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2018/06/18 22:19

キラウエア火山の磁場が「地球の磁場と逆」を向いていることが判明

英国の「キラウエア火山の磁場が逆転している」ことについての報道
kilauea-mf-opposite.jpg

前回の記事は、地震や火山活動の今後の展望について、アメリカの金融アナリストの分析をご紹介しました。

ハワイとグアテマラは序章に過ぎない 2011年の東北の大震災を正確に当てていた金融の世界で知られる驚くべき地震と火山噴火のサイクル理論が示す「2018年から2020年は怒濤の自然災害の時代

この中に「社会的な周期サイクル」という意味では気になる「 40年サイクル」という概念が出ていたのですが、そのあたりについては、今調べたりしていますので、またご紹介したいと思います。

それでまあ、上の記事で、その金融アナリストは、地震や火山についての展望について、

「 2019年を頂点として、最大の活動期になる」

と断定にも近い論調を展開していたのですけれど、現在いくつも活動している火山があるとはいえ、その中で最も「象徴的」なのは、ハワイのキラウエア火山だと思われます。この「象徴」について、また新たな事実がそこに加わりましたので、今回はそれをご紹介したいと思います。

そのキラウエア火山は、噴火を始めてから昨日 6月13日で 41日目となりますが、その日にまたも新しい噴火が発生しています。

下は、その新しい噴火と、流出する溶岩流の様子です。

6月13日 最初の噴火から41日目(6週間目の前日)の新たな噴火で形成された溶岩流
new-eruption-kilauea0614.jpg

下はアメリカ地質調査所の発表した動画です。

https:●//youtu.be/_hPpehtOmls

さて、このキラウエア火山なんですが、現在以下のことが起きていることをご存じでしょうか。

それは、

キラウエア火山の「磁場」が「地球と反対を向いている」

ことなんです。

地球の磁場というのは、つまり南の極に南極があり、北の極には北極がありまして、そして、コンパスはそれに従って方角を指すわけですが、現在のキラウエア火山は

「北を北として示すことはなく、南を南としても示さない」のです。

これを聞くだけでは、ちょっとかなり「異常なこと」というように思えるのですが、最近のいくつかの報道で、地質学者たちは、これについて「前回の地球の磁場の反転と関係している」と考えているそうなのです。

それについては「理屈としては筋が通っている」ということになっているらしいのですが、どうも何だかいろいろと奇妙な感じもするもので、とりあえず、記事をひとつご紹介させていただきます。

Magnetic reversal: Kilauea, Hawaii’s erupting volcano, has a magnetic field which flows in the OPPOSITE direction to the rest of the planet and sends compasses in crazy directions
strangesounds.org 2018/06/12

磁気の反転が起きている ハワイ島で噴火するキラウエア火山は、地球と反対側に向かう磁場を持ち、まるで狂った方向にコンパスを回している

magnetic-field.jpg

噴火が続くハワイ島のキラウエア火山で地質学者たちは、その磁場が「地球の反対側に向いている」ことを発見した。

コンパスを制御不能な状態にしてしまうこの奇妙な発見は、当初、科学者たちに戸惑いを与えたが、しかし今、この磁気的な現象についての説明がなされている。

地質学者たちによると、キラウエア火山のカルデラ下の溶融岩には膨大な量の鉄が含まれている。これは実際には「浮遊磁石の海」といえるものだ。

約 78万年前にこの岩石は冷却されたが、その 78万年前に、そのメカニズムはいまだにわかっていないとはいえ、同じその時期に「地球の磁場が反転した」ことがわかっている。

それまで北極だった極地が南極になり、南極は北極になった。しかし、キラウエア火山の下にある磁石の海は、冷却したまま岩の中に閉じ込められている。

どういうことかというと、現在の理論のひとつに、地球の地下表層の溶岩流に関する研究は、地球の磁場が頻繁に変わる理由を説明するものであるかもしれないと言われており、今回のキラウエアの現象がこれと関係するかもしれない可能性があるのだ。

溶岩流の磁場を研究している米ウィスコンシン大学マディソン校の地質学者ブラッド・シンガー(Brad Singer)博士は、次のように述べている。

「地球の磁場の中で溶岩流が爆発した後に、それが冷却すると、そこには磁場の記憶が残るのです。一度それが形成されると、溶岩の流れでそれを破壊することは非常に困難となります。冷却した溶岩が磁場の方向を記憶しているのです」

博士は、磁場の反転は、地球の磁場の強度が低下している時に発生するとしており、そして、現在、地球は次の磁場の反転に急速に近づいていると付け加えた。

共同研究者であるカリフォルニア工科大学のケネス・ホフマン(Kenneth Hoffman)博士は、30年以上にわたり地球の磁場の反転を研究している。

ホフマン博士とシンガー博士は、地球の南北の極の磁場が弱まった時代の証拠を含んでいる岩石の調査に焦点を当てている。

これは、地球の磁極が逆転する時に起きるかもしれない兆候の1つでもある。

シンガー氏は、以下のように述べる。

「地球の磁場は弱くなっており、それは加速度的に進行しています。そのため地球は現在、磁場の反転の過渡状態に近づいているとはいえます。最後の地球の磁極の反転は数十万年前に起こりましたが、次は今後数千年以内に起こるかもしれません」

「歴史的な記録によっても、現在、磁場の強さは非常に急速に低下しています。曲線の予測からは、1500年後には数十万年前の磁極の反転の時と同じような弱さとなり、地球の磁極が反転する状態に陥る可能性があると思われます」

「私たちの研究の目標は、磁極の反転によって何が起こる可能性があるかを探ることと、そして、次の地球の磁場の反転の兆候となる可能性を研究し、それを予測できる能力を提供することです」

ここまでです。

現在、地球の磁極の反転が近づいているかどうかはともかく、

「地球の磁場が弱くなり続けている」

ことは事実で、たとえば、下は過去約 1000年の地球の磁場のグラフです。

地球の磁場の推移(西暦1900-2000年)
mf-decay-2000c.png

地球の磁場の反転が「近づいているかもしれない」ことについては、わりと昔から記事にすることがありました。

以前は「ポールシフト」という言葉が使われたりもしていましたが、今はこの言葉はあまり使われることもなく、素直に「磁極の反転」というように表現されることが多いです。

これがどういうものかということに関しては、以下の比較的最近の記事で、ナショナルジオグラフィックの記事をご紹介しています。

No, We're Not All Doomed by Earth's Magnetic Field Flip
nationalgeographic.com 2018/01/31

NO ! 地球の磁場が反転したとしても、それで地球に終末が訪れるというのは完全な間違いだ


私たちの地球の歴史では何度も地球の磁極が逆転している。北極を指すコンパスが、北極ではなく南極を目指すことがあるということだ。

まるで奇妙なことのように聞こえるかもしれないが、これは比較的予測可能な期間でもある。地球の地磁気逆転のこのプロセスは、これまで静かに繰り返されてきた。

最近、この現象を誇大に説明する著作の内容がインターネット上に広がり、それと共に多くのウェブサイトで、地磁気の逆転により、まるで終末の様相が地球に広がるかのような主張がなされるようになっている。

たとえば、それにより地上でガンが流行し、人工衛星が空から落ち、そして、地球上の生物が絶滅してしまうかのようなたぐいの話だ。

確かに地球は変化していくものだが、しかし、それが極の反転と関係があるとでもいうのだろうか。

私たちはすべて死に絶えてしまうのか?

私たちはみな人間なので、そういう意味で誰でもいつかは必ず死ぬという意味では正しいだろうが、しかし、それは地球の次の地磁気の反転が起きた時に、それが原因となり、絶滅するということはない。

そもそも地磁気の逆転とは何か?

地球の歴史を地質的に研究すると、地球の磁極は最終的に場所を移動(逆転)させてきた。これは否定できない事実だ。

古代の岩石に閉じ込められた磁気の痕跡に基づいて私たち科学者は、過去 2000万年の間に、地球の磁極がおよそ 20万〜 30万年ごとに反転していたことを知ったのだ。これらの主要な逆転の最後は約 78万年前に発生した。

そして、将来的にまた磁場の逆転が実際に起こることは確かだろう。しかし、それは今すぐに起きることなのだろうか?

それは不明とか言えない。

科学者たちは過去の極の反転がかなりゆっくりとしたペースで進行したと推測しており、北極と南極は何千年もの時間の中で、反対の位置に移動したと考えられている。地磁気の逆転が地球上の生命にどのように影響するかを心配しているなら、これには良い面も悪い面もある。

良い面としては、私たちがそれに対して準備する時間があることを意味する。しかし、私たちの地球は、その磁場によって、太陽や宇宙からの放射や宇宙線から守られているということがある。それが徐々に失われていくということは悪いことと言えるかもしれない。

しかし、それは劇的に起きることはないだろう。

では、実際に何からそれに気付かれるのか?

極端な磁極の反転が完了したときに発生することが保証されている唯一の主要な目に見える効果は、コンパスの針の北極と南極が反対になることだ。

しかし、他にも興味深い結果が出る可能性がある。

鳥やサーモン、ウミガメを含む地球の磁場を使って移動している動物たちは、日常的な移動の中で手段を失う可能性があるということだ。

しかし、最終的に彼らはこれを調整し、生命を存続していくのではないだろうか。

多くの終末的な主張をする人たちは、地球の磁気の反転と生命の大量絶滅を同一視しようとするが、そのようなデータは存在しない。

では、心配することは何もない?

