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2017-10-17 21:54

地球の気流の崩壊がまたしても… : ヨーロッパ上空のジェット気流の速度がカテゴリー5のハリケーン以上の時速300キロにまで加速していたことが判明
2017/10/16
2017年10月15日のヨーロッパ上空のジェット気流の速度
jet-stream-2017-10-15.gif

本格的に地球の上層大気が「壊れて」きている

地球の天候状況が、「何だかおかしい」というところから「もはや完全におかしい」と自覚できるほどになったのが今年を含めたこの2〜3年くらいの間でしょうか。

前回の、

・史上初めての場所に誕生し、史上初めてのコースを取る記録づくめのハリケーン「オフィーリア」。それは地球の海と大気の大規模な変化の象徴そのものであり、自分が死にゆくことを知らない者の象徴でもあり
 2017/10/15
ophelia-2017.jpg

という記事では、大西洋の「観測史上最も東」で誕生したハリケーンが、通常のコースとは真逆にも見えるコースをとり、英国のほうに進んでいることなどを取りあげたものでした。

今日のイギリスやアイルランドの報道でも、このハリケーンの奇妙さについて報じているものが多く見られました。

10月16日のアイルランドの報道より
why-opelia-uk.jpg

上のアイリッシュタイムズの記事の中で、「なぜオフィーリアはそのような場所で生まれ、このようなコースをとっているのか」ということに対しての質問に答えていたアイルランドの気象学者デイルド・ロウ(Deirdre Lowe)さんは以下のように述べています。

「なぜこんなに東部で発生し、このようなコースなのかということについては、おそらくはジェット気流などの大気の流れとの関係なのではないかとは思いますが、今のところはその理由は私たち気象学者にも特定できません」

ここで「ジェット気流」という言葉が出てきました。

そして、昨日 10月15日にヨーロッパ上空で記録された「ジェット気流の速度」が冒頭のものなのです。

冒頭の図を、大ざっぱですが、ヨーロッパの地図と並べてみますと下のようになります。

2017年10月15日のジェット気流の速度
jet-1015b.jpg

これを見ますと、10月15日に、

「時速 300キロメートル以上の強烈な速さのジェット気流がヨーロッパ上空を駆けぬけていた」

ことがわかるのです。時速 300キロメートルは、秒速では 80メートルくらいになりますので、「 1秒で 80メートル移動する速さ」ということで、そのすごさがおわかりかと思います。

なお、この速度は、ハリケーンの定義の「カテゴリー5」を上回るすさまじいものでもあります。カテゴリーの区分は風速が基準です。

ハリケーンの強さと風速(秒速)

・カテゴリー5 秒速 70メートル以上
・カテゴリー4 秒速 59 69メートル
・カテゴリー3 秒速 50 58メートル
・カテゴリー2 秒速 43 49メートル
・カテゴリー1 秒速 33 42 メートル


このようになっていまして、今回のジェット気流の速度である「秒速 80メートル以上」というのは、カテゴリー5の中でも特に強大な「スーパー・ハリケーンに匹敵するようなものといえそうです。

ちなみに、ジェット気流の「通常の速度」とはどのくらいかというと、ジェット気流 Wikipedia に以下の数値があります。

・寒帯ジェット気流 → 夏で秒速 20m から 30m、冬で 50m

・亜熱帯ジェット気流 → 夏で秒速 20m から 40m、冬で 40m から 50m


ということですので、おおむね秒速 20メートルから 50メートルの間くらいに収まるものということのようですが、10月15日のヨーロッパのジェット気流は、

・最も速度の「遅い」部分で秒速 40メートルほど

・最も速度の「速い」ところでは秒速 80メートル以上


と、「常識的ではない」速度になっていたことがわかります。

ちなみに、ヨーロッパ上空を通るのは、寒帯ジェット気流のほうです。

ハリケーン・オフィーリアの「奇妙なコース」と、このジェット気流の爆速が関係あるのかどうかはわからないですが、そもそも、こんなにジェット気流の速度が上がったということ自体が、気流のシステムの根本がどうにかしたと考えるのが正しそうですので、地球単位の大きな意味では関係していそうです。

ハリケーン・オフィーリアの10月17日までの予想進路
ophelia-course02.gif

ただ、今回のジェット気流の速度は確かに驚くべきことかもしれないですけれど、もはや昨年あたりから「地球の気流は壊れていた」という事実もあります。

2015年から壊れた地球の気流は2017年に崩壊の完成を見たのかも
昨年の夏前に以下の記事を書いたことがあります。

・地球の気流が壊れた : ジェット気流が赤道を通過して北極から南極に進むという異常すぎる事態。このことにより、この先の気象と気温はこれまでに考えていた以上のカオスとなる可能性が極めて濃厚に
 2016/06/30
jet-stream-equator.jpg

これは、2016年にジェット気流に異常が起きたことをカナダのオタワ大学の気象学者が発表したことでわかったということをご紹介したものでした。

詳細については上の過去記事をお読みいただければ幸いですが、大まかにいいますと、次のようなことが起きていたのです。

通常のジェット気流
jet-ordinary.gif

2016年の春に起きたこと
jet-2016s.gif

この発表の際、オタワ大学のポール・ベックウィズ(Paul Beckwith)教授は「何もかもオワタ」とは言わなかったにせよ、以下のように述べていました。

「北半球のジェット気流が赤道を越えて進行し、南半球のジェット気流と合流するという事態が起きました。これは今までになかった新しいジェット気流の動きであり、このことは、気候システムの騒乱が進行中であることを示しています」

「現在の気候システムの動きは、私たちが予想し得ない気象の状況を作りだすか、あるいは過去に経験したことのない新しい、あるいは恐ろしい方法で私たちを驚かせ続けるかもしれません。私たちは今、地球規模の気候緊急事態を宣言しなければなりません」


ここにある、

> 私たちが予想し得ない気象の状況を作りだすか、あるいは過去に経験したことのない新しい、あるいは恐ろしい方法で

ということに関しては、昨年から今年に関しての、日本での台風、アメリカやカリブ海諸国でのハリケーンなどの「前例のない事態」の数々を見ても、その通りのことになっているというようには思います。

