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2009/11/21 10:00

こんにちは。Webショップ担当の安藤です。

先日、鍵盤堂の店頭に、こんな方がいらっしゃいました。
091109yamaha.jpg

ん?このお三方、どこかで・・・と思ったら、その手に何やら持ってますね(笑)

xpand1.jpgxpand2.jpg

鍵盤堂店頭はもちろん、全国の楽器店店頭で配布中のMOTIF XSシリーズ・スペシャルコンテンツ「XPAND YOUR WORLD」のパンフレットに載っている、MOTIF XSスペシャリストの皆さんです!
(左から中村貴博さん、桐生敬子さん、松島直樹さん)

現在、ヤマハWebサイトの「MOTIF XS」商品ページには、世界各国のヤマハ・ボイシングチームが製作したスペシャル音色データがダウンロード可能です。
このパンフでは、それぞれのオススメ音色を解説されていますが、実際に試してみると、確かに即戦力の実用的な音色から、シンセサイザーの可能性を震撼させる複雑な音色まで、MOTIF XSシリーズの持つ実力を存分に味わうことができるものでした。

既にMOTIF XSユーザーの方はもちろん、これからMOTIF XSシリーズの導入を検討されている方にとっても魅力的な音色データです!

常々感じていたことなのですが、ヤマハ製のシンセサイザーって、スペックには現れない部分で、演奏したときの「気持ちよさ」に秀でているんですよね。
pp、ff、スタッカート、そしてマルカート・・・弾き手が楽器に期待する反応が、違和感無く返って来ると言うのでしょうか。

「そうそう、これこれ!」

みたいな感覚。これって大事ですよね。


その謎に迫るべく、実は先日スタッフ「中山」と共に、ヤマハ工場にお邪魔してきちゃいました。

まずは、静岡県は掛川のアコースティック・ピアノ工場へ。
隣接した建物で、ヤマハ製ピアノを生涯愛用したことで知られる旧ソ連(ロシア)のピアニスト「スヴャトスラフ・リヒテル」が実際に使用した、コンサートグランドを試弾させてもらいます。
それぞれ1974年、1994年の来日公演で使用された実機です。

richter1.jpgrichter2.jpg

んー、もう、何と言うか。
アコピから遠ざかって久しい私の指では、弾きこなす自信がありません雫
特に、1970年代の方が持つダイナミックレンジの広さは圧倒的ですが、きちんと歌わせる、鳴らしきるには相応の技術が必要ですね。誰が弾いても同じベロシティ値なら同じ音が出る電子楽器とは、完全に別物です(当たり前ですね)。
でも、素晴らしい楽器であることは、鍵盤に指を置いた瞬間に伝わってきます。
これぞ「楽器」という説得力、存在感。

デジタル化されて、スピーカーからの再生音でしか近年聴いていなかった自分の感覚を反省し、リセットします。

yamaha_old.jpg
こちらは、1903年製造のヤマハ(日本楽器)製グランドピアノ。
多くの弦が当時のまま残っています。但し、調律してちゃんと演奏すると切れてしまう可能性があるため、オリジナルの状態を少しでも維持するべく、現在では現状のまま大切に展示されています。
特別にその音を聴かせてもらいましたが、年月を経た楽器ならではの「鳴り」を聴くことができましたスマイル

また、入り口にはヤマハ創業当初、明治時代の足踏みオルガンが!

organ_meiji.jpg

特別に許可を頂いて演奏させて・・・ええ、実動品なのです!
小学校や幼稚園の教室にあった、懐かしい足踏みオルガンの音がします♪

そしていよいよ、ピアノ工場へ。

kakegawa.jpg

残念ながら、工場内の撮影は禁止涙ぽろり
現在、ピアノの生産拠点を浜松からここ掛川に移転の最中だったこともあり、今回はアップライトピアノの製造現場を見学させて頂きました。