磁場が反転に向かう際に明らかに変化するのは、地球の磁場が弱くなることだ。しかし、地球の磁場はかなり変化するので、それをとって異常ということにはならない。

そして、NASAによると、磁場が完全に消滅するという兆候はない。

ただ、地球の磁場が極端に弱くなり、長い期間にわたってそのような状態のままの場合、地球は宇宙空間の高エネルギー粒子から保護されにくくなる。

これは、地球上の生命を含めたすべてのものがより高いレベルの放射線にさらされることを意味する。これは時間が経てば、ガンのような病気の増加を招くばかりでなく、地球上にある精密な宇宙船や電力網などにも害を及ぼす可能性があるかもしれない。

しかし、これらは私たちがそれに対して準備できるものであると考えている。磁場のかわりにシールドになる大気の状態を持てるようになるはずだ。

ここまでです。

米ナショナルジオグラフィックの2018年1月31日の記事「地球の磁場が反転したとしても、それで地球に終末が訪れるというのは完全な間違いだ」の翻訳より抜粋

 No, We're Not All Doomed by Earth's Magnetic Field Flip

そもそも地磁気の逆転とは何か? 地球の歴史を地質的に研究すると、地球の磁極は最終的に場所を移動(逆転)してきた。

これは否定できない事実だ。

古代の岩石に閉じ込められた磁気の痕跡に基づいて科学者たちは、過去 2000万年の間に、地球の磁極がおよそ 20万〜 30万年ごとに反転していたことを知った。これらの主要な逆転の最後は約 78万年前に発生した。

将来的に次の磁場の逆転が実際に起こることは確かだろう。しかし、それは今すぐに起きることなのだろうか? 

それは不明としか言えないのだ。


このようなことになっていまして、つまり、今回の先ほどの記事の中にありますように、

> 1500年後には(磁極の反転が起きる可能性がある)

というような話がある一方で、

「この数年内に(磁極の反転が起きる可能性がある)」

という極端な主張を述べる人たちもいないわけでもないのです。

しかし、最も公平な意見を書けば、

「それはわからない」

ということになるのです。

さらには、磁極の逆転が実際に起きた場合の影響も「わからない」のです。

人類滅亡的な極端なことまで予測する人たちもいれば、比較的穏やかに進行すると考える科学者もいます。

下は「極端な」ほうの例で、過去記事で NASA の科学者の意見をご紹介した記事で取りあげた報道です。

2015年11月の英国エクスプレスより
solar-radiation-top.jpg

この翻訳は、下の過去記事でご紹介させていただいています。

「地球は磁極のポールシフトで磁場を失うことにより、太陽風に晒され水と大気を失った火星と同じ状態を200年間経験するだろう」 NASA火星探査メイヴン計画主任

NASA の火星探査 MAVEN 計画での「火星が大気を失った理由」が重大発表だった意味がわかりました

NASA から発表があった「火星が大気を失った理由」に対して、私は、「なんじゃ、こがなもん」と、映画『新・仁義なき戦い』での故菅原文太さんの台詞のような扱いをしてしまったのですが、この火星探査は MAVEN 計画というものなのですけれど、今回の探査チームがなぜ「重大」だと言いたかったのかというポイントが、今日の英国エクスプレスの記事を読んで、少しわかったのです。

それは、火星のことはともかく、

「地球もこれから、過去の火星のような状態に晒される」

ということを言いたかったようなんですね。

地球の「磁極のポールシフト」ということと関係しているのですが、まずは、そのエクスブレスの記事をご紹介してから、少し補足させていただきます。

Earth faces 200 YEARS of solar radiation blasts as 'magnetic poles shift', say NASA

EXPRESS 2015/11/06

地球は磁極のポールシフトと共に、200年の間、太陽放射に吹きつけられる事態に直面していると NASA は言う
地球は、最大で 200年間、防ぐことができない太陽放射に晒される可能性があり、それは皮膚ガンを誘発し、世界中の電子通信機器の遮断の危機を招くかもしれないと NASA は警告している。

このアメリカの宇宙機関は、私たちが、地球の磁極が反転するという特別な出来事に向かっていることを確認した。

気候の研究者たちは、地球は磁場の反転に向かっていると確信している。この磁極のポールシフトは、以前に起きた際に、ネアンデルタール人を地上から一掃した。

NASA の火星探査計画 MAVEN (メイヴン)計画の主任研究員である米国コロラド大学ボルダー校のブルース・ジャコスキー( Bruce Jakosky )氏は、磁場の反転が起きる時には、太陽の放射線から地球を防御している磁場が失われ、地球は危険な放射線に晒され続けることになると述べる。

そして、その期間は 200年間だという。

ジャコスキー氏は、先日、MAVEN 計画によって、火星が大気と海の水の 99%を失った原因を明らかにした歴史的な発表をおこなった。火星は過去数十億年、太陽風に晒され続けていたことが、大気と水を失った原因だと氏は述べる。

ジャコスキー氏は以下のように言う。

「磁極のポールシフトが発生した場合、地球は 200年間、磁場を持たない状態になります。その間、太陽の放射線は、磁場の防御が消えた地球に降り注ぐのです。数十億年前の火星と同じように」

しかし、氏は、地球の大気が完全に消滅するには 200年では足りなく、生物が絶滅するようなことはないだろうと付け加えた。

NASA の火星ミッションの主任科学者、マイケル・マイヤー( Michael Myer )氏は、火星が太陽の放射を受け続けた数十億年前は、太陽は今よりはるかに強力なエネルギーだったことを付け加えた。

その強い太陽からの放射の数十億年のそのプロセスの中で、火星は大気の 99%を失った。

マイヤー氏も、地球が磁場の防御のない状態での 200年間の状態の中では、地球で驚くようなオーロラが見られるであろうことと共に、私たち人類の生活に影響を与えるだろうことを認める。

地球の磁気は、有害な紫外線に対する防御の最前線にあり、私たちを守り続けてくれており、この防御がない場合、皮膚ガンのリスクが高まる可能性がある。

また、磁場がない状態、あるいは極端に磁場が少ない状態は、世界的な通信設備と電気インフラの被害を生じさせる可能性がある。さらに、何人かの研究者たちによれば、磁場の少ない状態(太陽放射が多い)は、暴動などにつながりやすいという。

破滅論者たちは、以下のようなことも予測している。

磁極の北から南への移動は、大陸が移動し、数多くの地震を誘発し、また、急激な気候変動と世界的な破壊が進むだろうと。

地質学者たちによれば、磁極のポールシフトは、地球の歴史の中で何度も起きている出来事だと述べ、最後に起きたのは石器時代の間で、今から 78万年前のことだった。

英国地質調査所の地磁気担当の主任であるアラン・トンプソン( Alan Thompson )氏は以下のように語る、

「私たち地質学者は、化石や他の記録から、(過去のポールシフトの際に)世界的な大陸の移動は起きていませんし、地球規模の災害も起きてはいないと言うことができます」

地球の磁極が逆転するときに発生する最も劇的な変化は、全電界強度(磁場)の非常に大きな減少であると、地球物理学研究所で地磁気の逆転の研究を行っているジャン=ピエール・バレー( Jean-Pierre Valet )氏は言う。

そして、地球の磁場が、過去 160年間で大幅に弱まっていることは、科学的に確認され続けている。この「磁場がどんどんと弱くなっている状況」は、地球の磁場の反転がいつ起きて不思議ではないことを意味するのかもしれない。

ドイツの GFZ ニーメック地磁気観測所の科学主任、モニカ・コルテ( Monika Korte )氏は、地球の磁場の逆転についてこう述べる。

「地球の磁場の反転は突然起きるものではなく、ゆっくりとしたプロセスです。その間の地球の磁場は弱くなりますが、それと同時に、おそらく、磁場フィールドが、より複雑なものとなり、しばらくの間、2つ(今の地球の磁極は、北極と南極の2つ)以上の磁場が示される可能性があります。」

磁場が極端に弱くなった場合、私たちは、太陽フレアにも直接さらされ続ける危険性がある。

ロチェスター大学の地球物理学専門のジョン・ターデュノ( John Tarduno )教授は、以下のように述べる。

「太陽からのコロナ質量放出( CME / 太陽フレアの際に放出される)は、たびたび発生しており、時に、地球に直接向かうこともあります」

「しかし、 CME で発生した粒子の一部は、地球の磁場によって遮断され、通常は、地球上にいる私たちには影響はあまりありません。しかし、磁場が弱い場合、その地球の防御システムがあまり役に立たないのです」

科学者の中には、種の絶滅と、磁極のポールシフトに関連があるとは考えていない人たちも多い。

地磁気観測所のコルテ氏は、

「地球の磁場が非常に弱くなったとしても、地球表面はその大気によって、放射線から遮断されています。そして、現在、私たち人類が磁場が弱くなっていることを感じることはないのと同様に、地球の磁場が反転したとしても、私たちはその大きな変化に気づかないと思われます」

はっきりしていることは、次の磁極の反転は「いつかは起きる」ことと、過去 160年間で地球の磁場は驚くべき速度で劇的に弱くなり続けているということだ。

ここまでです。

記事に出てくる科学者の方々の主張は主張として、このエクスプレスの記事で述べられていることは、

「地球の磁極が逆転した際、一時的に地球の磁場がなくなることによって、地表を太陽放射などから守ってくれている主要なものが消えてしまう」

ということで、たとえば、地磁気が乱れたり、通信や電力網に問題が起きたり、他に様々な問題が起きる「かも」しれないということです。

この磁気圏があるために、太陽からの荷電粒子はこの領域を横切れず、地球は防御されているということになります。荷電粒子は電荷を帯びた粒子のことで、これが地球に大量に到達すると、通信や電力網に影響が出る可能性があります。

