキリスト教のどちらも信仰しています」という理屈は通じないわけですけれど、日本は OK だと。

神道でも仏教でもOK。

先ほどの記事の中に、日本の信仰の割合が円グラフで示されていましたけれど、この記事を書いた人自体が、「日本の宗教において、このような分け方に意味があるとは思えない」というような書き方をしていますが、そこの数字は、もう一度掲載しますと、以下のようなものでした。

日本の宗教分布

・民間神道あるいは無宗教 (51.82%)
・仏教(34.9%)
・組織化された神道など(4%)
・キリスト教(2.3%)
・無回答(7%)


しかし、実際の調査は、もう少し「現実」を示しています。

読売新聞が2005年8月6日と 7日に行った「宗教」に関する世論調査の結果が、日本の宗教 - Wikipedia に掲載されていますが、その結果は以下の通りでした。

日本で2005年に行われた調査「宗教を信じていますか」より

・宗教を信じていない (75%)

・宗教を信じている(23%)

・神や仏にすがりたいと思ったことがある(54%)

・幸せな生活を送るうえで宗教は大切ではないと思う(60%)

・幸せな生活を送るうえで宗教は大切だと思う(35%)


「宗教を信じていない」人が 75%にのぼるのに、「神や仏にすがりたいと思ったことがある」人が 54%もいるというお茶目な日本人。

戦後、西洋は、さまざまな国にキリスト教的な価値観を拡大しようとしました。

たとえば、お隣の韓国も「それに乗った国」のひとつです、つまり、韓国は、本来はキリスト教とは無縁な国だったはずですが、今では韓国人の 30%近くがキリスト教徒であり、キリスト教は仏教を超える巨大宗教となっています。

韓国の宗教

・無宗教(46.5%)
・仏教(22.8%)
・キリスト教プロテスタント(18.3%)
・キリスト教カトリック(10.9%)
・他の宗教(1.7%)


韓国では「無宗教」が最も多いですが、気をつけなければならないことは、韓国を含めて、「他の国での無宗教」と、「日本の無宗教」は本質的に異なるということです。

日本の民間神道の基本理念が「この世にあるすべての存在が神様である」というものならば、まさに、日本人の無宗教はそこに準じているはずです。

すべての存在が神様であるなら、組織化された宗教を信仰する理由はまったくないからです。

なお、Wikipedia 英語版の「日本の宗教」にも、日本語版の「日本の宗教」にも、多くの偉人賢人たちの宗教についての言葉が載せられています。

部分的に抜粋すれば、以下のように述べています。

日本の宗教についての偉人賢人たちの言葉

・山本七平 「無神論を主張し火で燃やされたジョルダーノ・ブルーノは日本にはいなかった。日本人はずっと無宗教に対して寛容であった」

・芥川龍之介 「日本にいくら宗教を根付かせようとしても無理なのは、日本が古来から八百万の神を崇める、神道などに見られる独特の宗教観を持つからで、釈迦もイエス・キリストも日本にくれば神々の一人という扱いになる」

・村上春樹 「神は人々の心の中にのみ存在する。日本では、神は常に柔軟でどのようにでも捉えられる概念だった」

・加藤弘之 「宗教は恐怖に依存する概念だ」

・福沢諭吉 「言うまでもなく、宗教は社会の平和と安全の維持という目的のために必要なものである。しかし、私には宗教的な性質がまったくなく、宗教を信じたことはない。他の人が宗教的であることを非難するつもりはないが、私自身の良心としては、自分が宗教を信仰するなどということは許さない」

・二宮尊徳 「世の中に本当の真理はただ一つしかないが、その真理に近づく入り口はいくつもある。仏教、神道、あるいは仏教でも天台宗、浄土宗、浄土真宗、禅宗などいろいろあるが、これらはいずれも一つの真理へ到達するための道に付いている沢山の入口の名前に過ぎない」


ヨハネの黙示録(口語訳)3:14-3:16
3:14
『アァメンたる者、忠実な、まことの証人、神に造られたものの根源であるかたが、次のように言われる。

3:15
わたしはあなたのわざを知っている。あなたは冷たくもなく、熱くもない。むしろ、冷たいか熱いかであってほしい。

3:16
このように、熱くもなく、冷たくもなく、なまぬるいので、あなたを口から吐き出そう。


※簡単に書きます。
 創造主は、熱く「善」冷たい「悪」あなたたちは、どちらに付きますか?
 書いてあります。
「善」と「悪」どちらに付かない「なまぬるい」人は、「悪」と一緒に創造主は、見捨てると書いてあります。