そこで私達が目にしたのは、一つ一つの工程を厳しい基準の下で黙々とこなす、職人の皆さんの「手仕事」でした。
楽器はロボットではなく、人の手が生み出していることを改めて実感。
鍵盤のアクションをチェックしたり、何度も調律したり。
「木材」という個体差の大きな素材を中心に、複雑な機構を構成していくには、絶妙なさじ加減の調整が必要です。
実際に楽器に精通した人間だからこそ、僅かな狂いも見逃さない姿勢。
改めてピアノという楽器の凄さと、その製造に大変さを実感します。

次は、豊岡工場に移動して、管楽器の製造現場を見学。
toyooka.jpg
(こちらも内部は撮影禁止でした雫

楽器が違えど、基本的な姿勢は同じ。
様々な個性をもつ素材、そしてその素材の中にも存在する個体差。
そうした個体差を含む様々な要素を目と耳、そして経験とで判断し、一定の基準を満たす楽器に纏め上げること
アコースティック楽器製造の難しさは、こんな所にあるのですね。

では、デジタル楽器はどうでしょう?
同じ敷地内にある、デジタル楽器の工場は、それまでとは全く異なるものでした。
工場には、中央を流れる大きな「ライン」はありません。
「セル」と呼ばれる小さな区画で、それぞれ数人ずつのグループに分かれて製造から検品、そして梱包に至るまでを行っているのです。
これは、数多くの新種を少しづつ、必要な分だけ製造するのに適した、非常に効率的なシステムです。

電子部品・工業製品の集合体である電子楽器。品質は常に一定であるべきであり、個体差の存在は許されません
高い品質の部品を規定通りに組み立てることで、品質と効率、双方を両立させることを可能にしているのです。

電子楽器は、(当然の事ながら)楽器というより、「電化製品」に近い感覚で生産されている訳ですね。

では、私達がヤマハの電子楽器から感じる、「楽器」的な感覚はどこからやってくるのでしょうか?

yamaha_digital.jpg

浜松の本社に移動した私達は、そこでシンセサイザー開発スタッフの方々に、ズバリそうした疑問を投げかけてみました。

DMI開発部 DEプロデュースグループ マネージャーという肩書きを持つ、大貝洋一郎さんは、ヤマハの電子楽器の開発・製造における大きなこだわりは「ボイシング」・・・つまり「音色作り」にある、と仰います。

電子楽器のプリセット音色の「良い」「悪い」という判断は、非常に主観的なものであり、個々の嗜好によって大きく左右される可能性があるのが通常ですね。
しかし、ヤマハでは、プリセットの何千という数の音色一つ一つを、膨大な項目別に評価して、それらの項目を満たした音色のみが最終的に製品に内蔵されるのです。実は、ここには国際的な品質マネジメントシステムである「ISO9001」が導入されています!
このシステムを採用することで、主観的になりがちな「音色」を、可能な限り客観的に、高い水準を実現できるのですね。

そして、その中でも重要な要素が、鍵盤と音源との繋がり。
これを「弾き心地」と表現されておりました。

その製品の鍵盤タッチに合わせて、音色も最良の弾き心地を実現すべくセットアップされた製品。
例えば派生モデルで鍵盤タッチが変わったら、そこでまた音色の調整をやり直す訳ですね。
お手軽な「移植」ではないのです。

こうした「弾き心地」を含む音色の開発・確認作業は、浜松本社はもちろん、東京の拠点でも様々なアーティストさんも加わって、非常に長い時間を掛けて煮詰められていくそうです。

このこだわりこそが、ヤマハの電子楽器の魅力。
厳密に品質を管理された製造現場も、これほどまでに厳密に煮詰められた音色、そして「弾き心地」を、そのまま再現するためなのですね。

皆さんも、そうした「こだわり音色」を満載した、ヤマハの最新作シンセサイザー。
貴方もその「弾き心地」を味わってみませんか?


YAMAHA / S90 XS 【88鍵モデル】

YAMAHA / S70 XS 【76鍵モデル】

その他、ヤマハ製シンセサイザーも各種、絶賛販売中!

以上、安藤でした!バイバイ

最終更新:2009/11/21 12:30

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