先ほどの記事を書いたのは昨年の6月だったのですが、その2ヶ月後、「予想し得ない、過去に経験したことのない気象状況」というのが日本でも出現しました。

2016年の台風 10号がそうです。

下の図は当時の気象図から台風 10号の動きを書き出したものです。正確ではないかもしれないですが、大まかにはこのように台風 10号は動きました。

2016年の台風10号の軌跡
typhoon10-2016-abnormal.gif

関東沖で発生し、南に下った……と思ったら、そこからまた北に戻り、どうなるのかと思っていたら、そのまま本州に向かってきたわけですが、 8月19日から 9月1日までという長期間を複雑な動きをしながら4カ国に影響を与えて去っていったものでした。

この頃は、他にも台風 9号と 11号も同時に、日本列島付近に停滞して、ムチャクチャになっていた時もありました。

2016年8月22日時点の台風9号、10号、11号の予想進路。ほぼ混在
weather-0822b.jpg

気流の崩壊は他にも、成層圏の気流のサイクルである「準2年周期振動」というものが崩壊した可能性が、やはり昨年伝えられていまして、

・気流の崩壊は続く : 規則正しく続いてきた成層圏の気流のサイクル「準2年周期振動」の規則性が2015年に崩壊したことがアメリカ地球物理学連合の研究で明らかに
 2016/09/04
stratospheric-wind-anomaly.gif

アメリカ地球物理学連合「ジオフィジカル・リサーチ・レター」より
qbq-2015.jpg

という記事でご紹介したことがあります。

とにかく、2015年あたりから、これまで長い間ずっと地球の気候を下支えしてきた「地球規模での大きな大気の流れが崩壊し始めた」可能性が高くなっています。

もちろん、崩壊したわけではなく、一時的なものである可能性もあります。

しかし、今年のハリケーンや台風を見ても、あるいは全世界規模での雨や雹や雲や風や空の色……。何をとってみても「私たちが知っている地球の天候ではない」ということが劇的に増えていることから、一時的なものではない可能性が高いと感じます。

もちろん、「崩壊」という否定的な言葉だけではなく、

「大きな変化」

という表現もできなくもないかもしれません。

いずれにしましても、地球の高層の大気状況の根本が大きく変化してきていることが、より鮮明となってきた以上、天候の荒れ幅はさらに拡大するかもしれません。

台風シーズンもハリケーンシーズンも終わりに向かっていますが、次は「冬」が来ますからね。

爆速ジェット気流と非常に強い寒気の組合せが生じた場合、異様な天候や気温が、想像もしない場所に展開される可能性はあると考えられます。

これからは時間を重ねれば重ねるほど、どんどん気候が激しくなっていくということになる可能性がそれなりに高そうです。

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2017-10-15 22:35

史上初めての場所に誕生し、史上初めてのコースを取る記録づくめのハリケーン「オフィーリア」。それは地球の海と大気の大規模な変化の象徴そのものであり、自分が死にゆくことを知らない者の象徴でもあり
2017/10/15

2017年10月14日の報道より
ophelia-2017.jpg

通常と真逆に進むハリケーン・オフィーリアの予想進路
hurricane-ophelia.gif

10月12日に、大西洋で発生した熱帯暴風雨「オフィーリア」がハリケーンに発達しました。これで今年、大西洋で発生した熱帯暴風雨は何と 27になり、そして、このオフィーリアまで 10連続ですべてハリケーンに成長しているという異常な記録が打ち出されました。

しかも、このオフィーリアは、「ハリケーンとしては史上初めてのコース」を取っているという異様なことになっているのです。

何が起きているのか。

10連続して発生したハリケーンの名は「オフィーリア」
今年 2017年は、本当にハリケーンがよく発生した年で、人的被害と共に経済的な被害が非常に大きなものとなっていますが、改めて今年、大西洋で発生した熱帯暴風雨の一覧を見ると、下のようになり、27もあったのです。

2017年に大西洋で発生した熱帯暴風雨の一覧
2017-atlantic-hurricane-season-names.jpg

この中で右側の下から2番目のフランクリン(Franklin)から、右側の一番上のオフィーリアまでが連続してすべてハリケーンに発達しました。

なんだかもうスゴイですが、10月12日に発生してハリケーンに発達した「オフィーリア」は、そういうものとはちがうすごさを持ったハリケーンといえます。

何がすごいというのは、

・歴史上1度もハリケーンが発生していない海域で発生した

・ハリケーンでは、ほぼ見られたことのない進路をとっている


ということです。

これは後半に図でもご説明したいと思います。

そもそも、冒頭に示しましたこのオフィーリアの進路を見れば、それがいかに奇妙なコースかとお感じになる方もいらっしゃるのではないかと思います。

まずは、冒頭のライブサイエンスの報道記事を先にご紹介します。この記事でも、このオフィーリアの異様さが描かれています。なお、この記事が書かれた時点では、オフィーリアは最も弱い勢力の「カテゴリー1」でしたが、 15日現在、勢力として上から3番目の「カテゴリー3」に発達しています。

ここから記事です。

希なコースを取るハリケーン・オフィーリアがアイルランドとイギリスに向かっている

すでに 2017年のハリケーン・シーズンは終わったかのように思われている現在、ハリケーン・オフィーリア(Ophelia)がアイルランドとイギリスに向かうという珍しいコースを取っている。

アイルランドに到達する頃には勢力が落ち、ハリケーンから熱帯低気圧になると予測されているが、それでも、アイルランドや英国で暴風雨が吹き荒れる可能性があり、風速は最大で時速 130km にまでなると見られている。

オフィーリアは、非常にハリケーンの多かった今年のシーズンの 10番目に発生したハリケーンとなる。

今年 2017年は、カテゴリー5のハリケーンが記録された日数が過去最大となったことが、アメリカ大気研究大学連合(UCAR)のマイケル・ローリー(Michael Lowry)氏により発表されており、また、米国コロラド州立大学のハリケーン研究者であるフィル・クロツバッハ(Phil Klotzbach)氏によれば、熱帯低気圧が、10回連続してハリケーンに発達していることが記録されている、まさにハリケーンの当たり年となっている。