ただ二宮尊徳さんが言うように「本当の真理はある」けれど、そこに近づくための方法は「どれでもいいやん」というのが日本人のなまぬるさが価値観のようです。

最終更新:2019/12/13 11:43

2019/12/11 20:25

南国にやってきたミニ氷河期 タイが異様な寒波に見舞われ、北部チェンマイでは気温が氷点下にまで下がる。この寒さにより少なくとも6人が死亡

チェンマイで気温が氷点下にまで下がったことを伝えるタイのメディア
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東南アジアのタイといえば、南国のイメージが強く、多くの土地が冬でも温暖なのですが、そのタイが異様な寒波に見舞われていることが報じられています。

タイの場所
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タイ全域で、平年より非常に気温が低くなっているようですが、特に、北部のチェンマイという場所の周辺では、冒頭のように、氷点下を記録している場所もあり、この寒さにより、少なくとも 6名が凍死あるいは低体温症などで死亡したと報じられています。

南国タイで凍死による被害が出るというのも珍しいです。

以下は、12月7日のタイとその周辺の気温ですが、中部などでも、東京の冬に近いような気温となっていることがわかります。

2019年12月07日のタイの気温
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首都バンコクでも、この数日、最低気温が 13℃まで下がった日などもあり、タイのバンコク周辺では、いかなる季節でも珍しい「焚き火」の風景が見られました。

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タイ北部では、チェンマイの他にも、山間部などでは各地で氷点下にまで気温が下がっていました。

また、タイの隣国のラオスでも、各地で最低気温が氷点下近くまで下がった場所もあるようで、報道によれば、「氷の雨が降った」場所があるそうです。

2019年12月09日のラオスの光景
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タイ気象局によれば、タイ北部や山間部では、今月は 10℃以下の最低気温が続くと予測しています。

先ほどの気温分布を見ますと、タイの周辺の国であるベトナムやミャンマーなども結構気温が低くなっていまして、たとえぱ、これらの国に旅行に行くとしても、場所によっては「防寒」ということも必要になるかもしれません。

そのような予定のある方は、現地の気温などを確かめておいたほうがいいかもしれませんね。

最終更新:2019/12/11 20:25

2019/12/11 20:08

ホワイト島で噴火のあったニュージーランドは、直前の72時間に「87万回の落雷が発生」という超悪天候に見舞われていた。噴火との関係は?

2019年12月10日
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以下の記事で取りあげましたニュージーランド・ホワイト島の火山の噴火は、その後、5名が死亡し、8名が現在も行方不明となっており、当局は、すでに生存者はいない見られると見解を述べています。

ニュージーランド・ホワイト島の火山が突如噴火。噴火時に約100人の観光客が火口付近にいたことが確認される

2019年12月9日 突如噴火したニュージーランドのホワイト島
white-island-eruption1209.jpg

12月9日、ニュージーランド北部のプレンティー湾にある「ホワイト島」の火山が突如噴火しました。

ふだんのホワイト島
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ホワイト島の場所
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このホワイト島は、観光地としても有名な場所でもあり、毎年 1万人以上の観光客が訪れます。

報道によれば、今回の噴火の際にも「少なくとも 100人ほどの観光客が河口の付近を歩いていた」ことが確認されていて、その人たちの中の複数の人たちの安否がわかっていません。

ホワイト島の観光は、以下のように火口の中を歩くというかたちで行われるもののようで、おそらく今回の噴火には予兆がなかったと見え、警報などが出ることなく噴火してしまったようです。

通常のホワイト島での観光
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現地の監視カメラには、河口付近を歩く複数の人たちが記録されています。

12月9日 噴火直前のホワイト島の監視カメラより
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このような人たちが、100人ほどいたということですが、この中の複数と連絡が取れない状況となっているようです。

なお、このニュージーランド北部は、この2、3年、とても不安定な地質活動が続いていまして、2018年7月には、今回噴火したホワイト島の近くにあるワイオタプという場所において「泥火山の噴火」が起きています。

ニュージーランドのタウポ火山帯にあるワイオタプで「泥噴火」が発生。近くでは同国最大級のシンクホール事象が起きたばかり

2018年7月22日のニュージーランドの報道より
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ニュージーランドの北島にある「ワイオタプ」という地温地帯で、突如「泥噴火」が発生したことが報じられています。

泥噴火というのは、間欠泉の泥バージョンのようなものですが、泥噴火が続いている場所で起きるならともかく、そうではない場所での発生はとても珍しいことだと思います。

2018年7月21日 ワイオタプでの泥噴火
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ワイオタプの場所
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冒頭のニュージーランドの報道では動画で紹介されていまして、下のような感じで噴火しています。

https:●//youtu.be/wpuhC1G7_bQ

この泥噴火自体も珍しい現象ではあるのですが、気になるのは、この「場所」です。

2018年の 5月に以下の記事を書かせていただきました。

ニュージーランド北島の「超巨大火山」の近くで同国としては過去最大級の巨大なシンクホールが発生。直径は約200メートル

2018年5月2日のニュージーランドの報道
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ニュージーランドの北島で、4月30日、ニュージーランドの科学者たちによれば、「ニュージーランドの歴史の中で最も巨大なシンクホール」が発生しました。

