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2018/11/15 16:06


海の精の大島工場の見学会に参加しました。
大島に行くのは実は初めて。伊豆七島全体でも二度目です。高校二年の夏休みに友達と神津島へ行って以来だから、え~と、40年以上経ってますぅ~。当時は夜、竹芝桟橋を出航して、朝、島に到着という感じでした。東京湾から出て黒潮にぶつかると急に船が揺れ始めたことを覚えております。

今回も多少の揺れを覚悟していたら、高速船のジェットフォイルは凄い!高速バスに乗っているのとさほど変わりません。わずか2時間足らずで大島北部の岡田港に着いてしまいました。

当日は全国的に秋晴れの好天でした。作業着で出迎えて下さった社長(工場長)曰く、
「大島はこういう好天の日はほとんどないんですよ。たいへんラッキーです。」
へぇ~、そうなんだ。でも、私の頭には大島=紺碧の空という等式が刻まれてしまいました。社長は島の観光ガイドの資格もお持ちとのことで、ご自身でハンドルを握りながら島について熱く喋り始めました。なるほど、これは並みのバスガイドよりも解かりやすいなと感心しつつも、車が時々大きく蛇行して対抗車線にはみ出すことが、やや気になりました。ま、ほとんど車が走ってませんので、島民は中央分離線をさほど気にしないのかもしれませんが、、、

ジェットフォイルが接岸した岡田港に三階建の立派なビルが完成間近だったので、観光客用の商業ビルかと思いきや、津波対策の避難用の施設だとか、、、

「関東大震災の時はここにあった家は全部波にさらわれました。1階と2階が総ガラス張りなのは、津波に壊されることを前提に造られているからです。」

大島一周道路に乗って元町工場へ移動する途中で山肌がところどころえぐられているのが目に入ります。
「あれが5年前の豪雨の跡です。1日で800mm降って、木々を押し流しました。」
今年の夏に大惨事を招いた中国四国地方の豪雨でも三日間で300mmぐらいですから、大島の雨量が桁外れに多かったことがわかります。車が元町工場に到着すると、そこからは無残に削り取られた山が目の前に見えました。
「今、ここは空地になってますけど、元は従業員の寮があったんです。濁流に流されました。隣のホテルも濁流で損壊して廃業しました。この工場も危機一髪でした。」

工場は南国風の樹木の中でキャンプ場のバンガローのようにも見えます。中に入って天井を見上げると、明り取り部分は透明な波板が貼られて
いるだけだし、壁はすべてコンパネをつなぎ合わせた手造り風のものでした。



「この工場は基本的に自分たちの手でつくりました。」
やっぱりそうか、、、
「ここは離島です。必要な部品が届かず、修理にも来てもらえない状態が続けば自分たちで直すより他に方法がありません。全くの素人集団でしたが、いつの間にか大工や左官仕事をはじめマルチに対応できるようになりました。」

元町工場は‘あらしお’と‘やきしお’を製造する工場です。その原料となる鹹水(かんすい)は後で見学する千波工場でつくられます。巨大な平釜で鹹水を一昼夜かけてじっくり焚いて塩の結晶を析出させます。その結晶を遠心分離器で苦汁(にがり)を適度に含んだ塩と液体の苦汁に分けます。苦汁は多すぎても少なすぎても、いい塩にならないので母液の計測を繰り返し、状態を確認しながら作業を行うそうです。

伝統海塩‘あらしお’はこれで完成。テーブルソルトの‘やきしお’はこの後、焼成窯に入れ、一昼夜かけて600℃以上の高温で焼き、ゆっくり常温まで冷まします。そうすることで苦汁の主成分である塩化マグネシウムが酸化マグネシウムに変化して湿気にくくなるそうです。

「やきしおの作り方は伊勢神宮に教えて貰いました。伊勢神宮は古来から殿上人に献上するためにやきしおをつくってきました。でも、みなさんは決してやきしおは作らないでください。有毒ガスが発生するので非常に危険です。焼成窯を作ったばかりの時は有毒ガスをそのまま窯の外に放出したため、外の木々が枯れてしまいました。今は中和装置をつけていますけど、、、」