ハリケーン・オフィーリアはイルマやマリアのように注目されてはいないが、しかし、このオフィーリアが記録している風速時速 160km は、これはこれまで大西洋東部で発生したハリケーンの中で最も強い暴風だ。

また、この大西洋東部で低気圧がカテゴリー2のハリケーンに発達したのは 1992年以来のことだとアメリカ国立ハリケーン・データセンターの予報官は述べている。

オフィーリアは、通常より高い海水温度のためだけではなく、より冷たい気温のおかげでハリケーンに発達したと考えられる。クロツバッハ氏によれば、大気の状態が非常に不安定であったために予想以上にハリケーンの勢力が増したと伝えている。

オフィーリアのコースは、これまでにまったくないほどではないのかもしれないが、しかし、かなり異例といえる。

アイルランドを襲った暴風雨としては、1961年のデビー(Debbie)があるが、この時のデビーがアイルランドに到達した際にハリケーンの勢力だったのか熱帯低気圧だったのかどうかは当時の記録からは不明だ。

近年でアイルランドとイギリスに影響を与えた熱帯低気圧の中で顕著だったのは、1986年の暴風雨チャーリー(Charley)と、2011年の暴風雨エックス・カティア(Ex-Katia)のふたつがある。そういう意味では今回のオフィーリアのコースもまったく前例がないというわけではないのかもしれない。ただ、ハリケーンの勢力を維持して接近しているというのは極めて前例が少ない。

2013年に、科学誌ジオフィジカル・リサーチ・レターズに掲載された調査結果によれば、大西洋東部で発生したハリケーンによる風が西ヨーロッパに影響を与えることが増えている。気温が上昇し、ハリケーンの発生するエリアが拡大すると共に、ヨーロッパでも暴風雨が発生しやすくなっているという。

以前はなかったことだが、それらの暴風雨はヨーロッパに到着するまで勢力と熱帯暴風雨の特性を維持することが多くなったのだ。

そのため、ヨーロッパでの暴風雨による被害と経済的損失も拡大している。

ハリケーン・オフィーリアは、今後、アイルランドに向かい、より涼しい海域に移動しする中で低気圧に移行すると予想されている。

オフィーリアの正確なコースはいまだに確定していないが、月曜(10月16日)から、北アイルランド、スコットランド、ウェールズ、イングランドの西海岸などでは広く強風、大雨、高波による影響があると見られている。

ここまでです。

このオフィーリアの「コースの異常さ」については、過去の記録と照らし合わせるとわかりやすいかと思います。

下は、10月14日にアメリカ海洋大気庁(NOAA)が出したオフィーリアの進路予想図です。予想円は多少は変化するだろうとはいえ、アイルランドとイギリスを直撃するコースとなっていることがわかります。

オフィーリアの進路予想(色は風速で、赤いほど強い風速です)
ophelia-course.gif

そして、下の図は、進路の記録が残る中での「過去の大西洋で発生したすべてのハリケーンの進路」です。色は赤になればなるほど勢力が強いことを示します。

そこにオフィーリアの発生場所を加えたものです。

過去に大西洋で発生したハリケーンの進路
ophelia-reecord.gif

このオフィーリアは、発生した場所も「史上初めて」で、そのコースも「史上初めて」のハリケーンなのです。

世界地図で説明しますと、下のようなことになっているのです。

ハリケーン「オフィーリア」というもの
rare-hurricane.gif

先ほどのライブサイエンスの記事では、希ながら過去にもあったとされていますが、その後、オフィーリアは勢力をカテゴリー3にまであげていまして、これほどの勢力のハリケーンがこのような奇妙な場所で発生し、奇妙な方向に進んだことはおそらく観測史上では「1度もない」と言っていいはずだと思われます。

もはや本当に、海の状態(海水温度)も大気の状態もムチャクチャなことになっているからこそ、だとは言えそうな気がします。

こんなことがこれからも続くということはないだろうとはいえ、たまにでも起きるようになりますと、これまでハリケーンの被害を受けていた場所とはまったく違う場所でハリケーン被害が増える可能性があるということになります。

今回のオフィーリアは、さすがにイギリスを直撃する頃には、ハリケーンから低気圧に変わっているでしょうけれど、今後、大西洋の海と大気の状態がさらにおかしなことになっていけば、将来はわかりません。ハリケーンのままヨーロッパを暴風雨が直撃する時、という時代が来るかもしれません。

それは、具体的には、

・今よりさらに大西洋の海水温度が上がり

・しかし、大気の気温は下がってくる


というふたつの状態が現れた時に、そういう状態が発生しやすくなると思われます。

そんなことがあるかないかというと、すでに科学者たちの間では「あり得る」と予想されていることを、過去記事、

・瞬間最大風速200メートルの台風やハリケーンが現実化する?:モンスター・ストームと、海底火山、小惑星の衝突の関係が MIT の研究により明らかに
 2015/10/26
hypercane-top.gif

つい2日ほど前、「史上最強級のハリケーン、メキシコ太平洋岸に上陸」というような報道があり、その報道では、当初、

・中心気圧は 879 ヘクトパスカル
・最大風速 90 メートル

などという、もはやとんでもない勢力のハリケーンだと報じられていて、「これはまたしても…」と緊張しましたが、急速に発達したこのハリケーン・パトリシアは、「勢力の衰え」も非常に急速だったことで、大きな被害は免れたようです。

AFPの記事によりますと、

一時は最大風速90メートルまで発達するとみられていたパトリシアだが、米国立ハリケーン・センターによると、北東部のサカテカス州を通過する24日朝までに熱帯暴風雨となり、さらに最大風速は13メートルまで弱まり熱帯低気圧となった。

ということで、まさに、あっという間に史上最強にまで強大化して、あっという間に萎んだという、何だか珍しい台風だったようですが、そもそも、たとえば、今回のハリケーンで言われていた「最大風速 90メートル」とはどの程度のものなのか。