そして、地球の磁場がなくなると、おそらく、この地球を守っている磁気圏も消滅するか、非常に弱まると考えられていて、その場合、太陽や宇宙からのいろいろな放射線や宇宙線が「降り邦題」ということになるという予測です。

もう一度書きますが、これはあくまで予測です。

なぜなら、どうして磁気圏が生成されるかということ以前に、「なぜ地球に磁場が発生するのか」ということも、実際にはよくわかっていないからです。

しかし、わかっていなくとも、

「磁場は、地球という惑星で生命が生きていくために絶対に必要なもの」

であることは確かだと思います。

現在はすでに磁極の逆転の渦中にいる可能性

磁極のポールシフトの際に、本当にそのような大変なことになるのかどうかはわからないにしても、私自身は、

「磁極のポールシフトはすでに始まっている」

と考えています。

2000年過ぎから始まり、そして、これからも地球の磁場はさらに弱くなっていくと考えています。

実際、欧州宇宙機関( ESA )は、磁気観測衛星によって地球の磁場の変化を観測するミッション「 SWARM 計画」を開始していて、地球の磁場の弱まり方の激しさが確認されています。

magnetic-2014-jun.gif

非常に広範囲で「強い青」、つまり磁場が弱くなっていることが示されます。

上の図は、半年間ほどの変化で、それ以前から地球の磁場は一貫して弱くなり続けているのですから、「そろそろ限界的な時点に近づいている」という可能性も感じないではないです。

もちろん、先ほども書きましたけれど、磁場が極端に弱くなったからといって、何もないのかもしれません。

それはわからないです。

しかし、人間には何もなくとも、磁場を頼りにして生きている「鳥」や、あるいは、おそらくは、魚類を含めての海洋生物の多くには深刻な影響があるはずです。

たとえば、「磁場がない状態では、多くの鳥は生きられない」はずです。

さらに、2014年 5月には、中国科学院の研究グループが、

「磁場が逆転する時、酸素が地球外へ流出していく」

という内容の論文を科学誌に発表しました。

oxygen-escape.gif

いくら何でも、そんなことは起きないだろうとは思いますが、これは科学誌「アース&プラネタリー・サイエンス・レターズ」に掲載された正式な科学論文の内容ですので、「根拠」はあるのでしょう。

何というかこう、つまりは、「起きてみないとわからない」という面は強いのですが、先ほど書きましたように、あくまで個人的な感じですが、磁極の反転、つまりポールシフトはすでに始まっていると思っています。

この数年で起き続ける様々なこと・・・

・動物の大量死
・噴火の増加
・地震の増加
・異常な気象
・社会と人間性の混乱


これらが、地球磁場の変化とまったく関係ないとは私には思えないのです。

しかし、その影響については、「どちらの意見がより正しいか、という傾向も方向も存在しない」ほど何もわかっていないのが現状です。

このように地球の磁場の反転の時期や、その影響については、わからないことばかりなのですが、しかし今、

「現実として、キラウエア火山の磁場が反転している」

ということが起きています。

これが何を意味していて、あるいは何を示唆しているのかはわからないにしても、今後、地球が火山と地震の激しい時代に突入していくという可能性が相当高い中で、あまりにも象徴的な出来事だとは思われないでしょうか。

地球が大きく変わっていくことに関しての「あまりに大きな象徴」を、もしかすると、キラウエア火山の磁場の逆転は物語っているのかもしれません。

最終更新:2018/06/18 22:22

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2018/06/18 21:55

「ハワイとグアテマラは序章に過ぎない」 2011年の東北の大震災を正確に当てていた金融の世界で知られる驚くべき地震と火山噴火のサイクル理論が示す「2018年から2020年は怒濤の自然災害の時代」

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「今年 2018年からは地震と火山噴火が多い時代となる」ということについては、たびたびふれることがありました。

その根拠として、このブログでは、

・太陽活動の縮小

・地球の回転速度の低下


というようなものを挙げていました。

それぞれについては複数の記事があるとは思いますが、最近の記事ではそれぞれ下のように感じのものです。

新燃岳の黙示録的な噴火の光景を見て思い出す「巨大地震と火山噴火が起きる本当の理由は、宇宙線の増加と太陽活動の低下」いう数々の研究結果。そしてこれからその時代区分が始まる

2018年4月5日 爆発的噴火を起こした霧島連山・新燃岳。上部の光は火山雷
shinmoe-dake-0405.jpg

2015年6月9日のハンガリーの科学者による科学記事より
real-reason-2015.jpg

まさに太陽活動極小期に突入した今、そしてこれからの時代は

3月の上旬(小さな噴火は 3月1日、大噴火は 3月6日より)始まった九州・霧島山(霧島連山)の新燃岳が 4月5日の未明に再び大噴火を起こしました。

そして、この噴火は、この3月からの一連の噴火の中では最大の爆発的噴火となり、その噴煙の高さは 5000メートルという規模となっています。

また、いわゆる「火山雷」というものが発生していることも写真でわかります。
kaminari-shinmoe-0405b.jpg

その噴火の様相は、どの写真を見ても一種、黙示録的な雰囲気を漂わせます。

4月5日未明 噴火する新燃岳
shinmoe-0405mimei.jpg

新燃岳は、今年3月に噴火する前は、2011年に爆発的噴火(マグマ噴火)を起こしていますが、実はマグマ噴火が起きたのは「 300年ぶり」でした。

1716年から 1年半続いた大噴火から約 300年後の 2011年に噴火が起きたのですが、そして、おそらくは今回の 4月5日の噴火は、噴煙の高さなどからはねその時のものを上回っている可能性もあります。

もしかすると、本格的に目覚めた可能性もあります。

そういう中で思い出すことが「今は太陽活動の極小期だ」ということです。

独立行政法人 理化学研究所の主任研究員である天文学者の戎崎俊一さんを初めとする研究チームが 2011年に発表した「宇宙線による火山噴火の誘発」という論文でした(Explosive volcanic eruptions triggered by cosmic rays)。

科学論文ですので難しいものですが、簡単に書きますと、過去 304年間の火山の噴火と宇宙線強度の変動の相関を調査した結果、「火山の噴火と、地球上の宇宙線の強度には強い関係がある」ということが示されたものです。

つまり、もっとわかりやすい表現をしますと、

「宇宙線が多い時には、火山の噴火が多くなる」

ということです。

そして、それは直近ではいつかというと、「今がまさにその宇宙線が多い時に入る時である」ということでもあります。

太陽活動が低い状態の時には、基本的には地球に到達する宇宙線の量が多いままですので(太陽活動による磁場のシールドが弱くなることにより宇宙線が地上に到達し放題になるため)、今後しばらく(数年から、場合によってはさらに長く)この状態が続くと思われます。

そんなことを思っていて、ふと思い出したのが、冒頭でご紹介しました 2015年に科学メディアに掲載されたハンガリーの科学者による記事でした。

この日本人科学者たちの研究のことにもふれているもので、この記事を書いた人物は、「地震と噴火の発生の理由は宇宙線と太陽活動」と断定しています。

個人的には、さすがに断定することは難しいますが、しかし、地震にしても火山の噴火にしても、そのトリガーには複数の要因が複雑に絡まっているとは思いながらも、確かに、「巨大地震と火山噴火の主要な要因は太陽」だと実は私も確信しています。これは 2011年以来ずっと同じ考えです。

巨大地震には高層の電離層の「電子数の変化」なども関係していることがわかっていますけれど、これも太陽活動との関係が掴めるものなのかもしれません。これについては下の過去記事をご参照下さい。2011年の東北の地震の直前に上空で何が観測されていたかがわかります。

衝撃のデータ: 3月11日の地震の前に観測された日本上空の赤外線と電子量の急激な変化
3-11-orl02.jpg

そのようなものも含めて、地球で起きる地震や火山の噴火などの地質的現象発生の最大の要因は「宇宙にある」ということが書かれてあるその記事をご紹介します。数字や計算が並ぶ難解な部分は割愛しています。

ここからです。

私自身も、おおむねこのように考えています。ただし、私は原理主義的ではないですので、他の合理的な理由が見出されるのであれば、それで構いません。

The Real Causes of Earthquakes and Volcanic Eruptions

地震と火山噴火が起きる本当の理由

過去のほとんどの壊滅的な大地震と火山の噴火は、太陽活動の極小期か最大期に起きていることを示す統計的な証拠がある

太陽放射、そして宇宙線と破壊的な地質学的事象(巨大地震と火山噴火)との間の相関を明確に示す過去数十年の研究論文が科学的な報道に現れ始めている。これらの研究論文は過去数百年間の統計的な証拠によって裏付けられているものだ。

これらの研究論文のいくつかを調べてみると、そこには優れた観測データを見出すことができるが、しかし、研究者たちはこれらのデータを正確に解釈することはできていない。その理由は物理学の基本的な法則の根本的な欠陥にあると思える。

太陽活動が地震の発生に重要な役割を果たしていることが最初に科学誌に発表されたのは 1998年のことで、中国科学アカデミーの北京天文台の科学者たちが、太陽活動が弱い時(極小期)と地震発生の間に相関があることを発見したのだ。

最近の別の研究では、米フロリダの宇宙科学研究センターが実施した研究でも、世界各地の大陸および他の地域における太陽活動と大地震・火山噴火との間に強い相関が見られることが発見されている。この研究では、1650年 - 2009年の間の火山活動と 1700年 - 2009年の地震活動のデータを調べ、記録されたデータを太陽黒点記録(太陽活動)と比較した。この研究の結果は、太陽活動と巨大な地震活動および火山活動との間に非常に強い相関関係があることをはっきりと示した。