出来上がったばかりのやきしおの大きな塊をお土産に貰い、明日葉のおひたし付きの玄米菜食弁当を頂いて、一行は再び大島一周道路に乗って千波工場へ向かいました。

「あっ、左側に見えるのが火山博物館です。時間があればぜひ寄りたいんですが、、、」寺田社長は自社の製塩同様に熱く、大島について語り続けます。

「そのうちブラタモリが来るんじゃないですか?」と私が言うと、
「いや、私も来るのを待っているんでるけどねぇ~、、、 もう少し走ると地層大切断面が出てきます。」




地層大切断面はバウムクーヘンと呼ばれ、今や大島の観光パンフレットの表紙を飾るほど有名になっています。大島一周道路の建設中、山を削り取った時に出現した断層面には大島の噴火の歴史がそのまま封じ込められています。千波工場はそのバウムクーヘンの真下に位置していて、工場の向こうには輝く海の中に伊豆諸島の島影が浮かんでいます。
「おー、今日は三宅島が見える!こんなことはすごく珍しいんですよぉ~」と社長。




どちらを見ても絶景という場所にある千波工場の流下式塩田は一見、工事中の建物の様です。この骨組だけの設備が崖の下から汲み上げた海水を循環させて水分を蒸発させます。
「ここは台風が来ると設備が壊されますし、急な雨の時は駆けつけて鹹水をタンクに収めます。塩業が第一次産業と呼ばれるゆえんです。」

いやはや、この工場見学に来なければ、私は自然塩をつくる苦労を一生知らないままにいたに違いありません。
「日本の塩田の大部分が瀬戸内海沿岸にあったんですが、1971年に塩業近代化臨時措置法が成立して、伝統的な塩田は全廃されました。石油プラントを建設するために広大な塩田が必要だったのです。」
高度経済成長を推し進めるために日本人は自然塩を諦めなければならなかったのです。豊富なミネラルを含んだ天然塩から純度99.99%の塩化ナトリウムに変えたことが国民の健康にどういう影響を与えたか。当時の国の返答は、ミネラルは食事から摂取可能である、というものでしたが、、、





最終更新:2018/11/15 16:07

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2016/10/13 15:22




ようやく散歩が楽しめる季節になりました。

私は漫然と目的もなく歩くのが好きです。20~30分歩き、カフェに入って本を片手にコーヒーを飲む。小一時間滞在してまた歩き出す。毎日曜日、そうやって都内や首都圏近郊の街を散策するのが趣味なのですが、夏の間は暑くて外出する気になりません。21世紀になってからは散歩に不向きな時期が長くなったことは誠に残念です。

俄かに涼しくなった先日、明治神宮の森で森林浴気分に浸ろうと思い、新宿から渋谷まで歩きました。明治神宮に行くのはひょっとたら学生時代以来かもしれない。激混みの年始が負の記憶として頭に残っていて、避けてきたようです。

この時期なら空いているはず、という思い込みは北参道の鳥居の前で砕かれました。欧米人や中国人観光客が菊の御紋がはめ込まれた鳥居にカメラを向けてバシャバシャとシャッターを切っていたからです。北参道を歩いている人はまばらでしたが、南参道からは外国人観光客や日本人の参拝客が続々とやってきます。

御社殿に近づくと、手水舎(てみずや)はものすごい人だかりで、アジア系の観光客たちが不思議な作法で水を汲んでおりました。

そして社殿の門前にまたもや人だかり!今度は何だろうと近づくと、、、境内で結婚式を挙げている花嫁の白無垢姿に熱い視線を送っているのでした。




凄いです!まるで芸能人目当てにシャッターを切るファンのような感じです。明治神宮で挙式すれば、まさにスター気分!




最終更新:2016/10/15 10:20

2016/09/29 11:20




ケーク・サレ ってご存知ですか? 
cake saleと綴ります。ケーキセールみたいですが、saleはフランス語で塩の意味。つまり塩味のケーキです。(砂糖不使用なのにしっかり膨らむのはベーキングパウダーを使っているからです。)

一見、パウンドケーキですが、食べると中に様々な具が詰まっているヘビーなパン、というのが最も近い表現でしょうか。数年前に紹介されたそうですが、私は偶々、図書館で本を見つけて知りました。

■ 何故、洋菓子本のコーナーなどに行ったか?