たとえば、日本の過去の最大瞬間風速で最も大きなものはどの程度だったのでしょうか。

いさぼうネットの「最大瞬間風速105メートルの世界」というページに上位 20がまとめらてれいますが、上位 3位は以下の通りです。

1位 沖縄県宮古島 最大瞬間風速 85.3 メートル(1966年09月05日)
2位 高知県室戸岬 最大瞬間風速 84.5 メートル(1961年09月16日)
3位 鹿児島県名瀬 最大瞬間風速 78.9 メートル(1970年08月13日)

ということで、日本の記録では、「最大風速 90メートル以上」というのは、記録としては存在しないということで、台風の多いこの日本で記録がないというのは、やはり、とんでもない風速のようです。

ちなみに、風速と被害の関係は、風速と感覚と被害というページによりますと、そんな 80メートルだの 90メートルなどではなく、

30メートル 屋根が飛ばされることがある。電柱が倒れることがある。
35メートル 自動車や列車の客車が倒れることがある
50メートル たいていの木造家屋が倒れる。樹木は根こそぎになる

と、もうこのあたりで、通常の被害としては「壊滅的」ということになりそうで、90メートルとかはちょっと想像つかないですね。

なお、近年で、この「最大風速 90メートル」の直撃を受けた例が、2013年11月4日にフィリピンに上陸した「台風ハイヤン( Haiyan )」でした。日本名は、平成25年台風第30号です。

この台風の「台風 30号」という名前からおわかりのように、この 2013年という年は、11月に入ってから 30個目の台風が発生していたという、すごい年でした。

このハイヤンは、中心気圧は勢力最大時で 895パストヘクトル、最大瞬間風速は90メートル(気象庁)という、その時点で、「観測史上最強」の台風でした。

その後、アメリカ軍合同台風警報センターは、ハイヤンの上陸時の最大瞬間風速を 105メートルと発表しています。

ハイヤンの通過後の報道より
haiyan-endof-world.gif
上のミラーの記事のタイトルは、「まるで、この世の終わりのようだった」とありますが、風速 90メートルの世界というのは、そういう世界になってしまう状況のようです。

ハイヤンは、結果的に、

・死者 6201人
・行方不明 1785人

という、台風の被害としては最悪級のものとなってしまいました。

風速200メートルという常識的ではない台風やハリケーンが発生する条件とは

そして、ここで冒頭に貼りました「最大風速が 200メートル以上ある」というハリケーンが発生する可能性について、アメリカのマサチューセッツ工科大学( MIT )の教授らのチームが、

「その可能性はある」

としている記事を目にしたのです。

上に書きましたように、風速 90メートルだとか 100メートルとかの直撃は「その場所の文明が崩壊する」レベルだということがよくわかるのですが、その倍となる 200メートルとかになると、ちょっと想像が難しいです。

その記事をご紹介したいと思います。

ちなみに、そのようなモンスター級といえるハリケーン、あるいは台風が発生するには、

・37.8度以上の海水温度が必要

なのだそうで、さすがにそんなに海水温が上がる可能性はないだろうなと思っていましたら、マサチューセッツ工科大学のチームは、「非常事態下」としてのスーパー・ハリケーンを想定していることがわかったのでした。

すなわち、そのような海水温度の状態となるには、

・巨大な小惑星の熱帯の海への衝突
・大規模な海底火山の噴火

のどちらかが必要だと。

とりあえずは、まずはその記事をご紹介します。

「パトリシア・エフェクト」- 最大風速500マイル毎時(風速223m)のハリケーンの発生は理論上可能なのか? MIT の専門家は「可能だ」と言う

アメリカ国立ハリケーン・センターは、ハリケーン「パトリシア」が、ハリケーンセンターが管轄する大西洋および北東太平洋地域で記録したハリケーンとしては過去最強であることを報じた。

航空機のデータから推定される中心気圧は、実に 880ヘクトパスカルとなり、これは、ハリケーンセンターで記録された中の最低気圧となる。

ハリケーンセンターは、「信じられないことだが、本日(10月23日)のメキシコ上陸前に、この中心気圧はさらに下がる可能性がある」と述べた。

しかし、パトリシアは、10月24日に上陸後、急速に勢力を弱め、メキシコ中央部上空で熱帯低気圧となった。

マサチューセッツ工科大学( MIT )大気科学専攻のケリー・エマニュエル( Kerry Emanuel )教授は、起こり得る可能性のある、過去最悪を超える勢力のモンスターハリケーンについて説明する。

それは、風速 500マイル毎時(風速 223メートル)に達する、ハリケーンならぬ「ハイパーケーン( hypercane )」とでも呼べるようなものなのだ。

このようなハリケーンの発生は起こり得るのだろうか?

それはおそらくあり得ると教授は言う。

このハイパーケーンは、MIT の海洋と気候プログラムを教えるエマニュエル教授によるコンピュータモデルのひとつだ。

教授は、ハリケーン物理学を研究している。ハリケーンの行動を詳細に調べ、地質学的な過去を探ることによって、これらのモンスター・ハリケーンがどのように動いているかを理解しようとしている。

実際のところ、ハリケーンが発生するメカニズムを正確に知っている者はいない。その大部分は謎のままなのだ。

ハリケーンの発生に必要な基本的な条件は、26.7℃以上の海水面温度、非常に湿った空気、そして、積乱雲を伴う嵐だ。

しかし、ハリケーンに成長するには、それだけでは足りない。他の要素が必要なのだ。

エマニュエル教授は以下のように述べる。

「ハリケーンは自然の出来事です。そして、ハリケーンは、自分自身で発生するわけではないのです」

「発生させるトリガーが必要なのです」

そのようなモンスター・ストームを作り出すには、海水温度が、少なくとも 37.8℃にまで上昇する必要があるが、このような条件を作り出すには、巨大な小惑星が熱帯の海に衝突するか、あるいは、巨大な海底火山が噴火する他はない。

このようなことは、海に強烈な加熱を生成する。

エマニュエル教授と同僚たちは、小惑星の海への衝突が引き金となって発生したハイパー・ハリケーンが数百万年前の地球規模での大量絶滅を引き起こした可能性について理論化している。