この分野の研究で最新の科学的研究結果のひとつは、日本の科学者たちによっておこなわれた以下の論文に書かれてあるものだ。

・宇宙線による火山噴火の誘発; 火山のバブルチェンバーとしての働き
Explosive volcanic eruptions triggered by cosmic rays: Volcano as a bubble chamber

これは、日本の天文学者である戎崎俊一(えびすざき としかず)氏(理化学研究所主任研究員)率いる日本人科学者チームによって行われたもので、過去 306年間にわたり、日本の火山の 11例の火山噴火と太陽磁気活動との関係を研究したものだ。

彼らは、これら 11回の噴火のうち 9回が太陽活動の極小期に発生したことを発見した。

私は、これらの火山の噴火は宇宙線によって引き起こされたと仮定しており、その観点から見れば、この研究者たちはかなり正確な調査をしていると確信できるが、宇宙線によって引き起こされるに至った噴火発生のこのモデルが正しいのかどうかはわからない。また、日本の過去 3世紀では、最も甚大な破壊的な巨大地震の数々が太陽活動の極小期に発生したにもかかわらず、これら地震と宇宙線との相関関係を説明するための物理的メカニズムは提案されていない。

2008年には、米 NASAのの研究者たちが、上層大気の電子の乱れと地上で発生するの地震の間に密接な関連があることを発見した。この発見は、他の宇宙研究機関が行った同様の研究と一致していた。

人工衛星が、その後地震に襲われた地域の上空 100〜600Kmの高度での電子擾乱を拾い上げている。大規模な地震が発生する前に、電離層内の電子などの電荷粒子の密度の変動が観測され、何度も巨大な信号が検出された。

台湾でも同様の研究が行われ、過去数十年の 100回以上の大地震のデータを解析したところ、地震発生の深さが 35キロメートル以内のほとんどの地震で、地震発生に先行して、高層大気の電離層における電気的攪乱が先行していることがわかった。

そして、太陽活動と、地震と火山噴火の関係ついては、太陽活動の極小期(太陽活動が最も低い時期)の時期と地震、そして火山の噴火とのあいだに強い関係があることは圧倒的な証拠によって支持されている。しかし、このデータに科学者たちは困惑しているのが現状だ。なぜ巨大な噴火や破壊的な巨大地震が太陽活動の最も小さな時期に起きるのかを合理的に説明することができないからだ。

確かに、私たちの地球が宇宙と永遠に続くリンクを持っていることを理解するには時間がかかるかもしれない。しかし、その中で、宇宙論的尺度におけるすべての相互作用とその活溌な事象は、この地球に現実的な影響を与えている。

「地球の回転が《謎の速度低下》を起こしている」 :アメリカ地質学会の衝撃的な発表。そして来年、大規模地震の発生数は大幅に上昇するという予測も公開

アメリカ地質学会が「大地震と唯一の相関関係を持つ過去の事象」を探り当てる。それは地球の回転速度の変化だった

2017年11月20日の米国フォーブスの記事より
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地球の自転の速度が4年連続で減速している

最近の大地震の増加と、このことが関係している可能性がとても高い可能性が出てきているのです。

地球の回転が遅くなっているといっても、私は知らなかったのですが、今だけ起きている異常事態ということではなく、地球のサイクルとして昔から続いているものなのだそうです。

そして、研究チームが大地震に関しての過去のデータと合わせた際に「唯一」の相関性が見出されたのが、この地球の回転と地震の発生数だったということなんですね。

「唯一」ということは、つまり、他のどんなデータも、大地震の増加と正確にリンクしている事象はなかったということで、この地球の回転速度の変化だけが、大地震の数の増減と一致した動きを見せたことがわかったということで、これは学問的にもかなり大きな発見ということになりそうです。

まずは、そのフォーブスの記事を最初にご紹介します。

Earth's Rotation Is Mysteriously Slowing Down: Experts Predict Uptick In 2018 Earthquakes
Forbes 2017/11/20

地球の回転速度が不可解に減速している : 専門家たちは2018年の地震発生数の上昇を予測する
科学者たちは、2018年に世界的に大規模な地震の発生数が大幅に増加する可能性についての強力な証拠を発見した。地球の自転は正確に周期的であることを私たちは知っているが、現在、その回転速度が 1日に数ミリ秒それが遅くなり続けているのだ。

このわずかな変化を地球上にいる私たちが気づくことはないが、もし、それに気づくとすれば、地球上で深刻な大地震を経験することが増えることによって、ということになるかもしれない。

地球物理学者は地球の自転速度をきわめて正確に測定することが可能で、それは、ミリ秒程度のわずかな変動を計算することもできる。そして現在、科学者たちは、地球の自転速度が遅くなっていることを計測しており、これが地震の周期的な増加の観測と結びついていると考えている。

地質学者による研究チームは、大地震の発生の傾向を探るために、はじめに、 1900年以来発生したマグニチュード 7.0 を超えるすべての地震を分析した。

そして、その中で研究者たちが見いだしたことは、約 32年ごとに世界の大規模な地震の数が増加していたということだった。

しかしながら、最初、研究チームは、地震のこの 32年ごとに増加するという周期性の根本原因について理解することができなかった。

その後、研究者たちは、それを数多くの世界的な歴史のデータセットと比較していった。

そして、その中で、地震発生数の上昇と強い相関関係を示した要因が「ひとつ」だけ見つかったのだ。逆にいえば、それひとつしか見つからなかったともいえる。

その相関関係とは「地球の自転の回転速度の減速」であり、このことと地震の増加が関係していたのだ。

具体的には、25〜 30年おきに地球の回転が減速し始めるが、減速は地震の増加の直前に起きていると指摘する。

地球の回転の減速は歴史的に 5年間続く。

昨年から地球での地震の発生数が増加しているが、2017年は 4年連続で地球の回転が遅くなった 4年目だった。そして、来年 2018年は地球の回転が減速してから 5年目にあたるということで、データから研究チームは、来年、大規模な地震がさらに数多く発生するという予測を結論として出した。

地球の回転を遅くする原因は何か?

この知見は、地球の自転の回転速度が減速すること、あるいは回転が加速することについてのデータを得られたことから始まった。

現在の地球地質学では、なぜ、このように地球の回転速度が減速するのかということについての正確なメカニズムはわかっていない。

しかし、いくつかの仮説はある。ひとつの仮説は、地球のマントルの下を循環する外殻と関係があるとするものだ。この外殻が、時にマントルに「固着」して、その流れが中断することによって起きるというものだ。これにより地球の磁場が変化し、地球の回転の中で一時的な問題を生み出すという仮説だ。

しかし、地球の回転の減速と地震発生数の関係については、データ上は顕著な相関関係を示してはいても、学問的な因果関係を説明することは現在はできない。

したがって、科学者たちは、地球の回転の変化が本当に地震の発生数上昇の原因であるかどうかは確定していない。

とはいえ、過去 1世紀のデータから得られた傾向からは、来年 2018年が地震が異常に活発な年となることを示唆している。

通常、地球では 1年間に 15回から 20回の大きな地震(マグニチュード 7.0以上)が発生するが、しかし、地球の回転の減速の 5年目となる来年は、データの傾向からは、平均で 25回から 30回以上のマグニチュード 7以上の地震が起きると予測される。

地震は、予測するのが最も困難な自然災害のひとつであり、地震は予兆を見せずに突然発生する傾向があるために、場合によっては信じられないような破壊を生み出す。

科学者たちの地震の予測は、地震が起こる可能性を過去のデータの傾向から探ることに限定される傾向にあるが、今回の新しい知見は、私たちが直面している短期的な災害リスクについての新しいデータを提供するものとなりそうだ。

ここまでです。

要するに、簡単にまとめますと、

「地球の回転は周期的に遅くなっていて、1度遅くなると、5年間その状態が続く」

ということで、その 5年目は、データでは

「通常の 1.5 倍から 2倍ほどの数のマグニチュード 7 以上の地震が発生する」

ということになるようです。

現在わりと規模の大きな地震が異様なほど増加していることも、これと関係があるというように考えられるということのようです。

ちなみに、この記事にありますけれど、「なぜ、地球の回転速度が変化するのか」ということに関しては、

「そのメカニズムはわかっていない」

というのが事実で、記事には付けて足したような回転速度の変化の仮説が記されていますけれど、私はそういう外殻だとかマントルだとかは関係だろうとは思います。

なぜなら、「規則正しく変化を起こしているのだから、そういう偶発的な地質学の事象で説明するのは無理」だと思うからです。

「規則正しく変化を起こす」という概念を支配できるものは何かということが問題になってくるわけではあります。

このあたりを突き進めて考えていきますと、神がかったところに足を踏み入れていかなければならなくなるわけですが、しかし、そういう形而上的な考えに至らなくても、結局こういうことは、以下のような考え方でいいのではないかとも思います。

「地球は宇宙にあり、宇宙の物理の法則に従って存在しているのだから、地球の回転速度を変化させているのも宇宙だ」と。

もっとも、地球の自転を含めて、宇宙の惑星の動きの力学は、基本的には「宇宙からの磁場や《他の正体不明のエネルギー》と地球内部からの磁場や《やはり正体不明のエネルギー》」との協調で起きているとは思いますけれど。

地球の自転の通常の速度
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実際には地球内部は「正体のわからない」場所です。

科学誌ネイチャーにおいて、「地球の内部から 44兆ワットの熱が宇宙に向けて放たれていることがわかった」と発表されたことについて書いたことがあります。

ところが、

「そのうちの半分はどこから来ているのかわからない」のです。

参考までに、その記事で翻訳しましたエコノミック・タイムズの一部を抜粋しておきます。全文を読まれたいと思われる場合は、上のリンクから読まれていただければ幸いです。

44兆ワットの地球の熱はどこから来ている?