私はここ2年ほど自分でつくるゴボウ、ニンジン、カボチャの三色根菜サラダが気にいっていて、常備菜にしております。ほかにオカズがない時などは、このサラダに肉や魚介類を足し、サッと火を通して一品料理にしてしまいます。自分でもあきれるほどの偏愛ぶりですが、理由があります。この三色根菜サラダを常備菜にしてから非常に体調がよくなったからです。効用は風邪をひかなくなった、イライラすることが減った、など様々ですが、何と言っても、便に対する寄与度が高い。

私はもともと便通は良すぎるほど良い方(つまり下痢気味)だったので、便秘についての関心は少なかったのですが、三色根菜サラダを食べ始めてからは下痢することがなくなり、毎朝、バナナのうんちが出てくるようになったのです。考えてみれば、便秘と下痢は症状的には反対ですが、腸がかかえている問題は同じなのです。

で、私はずっと思っておりました。便秘に悩む女性たちも三色根菜サラダを常備菜にすればいいのに、と。しかし、私のようなオジサンがすすめてもあまり説得力はありません。ならば、女子はケーキという名前のつくものは大好きなので、ケーキにしてしまえば興味を示してくれるのではないだろうか、と。

それが洋菓子本のコーナーに寄った理由です。最初は三色根菜サラダをパウンドケーキに練りこむことを考えておりましたが、そうすると、せっかくの根菜の効用を砂糖が打ち消してしまうような気がしました、、、そのとき目に飛び込んできたのが、ケークサレの本だったというわけです。これなら砂糖不使用だし、サンドイッチ(女子が大好き)代わりに食べてくれるのではないでしょうか。ちなみに上の写真は餃子の具を練りこんだケーク・サレです^^




最終更新:2016/09/29 11:38

2015/04/16 13:24




開通して一月経った北陸新幹線‘かがやき’に乗って金沢を訪れた。東京からは飛行機か高速バスという二択だった金沢に新幹線で2時間半で到着できるようになったのである。北陸は時間的、心理的にぐっと身近になった。

まだ東海道新幹線のように気軽には行けないが、今後本数も増発されるだろう。金沢は魅力にあふれた街だからだ。(もっとも平日の乗車率は低いらしい。ビジネスの交流が増えるのを待つしかないか、、、)

金沢は京都ほど名所旧跡(特に古寺名刹)にあふれた街ではないし、あらゆる家の軒先に和の美意識が徹底されているわけでもない。それでも東京から訪れると和の雰囲気を十分堪能でき歴史も由緒も感じられる。そして、食と人々の‘おもてなし’が京都以上に楽しめるところでもある。

食事とホスピタリティー。その街を再訪したいかどうかはつまるところ、この二点で決まるのではないだろうか? 金沢の食事は安く、旨く、そして美しい。人々は細やかな気遣いができて、親切である。日本を代表する旅館が北陸にあるのは偶然ではない。




最終更新:2015/04/16 13:24

2015/02/09 14:42




真冬になると私は毎週のように富士山見物に出かけます。
富士山は快晴の日は都内の小高い場所から望むことができますし、高層ビルの上層階からははっきり見えます。でも都内からの富士山はやはり小さく、物足りない。



それで私は新幹線に乗って静岡県まで行きます。三島まで行くとかなり間近に見えますし、新富士なら富士の裾野にいると感じることができます。ここでも十分良い眺めなのですが、一度富士山を西側の田貫湖畔から眺めたいと思っておりました。田貫湖はダイヤモンド富士と逆さ富士で名高い小さな湖です。逆さ富士は晴れた日の早朝なら見える現象ですが、私にはそのために早起きするほどの根性はありません。午後、ビールを飲みながら眺めるというのが私の趣味なのです。新富士に一泊して、身延線と路線バスを使って昼前にたどり着きましたが、道中ずっ~と雪化粧した富士山が見えるのでご機嫌です。


しかし、真冬の田貫湖に興味のある人は少ないらしく、富士宮駅から乗った路線バスはガラガラ。終点の田貫湖畔に着いた時は私一人になっておりました。が、湖畔から見る富士山の美しさと言ったら、、ほんと、もう少し近ければいいんですが、、

最終更新:2015/02/09 14:44

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店長カシワギ(ティーマーケット・ミントマジック)

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