でご紹介したことがあります。

その中でご紹介した記事で、マサチューセッツ工科大学の大気科学の専門家であるケリー・エマニュエル博士は下のように述べていたと書かれています。

風速 200メートル以上のモンスター・ストームを作り出すには、海水温度が、少なくとも 37.8℃にまで上昇する必要があり、このような条件を作り出すには、巨大な小惑星が熱帯の海に衝突するか、あるいは、巨大な海底火山が噴火する他はない。このようなことは、海に強烈な加熱を生成する。

エマニュエル教授と同僚たちは、小惑星の海への衝突が引き金となって発生したハイパー・ハリケーンが数百万年前の地球規模での大量絶滅を引き起こした可能性について理論化している。


ということで、

「海底火山の噴火の増加が、巨大ハリケーンの増加を促す可能性」

を示唆しています。

そして、いわゆる地球温暖化というものより「寒冷化」のほうが荒れた天候を作りやすい

これは私個人の想像ですが、今、地球は、下のふたつの状況に突き進んでいるように見えます、

・海底火山を含む火山活動の劇的な活溌化

・ミニ氷河期


です。つまり、海が暖かく、大気が冷たい状態になりやすくなっている。

そして、「海が暖かく、大気が冷たい状態」が最も荒い天候を生み出すのです。

2017-10-15 22:14

ラスベガスの乱射が「計画的な虐殺」であった可能性がさらに明白に。銃器のプロが語る数々の異常
2017/10/13

ふつうは銃を撃った後に転がる薬莢。ラスベガスの現場にはナシ

銃器の実戦に慣れた人がラスベガスの出来事を見ると

世界の自然現象や災害などを日々取りあげているサイトで、政治的なことには普段はあまりふれないのですが、昨日、「ラスベガスの乱射事件で、どうしても辻褄が合わないように感じられる10の事柄」というタイトルの、とんでもなく長い記事をアップしていました。

警察関係や軍関係なのか、それともプライベートの銃器マニアなのかはわからないのですが、「昨日の訓練」という文章があったりしましたし、自動小銃やライフルだけでも数十万発撃っているようですので、なかなかの銃の使い手のようです。

そして、この記事は「筆者が銃に詳しい」という点から、非常に私が待ち望んでいた内容のひとつでありまして、ご紹介したいと思いました。

最初は陰謀論的な観点から始まりますが、内容は次第に「銃」というものと、その性能や状況などの説明と併記されていきました、それらを知るにつれて、今回のラスベガスの乱射を取り巻く異常な状況が明らかになっていくのでした。

とても長い記事ですので、そろそろ本題に入ろうと思います。銃の専門用語がいろいろと出てきて、中には銃に関しての訳語など間違っているものもあるかもしれませんが、大まかな意味ということでご容赦下さい。

なお、文中に出てきます「薬莢が床に散らばっていない謎」というのは、たとえば、銃は、射撃すると薬莢が下に落ちます。

薬莢とは、金属製の円筒のことで、下の写真はわかりやすくするために大げさな例をあげていますが、たくさん撃てば撃つほどたくさん下に落ちます。

たくさん射撃したあとの様子(M1921サブマシンガン)
m1912.jpg

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ラスベガスの事件では、被害者の数などから想定すれば 3000発以上の弾丸が発射されたと思われますが、その場合、3000発の薬莢が落ちている必要があります。「撃った場所とされるホテルの部屋にその薬莢がない」のです。犯人の人が「一発撃っては掃除をして、燃えないゴミとして捨てていた」のならともかく、普通に連射すれば、上の写真のようなことになっていくはずなのです。

そういうことを含めまして、いろいろなことが銃に詳しいこの筆者の人に疑念となったようです。

そして、その目的は「虐殺」だったともいえる可能性があることが今回の記事でわかります。

しかし、「誰がやったか」というのはともかく、「なぜこんなことをするのか」というのは相変わらずわかりません。なぜなのだろう。何のためなのだろう。

では、ここからです。

ラスベガスの乱射事件で、どうしても辻褄が合わないように感じられる10の事柄

非常に多くの人々が犠牲となったラスベガスの乱射事件は、現在は捜査の初期段階ではあるとはいえ、私にとって、どうしても奇妙に見える 10の事柄がある。

そのことについて書かせていただきたい。


1. 数十人のコンサートの参加者が複数人の射撃者の存在を報告している

アメリカの法執行当局は、このラスベガスでの乱射の実行犯は1人だと述べているが、複数の証人たちが複数の射撃手の存在を公然と報告している。

これは合理的に考えれば、現場が混乱していたための錯覚などの結果なのかもしれないが、しかし、その目撃された複数の射撃手たちが、通常は法執行機関や軍人だけが持つことが許されている「フルオート」の銃を持っていたことについては非常に不思議に感じる。

この「射撃手が複数目撃されている」ということについては、コロラド州オーロラの映画場での乱射事件(※ 2012年7月20日に米国コロラド州で起きた乱射事件)でも、多数の証人が複数の射撃手の存在を報告しており、本当に単独犯だったのかどうかが疑問視される事態が起きていた。

いずれにしても、今回のラスベガスでの乱射が複数の射撃手によって実行されていた場合、それは何らかの政治的な目的のために乱射を実行しようとしている人々のグループの計画と調整を示している可能性があるのだろうか。


2. 乱射発生の45分前にコンサートの参加者に「みんな死ぬわ」と警告したのは誰だったのか?