地球の内部からは、常に約 44兆ワットものも莫大な熱が宇宙に向けて放射されている。

この驚異的な数値を明らかにしたのは日本の地質学者たちで、彼らは、実に世界中で 20,000以上の穴を掘り、それらを徹底的に調べることで、この温度測定に辿り着いた。

科学誌ネイチャー・ジオサイエンスで報告された記事によると、この熱の半分は、地球の外殻とマントルの中でのウランやトリウム、カリウムなどの放射性崩壊によるものだという。つまり、地球から放出されている 44兆ワットという膨大な熱の「約半分」は放射性崩壊によるもので、これはほぼ確実だ。

しかし……あとの半分の熱はどこから?

何か他の熱源があるわけだが、ずっと古代の時代から存在しているかもしれないこの「熱の発生源」を探し出そうとする科学者たちの奮闘が続く。


ということで、実際にはいろいろと地球のことはわからないのです。

そして、地球のことも宇宙のこともほとんどわかっていないのに、「わかったような感じにしている」ということが今の学問の世界には多すぎて、それがいろいろなことの真実を理解しにくくしているのだと思うこともあります。

ともあれ、地球内部の話はともかくとして、地球の回転の減速によって「来年はさらに大きな地震が増える」という可能性が高いことが確定的になってきました。

また、今回知ったように、地球の回転速度に時間的なサイクルがあるということは、ここに太陽活動周期のサイクルなどを重ねて考えれば「宇宙の意志が作り出す時間的サイクルの本質」が具体的にわかる可能性があるようにも感じます。

来年…というより、今年を含めたこの先は、地球の地質的事象に顕著な異変が確実に現れることになりそうです。

しかし、こんな「理屈」に頼らずとも、「データ」だけでそういう予測は正確に出てくるものなのかもしれないということを、昨日偶然見つけたアメリカの、しかも経済・金融系の記事を読んでつくづく思いました。

内容としては、「2009年に公表された金融レポートにおいて、2010年から 2011年の地震の集中が予測されていたことと共に、日本の地震の集中サイクルの分析から、2011年の日本での地震も予測はされていた」ということと、そして、

「次の地震と噴火の集中サイクルは 2018年から 2020年」

ということで、それらは、その時にすでに予測されていたのだそう。

ちなみに、金融関係者で自然災害を懸命に研究する人たちはわりと多くいるようですけれど、それはある意味では当然のことで、地震や火山噴火によって、現実として自身の生活や環境に直接影響が与えられるのは、地質学者ではなく、むしろ「株や金融商品や不動産と関係ある人々」ということはいえそうです。

この世で起きる事象で、最も株価や商品市場に影響を与えることのひとつが、大地震と巨大な火山噴火です。

なので、多くの金融専門家が長い間、その「サイクル」を研究し続けています。このブログでも何度も取りあげている「太陽と社会の動きのサイクル」を研究した名著『太陽活動と景気』をお書きになった嶋中雄二さんもエコノミストで、現三菱UFJモルガン・スタンレー証券参与、景気循環研究所長という方です。

経済や金融と関係している人々は、もしかすると科学者よりも自然の事象に対しての予測に「切実」なのかもしれません。

東北の地震のような超巨大な地震の後に金融に何が起きたかを思い出せば、大きな自然災害の影響は経済にも金融にも壊滅的であることは事実です。

そういうことで、研究している金融家たちがたくさんいるであろうことは理解できるのですが、今回インタビュー記事を読みまして、

「地震と噴火にこんなサイクルが存在したのか!」

と驚きまして、ご紹介させていただこうと思いました。

インタビューされているのは、エリック・ハディクさんという方で、記事のプロフィールによれぱ、下のような方です。

エリック・ハディク

1979年に初めて金融市場に参入したエリック・ハディク氏は、それ以来、35年以上にわたって金融商品とその投資に密接に関わってきたトレーダーでありアナリストだ。

その経験と能力から、エリック氏は世界中の何千人もの個人や法人に、トレーダーとしての洞察を教え、教育し、共有するという目標を掲げて、研究、分析、トレーディング戦略を発表し続けている。

彼の記事やインタビューは、CNBC、フォーブス、ウォールストリート、インベスターズ・デイリーなど、長年、主要な金融メディアに紹介されている。


このインタビュー記事は極めて長く、一度で掲載するのはいろいろと難しいですので、2回にわけたいと思います。

なお、今回の前半の最期の方に、「日本の地震の 1500年代からのデータ」が出てくるのですが、これは後半の記事でまとめて解決したいと思います。

とても興味深いものです。

そして、日本で、ということではないですが、今年 2018年から 2020年までは、地震と火山の噴火において「かつてない激しい期間となる」ことが、サイクルからは予測されていまして、これは他のさまざま面とも一致するものであり、2020年までの地球の環境が厳しいものとなる可能性がさらに増しています。

では、ここからです。
カッコ内の記述はすべて私による注釈です。

Volcanoes and Earthquakes - An Interview with Eric Hadik
linkedin.com 2018/06/08

火山噴火と地震の集中 - エリック・ハディク氏へのインタビュー

インタビュアー : 今日はお時間を割いていただき、ありがとうございます。これまで、私たちの議論は、金融市場に焦点を当ててきましたが、さらに幅広い見方として、私たち(アメリカ人)にとって密接な事象でもある火山や地震について、あなたの意見をお伺いしたいと思っていますが、商品や金融先物取引のトレーダーとしてのあなたの仕事に対して、これらの自然現象のサイクルを研究する妥当性は何でしょうか。

ハディク氏 : このようなサイクルの研究には、さまざまな側面がありますが、私はその研究から学んだことから、太陽黒点や太陽嵐、そして気候変動(エルニーニョやラニーニャ、それに対応する洪水や干ばつのサイクルを含む)などの自然事象の研究やサイクルを(金融の仕事に)適用することができるようになるのです。このような自然現象のすべてが、人間の行動や集団によって支配される市場の研究と分析にとって重要な背景を提供するのです。

しかし、重要な部分なのは、サイクルの分析だけではとどまらないということです。サイクル分析はほんの始まりに過ぎず、それは、その後に続くより具体的な分析の背景になるということです。


インタビュアー : 火山の噴火や地震の発生を予測することは、現状で可能な限りは非常に複雑な作業だと思われます。しかし、あなたはいくつかの非常に明らかな規則性を見つけています。それについて教えていただけませんか。
ハディク氏 : 火山の噴火や地震の発生には奇妙なパターンが見えることには見えるのですが、その正確な発生を予測することはできません。特に、その発生を具体的な地域固有のレベルでおこなうことは不可能です。しかし、幅広い視点から、私は絶え間ないパターンと周期性のいくつかの存在を知り、いつも驚いています。

完ぺきな例として、2009年-2010年に発表した一連の報告書があります。これは、2010年〜 2011年に発生した世界的な3つの巨大地震を予測しています。この予測の将来(次の大地震の時期という意味)への枠組みは、ほぼ 10年間にわたり議論されています。

その3つの巨大地震は、

 ・2010年1月のハイチ地震(M 7.0 / 死者31万人)

 ・2010年2月チリ地震(M 8.8 / 歴史上5番目の規模の地震)

 ・2011年3月の日本の地震(東日本大震災 / M 9.0 / 日本における観測史上最大の地震)

です。

これらの災害の規模と時期は、驚くほどその報告書に書かれていた見通しを正確に満たしていたのです。

そしてまた、これらの報告書は、2018年〜2020年にかけての火山活動の急上昇を引き起こす見通しを強化しました。

この 2009年の報告の分析には、無数のサイクルの相乗効果が含まれていました。それは、奇妙に思えるかもしれない 7年間のサイクルと 17年間のサイクルです。

報告書によれば、7年ごとに地震活動の集中とその威力が急増しています。しかし、劇的な地震の事象の多くは、より正確には、(7年の倍数の)14年と 28年のサイクルが最も重要なものとなっていることがわかりました。

そのサイクルの、ある段階で火山活動が急激に増加しました。その火山噴火の最も重要な例は、1991年の3つの大きな火山噴火です。それは、

 ・ピナトゥボ山(フィリピン / 20世紀の地球での最大の噴火)

 ・ハドソン山(アメリカ)

 ・雲仙普賢岳(日本 / 死者行方不明43名)

の3つの災害です。

そして、報告書では、これらの地震と火山の連鎖は、2018年 - 2019年に再発すると予想されました。

これは報告にあるサイクルの中の 28年間のサイクルと、40年のサイクル、そして、さらに最長のサイクルである 100年と 200年のサイクルに当たるのです。このようにサイクルが相乗する場合の影響は最も重要だと言えます。

以下の表は、2010年 1月上旬に公開されたものです。この 2010年の報告書では、次の巨大地震の致命的な段階の頂点を「2011年」と位置付けていました(2011年には東北のの巨大地震が発生)。

2010年1月に発表された報告書

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2010年1月から 2011年3月までの約 14ヶ月間の間に、ハイチとチリ、そして日本での致命的な巨大地震が続きました。

そして、2011年の次は、2018年に複数のサイクルが「整列する」相乗した年がやってきます(いくつものサイクルがこの2018年に重なるという意味)。

この後、その 2018年に焦点を当てた分析が 2014年2月20日に発表され、より激しい地震の時代を迎えることについて焦点が当てられています。

これは、最も強力な火山噴火の時代を含む 100年のサイクルについての予測も含まれています。それは、

・1810年代のタンボラ山(インドネシア / 1815年に超巨大噴火。地球全体の気温を 10年間にわたり 0.5℃下げる)

