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2016/05/26 18:22

伊勢志摩サミット、ついに本日開幕しましたね。

主要7か国(G7)の首脳が日本に集結するのは、
2008年の北海道洞爺湖サミット以来8年ぶりで、
今回のサミットでは、世界経済に加え、
テロ・難民問題、気候変動などをテーマに討議が行われるとのことです。

伊勢志摩といえば、真珠の産地で有名ですね。

5000c.jpg

真珠は世界各地で採れますが、
それでも、真珠といえば日本と言われるほど、日本の真珠は有名です。

そして、日本ほど有名ではないですが、
ミャンマーでも、上質の真珠が採れます。
このことは、ご存知の方も多いかもしれませんね。

しかし、そのミャンマーの真珠採取草創期に、
日本人が大活躍していた時代があったということはご存知でしょうか。

そんなミャンマーのパールと日本人のお話を、
数回に分けてご紹介したく思います。

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イギリスが緬甸(ビルマ)全土を植民地にして5,6年しかたっていない1892年、
組織的なパールの採取が始まりました。

最初は真珠を採らせるのに地元の原住民を使っていたものの、
深く潜ることが出来ず、生産性がきわめて低かったようです。

そこで、当時から良質の真珠が採れると有名だった
オーストラリアのアラフラ海にある木曜島から、
そこで働いていた日本人の熟練者をイギリス人が連れて行ったのが始まりといいます。
日本人がミャンマーにて、本格的に真珠を採取し始めたのは1900年前後です。
(参考:大阪毎日新聞 1913.1.9(大正2)記事『英領緬甸メグイの真珠採取業』)


当時の様子を記した新聞記事をご紹介いたします。
(なお、内容は意味がわかりやすいように、多少書き直しております。)



『緬甸の真珠採取』
新嘉坡 椰蔭生

ビルマのマグイ群島地方はオーストラリア及びマニラ地方と共に有名な真珠産地であり最近日本人の採集業に従
事する者年々に増し、明治四十四年採収免許数は総計七十九にて内日本人十七なり。

日本人の事業

日本人にて最も盛なるは兵庫県の米井虎一郎氏にて、
採収船九艘を有せるが其の他は各一艘ずつにて
自から潜水者として採収に従事せり。
採収区域は北緯十三度十分と八度二十七分との間約三百海里の群島七百に渉り、
二十尋乃至四十尋の海底に作業す昨年米井氏の得たる真珠、
大豆大の銀白の物は代価一万三千ルピー(当時のお金で約7,800円)なりとの事 。

真珠の鑑定法は簡単にて、満水せるガラスの器に投じ其の水色と渾一せるや否や
溶け合って目立たないか否かを調べればわかる。
即ち水中にて存在を認め得ざる如き銀色のものを最上の珠とし
金光を発するものは二等珠として左程に重宝されず。
真珠採収船は長さ約12メートル幅2.4メートルにて
濠洲地方と異り土人の漁船を借用し斯業者自ら所有せず
是れ採収期が十月より四月迄にて余の五箇月船囲するの煩を避くる外に
借用船は船主たる土人をも併せて雇入るるの便宜あるに由る
故に従業者を国別にせば各採収船には土人の水夫六人の外に
貝開き一人、綱持一人、潜水者一或は二人を使用し、
貝開きは営業主に特別信用ある物を用い
綱持及び潜水者の十中六分は日本人、二分はマニラ人残はビルマ人及びマレー人なり。


潜水者の所得

他の従業者は給料制にて働くも、
潜水者のみは所得貝の売上を折半する習慣にて
採収期間通例三千五百封度(ポンド 1ポンドは453.6グラムとして計算して1585.5Kg)
約代価 千二百五十ルピー(750円)の貝殻を採収す。
但し這は真珠を除きての計算なり
若し此貝殻中に真珠の発見されば潜水者は其代価の五%乃至10%を配当さるるなり


斯業の収支計算

潜水用の甲冑及び送風器の外に採収機を要す這は斯業の固定資本にて
約二千ルピー(1200円)とす、
流通資本としては免許料、給料、食料及び機具の消耗を補充するものにて
一期約三千七百ルピー(2220円)を要するが故に
前記一期間の所得貝類僅に千二百五十ルピー(750円)、
而も其の半丈け営業者に収入さるるに対せば彼是三千ルピー(1800円)の不足を生ず
此の不足こそ真珠と謂える特別収入にて補わるる訳にて本年一月中、
日本人斯業者の経験に由れば甲の採収貝数百四十四中に三十三の真珠を発見し、
乙は六十二の中に十七を発見せしと云えり

(※カッコ内の日本円金額は当時のもの)

●大阪朝日新聞 1912.6.20(明治45)より

ミャンマーのパール採取場における
日本人の活躍がよく伝わって来る記事です。

店長補足

米井虎一郎氏について
氏は当時ビルマ、シンガポール、日本で大変な有名人であったようです。

最終更新:2016/05/26 18:22

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