乱射のあったラスベガスの音楽イベントで、乱射が起こる数十分前に、ひとりの女性が会場の中でコンサート参加者たちに「あなたたちはみんな死ぬわ」と言っていたことが現場にいた人たちの証言でわかっている。

英国のメディア、エクスプレスによれば、21歳のコンサート参加者の女性は、地元のニュースに、「その女の人は混乱した様相で他の女性を抱きしめながら、『あなたたちはみんな死ぬのよ」と叫んでいたのです」

「しばらくして、女の人はひとりの男性に支えられて会場を出ていったのですけれど、私たちは彼女の言っていたことを真剣にとらえることはありませんでした」

取材に答える「あななたちは死ぬのよ」と叫んでいた女性を見たひとり
multi-shooters.jpg
その女性はヒスパニック系だったと目撃者は説明した。女性は男性に支えられて会場から出たという。

他の目撃者の女性によれば、そのふたりは共に身長 165cm程度で、「どこにでもいるような人たち」だったという。

そのふたりが本当に乱射が行われるのを知っていたとすれば、少なくとも犯行がおこなわれることを知っていた人物は複数いたことになるのかもしれない。

3. 私たちが動画でその音を聴いた武器はフルオート銃であり、一般的な法的手段ではアメリカで入手できない武器だ

この乱射は多くの動画によって撮影されたが、それらを見ると、この射撃では「フルオート / 完全自動システム」の銃器で実行されていたことが明確に示されている。そして、アメリカにおいては、そのような武器を一般の民間人が入手することはほとんど不可能だ。

アメリカにおいては、1986年以前に製造されたフルオートの銃器の一部は販売されてはいるが、司法省の「アルコール・ タバコ・火器及び爆発物取締局(ATF)」発行の膨大な書類が必要であり、その田にも生活や信条の調査もされるため、申請から入手までの期間は1年近くになることが多い。また、フルオート銃器を持つための資格を司法省で獲得するためには 2万5000ドル(約280万円)程度の費用がかかる。

フルオート銃器は警察官や連邦当局者、軍隊などにより広く所有されているが、一般人が持つことは極めて難しいのだ。

そのフルオートの武器がどこからもたらされたのか、どのように入手することができたのかということは興味深い。

4. 乱射の時、なぜ会場の出口が封鎖され、犠牲者たちは迷路の中のネズミのような状態に置かれたのか?


現場にいて生き残った証人たちの多くの報告は「乱射の際は、ほぼすべての出口が閉鎖されていた」ことが示されている。ある証人は、この状況を「迷路を走り回るネズミのように会場に捕らえられていた」と証言し、会場の数多くの通路が「行き止まり」とされていたことを説明した。

ほぼすべての出口が閉鎖されたのはなぜだろう?

その理由はともかく、このことがコンサート会場で死傷者を増幅させ、その場を「殺人エリア」とした本質的な理由のひとつだと思われる。

今回の乱射では、ラスベガスのクラーク郡保安官によると、現在までに 515人が負傷し、59人が死亡しているが、これらの数字は想像を絶するものであり、戦争の際の犠牲者数にも近い。報道から明らかなように、この時に人々がコンサート会場から逃げることができていれば、この衝撃的に高い死傷者数にはならなかったはずた。

この乱射の時、コンサート会場は人々を捕まえ、人々はそこに閉じ込められた状態となり、逃げることを不能にした。

そのような場で、撃ちっぱなしが可能なフルオートの銃器を人に向けて撃ち続ければ、そこにいた人たちが銃弾を避けるのは不可能だっただろう。

FOX ニュースによれば、乱射の現場で生き残ったひとりであるラッセル・ブレック(Russell Bleck)さんという男性は、「3メートルの高さの壁が立ち、私たちを塞いでいました。通路が塞がれているため私たちは逃げることができませんでした。あれは単なる虐殺だ。私たちはどこにも行くことができなかったのです」と言っていた。

さらに、射撃が始まった時にステージの照明は客席のほうに向けられ、群衆を照らした。これによって、射撃手はコンサート会場にいる人たちを標的にすることが、より簡単になったはずだ。

なぜ、コンサート会場の照明が、群衆に向けられたのだろうか。

5. なぜ犯人の部屋に10もの銃器があったのかだろうか

報道によると、スティーブン・パドック(Stephen Paddock)と呼ばれる容疑者とされる人物のホテルの部屋には、ライフルを含めて 10もの銃器が置かれていたという。

もしこの人物が犯人であり、そして犯人はこの人物ひとりであるならば、なぜそんなに多くのライフルを持っていたのか?

1人の人間が撃つことのできるライフルは常に1つだ。そして、完全なライフルを持っていた彼に、複数のライフルなどは必要ないはずだ。

そして、犯人の部屋とされる部屋の写真を見ると、豊富な銃が犯罪現場にまるで「舞台に銃を立てる」ようになっていることがわかる。これはなぜか。それに、この老人といって差し支えない人物が、どのように 10もの武器をホテルの部屋に運んだのか。

ライフルは決して軽量ではない。

6. 使われたすべての薬莢はどこに?

私が最後にライフルを撃った時……それは昨日のことだが、ライフルを発射するたびに右側から熱い薬莢が飛び出しうるさく、これをオフにする方法があればとよく思う。

ということは、容疑者スティーブン・パドックが約 10分間の乱射でフルオートのライフルを発射したとすれば、毎秒 6発の割合でその薬莢が床に積み上がるわけで、普通に考えれば、犯行現場に大量の盛り上がった薬莢がそこにある光景を見るはずだ。

1秒あたり 6発だと、1分間 60秒で 360発……。それを 10分間フルオートで撃ち続けると、約 3600発の弾薬になる。途中で射撃が中断された時があるとしても、3000発以上の弾が撃たれたと考えられる。

私が知らない方法があるのかもしれないが、普通なら 3000発の弾丸を発射した場合、ホテルの部屋の床に 3000個の薬莢が転がっていなければならない。

しかし、メディアが発表した写真に見られるように、薬莢は、ほんの少し見られだけで、まるで掃除でもされたかのように、そこにはないのだ。

下は現場のホテルの部屋の写真だ。
mb-01.jpg

イギリスのメディア「デイリーメール」は、「床には数十発の使い終えられた薬莢が床に散らばっていた」と報じていた。

数十発……。

この場所から行われたとされる射撃は数千発なのだ。

しかし、現実には、そこに「数十発」の薬莢が散らばっているという辻褄の合わないことが大々的に報じられている。

あるいは、現場の写真を撮影する前に FBI がすべての薬莢を掃除したのかもしれないが……掃除してから撮影する犯行現場写真というのがあり得るのだろうか。

また、もうひとつ不思議なことは、アメリカのすべてのホテルでは、ハンマー、特にホテルの窓を効率的に割ることのできるフルオート・ハンマーの持ち込みを禁止しているが、この射撃手は明らかにフルオート・ハンマーでホテルの窓を割っている。