・1910年代のノバルプタ山(アメリカ / 1912年に大噴火)

を含むもので、これらの噴火は過去数十年の地球での噴火を大幅に上回るものですが、この 100年周期のサイクルが予測に組み込まれる中で、2018年から 2020年までの火山活動の著しい急増を予測しています。

最も壊滅的な噴火が起きる時期については、サイクルが重複していることにより裏付けされた 40年間のサイクルにより、2019年から 2020年の期間だと特定されています。

現在のハワイとグアテマラの火山活動を見ていると、2018年から 2020年までの「爆発的である可能性がある」この時期は暴力的に始まっているようですけれども、しかし、私はこれらは「幕開けに過ぎない」と思っています。これは、不安を煽るために言っているのではありません。自然の中の一貫したサイクルを伝えているとご理解下さい。


インタビュアー : あなたは地震と火山活動は別々のものだと考えていますか? それとも何らかの形でつながっているとお考えでしょうか。

ハディク氏 : 地震は火山の噴火に先行することがよくあります。それは、数週間であったり、数ヶ月、ときには数年であることもありますが、これは多く見られることです。これについては数多くの歴史的事例があります。

最近では、2010年/ 2011年に予測された地震の急増は、2010年1月(ハイチ)と2月(チリ)の激しい地震で始まりましたが、すぐにアイスランドのエイヤフィヤトラヨークトル火山の噴火が続きました。


インタビュアー : これらのサイクルを作り出している原動力は何であるとお考えですか? 一部には、これらが太陽サイクルと部分的に関係していることを示唆する人々もいますが、どうお考えでしょうか。

ハディク氏 : 最初に 2つの重大な原則を強調しておきますが、まずは、これらの事象には相乗効果があります。多様に描かれたさまざまな複数の円によるペン画のように、サイクルはその端々で相乗します。それぞれの単体のサイクルにはそれぞれ独自のインパクトがありますが、特定の時間枠内で 3つ以上のサイクルの交差があると、これらのサイクルが最も信頼性の高いサイクルとなるのです。

2番目の優先的な原則は、「事象の発生の集中」です。孤立した将来の地震や噴火を特定するための特定のサイクルを探すことはできません。その代わりに、私は、主要な出来事の集中が発生する歴史の中でそれらの繰り返しの時期を探しているのです。

私の地球解析の大部分は、地震の集中とそれを支配するサイクルの特定に関係しています。

以下の表は、2009年12月に公表したレポートで、2010年 1月に若干修正したものです。日本の地震についての 17年サイクルを詳述しています。


2009年に公表された日本の地震に関してのデータと報告書
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報告書を書いた 2010年より前に起きていた 2007年の日本の地震による原子力事故(新潟県中越沖地震による柏崎刈羽原子力発電所の火災)は、日本の原発の脆弱性の程度を強調していたことは不気味な一致に感じます。

ハディク氏 : 報告書「移行中の地球:3 + 3 II (Earth in Transition: 3 + 3 II)」では、チリに影響を及ぼすことと関連する 17年間の地震の集中サイクルについて詳述しています。このレポートでは、2010年をチリでの大きな地震が予想される最終的なピークと予測しました。さらには、このチリと日本の両方(※ 記事前半に出てきた日本の地震のピークが 2011年になるという予測)で述べてきたことと、地球全体に影響を及ぼす 17年の地震の集中サイクルを重ねました。

過去 2世紀の間に発生した中で最大級の 12件の地震と、最大の死傷者を出した 12件の地震が、この地震の集中のサイクルの 4年間の中で起きています。そして最も致命的な地震事象のほぼ 60%以上が、全体の時間の中のわずか 20%の中で発生しているのです。これは統計的に有意な数値といえると思われます。


インタビュアー : 私自身は、あなたが 17年間のサイクルを参照し続けていることを知っていますが、これは一般的には参照されていない概念だと思われます。その概念や起源について詳しく教えていただくことができますか? そして、 17年サイクルを今でも考慮し続けている理由も教えて下さい。

ハディク氏 : 1990年代後半から 2007年にかけて、私は17年のサイクルについのて大量の分析を発表しました。当時、私は、株式市場が 2007年後半から 2009 - 2010年にかけて「この 1 - 3年の間に 35 - 50%のクラッシュ」を受けようとしていると確信していたのですが、なぜそのように確信していたのかを報告で説明していました。

それは「 17年サイクルの支配」でした。奇妙な精度と規則性で、100年以上前に同様の株式市場の下落が続いていたのです。

また、大幅な株価の下落が発生した時には、34年の期間を形成するサイクルが形成されていました。そのような過去の記録を見る中で、2007年中に伝えられた結論としては、株価は、1990年10月11日の最も低水準だった時期から 17年後の 2007年の後半に下落のピークを迎え、その間の 1年から 3年の間に 35 - 50%の下落となるというものでした。

これは、1973 - 1974年(2007年から 34年前)、1939 - 1942年(その34年前)、1905 - 1907年(さらにその 34年前)、そして、1870年代初め(1907年から 34年前)に起こったことと似ています。

予測された株価下落のピークは、2007年10月11日に現実となりました(リーマンショックの中での株価下落のこと)。1990年10月11日の 17年後のことでした。


インタビュアー : なるほど、17年サイクルは金融市場にある程度の一貫した影響を与えてきたということですね。それは、自然サイクルと地球の物理学的不安定性が結びついているということなのでしょうか?

ハディク氏 : そのように思っています。 2007 - 2008年についての報告を発表した後、私はこの 17年間のサイクルについて、より広範な研究を開始しました。

その頃、私は、地球と太陽の磁気サイクル(太陽周期活動のサイクル)の関係、そして太陽と地球の間の「遠く離れた」関係を支配する独特の 17年間のサイクルを説明していたデヴィッド・ジャケット(David Juckett)博士の説を知ります。

博士の論文『太陽コロナホールと惑星磁気圏の変動の中での IMF の傾向に見る 17年サイクルの存在の証拠 (Evidence for a 17-year Cycle in the IMF Directions at 1 AU, in Solar Coronal Hole Variations, and in Planetary Magnetospheric Modulations)』の中で、ジャケット博士は、地球と太陽の磁場の間の「相互作用」の約 17年のサイクルを説明しています。

博士は、同様のサイクルが「太陽のコロナホールの分布」を支配しており、「磁気中性面(neutral sheet)の変化を介して地球に移動している」と述べています。したがって、この17年間のサイクルには複数の作用原理があるということになります。

博士は以下のように結論しています。


「地球に同様の 17年周期のサイクルが存在する証拠が多数の磁気記録観測所の水平磁場で観測されている。さらに、ワンカヨ中性子観測モニター(南米ペルーのワンカヨという場所にある宇宙線観測所)における 17年周期の検出は、このサイクルの影響が太陽圏の境界(heliospheric boundary)に及ぶことを示唆している」

「 17年の振動の周期を持つ磁気に関しての時間的なサイクルが太陽にあるという仮説を検討するには、これは十分に予備的証拠があると結論づけられる」


つまり、地球は、遠く離れたところからの影響である 17年の磁気の振動サイクルを持ち、太陽は 17年の「磁気の振動時期のサイクル」を持っているということを博士は主張しています。これは、太陽と地球の両方にその中核の安定性を支配する 17年間のサイクルがあるという言い方でもいいのですかね。

いずれにしても、地震の不安定性における地殻変動、そしてマグマ運動の急上昇にそれらが影響を及ぼしているのではないかと。

その後、私はこれらのサイクルの検証を十分に繰り返すうちに、「どうして、そのようなことが?」という疑問を持つ必要がなくなってきました。しかし、それらのサイクルの存在を強化する科学的分析を確認することは嬉しいことでもありました。


インタビュアー : 最近、ハワイと中米グアテマラで、火山活動が劇的となっていますが、あなたの予測として、これから何が起きるとお考えですか? そして、最も影響を受ける地域はどこだと思われますか?

ハディク氏 : これらのサイクルに基づきますと、来年(2019年)は、特定の期間中に注意深く監視されるべき地域が数多くあります。それらのすべてが 2018年から 2023年の期間を通じて監視されています。私は、2019年にかけてのインドネシアの火山と地震に焦点を当てています。それは一種の頂点となる可能性を考えています。

2018年、特に 12月には、サイクルの最大の相乗効果で、イランのアルプス・ヒマラヤ造山帯での主要な地震に対しての様々なサイクルを検討しています。

日本でもまた、地震の発生に関しての複数のサイクル集中点がふたたび 2018年から 2019年に収束します。

また、重複してはいない別々の期間の北アメリカと米国のサイクルにも焦点が当てられていますが、これらについては別途説明します。

また、2008年から 2009年の際のように、特定の地域が非常に一貫した周期的な地震の循環パターンを示す時期が存在していますが、これは近い将来、大規模な地震をもたらすものです。

チリでは、 2009年3月から地震活動の増加が予測され、2010年に主要な事象(大地震)が予測されました。チリでは 2007年2月、5月、8月、11月、そして 2008年2月、5月、8月、11月に地震活動が激化しました。 2008年5月からはチリのチャイテン火山の噴火もありました。(今年は) 2010年以降の 17年周期の最終点となり、チリは大規模な事象の発生の可能性が最も高い時期となっています。

2010年2月はチリがマグニチュード 8.8の地震に見舞われた時です。これは、10万人以上が死亡した 2010年1月のハイチ地震わずか数週間後でした。

2009年の分析は、2010 - 2011年に関連する予測でしたが、それらはすべて2018 - 2019年が火山の噴火にどのような焦点が当てられるのかということについての基礎を築きました。


インタビュアー : ある意味で、アメリカは時限爆弾に乗っているようなものだ」という意見があります。それはイエローストーンの超巨大噴火に関してのことです。科学者たちは、それはあと何千年も起きないと確信しているとしても、現実として、現在イエローストーンでは多くの地震と、そして異例の間欠泉の噴出も起きていることで、一部のアメリカ人は緊迫しています。

アメリカでは何が起こる可能性があると思われますか?


