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2019/04/17 12:33
こんにちは。京都茶道具 出野祐です。ご覧いただきありがとうございます。
さて、本日は、新商品の紹介をさせていただきます。
京焼 今岡三四郎さんの新作「茅の輪」蓋置です。
夏越の祓の時に、白紙で作った人形で体の穢れを祓い、神官が祓を行って川や海へ流す。
また、神社では社前に茅の輪を立てたりします。
この輪を潜れば罪や穢れ、厄災や疫病を祓い清めるとされてきました。
菅貫、胎内潜りとも。
茅の輪は、蛇を象ったものとされ、水神の祭りとも関連する。
能に「水無月祓」というのがある。
私も毎年必ず茅の輪を潜り、水無月を食べて無病息災をお祈りしています。
写真は、2017年6月、上賀茂神社で人間国宝の梅若玄祥さんと某グループとのコラボへ行った時に撮った写真。
百人一首の「風そよぐ 奈良の小川の夕暮れは みぞぎぞ夏の しるしなりける」
無病息災を願う気持ちを表した蓋置です。
今岡三四郎 京焼茅の輪蓋置 桐箱入