7.熱い薬莢や銃が置かれたカーペットになぜ焼け焦げがないのか

私は先日、AR-15(M16自動小銃のこと)で訓練していたのだが、その際の訓練は、目標とする9つの穴を通ってから標的を撃たなければならない「鍵穴射撃(keyhole shooting)」という訓練だった。

これらの穴のいくつかは合板の底近くで切り取られている。つまり、地面に寝て穴を掘る必要がある。

愚かなことに、私はその時、長袖のシャツを着るのを忘れていた。そして、底の穴から撃つために地面に寝そべった時、私の腕の下には熱い薬莢があったのだ。

当たり前のことではあるのだが、私はこのことで腕の皮膚に深刻な火傷を負った。撃った後の薬莢はそれほど熱いものだ。

特に、フルオートライフルを発射している場合は、一部の内部部品の温度が 400℃に達する可能性がある。

400℃という温度はライフルに塗られているグリースがすべて煙となってしまうために、射撃をしたとされるホテルの部屋は、耐え難いほど煙で汚染されていたはずだ。

そのような状態の中では、ホテルの床のカーペットにも薬莢やライフルによる焼け焦げが残るのが普通だ。

しかし、現場の写真のカーペットに焼け焦げはあるだろうか。

写真のカーペットの柄そのものがその模様のようにも見え、よく判断はできないが。


8. 時間を計算すると、警察は72分応答していないのはなぜなのか?

警察を非難するつもりはない。

私は地元の警察を支持する人物でもある。

しかし、今回のラスベガスでは、乱射が起きてからラスベガスの警察が行動を取るまで 72分間かかっていたのだ。

半径 1.6キロメートルに何十人もの警察官がいる街で、フルオートライフルでの射撃事件が起きている中、72分間も応答がなかったことには問題がある。

72分? ちょっと考えられない時間だ。しかし、大量殺人での乱射を実行するためには、その時間が必要だったのだが……。

9. 本当にとても愚かな疑問だとは思うのだが……

報じられた写真には、バイポッド(銃を支える二脚の装置)を装着したライフルがミニバーの前に立っているものがある。

「 19 」という番号がふられている下の写真だ。
mb-03.jpg
これは私だけなのかもしれないが、この銃は、死亡した容疑者とされる人物と一緒に写っている銃と同じに見えるのだが。構造、部品、二脚などすべてが同じ銃に見える。

私の思い違いなのかもしれないが、少なくとも私は間違いなくそうだと思う。

シリアル番号を見ることができれば、正確に分かるのかもしれないが、それが公開されることないだろう。

10.これも最後の本当に愚かな疑問だが……

射撃がおこなわれたとされるホテルの部屋は、すべてのニュースメディアによって「狙撃兵の巣(sniper’s nest)」と呼ばれている。

しかし、私は写真をほぼ見てきたが、これらの写真にはどこにもスナイパーライフル(狙撃専用の銃)がない。

私が見たのは、5.56 mm の弾丸を 223発撃つことができる AR-15の 束だけだ。スナイパーライフルはボルトアクション方式(弾薬の装填を手動で操作する)のライフルであり、オート・ローディング(自動で断薬が装填される)ではない。

私自身は、せいぜい約 10万発の弾丸を撃った経験があるだけなので、まだ初心者だが、これらの弾丸は通常その重さは約 55グラムだ。

そして、今回の射撃手がおこなったとされる距離、つまり、マンダレーベイホテルからコンサート会場までの 400ヤード(365メートル)の目標に達する時間の間に、弾丸の運動エネルギーはその約 75%が失われる。

それに加えて、この角度では弾丸は 32インチ(80cm)下に逸れる。

射撃手に高い角度が与えられれば、弾丸の落下はそれほど劇的ではなく、20度の傾斜角の係数は 0.94となるが、しかし、400ヤードの距離では、撃たれた弾丸のエネルギーの有効性はかなり低くなっている。

写真に写っている銃 AR-15 では、ほとんど射程外といっていもいいだろう。

結論?

ラスベガスでの死傷者はすべて写真にある銃 AR-15 により撃たれたものではない可能性があるということになる。

おそらく実際には、ベルトフィード式(連射できるマシンガンなど)の AKシステムやベルト式の自動銃器などから発射されたより重い弾丸だろう。

しかし、それらの数千発の薬莢はどこに?

興味深いのは、コンサート会場周辺の道路に衝突した弾丸の弾道の詳細が公表されていないことだ。私たちが必要とするすべての証拠は、コンサート会場周辺すべてにあるが、一般の人はアクセスできない。

この事件の報じられている概要は、ギャンブルの問題を抱えている 64歳の高齢者の会計士が、非常に効果的に射撃により 58人の命を奪い、500人以上の人々を負傷させた。さほど連射のできない AR-15自動小銃でだ。

軍事訓練を1度も受けたこともない、フルオートの銃にも精通していないギャンブルマニアの高齢の男が……?

もちろん、すべては私の思い違いかもしれない。

2017-10-12 20:37

イエローストーンの「噴火へのプロセス」は今まで考えられていた数千年単位ではなく、「たった数十年単位で噴火に至る」ことが調査により初めて示される。そしてそのイエローストーンでの地震の記録は過去最長に
2017/10/12
2017年10月10日の米国ニューヨークタイムズより
yellowstone-surprise-2017.jpg

2017年10月4日の米国ニューズウィークより
wellowstone-swarm-20107.jpg

イエローストーンの兆候から噴火への時間的スケールが明らかに

今回は、アメリカのイエローストーン国立公園の下に眠る超巨大火山イエローストーンについての報道をご紹介しようと思います。

これまで地質学者たちは、イエローストーンの噴火のサイクルを数十万年単位の長いものとして考えていて、その噴火プロセス、つまり「噴火の予徴が始まってから実際に噴火するまで」の時間は数千年単位で移行するものだろうと推測していました。