ハディク氏 : イエローストーンの活動については、それに関してのさまざまなものを十分に読んだのですが、私自身には、イエローストーンについて、これ以上コメントする資格を感じません。あらゆる種類の分析は定式化されるべきで、文明が変化するほどの噴火を詳述するには十分なデータが必要です。

低い精度の基準ですが、アメリカの例としては、過去数十年、カリフォルニア州マンモスレイクの近くでの二酸化炭素が一定量放出されているようなことがあります。これは、それが「正常な」出来事であるのか。あるいは将来的にはるかに重要な事象(大地震など)への前兆であるかどうかに関する継続的な議論が促されています。しかし、私にはそれはわかりません。

いずれにしましても、これまで見てきましたように、2019年に焦点が当てられています。

そこには、2017年から 2018年の火山の噴火の先駆けと、その活動の拡大の予測が含まれています。

2019年の火山噴火は、過去 200年のうち最も大きな2つの噴火を含む 3つの主要な火山

・1815年のタンボラ山 (インドネシア) ※ この1815年の噴火は過去2世紀に世界で記録されたもののうち最大規模

・1883年のクラカタウ山(インドネシア) ※ この1883年の噴火は地質学史上、地球で5番目の爆発規模

・1951年のラミントン山 (パプア・ニュギニア) ※ この1951年の噴火が歴史上初めての噴火

の噴火とリンクしています。これらは、すべて 85年のサイクル(5 x 17年間のサイクル)でつながっており、次に 2019年に目覚めます。

それは 2019 - 2020年に、多くのサイクルが重なることが、さらに信頼を高めています。

2019年はタンボラ火山の噴火から 204年(12 x 17年サイクル)です。この 17年のサイクルは、何百年もの間、主要な火山と地震が集中する時期と重なります。


インタビュアー : どうもありがとうございました。

ハディク氏 : こちらこそ、この自然のサイクルと市場との間の奇妙な相関関係の探求と情報についての分析を多くの人たちと共有できる場を設けて下さったことに感謝します。

ここまでです。

ここから、翻訳記事の前に書きましたハディク氏が 2009年に発表した資料にある「日本の地震の集中」に関して記されていた時期に起きたすべての地震の資料です。基準は、マグニチュード 7以上か、死者行方不明者が数十人以上出た地震ということにさせていただきました。

かなり長くなってしまいましたが、これでわかるのは、歴史的に大きな地震(関東大震災や阪神大震災、東北大震災)もまた、その 17年のサイクル、あるいはその倍数のサイクルにあるということでした。そして、「確かに大きな地震は特定の年に集中して起きている」ということです。

こういうことは既存の科学や地質学からは見えてこないことですが、今回のハディク氏が、株価や市場の予測に利用しているように、科学の定説がどうであろうと、「利用したい場合は、有効に利用すればいい」のだと思います。

その適用の範囲は、株や金融に対してだけではないのは明白で、多くの人々の生活全般に関連することでもあります。それは、2011年の東北の震災の時の日本の状況を思い出していただいてもいいのではないかと思います。単に「防災」という観点からも、今後は少し具体的になる時期なのかもしれないです。

この 17年サイクルというものの存在について今回初めて知りましたけれど、現状を見ているだけでも、それほど的外れではない可能性が高く、これから 2019〜2020年にかけて、日本を含めた世界のいくつかの地域では、地質的な試練の時代となる可能性がそこそこあると感じます。

それに加えて、今は気象も荒いですから、いろいろな「複合災害の光景」が出現する可能性さえあります。

以下に、上の表の年代と、そこで起きた大きな地震を羅列します。地震の詳細は、「地震の年表 (日本)」からです。死者・行方不明の方の数が 1000名を超えた地震災害については、赤い文字で示しています。

過去の日本の地震の17年サイクル(倍数含む)での集中

1586年 日本

・1586年1月18日 天正地震 - M 7.8〜8.1 三河湾と若狭湾という日本海・太平洋両岸での大津波記録が複数あり、複数の巨大地震の同日発生の可能性がある。3つのセグメントでのM 8クラス地震が同日に少なくとも3つ以上発生した可能性が高い。

1792年 日本

・5月21日 長崎県島原半島で雲仙普賢岳の噴火が起こり、眉山の山体崩壊による対岸の肥後国(熊本県)で大津波。死者約15,000人

1703 - 1707年 日本

・1703年12月31日 元禄地震 M 8.1〜8.2 関東南部に津波。死者6,700人(死者20万人とも)
・同日、豊後で地震 - 元禄地震とほぼ同刻に発生
・1704年5月27日 羽後・陸奥で地震 死者58人
・1705年5月24日  阿蘇山付近で地震
・1707年10月28日  宝永地震(南海トラフ全域が震源域) - M 8.4〜8.6 死者4,900〜2万人以上
・上記の地震から49日後に富士山の宝永大噴火
・1707年10月29日 宝永富士宮地震 - 富士宮で地震、M 7.0、宝永地震の16時間後に発生
・170711月21日 周防・長門で地震

1891 - 1896年 日本

・1891年10月28日 濃尾地震 - M 8.0 死者・行方不明者7,273人
・1892年12月9日11日 石川県・富山県で地震
・1893年6月4日 色丹島沖地震 - M 7.7
・1894年3月22日 根室半島沖地震 - M 7.9 - 8.2
・1894年6月20日 明治東京地震 - M 7.0、死者31人
・1894年10月22日 庄内地震 - M 7.0 死者726人
・1895年1月18日 霞ヶ浦付近で地震 - M 7.2 死者6人
・1896年1月9日 茨城県沖で地震 - M 7.3
・1896年6月15日 三陸沖地震 - M 8.2〜8.5 死者・行方不明者2万1,959人
・1896年月16日 三陸沖で地震 - M 7.5 の地震が2回発生
・1896年8月31日 陸羽地震 - M 7.2 死者209人

1923 - 1927年 日本

・1923年6月2日 茨城県沖で地震 - M 7.1
・1923年7月13日 九州地方南東沖で地震 M 7.3
・1923年9月1日 関東大震災 - M 7.9 死者・行方不明者14万2,800人(日本災害史上最悪)
・同日 関東大震災本震3分後にM7.2、4.5分後にM7.3の地震が起こる
・同日 相模湾で地震 - Mj 7.3[
・1923年9月2日 千葉県南東沖で地震 - M 7.3
・1924年1月15日 丹沢地震 - M 7.3、死者19人
・1924年7月1日 北海道東方沖で地震 - M 7.5
・1924年8月15日 茨城県沖で地震 - M 7.2
・1924年12月27日 網走沖で地震 - M 7.0
・1925年5月23日 北但馬地震 - M 6.8 死者428人
・1926年6月29日 沖縄本島北西沖で地震 - M 7.0
・1926年8月7日 宮古島近海で地震 - M 7.0
・1927年3月7日 北丹後地震 - M 7.3 死者2,925人

1943 - 1948年 日本

・1943年6月13日 青森県東方沖で地震 - M 7.1
・1943年9月10日 鳥取地震 - M 7.2 死者1,083人
・1943年10月13日 長野県北部で地震 - M 5.9
・1944年12月7日 東南海地震 - 三重県沖、M 7.9 死者・行方不明者1,223人
・1945年1月13日 三河地震 - M 6.8 死者・行方不明者2,306人

・1945年2月10日 青森県東方沖で地震 - M 7.1 死者2人。
・1946年12月21日 南海地震 - 和歌山県沖〜四国沖、M 8.0 死者・行方不明者1,443人
・同日19時18分頃 択捉島南東沖で地震 - M 7.1
・1947年4月14日 択捉島南東沖で地震 - M 7.1
・1947年9月27日 与那国島近海で地震 - M 7.4
・1948年4月18日 和歌山県南方沖で地震 - M 7.0
・1948年6月28日 福井地震 - M 7.1 死者・行方不明者3,769人

1976 - 1978年 日本

・1976年1月14日 伊豆大島近海の地震 - M 7.0 死者25人
・1976年3月7日 東海道南方沖で地震 - M 7.2
・1976年3月23日 択捉島南東沖で地震 - M 7.0
・1976年3月25日 択捉島南東沖で地震 - M 7.3
・1976年6月12日 宮城県沖地震 - M 7.4 死者28人
・1976年12月6日 択捉島付近で地震 - M 7.2

1993 - 1995年 日本

・1993年1月15日 釧路沖地震 - M 7.5
・1993年7月12日 北海道南西沖地震 - M 7.8 死者・行方不明者230人
・1993年10月12日 東海道南方沖で地震 - M 7.1
・1994年7月22日 日本海北部で地震 - M 7.3
・1994年10月4日 北海道東方沖地震 - M 8.2
・1994年10月9日 北海道東方沖で地震 - M 7.3
・1994年12月28日 三陸はるか沖地震 - M 7.6
・1995年1月7日 岩手県沖で地震 - M 7.2
・1995年1月17日 兵庫県南部地震(阪神大震災) - M 7.3 死者・行方不明者6,437人
・1995年12月4日 択捉島南東沖で地震 - M 7.3



