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2020/04/24 12:48


大徳寺総門。コロナウィルスの影響か、人影も。


境内参道も静かなたたずまい。


目的の瑞峰院さん。苔むした境内。ウマスギゴケがきれいに育っています。


創建当時の姿を残しているとされている唐門。天文年間とのこと。前回お訪ねした折にはこちらの椿加茂本阿弥は咲いておらず、折を見てお訪ねしました。大徳寺のある紫野は京都市の北に位置し少し寒い気候、花が見られるのもやはり遅いのでは。


この加茂本阿弥、植えられて年数は相当なもの。原木かそれに近いのではと思われます。表面、本堂(方丈)も合わせて創建時の遺構とのこと。但本堂への入口とされる玄関は唐門からその後この玄関へと移ったのでは。その折に植えられた加茂本阿弥と考えられるのでは。


見上げる程に大きな巨樹。仮に創建時とすると約500年の空間を埋めているのでは。今後いろいろと検証して見たいと思います。


いずれにしましても瑞峰院の加茂本阿弥色々と調べるのですがそう話題に登らず、その存在は世間にはあまり知られていないのが現状かと。椿で白花といえば白玉と加茂本阿弥といわれるぐらいの知名度の高い割にはというところです。


それはそれとして、本日は加茂本阿弥を楽しみたいと思います。羽を広げたように咲く姿は雄大です。「大徳寺の茶づら」といわれるだけあって瑞峰院の看板木です。室町時代末期侘茶の流行と合いまって椿がもてはやされたかと考えられます。


見上げるように咲いている加茂本阿弥。訪れる参拝客の方々のおもてなしをしているのでは。その昔椿の花が貴人のみの時代、かなり高貴な花であったことを考えますと、うなずけます。


日陰に育つカンアオイ、ミヤコカンアオイの群生が見られるのでした。ここに至るまでに相当な年数を経ているのではと思うぐらいの大きな株です。


老樹に咲く一輪といったところでしょうか。常日頃見る加茂本阿弥とは少し違った花に見えてきます。


天空に咲く白い椿。


楽しげに咲く大輪の白椿。


輝くように咲く白一重の椿。


木陰でうつむきかげんに咲く白椿。


ほこらしげに咲く白椿一輪


清楚に咲く加茂本阿弥。


方丈への渡り廊下に咲く赤花の縦絞りの八重椿


今しがた、白花の大輪の椿の花をたくさん見て来ただけに、この庭の赤椿は鮮明さを覚えます。


方丈の庭。独坐庭といわれる枯山水。半島に打寄せる荒波。その遠くに見える赤い椿の花。


方丈の中、近ずかせていただくことに。


赤系の椿の花があふれんばかりに咲いていました。


一見して乙女椿系かと思いましたが、この花を見ると露蕊。後に調べますと「王昭君」かと。


そのお隣はさびしげに咲く紅侘助では。


左側の王昭君は花盛り、右側の紅侘助?は花数がほとんど見当たらず、咲きにくい品種であることがわかります。


独坐庭の枯山水のお庭を見せていただいている間に、ふと塀越しに白い花咲く椿が。


その白い椿の花。その白い椿の花。


方丈を一回わりさせていただき、帰り際には赤椿を再度見せていただくことに。


後日品種名を調べましたがよくわからないのです。「初瀬山」ではと思うのですが。


玄関を出まして笑顔で送ってくれているような見返えりの加茂本阿弥。本日、出会いがあって、一つ山を越したうれしい気分になれる日でした。




最終更新:2020/05/01 14:52

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