ところが、最近の科学者たちの調査で、

「イエローストーンの噴火プロセスの時間的推移は《数十年以内》」

だということがわかったのです。

つまり、何らかの兆候があった後に、これまでは「あと数千年のうちに噴火するかもしれない」というような考え方だったのですが、この発見により、

「兆候が始まってから、わりとすぐに噴火までに至るかもしれない」

ということを科学者たちが認め始めているというものです。

イエローストーンでの群発地震が記録的なものとなっていて、冒頭のニューズウィークの記事のように、過去最も長い期間の群発地震ということになっているのです。

それに加えて、最近のイエローストーンは、「マグマが火山の主要な部分に溜まり始めた」ことが、最近のニューヨークタイムズなどの記事で示されていました。

これらが噴火の兆候かどうかはわからないのですが、仮にそういうものだとすれば、イエローストーンが私たちの時代に噴火する可能性が「唐突に出て来た」ということになるのかもしれません。

ちょうど今、世界中で大きな噴火が続いている時で、日本でも新燃岳の噴火や、その他の環太平洋火山帯の噴火の数も非常に多く、規模も大きくなっています。

2017年10月12日 噴火する新燃岳(日本)
shinmoe-dake-1011.jpg

2017年10月11日 噴火するシナブン火山(インドネシア)
sinabung-eruption-1010.jpg

世界の天変や地異が急速に進むのかどうかは何ともいえないにしても、今の自然の状態はそういう激しさを感じさせる部分があります。

米国メディアの最近のイエローストーンの内容をまとめたゼロヘッジの記事をご紹介したいと思います。

ここからです。

Threat Of Devastating ‘Supervolcano’ Eruption At Yellowstone Is Greater Than Previously Thought
zerohedge.com 2017/10/11

「スーパーボルケーノ」イエローストーンの大噴火による脅威の実現性はこれまで考えられていたよりも大きい


アメリカ地質調査所(USGS)の科学者たちは、これまでイエローストーンのカルデラに関連して「何も心配することはない」と述べ続けてきた。しかし、最近の新しい情報を見て、彼らは自分たちの発言を見直している可能性がある。

超巨大火山イエローストーンは、仮に大噴火を起こした場合、アメリカで数百万人単位の死者を発生させる可能性がある。

今年 7月中旬以来、イエローストーン国立公園の下にある火山の地殻は、マグマがカルデラ内の主要なマグマ溜りに突入している可能性がある兆候を見せている。その 7月からのイエローストーンで記録された小さな地震の数は 2,500回を超えている。

これまで、科学者たちの推定ではイエローストーンの噴火につながるプロセスには千年紀単位での時間軸を想定していた。

最近のニューヨークタイムズが報道したように、イエローストーンのカルデラは平均的な火山よりはるかに強力だ。それは 1980年に 57人の死者を出したセント・ヘレンズ火山の噴火より 2,500倍多くの物質を噴出すると見積もられている。

仮にイエローストーンが噴火した場合、アメリカの大部分を灰の厚い層が包み込み、さらに地球全体を噴火の影響による「火山の冬」に突き落とす可能性があると言われる。

科学者たちは、イエローストーンの噴火は 10万年に1度だと想定しており、そのたびに地球にダメージを与えてきたと考えてきた。その推定を結論に導くために、科学者たちのチームが、ラバ・クリーク・タッフ(Lava Creek Tuff / イエローストーンの最後の大噴火で化石化された灰鉱床)に数週間滞在してサンプルを集め、火山噴火の後に残っている物質を分析した。

この解析により科学者たちは、イエローストーンの最後の噴火前の溶岩流の変化を把握することに成功した。

岩石の結晶構造は、樹木の年輪のように火山下の地質の温度、圧力、水分の変化を記録していた。

論文を書いたアリゾナ州の地質学者クリスティ・ティル(Christy Till)氏らは、下のように述べている。

「私たちは、イエローストーンの噴火の前には、何千年もの間にわたるプロセスが起こっていたと予想していたのです。ところが、調査の結果わかったことはそうではなく、温度は明らかに急激に上昇したことが、結晶の分析からわかったのです」

「それらは急速な時間スケールで組成の変化が生じていたことを示していました。これはイエローストーン火山の下に新しいマグマが注入されてから、数千年単位ではなく、数十年後に大噴火が起きたことを意味します」

この研究は、科学者たちにイエローストーンの噴火についての再考をうながしている。

人類文明の存続につながる火山の噴火の条件が、私たちの文明の期間中に発生する可能性があることを科学者たちが認識し始めたのだ。

アメリカ地質調査所の科学者たちは、イエローストーンの噴火の脅威はないと言い続けてきたが、現在、NASA の科学者たちは少なくともアメリカ人に対する噴火の脅威を認め初めている。

研究が続くにつれて、科学者たちは今後の噴火の兆候を見い出すことができる可能性に期待し、そして、その「対処法」の検討も進めているとみられる。

しかし、イエローストーンが噴火した時の爆発や降灰、そして、その影響による気候がどのようになるのかを経験したことがあるものは誰もおらず、噴火した場合にどうなるかということについては、実際のところは何もわかりようがない。

2017-10-12 20:31

南アフリカの街を暴風と共に一瞬にして「まるで雪景色」に変えた壮絶な雹嵐
2017/10/11
10月9日 雹(ひょう)で覆われた南アフリカ・ヨハネスブルグ近郊
krugersdorp-storm-1009.jpg

10月9日、南アフリカのヨハネスブルグ近くにあるクルーガーズドープという街に、激しい悪天候が吹き荒れ、強風と共に大量の雹が降り続けました。

雹で埋め尽くされたクルーガーズドープ
sa-hail-storm02.jpg

降った雹の大きさ
hail-sa-closeup.jpg

クルーガーズドープの場所
krugersdorp-map01.gif

この暴風は、この日の午後に急変した天候によるものだったそうで、かなり局所的な悪天候だったようです。

現地の報道によれば、この悪天候で少なくとも 3名の方が死亡したとのこと。

いろいろと強風で崩壊している光景
ROOF_0.jpg

雹が降る様子
sa-hail-storm05.jpg

このような感じの悪天候は、南アフリカの今の季節では非常に珍しく、現地では大きく報じられていました。

この南アフリカを含めて、南半球の多くはこれから冬に入っていくことになりますが、南米などを見ましても非常に荒い天候が各地で広がっていまして、北半球、南半球問わずに並外れた荒れ模様が続いていくような予兆があります。

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