※ ここから先は 2010年までに発表された予測

2010 - 2013年 日本(地震が集中するだろうという予測の後)
(結果)
・2010年2月27日 沖縄本島近海で地震 - M 7.2
・2010年11月30日 小笠原諸島西方沖で地震 - M 7.1
・2010年12月22日 父島近海で地震 - M 7.4
・2011年3月11日 東北地方太平洋沖地震(東日本大震災) - M 9.0〜9.1(日本の地震観測史上最大) 死者・行方不明者約2万2000人
・同日15時8分頃 岩手県沖で地震 - M 7.4
・同日15時15分頃 茨城県沖で地震 - M 7.6
・同日15時25分頃 三陸沖で地震 - M 7.5
・2011年3月12日 長野県北部で地震 - M 6.7
・2011年4月7日 宮城県沖で地震 - M 7.2
・2011年4月11日 福島県浜通りで地震 - M 7.0
・2011年7月10日 三陸沖で地震 - M 7.3
・2011年10月3日〜10月12日 富山県東部の長野県との県境近くで群発地震
・2011年11月8日 沖縄本島北西沖で地震 - M 7.0
・2012年1月1日 鳥島近海で地震 - M 7.0
・2012年12月7日 三陸沖で地震- Mj 7.3
・2013年10月26日 福島県沖で地震 - Mj 7.1

最終更新:2018/06/18 21:55

2018/06/15 16:48

繰り返しロシアの空にあらわれる「津波雲」

6月13日 ロシアに出現した「津波のように押し寄せる」雲
russia-rsunami-cloud0613.jpg

最近は気象が荒いこともあり、いろいろと珍しい形の雲が出現しますが、ロシアのヤマル・ネネツ自治管区にあるノヴィ・ウレンゴイという街で 6月13日、「津波のような雲」が空を覆い尽くすように出現しました。その様子は、インスタグラムなどをはじめとして、現地の多くの SNS に投稿されておりました。

6月13日 ノヴィ・ウレンゴイに出現した雲
novy-urengoy-c02.jpg

novy-urengoy-c03.jpg

russia-town-vlouds.jpg

ロシアの報道によれば、雲の種類でいえぱ、「アーチ雲」というものに分類されるものらしいですが、分類はともかくとしても、異様に迫力のある雲ではあります。

雲が出現したノヴィ・ウレンゴイは下の場所となります。

ノヴィ・ウレンゴイの場所
novy-urengoy-russia.jpg

ロシアでは、少し前に、モスクワ近郊のイヴァノヴォという街で、下のような雲が報じられたばかりでした。

6月6日 ロシア・イヴァノヴォに出現した雲
ivanovo-cloud02c.jpg

最近はこのような「津波のような雲」が出やすいのか、やはりロシアで昨年 8月に、下のような雲をご紹介したことがあります。

2017年8月16日 ロシアのコミ共和国上空に出現した津波のような雲
comi-clouds-tsunam2017i.jpg

昨年 9月には、アメリカのジョージア州でも下のような雲が報じられていました。

2017年9月2日 米ジョージア州に出現した津波のような雲
gainesville-clouds-0902ab.jpg

これらの雲は、気象の激しさをあらわしていると同時に、津波のように見えるというような意味でも、何となく示唆的であったり暗示的であったりする部分も感じないではないというところもあります。

最終更新:2018/06/15 16:48

2018/06/15 16:36

ヨーロッパ各地で異常な頻度で出現し続ける巨大スーパーセル

6月12日 ハンガリーのケーセグ市上空に出現した驚くべきスーパーセル
supercell-hungary-0612.jpg

今月の初めに、以下の記事を書かせていただきました。まだ 5月なのに、アメリカで巨大なスーパーセル(超巨大積乱雲)が非常に多く出現し続けていることをご紹介したものでした。

スーパーセル、あるいはそれに類する迫力ある雲だらけのアメリカ

minnesota-cloud-0525.jpg

5月30日 オクラホマ州エリックのスーパーセル
oklahoma-supercell-0530.jpg

5月24日 ネブラスカ州のスーパーセル
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アメリカの悪天候の連鎖はその後もで同じで、各所で継続的に激しい気象となっていますが、今年はヨーロッパも激しいのです。

ヨーロッパは、場所にもよりますけれど、本来なら今は過ごしやすい季節であるようなところが多いのですが、とにかく 5月以来「徹底的に気候が荒れた状態が続いている」といえる地域がとても多いのです。

下の記事のように、竜巻などとは無縁の土地で巨大な竜巻が起きたり、といったような、ふだんのこの季節とは違う様相を呈する地域がヨーロッパとその周辺で増えています。


ベラルーシの穏やかな晴天の中に突如発生した「龍のような黒い竜巻」

5月24日 ベラルーシ・ゴメリに出現した黒い竜巻
belarus-black-tonado.jpg

そのような荒れた天候の中で、ヨーロッパでも各地でスーパーセルや、それに準じるような「もともとヨーロッパで見られるようなものではなかった」雲が各地に出現しています。

今回は、この1週間ほどの間に、ヨーロッパの各地に出現したスーパーセル、あるいはそれに準じる気象の雲やマイクロバーストなどをご紹介します。

本当に各地で気象の変化が著しくなってきました。

2018年6月前半のヨーロッパのスーパーセルやマイクロバースト

6月11日 フランス・パリ郊外のスーパーセル
paris-france-0611.jpg

6月10日 オーストリア・ミルシュテッター湖のマイクロバースト
millstattersee-austria-microburst.jpg

6月8日 イタリア・アンコーナの雲
italy-ancona-0608.jpg

6月12日 リトアニア・アビジエニアリのスーパーセル
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6月11日 ドイツ・ヴォルムスに出現したスーパーセル
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6月8日 オーストリア南東部のスーパーセル
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6月11日 ドイツのローテンブルク・オプ・デア・タウバーに出現したスーパーセル
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6月8日 スロベニアのムルスカソボタのスーパーセル
slovenia-cloud-0608.jpg

6月8日 イタリアのマンフレドーニアに出現したスーパーセル
manfredonia-italy-0608.jpg

6月11日 ドイツ・グライフスヴァルトのスーパーセル

greifswald-germany-0611.jpg

最終更新:2018/06/15 16:39

2018/06/15 16:02

アフリカ大地溝帯上の異変が止まらない エジプトのスエズ運河沿いではシンクホールが発生し、ケニアではさらに新たな巨大亀裂が次々と出現している

6月7日のエジプトでの報道より
suez-sinkhole-0609.jpg

今年の春以降、アフリカの大地溝帯と呼ばれている巨大な地質構造上の多くの場所で、亀裂、地崩れ、アフリカでは珍しい規模の地震などが起きていることは、2月の下の記事以来、継続的にご紹介させていただいています。

サウジアラビアの「大地溝帯」に巨大な亀裂が発生(大地溝帯は、将来アフリカ大陸が2つに分裂するとされている巨大断層)

2月28日
saudi-crack-0226.jpg

これに関しての最新の記事は、数日前にアフリカのケニアにおいて、もう何カ所目なのか正確に言えなくなってきていますが、何カ所目かの巨大亀裂が発生したことをお伝えしました以下の記事でした。

ケニアに今度は長さ十数キロの非常に巨大な亀裂が発生。大地溝帯上の地質的異変は規模と範囲を拡大している模様
6月4日

亀裂の拡大を報じるケニアのメディア
kenya-cracks-kerio.jpg

この一連の出来事を最初にご紹介したサウジアラビアの場所と比較的近いエジプトのスエズ運河沿いの道路が「突然崩壊した」というニュースが、サウジアラビアで伝えられていました。

いわゆるシンクホールに近い形での地盤の崩壊だったようです。

陥没したシンクホールに落ちた自動車
suez-car-crack.jpg

これまでにアフリカ大陸で何も起きていなかったのならば、単なる小さなシンクホール事象ということで、取りあげさせていただくこともなかったような事例だとは思うのですが、何しろこのスエズ運河のある場所は、

「大地溝帯の最北端に近い」

のです。

これまでに大地溝帯で起きたいくつかの事象と、今回のエジプトでのシンクホールの場所を地図に示しました。この場所が大地溝帯の最北端の一部だということが、おわかりいただけるのではないかと思います。

アフリカ大陸の大地溝帯と2018年に起きていること
grf-2018-june07.gif

もちろん、大地溝帯とは関係なく、偶然こういうことが各地で重なっているだけという可能性は十分にあります。

しかし、少なくともケニアに関していえば、そこで起きている「亀裂の発生の連続」は、もはやケニアの地質的状況に何か野異変が起きていることを確実に示しているとは思います。

そのケニアに、またしても巨大な亀裂が発生したことが報じられています。

ケニアの新たな亀裂に関しての6月4日の報道より
kenya-cracks-0607.jpg

また、6月9日には、ケニアのムランガという地域で、巨大な地崩れが発生し、多くの家屋が被害を受けたことも報じられています。

6月9日のケニアの報道より
muranga-landslide-kenya.jpg

ケニアでは、この3ヶ月ほどの間、「いたるところでこのような地質的災害に見舞われ続けている」という状況となっています。

さすがにこの連続は普通の状態とは言えず、ケニアを中心としたアフリカ大陸の地質的構造に何かが起きているというように思わざるを得ない部分はあります。

それが、地質学者たちの言うような「将来的なアフリカ大陸の分断」と関係していることなのか、あるいは、もっと狭い範囲での地質的問題なのかは今のところはわかりません。

また、アフリカの大地溝帯上の地域というのはものすごく広範囲に渡っているわけでして、このように報道で取りあげられるような地域は「ごく一部」だと考えられることです。

つまり、まったく報道されていないようなさまざまな他の出来事が日々起きている可能性もなくはないかもしれないのです。

最終更新:2018/06/15 16:02

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