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2012/11/26 16:58

先日行われた「三線展示会」ですが、無事に大盛況にて終了いたしました。
ご来場いただいた皆さま、ありがとうございました。

その展示会中で行われた講和会
「リュウキュウコクタンを活かし琉球文化を継承する-材としての黒檀の特徴と伝統工芸品への利用」
を聴いてきましたので、簡単ですがご報告です。
ご参考になれば幸いです。


まず"黒檀"について。
「黒檀(こくたん)」は、"カキノキ科のカキノキ属に属する樹木"で、黒色の心材を有するものを「黒檀」として総称しています。
カキノキ属の中でも直径50cm以上の大径材で黒色の心材を持つ樹種はとても少ないようです。

黒色の心材部分は、材質がとても緻密で気乾比重もとても重硬。重硬なわりに加工しやすく、緻密なため狂わない。

その「黒檀」と総称される中に「本黒檀」「縞黒檀」「青黒檀」といった種類があります。
心材の色によって分かれます。

三線に使用されている黒檀材で皆さんも聞き馴染みのある下記の種類について。
●八重山黒木・・「本黒檀」。三線の棹材の中では最高級にランクされますが、30数年前に伐採禁止となり、現在保有する分を使い切れば、新規の八重山黒木材はほとんどでてきません。
●カミゲン・・「本黒檀」。フィリピンのカミギン島で採れる黒木で、輸入黒木の中では最高級にランクされるが現在輸出規制がかかり希少。
●カマゴン・・「縞黒檀」。フィリピンの生産地の地名から由来するという説とKamagonという現地名からきているという説とある。


そして"リュウキュウコクタン"について。
カキノキ科カキノキ属に属します。
漢字名;琉球黒檀   地方名:黒檀、黒木、クルチ、島黒檀など

※"八重山黒檀"は"琉球黒檀"と学名が別で、琉球黒檀の「変種」とされています。
(「変種」とは葉や花が違うものを指すそうで、実際八重山の黒木は本島のものに比べひと回り小さいそうです。)

琉球黒檀は、上の分類だと「本黒檀」に分類されます。
日本国内では沖縄本島から八重山列島に自生。気温13度を下回ると自生は難しいようです。
成長はとても遅く、植栽30年で直径15cm程度にしかなりません。
大きくなると、樹高は8~10m、直径40cm程度にまでなります。
沖縄では主に街路樹や公園樹、庭園樹として利用されています。
開放地に生育すると横に広がり幹の曲がったものが多くなるので、直材を生産する場合は密植で育成します。
人工造林について、1ha当たりの植栽本数6,000本で3年苗木(苗高50cm~80cm)のものを植えるのが理想的。


最後に組合としての人工造林の取り組みついて。
現在県が主体となり造林事業が進められています。
100~150年後、幹が真っ直ぐで、切った時に心材が黒い木になる可能性をできるだけ高くするために、現在苗の選定や植樹場所など専門家の方と一緒に研究を進めています。

沖縄では街路樹などいたるところで黒木が植えられていますが、それらが全て後に三線に使えるわけではありません。
三線が伝統工芸品として指定されるにあたり、今後組合としても後継者育成などに力を入れていきますが、三線の材料もしっかりと残せるように、後継者育成と共に力を入れていきたいと思います。 .

最終更新:2012/11/26 16:58

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