その直径は約 200メートルで、深さは下剤判明している部分では 20メートルというこのシンクホールですが、数字よりも、写真のほうがその巨大さがわかりやすいかもしれません。

2018年4月30日 ニュージーランド・ロトルアで発生したシンクホール
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地質学者たちは、シンクホール発生後に無人のドローンを送り込んで、内部の調査を始めていますが、科学者の1人は、メディアに対して、

「このシンクホールの底に見えるのは、60,000年前に噴火した火山の鉱床です」

と述べています。

実は、今回シンクホールが発生したニュージーランドの北島というのは、「世界最大級の超巨大火山」があるところで、そして過去 7万年で最大級の火山噴火があったとされめている場所なのです。

その超巨大火山タウポは、今では噴火口としてのカルデラだけが残っていますが、今回のシンクホールの発生場所と合わせて地図に示しますと下のようになります。

シンクホールが発生したロトルアと、地球最大の超巨大火山のひとつ「タウポ」の位置
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ちなみに、VEI (火山爆発指数)が 8だったとされる火山は、過去 100万年では、

・トバ(インドネシア)
・イエローストーン(米国)
・タウポ湖

の3つだけです。

また、「7つの超巨大火山」という概念がありますが、それは、

1.セージア渓谷(イタリア)
2.イエローストーン(米国)
3.薩摩硫黄島(日本)
4.トバ(インドネシア)
5.タウポ(ニュージーランド)
6.シャツキー海台(太平洋の日本側)
7.オントンジャワ海台(ソロモン諸島)

となっていまして、ここにも、トバ、イエローストーン、タウポの3つが入っています。

このように、タウポは、トバ、イエローストーンと並んで、地球を代表する超巨大火山のひとつといえると思います。

また、2016年 10月には、北部のホワイトアイランドという火山島の火口にある湖が「消滅」したということが確認されています。

2016年10月4日のメディア記事より
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「おそらく噴火につながるだろう」とされる現象がニュージーランドにあるホワイト島(ホワイトアイランド)で発生しています。

火口にある湖が「消えた」のです。

このときから、科学者は、「ホワイト島はいつ噴火しても不思議ではない状態」だと述べていたことが報じられていました。

それでも、観光はずっと続いていたようですね。

この火山の噴火があったニュージーランドは、実は、ホワイト島の火山噴火の前後、同国史上としては珍しいほどの悪天候に見舞われていました。

噴火2日前の 12月7日には 11万回の落雷が記録され、12月8日には 30万回の落雷が記録されました。

そして、この 3日間での落雷数は、87万2000回となったことがニュージーランドの気象当局から発表されています。

2019年12月7日のニュージーランドでの落雷の記録
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ニュージーランドの気象サイトより
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このような数の落雷がニュージーランドで発生したことは記録にないようですが、悪天候とホワイト島の火山の噴火の時期が重なったために、インターネット上では「落雷と火山噴火に関係があるのでは?」という話も出ています。

まあ、それは何とも言えないですが、ただ、極端に低い気圧の状態が、火山のマグマ溜まり内の圧力を変化させるというような可能性はないでもないのかもしれません。

たとえば、2010年5月に発生したグアテマラのパカヤ火山の噴火の際には、やはり極めて荒れた天候の中で噴火が起きていて、国境なき医師団のウェブサイトには、その時の記録が以下のように記されています。

国境なき医師団「グアテマラ:火山の噴火と熱帯低気圧の襲来が大混乱を招く」より

5月27日の夕方に起こったパカヤ火山の噴火の被害から立ち直る間もなく、その数時間後、熱帯低気圧「アガサ」がグアテマラの人びとを襲った。

わずか2、3時間のうちに、河川は氾濫し、橋は崩壊し、道路は地滑りで寸断された。畑は水をかぶり、家々は破壊された。そして、200人近い人びとが命を失い、何万人もの人びとが避難生活を余儀なくされるか、もしくは住まいを失った。


また、1991年6月にフィリピンのピナツボ山が20世紀最大級の大噴火を起こしましたが、この時も台風の直撃の中で噴火が発生しています。

こういう歴史を見ていますと、低気圧と火山の噴火には、何らかの関係もあるのかもしれません。

最終更新:2019/12/11 20:12

2019/12/11 11:10

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